JPH03146841A - シャシダイナモ上の自動車運転用ロボット - Google Patents

シャシダイナモ上の自動車運転用ロボット

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JPH03146841A
JPH03146841A JP1285269A JP28526989A JPH03146841A JP H03146841 A JPH03146841 A JP H03146841A JP 1285269 A JP1285269 A JP 1285269A JP 28526989 A JP28526989 A JP 28526989A JP H03146841 A JPH03146841 A JP H03146841A
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seat
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pedal
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進治 野口
Shigeyuki Kawarabayashi
河原林 成行
Yasuyoshi Kawabata
河端 保芳
Takahiro Ogawa
恭広 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 各種モード運転によるエミッションや燃費試験その他の
目的のために完成自動車などをシャシダイナモ上で、あ
らかじめ定めた走行パターンで走行させることが行われ
ている。そして、この自動車走行が、省力化及び運転の
再現性の向上などのためにロボットで行われている。
この自動車運転用ロボットして、例えば、実開昭63−
190944号公報に開示された自動車運転装置が知ら
れている。
この運転装置は、アクセル操作用の装置で、アクセルペ
ダルを移動操作させるアームと、このアームを往復動さ
せる駆動装置とで構成されたアクチュエータを備えたも
のであって、前記アームの往復動でアクセルの開度を調
節して、あらかじめ定めた走行パターンで自動車を走行
させるものである。
前記公開公報に開示された運転装置は、アクセルのみを
操作するものであるが、同様に、クラッチペダル操作用
のアクチュエータと、シフトレバ−を移動操作するシフ
トレバ−用アクチュエータも使用されているか、これら
の各アクチュエータは各別に構成されている。
そして、前記3台の各アクチュエータを同時に使用する
ことも、例えは、第17図に示したように知られている
第17図において、71は車体、72はアクセルペダル
、73はブレーキペダル、74はクラッチベタル、75
は運転者用シート、76は助手用シー1〜.77はアク
セルペダル用アクチュエータ、78はタラッヂペダル用
アクチュエータ、7つはシフl−レバー、80はシフト
レバ−用アクチュエータで、これにはシフトレバ−79
を保持する保持体81か設けられている。
そして、前記シフトレバ−用アクチュエータ80は、そ
の保持体81を、それで保持したシフトレバ−79を移
動させるためにX軸方向と、Y軸方向及びZ軸方向に駆
動するようにml&されている。
そして、前記アクセルペダル用アクチュエータ77とク
ラッチベタル用アクチュエータ78は、アクセルへタル
72、クラッチペタルア4のそれぞれに接するように、
その設置位置、をあらかじめ調節して、運転者用シート
75の前IIIJて、床面に固定された定盤82.83
に取1すけられている。シフ)・レバー用アクチュエー
タ80は、その保持体81でシフトレバ−79を保持可
能に、その設置位置を調節して、助手用シート76の何
間1で床面に固定された定盤84に取イ4けられている
(発明が解決しようとする課題) 従来のシャシタイデモ上の自動車運転用ロボットは、例
えば、前記実開昭63−1.90944号公報に、アク
セルペダル用のアクチュエータか開示されているように
、1つのペダルにアクチュエータを独立させて設けてい
る。
そして、第17図における、アクセルペダル用アクチュ
エータ77、クラッチベタル用アクチュエータ18、シ
フトレバー用アクチュエータ80は、定盤82.83.
84をまず床面に固定し、これらに固定したものである
。したかって、定盤82.83.84を床面に固定する
手間が必要であるとともに、各アクチュエータ77、7
8.80の固定時に、それらとペダル72,74とシフ
トレバ−79との位置関係を調整することが必要である
から、アクチュエータ77、78□80の周定に要する
手間がかなり多くなる問題かある。
そして、前記床面は、運転者用シート75と助手用シー
ト76の前側であって、そのスペースは狭くて低く、か
つ自動車の出入口(図示省略)の位置とその大きさとの
関係から、作業ができる範囲はさらに狭くなるから、前
記定盤82.83.84の固定と、これらにアクチュエ
ータ77.78.80を取(−1ける作業性が悪く、取
付G1に長時間を要する問題がある。
また、ペダル72.74は上方から斜めト方に押して移
動させるように構成されているが、この各ペダル72.
