JPH0314596B2 - - Google Patents
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- JPH0314596B2 JPH0314596B2 JP27840885A JP27840885A JPH0314596B2 JP H0314596 B2 JPH0314596 B2 JP H0314596B2 JP 27840885 A JP27840885 A JP 27840885A JP 27840885 A JP27840885 A JP 27840885A JP H0314596 B2 JPH0314596 B2 JP H0314596B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- housing
- rotating
- support
- cable guide
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Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J19/00—Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J19/00—Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
- B25J19/0025—Means for supplying energy to the end effector
- B25J19/0029—Means for supplying energy to the end effector arranged within the different robot elements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32114—Articulated members including static joint
- Y10T403/32213—Articulate joint is a swivel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32549—Articulated members including limit means
- Y10T403/32557—Articulated members including limit means for pivotal motion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32975—Rotatable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は産業用ロボツトのケーブル処理装置に
係り、詳しくは、旋回軸を有する産業用ロボツト
の支持筐体と旋回筐体との間に設けたケーブルを
処理する産業用ロボツトのケーブル処理装置に関
する。
係り、詳しくは、旋回軸を有する産業用ロボツト
の支持筐体と旋回筐体との間に設けたケーブルを
処理する産業用ロボツトのケーブル処理装置に関
する。
(従来の技術)
産業用ロボツトは床面に固定されるか、あるい
は床面に沿つて移動可能な基台に設けられてお
り、第4図は床面に固定された基台を備えた産業
用ロボツトの一例を示す側面図である。
は床面に沿つて移動可能な基台に設けられてお
り、第4図は床面に固定された基台を備えた産業
用ロボツトの一例を示す側面図である。
図において、1は設置場所の床面に固定された
基台であり、この基台1の上部にはθ軸固定側と
なる支持筐体2が設けられ、該支持筐体2の上部
には所定回転範囲は回動可能なθ軸可動側となる
旋回筐体3が設けられている。
基台であり、この基台1の上部にはθ軸固定側と
なる支持筐体2が設けられ、該支持筐体2の上部
には所定回転範囲は回動可能なθ軸可動側となる
旋回筐体3が設けられている。
また、旋回筐体3の上方には第1アーム04を
揺動可能に支持する支持部05が取付けられてお
り、さらに第1のアーム04の上端部には、手首
07を備えた第2のアーム06が揺動可能に取付
けられている。
揺動可能に支持する支持部05が取付けられてお
り、さらに第1のアーム04の上端部には、手首
