JPH03153775A - インクジェット印刷用水性印刷インク組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は、インクジェット印刷用水性印刷インク組成物
に関する。 インクジェット印刷用水性印刷インク組成物は、各種の
刊行物に開示されている。この種のインクは、実質的に
塩の形の水溶性有機染料、湿潤剤としてのポリアルコー
ルまたはそのエーテル、さらに任意成分として少量のバ
インダー、および水を含有している。このようなタイプ
の印刷インク組成物は、たとえば下記の特許明細書に記
載されている。 ドイツ特許第３７１１０５２号明細書、欧州特許筒旧９
４１１８５号明細前、 特開昭６３−２５６６６８号公報。 また１色材として顔料、特にカーボンブラックを使用す
ることも提案されており、この場合には通常重合体であ
る分散剤とバインダーとが同時に使用される。これに関
して特に下記特許文献が参照される。 特開昭５６−１４７８６１号公報、 特開昭６０−１５２５７５号公報、 特開昭６１−２３５４７８号公報。 また、ドイツ特許第２７２９８９２号明細書には、酸性
ポリアクリル系樹脂をベースとした固体顔料調合物が開
示されている。しかしながらこの顔料調合物はインクジ
ェット印刷のために使用されるものでなく１通常の印刷
法たとえばグラビア印刷。 フレキソ印刷、スクリーン印刷、活版印刷、オフセット
印刷のため、あるいは通常のコーティング、スプレー、
ブラッシング、ドクターコーティング等の印刷およびコ
ーティング系用の印刷インク組成物である。 インクジェット印刷用印刷インクは、その目的のために
最適の性能特性を有することが要求される。すなわち、
たとえば長時間インク供給が中断された場合にも沈殿を
生じることがなく、かつまた長時間使用されなかった後
でもインクジェットプリンターのノズルがインクによっ
て閉塞されることかない［この性能特性はしばしばドロ
ップ・オン・デマンド（ＤＯＤ＝ｄｒｏｐ−ｏｎ−ｄｅ
＠ａｎｄ）と呼ばれている］ように、最適の粘度、安定
性、乾燥速瓜、表面張力等を有することが要求される。 さらに、多くの用途の場合には、完全な耐水性がしばし
ば要求される。この特性は前記に引用した刊行物に開示
されている水溶性有機染料を使用した組成物では達成し
得ない。 本発明によって、顔料および酸性ポリアクリル系樹脂を
ベースとした水性印刷インク組成物がインクジェット印
刷用に特に適当であり、そしてｎｏｏ　、粘度、印刷画
像分解能などの特性が優れ、かつまたつ越した耐水性お
よび耐移染性を有することが見いだされた。 すなわち１本発明はインクジェット印刷用水性印刷イン
ク組成物に関し、そして下記成分を含有するインクジェ
ット印刷ｊｆ水性印刷インク組成物である。 ８）　顔料ｌＯ乃至’１Ｏｆｌｆｒ７％とカルボキシル
基含有ポリアクリル系樹脂９０乃至１０ＥＲ４１％とを
含有する固体顔料調合物をロ、１乃至２０ｆｆｆｆｆ１
％。 ｂ）水で稀釈可能な有機溶剤を０乃至３０巾

【イＸ、Ｃ
）湿潤剤を０．５乃至２０重着％、およびｄ）水。 カルボキシル基を含有する好ましいポリアクリル系樹脂
は、アクリル酸の重合、またはアクリル酸と他のアクリ
ル糸上ツマ−たとえばアクリル酸エステルとの重合によ
って得られたものである。 しかし、他のポリアクリル系化合物たとえは重合メタク
リル酸またはクロトン酸あるいは相当数のカルボン酸基
を置換基として含有するものであれば類似の重合体カル
ボン酸を使用することもできる。特に主要なことは、そ
のポリアクリル系樹脂か、塩基を添加してまたは添加し
ないで、水性媒質または水で稀釈可能な有機溶剤を含む
媒質に可溶性であることである。このような樹脂は、酸
性の形あるいは部分的または完全に中和された形で市場
