JPH03169874A - 3―ベンゾイルベンゾフラン誘導体の製造方法 - Google Patents

3―ベンゾイルベンゾフラン誘導体の製造方法

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JPH03169874A
JPH03169874A JP2285702A JP28570290A JPH03169874A JP H03169874 A JPH03169874 A JP H03169874A JP 2285702 A JP2285702 A JP 2285702A JP 28570290 A JP28570290 A JP 28570290A JP H03169874 A JPH03169874 A JP H03169874A
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JP
Japan
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formula
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benzofuran
aluminum chloride
phosgene
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Application number
JP2285702A
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English (en)
Inventor
Bernard Boudet
ベルナール・ブデ
Jean-Robert Dormoy
ジャン―ロベール・ドルモワ
Alain Heymes
アラン・アイム
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Sanofi SA
Original Assignee
Sanofi SA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/79Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D307/80Radicals substituted by oxygen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、概観的には、ペンゾイルベンゾフラン誘導体
の新規製造方法に関する。
[発明の記載] さらに詳しくは、本発明の目的は、一般式0 [式中、Rは直鎖または分岐C,−C8アルキル基、C
3  CI1シクロアルキル基および非置換または例え
ばふっ素、塩素または臭素のようなハロゲン原子、CI
  04アルキル、C I− 0 4アルコキシおよび
ニトロ基から選ばれた同一もしくは異なる1個または数
個の置換基で置換されたフエニル基から選ばれ、 Zは、水素およびメチル基から選ばれるコで示される3
−ベンゾイルベンゾフラン誘導体の新規製造方法である
「直鎖または分岐C+Csアルキル基」は特にメチル、
エチル、n−プロビル、イソプロビル、n−ブチル、イ
ソブチル、第3級ブチル、n−ベンチル、ネオペンチル
、n−ヘキシル、n−ヘプチルまたはn−オクチル基を
意味する。
同様に、rcscsシクロアルキル基」は特にシクロプ
ロビルまたはシクロヘキシル基を意味する。
すなわち、上記で与えられた定義から考慮すると、Rは
特にメチル、エチル、n−プロビル、イソプロビル、n
−プチル、イソブチル、第3級ブチル、1〜メチルプロ
ピル、n−ペンチル、ネオベンチル、フェニル、モノフ
ルオロ、モノクロロ、またはモノブロモフェニル、ジフ
ルオロ、ジクロロまたはジブロモフェニル、モノメチル
またはジメチルフェニル、モノメトキシまたはジメトキ
シフェニル基またはハロゲンで置換されたメチルフエニ
ル基を示すことができる。
rc.−c4アルキル基」は、さらに具体的にはメチル
、エヂル、n−プロビル、イソプロビル、nブチル、イ
ソブチルまたは第3級ブチル基を意味する。
rc.−c.アルコキシ基」は、前記に示したようなC
 .− C.アルキル基で置換されたヒドロキシル基を
示す。
式(1)の化合物のRはエチルまたはn−プチル基で構
成されるのが好ましい。
