JPH03149955A - ラインセンサ - Google Patents

ラインセンサ

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JPH03149955A
JPH03149955A JP1288164A JP28816489A JPH03149955A JP H03149955 A JPH03149955 A JP H03149955A JP 1288164 A JP1288164 A JP 1288164A JP 28816489 A JP28816489 A JP 28816489A JP H03149955 A JPH03149955 A JP H03149955A
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JP
Japan
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voltage
capacitor
photodiode
output
precharge
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JP1288164A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nishizawa
重喜 西澤
Tadashi Baba
匡史 馬場
Masumi Kaida
開田 真澄
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ライン七ンサに関し、高感度を必要とする
ライン七ンサに利用して有効な技術に関するものである
〔従来の技術〕
固体撮像素子の高感度及び高SN比の要求に答えるもの
として、例えば1986年のテレビジラン学会全国大会
予稿集PP、51−52で報告されているように、フォ
トダイオードにより形成した光電変換信号をソースフォ
ロワアンプにより直接外部に読み出すものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本願発明者は、上記ソースフォロワアンプを用いてライ
ン七ンサを構成することを考えた。しかしながら、上記
のソースフォロワアンプを内蔵した固体撮像素子にあっ
ては、フォトダイオードに対してプリチャージを行うM
OS F ETと、フォトダイオードの信号を読み出し
MOSFETとが異なるものである。半導体集積回路に
形成されるMOSFETのコンダクタンスやしきい値電
圧といった素子特性は比較的大きなプロセスバラツキを
持つ、それ故、各画素からの読み出し信号が上記素子特
性のバラツキの影響を受けるものとなり、それがそのま
ま画質を劣化させるノイズとして現れてしまうという問
題を有する。
なお、ライン七ンサとしては、CCD (電荷移送素子
)を用いたものが既に実用化されている。
このCCD構成のラインセンサにあっては、上記のよう
な内部での信号増幅ができないことの他、CCD素子を
駆動するため比較的高い動作電圧を必要とし、このため
に周辺回路の構成が複雑になってしまうという問題を有
する。
この発明の目的は、プロセスバラツキの影響を受けると
なく、高感度及び高品質の画像信号を得ることができる
ライン七ンサを提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、第1のタイミングにおいてキャパシタの両端
に所定の電位を与えた後にその一方の電極にフォトダイ
オードのソースフォロワ増幅出力を供給し、第2のタイ
ミングにおいて上記フォトダイオードをプリチヤージし
、このプリチャージ電圧を基準にして上記キャパシタの
他方の電極から読み出し信号を得るようにする。
〔作 用〕
上記した手段によれば、キャパシタを介して光電変換信
号を取り出すものであるため、フォトダイオードの容量
値と読み出し用のキャパシタとの容量比に従って出力さ
れる画素信号の増幅が行われるとともに、選択経路にお
ける素子の特性のバラツキによる画像への悪影響を防止
することができる。
【実施例〕
第1図には、この発明に係るライン七ンサの一実施例の
要部回路図が示されている。同図においては、代表とし
て3画素分の画素セルとその選択回路及び信号読み出し
回路が例示的に示されている。上記ラインセンサを構成
する各回路素子は、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、1個の半導体基板上において形成される。
