JPS6241724B2 - - Google Patents

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JPS6241724B2
JPS6241724B2 JP58203941A JP20394183A JPS6241724B2 JP S6241724 B2 JPS6241724 B2 JP S6241724B2 JP 58203941 A JP58203941 A JP 58203941A JP 20394183 A JP20394183 A JP 20394183A JP S6241724 B2 JPS6241724 B2 JP S6241724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basket
tip
wire
flexible tube
distal tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58203941A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6096241A (ja
Inventor
Tsutomu Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP58203941A priority Critical patent/JPS6096241A/ja
Publication of JPS6096241A publication Critical patent/JPS6096241A/ja
Publication of JPS6241724B2 publication Critical patent/JPS6241724B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は体腔内にできた結石を破砕するため使
用する体腔内結石の破砕装置に関する。
〔背景技術とその問題点〕
従来、使用されている、この種の破砕装置は第
1図で示すように可撓管1の先端に短管状で硬質
の先端チツプ2を取付け固定し、その先端チツプ
2からバスケツトワイヤ3…を突き出す構成にな
つており、さらに、バスケツトワイヤ3…は継手
4を介して操作ワイヤ5に接続されている。しか
しながら、バスケツトワイヤ3…内に結石6を把
持してこの結石6を破砕しようとして上記操作ワ
イヤ5を手元側に引く場合、第2図で示すように
先端チツプ2と結石6との間にバスケツトワイヤ
3…が挾まれてそのバスケツトワイヤ3…に力が
伝わらず、結石6を破砕できなくなることがあつ
た。また、バスケツトワイヤ3…がその挾まれた
個所で折れ曲つてしまうこともあつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところはバスケツトワイヤが結石
と先端チツプとの間で挾み込まれて結石が破砕不
能となつたり、そのバスケツトワイヤが折れ曲つ
たりすることなく、確実な破砕作用を達成できる
体腔内結石の破砕装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は先端チツプにバスケツトワイヤが入り
込む逃げ溝を設け、結石を把持したとき、そのバ
スケツトワイヤがその逃げ溝に嵌入して先端チツ
プと結石との間にバスケツトワイヤが挾み込まれ
ることがないようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第3図ないし第5図はその第1の実施例を示
す。すなわち、第3図中11は合成樹脂パイプあ
るいは密巻きコイルなどで形成した長尺な可撓管
であり、この可撓管11は使用する内視鏡の挿通
チヤンネルに充分容易に挿通できる外径で形成さ
れている。また、この可撓管11の先端には金属
などのように硬質で耐久性のある材料によつて短
管状に形成した先端チツプ12が外れないように
取付け固定されている。なお、この先端チツプ1
2の先端部分はわずかに先側が細いテーパ状に形
成され、テーパ先端部13を構成している。そし
て、このテーパ先端部13には後述するバスケツ
ト14の素材としてのバスケツトワイヤ15…を
それぞれ入り込ませる逃げ溝16…がバスケツト
ワイヤ15に対応所定の間隔をへだてて形成され
ている。
上記バスケツト14は先端チツプ12を有した
可撓管11の先端付近内に設けられていて、その
先端チツプ12内を通じて外部に対し突没できる
ようになつている。すなわち、バスケツト14は
弾性復元力を有する複数本のバスケツトワイヤ1
5…からなり、これらのバスケツトワイヤ15…
の先端は連結チツプ17によつて結束されてい
る。また、各バスケツトワイヤ15…の基端は継
手18により結束されるとともに操作ワイヤ19
の先端に接続されている。そして、各バスケツト
ワイヤ15…は屈曲部20…を有するとともに、
外力の作用しない自由状態において第3図で示す
ようにかご状に開き得るように弾性復元力を有し
ている。つまり、バスケツト14を先端チツプ1
2から外へ突き出すと、かご状に開き、また、先
端チツプ12から可撓管11内へ引き込み収容で
きるようになつている。なお、先端チツプ12の
先端面21は平坦に形成され、また、逃げ溝16
…の付近部分は体腔内を傷付けないように滑らか
に形成されている。
また、上記操作ワイヤ19は第3図で示すよう
に可撓管11内を通じてその可撓管11の手元側
基端に導びかれ、操作部本体22に設けた操作ス
ライダ23に接続されている。そして、操作スラ
イダ23を前後に移動することにより操作ワイヤ
19を進退し、バスケツト14を突没操作するよ
うになつている。
次に、上記構成による体腔内結石の破砕装置の
使用方法を説明する。
まず、使用する前準備として操作スライダ23
を手指で手元側に移動して操作ワイヤ19を牽引
することによりバスケツト14を可撓管11内に
引き込んでおく。
一方、内視鏡を体腔内に挿入してからその内視
鏡のチヤンネルに上記破砕装置の可撓管11を挿
入し、内視鏡先端から突き出し、たとえば十二指
腸乳頭より胆管内に挿入する。そして、操作スラ
イダ23を操作して操作ワイヤ19を押し込み、
先端チツプ12からバスケツト14を突き出す。
これによつて各バスケツトワイヤ15…はかご状
にふくらみ、結石24を取り込み得る状態とな
る。そこで、いずれかのバスケツトワイヤ15…
