JPH03177179A - タイムベースコレクタ - Google Patents

タイムベースコレクタ

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JPH03177179A
JPH03177179A JP1315397A JP31539789A JPH03177179A JP H03177179 A JPH03177179 A JP H03177179A JP 1315397 A JP1315397 A JP 1315397A JP 31539789 A JP31539789 A JP 31539789A JP H03177179 A JPH03177179 A JP H03177179A
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JP
Japan
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signal
synchronization signal
video signal
read
memory
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JP1315397A
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Inventor
Yukio Fujii
藤井 由紀夫
Masuo Oku
万寿男 奥
Hirochika Abe
安部 弘哉
Susumu Takahashi
将 高橋
Morihito Rokuta
六田 守人
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)などの映像
信号再生装置に係り、特に、再生映像信号の時間軸誤差
(ジッタ)を補正するタイムベースコレクタに関する。
〔従来の技術〕
VTRなどでの再生に際しては、磁気テープの伸縮やデ
ィスクの偏心などの記録媒体の歪みに起因する記録媒体
と再生ヘッドとの相対速度の変動により、再生映像信号
に時間軸誤差が生じ、再生画像に歪みや揺れが起る。こ
れを防止するためには、VTRなどにタイムベースコレ
クタを設け、再生映像信号から時間軸誤差成分を除くよ
うにすればよい、タイムベースコレクタは映像信号を遅
延する遅延手段を有しており、その遅延量を再生映像信
号が有する時間軸誤差に応じて変化させることにより、
再生映像信号から時間軸誤差が除かれる。
遅延手段として数H(但し、IHは映像信号の1水平期
間)程度のラインメモリを用いたタイムベースコレクタ
が知られている(たとえば、特開昭63−228464
号公報〉、以下、第5図により、かかるタイムベースコ
レクタについて説明する。但し、同図において、1はヘ
ッド、2はA/D (アナログ/ディジタル)変換器、
3はラインメモリ、4はD/A (ディジタル/アナロ
グ)変換器、5は同期分離回路、6は再生系PLL (
位相同期ループ)、7は基準クロック発生器、8は分周
回路、9は回転系サーボ回路、10はモータ、11は再
生処理回路、12は出力端子である。
ヘッド11によって図示しない記録媒体から再生された
信号は再生処理回路11に供給され、復調、フィルタリ
ングなどの再生処理が施されて映像信号の形態となる。
この映像信号VinはA/D変換F52と同期分離回路
5とに供給される。
同期分離回路5では、供給された映像信号Vinから同
期信号が分離され、再生糸PLL6により、この同期信
号に位相同期した書込クロックWCKと書込リセットパ
ルスWRESが生成される。ここで、映像信号Vinは
時間軸誤差を有しており、したがって、同期分離回路5
から出力される同期信号にも同様の時間軸誤差があって
、これに位相同期した書込クロックWCK、書込リセッ
トパルスWRESにも同様の時間軸誤差が含まれている
A/D変換器2では、映像信号Vinが書込クロックW
CKをサンプリングパルスとしてディジタル化される。
得られたディジタル映像信号はラインメモリ3に供給さ
れる。ラインメモリ3においては、内部に書込アドレス
カウンタと読出アドレスカウンタとが設けられており、
書込アドレスカウンタは書込クロックWCKをカウント
してラインメモリ3の書込アドレス信号を順次出力する
A/D変換器2から供給されるディジタル映像信号の順
次のサンプルデータは、ラインメモリ3の上記書込アド
レス信号によって指定されるアドレスに順次書き込まれ
る。
また、上記書込アドレスカウンタは書込リセットパルス
WRESによってリセットされる。これにより、書込ア
ドレスカウンタが書込リセットパルスWRESでリセッ
トされる毎に、ラインメモI73の先頭アドレスが書込
アドレスとして指定され、この先頭アドレスから順にデ