1つの画素セルは、アノード側電極が回路の接地電位に
結合されたフォトダイオードD1と、そのフォトダイオ
ードD1のカソード側電極にゲートが結合された増幅M
OSFETQ21と、上記フォトダイオードD1のカソ
ード側電極にプリチヤージ(リセット)電圧を供給する
スイッチMOSFETQII及び上記増幅MOSFET
Q21のソース側に設けられた出力選択用のスイッチM
OSFETQ31とから構成される。上記スイツチMO
SFETQI 1と増幅MOSFETQ21のドレイン
は、共通に動作電圧VDDIに接続される。同図におい
て、代表として例示的に示されている他の画素セルにお
ける上記同様なプリチャージ用のスイッチMOSFET
Q12、Qln及び増幅MOSFETQ22、Q2nの
ドレインには上記動作電圧VDDIが与られる。上記増
幅MOSFETQ22、Q2nのソース側には出力選駅
用スイッチMOSFETQ32、Q3nが設けられる。
そして、上記プリチャージ用のスイッチMOSFETQ
I 1、C12・=Q1nのゲートは、共通にタイミン
グパルスv1が供給され、出力選択用のスイッチMOS
FETQ31,32・・・Q3nのゲートには、共通に
タイミングパルスv2が供給される。
上記画素セルに対応して信号の増幅と出力動作を行う次
のような回路が設けられる。すなわち、上記スイッチM
OSFETQ31の出力側にはキャパシタCtの一方の
電極に接続される。このキャパシタの両電極と回路の接
地電位点との間には、リセット動作のためのスイッチM
OSFETQ41とC51が設けられる。他の画素セル
に対しても上記同様にキャパシタC2、Cnとそれぞれ
のリセット用のスイッチMOSFETQ42.Q52・
・・Q4n、Q5nが設けられる。上記リセツト用MO
SFETQ51.Q52  ・ ・ ・Q5nのゲート
には、共通にタイミングパルスv3が供給され、上記リ
セット用MOSFET41.Q42・・・Q4nのゲー
トには、共通にタイミングパルスv4が供給される。
上記のキャパシタC1、C2・・・Cnの他方の電極側
と出力端子OUTに接続される出力線との間には出力用
のスイッチMOSFBTQ61゜C62・・・Q6nが
設けられる。これらのスイッチMOSFET61、C6
2・・・Q6nのゲートには、シフトレジスタSRによ
り形成された時系列的な出力タイミングパルスSl、S
2・・・Snが供給される。
上記第1図のラインサンサの読み出し動作の一例を第5
に示したタイミング図を参照して説明する。
画素セルの読み出しの前に、タイミングパルスv3とv
4がハイレベルにされ、スイッチMOSFETQ41と
C51−Q4 n、 C5nがオン状態にされる。それ
故、キャパシタCl”Cnの両電極には等しく回路の接
地電位が与えられるというリセット動作が行われる。
上記タイミングパルス■4がロウレベルにされてスイッ
チMOSFETQ41%Q42・・・Q4nがオフ状態
にされてキャパシタCI、C2・・・Cnの一方の電極
側がフローティングにされた後に、タイミングパルスV
2がハイレベルにされる。したがって、フォトダイオー
ドDi、D2・・・Dnに蓄積された光電変換電圧は、
ソースフォロワ増幅MOSFETQ21%Q22・・・
Q2nのゲート、ソースと上記オン状態にされた出力選
択用スイッチMOSFETQ311Q32・・・Q3n
を介してキャパシタCI、C2・・・Cnのフローティ
ングにされた一方の電極に伝えられる。
上記キャパシタCI、C2・・・Cnに取り込まれた光
電変換電圧は、1つ前のプリチャージタイミングにおい
て、各フォトダイオードD1、D2・・・Onに対して
行われたプリチャージ動作によるプリチャージ電圧がフ
ォトダイオードD1〜D3で発生した光電流により放電
された残り電圧に対応したものである。このとき、上記
プリチャージ電圧にはMOSFETQI 1、C12・
・・Qlnのコンダクタンス特性のバラツキに対応した
バラツキが発生するとともに、上記キャパシタC1、C
2・・・Cnに取り込まれた信号電圧には増幅MOSF
ETQ21%Q22・・・Q2nのゲート、ソース間の
しきい値電圧及び出力選択用スイッチMOSFETQ3
1%Q32・・・Q3nのコンダクタンス特性の持つバ
ラツキを含むものとなる。
この実施例では、上記キャパシタCI、C2・・・Cn
に取り込まれた電圧をそのまま出力させるのではなく、
タイミングパルスv3をロウレベルにして、キャパシタ
CI%C2・・・Cnの出力側に対応したスイッチMO
SFETQ51.Q52・・・Q5nをオフ状態にする