式(I)の3−ベンゾイルベンゾフラン誘導体は特にフ
ランス特許番号第1260578号および第13393
89号に記載されたベンゾフラン誘導体の最終合成の中
間体として広く使用することができる。
上記誘導体は特にペンズヨーダロンすなわち2−エチル
−3−(3.5−ジョード−4−ヒドロキシベンゾイル
)ベンゾフラン、ベンズブロマロンすなわち2−エチル
−3−(3.5−ジブロモ−4=ヒドロキシベンゾイル
)ベンゾフランおよびアムイ才ダロンすなわち2−n−
ブチルー3−(3.5−ジョード−4,β−ジエチルア
ミノエトキシベンゾイル)ベンゾフランである。
これらの化合物は治療適用途に特に有用であることが知
られていた。
すなわち、ペンズヨーダロンは冠状動脈拡張および尿酸
***作用、ベンズブロマロンは尿酸***作用およびアム
イオダロンは抗狭心症および心臓性抗不整脈特性をもつ
ため有益である。
式(I)の幾つかの誘導体は治療薬として有用であるこ
とが知られている。例えば、2−エチル3−(4−ヒド
ロキシベンゾイル)ベンゾフランすなわちベンゾロンは
静脈切開作用および炎症反応阻害のために有効であるこ
とが知られている。
フリーデルークラフツ反応による3−アニソールまたは
3−ベンゾイルベンゾフラン誘導体の製法は化学分野で
は広く知られている。
例えば、 フランス特許第1260578号では溶媒として二硫化
炭素、触媒として塩化第2すすの存在下2−アルキルベ
ンゾフランと塩化アニソイルの反応が報告されている。
塩化アニソイルは例えばアニス酸および塩化ヂオニルか
ら得ることができる。
ヨーロビアン・ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミ
ストリー、シミカ・テラビューティカ(Eur. Me
d. Chem. −Chimica  Therap
eutica)、第9巻、第1号、第19−25頁(1
974年)では溶媒としてジクロ口エタン、触媒として
塩化アルミニウムの存在下3.5−ジアルキルアニソー
ルと2−アルキルー3−クロロカルボニルベンゾフラン
の凝縮が記載されおり、3−クロロカルボニル誘導体は
次の連続工程により得られる:a)塩化第2すずの存在
下塩化アセチルと2−アルキルベンゾフランとの反応 b)得られた2−アルキルー3−アセヂルベンゾフラン
と臭化または塩化スルフリルの反応C)得られた2−ア
ルキルー3−ハロアセチルベンゾフランのピリジン中で
の加熱 d)得られた2−アルキルーω−ハロビリジニウムアセ
チルベンゾフランの水酸化ナトリウムの存在下加水分解 e)上記で得られたナトリウム塩からの2−アルキルベ
ンゾフラン−2−カルボン酸の再生f)塩化チオニルと
2−アルキルベンゾフラン−3−カルボン酸とによる2
−アルキルー3−クロロ力ルポニルベンゾフランを生成
する反応。
他のルイス触媒は例えば塩化第2鉄(ヨーロッパ特許出
願第EP−A−0210156号)または塩化アルミニ
ウムを含めてフリーデルークラフツ反応に記載されてい
る。
後者はハンガリー特許出願番号第175906号(ケミ
カル・アブストラクッ(Chew. Abstr. )
、第94巻、192122b)に報告されている製法で
使用されているが、それによると、2−エチル3−(4
−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフランが次の方法で製
造されている。
a)塩化アニフィルI当量(アニス酸および塩化チオニ
ルから使用する直前に製造)と2−エチルベンゾフラン
I当量との反応をO℃クロロベンゼン中塩化アルミニウ
ムl、02当量の存在下実施した。
b)得られた複合体を塩化アルミニウム3.08当量を
添加して脱メチル化し70℃に加熱した。
C)室温下加水分解により精製および分離後、所望の化
合物を収率50.5%で製造した。
要するに、引用した方法はすべて最終ケトンを形成する
ために1回のフリーデルークラフッ反応を利用する方法
を必要とし、縮合に必要なクロロカルボニル置換基は出
発物のベンゾフラン誘導体またはメトキシベンゼン誘導
体のいずれかに結合している。
したがって、先行技術であるこれらの方法は、場合によ
って製造段階の総数がかなり増加し、従って最終産生物
の値段が上がる中間体として、適当なクロ口カルボニル
誘導体の製造を必要とする。
従って、容易に入手できる合成中間体の利用および限定
