JPH03176148A - 文書レイアウト編集装置 - Google Patents

文書レイアウト編集装置

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JPH03176148A
JPH03176148A JP1315213A JP31521389A JPH03176148A JP H03176148 A JPH03176148 A JP H03176148A JP 1315213 A JP1315213 A JP 1315213A JP 31521389 A JP31521389 A JP 31521389A JP H03176148 A JPH03176148 A JP H03176148A
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JP1315213A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Naomichi Nonaka
尚道 野中
Keiichi Nakane
啓一 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多段組みされた文書のレイアウトを行う文書
レイアウトi実装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、文書のレイアウトを行う組版装置としては、特開
昭61−27256号公報に記載されている組版システ
ムを適用したも0があった。
この組版システムにおいては、新聞のように、多段組み
で複数の記事等が流し込まれた文書を作るためには、第
2図に示すように、画面に表示された用紙20イメージ
上で、互いに重ならないよつに、領域22の枠(図中の
実線で囲まれた範囲)を配置して設定し、その後で、文
書の構成要素データである文章や写真等を呼出し、各構
成要素データを割付ける領域22を指定する。特に、文
章を流し込む場合には、複数の領域22を指定し、その
中で、文章を流し込む順番を指定することで、指定され
た領域22順に1つの文章が流し込まれ、複数段に渡る
文章の配置を行うことができる。
第2図の例では、領域22−0には見出し文字のデータ
を割付けている。見出し文字データは、通常の文章デー
タとは異なり、段にまたがり、領域22内の文字列を配
置できる。
また、領域22−1.22−2.22−4の順に、1文
章を流し込むよう指定し、領域22−5.22−7の順
に、別の文章を、領域22−6.22−9の順に、さら
に別の文章を流し込むよう指定している。領域22−3
には図形、領域22−8にはグラフを割当てており、縦
書きの新聞のような多段組み文書の1頁を構成すること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、文章を流し込む以前に、文章
1図、見出し等の各構成要素データに対する領域の割り
振りを考え、領域の配置を決定してから、文章以外の構
成要素データを割付け、最後に、文章を流し込む必要が
あった。
このような組版システムにおいては、文章に応じた良い
配置を決めるためには、ユーザの熟練を要し、文章が指
定した領域に入り切らなかったり、領域が大きく余った
りした場合には、もう1度領域の大きさや配置を決め直
した後で、再び文章を流し込み直してみる必要があり、
作業の戻りが多く、レイアウトに手間がかかるという問
題があった。
本発明の目的は1組版ルールを知らない初心者に対して
も、容易な操作で、ある程度の美しい段組み文書を作成
できる文書レイアウトi集装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、多段組み文書の各構成要素
データを、内容的につながった単位でまとめて、順次レ
イアウト可能とし、新聞のような文書において、該内容
的につながった単位、つまり、記事単位で、レイアウト
を決定していくことを容易にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも演算
処理装置と、主メモリと、表示装置と、入力装置とを有
する計算機装置において、複数の文−1f成妥累データ
からなる多段組み文書のレイアウトを行う文書レイアウ
ト編集装置であって、ユーザが指定した文書構成要素デ
ータの量および書式に従って、該文書構成要素データを
割付けるのに必要な大きさの枠を仮表示する枠表示手段
とユーザの割付は実行指示に対し、上記枠表示手段によ
り仮表示された枠に対応する領域と、すでに設定済みの
既存領域とが重ならないよう割付けを行う割付は手段と
を設けている。
また、ユーザが望む位置9段数で、文書構成要素データ
が割付けられるようにするために、上記に加えて、上記
枠表示手段により仮表示された枠に文書構成データが無
駄なく収まるよう、鉄枠に入るデータ量を一定にしたま
ま、鉄枠の形状を変更する枠形状変更手段と、段単位で
、鉄枠の移動を行う枠移動手段とを設けることができる
上記割付は手段は、ユーザが細かな領域配置を指定しな
くても、ある程度美しいレイアウトができるように、上
記枠に対応する領域に重なる既存領域の範囲を、領域同
士が重ならないように、空領域に割当て、該既存領域の
形状を変更するか、または、上記既存領域に重なる上記
枠に対応する領域の範囲を、領域同士が重ならないよう
に、空領域に割当て、鉄枠に対応する領域の形状を変更
することができる。
また、上記性の目的を達成するために、本発明は、少な
くとも演算処理装置と、主メモリと、表示装置と、入力
装置とを有する計算機装置において、複数の文書構成要
素データからなる多段組み文書のレイアウトを行う文書
レイアウト編集装置であって、関連して割付けるべき文
書構成要素データを、ひとまとまりの単位として管理し
、文書を上記単位の集りとして管理する管理手段と、指
定された上記単位に含まれる文書構成要素データについ
て、順次、各文書構成要素データの量および書式に従っ
て、該文書構成要素データを割付けるのに必要な大きさ
の枠を仮表示する枠表示手段と、上記枠表示手段により
仮表示された枠に対応する領域と、すでに設定済みの既
存領域とが重ならないよう割付けを行う割付は手段とを
設けている。
上記管理手段は、例えば、見出し、要約1本文。
写ス・図等の文書構成要素データを、1つの記事という
単位の中のデータとして管理する。上記枠表示手段およ
び上記割付は手段は、ユーザが記事を指定することによ