。これにより、キャパシタC1、C2・・・Cnの出力
である他方の電極がフローティング状態にされる。この
後に、タイミングパルスv1をハイレベルにして、プリ
チャージ用のスイッチMOSFETQI l、C12・
・・Qlnをオン状態にし、フォトダイオードDI、D
2・・・Dnにプリチャージ電圧VDDIを与える。
したがって、キャパシタC1、C2・・・Cnの一方の
電極側はプリチャージ電圧に従った増幅出力電圧となり
、これに応じてフローティング状態にされているキャパ
シタCI%C2、Cnの出力側もレベルシフトされる。
これにより、キャパシタCIに着目すると、その出力側
電極にはフォトダイオードD1により形成された光電変
換電圧のみが現れるものとなる。なぜなら、上記のプリ
チャージ電圧を基準にしているため、プリチャージMO
SFETQI 1のプロセスバラツキ分が相殺されて零
にできる。また、回路の接地電位ではなく上記のような
プリチャージ電圧を基準電圧として出力信号を形成する
ため、増幅MOSFETQ21やスイッチMOSFET
Q31のプロセスバラツキも相殺される。このことは、
他のキャパシタCト・・Cnを通して出力される読み出
し信号においても同様である。
したがって、シフトレジスタSRにより形成された時系
列的なタイミングパルスS1、S2・・−Snにより、
スイッチMOSFETQ61、Q62・・・Q6nを時
系列的にオン状態にしたとき、出力端子OUTにはフォ
トダイオードDID2・・・Dnにより形成された光電
変換電圧のみが得られるものとなる。この構成において
は、実質的に出力される光電変換信号量は、キャパシタ
CI等に蓄積された電荷量であり、上記のようなプロセ
スバラツキを相殺させることの他、実質的にフォトダイ
オードの持つ接合容量と上記キャパシタClの容量との
容量比に従った増幅作用を行わせることができる。
なお、上記キャパシタCI、C2・・・Cnのの読み出
しのために、タイミングパルスv1とV2をロウレベル
にした出力期間において、図示しないが、タイミングパ
ルスv4を再びハイレベルにし、回路の接地電位を基準
にした負電圧を出力させるようにするか、適当なスイッ
チ素子を設けて、それを基準にした読み出し電圧を得る
ものであってもよい、このようにキャパシタを介した電
圧信号を読み出すものであるため、出力端子OUTの信
号を受けるプリアンプは、その入カインピーダンスが高
くされたジャンクションFET等のような電圧駆動型の
増幅素子が用いられる。また、出力端子OUTに結合さ
れる出力線と接地電位点との間の寄生容量の容量値が、
上記キャパシタCI等の容量値に対して無視できない場
合、上記のようなタイミングパルスSl−Snの到来前
に逐一リセットさせるものとすればよい、また、負帰還
形のプリアンプで電流として信号を読み出してもよい。
また、カラ一ラインセンサを構成する場合には、例えば
上記シフトレジスタSRを共通化して、上記のような画
素セルと読み出し回路とを三原色に対応して3組設ける
ようにすればよい。
第2図には、この発明に係るラインセンサの他の一実施
例の要部回路図が示されている。
この実施例回路においては、プリチャージ電圧と増幅M
OS F ETの動作電圧が別々に設けられる。すなわ
ち、増幅MOS F ETの動作電圧として上記電圧V
DDIを用い、プリチャージ電圧としてはそれより低い
電位にされた電圧VDD2が用いられる。このように、
増幅MOSFETQ21等のドレイン電圧をゲート電圧
(プリチャージ電圧)より高い電位設定することにより
、MOSFETにおけるコンダクタンス特性の直線性が
良好な部分を利用できる。これにより、出力電圧のS/
N比の改善を図ることができる。
また、上記電圧VDDIとVDD2の差電圧を、プリチ
ャージ用スイッチMOSFETQ11等のしきい値電圧
以上に設定し、タイミングパルスVlを上記電圧VDD
Iにより形成するようにすれば、フォトダイオードD1
等をプリチャージ電圧VDD2までチャージアップでき
、プリチャージ電圧がスイッチMOSFETのしきい値
電圧の影響を受けなくできる。
第3図には、この発明に係るライン七ンサの他の一実施
例の要部回路図が示されている。
この実施例では、読み出し信号は出力用キャパシタC1
”、C2” ・・・Cn に保持された電荷とされる。
すなわち、上記キャパシタCLC2・・・Cnの他方電
極は、スイッチMOSFETQ71.Q72・・・Q 
フ nを介して出力用キャパシタCI”、C2” ・・
・Cn”の一方の電極に接続される。これら出力用キャ