74を、それらよりも低い床面に固定したアクチュエー
タ77、78で操作するから、アクチュエータ77.7
8をペダル72.74に対応可能にすることか必要であ
る問題もある。
本発明は、」二記のような課題を解決するものであって
、車体に対する取付けを迅速に、かつ容易に行うことか
可能であるとともに、各ペダルの移動をスムーズに行う
ことができるシャシタイデモ上の自動車運転用ロボッ1
〜をうることを目的とずるものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の自動車運転用ロボットは、運転者用シー1〜I
−、に位置させる基台に本体か取付けられ、基台または
本体に、それを自動車種遺体に固定する固定手段が設け
られ、すべてのペダルのそれぞれに対応して、その各ペ
ダルを各別に操作する複数のアクチュエータか、それら
が並んだ方向にスライド可能に、かつL下方向にスイン
グ可能に前記本体に設けられるとともに、この複数のア
クチュエータのそれぞれに対して、それらが並んだ方向
の位置を調節する位置調節手段と、」二下方向の角度を
調節する角度調節手段とが設?−1られ、シフトレバー
を保持して、それを所要の方向に移動させるシフトレバ
−用のアクチュエータか前記本体に設けられたことを特
徴とするものである前記基台または本体を、それに設け
た固定手段で固定する自動車の構造体としては、例えば
、運転者用シー(・やハンドルがある。そして、運転者
用シー)・とじては、その座部、それを床面に固定した
レール部、背もたれなどのすべてが使用できる。
(作用) この自動車運転用ロボットは、その基台または本体の固
定手段に対応して、基台を運転者用シートの座部などに
接触させ、または運転者用シートの座部から浮かせた状
態で、その上に位置させて前記固定手段で固定する。そ
して、各ペダルよりも上位に位置する各アクチュエータ
の位置と角度とを、それぞれの位置調節手段と角度調節
手段とで調節して、各ペダルを押して操作することを叶
能にする。また、シフトレバ−用のアクチュエータの保
持体で、シフトレバ−の先端部を保持させるものである
(実施例) 本発明のシャシダイナモ上の自動車運転用ロボットの第
1実施例を第1〜11図について説明する。
第1〜11図において、■は基台で、この上側に本体2
が取付けられている。基台1に対する本体2の取付けは
、本体2に固着されたねしパイプ3に、基台1に固定し
た軸受4で周方向の回転を可能に、軸線方向のスライド
を不能に支持されたねじ軸5をねじ込み(第4図参照)
、かつこのねじ軸5と平行にして台1上に設けられた支
持ロッド6を、本体2に固着された支持パイプ7にスラ
イド可能に挿通して行われている(第5図参照)。
前記ねじ軸5は、その端部を本体2外に突出させて、そ
のつまみ5aで回転させる。
前記支持ロッド6は、第5図に示したように、基台1に
固定された支持体8の円弧状の支持長孔9に挿通し、か
つ支持ロッド6の係止段部10を支持体8の測面に係止
している。そして、支持ロッド6の端部のねじ11に締
付ナツト12をかみ合わせている。この締付ナツト12
は、本体2外に突出させて、本体2外からレバー13で
操作するもので、締付ナツト12を締付けると、支持ロ
ッド6が支持体8に固定され、緩めると支持ロッド6が
、前記支持長孔9に沿って移動可能になる。14は締付
ナツト12の移動軌跡に対応して、本#、2に形成した
円弧長孔である。
したがって、前記ねじ軸5を回転させると、ねじパイプ
3が移動し、かつ支持ロッド6に沿って支持パイプ7が
スライドすることで、本体2が移動する。また、締付ナ
ラ1−12を緩めると、ねじ軸5を支軸として、本体2
を支持ロッド6と共に揺動させることができ、その傾斜
をほぼなくしてから締付ナツト12を締付ける。
15は基台1の端部に軸着して、その上側に設けられた
支承材で、これは運転溝用シー!・の背もたれに当接さ
せるものである。15aは前記ねじ軸5と平行方向にし
て支承材15に取付けられた支持棒、16aは支持棒1
5aに端部が回動とスライドとが可能に取付けられたボ
ルト、16bは本体2に端部が軸着されたボルトで、こ
れらのボルト16a、 16bがそれぞれ操作ナツト1
7にねじ込まれ、かつポル)・16a、 16bは互い
に逆ねじになっているから、操作ナツト17の回転方向
に対応して、支承材15と本体2との間隔が変化する。
18はアクセルペダル用のアクチュエータ、19はブレ
ーキ用のアクチュエータ、20はクラッチペダル用のア
クチュエータで、これらのアクチュエータ18.19.