り、その記事の各文書構成要素データについて、連続し
て処理を行う。
また、本発明は、重要な記事の順に割付けが行なえるよ
うにするために、関連して割付けるべき文書構成要素デ
ータを、ひとまとまりの単位として管理し、文書を上記
単位の集りとして管理する管理手段と、上記単位に割付
は順序の優先度情報を追加する追加手段と、上記追加手
段により追加された優先度情報の順に、上記単位に含ま
れる文8構成要素データについて、順次、各文IF構成
要素データの量および書式に従って、該文書構成要素デ
ータを割付けるのに必要な大きさの枠を仮表示する枠表
示手段と、上記枠表示手段により仮表示された枠に対応
する領域と、すでに設定済みの既存領域とが重ならない
よう割付けを行う割付は手段とを設けている。
上記管理手段は、例えば、見出し、要約0本文。
写真・図等の文4!構成要素データを、1つの記事とい
う単位の中のデータとして管理する。上記追加手段は、
記事に優先度情報を追加する。上記枠表示手段および上
記割付は手段は、上記追加手段により追加された優先度
情報の順に、記事に含まれる各文書構成要素データにつ
いて、連続して処理を行う。
〔作用〕
上記枠表示手段により、ユーザが指定した文書構成要素
データの大きさを視覚的に認識でき、上記割付は手段に
よ・す、領域相互の配置を細かく意識することなく、文
書のレイアウト作業を行うことができる。
上記枠形状変更手段により、文章が無駄なく入る形状を
、画面上で確認しながら、上記枠の変形を行なえ、膜移
動手段は、段単位でレイアウトを決定する文書において
、素早く正確な配置決定を行うことができる。
また、上記割付は手段は、上記枠に対応する領域に重な
る既存領域の範囲を、領域同士が重ならないように、該
既存領域の形状を変更するので、ユーザが指定した通り
に文書構成要素データを割付けることができる。
また、上記割付は手段は、既存領域に重なる上記枠に対
応する領域の範囲を、領域同士が重ならないように、鉄
枠に対応する領域の形状を変更するので、すでにレイア
ウトを決めた既存領域の形状を変えずに、文書のレイア
ウトを順次行うことができる。
さらに、本発明は、上記管理手段により、関連して割付
けるべき見出し、要約1本文、写真・図等の文書構成4
J素データを、ひとまとまりの記事の中のデータとして
管理し、文書を記事の集りとして管理するので、ユーザ
が記事を指定することにより、ユーザが指定した記事に
含まれる各文書構成要素データについて、上記枠表示手
段および上記割付は手段は、連続して処理を行う。従っ
て、記事を単位として、その記事に関係する文書構成要
素データをまとめて割付は処理でき、記事レイアウトの
操作性を改善できる。
また、上記追加手段により、記事に優先度情報を追加し
、上記枠表示手段および上記割付は手段は、上記追加手
段により追加された優先度情報の順に、各記事に含まれ
る文書構成要素データについて、順次、処理を行う。従
って、ユーザが重要と考える記事を良い位置に優先的に
レイアウトでき、新聞などのレイアウト決定の上で操作
性向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第3図は、本発明の一実施例の文書レイアウト編集装置
を適用する文書処理システムの71−ドウエアの一例で
ある。
第3図において、2は演算処理装置、3は主メモリ、4
は表示メモリ、5は表示制御装置、6は表示装置、7は
磁気ディスク、8は磁気ディスク制御装置、9はキーボ
ード、10は画面を指示する入力デバイスであるマウス
、11は入力デバイス制御装置、12はプリンタ、13
はプリンタ制御装置を示し、1はそれらを統合する共通
バスである。
表示メモリ4は、表示すべき画面情報を格納し、表示制
御装置5は、周期的に表示メモリ4の情報を読み出して
、それらを映像信号に変換し、表示装置6に送出する、
これにより、表示装置6には、常に、表示メモリ4の画
面情報を反映した表示が行われる。
主メモリ3には、本実施例に係るプログラムおよびデー
タが格納され、演算処理装置2が主メモリ3上のプログ
ラムおよびデータを解釈し、各制御装置に処理を要求す
ることにより、文書の入力。
表示、印刷や磁気ディスク7への登録等の文書処理を行
う。
第4図は、本文書処理システムが編集対象とする文書の
頁の例を示したものである。
頁の用紙20から周囲の余白24を除いた部分を文書エ
リア25と呼び、この範囲に文書データが配置される。
第4図の例は、縦書きの文書であり、複数の段おから成
っており、用紙20上方の段23より順に、段番号1,
2,3.4・・・が割り振られ、各段詔は、段番号で一
意に識別することができる。
ここで、文章は、第4図に示すように、段23を単位と
して右側より縦書きで流し込まれ、いくつかの段詔の一
部を組合せた領域22(図中の実線で囲まれた多角形の
範囲)に、ひとまとまりの文章データを格納することが
できる。領域22には、段おをまたいで配置する見出し
のデータや、凹形。
写真のデータを格納することもできる。29は、まだデ
ータが配置されていない空白領域である。
g4図は縦書きの文書の例であるが、横書き文書の場合
は、段おが用紙20左側から順に横方向に並び、文章は
、各段23を単位として、用紙20上方から横書きに流
し込まれる点が異なる。文章を流し込む領域22の定義
は、縦書きの場合と全く同じである。
以上のような頁が複数枚集まって構成された文書を作成
する文書レイアウト@集装置の処理について、以下に説
明する。
まず、以上の文書構造を実現するためのテーブル構造に
ついて、第5図および第6図を用いて説明する。
頁に割付ける文書の構成要素データは、磁気ディスク7
上ではファイルと呼ばれる形式で格納され、これらのデ
ータを一意に識別できるよう、ファイル名称を定義する
。文書レイアウトを処理するプログラムは、このファイ
ル名称を指定することにより、磁気ディスク7から対応
する構成要素データを読み出すことができる。
第5図の90〜98は、磁気ディスク7上に格納してお
く文書の構成要素データの形式を示している一般的に、
新聞等の文書では、論理的な構造として「記事」という
単位が考えられ、1つの記事に対して、それに関係する
見出し、要約9本文。
図、写真などの構成要素が考えられる。
本実施例では、各構成要素のデータは、それぞれ独立し
たファイルとして磁気ディスク7に格納され、記事に対
応して設ける記事ファイル中に、関係する構成要素のフ
ァイル名称を格納することにより、記事から、その構成
