JPH0315044Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0315044Y2 JPH0315044Y2 JP1985071252U JP7125285U JPH0315044Y2 JP H0315044 Y2 JPH0315044 Y2 JP H0315044Y2 JP 1985071252 U JP1985071252 U JP 1985071252U JP 7125285 U JP7125285 U JP 7125285U JP H0315044 Y2 JPH0315044 Y2 JP H0315044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- curved
- wire insertion
- operating
- burrs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 41
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 41
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 16
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 4
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 4
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は内視鏡の彎曲管に関する。
内視鏡の彎曲管にあつては、従来、たとえば実
公昭52−47346号公報、特開昭58−116442号公報
に示されるようなものがある。これはいずれも、
複数の彎曲駒を直列をなして回動自在に連結する
他、各彎曲駒の内壁面にワイヤ−挿通部を設けて
構成され、その各ワイヤ−挿通部列に操作ワイヤ
−を挿通している。そして、ワイヤ−挿通部に通
した操作ワイヤ−の先端を最前部の彎曲駒あるい
はその先の先端部本体に連結して、操作ワイヤ−
の押し引きで彎曲作するようにしている。
公昭52−47346号公報、特開昭58−116442号公報
に示されるようなものがある。これはいずれも、
複数の彎曲駒を直列をなして回動自在に連結する
他、各彎曲駒の内壁面にワイヤ−挿通部を設けて
構成され、その各ワイヤ−挿通部列に操作ワイヤ
−を挿通している。そして、ワイヤ−挿通部に通
した操作ワイヤ−の先端を最前部の彎曲駒あるい
はその先の先端部本体に連結して、操作ワイヤ−
の押し引きで彎曲作するようにしている。
ところで、従来より、ワイヤ−挿通部は先の公
報でも示されるように、打抜き成形、小径な円筒
状部材を溶着するなどして、彎曲駒の内壁面に設
けられるが、ワイヤ−挿通部廻りの角部が鋭角と
なることが指摘される。特に、彎曲駒の壁部を内
側に打出してワイヤ−挿通部を形成した場合、剪
断加工端面にばりが生じることがあつた。そこ
で、内視鏡の彎曲管では、従来より、彎曲管全体
にバレル研磨の仕上げ加工を施して、ばりや鋭角
な角を取除くことが行なわれてきた。しかし、第
8図に示すように彎曲駒aの端面、操作ワイヤ−
bと接する部位cなどの外側の部分は充分な仕上
げ加工ができるものの、ワイヤ−挿通部dは彎曲
駒aの内側にあるうえ、外形が小さいためにバレ
ル研磨用の石が行き届かず(当らず)、ばりや鋭
角な角を取除くことができなかつた。特に彎曲管
が小さい程、ばりや鋭角な角を取除くことができ
ずにいた。このため、従来の彎曲管ではワイヤ−
挿通部dのばりや鋭角な角をそのままにして操作
ワイヤ−bを挿通することが行なわれていた。
報でも示されるように、打抜き成形、小径な円筒
状部材を溶着するなどして、彎曲駒の内壁面に設
けられるが、ワイヤ−挿通部廻りの角部が鋭角と
なることが指摘される。特に、彎曲駒の壁部を内
側に打出してワイヤ−挿通部を形成した場合、剪
断加工端面にばりが生じることがあつた。そこ
で、内視鏡の彎曲管では、従来より、彎曲管全体
にバレル研磨の仕上げ加工を施して、ばりや鋭角
な角を取除くことが行なわれてきた。しかし、第
8図に示すように彎曲駒aの端面、操作ワイヤ−
bと接する部位cなどの外側の部分は充分な仕上
げ加工ができるものの、ワイヤ−挿通部dは彎曲
駒aの内側にあるうえ、外形が小さいためにバレ
ル研磨用の石が行き届かず(当らず)、ばりや鋭
角な角を取除くことができなかつた。特に彎曲管
が小さい程、ばりや鋭角な角を取除くことができ
ずにいた。このため、従来の彎曲管ではワイヤ−
挿通部dのばりや鋭角な角をそのままにして操作