て人手６ｆ能である。たとえば、■アクアハイド（Ａｑ
ｕａｈｙｄｅ）、■サーコール（Ｓｕｒｃｏｌ）、■エ
ルバシット（Ｅｌｖａｃｉｔ）　、ジンポール（Ｚｉｎ
ｐｏｌ）、■ネオクリル（Ｎｅｏｃｒｙｌ）　、■カル
ボセット（ＣａｒｂｏｓｅＬ）、■ジョンクリル（Ｊｏ
ｎｃｒｙｌ）などがある。 好ましいアクリル系樹脂は、実質的に３つの構成要素、
すなわちアクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、およ
びアクリル酸またはメタクリル酸からなる生成物である
。アクリル酸ブチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸ブチルな使用することも可能である。 ポリアクリル系樹脂の酸価は５０乃至３００が適当であ
り、好ましくは６０乃至＋２０であり、そして樹脂は３
００００乃至６００００の平均分子量を有するのが好ま
しい（測定は、たとえば光拡散法による）。 固体顔料調合物［成分（ａ）］は０．５乃至５重量％の
贋で使用するのが好ましい。 本発明を実施するために使用するのに適当な固体顔料調
合物は、顔料を３０乃至７０重量％、そしてカルボキシ
ル基を含有するポリアクリル系樹脂を７０乃至３０重口
％含有するのが好適である。顔料を５０乃至６０重量％
含有しているものが最も好ましい。 固体顔料調合物を製造するために、カーボンブラック、
二酸化チタン、ｍ化鉄のごとき無機顔料ならびに有機顔
料を使用することができる。好ましい有機顔料は以）の
ものである。フタロシアニン系、アントラキノン系、ペ
リノン系、インジゴ系、チオインジゴ系、ジオキサジン
系、ジケトピロロビロール系、イソインドリノン系、ペ
リレン系、アゾ系、キナクリドン系、金属錯塩系たとえ
ばアゾ染料、アゾメチン染料またはメチン染料の金属錯
塩、およびβ−オキシナフトエ酸の古典的アゾ染料、ア
セトアセトアリーリイド系、あるいはアゾ染料の金属塩
。この場合、アルカリに対する耐性を考慮する必要があ
る。異なる有機顔料の混合物あるいは無機顔料と有機顔
料との混合物も使用できる。 特に適当な顔料調合物は、好ましくは５０乃至６０重量
％のカーボンブラックまたは有機顔料と４０乃至５０重
量％のポリアクリル系樹脂とを含有するカーボンブラッ
ク調合物または有機顔料を含む調合物である。 前記必要成分のほかに、顔料調合物はさらに安定化剤お
よび充填剤のごとき添加剤を含有することもできる。 顔料調合物が各種の方法で製造することができる。たと
えば、ポリアクリル系樹脂のアルカリ溶液に顔料を加え
そして次ぎに酸性にして樹脂を沈殿させる方法、ａ料／
樹脂溶液を噴霧乾燥する方法、あるいは好ましくは水不
溶性酸性樹脂と顔料とを連続式またはバッチ式に混練機
すなわちニダーの中で混合する方法によって製造するこ
とかできる。第一の方法によって顔料調合物を製造する
場合には、後で中和することのできるアルカリ物質を使
用することかできる。ニーダ−を便用する場合には、ポ
リアクリル系樹脂をニーダーの中で酸性化して水性アン
モニア性溶液から直接沈殿させ、基樹脂溶融物から分離
された水を傾瀉し、顔料、溶剤および所望の場合には摩
砕助剤として塩化ナトリウムを加え、そしてこの濃縮物
を顔料が所望の粒子サイズになるまで混練し、そして最
後に乾燥工程にかける方法で製造を実施することができ
る。 特に適当な固体顔料調合物は、ニーダ−を使用して製造
されたものである。そして、好ましく５０乃至６０重量
％の顔料、特に従来公知の印刷インクに使用されている
微細品質のカーボンブラックを含有している調合物であ
る。 水で稀釈可能な有機溶剤の代表例は次の通りである。脂
肪族Ｃ＋　　Ｃ４−アルコールたとえばメタノール、エ