20は、前記ねじ軸5の軸線方向に並べて本体2に取付
けられている。
アクチュエータ18.19.20の構成はすべて同じで
あって、第6図にアクチュエータ18について示したよ
うに、角パイプからなる支持部材21内に、丸パイプか
らなるアーム22が、軸線方向のスライドが可能で周方
向の回転を不能にして挿入され、かつこのアーム22の
ほぼ全長にわたって内周面に設けられたねじ23に、ア
ーム22内に挿入された駆動ロッド24のねじ部25を
かみ合わせて構成されている。そして、駆動ロッド24
をサーボモータ(図示省略)で回転させるものである。
すなわち、駆動ロッド24の回転で、第1図のアクチュ
エータ18のアーム22を実線と鎖線とで示したように
、支持部材21からのアーム22の突出長さを変えてペ
ダルを押し、または戻すものである。
18a、 19a、 20aはアクチュエータ18.1
9.20の各アーム22の先端に設けられたセンサで、
これらで各アーム22がスライドしてペダルに接したこ
となどそして、本体2に対するアクチュエータ18,1
9゜20の取付けは、第7〜8図に示したように、各支
持部材21の端部に固着された取付部材26a、 26
b、 26Cを、前記ねじ軸5と平行方向にして本体2
に設けた族ftロッド27にスライドと回動とを可能に
取付けることによっている。そして、取付ロッド27と
平行方向にして本体2に設けられた支持棒28にスライ
ドとtq1勤とを司°能に取付けられた保持部材29a
、 29b、 29cに、回転可能に挿通した角度調節
手段としての調整ボルト30a、 30b、 30cが
、前記各支持部材21に取付けられた調整ナラh 31
a、 31b、 31cにねじ込まれている。
したがって、前記調整ポルl−30a、 30b、 3
0cを回転させると、それに対応して取付ロッド27を
支軸として、それぞれの取付部材26a、 26b、 
26cが揺動し、アクチュエータ18.19.20のそ
れぞれのセンサ18a、 19a、 20aの」−下方
向の位置を調整することかできる。
また、前記取付部材26a、 26b、 26cと共に
スライ1 ド可能に取付ロッド27に取付けられた調整材32a。
32b、32c (7)それぞれに形成したねし孔33
a、 33b、 33Cに、付置調節手段としての調整
ねじ軸34a、 34b。
34cかねじ込まれ、かつそれらの端部を本体2外に突
出させて、それぞれ本体2外から回すことか可能になっ
ている。
なお、取付部材26a、 26b、 26cのずべてを
調整ねじ軸34a、 34b、 34cのそれぞれか貫
通しているが、前記ねし孔33a、 33b、 33c
以外の孔は、ねじ孔33a。
33b、 33cよりも大径の無ねじ孔になっている。
したかって、調整ねじ軸34a、 34b、 34cの
それぞれを回転させると、それに対応して調整材32a
、 32b、32cか移動し、取付部材26a、 26
b、 26cを介してアクチュエータ18.19.20
のそれぞれがスライドするから、アクチュエータ1g、
 19.20のそれぞれの、各ペダルに対する位置関係
を調整することかできる。
なお、前記取付部材26a、 26b、 26cの取付
ロッド27に取付けた端部は、調整材32a、 32b
、 32cに軸着することも可能である。
2 35は本体2に設けられたシフトレバー用のアクチュエ
ータで、これでシフトレバ−(図示省略)を所要の方向
に移動させるために、そのアーム36をX軸方向、Y軸
方向、Z軸方向のそれぞれに移動させるように構成され
ている。なお、アーム36の前記各方向の移動は、それ
ぞれの方向に配置されたねじ軸(図示省略)をサーボモ
ータなどで回転させるものであって、これは、例えば、
前記従来例のロボットのシフトレバ−用のアクチュエー
タと同じである。
37は前記アーム36の先端に固着された保持体(第9
図参照)で、これはシフトレバ−(図示省略)の先端部
を挿入し保持することが叶能に、断面逆回形状に形成さ
れている。38は保持体37の頂壁外面に基部が軸着さ
れた検出片で、その先端が、保持141;37に形成さ
れた孔39から保持体37内に挿入されている。40は
検出片38の上側に配置された近接スイッチで、これが