パシタCI”、02” ・・・Cn″の他方の電極は、
回路の接地電位点に接続されている。上記スイッチMO
SFETQ71.Q72・・・Q7nのゲートには、タ
イミングパルスv5が共通に供給される。
この実施例におけるライン七ンサの動作を第6図に示し
たタイミング図を参照して説明する。
画素セルの読み出しの前に、前記実施例と同様にタイミ
ングパルスv3とv4がハイレベルにされ、スイッチM
OSFETQ51とC41ないしQ5nとQ 4 nが
オン状態にされる。また、新たに設けられたタイミング
パルスv5もハイレベルにされ、それに対応したスイッ
チMOSFETQ71、C72・・・Q7nがオン状態
にされる。
それ故、キャパシタC1、C2・・・Cnと、これらに
対応して設けられる出力用キャパシタC1”、C2° 
・・・Cn”の両端にはそれぞれ回路の接地電位が与え
られることによってリセットされる。
上記タイミングパルスV4がロウレベルにされてスイッ
チMOSFETC41%Q42・・・Q4nがオフ状態
にされた後に、タイミングパルスv2がハイレベルにさ
れる。これにより、出力選択用のスイッチMOSFET
Q31、C32・・・Q3nがオン状態になり、フォト
ダイオードD1、D2・・・Dnに蓄積された光電変換
電圧は、ソースフォロワ増幅MOSFETQ21、C2
2・・・Q2nのゲート、ソースとスイッチMOSFE
TQ31、C32・・・Q3nを介してキャパシタCI
C2・・・Cnに伝えられる。なお、このとには、タイ
ミングパルスv3のハイレベルに応じてスイッチMOS
FETQ51.Q52・・・Q5nがまだオン状態にあ
る。したがって、出力用キャパシタCl”、C2・・・
Cn”はまだリセット状態のままである。
この実施例では、上記キャパシタ01等に取り込まれた
電圧をそのまま出力させるのではなく、タイミングパル
スv3をロウレベルに変化させるとともに、タイミング
パルスVlをハイレベルに変化させ、プリチャージ電圧
を基準にし、前記同様な素子特性のバラツキを相殺させ
た信号電圧をキャパシタCI、C2・・・Cnの出力側
に形成し、それが上記スイッチMOSFETQ51.Q
52・・・Q5nのオフ状態により直列形態に接続され
る出力用キャパシタC1”、C2° ・・・Cn”に取
り込まれる。
したがって、出力動作のときには、タイミングパルスv
5をハイレベルにし、シフトレジスタSRにより形成さ
れた選択信号St、S2・・・Snに同期して、上記キ
ャパシタC1”、C2° ・・・Cn”に保持された信
号電荷が、出力端子OUTを通して時系列的に出力され
る。
上記キャパシタ01等は、スイッチMOSFETQ31
等のソース側に結合される。MOSFETのソースは、
寄生フォトダイオードを構成するためスメアといったよ
うな偽信号がたまり易い。
このため、図示しないが、キャパシタCIとそれに対応
するキャパシタC1”とを直列形態に接続させるスイッ
チMOSFETQ71、C72・・・Q7nをタイミン
グパルスv5によりオフ状態にして、言い換えるならば
、上記偽信号の影響を受けるキャパシタCIから出力用
のキャパシタC1牽分離させるようにしてもよい、この
構成を採る場合、出力選択用のスイッチMOSFETQ
61、C62・・・Q6nは、上記出力用キャパシタC
I 、C2° ・・・Cn”の保持電圧を直接出力端子
OUTに接続された出力線に伝えるようにすればよい、
このような構成を採ることによって、前記実施例のよう
に高感度化とともに上記偽信号の影響を受けなくするこ
ともできる。
第4図には、この発明に係るラインセンサの更に他の一
実施例の要部回路図が示されている。
この実施例回路においては、上記第3図の実施例回路に
代え、プリチャージ電圧と増幅MOSFETの動作電圧
が別々に設けられる。すなわち、増幅MOSFETの動
作電圧として上記電圧VDD1を用い、プリチャージ電
圧としてはそれより低い電位にされた電圧VDD2が用
いられる。このように、増幅MOSFETQ21等のド
レイン電圧をゲート電圧(プリチャージ電圧)より高い
電位設定することにより、MOSFETにおけるコンダ
クタンス特性の直線性が良好な部分を利用できる。これ
により、出力電圧のS/N比の改善を図ることができる
上記電圧VDD2は、約5vのような電源電圧VDDI
を半導体集積回路装置の内部又は外部で分圧して形成す
るものであってもよい、逆に、プリチャージ用の電圧V
DD2を上記約5vのような電圧とし、チャージポンプ
回路を利用して内部で昇圧して、上記電圧VDD2より
高くされた上記電圧VDDIを形成するものであてうて