タノール、ｎ−プロパツール、イソプロパノール、ｎ−
ブタノール、イソブタノール、ｔｅｒＬ−ブタノール、
脂肪族ケトンたとえばアセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコール、ポリ
オール、セロソルブ、カルピトールたとえばエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、グリセリン、プロピレングリコール、エチレング
リコール千ツメチルまたはモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルメチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエ
ーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、プロピ
レングリコールフェニルエーテル、ジエチレングリコー
ル千ツメチルまたはモノエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルまたはモノエチルエーテル、Ｎ−メチル−２
−ピロリドン、２−ピロリドン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミドなどである。好ましい溶剤はイ
ソプロパノールまたはＮ−メチル−２−ピロリドンであ
る。これら溶剤の混合物も使用できる。 印刷インク組成物中の有機溶剤の量は好ましくは２乃至
１０重量％である。 ノズルの詰まりを防ぐために、湿潤剤として次ぎのよう
な多価アルコールを使用することができる。エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、テトラエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、特に好まし
くは分子晴が２００乃至８００のポリエチレングリコー
ル。水性印刷インク組成物中の多価アルコールの量は好
ましくは２乃至１５重量％である。 水性印刷インク組成物は、さらに塩基を含有するのが有
利である。好ましい塩基は脂肪族塩基だとえばアンモニ
ア、アミノメチルプロパノール、ジメチルアミノメチル
プロパノール、ジメチルエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ま
たはこれらの混合物である。印刷インクが乾燥した時に
この塩基が蒸発し、そしてそれから形成されたフィルム
が水不溶性となる。好ましい塩基は、アンモニアおよび
／またはアミノメチルプロパノールである。塩基の濃度
は、アクリル系樹脂の遊離カルボキシル基がアミン塩の
形で存在するように選択される。 本発明による印刷インク組成物は中性乃至弱アルカリ性
であり、そのＯＨ価が７乃至１１の範囲であるのが望ま
しい。 本発明による印刷インク組成物の粘度および／または表
面張力および伝導性を特定範囲内に調節するために、さ
らに添加剤または適当な調節剤を含有させるのが多くの
場合、特に連続印刷の場合に好ましい。この目的のため
には、インクおよび印刷材料にｓ影響を有しないもので
ある限り、粘度または表面張力を調節しつる任意の既知
の物質を使用することができる。かかる粘度調節剤を例
示すれば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、水溶性アクリル
樹脂、ポリビニルピロリドンなどである。表面張力調節
剤の例は、陰イオンまたは非イオン界面活性剤であり、
たとえば陰イオン化合物としてはポリエチレングリコー
ルエーテル硫酸エステル、エステル塩などが考慮され、
