JPH0335639Y2 - - Google Patents

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JPH0335639Y2
JPH0335639Y2 JP1985122723U JP12272385U JPH0335639Y2 JP H0335639 Y2 JPH0335639 Y2 JP H0335639Y2 JP 1985122723 U JP1985122723 U JP 1985122723U JP 12272385 U JP12272385 U JP 12272385U JP H0335639 Y2 JPH0335639 Y2 JP H0335639Y2
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JP
Japan
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recess
stopper pin
opening
instrument panel
side walls
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JP1985122723U
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JPS6231548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は車両等に用いられるインストルメン
トパネルに関する。
[技術的背景及び問題点] 従来のインストルメントパネルとしては、例え
ば第5図〜第10図に示すようなものがある(特
開昭59−38152号公報参照)。すなわち、インスト
ルメントパネル1は、グローブボツクス103を
収納するための凹部105を備えており、この凹
部105にはグローブボツクス103がヒンジ1
07を介して回動自在に支持され、第7図実線図
示のように収納される。一方、グローブボツクス
103には両側にストツパーピン109が突設さ
れ、このストツパーピン109はインストルメン
トパネル1の凹部105の左右両側壁105aに
形成されたストツパーピン開口111内に臨まさ
れている。従つて、グローブボツクス103の第
7図鎖線図示のような開作動時に、ストツパーピ
ン109がストツパーピン開口111に案内され
てその移動範囲が規制されるようになつている。
ところで、このようなストツパーピン開口11
1はその機能のみを考慮すれば第10図鎖線で示
すようにストツパーピン109の軌跡に沿つて長
穴を弧状に設けるだけでよい。
しかしながら、ストツパーピン開口111は、
インストルメントパネル1の成形時に、固定型
A101と可動型B101にて押し切るものとなつてい
る。このため、型からの抜き工程を考慮すると、
ストツパーピン109の移動軌跡の後端側P101
始点として、型で押し切るための角度α101の直線
を通り、凹部105の前壁105bにおける交点
Q101までが開口となつてしまう。従つて、ストツ
パーピン開口111は、第10図Rで示す分だけ
不必要に大きくなると共に、側壁105aと前壁
105bとで形成する角部が一部なくなつてしま
うため、インストルメントパネル1の剛性が凹部
105において著しく低下する恐れがあつた。
一方、このような剛性低下に対し、特開昭60−
80945号公報に記載のように、凹部5内にさらに
補強部材を付加したようなものもあるが、部品点
数が増大すると共に、重量アツプ、コストアツプ
の原因となつていた。
[考案の目的] この考案は上記のような問題点に鑑み創案され
たもので、ストツパーピン開口を固定型と可動型
とで押し切るものでありながら、補強部材を必要
とせずにインストルメントパネルの剛性を向上さ
せることのできるインストルメントパネルの提供
を目的とする。
[考案の構成] この目的を達成するためにこの考案は、ほぼ平
坦な両側壁と該両側壁にほぼ直交する前壁とから
なる凹部内にグローブボツクスを回動自在に支持
するようにし、該グローブボツクスの両側に突出
するストツパを案内規制する所定形状の開口を前
記両側壁に形成するようにしたインストルメント
パネルにおいて、前記両側壁に、前記所定形状で
あけられるべき開口の輪廓となる部分から前壁と
の交差部分にかけて前記凹部の内側に位置するよ
うに壁部を段状に形成し、該壁部と前記両側壁と
の段部境界付近に前記所定形状の開口を形成して
なる構成とした。
[実施例] 以下、第1図〜第4図に基づき、この考案の一
実施例を説明する。
インストルメントパネル1は図示しないグロー
ブボツクスを収納するための凹部3を備えてお
り、従来同様グローブボツクスが回動自在に支持
される。
凹部3の左右側壁3a(但し図面では右側壁の
みを示す。)にはストツパーピン開口5が形成さ
れている。このストツパーピン開口5は第3図に
て実線図示及び鎖線図示で示すグローブボツクス
のストツパーピン7の移動軌跡に沿つて弧状の長
穴として構成されている。
前記ストツパーピン開口5の前側、換言すれば
車両前後方向前側で、インストルメントパネル1
成形時の抜き方向下手側には、外面9が凹部内面
11より内側に位置する壁部13が設けられてい
る。そして、ストツパーピン7の移動軌跡の後端
側P1をを始点とし、型で押し切るための角度α1
の直線と通り、側壁13における交点Q1までが
開口となる。従つてストツパーピン開口5の前後
幅L1は、第8図と比べてL1<<L101にすることが