ワイヤ−bを挿通することが行なわれていた。
従来の彎曲管においては、操作ワイヤ−bを押
し引きして繰返し彎曲操作するたびに、操作ワイ
ヤ−bが操作部dのばりや鋭角な角によつて削ら
れて摩耗し、ワイヤ−の伸び、ワイヤ−の切れの
原因となつていた。特に、そうしたワイヤ−の支
障は内視鏡機能を発揮できなくなる。この考案は
このような問題点に着目してなされたもので、ワ
イヤ−挿通部の端面のばり、鋭角な角による操作
ワイヤ−の摩耗を軽減することを目的とする。
し引きして繰返し彎曲操作するたびに、操作ワイ
ヤ−bが操作部dのばりや鋭角な角によつて削ら
れて摩耗し、ワイヤ−の伸び、ワイヤ−の切れの
原因となつていた。特に、そうしたワイヤ−の支
障は内視鏡機能を発揮できなくなる。この考案は
このような問題点に着目してなされたもので、ワ
イヤ−挿通部の端面のばり、鋭角な角による操作
ワイヤ−の摩耗を軽減することを目的とする。
この彎曲管では、彎曲駒のワイヤ−挿通部の端
面の角を鈍角又は円弧状にして、操作ワイヤ−の
ワイヤ−挿通部の端面の角に対する摩耗を低減す
る。
面の角を鈍角又は円弧状にして、操作ワイヤ−の
ワイヤ−挿通部の端面の角に対する摩耗を低減す
る。
第1図ないし第4図はこの考案の第1の実施例
を示す。第4図は内視鏡の全体を示し、1は操作
部、2は、可撓管部2a,彎曲部2b,先端部構
成部2cを直列に連結してなる挿入部である。そ
して、操作部1に挿入部2の基端部、および図示
はしないが先端にコネクタ−を備えるライトガイ
ドケ−ブルの基端部がそれぞれ連結され、本体を
構成している。彎曲部2bは、彎曲駒列からなる
彎曲管3の外周面に外皮を被覆して構成される。
詳しくは、彎曲駒列は第2図に示すように、たと
えば筒状の彎曲駒4を複数、直列に配置するとと
もに、彎曲駒4…の互をたとえば上下方向といつ
た2方向に対して彎曲できるよう回動自在に連結
する他、第3図に示すように各彎曲駒4…の内壁
面のうち相対する位置に、たとえば内壁を内側へ
円弧状に打出してなる一対のワイヤ−挿通部5,
5を一体に設けて構成される。そして、各彎曲駒
4…のワイヤ−挿通部列にそれぞれ操作ワイヤ−
6,6が挿通され、各操作ワイヤ−6,6の先端
を最前部の彎曲駒4あるいは先端構成部2cを構
成する先端部本体に連結、操作ワイヤ−6,6の
後端に可撓管部2a内を通じ操作部1に設けた彎
曲操作レバ−7に連絡して彎曲作を行なえるよう
にしている。また各彎曲駒4のワイヤ−挿通部
5,5の端面の鋭角な角は鈍角となつている。こ
こで、これについて説明すれば、これは打出しに
よつてワイヤ−挿通部5,5を形成した後、たと
えば第1図に示すように彎曲駒4の壁部側開口か
らワイヤ−挿通部5のワイヤ−挿通口に向け、ド
リル、エンドミル、ヤスリ等の周囲に刃が付いた
棒状の刃物8を繰返し通して、ワイヤ−挿通部5
の剪断加工端面の鋭角な角Bを落し、鈍角に面取
りしてなる。なお、この際、ワイヤ−挿通部5の
外側の端面の角部分Aも同時に面取りされる。
を示す。第4図は内視鏡の全体を示し、1は操作
部、2は、可撓管部2a,彎曲部2b,先端部構
成部2cを直列に連結してなる挿入部である。そ
して、操作部1に挿入部2の基端部、および図示
はしないが先端にコネクタ−を備えるライトガイ
ドケ−ブルの基端部がそれぞれ連結され、本体を
構成している。彎曲部2bは、彎曲駒列からなる
彎曲管3の外周面に外皮を被覆して構成される。
詳しくは、彎曲駒列は第2図に示すように、たと
えば筒状の彎曲駒4を複数、直列に配置するとと
もに、彎曲駒4…の互をたとえば上下方向といつ
た2方向に対して彎曲できるよう回動自在に連結
する他、第3図に示すように各彎曲駒4…の内壁
面のうち相対する位置に、たとえば内壁を内側へ
円弧状に打出してなる一対のワイヤ−挿通部5,
5を一体に設けて構成される。そして、各彎曲駒
4…のワイヤ−挿通部列にそれぞれ操作ワイヤ−
6,6が挿通され、各操作ワイヤ−6,6の先端
を最前部の彎曲駒4あるいは先端構成部2cを構
成する先端部本体に連結、操作ワイヤ−6,6の
後端に可撓管部2a内を通じ操作部1に設けた彎
曲操作レバ−7に連絡して彎曲作を行なえるよう
にしている。また各彎曲駒4のワイヤ−挿通部
5,5の端面の鋭角な角は鈍角となつている。こ
こで、これについて説明すれば、これは打出しに
よつてワイヤ−挿通部5,5を形成した後、たと
えば第1図に示すように彎曲駒4の壁部側開口か
らワイヤ−挿通部5のワイヤ−挿通口に向け、ド
リル、エンドミル、ヤスリ等の周囲に刃が付いた
棒状の刃物8を繰返し通して、ワイヤ−挿通部5
の剪断加工端面の鋭角な角Bを落し、鈍角に面取
りしてなる。なお、この際、ワイヤ−挿通部5の
外側の端面の角部分Aも同時に面取りされる。