もよい。
このような実質的な承−電源化に代え、外部から2種類
の電圧を供給する構成としてもよいことはいうまでもな
い、このことは、前記第2図に示した実施例においても
同様である。また、前記同様に上記電圧VDDIとVD
D2に電圧差を持たせ、その差電圧を、プリチャージ用
スイッチMOSFETQII等のしきい値電圧以上に設
定し、タイミングパルスVlを上記電圧VDDIにより
形成するようにすれば、フォトダイオードD1等をプリ
チャージ電圧VDD2までチャージアップでき、プリチ
ャージ電圧がスイッチMOS F ETのしきい値電圧
の影響を受けなくできる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)フォトダイオードにより光電変換された電圧を受
けるソースフォロワ増幅素子、この増幅素子のソース側
に設けられる出力選択用のスイッチ素子及び上記フォト
ダイオードをプリチャージさせるプリチャージ用スイッ
チ素子とを含む画素セルに対して、第1のタイミングに
おいてリセットさせた後に一方の電極に上記出力電圧が
与えられ、他方の電極が接地されたキャパシタを設け、
第2のタイミングで上記画素セルに対してプリチャージ
を行うものとしてこれを基準電圧として、同じ信号経路
によりキャパシタの他方の電極から読み出し信号を得る
ことにより、読み出し信号としてプリチャージMOSF
ETや増幅MOSFET(7)素子特性のバラツキを含
まれない光電変換成分のみを取り出すことができるから
高感度化と高画質化とを実現できるという効果が得られ
る。
(2)増幅M OS F E Tのドレイン電圧をプリ
チャージ電圧より高くすることにより、増幅MOSFE
Tにおけるコンダクタンス特性の直線性の良好な部分を
用いて出力電圧を得ることができるから、高S/Nの出
力信号を得ることができるという効果が得られる。
(3)出力用のキャパシタを設けて出力信号を取り出す
ようにすることによって、寄生フォトダイオード等によ
る偽信号の影響を防止することができるという効果が得
られる。
(4)スイッチMOSFETとキャパシタとを用い、ス
イッチMOSFETのスイッチング制御により画素信号
を取り出すものであるため、CCD構成のラインセンサ
に比べて動作電源や、外部制御回路の簡素化が張られる
という効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、例えば、第1図の実施例
回路において、プリチャージMOSFETをPチ+ンネ
7しMOSFETとし、増幅MOSFETをNチ1フネ
7(zMOsFETとするCMOS構成としてもよい、
この場合、タイミングパルスvlを回路の接地電位のよ
うなロウレベルにしてプリチャージを行うようにするこ
とによって、フォトダイオードD1等に与えられるプリ
チャージ電圧を動作電圧VDDIまで高くすることがで
きる。
この実施例では、キャパシタに保持された信号電荷をシ
フトレジスタにより時系列的に読み出すものであるため
、この読み出し期間においてもタイミングパルスv1を
一定の間ハイレベルにして、フォトダイオードの実質的
な蓄積時間を制御して可変域度機能を付加するものであ
ってもよい。MOSFETLtJFETやBJTを用い
るものであってもよい、このように、増幅トランジスタ
やスイッチ素子としては真人カインピーダンスのもので
あればよい。
読み出し方式としては、第1のタイミングでフォトダイ
オード及び読み出し用のキャパシタの一方の電極に予め
対応された電位に設定しておき、第2のタイミングでキ
ャパシタの一方の電極を画素セルに接続させて、フロー
ティング状態にされた他方の電極から光電変換信号に対
応した信号を取り出すものであってもよい。
カラーラインサンサを構成する場合、基本的にはシフト
レジスタを共通にし、他の回路をそれぞれの三原色信号
に対応して3つ設ける構成とすればよい。
この発明は、ラインサンサとして広く利用できるもので
ある。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、フォトダイオードにより光電変換された電
圧を受けるソースフォロワ増幅素子、この増幅素子のソ
ース側に設けられる出力選択用のスイッチ素子及び上記
フォトダイオ  −一ドをプリチャージさせるプリチャ
ージ用スイッチ素子とを含む画素セルに対して、第1の
タイミングにおいてリセットさせた後に一方の電極に上
記出力電圧が与えられ、他方の電極が接地されたキャパ
シタを設け、第2のタイミングで上記画素セルに対して