要素を簡単に参照できる構造とする。
具体的には、記事ファイル9υは、各記事に含まれるデ
ータをさし示す見出しファイル名称91.要約ファイル
名称92、本文ファイル名称93、図・写真ファイル名
称94といったデータを持つ。対応するデータがない場
合は、ファイル名称には、NULLコードが格納される
また、見出しファイル95には、見出し用文字列の文字
コードが、要約ファイル96には、要約0文章の文字コ
ードが、本文ファイル97には、不文の文字コードが、
図・写真ファイル98には、図や写真を2値化したイメ
ージデータが、それぞれ、格納されている。
なお、本実施例においては、見出し、要約1本文といっ
たデータの種別ごとに、標準的に用いられる書式を定め
た書式データ99が用意されており、このデータに基づ
き、頁への文字列の割付けを決定する。
このような記事のデータを文書に割付けるための管理テ
ーブルを第6図(a)に示す。
記事中のデータを頁に割付けるときには、記事ファイル
90がさし示す見出し、要約9本文9図・写真等の個々
のデータを、領域22に直接対応させて、領域22内に
、それらのデータを配置する。
領域22は、領域管理リスト30により管理され、次の
ような構成をとる。
領域数テーブル31は、文書に設定されている領域22
の数を格納し、領域ポインタ・テーブル35は、領域数
テーブル31が示す数の書式テーブルポインタ36およ
び段テーブルポインタ37を持つ。領域22は、0から
始まる領域番号で識別する。また、領域番号は、データ
の割付けを行うとき、どちらの領域22を優先するかを
示す優先度の意味付けも持っており、番号が若い領域2
2はと優先度が高いものとする。
書式テーブル40は、その領域22に入るデータの種類
(本文1図・写真、見出しなど)を示す領域属性41の
フィールド、領域22内が文字列のデータの場合に有効
な文字間隔421行間隔431文字サイズ44.その領
域22で標準として用いられる蓄体や文字の飾りなどの
情報である文字属性45のフィールド、および、その領
域22に流し込まれるデータのファイル名46のフィー
ルドを保持する。
領域属性41が本文であれば、その領域22の割付は時
に、領域形状の変更が可能とする。他の属性ならば、設
定した領域形状をくずさずに割付けを行う。
一般的に、新聞のような文書では、本文、見出し、要約
等の構成要素データの種類に応じて、その書式は決まっ
ていることが多い。そのため、領域22が新たに作成さ
れたときには、そのデータの種類に応じて、あらかじめ
定められた書式データ99の内容に従って、書式テーブ
ル4oを生成する。
ただし、書式テーブル40自体は、領域22ごとに持つ
ため、後から領域22単位で書式を変更することは、自
由に行うことができる。
つまり、領域22を、各段詔ごとに文章を割付ける矩形
範囲の集合として考えることができる。
このため、本実施例では、各矩形範囲に対応して、その
位置や大きさを管理する段テーブル50を設け、領域2
2を段テーブル50を連結したリストとして管理する。
段テーブル50は、段テーブル50を結合するポインタ
51.その割付は範囲が存在する頁の番号52とその中
の段23の番号53.その段23内で割付ける範囲を示
す開始点座標54および終了点座標55のフィールドを
持ち、また、その範囲内に書式テーブル40で定義され
た文字列が入りつる文字数を示す格納文字数56のフィ
ールドを持つ。
段テーブル50のリストは、頁番号52および段番号5
3の若いものの順に接続され、リスト末尾のポインタ5
1には、NULLコードが格納されて、末尾であること
を意識できるようにする。開始点座標54および終了点
座標55は、文書エリア25の原点から見たU単位の股
肉の範囲を示し、例えば、第4図の縦書き文書の場合な
ら、文書エリア25の原点(右上端)を基準として、段
23内の領域22の仕切り線の横方向座標値を格納する
また、まだ割付けが行われていない部分は、各段に存在
する矩形の空エリアを示す空エリアテーブル65を連結
した空エリアリスト60として管理する。
空エリアテーブル65は、段テーブル50と同じ構成を
しているが、格納文字数56のフィールドに相当するフ
ィールドは無効である。空エリアチーフルロ5は、空エ
リアポインタ61を先頭に、頁番号67および段番号6
8の若い順に、ポインタ66で連結される。
文書にまだ割付けられていない状態では、各段23につ
いて、段お全体の大きさを持つ空エリアテーブル65が
空エリアリスト60に接続されており、領域22を割付
けることにより、空エリアテーブル65が削除されたり
、範囲が細分化された2工IJアテーブル65が股肉に
複数生成される。
以上の段テーブル50および空エリアテーブル65は、
共通のブロック形式をしており、新たにテーブルを生成
する必要が生じたときには、ブロックプールから獲得さ
れ、削除時には、ブロックブールJζ返却される。
ブロックプールは、第6図(b)に示すようなブロック
プールリスト500で管理され、プールポインタ501
からポインタ503で、共通の形式のブロック502を
連結しており、ブロック502を獲得するときは、プー
ルポインタ501の示すリストの先頭から取り、返却す
るときも、先頭に挿入する。
なお、ブロックプールは、割付は処理に必要な十分な量
を用意する。
頁曹式テーブル110は、各員の書式情報を持つもので
あり、第6図(a)に示すように、頁数111のフィー
ルドと、各員について、頁サイズ(縦、横の長さ二n単
位) 112 、上下左右の余白値(n単位) 113
 、段組数1142段と段の間隔(H単位)115を保
持している。
次に、以上のテーブルを用いて行う文書レイアウト処理
について説明する。
第1図は一11本実施例で本文データを割付ける際の画
面表示と、その処理概要フローチャートを示したもので
ある。
まず、ステップ201で、第1色(a)に示すように、
割付ける記事名の一覧を画面に表示する。ユーザが、マ
ウス10により、目的とする記事名士にカーソル27を
動かして、マウス10に付いているボタンを押すと、ス
テップ202で、その記事が選択される。
以後、このような操作を「マウス10で記事名を指定す
る」というように記述することにする。
ユーザにより記事が指定されると、ステップ203で、
第1図(b)に示すように、記事を構成するデータファ
イル名を画面に表示する。ステップ204で、ユーザが
、目的とするファイル名をマウス10で指定すると、ス
テップ205で、第1図(C)に示すように、頁のレイ