しかして、こうした内視鏡の彎曲管3は、彎曲
操作レバ−7を回動することにより、操作ワイヤ
−6,6が押し引きされて、第4図の二点鎖線に
示すように彎曲部2が彎曲するが、この際、操作
ワイヤ−6,6が各彎曲駒4…のワイヤ−挿通部
5を通するとき、ワイヤ−挿通部5の端面の角に
残るばりや鋭角な角によつて削られてしまうこと
が懸念される。しかし、この考案によると、ワイ
ヤ−挿通部5の角を鈍角としている。このこと
は、ワイヤ−挿通部5の加工端面に残つていた鋭
角な角やばりが鈍角(面取り)によつて、残らず
除去され、操作ワイヤ−6が削られにくくなる。
しかして、操作ワイヤ−6,6が彎曲をかける都
度、繰返しワイヤ−挿通部5,5を通つても、ワ
イヤ−挿通部5,5の端面の鋭角な角やばりで削
られることはなくなる。この結果、操作ワイヤ−
6の摩耗が軽減され、操作ワイヤ−6の寿命を伸
ばすことができる。しかも、彎曲の際の操作ワイ
ヤ−6における引掛り感、あるいは飛びを解消し
て彎曲操作をスム−ズに行なうことができる他、
操作力量を軽減することができる。そのうえ、削
られたばりや削り片が彎曲駒4内に侵入すること
によるトラブル(たとえばライトガイドフアイバ
−などの折れ等)の発生を防止することができ
る。
操作レバ−7を回動することにより、操作ワイヤ
−6,6が押し引きされて、第4図の二点鎖線に
示すように彎曲部2が彎曲するが、この際、操作
ワイヤ−6,6が各彎曲駒4…のワイヤ−挿通部
5を通するとき、ワイヤ−挿通部5の端面の角に
残るばりや鋭角な角によつて削られてしまうこと
が懸念される。しかし、この考案によると、ワイ
ヤ−挿通部5の角を鈍角としている。このこと
は、ワイヤ−挿通部5の加工端面に残つていた鋭
角な角やばりが鈍角(面取り)によつて、残らず
除去され、操作ワイヤ−6が削られにくくなる。
しかして、操作ワイヤ−6,6が彎曲をかける都
度、繰返しワイヤ−挿通部5,5を通つても、ワ
イヤ−挿通部5,5の端面の鋭角な角やばりで削
られることはなくなる。この結果、操作ワイヤ−
6の摩耗が軽減され、操作ワイヤ−6の寿命を伸
ばすことができる。しかも、彎曲の際の操作ワイ
ヤ−6における引掛り感、あるいは飛びを解消し
て彎曲操作をスム−ズに行なうことができる他、
操作力量を軽減することができる。そのうえ、削
られたばりや削り片が彎曲駒4内に侵入すること
によるトラブル(たとえばライトガイドフアイバ
−などの折れ等)の発生を防止することができ
る。
第5図はこの考案の第2の実施例を示し、これ
はワイヤ−挿通部5の端面の鋭角な角Bを円弧状
にしたもので、詳しくは、これは打出しによつて
ワイヤ−挿通部5,5を形成した後、外周面に研
磨用粉10aを塗布したワイヤ−10をワイヤ−
挿通部5に繰返し挿通させて、ワイヤ−挿通部3
の剪断加工端面の角を落して丸みを付けるように
したもので、このようにしても操作ワイヤ−6を
削られにくくすることができる。但し、Cは丸み
を示す。なお、ワイヤ−10が彎曲駒4より硬質
であれば研磨用粉10aはなくても構わない。ま
た、ワイヤ−10は第1図に示すヤスリ等と同様
に彎曲駒4の軸と平行に挿通して加工断面の角の
バリ落しを行なうこともできる。
はワイヤ−挿通部5の端面の鋭角な角Bを円弧状
にしたもので、詳しくは、これは打出しによつて
ワイヤ−挿通部5,5を形成した後、外周面に研
磨用粉10aを塗布したワイヤ−10をワイヤ−
挿通部5に繰返し挿通させて、ワイヤ−挿通部3
の剪断加工端面の角を落して丸みを付けるように
したもので、このようにしても操作ワイヤ−6を
削られにくくすることができる。但し、Cは丸み
を示す。なお、ワイヤ−10が彎曲駒4より硬質
であれば研磨用粉10aはなくても構わない。ま
た、ワイヤ−10は第1図に示すヤスリ等と同様
に彎曲駒4の軸と平行に挿通して加工断面の角の
バリ落しを行なうこともできる。
第6図はこの考案の第3の実施例を示し、これ
は、ワイヤ−挿通部5を形成するに際し、プレス
加工等により、操作ワイヤ−6が通る方向に沿つ
て円弧を描くように中央を膨らませて打出し、ワ
イヤ−挿通部5の端面の角を鈍角にしたものであ
る。但し、Dは鈍角となつた角を示す。
は、ワイヤ−挿通部5を形成するに際し、プレス
加工等により、操作ワイヤ−6が通る方向に沿つ
て円弧を描くように中央を膨らませて打出し、ワ
イヤ−挿通部5の端面の角を鈍角にしたものであ
る。但し、Dは鈍角となつた角を示す。
第7図はこの考案の第4の実施例を示し、これ
は、ワイヤ−挿通部5を形成するに際し、プレス
加工等により、端面の角を丸みを帯びるようにし
て打出し、ワイヤ−挿通部5の端面の角を鈍角に
したものである。但し、Eは鈍角となつた角を示
す。