ィジタル映像信号の順次のサンプルデータが書き込まれ
る。したがって、書込リセットパルスWRESの周期は
映像信号VinでのIHの整数倍であるが、ラインメモ
リ3の容量分の書込みに要する時間以下に設定され、た
とえば、ラインメモリ3が4Hの容量を有するものとす
ると、書込リセットパルスWRESの周期を映像信号V
inでの4Hとする。
一方、基準クロック発生器7は一定周期の読出クロック
RCKを発生する。この読出クロックRCKの周期は、
映像信号Vinに時間軸誤差がないときの書込クロック
WCKの1@期に等しく設定されている。この読出クロ
ックRCKは分周回路7で分周され、読出リセットパル
スRRESと基準垂直同期信号REFVとが生成される
。この読出リセットパルスRRESの周期は、映像信号
Vinに時間軸誤差がないときの書込リセットパルスW
RESの周期と等しく設定され、また、基準垂直同期信
号REFVの周期も、時間軸誤差がないときの映像信号
Vinの垂直同期信号の周期に等しく設定されている。
ラインメモリ3では、上記の読出カウンタが読出リセッ
トパルスRRESでリセットされながら読出クロックR
CKをカウントし、そのカウント値で表わされる読出ア
ドレス信号を出方する。そして、この読出アドレス信号
で指定されるアドレスからサンプルデータが読み出され
る。勿論、読出カウンタが読出リセットパルスRRES
でリセットされる毎に、ラインメモリ3の先頭アドレス
が読出アドレスとして指定される。
このように、ラインメモリ3では、映像信号Vin中の
時間軸誤差を含む書込クロックWCKをもとに書込みが
行なわれ、一定周期の読出クロックRCKをもとに読出
しが行なわれるから、ディジタル映像信号の各サンプル
データの書込みから読出しまでの時間(すなわち、遅延
時間)が映像信号Vinが有する時間軸誤差に応じて変
化し、したがって、この時間軸誤差が補正されたディジ
タル映像信号が出力される。
このディジタル映像信号はD/A変換器4に供給され、
読出クロックRCKをサンプリングパルスとしてアナロ
グ化されて、出力映像信号Voutとして出力端子12
からモニタ装置など図示しない装置に供給される。
分周回路8で生成された基準垂直同期信号REFVはサ
ーボ基準信号として回転系サーボ回路9に供給され、こ
の回転サーボ回路9の制御によってモータ10が基準垂
直同期信号REFVに同期して回転する。これにより、
VTRの場合には、基準垂直同期信号REFVを基準と
してヘッドの回転や磁気テープの走行が制御され、また
、ビデオディスク装置などのディスク再生装置の場合に
は、基準垂直同期信号REFVを基準としてディスクの
回転が制御される。これにより、再生された映像信号に
時間軸誤差があったとしても、その垂直同期周波数や水
平同期周波数が平均的に基準垂直同期信号REFVの周
波数やこれに対する基準水平同期信号と一致し、これら
の定常的な周波数ずれがなくなる。ラインメモリ3では
、時間軸誤差のうち同期周波数の定常的なずれの分を除
いた残りの時間軸誤差が映像信号Vinから取り除かれ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、タイムベースコレクタにおいては、映像信号
の同期信号に対しても同様の遅延処理が行なわれる。こ
のために、タイムベースコレクタに入力される映像信号
の同期信号のエツジがなまっていたり、同期信号が欠落
したりしていると、これがそのままタイムベースコレク
タから出力される。これを防止するために、タイムベー
スコレクタに遅延手段としてフレームメモリやフィール
ドメモリが用いられる場合、基準クロックから生成され
る同期信号をタイムベースコレクタのメモリから出力さ
れる映像信号の同期信号と置換するようにしている。こ
れは、フレームメモリやフィールドメモリの読出リセッ
トパルスを基準クロックから生成される水平、垂直同期
信号に同期させることにより、メモリから出力される映
像信号の同期信号をこれら水平、垂直同期信号に同期さ
せることができるからである。
これに対し、上記従来技術のようにタイムベースコレク
タの遅延手段にラインメモリを用いる場合には、ライン
メモリから出力される映像信号の特に垂直同期信号を基
準クロックから生成した垂直同期信号に同期させること
ができず、上記の同期信号の置換を行なうことができな
い。以下、この点について、第6図を用いて説明する。
第6図(A)は第5図における基準垂直同期信号REF
Vを示し、これに対して、第6図(B)に示すように、
垂直同期周波数が平均的に基準垂直同期信号REFVの
周波数に等しい再生映像信号Vinが再生処理回路11
から得られ、ディジタル化されてラインメモリ3で書込
み、読出しされるのであるが、このときのラインメモリ