した段階数および最終産生物の充分な収率を得る相対的
に安価な産業方法の研究が明白な重要性を持続する。
さらに、フリーデルークラフツ反応は芳香族基質Ar上
でホスゲンまたは塩化オキザリルの反応により達成され
ることが知られている。
この場合、対称ケトンAr−Co−Arは式AICI3 Artl+COCI .−一)/ArCOCl :AI
Cl,+^rcOAr+AlclsH,0 一う> Ar−Co−Ar+^r−COJにより主生成
物として得られ、酸A r C O y Hを随伴する
が極めて微量である。
好収率で酸を得る唯一の方法は[ArCOCl:A10
13]複合体が不溶性で、沈澱し、ArIIの第2分子
と反応して対称ケトンを生ずることができなくなるため
、溶媒として二硫化炭素を使用することからなる。
この反応型の対称ケトンの形成は2種の異なる芳香族化
合物およびホスゲンの間の二重フリーデルークラフツ反
応によるケトンの製造方法の範囲を限定する。
現在の知識では、この型の方法に基づく非対称芳香族ケ
トンの製造の実例は存在しない。
本発明により、この式(1)の3−ベンゾイルベンゾフ
ラン誘導体の場合、ホスゲンおよび2種の異なった芳香
族化合物を使用する2重フリーデルークラフツ反応によ
り非対称芳香族ケトンを得ることが可能であることが見
出された。
本発明によると、式(1)の化合物は、反応液中触媒と
して塩化アルミニウムの存在下、好ましくは−25℃〜
室愚の温度において、無極性非プロトン溶媒中で、 一般式 [式中、Rは前記の意味コ で示されるベンゾフラン誘導体をまずホスゲンまたは塩
化オキザリル、ついで 一般式 〈;\OZIl’1 [式中、Zは前記の意味] で示されるフェノール性誘導体と反応させて複合体を生
成させ、これを加水分解し、式(1)の化合物を生成さ
せる方法により製造される。
様々な関与する試薬の相対的比率は対称ケトンで代表さ
れる副産物の形成中にたいした役割をなさない。
非対称ケトンの製造を開始する目的で本発明の方法で使
用する最も適当なモル比割合は次の通りである。
式(II)または(Ill)の化合物:ホスゲンまたは
塩化才キザリル:塩化アルミニウム=1=2〜4:l〜
1.5、好ましくはI:3:I.5であり、式(U)お
よび(III)の化合物は化学量論的な量である。
本発明で使用する無極性非プロトン性溶媒は四゛塩化炭
素またはジクロロメタンまたはジクロロエタンのような
CI  04アルキルハライドが好ましい。
加水分解に関しては、温度は室温〜50℃で好ましくは
室温で行なう。
本発明の製法は約−20℃の温度の反応器中に選ばれた
式(II)のベンゾフラン誘導体、ホスゲン、触媒およ
び溶媒を仕込み、例えば20−24時間のような数時間
室温で反応を実施することにより行なうことができる。
ついで式(I)の誘導体が約−20℃で反応混合物に導
入され、混合物を室温で反応を実施するため2〜3時間
再加熱し、反応媒質を複合体の加水分解を実施するため
水に注ぐ。
こうして得た式(1)の3−ベンゾイルベンゾフラン誘
導体は常法で分離することができる。
上記記載した本発明の方法は式(1)の3−ベンゾイル
ベンゾフラン誘導体を容易にかつ高収率で生成すること
を可能にする。例えば2−n−ブチルー3−(4−メト
キシベンゾイル)ベンゾフランは本発明により75%以
上の収率で製造することができる。
さらに、先行技術の製造法と比較すると、本発明の方法
は使用直前のクロロカルボニル誘導体の製造回避および
かなりの段階数の減少という明白な利点を提供する。
例えばヨーロッパ特許第EP−A−0210156号に
記載された方法、すなわち反応混合物の還流屋度で脱メ
チル化試薬としての塩化アルミニウムの反応を使用して
、式(I)の3−(4−メトキンベンゾイル)ベンゾフ
ラン誘導体から出発しこれを脱メチル化して3−(4−
ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフラン誘導体にすること
により式(I)の化合物(Zは水素を表す)の誘導体を
製造することが可能である。
式(1)の3−ベンゾイルベンゾフラン誘導体(Zは水
素を表す)は、式(II)の化合物(Zはメチル基を表
す)から、続いて反応液中で塩化アルミニウムを用い反
応混合物を還流温度にして、形成された複合体の脱メチ
ル化をすることによっても製造できる。
こうして、この発明方法の変法により、式(II)のベ
