JPH03175251A

JPH03175251A - 電気冷蔵庫

Info

Publication number: JPH03175251A
Application number: JP31250789A
Authority: JP
Inventors: Makoto Watanabe; 信渡邉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-12-01
Filing date: 1989-12-01
Publication date: 1991-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野〕本発明は食品の日持ちをより長くすることができる電気
冷蔵庫に関する。

〔従来の技術〕

最近の電気冷蔵！（電気（子）冷凍冷蔵庫を含む）は冷
蔵室と冷凍室を有するものが多い。冷蔵室の温度は食品
を凍らせない程度の低温度に設定されているのに対し、
冷凍室の温度は食品が完全に凍るように極めて低い温度
に設定される。

食品は長期間保存する場合は冷凍室に収容され、比較的
短期間保存する場合は冷蔵室に収容される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、冷凍室に収容すると、長期間保存するこ
とができる反面１食品を構成している細胞が破壊され、
味が悪くなる欠点がある。

これに対して、冷蔵室に収容すれば、細胞の破壊による
味の劣化を防止することができるが、長期の保存が困難
になる。

この発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、食
品の味を悪化させることなく長期の保存を可能にするも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

請求項１に記載の電気冷蔵庫においては５食品を収容す
る収容室が内部に少なくとも１つ形成されている本体と
、収容室の内部を冷却する冷却手段と、収容室に食品を
出し入れするとき開閉されるドアと、ドアを開放不能に
ロックするロック機構と、収容室の空気を減圧する真空
ポンプと、所定の指令が入力されたとき、ロック機構に
ドアをロックさせるとともに、真空ポンプに収容室を減
圧させ、さらに、他の所定の指令が六カされたとき、収
容室を外気圧と鴫等しくさせ、ドアのロックを解除させ
る制御回路とを備える。

請求項２に記載の電気冷蔵庫においては、電気冷蔵庫は
、収容室を減圧させるとき操作される第１のスイッチと
、収容室の減圧を解除するとき操作される第２のスイッ
チとをさらに備える。

請求項３に記載の電気冷蔵庫においては、電気冷蔵庫は
、収容室が減圧されている場合と、減圧がＭ、除された
場合において異なる表示を行なう表示器をさらに伺える
。

請求項４に記載の電気冷蔵庫においては、？！！気冷Ｒ
Ｊｉｎは収容室の気圧を検出する検出器をさらに備える
。

〔作用〕

請求頂上に記載の電気冷蔵ｊＩにおいては、収容室が冷
却手段により冷却されるとともに、真空ポンプにより減
圧される。

従って、酸素がないか、あったとしても極めて希薄なた
め、細菌の活動が抑制され、細胞破壊による味の劣化を
防止しつつ、食品の日持ちをよくすることができる。

請求項２に記載の電気冷蔵庫においては、減圧するとき
、また減圧を解除するとき、第１又は第２のスイッチが
各々操作される。

従って、必要に応じて減圧しないで食品を保存すること
も可能になる。

請求項３に記載の電気冷蔵庫においては、表示器に減圧
又は減圧解除が表示される。

従って、誤操作が防止される。

請求項４に記載の電気冷Ｒ庫においては、収容室の気圧
が検出器により検出される。

従っ−て、減圧動作を確実に行なうことができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の電気冷蔵庫の一実施例の構成を示す
断面図である。

同図において、１は金属、合成樹脂等により形成される
本体であり、その最下部にはコンプレッサ７、真空ポン
プ上３等を収容する収容室２．その上には冷蔵室として
の収容室３、またその上には冷凍室としての収容室４．
最上部には真空冷蔵室としての収容室５が、各々形成さ
れている。また、本体１の後面にはパイプ８，１４等を
収容する収容室６が形成されている。

コンプレッサ７はパイプ８を介して券取容室３乃至５の
冷却器９乃至１１と、後面外側の放熱理工２と連結され
ている。また、真空ポンプ１３はパイプ１４を介して、
収容室５に配置された弁１５と、本体上の後面外側上方
に配置された弁１６とに連結されている。