検出片38の揺動でON、OFFされる。
すなわち、保持体37内にシフトレバーの先端か所定長
さ挿入されていると、シフトレバ−の先端が検出片38
を押し上けるから、近接スイッチ40が例えばONにな
って、前記シフトレバーの挿入状静 態を検jBする。そして、シフトレバーを即動させるな
どして、それが保持体37がら所定以上に抜はチ40か
ら分離して、近接スイッチ40がOFFになって、シフ
トレバ−が所定以上に抜けたことを検出する。したかっ
て、シフトレバ−用のアクチュエータ35がアーム36
を降下させて、保持体37がらシフトレバ−が抜けるこ
とを防止する。
41a、41bは前記ねじ軸5の軸線方向における基台
1の各端部に」二端が@着された固定手段としてのフラ
ップで、それらの各上端に連結部材42.42が立設固
着され、かつこれらに上下方向に長い支持長孔43が設
けられている。そして、44はねじ軸5と平行方向にし
て基台1上に固定された軸受で、これで周方向に回転可
能で、軸線方向のスライドを不能にして、前記ねじ軸5
と平行方向の操作ねじ軸45が支持され、この操作ねじ
軸45にかみ合った各ナツト46の側面に、前記各連結
部材42が、それらに挿通されたボルト47で取付けら
れている(第10〜11図参照)。また、操作ねじ軸4
5のねじは、その両端側で互いに逆わじなっているとと
もに、一対のナツト46.46  (第3図参照)も逆
ねじになっている。
したがって、操作ねじ軸45を、例えば、ナツト46.
46が近くなる方向に回転させると、それらの連結部材
42がその支持長孔43の長さの範囲で、互いに近くな
る方向に傾斜するがら、フラップ41a。
41bが互いに遠くなる方向に回動する。逆に、各ナツ
ト46.46が遠くなる方向に操作ねじ軸45を回転さ
せると、各連結部材42が互いに遠くなる方向に傾斜す
るから、フラップ41a、41bのそれぞれが互いに近
くなる方向に回動し、それらの間の物を締付ける。
50は運転者用シートで、これは座部51と背もたれ5
2、及び座部51を床面に固着し、がっそれをスライド
させるレール53で構成されている。
5 この実施例のシャシダイナモ上の自動車運転用ロボット
は、上記のように構成されている。
自動車に対するこのロボットの取付けは、操作ねじ軸4
5の回転で、前記のようにフラップ41a、41bのそ
れぞれを、互いに遠くなる方向に回動させて、基台1を
座部51に載置する場合に、フラップ41a、 41b
が邪魔にならないようにしてから、第1図に示したよう
に、支承材15を背もたれ52側にして、運転者用シー
ト50の座部51に基台1を載置する。
そして、操作ねじ軸45の回転で、フラップ41a。
41bのそれぞれを座部51の方に回動させて、第11
図に一部を示したように、フラップ41a、 41b″
′C−座部51を両側から挾持して、基体1を座部51
に移動しないように固定する。また、締付ナツト12を
緩めて、ねじ軸5を支軸とする本体2の揺動を可能にし
、本体2の傾斜をほぼなくしてから、締付ナツト12を
締付けて本体2を固定する。さらに、操作ナツト17の
回転で支承材15を背もたれ52の方に移動させ、かつ
支承材15を背もたれ52に圧接状態6 にして、アクチュエータ18.19.20がペダルを押
したときに、本体2が背もたれ52側に倒れないように
する。これによって運転者用シート50に対するロボッ
トの取付は固定が終了する。支承材15と背もたれ52
との関係設定は、背もたれ52の角度調節を併用するこ
とも可能である。
このように、このロボットは、自動車にすでに設置され
ている運転者用シート50に固定するから、ロボットの
固定のために、定盤を自動車に固定するような手間は一
切不要である。そして、運転者用シート50は、その側
面のほぼ全体が自動車の出入口に面しているから、運転
者用シート50に対する前記ロボットの搬入と載置なと
及び固定の作業性が極めてよく、これらの作業を知時開
で容易に行うことが可能である。
前記のように、運転者用シート50に対する固定が終了
すると、つまみ5aでねじ軸5を回転させて、本体2を
スライドさせて、その位置を適当に調節する。次に、調
整ねじ軸34aの回動で調@#32aを移動させて取付