07を備えた第2のアーム06が揺動可能に取付
けられている。
このような産業用ロボツトにおいては、動力ケ
ーブルや信号ケーブルなどが、外部から第1のア
ーム04などを支持している旋回筐体3に導かれ
るが、これらケーブル類はまず基台1を介して支
持筐体2内に導かれ、その後、旋回筐体3に導入
されている。これらケーブルは旋回筐体3側で
は、旋回筐体3の旋回作動にともないその旋回方
向に移動する。したがつて、ケーブルには支持筐
体2の内部で旋回筐体3の作動に支障を生じない
程度の長さの余裕を持たせておく必要があり、そ
のため支持筐体2の内部に収容されたケーブルに
は所定の処理を施す必要もある。
ーブルや信号ケーブルなどが、外部から第1のア
ーム04などを支持している旋回筐体3に導かれ
るが、これらケーブル類はまず基台1を介して支
持筐体2内に導かれ、その後、旋回筐体3に導入
されている。これらケーブルは旋回筐体3側で
は、旋回筐体3の旋回作動にともないその旋回方
向に移動する。したがつて、ケーブルには支持筐
体2の内部で旋回筐体3の作動に支障を生じない
程度の長さの余裕を持たせておく必要があり、そ
のため支持筐体2の内部に収容されたケーブルに
は所定の処理を施す必要もある。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが従来のケーブル処理では、支持筐体2
の内部に収容されたケーブルが、旋回筐体3の旋
回作動により、旋回筐体3や支持筐体2の内部と
接触してその表面に損傷を生じないようにする特
別の配慮を要しているが、通常それが単にケーブ
ルの表面の被膜を厚くするなどの処理であつたた
め、設定される旋回角度によつてはケーブル自体
に無理な曲げ応力が加わり、ケーブルの寿命が短
くなるという問題が生じていた。
の内部に収容されたケーブルが、旋回筐体3の旋
回作動により、旋回筐体3や支持筐体2の内部と
接触してその表面に損傷を生じないようにする特
別の配慮を要しているが、通常それが単にケーブ
ルの表面の被膜を厚くするなどの処理であつたた
め、設定される旋回角度によつてはケーブル自体
に無理な曲げ応力が加わり、ケーブルの寿命が短
くなるという問題が生じていた。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、支持筐体を介して旋回筐体に
導入されるケーブル処理において、ケーブルの表
面の損傷を受ける事が少なく、またケーブル自体
に無理な曲げ応力の加わることのない産業用ロボ
ツトのケーブル処理装置を提供するにある。
あり、その目的は、支持筐体を介して旋回筐体に
導入されるケーブル処理において、ケーブルの表
面の損傷を受ける事が少なく、またケーブル自体
に無理な曲げ応力の加わることのない産業用ロボ
ツトのケーブル処理装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば、所定の設定角度内で旋回する
旋回軸とそれを支持する支持側との間を連繋する
ケーブルを処理する産業用ロボツトのケーブル処
理装置において、円筒状の支持筐体と、該支持筐
体により回動可能に支持され前記旋回軸を中心軸
として旋回作動する旋回筐体と、該旋回筐体内に
て前記旋回軸線上で一端部が軸支されるととも
に、他端部が前記支持筐体内にて前記旋回軸線上
で軸支される略コ字状のケーブルガイドと、該ケ
ーブルガイドを所定角度で揺動可能に前記旋回筐
体と支持筐体それぞれに形成された空間とを具備
することを特徴とする産業用ロボツトのケーブル
処理装置が提供される。
旋回軸とそれを支持する支持側との間を連繋する
ケーブルを処理する産業用ロボツトのケーブル処
理装置において、円筒状の支持筐体と、該支持筐
体により回動可能に支持され前記旋回軸を中心軸
として旋回作動する旋回筐体と、該旋回筐体内に
て前記旋回軸線上で一端部が軸支されるととも
に、他端部が前記支持筐体内にて前記旋回軸線上
で軸支される略コ字状のケーブルガイドと、該ケ
ーブルガイドを所定角度で揺動可能に前記旋回筐
体と支持筐体それぞれに形成された空間とを具備
することを特徴とする産業用ロボツトのケーブル
処理装置が提供される。
(作 用)
旋回筐体の旋回作動時に、ケーブルに加わる応
力に応じてケーブルを保持しているケーブルガイ
ドが、旋回筐体と支持筐体とに設けた空間を自由