２１乃至２３は券取容室３乃至５に食品（図示せず）を
出し入れするとき開閉されるドアであり。

ロック機構２４乃至２６により、各々ロックされるよう
になっている。

収容室３と４の側板３１は比較的薄いが、収容室５の側
板３２は、減圧に耐えるように厚く形成されている。

２７と２８はドア２３の近傍であって、ドア２３ととも
に開閉されない本体１の固定部に取付けられたスイッチ
と表示器である。

４１乃至４３は収容室３乃至５に配置され、それらの温
度を検出する検出器、４４は収容室５に配置され、その
内部の気圧を検出する検出器である。

第２図はこの発明の電気冷蔵庫の一実施例の電気的接続
関係を示すブロック図である。

同図において、５１はプラグであり、図示せぬコンセン
ト等に接続され交流電圧の偶給を受ける。

５２は電源回路であり、プラグ５１より償給された交流
電圧をそのまま、あるいは整流、平滑して、直流電圧に
変換した後、各回路、手段等に出力する。

５３−は例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御回
路であり、スイッチ２７ａ、　２７ｂ、検出器４工乃至
４４等より入力される信号に対応して各回路、手段等を
制御する。

次に、その動作を説明する。

プラグ５１をコンセントに接続すると、１００Ｖの電圧
が電源回路５２に併給される。電源回路５２はこの電圧
を整流、平滑して、所定の直流電圧に変換し、制御回路
５３、表示器２８、ロック機構２６、ＪＰ１５，１６５
に出力する。また、交流電圧をそのまま、あるいは所定
の電圧に変換して、コンプレッサ７、真空ポンプ１３に
出力する。

コンプレッサ７は直ちに動作を開示し、冷媒をパイプ８
を介して冷却器９乃至工１と放熱器１２との間で循環さ
せる。これにより、冷却器９乃至１１が収容室３乃至５
の熱を吸収し、その熱がパイプ８を介して放熱器１２に
伝達され、外部に放出される。その結果、収容室３乃至
５の内部が冷却される。

収容室３乃至５の温度は検出器４１乃至４３により検出
される。制御回路５３は検出器４１乃至４３が検出した
温度が、予め設定した所定の温度より低くなったとき、
対応する冷却器９乃至工１の動作を停止させ、所定の温
度より高くなったとき、再び動作を開始させる。これに
より、多収容室３乃至５の温度がツリ（立して制御され
る。

収容室３乃至５に食品を収容したり、取り出すとき、ド
ア２１乃至２３を開放する。ドア２１乃至２３はロック
機構２４乃至２６により本体１にロックされているが、
そのロック力に抗して引くことにより、ドア２１乃至２
３は容易に開放することができる。

食品を収容又は取り出した後、ドア２１乃至２３を閉じ
ると、これらは自動的にロック機構２４乃至２６により
ロックされる。

これらのロック機構として、例えば鉄片と磁石を用いる
ことができる。

次に、スイッチ２７ａをオンすると、制御回路５３は収
容室５の内部の減圧動作を実行させる。

このとき制御回路５３は先ずロック機構２６を制御じ、
ドア２３を開放不能にロックさせる。このためロック機
構２６には鉄片又は磁石等の他、プランジャ、ソレノイ
ド等を有している。プランジャ等が動作したとき、図示
せぬアーム等が移動され、ドア２３は機械的にロックさ
れる。

このとき制御回路５３は表示器２８を駆動し、収容室５
が減圧されていることをＬＩＥＤを点灯させる等して表
示させる。

次に、制御回路５３は真空ポンプ１３と弁１５゜１６を
制御し、収容室５の内部の空気を弁１５、弁１６を介し
て外部に排出させる。これにより収容室５の内部は減圧
される。

検出器４４は収容室５の内部の気圧を検出している。こ
の検出気圧が予め設定しである所定の基ｆ４ＩＩ値以下
になったとき、弁１５．王６が閉じられ。

減圧動作は中止される。

これにより、収容室５は冷却器１１により冷却されると
同時に、真空又はそれに近い状態に減圧される。その結
果、酸素が無いか、又はあっても極めて希薄な状態とな
り、細菌の繁殖が著しく困難な状態になる。従って、食
品の腐敗の進行が抑制される。

収容室５の冷却温度は、食品を冷凍しない程度の温度（
例えば−４℃乃至３℃）に設定されているので、食品の
細胞が破壊されるようなことが防止さオシる。

次に、収容室５から食品を取り出すとき、スイッチ２７
ｂがオンされる。このとき制御回路５３は真空ポンプ１
３と弁１５．１６を動作させ、外部の空気を弁１６．１
５を介して収容室５内に徐々に注入させる。収容室５の
空気が１気圧、又はそれに近い値になったとき、制御回
路５３は表示器２８を駆動し、ＬＥＤを泪灯させる等し
て、減圧時とは異なる表示を行なわせる。これにより、
使用者は減圧が解除されたことを知ることができる。