部材26aと共にアクチュエータ18を水平方向にスラ
イドさせ、かつ調整ボルト30aの回転でアクチュエー
タ18の角度を調節して、そのセンサ18aでアクセル
ペダル(図示省略)を押すことに適する位置に、アクチ
ュエータ18の位置と角度とを調節する。同様に、調整
ねじ軸34b。
34C及び調整ポルl−30b、 30cの回転で、ア
クチュエータ19の位置と角度とを調節して、そのセン
サ19aでブレーキペダル(図示省略)を、アクチュエ
ータ20の位置と角度とを調節して、そのセンサ20a
でクラッチペダル(図示省略〉を、それぞれ押すことに
対して適するようにする。
そして、シフトレバー用アクチュエータ35のアーム3
6を移動させて、その保持#37でシフトレバ−(図示
省略)の先端部を保持させて、シフトレバ−36の移動
方向やその範囲などの、シフトレバ−の操作に必要なデ
ータをアクチュエータ35の制御装置(図示省略)に入
力する。また、アクチュエータ18.19.20の各制
御装置(図示省略)にも、各ペダルの操作に要するデー
タを入力する。
このように、調整ボルト30a、 30b、 30c及
び調整 R ねじ軸34a、 34b、 34cのそれぞれの回転で
、アクチュエータ18.19.20を各別に移動させて
、それらの位置と角度とを調節することかできるから、
自動車の種類その他が変わるなどして、各ペダルの付置
や間隔か異なっても、その各ペダルにアクチュエータ1
8.19.20のそれぞれを適応させることが可能であ
る。
また、このロボットは運転者用シート50上に取付ける
。換言ずれは、人間が運転をする場合と同じ位置に設置
する。しかも、この実施例のアクチュエータ18.19
.20は、第6図に示したように、角パイプからなる支
持部材21内に、それに沿ってスライドさせるアーム2
2を挿入して構成しており、アーム22かペダルの移動
方向とほぼ同じ方向で直線運動をするから、各ペダルを
極めてスムーズに移動させることかできる。また、構成
が簡単であるからコンパクトになり、前記位置と角度の
調節もスムーズに行うことが可能である。
この実施例のロボットは、本体2の位置と角度を調節可
能にしているが、これらの調節は、アク9 チュエータ18.19.20のそれぞれの調節で吸収す
ることも可能であるから、本体2は基台1に固定状態に
取付けることも可能である。
なお、この実施例のロボットは、タラッチベタル用のア
クチュエータ20を設けているが、オー)・マチック車
用の場合は、前記アクチュエータ20を設+1ないでも
よい。しかし、この実施例のロボットをオートマチック
車に使用することも可能で、その場合は、アクチュエー
タ20を使用しない。
そして、フラップ41a、41bは、その下端部を運転
者用シー1−50のレール53に係止するなど、固定の
ための係止は任意の物に対して行うことができる。また
、操作ねじ軸45によるフラップ41a、 41bの回
動手段も任意である。すなわち、フラップ41a、 4
1bは、それらで座部51を挾持することと、それから
分離することとを可能に設ければよいものである。した
がって、例えば、フラップ41a、41bを基台1にポ
ル1〜で取付けて、このボルトを締付0ることと、緩め
ることとで、座部51に圧接、またはそれから分離する
ようにするなど任意である。
0 第12図は第2実施例を示すものである。
このロボットは、基台1の端部に設けられた支承材15
の両側縁部にも、運転者用シート50の背もたれ52を
両側から挾持して、背もたれ52に支承材15を固定す
るためのフラップ55が軸着されたものである。これら
のフラップ55は、操作ねじ軸56の回転で回動させて
、背もたれ52の両側面に圧接して、それを挾持し、ま
たは背もたれ52から分離するものである。
したかって、ロボットをより安定よく運転者用シート5
0に固定することができる。
なお、このフラップ55と、それを操作する操作ねじ軸
56の411!戊は、前記第1実施例にお番ツる、操作
ねじ軸45によるフラップ41a、41bの回動と同じ
にすることができるものであるから、詳細な構造の図示
と、説明を省略した。また、他の楕戒は、前記第1実施
例と同じであるから、同符号を付して示した。