できる。壁部13の上縁13a、下縁13bの各
後端は第2図,第3図で示すように、ストツパー
ピン開口5の前端、後端を構成する円弧の略中心
上に位置すると共に、前側(第3図左側)へ行く
に従つて上縁13aは上側へ、下縁13bは下側
へ若干傾斜して抜き勾配が設けられている。
こうして、この考案の実施例では、壁部13を
設けたことにより、別途補強部材を設ける必要な
くインストルメントパネル1の凹部3での剛性を
向上させることができる。
成形に際しては、第4図に示すように固定型
A1に可動型B1を押し当てればストツパーピン開
口5を押し切ることができる。型の抜き工程に際
しては、壁部13の外面9が凹部内面11より内
側に位置しているから、型抜きに支障はない。
[考案の効果] 以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば、ストツパーピン開口の前側に壁部を設けたこ
とにより、ストツパーピン開口が不必要に大きく
なることがなく、また、ストツパーピン開口によ
つて凹部内の角部が一部なくなるようなことが防
止でき、補強部材を別途設けることなくインスト
ルメントパネルの剛性を向上させることができ
る。
また、壁部は、その外面が凹部内面より内側に
位置しているため、ストツパーピン開口を固定型
と可動型とで押し切る際に、型の抜き工程に支障
はない。
さらに、ストツパーピン開口を押し切る寸法が
小さくなつたため、型の合わせ寸法が短かくな
り、両型の合わせが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る要部断面
図、第2図は同斜視図、第3図は同側面図、第4
図は型の合わせ状態を示す断面図、第5図は従来
例に係るインストルメントパネルの一部切欠斜視
図、第6図は同バケツトの斜視図、第7図は同断
面図、第8図は同型の合わせ状態を示す断面図、
第9図は同要部の斜視図、第10図は同側面図で
ある。 1……インストルメントパネル、3……凹部、
5……ストツパーピン開口、7……ストツパーピ
ン、9……外面、11……凹部内面、13……壁
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ平坦な両側壁と該両側壁にほぼ直交する前
    壁とからなる凹部内にグローブボツクスを回動自
    在に支持するようにし、該グローブボツクスの両
    側に突出するストツパを案内規制する所定形状の
    開口を前記両側壁に形成するようにしたインスト
    ルメントパネルにおいて、前記両側壁に、前記所
    定形状であけられるべき開口の輪廓となる部分か
    ら前壁との交差部分にかけて前記凹部の内側に位
    置するように壁部を段状に形成し、該壁部と前記
    両側壁との段部境界付近に前記所定形状の開口を
    形成してなるインストルメントパネル。
JP1985122723U 1985-08-12 1985-08-12 Expired JPH0335639Y2 (ja)

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JP1985122723U JPH0335639Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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JP1985122723U JPH0335639Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS6231548U JPS6231548U (ja) 1987-02-25
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ID=31013183

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738006Y2 (ja) * 1988-09-21 1995-08-30 スズキ株式会社 車両のインストルメントパネル
JPH0640774Y2 (ja) * 1990-06-06 1994-10-26 ミツイケミカル商事株式会社 表面にセラミック層を形成したコンクリート型枠

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013843B2 (ja) * 1980-05-17 1985-04-10 東進物産株式会社 車輛用回転扉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013843U (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 日産自動車株式会社 自動車のグロ−ブボツクス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6013843B2 (ja) * 1980-05-17 1985-04-10 東進物産株式会社 車輛用回転扉

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Publication number Publication date
JPS6231548U (ja) 1987-02-25

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