JPH03159710A - 成形品 - Google Patents

成形品

Info

Publication number
JPH03159710A
JPH03159710A JP30055689A JP30055689A JPH03159710A JP H03159710 A JPH03159710 A JP H03159710A JP 30055689 A JP30055689 A JP 30055689A JP 30055689 A JP30055689 A JP 30055689A JP H03159710 A JPH03159710 A JP H03159710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
respect
slant
recessed grooves
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30055689A
Other languages
English (en)
Inventor
Koushirou Yamaguchi
晃志郎 山口
Masahide Tanaka
雅秀 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP30055689A priority Critical patent/JPH03159710A/ja
Publication of JPH03159710A publication Critical patent/JPH03159710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は成形品に関し、特に金型を用いて或形される成
形品の側壁部の外面に離型方向に対して傾斜状に延びる
凹溝を形成したものに関する。
〔従来技術〕
一般に、合威樹脂製の成形品として、例えば第7図に示
すように、タイブライタの合戒樹脂製の下側カバー10
1は上下l対の金型を用いて射出戒形などにより或形さ
れる。
この下側カバー101の内側には、キーボードや各種の
駆動モータなどを取付ける台座108やリブ109など
が底面壁102に対して直交方向(鉛直方向)向きに下
側力バーl01に一体形成されている。これらの台座1
08やリブ109を成形するための型は上型に形或され
、離型するときの離型方向Hは底面壁102に対して夫
々直交方向である。戒形時、上型と下型とを型閉じして
射出戒形により凹溝110付き下側カバー101を成形
した後、先ず下型を離型方向Hに離型し、次に下側カバ
ー101をエジエクトビンで上型から離型方向Hに離型
する。ここで、下側カバー10lから上型及び下型を離
型するときに離型し易いように、前後左右の各側壁部を
底面壁102に対して夫々外側に幾分傾斜させて抜き勾
配が設けられている。
一方、デザインの関係上、下側カバー101の左右の側
壁部104の外面に上下方向に延びる断面矩形状の凹溝
110を複数設ける場合には、これらの凹溝110を形
或するための型は下型に形成されるので、各凹溝110
は側面視で離型方向Hと平行に形戒するのが一般的であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、デザイン上の観点から、第8図に示すように
側壁部104の外面に設ける凹溝110を側壁部104
の上端に対して略直交方向つまり側面視で離型方向Hに
対して傾斜状に設けることが望ましい。しかし、このよ
うな凹溝l10を形戒する場合、離型方向Hに平行な鉛
直面での断面は第9図に示すようになり、下型を離型す
るときに下型の一部が下側カバー101に当接するため
下型を離型できないこと、下型を無理に離型させると下
側カバー101が部分的に傷つけられること、などの問
題がある。
ここで、下型にこれらの凹溝110を形或する可動型を
組込み、下側カバー101を戒形後可動型を退避させて
から下型を離型させることも考えられるが、金型構造が
複雑になり、且つ金型精度も必要となると共に戒形装置
が複雑化し且つ高価になること、下側カバー101の或
形サイクルタイムが非常に長くなること、などの問題が
ある。
本発明の目的は、金型構造を複雑化させることなく、側
壁部の外面に側面視で離型方向に対して傾斜状の凹溝を
形成した成形品を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る成形品は、金型を用いて或形される金属製
又は合戒樹脂製の成形品において、成形品の離型方向と
略平行な側壁部の外面に、側面視で離型方向に対して傾
斜状に延び且つ前記側壁部の外面に対して緩傾斜状のテ
ーパ面と急傾斜状の面とからなる浅い楔形断面状の凹溝
を形成し、この凹溝の緩傾斜状テーバ面を介して離型可
能に構威したものである。
〔作用〕
本発明に係る成形品においては、成形品の側壁部の外面
は離型方向と略平行であり、つまり所定の抜き勾配で離
型方向に対して傾斜している。
この側壁部の外面に形成された浅い楔形断面状の凹溝は
側面視で離型方向に対して傾斜状に延び且つ側壁部の外
面に対して緩傾斜状のテーバ面と急傾斜状の面とからな
り、しかも緩傾斜状テーバ面側に傾斜しているので、側
壁部の抜き勾配と緩傾斜状テーバ面とを介して離型方向
に対して離型方向に離型可能になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る成形品によれば、成
形品の離型方向と略平行な側壁部の外面に形成される凹
溝が、側面視で離型方向に対して傾斜状に延び且つ緩傾
斜状のテーパ面と急傾斜状の面とからなる浅い楔形断面
状に形成されているので、凹溝が離型方向に対して傾斜
していても緩傾斜状テーバ面を介して確実に離型可能で
ある。
従って、金型構造を複雑化することなく、安価に且つデ