3の書込リセットパルスWRES、、読出リセットパル
スRRESの周期が夫々上記の意味での4Hであるとす
ると、第6図(C)で示すように、4H毎に再生映像信
号Vin (第6図(B))での水平同期信号と位相が
同期しており、また、第6図(D)で示す読出リセット
パルスRRES(a)(この(a)は第6図(F)に示
す位相のときの読出リセットパルスRRE S (b)
と区別するものである)は出力端子12での映像信号V
out(a) (第6図(E))の水平同期信号と4H
毎に位相が同期している。
ここで、第6図(D)に示す読出リセットパルスRRE
 S (a)は書込リセットパルスWRES (第6図
(C))に対して位相差ΔΦがあり、時間軸誤差に応じ
てこの位相差ΔΦが変化する。このために、出力映像信
号Vout(a) (第6図(E))の垂直同期信号は
基準垂直同期信号REFV (第6図(A))との間に
ΔΦだけ位相差が生ずる。
一方、書込リセットパルスWRES (第6図(C))
に対する読出リセットパルスRRESの位相関係は分周
回路8のリセットタイミングで決まり、任意である。そ
こで、第6図(F)に示すように、読出リセットパルス
RRE S (b)が書込リセットパルスWRES (
第6図(C))に対してΔΦと異なるΔΦ′だけ位相が
ずれているとすると、このときの出力映像信号Vout
(b)における垂直同期信号は基準垂直同期信号REF
V (第6図(A))との間にΔΦとは異なるΔΦ′の
位相差が生ずる。
このように、書込リセットパルスWRESと読出リセッ
トパルスRRESとの間の位相差に応じて基準垂直同期
信号REFVに対する出力映像信号Vou tの垂直同
期信号の位相が変化してしまい、分周回路8で第6図(
H)に示すような複合同期信号C3YNCを生成し、こ
れを出力映像信号Vinの複合同期信号と置換すると、
その水平ブランキング期間内で正しく水平同期信号が置
換されても、その垂直ブランキング期間では、垂直同期
信号や等化パルスは正しい位置に設定されず、これらの
設定位置が書込リセットパルスWRESと読出リセット
パルスRRESとの間の位相差に応じて変化することに
なる。
以上は出力映像信号Vou tで複合同期信号の置換を
行なったときに垂直同期信号の位置ずれが生ずる原因が
書込リセットパルスWRESと読出リセットパルスRR
ESとの位相が一定していないことであったが、これ以
外にも、複合同期信号が置換されることによって出力映
像信号Vou tでの垂直同期信号の位置が正しく設定
できない原因がある。
すなわち、VTRの場合、磁気テープ上の垂直同期信号
の記録位置は磁気テープ上のトラックの一方の端部に設
定されるが、この記録位置のバラツキがある程度許容さ
れている。しかし、この許容度はかなり大きく (たと
えばVH5規格の場合、±3H)、このため、VTR毎
でも垂直同期信号の磁気テープでの記録位置にバラツキ
が生じ、再生時、第5図の分周回路8で生成される基準
垂直同期信号REFVに同期してヘッド1を回転させて
も、いかなるVTRで記録された磁気テープに対しても
、再生映像信号Vinの垂直同期信号を基準垂直同期信
号に対して一定の位相関係に保つことはできない。
この再生映像信号Vinの垂直同期信号の基準垂直同期
信号REFVに対する位相ずれは出力映像信号Vout
にも現われ、したがって、基準垂直同期信号REFVと
所定位相関係にある複合同期信号でもってこの出力映像
信号Voutの複合同期信号を置換すると、その垂直ブ
ランキング期間内で垂直同期信号の位置が正しく設定さ
れないことになる。
以上のように、出力映像信号Vou tにおける垂直ブ
ランキング期間内で垂直同期信号の位置が正しく設定さ
れないと、モニタ装置での画面上で画像が全体的に垂直
方向にずれてしまうし、こればかりでなく、文字多重放
送などのように、意味をもつ内容のデータが垂直ブラン
キング期間の所定の位置に付加されている映像信号の場
合には、これを抜き取るためのゲート信号の形成基準と
なる垂直同期信号の位置がずれているため、このデータ
を満足に抜き取ることができなくなる。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、同期信号の置
換による垂直同期信号の位置ずれを防止可能とする、ラ
インメモリを用いたタイムベースコレクタを提供するこ
とにある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記目的を達成するために、本発明は、ラインメモリか
ら読み出された映像信号の垂直同期信号に位相同期した
同期情報を得る第1の手段と、該同期情報に位相同期し
た垂直同期信号を有する複合同期信号を生成する第2の
手段と、該複合同期信号を該ラインメモリから読み出さ