アウトを表示する。
この例では、φO5す1.す2の3つの領域22がすで
に設定されており、ナ0には見出し、Φ1゜+2には本
文が割付けられている。
ステップ220では、その上に、第1図(C)の26−
lに示すような矩形の太線で、仮枠26を表示する仮枠
表示処理を行う。この仮枠表示処理は、第7図に示した
処理フローチャートに従って行われる。
第7図において、仮枠表示処理では、まず、ステップ2
29で、空エリアポインタ61がNULLコードかどう
かを調べ、NULLコードならば、空エリアがなく割付
けが不能のため、ステップ401で、エラーメツセージ
を表示し、処理を終了する。
空エリアポインタ61がNULLコードでなければ、ス
テップ221以下の処理を行う。まず、ステップ221
で、表示している頁の真書式テーブル110を参照し、
縦方向の頁サイズ112から上下左右の余白値113お
よびすべての股間の幅を引き、これを段組数114で割
ることにより、1段の膜幅を求める。
続いて、ステップ222で、この値を、本文の書式デー
タ99によって定義される縦方向の文字サイズ44と文
字間隔42を加えたもので割り、その整数部をとること
により、1行に入りつる文字数nを求めることができる
次に、なるべく少ない段数で本文が流し込めるようにす
るために、表示する仮枠26が最低何段必要かを、ステ
ップ223〜ステツプ224で求める。
このためには、まず、ステップ223で、横方向の頁サ
イズ112から左右の余白を除いたものを、本文の書式
データ99の横方向の文字サイズ44と行間隔43を加
えたもので割り、その整数部をとることにより、1段に
入りつる行数mを求める。
さらに、ステップ224で、磁気ディスク7から読み出
した本文データを参照して、その文字数Nを求め、これ
を、n*m(1段に入る文字数)で割り、その整数部+
1を求めることにより、本文格納に必要最小限の段数t
を求めることができる。
ただし、本文データの文字数Nは、データ中に改行文字
があった場合、そこから次の行末まで文字が詰まってい
るものとして、その分の文字数を加算して求めておくも
のとする。
次に、ステップ225で、段数りの各段に同じ幅だけ文
字を流し込んだときに、何行必要かを求める。このため
に、本文の文字数Nを1行の文字数と段数りで割り、そ
の整数単位で切上げた値が、求める各段の本文行数Mと
なる。
続いて、ステップ226で、このMの値に、横方向の文
字サイズ44と行間隔43を加えたものを掛けることに
より、仮枠26の横幅が求まる。また、仮枠26の縦幅
は、を段分の膜幅と、その間の段間隔(t−1)個分と
を加えることにより求まる。
最後に、ステップ227で、文書エリア25の右上端原
点から、求めた仮枠26の横幅および縦幅分の矩形を、
第1図fC)の26−1に示すように表示し、ステップ
228で、仮枠テーブル130に、枠間始点座標131
には縦も横もOの値を、枠横幅132および枠縦幅13
3にはステップ226で求めた値を、段数134にはt
の値を、先頭段135には1の値を、それぞれ、設定す
る。
次に、第1図に戻って、画面指示デバイスであるマウス
lOを用いた枠形状変更操作(ステップ240)を行い
、仮枠26を、第1図(C)の26−2に示すように、
段数および位置をユーザの望むように設定する。
この枠形状変更操作を説明するための画面表示例を第8
図に示し、処理フローチャートを第9図に示す。
第9図(a)はメインフローチャートであり、ステップ
241で、ユーザが、マウス10で領域枠を指定すると
、ステップ242で、その指示位置に相当する文書エリ
ア25右上端からの座標値(X 、 Y)を取得し、そ
れが仮枠26の上辺の近傍であれば、上辺移動処理(ス
テップ260)を行う。上辺移動処理は、上辺を移動す
ることにより、仮枠26の形状を変更するものである。
本フローチャートにおいて、εは、近傍を示す幅の値を
示している。
上辺の近傍でなければ、ステップ243で、下辺の近傍
かどうかを判定し、下辺の近傍でなければ、ステップ2
44で、右辺の近傍かどうかを判定する。
右辺の近傍でもなければ、ステップ255で、左辺の近
傍かどうかを判定し、左辺の近傍でもなければ、ステッ
プ246で、仮枠26の内部かどうかを判定する。
マウス10の指示点が下辺、右辺、左辺のいずれかであ
れば、それぞれ、下辺移動処理(ステップ270 ) 
、右辺移動処理(ステップ280 ) 、左辺移動処理
(ステップ290)を行う。
また、指示点が仮枠26内部であれは、仮枠26全体を
移動する枠移動処理(ステップ250)を行い、仮枠2
6外部であれば、何もせずに、再びマウス10による指
示待ち(ステップ241)に戻る。
ここで、第8図の操作例を説明するために、枠移動処理
および下辺移動処理について、特に詳しく説明する。
第9図(b)は枠移動処理の処理フローチャートである
枠移動処理は、ステップ251で、マウス入力を受付け
ると、マウスボタンを押している間、ステップ253以
下の処理を行い、マウスボタンが離されると、処理を終
了する。
マウスボタンが押されていると、まず、ステップ253
で、その時のマウス10の移動量を取得し、ステップ2
54で、仮枠テーブル130の内容に従って、表示した
仮枠26を一旦消去する。次に、ステップ255− a
で、枠始点座標131のX(横方向の値)にマウス10
の移動量のX(横方向)を加え、その値がマイナス、す
なわち、仮枠26が右側にはみ出すようならば(ステッ
プ255− b )、ステップ255− cで、枠始点
座標131を0にして、仮枠26の位置を右端に調整す
る。また、同様に、仮枠26が左側にはみ出すようなら
ば(ステップ255−d)、ステップ255− eで、
仮枠26の位置を左端に調整する。
ここで、フローチャート中の文書エリア横幅は、頁サイ
ズ112で決定される横幅から左右の余白値を引くこと
により、求めることができる。
その次に、ステップ256で、マウス移動it Yの値
を判定し、プラスでかつ仮枠26が頁内で一番下の段で
ないならば(ステップ257)、ステップ258− a
で、枠始点座標131のyを1つ下の段に移動し、ステ
ップ258− bで、仮枠テーブル130に従って、仮
枠26を表示し直し、再びマウス入力を受付ける(ステ
ップ251)。
ステップ256でマウス移動量Yがマイナスでかつ仮枠
26が一番上の段でないならば(ステップ259− a
 )、ステップ259− bで、枠始点座標131のy
を1つ上の段に移動し、ステップ258−すで、仮枠2