ンゾフラン誘導体を、反応夜中触媒として塩化アルミニ
ウムの存在下、−258C〜室温の温度において、無極
性非プロトン溶媒中で、まずホスゲンまたは塩化オキザ
リル、ついでアニソールと、反応液中で連続的に反応さ
せて、複合体を生或させ、これを媒質の還流温度におい
て塩化アルミニウムの存在下に反応液中で脱メチル化し
、ついで加水分解して、Zが水素である式(1)の3−
ベンゾイルベンゾフラン誘導体を生戊させる。
フリーデルークラフツ反応に必要な塩化アルミニウムの
量は前記のように式(II)の化合物の当量当り1〜1
.5当量であり、脱メチル化に必要な塩化アルミニウム
の量は式(II)の化合物の当量当り1当量である。
特に、この変法は、中間体を分離することなしに、■反
応混合物中で式(I)の3−(4−ヒドロキシベンゾイ
ル)ベンゾフラン誘導体の製造に必要な全反応を実施す
ることができる利点を提供する。
さらに、塩化アルミニウムはフリーデルークラフツ反応
および脱メチル化の両方に使用できるので、塩化アルミ
ニウムを全部で4当量使用することを規定するハンガリ
ー特許第175.906号中が推奨する量と比較してこ
の試薬の量を容易に減少することが可能である。
上記記載の変法は式(1)の3−(4−ヒドロキシベン
ゾイル)ベンゾフラン誘導体を高収率で製造することが
可能である。この場合、特に2 −n−ブチルー3−(
4−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフランの製法におい
て、製法のこの変法の適用により少なくとも70%収率
を得ることが可能である。
前記したように、式(1)の3−ベンゾイルベンゾフラ
ン誘導体はペンズヨーダロン、ベンズブロマロンまたは
アモーダロンの製造に使用することができる。
例えば、ペンズヨーダロンおよびベンズブロマロンは特
にアルカリ金属酢酸塩緩衝液/酢酸溶液の存在下均質な
溶演中2−エチル−3−(4−ヒドロキシベンゾイル)
ベンゾフランのそれぞれよう素化または臭素化により製
造することができ、アムイオダロンは前記と類似した方
法で2−n−ブチルー3−(4−ヒドロキシベンゾイル
)ベンゾフランをよう素化して2−n−ブチルー3−(
3.5−ジョード−4−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾ
フランを生成し、続いてアルカリ金属炭酸塩/アルカリ
金属炭酸水素塩緩衝液溶液の存在下lジエヂルアミノー
2−クロロエタン塩酸塩によりエーテル化することによ
り得ることができる。
次の実施例は本発明およびアムイオダロンの製造を示す
実施例l 2−n−ブチルー3−(4−メ ベンゾフランの製造 無水ジクロロエタン40xQをアルゴン下反応器に入れ
、−20℃に冷却した。その後ホスゲン3トキシベンゾ
イル) 村(41.87ミリモル)、2−n−ブヂルベンゾフラ
ン2.5xl2(14.2ミリモル)および塩化アルミ
ニウム2.1 3S+(1 5.96ミリモル)を続い
て反応器へ導入した。溶液を徐々に室温まで加熱し、2
4時間撹拌し、−20℃に冷却した。
アニソールI,55村(14.25ミリモル)を加え、
溶液を室温まで加熱し、2時間撹拌し、水100村を注
いだ。30分間激しく撹拌し、有機相を分離し、炭酸水
素ナトリウム飽和溶液3(JtQおよび水40村で洗浄
し、その後硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒蒸留およびシリカカラム(溶M液:塩化メチレン:
ヘキサン=1:I)で得られた粗生成物の精製後、2−
n−ブヂルー3−(4−メトキンベンゾイル)ベンゾフ
ラン3.449<1 1.17ミリモル)を得た。
収率二78.7% 実施例2 2−n−ブチルー3−(4−ヒドロキシベンゾイル)ベ
ンゾフランの製造 無水ジクロ口エタン40x(lをアルゴン下乾燥丸底フ
ラスコに置き、−20℃に冷却した。ホスゲン3xQC
4 1 .  8 7ミリモル)、2−n−プチルベン
ゾフラン2.5d(1 4.2ミリモル)および塩化ア
ルミニウム2.13g(15.96ミリモル)を続いて
フラスコ中に導入した。
溶液を室温まで加熱し、24時間撹拌し、−20℃に冷
却した。アニソールI. .  5 5x&(1 42
5ミリモル)をその後加え、溶液を25°Cまで再加熱
した。
2時間撹拌を続け、塩化アルミニウム1.99(14.