れた映像信号の複合同期信号と置換する第3の手段とを
設ける。
〔作   用〕
第1の手段によって得られる同期情報はラインメモリの
出力映像信号の垂直同期信号に位相同期しているから、
第2の手段で生成される複合同期信号の垂直同期信号も
該ラインメモリの出力映像信号の垂直同期信号と位相同
期している。そこで、該ラインメモリの出力映像信号の
複合同期信号を咳第2の手段で生成される複合同期信号
で置換しても、この結果得られる映像信号においては、
垂直ブランキング期間内の所定位置に、位置ずれなく、
垂直同期信号が位置づけられることになる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明によるタイムベースコレクタの一実施例
を示すブロック図であって、13は同期分離回路、14
はリセットパルス生成回路、15は基準同期信号発生器
、16はスイッチであり、第5図に対応する部分には同
一符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、第5図に示した従来のタイムベースコレ
クタと同様にして時間軸誤差が補正された映像信号Vo
u tがD/A変換器4から出力され、通常X側に閉じ
ているスイッチ16を通って出力端子12から出力され
る。
また、この映像信号Voutは同期分離回路13に供給
されて同期信号が分離され、その垂直同期信号に同期し
たリセットパルス5RESがリセットパルス生成回路1
4で生成される。基準同期信号発生器15はこのリセッ
トパルス5RESに同期した複合同期信号C3YNCと
ブランキング信号BLNKを発生する。この複合同期信
号C3YNCは映像信号Vout中の複合同期信号と同
期しており、スイッチ16のY側に供給される。ブラン
キング信号BLNKも映像信号Vou を中の複合同期
信号と同期しており、この映像信号Voutでの水平ブ
ランキング期間の水平同期信号期間と、垂直同期信号と
等化パルスとを含む期間とを表わしている。
スイッチ16は、通常はX側に閉じているが、ブランキ
ング信号BLNKが供給されるとY側に閉じ、複合同期
信号C3YNCを選択する。これにより、映像信号Vo
u tの水平同期信号や垂直同期信号、等化パルスの代
りに複合同期信号C5YNCが出力端子12から出力さ
れる。
このようにして、この映像信号Vou tは、その複合
同期信号がこれに同期した複合同期信号csyNCと置
換され、出力端子12に得られる映像信号Vou tで
は、良好な波形の水平、垂直同期信号が正しい位置に設
定される。したがって、モニタ画面での再生画像の垂直
方向のずれを防止することができるばかりでなく、映像
信号Voutの垂直ブランキング期間に付加された所望
データを確実にかつ正確に抜き取ることが可能となる。
第2図は本発明によるタイムベースコレクタの他の実施
例を示すブロック図であって、17はフラグデータ発生
回路、18はスイッチ、19はフラグデータ検出回路で
あり、第1図に対応する部分には同一符号をつけて重複
する説明を省略する。
同図において、A/D変換器2とラインメモリ3との間
にスイッチ18が設けられている。このスイッチ18の
P側にはA/D変換器2が出力するディジタル映像信号
が供給され、Q側にはフラグデータ発生回路17が出力
するフラグデータが供給される。このフラグデータはA
/D変換器2で生成できない内容のデータである。
スイッチ18は、通常、P側に閉じており、A/D変換
器2から出力されるディジタル映像信号がラインメモリ
3に供給される。そして、同期分離回路5から映像信号
Vinの垂直同期信号PBVDが出力されると、これを
制御信号としてスイッチ18がQ側に閉じ、フラグデー
タ発生回路17が出力するフラグデータがラインメモリ
3に供給される。
すなわち、A/D変換器2から出力されるディジタル映
像信号は、その垂直同期信号期間がフラグデータと置換
されて、ラインメモリ3に書き込まれる。
ラインメモリ3から出力されるディジタル映像信号は、
D/A変換器4に供給されてアナログ化されるとともに
、フラグデータ検出回路19に供給されてフラグデータ
が検出され、このフラグデータによってリセットパルス
5RESがリセットパルス生成回路14で生成される。
以下、′W、1図に示した実施例と同様に、基準同期信
号発生器15で複合同期信号C3YNCとブランキング
信号BLNKが生成され、このブランキング信号BLN
Kによってスイッチ16が制御されて映像信号Vou 
tの複合同期信号が複合同期信号C3YNCと置換され
る。
以上のようにして、この実施例においても、第1図に示
した実施例と同様の効果が得られ、さらに、フラグデー
タ発生回路17、スイッチ18、フラグデータ検出回路