第13図は第3実施例を示すものである。
この実施例のロボットは、基台■の支承材15を設けた
端部と反対の端部に、運転者用シート50の座部51の
前端1部に係止可能に、円弧状にわん曲させた係止板5
7か軸着され、かつこのgA壮載板57操作ねじ軸58
の回転で回動させるものである。
操作ねじ軸58で係肚板57を回動させる構成は、前記
第1実施例における、操作ねじ軸45によるフラップ4
1a、 41bの回動と同じにすることができるもので
あるから、詳細な構造の図示と、説明を省略した。また
、他の構成は、前記第1実施例と同じであるから、同符
号を付して示した。
このロボットは、操作ねじ軸58の回転で係止板57を
」ニガに回動させて、それか座部51に当たらない状態
にして、基台1を座部51に載置する。そして、操作ね
じ軸58の回転で係止板57を回動させて、それを座部
51の前面下部に係止して、基台1を座部51に固定す
るものである。
第14図は第4実跪例である。
このロボットは、前記第3実施例と同様に、基台1の端
部に、座部51の前端から下面に係止される停止板59
か軸着されたものである。60は座部51の下側と床面
61間に挿入して、前記係止板59を座部51の下面に
圧接させるジヤツキなどの伸縮加圧装置である。
他の横或は、前記第1実施例と同じであるから、同符号
を付して示した。
このロボットは、その係止板59を伸縮加圧装置60で
座部51に圧接して、基台1を座部51に固定するから
、基台1は座部51の左右方向に移動しないとともに、
アクチュエータ18,19.20のそれぞれでペダルを
押したときに、本体2が背もたれ52の方に倒れる状態
に移動することも防ぐことができる。
したかつて、この実施例のように、支承材15及びボル
ト16a、 16bと操作ナツト17を設ければ、ロボ
ットをより安定よく固定できるが、支承材15及びボル
ト16a、 16bと操作ナツト17を設けなくてもロ
ボットを安定よく固定できるものである。
第15図は第5実施例を示ずものである。
この実施例のロボットは、前記第1実施例と同様に、基
台1の両側に脚体62a、62bが軸着され、かつこれ
らの脚体62a、62bを回動させる操作ねじ3 軸63が設けられたものである。そして、前記脚体62
a、 62bは、基台1を座部51からやや浮かせた状
態自動車の床面に接する長さに構成され、かつこれらに
運転者用シート50のレール53の下側に係」Eされる
係壮片64a、 64bが突出されたものである。
操作ねじ軸63による脚体62a、62bの回動は、前
記第1実施例における、操作ねじ軸45によるフラップ
41a、41bの回動と同じにすることができるもので
あるから、詳細な構造の図示と説明を省略した。また、
他の構成は第1と同じであるから、同符号を付して示し
た。
このロボットは、それを吊り下げ装置で吊り下げて、座
部51上で適当な高さに位置させた状態で、操作ねじ軸
63の回転で脚体62a、 62bを回動させて、それ
らの係止片64a、 64bをレール53.53の下側
に係止させる。その後に脚体62a、 62bを床面6
1に置くものである。
したがって、脚体62a、62bの高さによって、ロボ
ットの高さを設定することができる。そして、アクチュ
エータ18,19.20のそれぞれでペダルを押4 したときに、本体2が倒れる状態に移動することを、レ
ール53,53 Gm係止した係止片64a、64bが
防ぐから、第1実施例における、支承材15及びボルト
16a、 16bと操作ナツト17を設けることが不要
になる。また、この第1実施例の支承材15及びボルト
16a、 16bと操作ナラN7を設けて、係止片64
a。
64bを設けないようにすることも可能である。
第16図は第6実施例である。
このロボッI・は、本体2に固定手段としての支持アー
ム65が回転可能に取付けられたものであって、その先
端に自動車のハンドル67に係止される係止体66が設
けられている。ハンドル67に対する係止体66の係止
と分離は、支持アーム65を回転させるものである。そ
して、本体2と係止体66との間隔調節は、図示を省略
したが、例えば、支持アーム65を2本に分割し、それ