6を表示し直す。
このような処理により、マウス10を動かすことで、横
方向にはなめらかに、縦方向には段単位に、仮枠26全
体の移動を行うことができ、例えば、第8図(a)の状
態で、カーソル27を仮枠26内部に置いて、マウスボ
タンを押したまま右下に動かすと、第8図(d)のよう
に仮枠26を動かすことができる。
第9図(C)は下辺移動処理の処理フローチャートであ
る。
この処理でも、まず、ステップ271で、マウス入力を
受付け、マウスボタンが押されている間、ステップ27
2以下の処理を行い、マウスボタンが離されると、処理
を終了する。
マウスボタンが押されていると、まず、ステップ272
で、マウス10の移動量を取得し、ステップ273で、
−旦仮枠26を消去する。
次に、ステップ274で、マウス10の縦方向の移動i
Yを判定し、プラスでかつ表示していた仮枠26の段数
134が頁内の段組数に等しくなければ(ステップ27
5)、ステップ276で、段数134を増やし、ステッ
プ278で、段を増やしたときに、各段に格納する本文
の行数Mを求め、ステップ279− aで、これを元に
、枠構幅132および枠練幅133を求めて、仮枠テー
ブル130に設定し、ステップ279− bで、仮枠2
6を表示し直した後、再びマウス入力を受付ける(ステ
ップ271)。
ステップ274の判定でマウス10の縦方向の移動量Y
がマイナスであれば、ステップ220で求めた本文を格
納するのに必要最小限の段atと仮枠26の段数134
とが一致しなければ(ステップ277−a)、ステップ
277− bで、段数134を1つ減らし、ステップ2
78〜ステツプ279− bの処理を行い、新たな形状
の仮枠26を表示する。
また、マウス10の縦方向の移動iYがOであったり、
段数134がとりつる最大のときにマウス10を下に動
かしたり、段数134がとりつる最小のときにマウス1
0を上に動かしたりした場合は、形状は変更、せず、ス
テップ279− bで、仮枠26を表示し直す。
以上の処理により、第8図(a)の状態から、仮枠26
の下辺をマウス10で指示し、マウスボタンを押したま
まマウス10を下に動かすことにより、第8図(b)、
第8図(C)のように、順次、仮枠26の段数が変化す
ると共に、本文のデータ量に合せて、各段の横幅が調整
される。
このような枠形状変更操作(第1図のステップ240)
により、第1図(C)の26−2のように、仮枠26を
変形、移動した後、ステップ208で、キーによる割付
は実行指示を行うことにより、第1図(d)に示すよう
に、仮枠26を正式な領域22−3として設定し、その
中に本文を流し込むと共に、ステップ300で、仮枠2
6に重なっていたφ1.φ2の領域22の部分を空領域
に割当て直し、ステップ210で、その結果を画面に表
示する。
このステップ300の割付は処理の処理内容を、第1O
図の処理フローチャートに示す。
この処理においては、まず、ステップ310で、流し込
むデータの種類ごとに定められた書式データ99に従っ
て、書式テーブル40を作成する。すなわち、文字間隔
422行間隔432文字サイズ442文字属性45を複
写し、領域属性41には、データの種類を、データファ
イル名46には、流し込むデータのファイル名称を設定
し、書式テーブル4oを作成する。
次ニ、ステップ320で、領域数テーブル31の値を1
つ増やして、領域ポインタ・テーブル35の末尾フィー
ルドの書式テーブルポインタ36に、作成した書式テー
ブル40の先頭アドレスを設定し、段テーブルポインタ
37にNULLコードを設定する。
続いて、仮枠26の範囲を段単位に分割して段テーブル
50を作成し、正式な領域22として登録する。
このため、まず、仮枠26の先頭の段から順次、各段に
ついて(ステップ340 、410 、415 )、ス
テップ350で、仮枠26の範囲を正式な領域22とし
て登録し、ステップ370で、その領域22に重なって
しまった他領域22の範囲を保留しておいて、段テーブ
ル50からは削除し、ステップ390で、仮枠26内に
あった空白領域29についても、空エリアテーブル65
から削除する。
最後に、保留しておいた領域部分を、順次、空白領域2
9に割付けて(ステップ420〜ステツプ480)、保
留しておいた領域22がなくなれば(ステップ470 
) 、 レイアウトが決定したことになる。
本実施例では、割付は処理で、仮枠26と重なった領域
部分を、−旦保留しておくため、第11図に示すような
保留テーブル145を連結し、保留ポインタ141から
始まるリストとして保留リスト140を設ける。
保留テーブル145は、段テーブル50と同じブロック
プールから獲得したブロックを用いたワークテーブルで
あり、段テーブル50で格納文字数56のフィールドが
、所属領域番号150のフィールドに変わっている点が
異なり、このフィールドにより、保留されているデータ
がどの領域22に属していたものかを識別する。
また、保留テーブル145は、所属領域番号150で昇
順にソートされ、所属領域が同じテーブルの間では、段
番号146で昇順にソートされ、段番号146の等しい
場合には、開始点座標148で昇順にソートされて連結
されている。
次に、このようなテーブルを使用した割付は処理の詳し
い処理内容を説明する。
まず、ステップ350で、仮枠26を段単位で分割した
部分を領域22として登録する処理を行う。
このステップ350の処理を、第12図を用いて説明す
る。
この処理では、ステップ351で、新たな段テーブル5
0のエリアを1つ確保して、ステップ352で、その頁
番号52に、表示中の頁番号を設定し、ステップ353
で、段番号53に、処理対象としている段の番号を設定
し、ステップ354で、開始点座標54に、仮枠テーブ
ル130の枠始点座標131めXを設定し、ステップ3
55で、終了魚座[55に、枠始点座標1310) x
に枠構幅132(1)xtを=足し、ステップ356で
、格納文字数56に、ステップ220で求めた(1行文
字数n)*(各段の行数M)の値を設定し、ステップ3
57で、ポインタ51に、N U LLコードを設定し
て、新たな段テーブル50を作成する。
続いて、ステップ358で、段テーブルポインタ37を
判定し、NULLコードならば、ステップ361で、作
成した段テーブル50を段テーブルポインタ37に接続
し、段テーブルポインタ37がNULLコードでないな
らば、ステップ359で、段テーブル50をたどって、
リストの末尾の段テーブル50を見つけ、ステップ36