に揺動するので、ケーブルは大きな曲率の弓形に
湾曲し、ケーブルに受けた曲げ応力を広い範囲に
分散する作用がある。
力に応じてケーブルを保持しているケーブルガイ
ドが、旋回筐体と支持筐体とに設けた空間を自由
に揺動するので、ケーブルは大きな曲率の弓形に
湾曲し、ケーブルに受けた曲げ応力を広い範囲に
分散する作用がある。
実施例
つぎに本発明の実施例について図面を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明に係る産業用ロボツトのケーブ
ル処理装置の一実施例を示す斜視図であり、第4
図と同一の部分には同一の符号をつけてある。
ル処理装置の一実施例を示す斜視図であり、第4
図と同一の部分には同一の符号をつけてある。
第1図では、図示しない基台上にあつてθ軸固
定側となる中空円柱状の支持筐体2は、その上壁
2aに切欠部が形成され、この切欠部は所定角度
の扇形をなしている。さらに、上壁2aの切欠部
の円弧2bと対応する周面も下壁2cまで切欠か
れて、開口2dを有する外周壁2eを形成してい
る。なお、この支持筐体2の開口2dは支持筐体
カバー2fにより覆われる。
定側となる中空円柱状の支持筐体2は、その上壁
2aに切欠部が形成され、この切欠部は所定角度
の扇形をなしている。さらに、上壁2aの切欠部
の円弧2bと対応する周面も下壁2cまで切欠か
れて、開口2dを有する外周壁2eを形成してい
る。なお、この支持筐体2の開口2dは支持筐体
カバー2fにより覆われる。
上記支持筐体2の上壁2aに対面し、θ軸可動
側となる旋回筐体3は、その下壁3aに切欠部が
形成され、この切欠部は上記支持筐体2の上壁2
aの切欠部と同一の角度の扇形をなしている。こ
の切欠部の円弧と対応する周面は上壁3bまで切
欠かれて、開口3cを有する外周壁3dを形成し
ている。3eは旋回筐体カバーであり、前記の支
持筐体カバー2fとともに、常時はそれぞれ支持
筐体3、旋回筐体2の周面の開口3c,2dを覆
つていて、例えば、タツピングネジなどで取外し
可能に取付けられて、保守、点検等の必要に応じ
て取外される。
側となる旋回筐体3は、その下壁3aに切欠部が
形成され、この切欠部は上記支持筐体2の上壁2
aの切欠部と同一の角度の扇形をなしている。こ
の切欠部の円弧と対応する周面は上壁3bまで切
欠かれて、開口3cを有する外周壁3dを形成し
ている。3eは旋回筐体カバーであり、前記の支
持筐体カバー2fとともに、常時はそれぞれ支持
筐体3、旋回筐体2の周面の開口3c,2dを覆
つていて、例えば、タツピングネジなどで取外し
可能に取付けられて、保守、点検等の必要に応じ
て取外される。
第3図はケーブルガイド4の斜視図であり、側
面よりの外形が変形コ字状に形成され、例えば板
金加工や合成樹脂材にて構成されている。該ケー
ブルガイド4の上部先端近傍と下部先端近傍には
軸穴4a,4bとを有し、背柱部4cの断面は外
側に通線溝4dを設けた凹型に形成されている。
そして、該通線溝4dの上部近傍と下部近傍には
通線穴4e,4fとがそれぞれ穿設され、背柱部
4cの内側と通線溝4d側との間でのケーブル通
路を形成している。
面よりの外形が変形コ字状に形成され、例えば板
金加工や合成樹脂材にて構成されている。該ケー
ブルガイド4の上部先端近傍と下部先端近傍には
軸穴4a,4bとを有し、背柱部4cの断面は外
側に通線溝4dを設けた凹型に形成されている。
そして、該通線溝4dの上部近傍と下部近傍には
通線穴4e,4fとがそれぞれ穿設され、背柱部
4cの内側と通線溝4d側との間でのケーブル通
路を形成している。
第1図において、ケーブルガイド4の上部の軸
穴4aには旋回筐体3の上面3bの中心部に設け
たピン3gが遊挿され、また、下部の軸穴4bに
は支持筐体2の下壁2cの中心部に設けたピンが
遊挿されている。したがつて、ケーブルガイド4
は、支持筐体3の下壁3aの切欠部と支持筐体2
の上壁2aの切欠部とが重なり合つた部分で旋回
筐体2との間を連通して形成される水平断面が扇
形の空間部内で、上下の軸穴4a,4bのそれぞ
れの中心を結ぶ直線、即ち旋回軸線を中心として
回動可能に構成されている。
穴4aには旋回筐体3の上面3bの中心部に設け
たピン3gが遊挿され、また、下部の軸穴4bに
は支持筐体2の下壁2cの中心部に設けたピンが
遊挿されている。したがつて、ケーブルガイド4