らの各端部に逆ねじを形成して、これらの逆ねじ部をパ
イプ状のナツトで連結して、このナツトの回転で、それ
にねじ込まれる支持アームの長さを変更するようにする
など任意である。
(発明の効果) 本発明のシャシダイナモ上の自動車運転用ロボッ]・は
、上記のように、基台に本体が取付けられ、この本体に
各ペダルに対応してアクチュエータ及びシフ)・レバー
用のアクチュエータが取付けられたものである。そして
、基台と共に本体を運転者用シート上に位置させて、そ
れを運転者用シートやハンドルその他の自動車構造体に
固定するものである。
このように、このロボットは、自動車にすでに設置され
ている運転者用シートやハンドルなどに固定するから、
ロボットの固定のために定盤を床面に固定するような手
間は一切不要であるとともに、車体に手を加えることも
不要である。
そして、運転者用シートは、そのほぼ全体が自動車の出
入口に面しており、かつ座部は適度の高さを備えている
から、運転者用シートに対する前記ロボットの搬入と載
置なと及び固定の作業性が極めてよく、かつ運転者用シ
ートによって、ロボットの取付位置がほぼ定まるから、
ロボット取付位置を特別に設定することなども不要であ
り、ロボットをほぼ定位置に短時間で容易に固定するこ
とかできる。また、ロボッ1〜の固定に対して運転者用
シートの位置の変更msも活用できる。
しかも、前記ペダル用の各アクチュエータは、それらが
並んだ方向のスライドと上下方向のスイングとが可能で
あり、かつ各アクチュエータに対して、それをスライド
させる位置調節手段と、」−下方向にスイングさせる角
度調節手段とが設()られている。したがって、ペダル
用の各アクチュエータの位置と角度とを各ペダルに合わ
せて調節することができるから、前記運転者用シート上
にロボットを固定するときの位置の設定がより容易であ
るとともに、自動車の種類その池が変わるなどして、各
ペダルの位置や間隔が異なっても、その各ペダルに各ア
クチュエータを簡単に対応させることができ、はぼ任意
の自動車の運転に使用することができる。
また、このロボッl−↓よ運転者用シート−Lに取イヘ
1ける。換言ずれば、人間か運転をする場合と同じ7 位置に設置して運転するがら、ペダル相客アクチュエー
タによる各ペダルの操作方向が、人間が各ペダルを操作
する場合の方向とほぼ同じになり、ペダルとアクチュエ
ータとの運動方向がほぼ同じになるから、ペダル相姦ア
クチエエータによる各ペダルの操作をスムーズに行うこ
とができる。
面図、第2図は背面図、第3図は平面図、第4図と第5
図は基台と本体との連結部の異なった位置の一部拡犬正
面図、第6図はペダル用アクチュエータの一部拡大断面
図、第7図はペダル用アクチュエータの取付部の正面図
、第8図はペダル用アクチュエータの取付部の平面図、
第9図はシフ)〜レバー用アクチュエータの保持体の拡
大断面図、の正面図、第13図は第3実施例の正面図、
第14図は第4実施例の正面図、第15図は第5実施例
の正面図、第16図は第6実施例の正面図、第17図は
従8 未例の平面図である。
に 基台、 2:本体、 18.19.20+アクチユエー タ、50:運転者用シー1〜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 運転者用シート上に位置させる基台に本体が取付けられ
    、基台または本体に、それを自動車構造体に固定する固
    定手段が設けられ、すべてのペダルのそれぞれに対応し
    て、その各ペダルを各別に操作する複数のアクチュエー
    タが、それらが並んだ方向にスライド可能に、かつ上下
    方向にスイング可能に前記本体に設けられるとともに、
    この複数のアクチュエータのそれぞれに対して、それら
    が並んだ方向の位置を調節する位置調節手段と、上下方
    向の角度を調節する角度調節手段とが設けられ、シフト
    レバーを保持して、それを所要の方向に移動させるシフ
    トレバー用のアクチュエータが前記本体に設けられたシ
    ャシダイナモ上の自動車運転用ロボット。
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