ザイン的に好ましい傾斜状の凹溝を側壁部の外面に形成
することが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例はタイブライタの下側カバーに本発明を適用し
た場合のものである。
第1図に示すように、タイプライタの下側カバー1は合
戒樹脂製で上方が開放された箱状のものであり、底面壁
2と左側壁部3と右側壁部4と前側壁部5及び後側壁部
6とからなり、底面壁2及び各側壁部3・4・5・6の
内面にはキーボード(図示略)を取付ける台座8やリブ
9が一体形成されている。尚、各側壁部3・4・5・6
の上端部には連続する鍔部7が形或され、この鍔部7は
各側壁部3・4・5・6から外方に所定距離突出してい
る。これらの台座8やリブ9は底面壁2に対して直交方
向向きつまり鉛直方向向きに形戒されている。これらの
台座8やリブ9を形戊するための型は上型に形戒されて
いる。ここで、この下側カバーlを上型と下型からなる
金型を用いて例えば射出戒形で成形する場合の離型方向
Hは鉛直方向である。
第2図に示すように、上型と下型とを離型するときに離
型し易いように、左右の側壁部3・4の外面は離型方向
Hに平行な鉛直線Aに対して角度θ1(例えば、約6度
)だけ上方拡大状に傾斜した抜き勾配が夫々設けられ、
前後の側壁部5・6は鉛直線Aに対して所定の角度(例
えば、約4度)で上方拡大状に傾斜した抜き勾配が夫々
設けられている。
左右1対の側壁部3・4の外面には鍔部7に対して略直
交する方向に延びる複数の凹溝lOが所定間隔毎に夫々
形戒されている。
第1図〜第4図に示すように、右側壁部4の外面に形成
された複数の凹溝10は側面視で離型方向Hに対して前
方上りに夫々角度θ2(例えば、約16度)だけ傾いて
傾斜状に延び、右側壁部4の外面に対して緩傾斜状のテ
ーバ面11と急傾斜状の面12とからなる浅い楔形断面
状である。そして、前方から視たときに凹溝10が明瞭
に見えるように、テーバ面11は後方向きにまた面12
は前方向きに夫々形成されている。この緩傾斜状のテー
パ面11の幅方向距離aは約21III1であり、急傾
斜状面12の幅方向距離bは約0.4mmである。
成形の際、上型と下型とを型閉じして射出成形により下
側カバー1を或形した後、上型と下側カバーlに対して
下型を離型し、次に上型から下側カバー1をエジエクト
により離型することになるが、下型を離型するときの作
用について次に説明する。
第4図・第5図に示すように右側壁部4の外面は角度θ
1の抜き勾配で離型方向Hに対して傾斜し、更に第4図
・第6図に示すように緩傾斜状テーバ面11は離型方向
Hに対して角度θ3(例えば、約3度)の抜き勾配で傾
斜している。このように、緩傾斜状テーパ面11を介し
て十分な抜き勾配を確保できるので、下型は緩傾斜状テ
ーバ面11を介して乱型方向Hに離型可能である。
以上説明したように、下側カバー1の左右の側壁部3・
4の外面に緩傾斜状のテーパ面11と急傾斜状の面12
とからなる浅い楔形断面状の凹溝lOを側面視で離型方
向H対して傾斜状に形戒したので、金型を複雑化するこ
となく下型は離型方向Hに確実に離型することが出来る
更に、左右の側壁部3・4の外面に側面視で離型方向H
に対して傾斜状で且つ鍔部7に対して側面視で略直交状
の凹溝10を形或するので、下側カバー1のデザインの
イメージを格段に向上させることができる。
加えて、凹溝10の急傾斜状の面12は前方向きに形戒
されているので、前方から視たときに凹溝lOがくっき
りと外観に現われるので、凹溝■Oのデザイン上の効果
が損なわれることもない。
尚、本発明は金型を用いて成形される各種の金属製又は
合成樹脂製の成形品に適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第l図〜第6図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は下側カバーの斜視図、第2図は下側カバーの正面図、
第3図は第1図■−■線断面図、第4図は下側カバーの
部分拡大側面図、第5図は第4図V一V線断面図、第6
図は第4図Vl−Vl線断面図、第7図は従来技術に係
る下側カバーの部分斜視図、第8図は側壁部の上端に直
交状の凹溝を設けた成形品の部分側面図、第9図は第8
図■■線断面図である。 l・・下側カバー  3・4・・側壁部、  10・・
凹溝、  l1・・緩傾斜状テーパ面、  12・・急
傾斜状の面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型を用いて成形される金属製又は合成樹脂製の
    成形品において、 前記成形品の離型方向と略平行な側壁部の外面に、側面
    視で離型方向に対して傾斜状に延び且つ前記側壁部の外
    面に対して緩傾斜状のテーパ面と急傾斜状の面とからな
    る浅い楔形断面状の凹溝を形成し、この凹溝の緩傾斜状
    テーパ面を介して離型可能に構成されていることを特徴
    とする成形品。
JP30055689A 1989-11-18 1989-11-18 成形品 Pending JPH03159710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30055689A JPH03159710A (ja) 1989-11-18 1989-11-18 成形品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30055689A JPH03159710A (ja) 1989-11-18 1989-11-18 成形品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03159710A true JPH03159710A (ja) 1991-07-09