0で、作成した段テーブル50をこれに接続する。
これにより、頁1段の順に、整列された段テーブル50
のリストが作成され、ステップ350の処理を、仮枠2
6が存在する各段で繰返すことにより、仮枠26の範囲
に対応する領域管理リスト30が作成される。
次に、第10図のステップ370では、仮枠26を段単
位で分割した範囲に重なる他領域22を求めて、その段
テーブル50を削除し、その部分のデータを、−旦保留
するために、保留テーブル145を作成し、保留リスト
140に飯絖する。
このステップ370の処理について、第13図を用いて
説明する。
ここでは、◆0の領域22から新たに設定した領域22
の1つ前の領域22までのすべての領域22について(
ステップ371 、383 、384 )、新たに設定
した領域22の各段での範囲に重なる他領域22の部分
を求める(ステップ372〜ステツプ382)。
このため、対象となる領域22の段テーブル50の頁番
号52および段番号53が、新たに加えた領域22の段
テーブル50の頁番号52および段番号53と一致しく
ステップ374)、対象となる領域22の段テーブル5
0の開始点座標54および終了点座標55と、新たに加
えた領域22の段テーブル50の開始点座標54および
終了点座標55とを比べて、両方の領域22の少なくと
も一部が重なっており(ステップ375)、かつ、重な
った領域22が本文ならば(ステップ385 ) 、ス
テップ386以下の保留テーブル作成処理を行う。
ステップ385の判定で、本文以外の領域22が1なっ
ているときには、見出しゃ図・写真等の領域形状を変形
するべきではないため、ステップ386で、エラー表示
を行い、割付は処理を強制終了させる。
新たな領域22に夏なる領域22の部分の段テーブル5
0が見つかった場合は、その既存の段テーブル50の範
囲が新たな段テーブル50の範囲に含まれていれば(ス
テップ376 ) 、ステップ379で、見つけた既存
の段テーブル50を段テーブル50のリストからはずし
、そのままの形で保留テーブル145とし、ステップ3
81で、保留リスト140に挿入する。
重なっている既存の段テーブル50の範囲に、新たな段
テーブル50がすべて含まれている場合は(ステップ3
77 ) 、重なった範囲の保留テーブル145を新た
に作威し、ステップ380で、重なり部分を除き、2つ
に分れた部分について、段テーブル50をもう1つ追加
して作成し、ステップ381で、作成した保留テーブル
145を保留リスト140に押入する。
ステップ377の判定で、重なっている既存の段テーブ
ル50の範囲に、新たな段テーブル50の一部でも含ま
れていない場合は、新たな段テーブル50と重なってい
る既存の段テーブル50とは、互いに部分的に重なって
いる。このときには、ステップ378で、重なる範囲の
保留チルプル145を作成し、重なっている既存の段テ
ーブル50から重なり部分を除くよう開始点座標54お
よび終了点座標55を変更し、ステップ381で、作成
した保留テーブル145を保留リスト140に挿入する
ステップ381における挿入処理は、保留リスト140
が所属領域番号1501頁番号および段番号147、開
始点座標148の優先順で昇順にソートして挿入してお
き、後で保留された範囲を頁に割付ける処理を行いやす
くする。
この次に、第10図のステップ390で、仮枠26内に
あった空白領域29が空エリアでなくなったため、その
範囲を空エリアリスト60から削除する処理を行う。
このステップ390の処理を、第14図を用いて説明す
る。
まず、空エリアを先頭から順次参照しくステンプ392
 、400 )、対象となる空エリアの空エリアテーブ
ル65の頁番号67および段番号68と、新たな段テー
ブル50の頁番号52および段番号53とが一致しくス
テップ393 ) 、かつ、対象となる空エリアの空エ
リアテーブル65の開始点座標69および終了点座標7
0の範囲と、新たな段テーブル50の開始点座標異およ
び終了点座標55の範囲とが1なる空エリアを求める(
ステップ394)。
そのような空エリアが見つかったとき、新たな段テーブ
ル50に空エリアテーブル65の範囲かすべて含まれて
いれば(ステップ395 ) 、ステップ398で、そ
の空エリアテーブル65を空エリアリスト60から削除
し、新たな段テーブル50の範囲が空エリアテーブル6
5に含まれてしまうときには(ステップ396)、ステ
ップ399で、空エリアテーブル65から重なり部分を
除いた2つの部分について、空エリアテーブル65をも
う1つ追加して、空エリアテーブル65を分割生成する
また、ステップ396の判定で、新たに加えた段テーブ
ル50の一部でも、空エリアテーブル65に含まれてい
ない場合は、新たな段テーブル50と空エリアテーブル
65とが部分的に重なっている場合であり、この場合に
は、ステップ397で、空エリアテーブル65の開始点
座標69および終了点座標70から、新たな段テーブル
50と重なる範囲外を狭める。
次に、第10図のステップ430で、残っている保留リ
スト140につながれた保留テーブル145を割付けて
なくす処理を行う。
このステップ430の処理を、第15図を用いて説明す
る。
この割付は処理では、仮枠26に重なった部分がある領
域22の一番上の段23から、その領域22に隣接する
空白領域29を順次割付け、それでも足りなければ、領
域22のある範囲より下の段23に割付けている。
ただし、このような割付は方法は、作成する文書の種類
によっては、組版ルールが異なるため、1つの最良の方
式が決められる性質のものではなく、他の様々な割付は
方法が考えられる。
ζこで示した例では、保留テーブル145の所、V4す
る領域22が存在する歳上段から最下段まで(ステップ
431 、441 、442 )、ステップ432また
はステップ433で、領域22の右または左に隣接する
空エリアを、空エリアリスト60を調べて求め、ステッ
プ434で、そこに入りつる文字数を書式テーブル40
から求め、求めた文字数が保留テーブル145より格納
文字数が大きければ、ステップ437で、空エリアテー
ブル65の開始点座標69および終了点座標70を保留
テーブル145の大きさ分狭め、逆に、空エリアテーブ
ル145の方が小さければ、ステップ436で、その空
エリアテーブル65全体を空エリアリスト60から削除
する。
いずれの場合も、ステップ438で、空エリアテーブル
65を減らした範囲について、保留テーブル145の所
