JPH03175873A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ファクシミリ装置に関する。

［従来の技術］ 原稿画像をＳＡ　Ｆ　（Ｓｊｏｒ６　Ａｎｄ　Ｆｏｔｙ
ａｒｄ）メモリと呼ばれる画像メモリに一旦蓄積した後
、発信して画像送信する蓄積送信機能を備えたファクシ
ミリ装置がよく使用されている。

通常、このような蓄積送信を行なう場合、オペレータは
、ファクシミリ装置しこ送信原稿をセットして相手先電
話番号を入力し、その後、スター１〜ボタンを押下する
などの起動操作を行なっている。

ファクシミリ装置は、この起動操作により原稿画像の読
み取りを開始して、読み取った画情報を一旦画像メモリ
に蓄積し、その後、相手先に発信して蓄積した画情報を
送信する。

一方、このような蓄積送信で、複数の宛先に対して各種
原稿を送信する場合には、オペレータは、宛先１件ごと
に、上記のような操作を行なっているわ ［発明が解決しようとする課題］ ところで、オペレータは、上記相手先電話番号を入力す
る際、特に操作になれていない場合、操作を間違えて訂
、正したりすることが多く、その電話番号の入力に時間
がかかる。ところが、従来のファクシミリ装置は、電話
番号の入力終了後に起動操作しないと、画像読み取り動
作を開始しなかった。このため、発信操作開始後、電話
番号の入力に時間がかかると、その分画情報の送信開始
が遅れてしまうという不具合があった。

一方、複数の宛先に各種原稿を送信する場合において、
各宛先に送信するそれぞれ原稿の内、部のページは各宛
先とも同一であるという場合がある。

この場合、従来は、各宛先ごとに、原稿画像を読み取っ
て蓄積した後、送信するようにしていた。

従って、送信の都度、同一原稿画像の読み取りと蓄積を
実行しなければならなかった。このため、原稿画像の読
み取りに時間がかかり、上記と同様に画情報の送信開始
が遅れてしまうという不具合があった。

本発明は、上記の不具合を解決し、発信操作開始後、短
時間で画像送信を開始することができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ このためしこ、第１の発明では、オペレータが原稿画像
の読み取りを開始させるための操作手段を備え、その操
作により、原稿画像を順次読み取って画像メモリに蓄積
する動作実行中に、オペレータが宛先を入力し、その宛
先に発信して蓄積した画像を送信するようにしている。

−１３− また、第２の発明では、予め任意ページ数の原稿画像を
任意の数だけ画像メモリに蓄積すると共に、各原稿画像
にファイル名を付与しておき、画像送信の際に、セット
された送信原稿の原稿画像を読み取り、オペレータが、
読み取った原稿画像のページ位置、および蓄積している
原稿画像をファイル名により任意に指定すると、その読
み取った原稿画像に対して、指定したページ位置に指定
した原稿画像が挿入されて宛先に送信されるようにして
いる。

［作用］ 上記第１の発明によれば、画像送信の際ニ、原稿画像の
読み取り動作実行中に、オペレータは宛先の入力操作が
行なえるので１発信操作開始後、短時間で画像送信を開
始することができるようになる。

また、第２の発明によれば、各宛先に送信する原稿画像
を予めファイル名を付与して蓄積しておけば、ファイル
名を指定するだけで、画像送信できるので、発信の都度
同一原稿の画像読み取りが不要になるため、上記と同様
に、短時間で画像送信を開始することができるようにな
る。

［実施例］ 以下、添付図面を参照しながら１本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
ブロック構成図を示したものである。図において、シス
テム制御部１は、ＣＰＩＪ　、　ＲＯＭおよびＲＡＨ等
を備えたマイクロコンピュータであり、装置各部を制御
して所定の通信動作を実行させるものである。操作表示
部２は、装置が動作状態を表示すると共にえ、オペレー
タが各種操作を行なうものである。

スキャナ部３は、原稿画像を読み取って画情報を取り出
すもので、プロッタ部４は、受信画像を記録紙に記録す
るものである。ＳＡＦヌモリ５は、送信原稿全ページの
画情報を蓄積するものである。

通信制御部６は、画情報の伝送制御を行なうもので、モ
デム７は、伝送制御手順における手順信号および変復調
した画情報を送受信するものである。網制御装置８は、
＠話目線に苅して所定の発着信動作を行なうものである
。

符号化復号化部９は、スキャナ部３で読み取った画情報
の符号化、および受信した画情報の復号化を行なうもの
である。管理情報メモリ１０は、Ｓ　ＡＦメモリ５に蓄
積した画情報を管理するための管理情報等を記憶するも
のである。信号バス１１は、以上の各部が相互間で各種
制御信号やデータをやりとりする信号ラインある。