19はディジタル回路であってIC化でき、他のディジ
タル回路のIC内に埋め込むことが可能となって基板上
でこれらの占める面積を実質的に零とすることができる
から、第1図に示した実施例に比べ、回路規模が縮小さ
れる。
第3図は本発明によるタイムベースコレクタのさらに他
の実施例を示すブロック図であって、20は位相差検出
回路、21は位相シフト回路であり、第1図に対応する
部分には同一符号をっけて重複する説明を省略する。
同図において、再生系PLL6から出力される書込リセ
ットパルスWRESと分周回路8から出力される読出リ
セットパルスRRESとの位相差ΔΦが位相差検出回路
20で検出され、この位相差ΔΦに応じて位相シフト回
路21のシフト量が設定される。同期分離回路5で分離
された垂直同期信号PBVDは位相シフト回路21でΔ
Φだけ位相シフトされ、リセットパルス生成回路14に
供給されてリセットパルス5RESが生成される。この
リセットパルス5RESに同期して基準同期信号発生器
15から複合同期信号C3YNCとブランキング信号B
LNKが出力される。
第6図で説明したように、映像信号Vinはラインメモ
リ3で書込リセットパルスWRESと読出リセットパル
スRRESとの位相差ΔΦ分遅延されて出力映像信号V
ou tとなる。したがって、映像信号Vin、 Vo
utの垂直同期信号にはΔΦの位相差がある。そこで、
同期分離回路5で映像信号Vinから分離されて位相シ
フト回路21でΔΦだけ位相シフトされた垂直同期信号
PBVDは、出力映像信号Voutの垂直同期信号と位
相同期しており、したがって、基準同期信号発生器15
が出力する複合同期信号C3YNCは出力映像信号Vo
u tの複合同期信号と位相同期していることになる。
このようにして、この実施例においても、垂直同期信号
が位置ずれすることなく、複合同期信号の置換が可能と
なり、第1図に示した実施例と同様の効果が得られる。
第4図は本発明によるタイムベースコレクタのさらに他
の実施例を示すブロック図であって、22は基準系P 
L L、 23.24はスイッチ、25はデコード回路
、26はA/D変換器、27はラインメモリ、28はD
/A変換器、29はエンコード回路、30は出力端子、
31は加算器、32は出力端子、33は入力端子であり
、第1図に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。
この実施例は、再生された輝度信号と搬送色信号とを別
々に処理するとともに、外部装置との同期運転を可能と
したものである。
第4図において、再生処理回路11からは再生された輝
度信号Yinと搬送色信号Cinとが別々に出力される
。この輝度信号Yinは、第1図での再生映像信号Vi
nと同様に、A/D変換器2でディジタル化され、ライ
ンメモリ3に書き込まれて読み出され、D/A変換器4
でアナログ化されて輝度信号You tとなり、スイッ
チ16によって基準同期信号発生器15からの複合同期
信号C3YNCと置換される。
一方、再生処理回路11から出力される搬送色信号Ci
nはデコード回路25に供給され、2つの色差信号R−
Y、B−Yに復調される。これら色差信号R−Y、B−
YはA/D変換器26に供給され、再生系PLL6で生
成される書込クロックWCK′をサンプリングパルスと
してディジタル化される。
A/D変換器26から出力されるディジタル色差信号は
ラインメモリ27に供給され、ラインメモリ3と同様に
、再生系PLL6で生成される書込クロックWCK’、
書込リセットパルスWRES”によって書き込まれて基
準系PLL22で生成される読出クロックRCK’、読
出リセットパルスRRES’によって読み出される。こ
れにより、ディジタル色差信号に含まれる時間軸誤差が
補正される。
ラインメモリ27から読み出されたディジタル色差信号
はD/A変換器28に供給され、読出クロックRCK’
をサンプリングパルスとしてアナログ化され、2つの色
差信号R−Y%B−Yが得られる。これら色差信号R−
Y、B−Yはエンコード回路29に供給され、基準同期
信号発生器15から供給される色副搬送波SCを直角二
相変調して搬送色信号Coutが生成される。
ここで、ラインメモリ3.27は輝度信号You tと
搬送色信号Cou tとの間に遅延差が生じないように
動作しており、輝度信号You tは出力端子12から
、搬送色信号Cou tは出力端子30から夫々出力さ
れるとともに、これら輝度信号Yout、搬送色信号C
ou tは加算器31で加算され、コンポジットカラー
映像信号Vou tとして出力端子32から出力される
なお、A/D変換器26では、2つの色差信号R−YS
B−Yが多重されてディジタル化され、D/A変換器2
8では、ラインメモリ27から読み出されたディジタル