属領域番号150に対応する段テーブル50のリストに
追加し、ステップ439で、保留テーブル145の範囲
も新たに段テーブル50が拡大した分だけ減らす。
これにより、保留テーブル145の範囲がなくなってし
まった場合には(ステップ440 ) 、第10図のス
テップ460に戻って、該保留テーブル145を保留リ
スト140から削除する。
保留テーブル145の領域22が存在する段23で、保
留テーブル145をなくすことができない場合は(ステ
ップ441 ) 、その下の段おから順に(ステップ4
43 、449 )、空エリアがあれば(ステップ44
6)、保留テーブル145の割付は処理を、ステップ4
35〜ステツプ439と同様(こ行い(ステップ447
 ) 、保留テーブル145がなくなれば(ステップ4
48 ) 、 第10図のステップ460に戻って、該
保留テーブル145を保留リスト140から削除する。
ただし、割付けたときに、そのエリアが別の頁になって
しまったときには(ステップ444 ) 、本処理方式
では、ステップ445で、対象テーブルの範囲を所定文
字数だけ殖やし、余分に領域22を広げている。これは
、文章を頁にまたがって割付けるときには、頁末に「次
頁に続く」等のメツセージを付加することが組版では一
般的であり、そのメツセージを入れるだけの余分の領域
22が自動的に確保される。
また、保留テーブル145の属する領域22より下に連
続して空エリアがなければ(ステップ446)、ステッ
プ450で、割付けができない旨のメツセージを表示し
て、割付は処理を強制終了する。これは、一般的な組版
ルールでは、段23を1つ以上あけて1つの文章を流し
込むのは、良くないとされているためである。
これらの処理で、エラーが起こった場合は、再び、仮枠
26を表示する。ユーザは、仮枠26の形状や位置を設
定し直して、割付けの実行を指示し直す。
以上の処理により、ユーザが、記事のデータファイルを
マウス10で指示することにより、そのデータ童に応じ
た仮枠26が表示され、ユーザが仮枠26の形状や位置
をマウス10で指示して、割付は実行を指示するだけで
、仮枠26通りにデータを割付けると共に、仮枠26に
重なるすでに設定された領域を自動的に割付けるため、
組版のルールを知らない初心者ユーザでも、簡単に高度
な割付は作業を行うことができる。
割付は処理の別の実施例として、第16図に示すような
割付は方式がある。
第16図(a)に示すように、+0の領域が割付けられ
た状態から、第161m (b)に示すように、仮枠2
6を設定し、割付けの実行を指示すると、第16図(C
)に示すように、新たに設定した◆工の領域の方が、す
でに割付けられているす0の領域を避けて変形される。
第16図(d) 、 (e)は、さらに、◆2の領域を
設定した場合の表示例である。
このような方式の割付は処理は、第17図に示す処理フ
ローチャートに従って行われる。
すなわち、まず、ステップ310で、第10図のステッ
プ310〜ステツプ321と同様に、蕾式テーブル40
を作成し、新たに、領域ポインタ・テーブル35に登録
する。
次に、仮枠26のある段の範囲について、上から順に(
ステップ320 、350 、360 )、第10図の
ステップ350と同様に、その段の仮枠26の範囲につ
いて、段テーブル50を作成し、段テーブル50のリス
トに追加する。
次に、仮枠26と他の領域とで重なる部分を求めるが、
本実施例では、ステップ340で、仮枠26から生成し
た方の段テーブル50から、]!’Aり部分を削除し、
その部分め保留テーブル145を作成して保留リスト1
40に追加する。この後、ステップ370で、保留リス
ト140の解消を第10図のステップ420〜ステツプ
480と同様に行うことにより、新たに仮枠26で設定
した領域で、他領域と重なる部分が空白領域に割当てら
れ、変形されることになる。
賊後に、形状が決定された領域は、すべて空白領域だっ
た部分に割付けられるため、ステップ380で、割付け
たエリアすべてを、空エリアリスト60中の空エリアテ
ーブル65から削除し、処理が完了する。
この方式では、自分が設定したい場所と異なる場所に割
付けが行われる可能性が多いが、すでに設定された領域
の変形を行わないため、一般に、重要な記事から順に記
事を割付けることを考えると、先に示した方式に比べて
、レイアウトの決定を行いやすくなる。
さらに、第1図(a) 、 (b)に示したデータファ
イルの指定方法とは別に、次のような指定方法が考えら
れる。
すなわち、ユーザが、第1図(a)の記事名−覧で、記
事名を指定すると、第1図(b)のデータファイル−覧
は表示せずに、第1図(b)に表示されるはずだった各
データファイルのうち、先頭の見出しから、要約1本文
、写真・図といった順に、第11m (C) 。
(d)の領域の割付は作業を連続して行なえるようにす
る。
この方式では、ひとまとまりの記事単位でその構成要素
をレイアウトできるため、新聞のような複数の記事を配
置する文書のレイアウトを行う際に、データファイル指
定り手間が減り、かつ、ユーザが望む順序でレイアウト
を行うことができる。
さらに、別の方式としては、ユーザが割付ける記事名の
先頭に、記事の重要度に応じて番号を付けておくと、第
1図(a)の記事名−覧も表示されず、記事名の番号順
に自動的に順次、領域の割付は作業を行うことができる
この方式を用いると、記事の重要度が明確に決まってい
る文書においては、その重要度の順に割付は作業を行な
え、記事名指定の手間が省ける。
以上説明したように本実施例は、領域決定の前に文章量
に応じた仮枠26を表示することにより、従来方式に比
べて、文章量に最適な領域割付けを、容易に行うことが
できる。
また、仮枠26の変形を、文章量を考慮して、面積一定
のまま行なえることにより、ユーザが割付けに必要な範
囲を視覚的に確認しながら領域割付けができる。
また、仮枠26で設定される領域とすでに設定された領
域とが重ならないよう、自動的に割付けるので、ユーザ
は、細かな領域の位置決めを考えずに済み、初心者でも
容易に文書レイアウトが可能となる。
さらに、記事単位で文書レイアウトが行なえ、記事につ
いても、優先順でレイアウトが行なえるの゛で、ユーザ
が′X要と思う記事を、構成要素順に、従来方式に比べ
て、操作ステップを少なく実行できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、組版ルールを知らない初
心者に対しても、容易な操作で、ある程度美しい段組み
