JPH03168892A - 優先表示機能付き自動取引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、例えば銀行業務で用いられる現金自動預金
支払機等の自動取引機に関し、さらに詳しくは振込み取
引時に表示される取引指定先の表示性能を改善した優先
表示機能付き自動取引機に関する。

（口）従来の技術 一般に、この種の自動取引機は、接客パネルの前面に取
引内容を表示する表示器を備え、この表示器の表示手順
に従って自動取引している。

例えば、振込み処理を行なう場合、第５図に示すように
、表示器５１には振込み先金融機関名５２・・・の多数
を縦横に整列表示した選択画面が表示され、この表示さ
れた振込み先金融機関名５２を顧客が指定してタッチ入
力することで、その指定された金融機関名５２の振込み
処理が実行される。

しかし、この金融機関名の表示に際しては、通常、規模
の大きい金融機関名を先に表示し、その後の次画面以降
に規模の小さい金融機関名を表示する構或のため、地元
の金融機関等にあっては、振込み頻度が多いにも拘らず
優先表示されないために振込み取引時に、その振込み先
の選択に手間がかかり、短時間に振込み処理できない非
能率的な問題を有していた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、利用頻度の多い取引指定先を優先的に表示
して逸早く振込み処理できるようにした振込み処理能率
の向上を図った優先表示機能付き自動取引機の提供を目
的とする。

（二）問題点を解決するための手段 この発明は、取引内容を表示する表示器の表示手順に従
って自動取引する自動取引機であって、前記自動取引し
た取引指定先の利用頻度を記憶する記憶手段と、この記
憶手段に基づいて前記表示器に、利用頻度の多い取引指
定先を優先させて表示する優先表示手段とを備えた優先
表示機能付き自動取引機である。

（ホ）発明の作用 この発明によれば、自動取引機を利用した取引指定先の
利用頻度を逐次記憶手段で記憶しておき、この記憶デー
タに基づいて次回の取引時には利用頻度の多い取引指定
先を表示器に最初に優先させて表示する。

（へ）発明の効果 このため、取引指定先の利用頻度が多ければ、小規模の
金融機関であっても優先表示して逸早く顧客との取引を
開始させることができるため、取引時の選択に手間がか
からず、処理時間の短縮および顧客に対するサービス性
の向上が図れ、能率のよい振込み処理を実行することが
できる。

（ト）実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は優先表示機能付き現金自動預金支払機を示し、第
２図において、この優先表示機能付き現金自動預金支払
機は、装置本体１１の前面パネル１２に、取引き案内お
よび操作手順を表示するタッチパネル兼用のＣＲＴ表示
器１３と、通帳を挿入または返却する通帳挿入口１４と
、紙幣を出入れ許容する紙幣出入口１５と、硬貨を出入
許容する硬貨出入口１６と、カードを挿入または返却す
るカード挿入口１７と、取扱い表示器１８と、係員呼出
しボタン１９とを備えている。

上述のＣＲＴ表示器１３は、入金、出金、振込み、残高
照会、通帳記入等の各種取引処理を逐次表示案内し、こ
のうち振込み処理にあっては、第１図に示すように、Ｃ
ＲＴ表示器１３の表示画面２０に振込み先金融機関名２
１・・・の多数を縦横に整列表示した選択画面を表示し
、この表示した振込み先金融機関名２１の一つを顧客が
指定してタッチ人力することで、その指定された金融機
関名２ｌの振込み処理が実行される。

また、必要に応じて取引キー２２、訂正キー２３をタッ
チ入力して入力訂正し、さらに都市銀行、信託銀行、相
互銀行、その他の銀行、信用金庫、その他の金融機関等
の総括金融機関名２４をタッチ入力することで、次画面
にその指定対応する詳細な金融機関名が表示案内される
。

この場合、振込み先金融機関名２１は、支店数，の多い
大規模の金融機関および支店数の少ない小規模の金融機
関に拘らず、振込み頻度の多い金融機関を優先的に表示
させる優先表示機能を持たせている。

これは、現金自動預金支払機が頻繁に活用される振込み
頻度の多い金融機関名を先に表示し、その後に振込み頻
度の少ない金融機関名を表示することで、利用客の操作
能率および装置の稼働率を高めるようにしている。例え
ば、第１図に示すように、滋賀県および京都府を中心と
する振込み頻度の多い地元の金融機関名を、振込み指定
先の入力表示時に最初に表示して、振込み頻度の多い順
に優先的に振込み取引許容する。この結果、短時間に能
率的に振込み処理でき、現状のように、取引頻度が多い
にも拘らず、ＣＲＴ表示器１３の最初の画面に取引指定
先が見当たらないために、戸惑ったり、処理時間が長引
くようなことがなくなる。

第３図は優先表示機能付き現金自動預金支払機の制御回
路ブロック図を示し、ＣＰＵ３　１はＲＯＭ３２に格納
されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制
御データをＲＡＭ３　３で入出力可能に記憶する。

上述のＣＰＵ３１は、インターフェース３４を介してＣ
ＲＴ表示器１３と、入カ制御部３５と、フロツピディス
ク装置３６と、通帳処理部３７と、紙幣処理部３８と、
硬貨処理部３９と、カード処理部４０と、伝票処理部４
ｌと、通信制御部４２とを接続している。