色差信号がアナログ化されて色差信号R−Y、B−Yに
分離されるが、これら色差信号R−Y、B−Y毎にA/
D変換器、ラインメモリ、D/A変換器を設け、別々に
時間軸誤差の補正を行なうようにしてもよい。
また、色差信号R−Y、B−Yは輝度信号Yinに比べ
て狭帯域であるため、書込クロックWCK′、読出クロ
ックRCK ”を夫々書込クロックWCK、読出クロッ
クRCKよりも低周波のクロックとしてよく、この分ラ
インメモリ27の容量をラインメモリ3の容量よりも小
さくすることができる。
この実施例は、さらに、外部装置(図示せず)とは独立
に動作する自由運転と、外部装置に同期して動作する外
部同期運転とが選択可能に構成されている。
自由運転の場合には、制御信号INT/EXTにより、
スイッチ23がオンし、スイッチ24がS側に閉じる。
これにより、基準クロック発生器7から出力される基準
クロックは基準系PLL22に供給される。この場合の
基準系PLL22は、第1図〜第3図における分周回路
と同様に、基準クロック発生器7からの基準クロックを
分周して読出クロックRCK、RCK’や読出リセット
パルスRRES、RRES”、基準垂直同期信号REF
Vを生成する。
これにより、第1図に示した実施例と同様に動作し、同
様の効果が得られる。
また、外部同期運転の場合には、制御信号INT/EX
Tにより、スイッチ23はオフし、スイッチ24はT側
に閉じる。入力端子33には外部装置からの外部同期信
号ESYNCが入力され、これに同期して基準系PLL
22が動作する。これにより、基準系PLL22からこ
の外部同期信号ESYNCの垂直同期信号に位相同期し
たリセットパルス5RESが出力され、スイッチ24を
介して基準同期信号発生器15に供給される。したがっ
て、スイッチ16から出力される輝度信号Youtの複
合同期信号は入力端子33からの外部同期信号ESYN
Cと同期することになる。
このように、外部同期運転の場合は、ラインメモリ3か
ら読み出された輝度信号に対して複合同期信号の置換を
行なうことにより、外部装置に同期した映像信号が得ら
れることになる。
なお、外部同期運転の場合、基準系PLL22から出力
される読出リセットパルスRRES、RRES’を外部
同期信号ESYNCの水平同期信号と位相同期させるこ
とにより、D/A変換器4から出力される輝度信号Yo
u tの水平同期信号と基準同期信号発生器15から出
力される複合同期信号C3YNCの水平同期信号と位相
同期させることができる。これに対し、この輝度信号Y
ou tの垂直同期信号と複合同期信号C3YNCとの
位相関係は外部同期信号ESYNCと再生輝度信号Yi
nの垂直同期信号との位相関係や書込リセットパルスW
RESと読出リセットパルスRRESとの位相関係など
によって決まるから、輝度信号You tの垂直同期信
号を複合同期信号C3YNCの垂直同期信号に常に位相
同期させるということは極めて困難である。
しかしながら、基準系PLL22から出力される基準垂
直同期信号REFVが外部同期信号ESYNCの垂直同
期信号に対して常に所定の決まった位相関係となるよう
にすることにより、輝度信号Youtの垂直同期信号と
複合同期信号C3YNCの垂直同期信号との位相ずれを
1数H以内とすることができ、したがって、モニタ画面
上で再生画像が上下に数H程度ずれて映出されるだけで
、許容できる画像再生が可能となる。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれら実施
例のみに限定されるものではない。
すなわち、先に挙げた数値は説明の便宜上示したもので
あって、任意の数値をとり得る。たとえば、ラインメモ
リ3の容量を4Hとしたが、これはNを正整数としてN
Hとすることができる。
また、時間軸誤差が補正された映像信号は、スイッチ1
6の切換えによって複合同期信号の置換がなされたが、
この映像信号に、アナログ、ディジタルのいずれの状態
においても、ブランキング信号が付加された後、複合同
期信号が加算されて置換されるようにしてもよい。
さらに、第1図〜第3図に示した実施例においても、第
4図に示した実施例と同様にして、自由運転と外部同期
運転とを選択的に行なえるようにすることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ライン単位の容
量のメモリを用いたタイムベースコレクタにおいて、該
メモリから読み出された映像信号に、垂直同期信号に位
置ずれが生ずることなく、その複合同期信号を基準同期
信号発生器で発生された良好な複合同期信号と置換する
ことができ、モニタ画面上で、時間軸変動による歪みや
揺れがなく、また、垂直同期信号の位置ずれによる上下
の位置変動がない画像再生が可能となるばかりでなく、