非イオン化合物としてはポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエ
チレンソルビタンアルキルエステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミンなどが考慮される。 原則として、このような粘度調節剤および表面張力調節
剤は、つぎのような目的を達成するために添加すること
ができる。 記録速度に対応する速度でインクがノズル内を充分に流
れるような流動性を保証する：噴出オリフィスに連結さ
れたノズルの外表面における記録材料（インク）の液滴
の形成を防止する： インクが記録基質上に拡散するのを防止する。 伝導性は約１０（１０乃至１００００μＳ／ｃｍの範囲
であるのが適当である。イオンの代表的例は、水酸化リ
チウムのリチウムイオン、テトラエチルアンモニウムア
セテートの第四アンモニウムイオン、６ｎ酸ナトリウム
または炭酸ナトリウムのナトリウムイオンなどである。 本発明による印刷インク組成物は、前記した成分に加え
てさらに用途により各種添加剤を含有することができる
。たとえば、保存剤、殺菌剤、界面活性剤、光安定化削
、ａＨ５ｉ１！！！！剤などを含有することができる。 適当なｏｎ調整剤は、典型的には水酸化リチウム、炭酸
リチウム、第四アンモニウム水酸化物、および第四アン
モニウム炭酸塩である。保存剤および殺田剤の代表例は
デヒドロ酢酸ナトリウム、２．２−ジメチル−６−アセ
トキシジオキサン、あるいはアンモニウムチオグリコレ
ートなどである。 本発明による印刷インク組成物は、広範囲な各種の基質
に対して適用することができる０例えば普通紙や塗工紙
、たとえば壁紙、装飾紙および特に臼装紙、金属やプラ
スチックスたとえばアルミ箔、可塑化したまたは硬質の
ＰＶＣ（ポリ塩化ビニル）シート、ポリアミドやポリス
チレンのシート、酢酸セルロースフィルム、さらにはポ
リエチレン、ポリプロピレンまたはポリエステルのフィ
ルム、ならびにこれらの前処理されたフィルム（たとえ
ばコロナ放電により前処理されたフィルム）、ガラス、
セラミックス、セロファン、ワニス塗工セロファンなど
に対する印刷のために適用することができる。 特に１本発明による印刷インク組成物は１紙またはプラ
スチックスなベースとした０装材料の印刷に好適である
。 本発明による印刷インク組成物は、顔料調合物を水、ま
たは水と溶剤との混合物、またはアクリル系樹脂溶液に
攪拌混合することによって製造することができる。顔料
を分散させるためにさらに付加的摩砕工程にかける必要
はない、たとえば以下のごとき方法で製造することがで
きる。 イ）水、または水と溶剤との混合物中の着色材の濃厚液
を製造する。すなわち、たとえば水、水／エタノール、
水／イソプロパツール、水／有機塩基、水／有機塩基／
アルコール、または少量の溶剤で稀釈したアクリル系樹
脂溶液中の濃厚着色材の製造。この時の顔料調合物の濃
度は、濃厚液の所望粘度により決まる。そして、たとえ
ば溶剤に依存して決定される。好ましい濃度は純有機顔
料の場合約５乃至２０重量％であり、無機顔料が使用さ
れる場合にはそれよりも高く、たとえば２５乃至５０重
Ｍ％である。アルコールの濃度は！０乃至３０重量％が
好ましく、そして有機塩基の量は０．５乃至３重量％が
好ましい、このようにして得られた濃厚液は、後で所望
の割合で他の調節剤と混合または稀釈することができる
。 ｎ）　　アクリル系樹脂の溶液または懸濁物に、直接的
に顔料調合物を攪拌混合する。この際、少量の溶剤、ま
たは稀釈剤、または粘度および／または表面張力を調節
するための調節剤を添加したり、または添加しないこと
ができる。この方法により、直接使用または供給するた
めの印刷インク組成物を製造することができる。 本発明による印刷インク組成物の好ましい製造方法は、