23ミリモル)を加えた。混合物を8時間還流加熱した
。約40℃に冷却後、反応混合物を水100ml7に注
ぎ30分撹拌した。有機相を分離し、炭酸水素ナトリウ
ム飽和溶液30x(lで、その後水40xQで洗浄した
。硫酸ナトリウムで乾燥し、脱色した。溶媒の蒸留およ
びシリカカラム(溶離液:塩化メチレン)で得られた粗
生成物を精製後、2−n−ブチルー3−4−(ヒドロキ
シベンゾイル)ベンゾフラン2.99(9.87ミリモ
ル)を得た。
収率:70%、融点:120℃ 実施例3 2−n−ブチルー3−(3.5−ジョード−4一β−ジ
エチルアミノエトキシベンゾイル)ベンゾフラン塩酸塩
の製造 a)2−n−ブチルー3−(4−ヒドロキシベンゾイル
)ベンゾフラン 2−n−ブチルー3−(4−メトキシベンゾイル)ベン
ゾフラン29(6.5ミリモル)、ジクロロエタン30
xQおよび塩化アルミニウムt.s2g(t3.6ミリ
モル)からなる溶液をアルゴン下に加えた。混合物を9
時間還流加熱し、その後室温まで冷却した。反応混合物
をその後水50+w(に注ぎ、30分間激しく撹拌し、
有機相を分離した。水30村で3回洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、珪藻上により脱色した。溶媒の蒸留後、
2−n−ブチルー3−(4−ヒドロキシベンゾイル)ベ
ンゾフラン1.99(6.5ミリモル)を得た。
収率:l00%、融点:119−120℃b)2−n−
ブチルー3−(3.5−ジョード−4−ヒドロキシベン
ゾイル)ベンゾフランメタノール540gを4i2反応
器に導入した。酢酸ナトリウム三水和物300y(2.
4モル)、よう素2869および湿った回収よう素42
49(総モル2.3モル)を撹拌しながら続けて加えた
反応混合物を3 0−3 5℃にし、2−n−ブチルー
3−(4−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフラン294
9(1モル)を1回で導入した。
メタノール60gですすぎ、混合物を30−45分間還
流加熱した(最大温度:70−74℃)。
加熱を止め、精製水4009中の水酸化ナトリウムペレ
ット90y(2.2モル)から予め製造した溶液を約1
0分間中に導入した。反応の発熱性により添加する期間
中還流した(最大76−77℃)。
混合物を2時間還流し、その後装置を常温蒸留装置に変
えた。二硫化ナトリウム3209(35度ポウメ)溶液
を約20分以内に加え、蒸留を最大温度が97−100
℃に達するまで続けた(蒸留最大温度二87℃)。こう
して、溶媒約800112(約680g)を蒸留した。
水浴で75−80℃に冷却し、精製水200g、36%
塩酸215gおよびトルエン1600gを続けて順番に
加えた。混合物をlO分間還流加熱し(最大温度:84
℃、二酸化硫黄の発生)、下側の水相をデカントした。
トルエン相を精製水400g、二硫化ナトリウム水溶液
100gおよび精製水4009を2回にわけて連続して
7 5−8 0℃洗浄した。水相の最大量を最終洗浄後
デカントし、残留物を活性炭229で30分間還流処理
した。混合物を熱濾過し、熱トルエン3809ですすぎ
、濾液を集めた。
2−n−ブチルー(3.5−ジョード−4−ヒドロキシ
ベンゾイル)ベンゾフランのトルエン溶液を上記のよう
に得、そのまま使用した。
上記記載した類似した方法で、2−エチル−3一(4−
ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフラン266.39(1
モル)から出発して、2−エチル−3−(3.5−ジョ
ード−4−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフランまたは
ペンズヨーダロンを蒸留によるトルエン除去後得た。
同様に、2−エチル−3−(4−ヒドロキシベンゾイル
)ベンゾフラン266.3g(1モル)および臭素から
出発して、2−エチル−3−(3.5−ジブロモ−4−
ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフランまたはベンズブロ
マロンを蒸留によるトルエン除去後得た。
c)2−n−ブチルー3−(3.5−ジョード−4一β
−ジエチルアミノエトキシベンゾイル)ベンゾフラン 段階b)で得られた2−n−ブチルー3−(3.5−ジ
ョード−4−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾフランを精
製水800gおよび1〜ジエヂルアミノ−2−クロロエ
タン塩酸塩177.3g(103モル)とともに反応器
へ導入した。反応混合物を撹拌しながら40±2℃にし
、15分間保った。二酸化炭素の発生を制御しながら、
無水炭酸カリウムをゆっくり加えた。温度を1時間以内