は、ワイヤ−挿通部5を形成するに際し、プレス
加工等により、端面の角を丸みを帯びるようにし
て打出し、ワイヤ−挿通部5の端面の角を鈍角に
したものである。但し、Eは鈍角となつた角を示
す。
なお、上述したいずれの実施例共、打出しによ
つてワイヤ−挿通部を形成したものにこの考案を
適用したが、このような彎曲駒と一体に形成した
ワイヤ−挿通部でなく、小径な円筒状部材を彎曲
駒の内壁面に溶着するなどして構成されたワイヤ
−挿通部でも適用できる。もちろん2方向の彎曲
管に限らず、ワイヤ−挿通部を4個設けた4方向
(上下、左右の各方向)の彎曲管にも適用するよ
うにしてもよい。また、ワイヤ−挿通部の端面の
角を鈍角あるいは円弧状にするに際し、棒状の刃
物、やすり、プレス成形などを用いたが、これに
限らず、たとえばレ−ザ−光線等によつて鈍角又
は円弧状に加工するようにしてもよいことはいう
までもない。
つてワイヤ−挿通部を形成したものにこの考案を
適用したが、このような彎曲駒と一体に形成した
ワイヤ−挿通部でなく、小径な円筒状部材を彎曲
駒の内壁面に溶着するなどして構成されたワイヤ
−挿通部でも適用できる。もちろん2方向の彎曲
管に限らず、ワイヤ−挿通部を4個設けた4方向
(上下、左右の各方向)の彎曲管にも適用するよ
うにしてもよい。また、ワイヤ−挿通部の端面の
角を鈍角あるいは円弧状にするに際し、棒状の刃
物、やすり、プレス成形などを用いたが、これに
限らず、たとえばレ−ザ−光線等によつて鈍角又
は円弧状に加工するようにしてもよいことはいう
までもない。
以上説明したようにこの考案によれば、ワイヤ
−挿通部の端面のばり、鋭角な角による操作ワイ
ヤ−の摩耗を軽減することができ、操作ワイヤ−
の寿命を延ばすことができる。しかも、操作ワイ
ヤ−の引掛り感、あるいは飛びを解消して、彎曲
操作をスム−ズに行なうことができると同時に、
操作力量を軽減することができる。そのうえ、削
られたばりや削り片が彎曲駒内に侵入することに
よるトラブルの発生を防止することができる。
−挿通部の端面のばり、鋭角な角による操作ワイ
ヤ−の摩耗を軽減することができ、操作ワイヤ−
の寿命を延ばすことができる。しかも、操作ワイ
ヤ−の引掛り感、あるいは飛びを解消して、彎曲
操作をスム−ズに行なうことができると同時に、
操作力量を軽減することができる。そのうえ、削
られたばりや削り片が彎曲駒内に侵入することに
よるトラブルの発生を防止することができる。
第1図ないし第4図はこの考案の第1の実施例
を示し、第1図は彎曲管のワイヤ−挿通部を示す
断面図、第2図は彎曲管の構成を示す断面図、第
3図はその部分正断面図、第4図は彎曲管を適用
した内視鏡の全体を示す正面図、第5図はこの考
案の第2の実施例の要部を示す断面図、第6図は
この考案の第3の実施例の要部を示す断面図、第
7図はこの考案の第4の実施例の要部を示す断面
図、第8図は従来の内視鏡の彎曲管を示す断面図
である。 3……彎曲管、4……彎曲駒、5……ワイヤ−
挿通部、6……操作ワイヤ−。
を示し、第1図は彎曲管のワイヤ−挿通部を示す
断面図、第2図は彎曲管の構成を示す断面図、第
3図はその部分正断面図、第4図は彎曲管を適用
した内視鏡の全体を示す正面図、第5図はこの考
案の第2の実施例の要部を示す断面図、第6図は
この考案の第3の実施例の要部を示す断面図、第
7図はこの考案の第4の実施例の要部を示す断面
図、第8図は従来の内視鏡の彎曲管を示す断面図
である。 3……彎曲管、4……彎曲駒、5……ワイヤ−
挿通部、6……操作ワイヤ−。
Claims (1)
- 複数の彎曲駒を直列に回動自在に連結するとと
もに、各彎曲駒の内壁面にワイヤ−挿通部を設け
てなる内視鏡の彎曲管において、前記彎曲駒のワ
イヤ−挿通部の端面の角を鈍角又は円弧状にした
ことを特徴とする内視鏡の彎曲管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985071252U JPH0315044Y2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985071252U JPH0315044Y2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61188701U JPS61188701U (ja) | 1986-11-25 |