は、支持筐体3の下壁3aの切欠部と支持筐体2
の上壁2aの切欠部とが重なり合つた部分で旋回
筐体2との間を連通して形成される水平断面が扇
形の空間部内で、上下の軸穴4a,4bのそれぞ
れの中心を結ぶ直線、即ち旋回軸線を中心として
回動可能に構成されている。
5は支持筐体2側より、旋回筐体3側に電力や
信号を送受するケーブルであり、ケーブルガイド
4の下方の軸穴4bの上部近傍より通線穴4fを
通つて通線溝4dに導かれ、さらに、上方の通線
穴4eを通過して、旋回筐体3の下壁3aの上面
側へと通線されている。6は旋回筐体3を回動す
る駆動モータであり、支持筐体2の上壁2aに固
定されている。
信号を送受するケーブルであり、ケーブルガイド
4の下方の軸穴4bの上部近傍より通線穴4fを
通つて通線溝4dに導かれ、さらに、上方の通線
穴4eを通過して、旋回筐体3の下壁3aの上面
側へと通線されている。6は旋回筐体3を回動す
る駆動モータであり、支持筐体2の上壁2aに固
定されている。
つぎに、このように構成された本実施例の作動
について説明する。
について説明する。
第2図A,B,Cは旋回筐体の旋回作動におけ
る本実施例のケーブルの状態を示す説明図であ
り、旋回筐体3内での上側ケーブル5a(実線に
て示す)と、支持筐体2内での下側ケーブル5b
(一点鎖線にて示す)との位置関係を、旋回筐体
3側より見た状態で模式的に示したものである。
る本実施例のケーブルの状態を示す説明図であ
り、旋回筐体3内での上側ケーブル5a(実線に
て示す)と、支持筐体2内での下側ケーブル5b
(一点鎖線にて示す)との位置関係を、旋回筐体
3側より見た状態で模式的に示したものである。
第2図Bは旋回筐体3の下壁3aと、支持筐体
2の上壁2aとのそれぞれの切欠部とが互いに合
致した状態であり、上側ケーブル5aと下側ケー
ブル5bとは、ともに、余り屈曲することなく直
線状をなしている。つぎに、第2図Bの状態よ
り、旋回筐体3を所定角度、例えば90゜左回転さ
せて第2図Aに示す状態になると、ケーブルガイ
ド4は45゜程度左回転し、上方の通線穴4eから
旋回筐体3内に通線された上側ケーブル5aは大
きな曲率の弧状に湾曲する。また、下方の通線穴
4fからの下側ケーブル5bも、大きな曲率の弓
形に湾曲する。
2の上壁2aとのそれぞれの切欠部とが互いに合
致した状態であり、上側ケーブル5aと下側ケー
ブル5bとは、ともに、余り屈曲することなく直
線状をなしている。つぎに、第2図Bの状態よ
り、旋回筐体3を所定角度、例えば90゜左回転さ
せて第2図Aに示す状態になると、ケーブルガイ
ド4は45゜程度左回転し、上方の通線穴4eから
旋回筐体3内に通線された上側ケーブル5aは大
きな曲率の弧状に湾曲する。また、下方の通線穴
4fからの下側ケーブル5bも、大きな曲率の弓
形に湾曲する。
つぎに、第2図Bの状態より、旋回筐体3を右
回転させると第2図Cに示すようになり、ケーブ
ルガイド4はやや右回転して、上側ケーブル5
a、下側ケーブル5bはそれぞれに大きな曲率を
有する弓形に湾曲される。
回転させると第2図Cに示すようになり、ケーブ
ルガイド4はやや右回転して、上側ケーブル5
a、下側ケーブル5bはそれぞれに大きな曲率を
有する弓形に湾曲される。
したがつて、第2図A,Cの状態においては、
上側ケーブル5a、下側ケーブル5bはともに、
ケーブル自体に無理な曲げ応力の加わることのな
い大きな曲率の変形を生ずることになる。また、
上記ケーブルガイド4の通線溝4dからケーブル
5を引出す通路端部にも所定の丸みを形成してお
くことで、変形時のケーブル5がケーブルガイド
4との間で摺接するときに無理な力が加わらな
い。
上側ケーブル5a、下側ケーブル5bはともに、
ケーブル自体に無理な曲げ応力の加わることのな
い大きな曲率の変形を生ずることになる。また、
上記ケーブルガイド4の通線溝4dからケーブル
5を引出す通路端部にも所定の丸みを形成してお
くことで、変形時のケーブル5がケーブルガイド
4との間で摺接するときに無理な力が加わらな
い。
なお、上述のように本発明を一実施例により説
明したが、両筐体それぞれに形成される空間の形
状やそこに収容されるケーブルガイドの形状を適
宜に変更するなど、本発明の主旨の範囲内で種々
の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から