文書を作成することができるという効果がある。
また、多段組み文書の各構成要素データを、内容的につ
ながった単位でまとめて、順次レイアウト可能とするの
で、レイアウト決定を容易にすることができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例で本文データを割付ける際の画面表示
と、その処理概要フローチャートを示した説明図、第2
図は従来方式による文書レイアウト例を示す説明図、第
3図は本発明の一実施例の文書しイアウトia実装置を
通用する文書処理システムのハードウェアの一例を示す
ブロック図、第4図は本文書処理システムが偏集対象と
する文書の頁の例を示した説明図、第5図は文書に割付
ける記事のファイル構成図、第6図は文書のレイアウト
を管理するテーブル構成図、第7図は仮枠表示処理の処
理フローチャート、第8図は枠形状変更の画面表示例を
示す説明図、第9図は枠形状変更処理の処理フローチャ
ート、第illは割付は処理の処理フローチャート、第
11図は保留リストのテーブル構成図、第12図は新領
域の作成処理の処理フローチャート、第13図は保留リ
スト作成処理の処理フローチャート、第14図は空エリ
ア削除処理の処理フローチャート、第15図は保留リス
ト解消処理の処理フローチャート、第16図は本発明の
第2の実施例の画面表示例を示す説明図、第17図は第
2の実施例の処理フローチャートである。 1・・・共通バス     2・・・演算処理装置3・
・・主メモリ     4・・・表示メモリ5・・・表
示制御装置   6・・・表示装置7・・・磁気ディス
ク 8・・・磁気ディスク制#装置 9・・・キーボード    10・・マウス11・・・
入力デバイス制御装置 13・・ブリ 22・・・領域 24・・・余白 26・・・仮枠 29・・・空白領域 31・・・領域数テーブル テーブル 50・・段テーブル 65・・空エリアテーブル 95・・・見出しファイル 97・・・本文ファイル 99・・・書式データ 130・・・仮枠テーブル 145・・・保留テーブル リスト 12・・・プリンタ 20・・・用紙 お・・・段 25・・・文書エリア 27・・・カーソル 30・・・領域管理リスト 35・・・領域ポインタ・ 40・・書式テーブル 60・・・空エリアリスト 90・・・記事ファイル 96・・・費約ファイル 98・・・図・写真ファイル 110・・・買置式テーブル 140・・・保留リスト 500・・・ブロックプール ンタ制御装置 (Cノ 例2図 Z−3 2−6 2−7 45図 禾4図 45反 痢6図 (0−) f桟成?工里り又ト50 !エリアjノ又)−G。 真書式テーブル110 尋6図(b) 7′ロツク フ゛−ル・り又ト500 葡7図 (a、、) 48図 (b) (C) 轟3図 (cL) (b) 笥9図 (C) 罰IO図 罰j1図 イ子、留 ’/  X  )−14f)罰12親 釦IJ図 力4図 索15図 ((1) 索IG図 (e)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも演算処理装置と、主メモリと、表示装置
    と、入力装置とを有する計算機装置において、複数の文
    書構成要素データからなる多段組み文書のレイアウトを
    行う文書レイアウト編集装置であって、 指定された文書構成要素データの量および書式に従って
    、該文書構成要素データを割付けるのに必要な大きさの
    枠を仮表示する枠表示手段と、上記枠表示手段により仮
    表示された枠に対応する領域と、すでに設定済みの既存
    領域とが重ならないよう割付けを行う割付け手段とを設
    けたことを特徴とする文書レイアウト編集装置。 2、上記枠の大きさを変えずに、該枠の形状を変更する
    枠形状変更手段と、段単位で、該枠を移動する枠移動手
    段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の文書レイ
    アウト編集装置。 3、上記割付け手段は、上記枠に対応する領域に重なる
    既存領域を、領域同士が重ならないように、形状を変更
    することを特徴とする請求項1記載の文書レイアウト編
    集装置。 4、上記割付け手段は、上記既存領域に重なる上記枠に
    対応する領域を、領域同士が重ならないように、形状を
    変更することを特徴とする請求項1記載の文書レイアウ
    ト編集装置。 5、少なくとも演算処理装置と、主メモリと、表示装置
    と、入力装置とを有する計算機装置において、複数の文
    書構成要素データからなる多段組み文書のレイアウトを
    行う文書レイアウト編集装置であって、 関連して割付けるべき文書構成要素データを、ひとまと
    まりの単位として管理し、文書を上記単位の集りとして
    管理する管理手段と、指定された上記単位に含まれる上
    記文書構成要素データについて、順次、各文書構成要素
    データの量および書式に従って、該文書構成要素データ
    を割付けるのに必要な大きさの枠を仮表示する枠表示手
    段と、上記枠表示手段により仮表示された枠に対応する
    領域と、すでに設定済みの既存領域とが重ならないよう
    割付けを行う割付け手段とを設けたことを特徴とする文
    書レイアウト編集装置。 6、少なくとも演算処理装置と、主メモリと、表示装置
    と、入力装置とを有する計算機装置において、複数の文
    書構成要素データからなる多段組み文書のレイアウトを
    行う文書レイアウト編集装置であって、 関連して割付けるべき文書構成要素データを、ひとまと
    まりの単位として管理し、文書を上記単位の集りとして
    管理する管理手段と、上記単位に割付け順序の優先度情
    報を追加する追加手段と、上記追加手段により追加され
    た優先度情報の順に、上記単位に含まれる文書構成要素
    データについて、順次、各文書構成要素データの量およ
    び書式に従って、該文書構成要素データを割付けるのに
    必要な大きさの枠を仮表示する枠表示手段と、上記枠表
    示手段により仮表示された枠に対応する領域と、すでに
    設定済みの既存領域とが重ならないよう割付けを行う割
    付け手段とを設けたことを特徴とする文書レイアウト編
    集装置。
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