上述のＲＡＭ３３には、予め全ての金融機関の一覧ファ
イルを作成して記憶管理する他に、顧客が取引した取引
指定先の金融機関との取引頻度を記憶管理し、これに基
づいて取引頻度の多い一覧ファイル、例えば地元金融機
関等の一覧ファイルを作或しておく。

入力制御部３５は、ＣＲＴ表示器ｌ３の画面上に表示さ
れる表示部分と対応してタッチされたタッチ人力信号を
制御する。

フロッピディスク装置３６は、外部記憶装置として装備
され、種々のデータがフロツピ４３・・・を介して記憶
管理される。

通帳処理部３７は、通帳挿入口１４より挿入された通帳
の取引きデータを読取り、また更新データを書込み処理
し、通帳の印字欄には取引きデータや未記帳データの記
帳処理を行ない。さら（こ、取引き終了および入金取消
し時に、通帳を通帳挿入口１４より返却処理する。

紙幣処理部３８は、紙幣出入口１５から入金された紙幣
を装置本体１ｔの内部に取込んで受付け処理し、出金時
および入金取消し時において、紙幣を紙幣出入口１５よ
り放出処理する。

硬貨処理部３９は、硬貨出入口１６から入金された硬貨
を装置本体１１の内部に取込んで受付け処理し、出金時
および入金取消し時に硬貨を硬貨出入口Ｉ６より放出処
理する。

カード処理部４０は、カード挿入口１７より挿入された
カードの取引データを読取り、また更新データを書込み
処理し、取引き終了および入金取消し時において、カー
ドをカード挿入口１７より放出する。

伝票処理部４１は、人出金取引時の取引き内容に応じて
、取引きデータを記載した伝票を発行する。

通信制御部４２は、例えば編集した振込み要求電文およ
び記帳要求電文をセンタ４４に送信し、センタ４４から
送られてきた振込み回答および未記帳データと今回取引
き分および残高等の記帳データを受信する。

このように構戊された優先表示機能付き現金自動預金支
払機の処理動作を第４図のフローチャートを参照して説
明する。

今、顧客が自動取引操作する場合、顧客は装置本体１１
の前面に位置するＣＲＴ表示器■３に表示された取引項
目を選択してタッチ入力し（第１ステップｎｌ）、 その選択された入金、出金、振込み、残高照会、通帳記
人等の取引項目に応じて、ＣＲＴ表示器１３に、その対
応する取引内容を順次表示し、その表示手順に従って自
動取引が実行される（第２〜第３ステップｎ２〜ｎ３）
。

このとき、振込み処理が選択された場合は、ＣＲＴ表示
器ｌ３の最初の振込み表示画面ζこ、振込み頻度の多い
金融機関名を先に表示し、次画面以降に振込み取引頻度
の少ない他の金融機関名を表示する（第４ステップｎ４
）。

この振込み時に、取引頻度の多Ｌ）振込み先であれば、
ＣＲＴ表示器１３に最初｛こ表示された振込み先金融機
関名２１を顧客が直ちに指定して夕・ソチ入力すること
ができ、その指定された金融機関名の振込み処理が迅速
に実行される。また、取引頻度の少ない振込み先であれ
ば、その他の総括金融機関名２４をタッチ入力して、次
画面を表示させ、その対応する振込み指定先を入力指定
するようにする（第５ステップｎ５）。

上述のように、取引指定先の利用頻度が多ければ、小規
模の金融機関であっても優先的に表示して逸早く顧客と
の取引を開始できるため、振込み指定先の選択に手間ど
らず、処理時間の短縮および顧客に対するサービス性の
向上が図れ、能率のよい振込み処理を実行することがで
きる。

この発明と、上述の実施例の構或との対応において、 この発明の表示器は、実施例のＣＲＴ表示器１３に対応
し、以下同様に、 利用頻度の多い取引指定先は、振込み先金融機関名２１
に対応し、 記憶手段は、ＲＡＭ３　３に対応し、 優先表示手段は、ＣＰＵ３１に対応するも、この発明は
、上述の実施例の構戊のみに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図はＣＲＴ表示器の表示説明図、 第２図は優先表示機能付き現金自動預金支払機の外観斜
視図、 第３図は優先表示機能付き現金自動預金支払機の制御回
路ブロック図、 第４図は優先表示機能付き現金自動預金支払機の処理動
作を示すフローチャート、 第５図は従来の表示器の表示説明図である。 １１・・・装置本体　　１３・・・ＣＲＴ表示器２０・
・・表示画面　　２１・・・振込み先金融機関名３１・
・・ＣＰＵ　　　　３３・・・ＲＡＭ１３・・・ＣＩ？
Ｔ長示器 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）取引内容を表示する表示器の表示手順に従って自
   動取引する自動取引機であって、前記自動取引した取引
   指定先の利用頻度を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に基づいて前記表示器に、利用頻度の多い
   取引指定先を優先させて表示する優先表示手段とを備え
   た 優先表示機能付き自動取引機。