水または水性アルコール中に、５ｏ乃至６０重量％の顔
料と４０乃至５０重量％のポリアクリル系樹脂とからな
る顔料調合物を、アンモニアまたは脂肪族アミンたとえ
ば千ノー　ジーまたはトリーアルキルアミン、アルカノ
ールアミン、または複素環式アミンたとえばモルホリン
またはピペラジンを添加して所望のアクリル系樹脂に配
合し、しかして該樹脂を溶解させそして顔料を媒質中に
微分散させる方法である。 インク濃厚液のｐ■価は７．５乃至８．５が好ましく、
他方最終印刷インク組成物の０１価は９．５乃至１Ｏ１
５が好ましい、たとえば、分散物から粗大粒子を除去す
ることが必要な場合には、使用前にその最終印刷インク
組成物を適当なフィルターまたはフィルターの組み合わ
せによる清澄濾過にかけるのが有利である。このために
は、たとえば。 ５μｍガラスフィルター［ワットマン（■ｈａｔｍａｎ
）　］または５５μｍ膜フィルタ−スタトリウス（Ｓａ
ｒｔｏｒ　ｉ　ｕｓ）　］、または好ましくはこの２つ
のフィルターの組み合わせを使用することができる。 基質たとえば抵シートに対する本発明の印刷インク組成
物の庵与印刷は、市販のインクジェットプリンターを使
用してそれ自体公知の方法で実施することができる。入
手可能な市販のインクジェットプリンターとしては、ド
ロップ−オン−デマンドプリンター、バブルジェットプ
リンター、連続ジェットプリンター、たとえば■リバッ
ト（Ｒｉｐａｔ）　５６００　Ｊワードプロセッサー（
株式会社リコーより供給）付属のもの、またはスイスの
ヌマコｌＮｕｍａｃｑ１社から入手可能なインクジェッ
トプリンター［Ｉｆ電電子子制御器付エプソン（Ｅｐｓ
ｏｎ）プリントヘッドを含む］などがあげられる、プリ
ントヘッドは通常直径】０乃至６０μｍそして輪郭形状
がそれぞれ異なる数個の微細なノズルからなる。圧電素
子ノズル付きインクジェットプリンターでは、基質の上
にインクが整合的に噴射されるようノズルが個別に圧力
制御される。前記の最後に例示したインクジェットプリ
ンターのプリントヘッドは２８個の微細ノズルを有して
いる。 本発明による印刷インク組成物は、簡ｉｐな処方、最適
の粘度、表面張力および伝導性、さらに長い貯蔵寿命な
どの優れた特性を有しており、そしてノズルの閉塞を生
じることはない。この印刷インク組成物を使用して得ら
れる画像は、鮮明で読み易くかつ耐光堅牢性、耐候性、
耐水性、耐移染性が良好である。また、非吸着性印刷基
質に対する良好な湿潤性を有している。本発明による印
刷インクは、その粘度を２乃至５ｍＰａ−５に容易に調
節可能であり、また直径が大きいノズルでは２０ｍＰａ
−５までの粘度が可能である。 さらに、きわめて微細な分解能の画像および文字を得る
ことができる。 本発明による印刷インク組成物は、その用途に適した少
量の有機染料を含有することもできる。 しかしながら、有機染料を添加してない印刷インク組成
物がより好ましい、なぜならば、添加されていない方が
耐水性および耐アルカリ性のより良好な画像が得られる
からである。特に微細なノズルの場合には、少量の有機
染料を加えることによって低粘度を保持しながら色濃度
を上げることが可能となる。ただし、使用した染料の量
に比例した割合で印刷画像の耐水性が低下する。 以下に本発明を実施例によってさらに説明する。実施例
中の部およびパーセントは特に別途記載のない限り重量
ベースである。 光ム亘にに　顔料調合物の製造例 文」１例」２ アンモニウム塩の形のアクリル系樹脂［■ジンポール（
Ｚｉｎｐｏｌ）１５１９．ジンヘミ社（Ｚｉｎｃｈｅｓ
Ｃｏｒｐ、　、　）製品、酸価９：ｌ］　４０％を含有
するイソプロパノールの水溶液１００ｇ、エチルアルコ
ール５０ｇ、木ｌ５０ｇおよびカーボンブラック［プリ