第２図は、操作表示部２の盤面の一部を示したものであ
る。図において、操作表示部２の盤面−側」二部の原稿
蓄積キー２ａは、読み取った原稿画像をＳＡＦメモリ５
に蓄積する指示を行なうもので、その下方の登録キー２
ｂはＳＡＦメモリ５に蓄積した特定の原稿画像の登録を
指示するものである。

また、その下方の編集送信キー２ｃは、画像送信の際に
読み取る原稿画像と、予め登録登録している原稿画像を
合せて送信する際に操作するものである。さらに、その
下方のス１−ツブキー２ｄは通信開始後、強制的に通信
動作を停止させるもので、スター１〜キー２ｃは通信動
作の開始を指示するものである。

上記各キーの女方のテンキー２ｆは、宛先電話番号を入
力するものである。また、その左上部の表示器２ｇは、
装置の動作状態や操作ガイダンスなどを文字表示する牛
ノので、その下方の文字キー２ｈは、アルファベラＩ・
文字や記号を人力すると共し；、予め各キーに宛先を設
定することによりワンタッチでその宛先に発信するため
のものである。

以上の構成で、本実施例のファクシミリ装置は、３種類
の送信手順で原稿画像の蓄積送信を行なう機能を備えて
いる６ 第３図は、その第１の送信手順による蓄積送信動作を示
したものである。この送信手順は、従来から行なわれて
いるもので、オペレータは、送信原稿をスキャナ部３に
セラ１〜して（処理１０１）、テンキー２ｆで所望の宛
先電話番号を入力しく処理１０２）、スター１−キー２
ｅを押下する（処理１０３）。

これにより、ファクシミリ装置が起動して、セットされ
た原稿画像を順次読み取り、読み取った画像をＳ　Ａ　
Ｆメモリ５に一旦蓄積する（処理１０４）。

この蓄積が終わると、入力された宛先しこ発呼しく処理
１０５）、その相手先が応答すると蓄積した画像を送信
する（処理１０６）。

次に、第４図は、第２の送信手順を示したもので、オペ
レータは、送信原稿をスキャナ部３にセラ１〜した後（
処理２０１）、原稿蓄積キー２ａを押下する（処理２０
２）。この操作により、ファクシミリ装置は、直ちにセ
ラＩ・された原稿画像の読み取りと蓄積とを開始する（
処理２０３）。

オペレータは、その画像読み取り実行中に、テンキー２
ｆで宛先電話番号を入力する（処理２０４）。

ファクシミリ装置は、宛先電話番号が入力された後、４
ユ記原稿画像の読み取りと蓄積とを続行しく処理２０５
のＮのループ）、その処理が終了すると（処理２０５の
Ｙ）、宛先に発呼しく処理２０６）、その相手先が応答
すると蓄積した画像を送信する（処理２０７）。

次に、第３の送信手順では、予め各宛先に共通に送信す
る原稿画像を登録しておくものである。

第５図は、この原稿画像の登録処理を示したもので、オ
ペレータは、該当する送信原稿をスキャナ部３にセラ１
〜して（処′ｆｆｌＡ３０１）、原稿蓄積キー２ａを押
下する（処理３０２）。

これにより、ファクシミリ装置は、その原稿画像の読み
取りと蓄積とを開始する（処理３０３）。

オペレータは、次いで登録キー２ｂを押下して（処理３
０４）、その原稿画像しこ対して所望のファイル名を付
与し、そのファイル名を文字キー２１１より入力する（
処理３０５）。

ファイル名の入力が終わると、ファクシミリ装置は、上
記原稿画像の読み取りと蓄積とを続行しく処理３０６の
Ｎのループ）、その処理が終了すると（処理３０６のＹ
）、蓄積した画像と入力されたファイル名との対応情報
を管理情報メモリ１ｏ内で記憶する（処理３０７）。

次に、オペレータは、１つの宛先に画像送信する場合、
第６図に示すように、その宛先に対する個別の原稿をス
キャナ部３にセットして（処理４ｏ１）、原稿蓄積キー
２ｄを押下する（処理４０２）。

これにより、ファクシミリ装置は、前記と同様に、その
原稿画像の読み取りと蓄積とを開始する（処理４０３）
。

ところで、本実施例のファクシミリ装置は、上記セット
した宛先個別の原稿の任意のページ位置に、前記登録処
理で登録している任意の原稿画像を差し込で、両者の画
像を合せて送信する機能を備えている。

そこで、オペレータは、次に、編集送信キー２ｃを押下
して（処理４０４）、登録している所望の原稿画像のフ
ァイル名を文字キー２ｈにより入力する（処理４０５）
。そして、上記個別の原稿に対して上記原稿画像を差し
込むページ番号を入力する（処理４０６）。次いで、宛
先電話番号を入力する（処理４０７）。