プリチャージを行うものとしてこれを基準電圧として、
同じ信号経路によりキャパシタの他方の電極から読み出
し信号を得ることにより、読み出し信号としてプリチャ
ージMOSFETや増幅MOSFETの素子特性のバラ
ツキを含まれない光電変換成分のみを取り出すことがで
きるから高感度化と高画質化とを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るラインセンサの一実施例を示
すの要部回路図、 第2図は、この発明に係るラインセンサの他の一実施例
を示すの要部回路図、 第3図は、この発明に係るラインセンサの他の一実施例
を示すの要部回路図、 第4図は、この発明に係るラインセンサの更に他の一実
施例を示すの要部回路図、 第5図は、上記第1図又は第2図に示したラインセンサ
の読み出し動作の一例を説明するためのタイミング図、 第6図は、上記第3図又は第4図に示したラインセンサ
の読み出し動作の一例を説明するためのタイミング図で
ある。 SR・・シフトレジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光電変換用のフォトダイオード、このフォトダイオ
    ードにより光電変換された電圧を受けるソースフォロワ
    増幅素子、この増幅素子のソース側に設けられる転送用
    のスイッチ素子、上記フォトダイオードにプリチャージ
    電位を与えるプリチャージ用スイッチ素子及び上記転送
    用スイッチ素子に対応して設けられるキャパシタとを含
    む画素セルがライン状に配置され、第1のタイミングに
    おいて上記キャパシタをリセットさせた後に一方の電極
    に転送用のスイッチ素子を介して増幅出力電圧を供給し
    、第2のタイミングにおいて上記プリチャージ用スイッ
    チ素子によりフォトダイオードのプリチャージを行うと
    ともに、このプリチャージ電位を基準にしてキャパシタ
    の他方の電極の電位に基づいて時系列的な出力信号を形
    成することを特徴とするラインセンサ。 2、上記画素セルにはそれぞれ出力用キャパシタが設け
    られるとともに、上記第1のタイミングでは出力用キャ
    パシタも同様にリセットされ、第2のタイミングにおい
    ては上記プリチャージ用スイッチ素子によりフォトダイ
    オードのプリチャージを行うとともに、このプリチャー
    ジ電位を基準にした光電変換出力がキャパシタを介して
    出力用キャパシタに伝えられ、この出力用キャパシタに
    取り込まれた光電変換電圧が時系列的に出力されるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のラ
    インセンサ。 3、上記ソースフォロワ増幅素子のドレイン電圧は、上
    記フォトダイオードのプリチャージ電圧より高い電圧が
    供給されるものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1又は第2項記載のラインセンサ。
JP1288164A 1989-11-06 1989-11-06 ラインセンサ Pending JPH03149955A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556213A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Hamamatsu Photonics Kk 固体撮像装置
JP2006211363A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Canon Inc 光電変換装置、マルチチップ型イメージセンサ、密着型イメージセンサおよび画像読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0556213A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Hamamatsu Photonics Kk 固体撮像装置
JP2006211363A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Canon Inc 光電変換装置、マルチチップ型イメージセンサ、密着型イメージセンサおよび画像読取装置

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