Family

ID=17886254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30055689A Pending JPH03159710A (ja) 1989-11-18 1989-11-18 成形品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03159710A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1378334A1 (de) * 2002-07-04 2004-01-07 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Kunststoffspritzgussteil mit angeformter Kennzeichnung
JP2005326398A (ja) * 2004-03-02 2005-11-24 General Electric Co <Ge> 放射性医薬品の注入のためのシステム、方法、及び装置
US8929582B2 (en) 2010-08-16 2015-01-06 Bose Corporation Earpiece positioning and retaining
EP2782433A3 (en) * 2011-07-25 2015-05-06 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power conversion apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1378334A1 (de) * 2002-07-04 2004-01-07 Diehl AKO Stiftung &amp; Co. KG Kunststoffspritzgussteil mit angeformter Kennzeichnung
JP2005326398A (ja) * 2004-03-02 2005-11-24 General Electric Co <Ge> 放射性医薬品の注入のためのシステム、方法、及び装置
JP4695896B2 (ja) * 2004-03-02 2011-06-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 放射性医薬品の注入のためのシステム、方法、及び装置
US8929582B2 (en) 2010-08-16 2015-01-06 Bose Corporation Earpiece positioning and retaining
EP2782433A3 (en) * 2011-07-25 2015-05-06 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power conversion apparatus
US9301434B2 (en) 2011-07-25 2016-03-29 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power conversion apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD979091S1 (en) Row of micro-wells
JP3320193B2 (ja) 射出成形用カセット金型ホルダー
JPH03159710A (ja) 成形品
JPS59142110A (ja) アンダ−カツト成形品用金型
US5575056A (en) Method of and mold for molding product having insert
JP2005174697A (ja) コネクタ及びコネクタの製造方法
JP3977585B2 (ja) 基板収容ケース
JP4088657B1 (ja) 金型ユニット逆取付防止機構
JPH0367486B2 (ja)
JPH0624743B2 (ja) 射出成形用金型
JPH0131461Y2 (ja)
USD1021318S1 (en) Automated teller machine
JP2581451Y2 (ja) インサ−ト成形用金型装置
JPH0335639Y2 (ja)
CN212498812U (zh) 电视机中框模具
JP7502605B2 (ja) 成形構造体
JPH028739Y2 (ja)
JP2596282B2 (ja) ゴム加圧注型品の成形方法
JP2891039B2 (ja) 自動車用収納ボックス
JPH042468Y2 (ja)
JPH0521388Y2 (ja)
JPH0211150Y2 (ja)
JPH043767Y2 (ja)
JPS591785Y2 (ja) リブ成形用射出成形型
KR890017013A (ko) 성형용 금형과 성형용 금형호울더 및 입자형