に徐々に還流まで上げた。混合物を3時間この温度で保
ち、水性塩水相を75±5℃でデカントし、トルエン相
を精製水8009を4回に分けて洗浄した。トルエン溶
液を60℃で活性炭20.59で処理し、濾過し、トル
エン2209ですすぎ、濾液を集めた。
2−n−ブチルー3−(3.5−ジョード−4一β−ジ
エチルアミノエトキシベンゾイル)ベンゾフランのトル
エン溶液が遊離塩基またはアムイオダロンの形で得られ
た。
d)2−n−ブチルー3−(3.5−ジョード−4一β
−ジエチルアミノエトキシベンゾイル)ベンゾフラン塩
酸塩 段階C)で得られた2−n−ブチルー3−(3.5=ジ
ョード−4−β−ジエチルアミノエトキシベンゾイル)
ベンゾフランを60℃にし、塩化水素38.59を降下
導入管により導入した。反応物の温度を発熱性により上
昇するに任せたが75℃を超えないようにした。
p}lは導入終了時および70±5℃での接触30分後
で酸性と確認された。
混合物を水流ポンプ真空下に徐々に置きトルエン:水:
塩酸400村を蒸留した(蒸留終了時:残余圧≦150
mm:最終温度く75℃)。再結晶を水浴で誘発し、約
8時間ゆっくり撹拌し、結晶を10−15℃で濾過した
。それらを濾過したトルエン[80xQ4回に分けてす
すぎ、60℃換気オーブンで恒量になるまで乾燥した。
2−n−ブチルー3−(3.5−ジョード−4β−ジエ
チルアミノエトキシベンゾイル)ベンゾフラン塩酸塩ま
たはアムイオダロン塩酸塩約647.59を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Rは直鎖または分岐C_1−C_8アルキル基
    、C_3−C_6シクロアルキル基および非置換または
    ハロゲン原子、C_1−C_4アルキル、C_1−C_
    4アルコキシおよびニトロ基から選ばれた同一もしくは
    異なる1個または数個の置換基で置換されたフェニル基
    から選ばれ、 Zは、水素およびメチル基から選ばれる] で示される3−ベンゾイルベンゾフラン誘導体の製造法
    であって、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼II [式中、Rは前記の意味] で示されるベンゾフラン誘導体を、触媒として塩化アル
    ミニウムの存在下、−25℃〜室温の温度において、無
    極性非プロトン溶媒中で、まずホスゲンまたは塩化オキ
    ザリル、ついで 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼III [式中、Zは前記の意味] で示されるフェノール性誘導体と、反応液中で連続的に
    反応させて、複合体を生成させ、これを加水分解して目
    的とする3−ベンゾイルベンゾフラン誘導体を生成させ
    ることからなる方法。 (2)ベンゾフラン誘導体:フェノール性誘導体:ホス
    ゲンまたは塩化オキザリル:塩化アルミニウムのモル比
    が1:1:2〜4:1〜1.5である、請求項1記載の
    方法。 (3)モル比が1:1:3:1.5である、請求項2記
    載の方法。 (4)Zが水素である式( I )の3−ベンゾイルベン
    ゾフラン誘導体を製造するための請求項1記載の方法で
    あって、式(II)のベンゾフラン誘導体を、触媒として
    塩化アルミニウムの存在下、−25℃〜室温の温度にお
    いて、無極性非プロトン溶媒中で、まずホスゲン、つい
    でアニソールと、反応液中で連続的に反応させて、複合
    体を生成させ、これを媒質の還流温度において塩化アル
    ミニウムの存在下に反応液中で脱メチル化し、ついで加
    水分解して、Zが水素である式( I )の3−ベンゾイ
    ルベンゾフラン誘導体を生成させることからなる方法。 (5)触媒としての塩化アルミニウムの量が式(II)の
    ベンゾフラン誘導体1当量当り1〜1.5当量であり、
    脱メチルに必要な塩化アルミニウムの量が式(II)のベ
    ンゾフラン誘導体1当量当り1当量である、請求項4記
    載の方法。 (6)無極性非プロトン溶媒が4塩化炭素またはC_1
    −C_4アルキルハライドである、請求項1〜5の何れ
    か1項記載の方法。 (7)加水分解を室温〜50℃の温度で行なう、請求項
    1〜6の何れか1項記載の方法。(8)加水分解を室温
    で行なう、請求項7記載の方法。 (9)Rがエチル基である、請求項1〜8の何れか1項
    記載の方法。 (10)Rがn−ブチル基である、請求項1〜8の何れ
    か1項記載の方法。
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