またこのとき制御回路５３はロック機構２６を制御し、
プランジャ等の励磁を中止し、機械的なロックを解除さ
せる。その結果、収容室３，４における場合と同様に、
磁石と鉄片による軽いロックだけとなり、ドア２３が開
放可能となる。

減圧時ドア２３を開放不能にロックしなかったり、表示
器・２８に減圧の表示を行なわせないようにすると、ド
ア２３を無理に開けた場合、空気が収容室５の内部に急
激に進入し、不測の事故が発生するおそれがある。そこ
で減圧時はドア２３を開放不能にロックし、かつ、その
とき表示器２８にドア２３が開放不能である（減圧中で
ある）旨を表示させるようにするのが好ましい。

また、検出器４４を設けず、減圧動作開始後又は減圧動
作解除開始後、所定の時間が経過したことを検出して、
真空ポンプ１３や弁１５，１６の動作を制御することも
可能である。しかしながらそのようにすると、何等かの
原因により、減圧動作が確実に行なわれなかったような
場合、内部の食品が通常の冷蔵室としての収容室３に収
容した場合と同様になり、日持ちが悪くなるおそれがあ
る。そこで、実際の気圧を検出するようにするのが好ま
しい。また、そのようにすれば、弁１５゜１６の漏れ等
により、減圧後、気圧が高くなってきたような場合、所
定の気圧になるように、随時真空ポンプ１３を自動的に
動作させるようにすることができる。

〔発明の効果〕

以上のように、請求項１に記載の電気冷蔵庫によれば、
収容室を食品を冷凍しない程度の温度に冷却するととも
に、減圧するようにしたので１食品の細胞の破壊による
味の劣化を防止し、かつ食品の日持ちを長くすることが
できる。

請求項２に記載の電気冷ａ庫によれば、第１のスイッチ
と第２のスイッチにより減圧とその解除を指令させるよ
うにしたので、必要に応じて減圧しないで食品を保存す
ることも可能になり、使い勝手が良くなる。

請求項３に記載の電気冷ａｍによれば、減圧又は減圧解
除が表示されるので、安全に食品の出し入れを行なうこ
とができる。

請求項４に記載の電気冷蔵庫によれば、収容室の気圧を
実際に検出するようにしたので、誤動作の防止が可能に
なる。

【図面の簡単な説明】

第１−図はこの発明の電気冷蔵庫の一実施例の構成を示
す断°面図、第２図はこの発明の電気冷ｉａ　Ｐｉの一実施例の電気
的接続関係を示すブロック図である。１・・・本体２乃至６・・・収容室７・・・コンプレッサ９乃至１１・・・冷却器工２・・・放熱器１３・・・真空ポンプ１５．１６・・・弁２１乃至２３・・・ドア２４乃至２６・・・ロック機構２７．２７ａ、２７ｂ・・・スイッチ２８・・・表示器４工乃至４４・・・検出器５３・・・制御回路

Claims

【特許請求の範囲】

（１）食品を収容する収容室が内部に少なくとも１つ形
成されている本体と、前記収容室の内部を冷却する冷却手段と、前記収容室に前記食品を出し入れするとき開閉されるド
アと、前記ドアを開放不能にロックするロック機構と、前記収
容室の空気を減圧する真空ポンプと、所定の指令が入力
されたとき、前記ロック機構に前記ドアをロックさせる
とともに、前記真空ポンプに前記収容室を減圧させ、さ
らに、他の所定の指令が入力されたとき、前記収容室を
外気圧と略等しくさせ、前記ドアのロックを解除させる
制御回路とを備える電気冷蔵庫。
（２）前記電気冷蔵庫は、前記収容室を減圧させるとき
操作される第１のスイッチと、前記収容室の減圧を解除するとき操作される第２のスイ
ッチとをさらに備える請求項１に記載の電気冷蔵庫。
（３）前記電気冷蔵庫は、前記収容室が減圧されている
場合と、減圧が解除された場合において異なる表示を行
なう表示器をさらに備える請求項１又は２に記載の電気
冷蔵庫。
（４）前記電気冷蔵庫は前記収容室の気圧を検出する検
出器をさらに備える請求項１、２又は３に記載の電気冷
蔵庫。