ンテックス（ＰＲＩＮＴＥＸ）■３００デグサ社（Ｄｅ
ｇｕｓｓａ）　］　４０ｇの混合物を、１１容のバッチ
サントミル中で１３時間摩砕した。この濃厚分散物を１
００ｇの水で稀釈し、摩砕材を除去し、そして薄い噴射
流の形態で水１０００ｇと１５％塩＃２０１との弱酸性
溶液に添加した。顔料調合物が粗大結晶の形で沈殿する
ので、これを濾過単離し、酸および塩がなくなるまで洗
浄し、６０乃至７０℃の温度て真空乾燥し、それから１
／２ｍｍふるいにかけた。しかして、顔料５０％を含有
する高品質の黒顔料調合物を得た。 支ム■ユ カーボンブラ・ンク［プリンテックス（ＰＲＩＮＴＥＸ
）■コロ０デグサ社（Ｄｅｇｕｓｓａ）　］　９９０ｇ
、酸性アクリル系共重合体［■アクアハイド（Ａｑｕａ
ｈｙｄｅ）　１００　：酸価７４］、摩砕塩化ナトリウ
ム４５０ｇおよびジアセトンアルコールの８０ｇを実験
室用ニーダ−に装填し、約６０°Ｃに挙いて３時間混練
した。得られた濃厚分飲物を塩化ナトリウム飽和溶液２
５０ｇを加えて稀釈した。冷却したこの材料に氷１００
ｇを加え、完全に顆粒化した。この生成物を濾過して集
め、溶剤および塩がなくなるまで水洗した。得られた乾
燥顆粒状物質をメツシュサイズが０．５■■のふるいに
かけた。しかして、顔料５０％の高品質黒顔料調合物を
得た。 支厳亘ユ 実施例２の操作をくり返し実施した。ただし、今回は酸
性アクリル系樹脂■カーボセット（Ｃａｒｂｏｓｅｔ）
ＸＬ−２７（酸価７４）を６０重量％黒顔料調合物が得
られる比率で使用した。実施例２で得られたものと同様
の高品質の顔料調合物を得た。 実施例３の黒顔料調合物　　　　２５重量％。 水　　　　　　　　　　　　　　　５２．５重量％、イ
ソプロパノール　　　　　　　２０重量％、アミノメチ
ルプロパノール　　！、５１１１ｉ％、２５％アンモニ
ア　　　　　　　　　！用量％。 配イＬニ ガラス容器に水４０ｇとイソプロパノール１５ｇとを入
れ、次ぎに攪拌しながらアミノメチルプロパノールの１
．５ｇとアンモニア１ｇとを混合する６次に、この懸濁
物をデイシルバーにかけて１１００ＧＯｒｐ　（初期速
度１５川／秒に相当）の速度で分散させる。この後１通
常攪拌しながら水１２．５ｇとイソプロパノールの５ｇ
とを加える。 ｂ）　　　　　　　　　ン　　　　　　　の１記による
印刷インク濃厚液（顔料調合物２５％含有）の３．０ｇ
を１通常攪拌しなから水８５．８ｇ、アミノメチルプロ
パノール０．２ｇ、ポリエチレングリコール（分子計６
００）２ｇおよびイソプロパノール９ｇで稀釈する。所
望の伝導性に応じて、さらにイオン形成塩を、たとえば
０．３乃至１ｇの量で添加することもできる。 得られた分散物を、２ＦＪｌのフィルターの組み合わせ
［ワットマン（１１ｈａＬｍａｎ）　５　μｍガラスフ
ィルターとスタトリウス（Ｓｓｒｔｏｒｉｕｓ）５μｍ
瞑フィルター］を使用して清澄濾過して粗大粒子を除去
する。 得られた印刷インク組成物の粘度は３乃至３．５　ｍＰ
ａ−５［エムビー（ＭＢ）デイン−イー（ＤＩＮ−Ｅｌ
　プログラムによるハーク（ｌｌａａｋ）粘度計の数値
：　２５０ｍ−’］である。また、この印刷インクの粒
子サイズはＤ−８４値が０．１０７μＩ［ジョイスーロ
ーベル（Ｊｏｙｃｅ−Ｌｏｅｂｅｌ）法により測定：こ
の数値は粒子の８４％が０．１０７μｍ以下の粒子サイ
ズを有することを意味する］である。 Ｃ）マーキング このようにして得られた印刷インク組成物を、市販のヌ
マコ（Ｎｕｍａｃｏ）社（スイス）のインクジェットプ
リンター［エプソン（Ｅｐｓｏｎ）プリントヘッド：ノ
ズル２８本、トンネル型。 ノズル基部９５μｍ、ノズル高１７μｍ］を使用して線
形基質（トップコート塗工かつ裏面アルミニウムラミネ
ートされた上質紙のシート）に施与した。そして印刷さ