垂直ブランキング期間の定位置に付加されている所望デ
ータを確実にかつ正確に抜き取ることが可能となる。
また、本発明は、時間軸誤差が補正された映像信号を外
部装置の動作を同期させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は夫々本発明によるタイムベースコレク
タの実施例を示すブロック図、第5図は従来のタイムベ
ースコレクタの一例を示すブロック図、第6図はその動
作の説明図である。 2・・・A/D変換器、3・・・ラインメモリ、4・・
・D/A変換器、5・・・同期分離回路、6・・・再生
系PLL、?・・・基準クロック発生器、8・・・分周
回路、12・・・出力端子、13・・・同期分離回路、
15・・・基準同期信号発生器、16・・・スイッチ、
17・・・フラグデータ発生回路、18・・・スイッチ
、19・・・フラグデータ検出回路、20・・・位相差
検出回路、21・・・位相シフト回路、22・・・基準
系P L L、 23.24・・・スイッチ、33・・
・外部同期信号の入力端子。 (H)C5YNC 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ライン単位の容量を有するメモリを備え、時間軸誤
    差を有する入力映像信号を該入力映像信号に同期した書
    込クロックによつて該メモリに書き込み、一定周期の読
    出クロックによつて該メモリから読み出し、時間軸誤差
    が補正された映像信号を得るようにしたタイムベースコ
    レクタにおいて、 該メモリから読み出された映像信号の垂直同期信号に位
    相同期した同期情報を得る第1の手段と、 該同期情報に垂直同期信号が位相同期した複合同期信号
    を生成する第2の手段と、 該メモリから読み出された映像信号の複合同期信号を該
    第2の手段で生成された該複合同期信号と置換する第3
    の手段と、 を設けたことを特徴とするタイムベースコレクタ。 2、請求項1において、 前記第1の手段は、前記メモリから読み出された映像信
    号の垂直同期信号を分離する手段であつて、該垂直同期
    信号を前記同期情報とすることを特徴とするタイムベー
    スコレクタ。 3、請求項1において、 前記入力映像信号の垂直同期信号を特定の情報内容のフ
    ラグ信号と置換する手段を設け、前記第1の手段は、前
    記メモリから読み出された映像信号の該フラグ信号を抽
    出する手段であつて、該フラグ信号を前記同期情報とす
    ることを特徴とするタイムベースコレクタ。 4、請求項1において、 前記第1の手段は、前記メモリによる前記映像信号の遅
    延量を検出する第4の手段と、検出された該遅延量に等
    しく位相シフト量が設定され前記入力映像信号から分離
    された垂直同期信号を位相シフトする第5の手段とから
    なり、位相シフトされた該垂直同期信号を前記同期情報
    とすることを特徴とするタイムベースコレクタ。 5、請求項4において、 前記第4の手段は、前記メモリの書込リセットパルスと
    読出リセットパルスとの位相差を検出する手段であつて
    、該位相差が前記遅延量であることを特徴とするタイム
    ベースコレクタ。 6、請求項1、2、3、4または5において、前記メモ
    リの読出クロック、読出リセットパルスを発生する読出
    パルス発生手段は基準クロックもしくは外部装置からの
    外部同期信号を入力とし、 該外部同期信号の入力時、該読出パルス発生手段が該外
    部同期信号の垂直同期信号に位相同期した前記同期情報
    を発生し、前記第1の手段による同期情報に代えて前記
    第2の手段に供給することを特徴とするタイムベースコ
    レクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0564272A2 (en) * 1992-03-31 1993-10-06 Victor Company Of Japan, Ltd. Apparatus for correcting time base error of video signal
US5303046A (en) * 1991-11-01 1994-04-12 Sony Corporation Video signal processing apparatus with time base correction and inhibition of horizontal sync signal replacement during vertical flyback
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