JPH0315044Y2 true JPH0315044Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=30608568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985071252U Expired JPH0315044Y2 (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315044Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2532380Y2 (ja) * | 1990-10-09 | 1997-04-16 | 富士写真光機株式会社 | 内視鏡のアングルリング連結ピン |
JP2008253501A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Olympus Corp | 内視鏡の湾曲管、内視鏡、および、内視鏡の湾曲管の各節輪を製造する製造方法 |
WO2014192446A1 (ja) | 2013-05-29 | 2014-12-04 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡 |
EP4218628A3 (en) * | 2016-02-05 | 2023-10-18 | Board Of Regents Of the University Of Texas System | Surgical apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247346U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-04 | ||
JPS56116442A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-12 | Olympus Optical Co | Endoscope |
-
1985
- 1985-05-14 JP JP1985071252U patent/JPH0315044Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247346U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-04 | ||
JPS56116442A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-12 | Olympus Optical Co | Endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61188701U (ja) | 1986-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3498426B2 (ja) | 内視鏡の可撓管 | |
US6033359A (en) | Endoscopic length-measuring tool | |
EP1191632B1 (en) | Structure and method for connecting terminal and electric wire | |
JP6423278B2 (ja) | 内視鏡の湾曲部及び内視鏡 | |
JPH0315044Y2 (ja) | ||
JP2589379Y2 (ja) | 内視鏡チャンネル洗浄用およびカテーテル洗浄用ブラシ | |
JP2012179222A (ja) | ガイドワイヤ | |
WO2020245978A1 (ja) | バスケット型内視鏡用処置具 | |
JPH035167B2 (ja) | ||
JPS63315026A (ja) | 内視鏡用湾曲管 | |
JPH0719443Y2 (ja) | 内視鏡の湾曲管 | |
JPH0681504U (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP4313696B2 (ja) | 並継釣竿 | |
JPS6241724B2 (ja) | ||
JP3934354B2 (ja) | 内視鏡用湾曲付処置具 | |
JP3421467B2 (ja) | 内視鏡の掃除用ブラシ | |
JPS6235457Y2 (ja) | ||
JPH0314162Y2 (ja) | ||
JPH0741445Y2 (ja) | 内視鏡用ブラシ | |
JPH0322768B2 (ja) | ||
JP3305799B2 (ja) | 内視鏡のアングル操作ワイヤ取り付け構造 | |
JPS6314805Y2 (ja) | ||
JP3392974B2 (ja) | 内視鏡の口金類掃除用ブラシ | |
JP3312701B2 (ja) | 内視鏡のアングル操作ワイヤ取り付け構造 | |
JPH0282936A (ja) | 可撓連結体 |