れた紙について下記の特性を検査した。 、の　　の 文字は鮮明であり、コントラスト良好で読み易かった。 このことは大きな字（たとえば、高さ３３ｃｍ、幅１８
ｃｍ、厚さ３．５ｃｍの文字）ばかりでなく、小さな字
（たとえば、厚さ０、Ｉｍａ＋、幅約１．２ｍｍ、高さ
１．Ｏｍｍの文字）についても該当する。 匪燵又ヱ五１ム１ 試料を１分間３０℃の温水に浸漬して取り出し、その後
で浸漬された試料の濃度をマクベス１Ｍａｃｂｅｔｈ）
　Ｃ度計で測定した。試料文字の耐水性は下記式により
、初期濃度ｄ。と測定ｔＩ１１ａ、とから求められる。 得られた値は１００％であった。すなわち。 この試験印刷インクを使用して得られた印刷文字が優れ
た耐水性を有することが証明された。 さらに、その印刷文字は優秀な耐光堅牢性を有していた
。 支ム１ユ 赤ジスアゾ顔料（リクロモフタール・レッド（Ｃｒｏｍ
ｏｐｈｔａｌ　Ｒｅｄ）２Ｂ（Ｃ，１，Ｎｏ、２２１）
９５ｇ　、酸性アクリル系共重合体■カーボセット（Ｃ
ａｒｂｏ≦ｅｔ）　ＸＬ２７（酸価７４−７６、融点１
０６℃）　９５ｇ　、微細に摩砕した塩化ナトリウム５
７０ｇ、およびジアセトンアルコールの７５ｇをニーダ
−に装填し、４時間混練した。得られた濃厚分散物に塩
化ナトリウム飽和溶液２５０ｇを加えて稀釈した０次い
で、冷却したこの材料に氷１００ｇを加えて完全に顆粒
化した。この顆粒状生成物をさらに微細化するため、水
約５０００ｇを加えて歯付きコロイドミルの中で湿式摩
砕した。微細顆粒を濾過捕集し、溶剤と塩とがなくなる
まで水洗した。この濾過ケーキを真空棚乾燥器中におい
て８０℃で乾燥した。得られた乾燥生成物をメツシュサ
イズが０．５ｍｍのふるいにかけた。これによって、赤
顔料５０％の顔料調合物を得た。 Ｘム土１ 青β−銅フタロシアニン顔料（粗生成物）９５ｇを使用
して実施例７の操作をくり返した。濃厚液は約６０℃の
温度において６時間混練した。顆粒化と仕上げは実施例
７に記載のごと〈実施した。青顔料５０％の調合物を得
た。 ４方： 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５２
重量％、イソプロパノール　　　　　　　１５重指％。 アミノメチルプロパノール　　１．５ｍｍ％、２５％ア
ンモニア水溶液　　　　Ｌ、５重量％。 配イし± ガラス容器に水５２ｇとイソプロパノール１５ｇとを入
れ１次ぎに攪拌しながら前記の赤または青の顔料調合物
３０ｇ、アミノメチルプロパノールの１．５ｇ、および
アンモニア１．５ｇを混合する０次に、この懸濁物をデ
イシルバーにかけてＩｏｏｏｏｒｐｍ　（速度ｌ５Ｉｌ
／秒に相当）の速度で分散する。 ｂ）１　　イン　　　　の　６ 前記により得られた赤または青の印刷インク濃厚液（顔
料調合物３８％含有）の４．０ｇを。 通常攪拌しながら水８７．８ｇ、アミノメチルプロパノ
ール０．２ｇ、ポリエチレングリコール（分子１６００
　）　４　ｇ　、およびＮ−メチル−２−ピロリドン４
ｇを加えて稀釈する。所望の伝導性に応じて、さらにイ
オン形成塩を、たとえば０．３乃至１ｇの量で添加する
ことができる０前記の実施例４〜６に記載したように濾
過する。 製造された印刷インク組成物の 柾瓜：　　　　　　　　　　４乃至５　ｍＰａ・ｓ　。 、症五工工ス： 青インクのＤ−８４０，２４７゜ 赤インクのＤ−８４０，２５６゜ この印刷インク組成物を使用して実施例４−６の（Ｃ）
に記載した方法に従ってマーキング試験を実施した。い
ずれの印刷インク組成物も全般に優れた特性を示した。 連続書込み試験ならびに貯蔵試験などによる記録特性な
らびに貯蔵特性を、それ自体公知の試験法により、たと
えばドイツ特許第２９２７０６２号の実施例４に記載さ
れている方法によって測定することができる０本発明に