の間の隙間から結石24を取り込み、操作ワイヤ
19を引くことによりバスケツト14を縮め、結
石24を把持する。そして、この結石24がたと
えば十二腸乳頭の切開開口部から取り出し得ない
ほど大きい場合には、操作スライダ23をさらに
手元側へ引張り、バスケツトワイヤ15…で強く
把持して破砕し、その破片をバスケツト14で体
腔内より回収する。バスケツトワイヤ15…で結
石24を把持し破砕する際に、バスケツトワイヤ
15…は各バスケツトワイヤ15…に対応し所定
の間隔をへだてて先端チツプ12に形成された逃
げ溝16…内に確実に嵌入される。そのためバス
ケツトワイヤ15…が1つの逃げ溝16に2本以
上入り込んだり、先端チツプ12と結石24には
さまれることがなく、したがつて、操作スライダ
23を引張るとバスケツトワイヤ15…が確実に
引込まれ、結石24を把持し破砕することが容易
に確実に行われる。
また、逃げ溝16…付近を滑らかに形成し、先
端チツプ12に鋭利な部分を有していないので、
バスケツトワイヤ15…を突出させ、結石24を
把持および破砕する際、体腔内およびバスケツト
ワイヤ15…を傷付けることがなく、内視鏡のチ
ヤンネル挿入時にチヤンネル内面を損傷すること
がなくなる。
第6図および第7図は本発明の第2の実施例で
あり、これは先端チツプ12の対向した位置に2
つの逃げ溝16,16を設け、隣り合う2本のバ
スケツトワイヤ15,15ずつ嵌め込むようにし
たものである。この他は上記第1の実施例と同様
である。
第8図は本発明の第3の実施例を示し、これは
先端チツプ12の内孔25の正面断面形状が角形
に形成してその各隅部に第1の実施例と同様にそ
れぞれ4つの逃げ溝16…を形成したものであ
る。このように角形の内孔25の各隅部に逃げ溝
16…を形成したから各バスケツトワイヤ15…
を嵌め込みやすい。すなわち、結石24を強く把
持した際に、バスケツトワイヤ15…が結石24
と先端チツプ12に挾まれることがなく、よつ
て、バスケツトワイヤ15…に力が確実に伝わ
り、砕石が容易にできる。また、バスケツトワイ
ヤ15…が折れ曲がることがない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は先端チツプにバス
ケツトワイヤに対応し所定の間隔をへだててバス
ケツトワイヤが入り込む逃げ溝を設け、この逃げ
溝付近を滑らかに形成しバスケツトワイヤが逃げ
溝に確実に嵌入されるようにしたものである。し
たがつて、バスケツトワイヤが所定の逃げ溝と異
なる逃げ溝に入り込んだり、先端チツプと結石に
はさまれたりすることなく、結石を確実に把持し
破砕することができる。また、逃げ溝付近を滑ら
かに形成しているので結石を把持し破砕する際に
体腔内やバスケツトワイヤを傷付けることがな
く、内視鏡のチヤンネル挿入時にチヤンネル内面
を損傷することがない。
このように、結石を把持し破砕することが安全
かつ確実に行うことができる体腔内結石の破砕装
置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の破砕装置の先端付近の側断面
図、第2図は同じくその使用状態の拡大側断面
図、第3図は本発明の第1の実施例を示す側断面
図、第4図は同じくその先端部分の正面図、第5
図は同じくその先端部分の側面図、第6図は本発
明の第2の実施例の先端部分の正面図、第7図は
同じくその先端部分の側面図、第8図は本発明の
第3の実施例の先端部分の正面図である。 11…可撓管、12…先端チツプ、14…バス
ケツト、15…バスケツトワイヤ、16…逃げ
溝、24…結石、25…内孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓管と、この可撓管の先端に取付けられた
    管状の先端チツプと、この先端チツプ内を通じて
    上記可撓管内から突没自在に設けられた複数本の
    結石把持用のバスケツトワイヤとからなる体腔内
    結石の破砕装置において、上記先端チツプに上記
    バスケツトワイヤが結石を把持したときにこのバ
    スケツトワイヤが嵌入する逃げ溝を各バスケツト
    ワイヤに対応し所定の間隔をへだてて設け、この
    先端チツプの逃げ溝付近を滑らかに形成したこと
    を特徴とする体腔内結石の破砕装置。 2 上記先端チツプの内孔の正面断面形状を角形
    に形成し、角隅部に対応して上記逃げ溝を設けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    体腔内結石の破砕装置。
JP58203941A 1983-10-31 1983-10-31 体腔内結石の破砕装置 Granted JPS6096241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58203941A JPS6096241A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 体腔内結石の破砕装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58203941A JPS6096241A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 体腔内結石の破砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6096241A JPS6096241A (ja) 1985-05-29
JPS6241724B2 true JPS6241724B2 (ja) 1987-09-04

Family

ID=16482213

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JP58203941A Granted JPS6096241A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 体腔内結石の破砕装置

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JPS6096241A (ja) 1985-05-29

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