ファクシミリ装置は、上記操作が終わると、原稿画像の
読み取りと蓄積とを続行しく処理４０８のＮのループ）
、その処理が終了すると（処理４０８のＹ）、宛先に発
呼する（処理２０６）。そして、その相手先が応答する
と、いま読み取って蓄積した原稿画像の指定された差し
込みページ位置に、上記ファイル名で示された予め登録
された原稿を押入して、１ページずつ画像送信する。

例えば、いま、第７図に示すように、予めファイル名″
″ＸＸＸ″′で１ページの原稿画像が登録されており、
１つの宛先に対してページＰ１−Ｐ３まての個別原稿を
送信するものとする。そして、ファイル名＋１Ｘχχ”
を差し込みページ番号として「２」　と入力した場合、
個別原稿のページＰ１の後、ファイル名″’ＸＸＸ”の
１ページの原稿画像が送信され、その後、ページＰ２と
Ｐ３とが順次送信されるようになる（処理４１０）。

以上のように、本実施例では、送信原稿のセットや各種
キーの操作である発信操作を行なう場合、オペレータは
原稿蓄積キー２ａを押下すると、ファクシミリ装置は直
ちにセットした原稿画像の読み取りおよび蓄積動作を開
始し、その実行中同時に、宛先電話番号の入力やその他
所窓のキー操作を行なうことができる。

これにより、オペレータがキー操作に時間がかかること
があっても、発信操作開始後、短時間で＝１１＝ 画像送信を開始することができるようになる。

また、各宛先に共通に送信する原稿画像を予め登録して
おけば、各宛先への発信の際に、所定のファイル名を指
定するだけでその原稿画像を送信することができるよう
にしている。これにより、同一原稿を発信の都度読み取
る必要がなくなり、上記と同様に、短時間で画像送信を
開始することができるようになる。

なお、以上の実施例では、原稿画像を登録する際、ファ
イル名は、オペレータが任意に決めて入力するようにし
たが、自動的に設定されるようにしてもよい。また、１
つのファイル名で登録する原稿画像は複数ページでもよ
いことはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上のように、第１の発明によれば、画像送信の際に、
原稿画像の読み取り動作実行中に、宛先の入力操作が行
なえるので、発信模作開始後、短時間で画像送信を開始
することができるようになる６ １２− また、第２の発明によれば、各宛先に送信する原稿画像
を予めファイル名を付与して蓄積しておけば、ファイル
名を指定するだけで画像送信できるので、各宛先への発
信の都度同一原稿の画像読み取りを行なう必要がなくな
るため、上記と同様に、短時間で画像送信を開始するこ
とができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第２図は操作表示部の盤面図、第３図、
第４図および第６図は各種手順による蓄積送信処理を示
す動作フローチャート、第５図は原稿画像の登録処理を
示す動作フローチャート、第７図は編集送信の説明図で
ある。 ｌ・・・システム制御部、２・・・操作表示部、２ａ・
・・原稿蓄積キー、２ｂ・・・登録キー、２ｃ・・・編
集送信キー、２ｄ・・・スタートキー、２ｅ・・・スタ
ートキー、２ｆ・・・テンキ、２ｇ・表示器、２ｈ・・
・文字キー、３・・スキャナ部、４・・プロッタ部、５
・・ＳＡＦメモリ、６・・通信制御部、７・・モデム、
８・・・網制御装置、９・・・符号化復号化部、 １０ ｇ理情報メモリ。 特開平３ １７５８７３　（７）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿画像を蓄積する画像メモリを備えたファクシ
   ミリ装置において、原稿画像の読み取りを開始させる読
   取開始操作手段と、原稿画像を順次読み取って上記画像
   メモリに蓄積する画像蓄積手段と、その画像蓄積手段の
   動作実行中に宛先を入力する宛先入力操作手段と、入力
   された宛先に発信して上記画像メモリに蓄積した画像を
   送信する送信手段とを備えていることを特徴とするファ
   クシミリ装置。
2. （２）原稿画像を蓄積する画像メモリを備えたファクシ
   ミリ装置において、予め任意ページ数の原稿画像を任意
   の数だけ上記画像メモリに蓄積する原稿画像蓄積手段と
   、蓄積した各原稿画像にファイル名を付与するファイル
   名付与手段と、画像送信の際にセットされた送信原稿の
   原稿画像を読み取る送信原稿読取手段と、読み取った上
   記原稿画像のページ位置を任意に指定するページ指定操
   作手段と、上記画像メモリに蓄積している原稿画像のフ
   ァイル名を任意に指定するファイル名指定操作手段と、
   上記送信画像読取手段で読み取った原稿画像の上記ペー
   ジ指定操作手段で指定されたページ位置に上記ファイル
   名指定操作手段で指定された上記画像メモリの原稿画像
   を挿入した画像を宛先に送信する画像編集送信手段とを
   備えていることを特徴とするファクシミリ装置。