よる印刷インク組成物は、すぐれた全般的堅牢性を示し
そして貯蔵安定であった。 １１皿旦　顔料／染料組み合わせの例。 前記実施例４に記載した方法に従って印刷インク濃厚液
の製造と配合を実施した。 ン　　　　　　　　の　　６ 凰方： 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　８４．
８　重量％、アミノメチルプロパノール　　　０．２１
環％、Ｎ−メチル−２−ピロリドン　　　４Φ量％、ポ
リエチレングリコール（分子ｆｆ１６００）４重量％。 し： 水８４．８ｇ、アミノメチルプロパノール０．２ｇ、　
Ｎ−メチル−２−ピロリドン４ｇ、およびポリエチレン
グリコール（６０Ｇ）４ｇをミキサーに入れて混合する
。ついで、前記黒顔料調合物（カーボンブラック２５　
ｒｌｚ　ｉｔ％含’ｆ−Ｔ）Ｉｇと０イルガスバース黒
（ｌｒｇａｓｐｅｒｓ　Ｓｃｈｗａｒｚｌ　Ｒ１１の６
ｇとを添加し、この混合物を攪拌器で攪拌混合する。得
られた分散物を実施例４（ｂ）に記載したように清澄濾
過する。粘度を実施例４（ｂ）に記載したように測定す
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、下記成分を含有するインクジェット印刷用水性印刷
   インク組成物： ａ）顔料１０乃至９０重量％とカルボキシル基含有ポリ
   アクリル系樹脂９０乃至１０重量％とを含有する固体顔
   料調合物０．１乃至２０重量％、 ｂ）水で稀釈可能な有機溶剤０乃至３０重量％、ｃ）湿
   潤剤０．５乃至２０重量％、および ｄ）水。 ２、ポリアクリル系樹脂が、実質的に３つの構成要素、
   すなわちアクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、およ
   びアクリル酸またはメタクリル酸からなる請求項１記載
   の水性印刷インク組成物。 ３、ポリアクリル系樹脂が５０乃至３００の酸価、およ
   び３００００乃至６００００の平均分子量を有する請求
   項１記載の水性印刷インク組成物。 ４、ポリアクリル系樹脂の酸価が６０乃至１２０の範囲
   である請求項３記載の水性印刷インク組成物。 ５、顔料調合物が０．５乃至５重量％使用されている請
   求項１記載の水性印刷インク組成物。 ６、顔料調合物が顔料３０乃至７０重量％とポリアクリ
   ル系樹脂７０乃至３０重量％とを含有している請求項１
   記載の水性印刷インク組成物。 ７、顔料調合物がカーボンブラック調合物または有機顔
   料含有調合物である請求項１記載の水性印刷インク組成
   物。 ８、ニーダーで製造された固体顔料調合物が使用されて
   いる請求項１記載の水性印刷インク組成物。 ９、成分（ｂ）がイソプロパノールまたはＮ−メチル−
   ２−ピロリドンである請求項１記載の水性印刷インク組
   成物。 １０、成分（ｂ）が２乃至１０重量％使用されている請
   求項１記載の水性印刷インク組成物。 １１、湿潤剤が２００乃至８００の分子量を有するポリ
   エチレングリコールである請求項１記載の水性印刷イン
   ク組成物。 １２、さらに付加的にアンモニアおよび／またはアミノ
   メチルプロパノールを含有している請求項１記載の水性
   印刷インク組成物。 １３、さらに付加的に、その組成物の粘度および／また
   は表面張力を調節するための適当な調節剤を含有してい
   る請求項１記載の水性印刷インク組成物。 １４、付加的に少量の有機染料を含有している請求項１
   記載の水性印刷インク組成物。 １５、使用前に粗大粒子が１つのフィルターまたは複数
   のフィルターの組み合わせによって除去される請求項１
   記載の水性印刷インク組成物。