排除するものではない。
明したが、両筐体それぞれに形成される空間の形
状やそこに収容されるケーブルガイドの形状を適
宜に変更するなど、本発明の主旨の範囲内で種々
の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から
排除するものではない。
(発明の効果)
本発明は、略コ字状のケーブルガイドの上部先
端部を旋回筐体内の旋回軸中心線上に軸支し、下
部先端部を支持筐体内の上記中心線上に軸支し
て、さらに旋回筐体と支持筐体とにケーブルガイ
ドが自由に揺動できる空間を設けたので、旋回筐
体の旋回作動時に、ケーブルに加わる応力に応じ
てケーブルガイドが上記空間を揺動し、ケーブル
自体は応力を一部分で受けることなく、広い部分
に分散するため、無理な曲げ応力がなくなり、長
寿命となる効果が得られる。また、旋回筐体の旋
回作動のためにケーブルが大きく動かされる部分
はケーブルガイドに保持されているので、ケーブ
ル表面と両筐体内面との摺接が減少し、ケーブル
の損傷を防止できる利点も生ずる。
端部を旋回筐体内の旋回軸中心線上に軸支し、下
部先端部を支持筐体内の上記中心線上に軸支し
て、さらに旋回筐体と支持筐体とにケーブルガイ
ドが自由に揺動できる空間を設けたので、旋回筐
体の旋回作動時に、ケーブルに加わる応力に応じ
てケーブルガイドが上記空間を揺動し、ケーブル
自体は応力を一部分で受けることなく、広い部分
に分散するため、無理な曲げ応力がなくなり、長
寿命となる効果が得られる。また、旋回筐体の旋
回作動のためにケーブルが大きく動かされる部分
はケーブルガイドに保持されているので、ケーブ
ル表面と両筐体内面との摺接が減少し、ケーブル
の損傷を防止できる利点も生ずる。
第1図は本発明に係る産業用ロボツトのケーブ
ル処理装置の一実施例を示す斜視図、第2図A,
B,Cは本実施例におけるケーブルの状態を示す
説明図、第3図はケーブルガイドの斜視図、第4
図は産業用ロボツトの一例を示す側面図である。 2…支持筐体、2a…上壁、2b…弧部、3…
旋回筐体、3a…下壁、4…ケーブルガイド、4
a,4b…軸穴、5…ケーブル。
ル処理装置の一実施例を示す斜視図、第2図A,
B,Cは本実施例におけるケーブルの状態を示す
説明図、第3図はケーブルガイドの斜視図、第4
図は産業用ロボツトの一例を示す側面図である。 2…支持筐体、2a…上壁、2b…弧部、3…
旋回筐体、3a…下壁、4…ケーブルガイド、4
a,4b…軸穴、5…ケーブル。
Claims (1)
- 1 所定の設定角度内で旋回する旋回軸とそれを
支持する支持側との間を連繋するケーブルを処理
する産業用ロボツトのケーブル処理装置におい
て、円筒状の支持筐体と、該支持筐体により回動
可能に支持され前記旋回軸を中心軸として旋回作
動する旋回筐体と、該旋回筐体内にて前記旋回軸
線上で一端部が軸支されるとともに、他端部が前
記支持筐体内にて前記旋回軸線上で軸支される略
コ字状のケーブルガイドと、該ケーブルガイドを
所定角度で揺動可能に前記旋回筐体と支持筐体そ
れぞれに形成された空間とを具備することを特徴
とする産業用ロボツトのケーブル処理装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60278408A JPS62136392A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 産業用ロボツトのケ−ブル処理装置 |
PCT/JP1986/000627 WO1987003529A1 (en) | 1985-12-11 | 1986-12-11 | Cable treatment equipment for industrial robot |
EP87900259A EP0248911B1 (en) | 1985-12-11 | 1986-12-11 | Cable treatment equipment for industrial robot |
KR1019870700695A KR920006684B1 (ko) | 1985-12-11 | 1986-12-11 | 산업용 로보트의 케이블 처리장치 |
US07/093,021 US4906121A (en) | 1985-12-11 | 1986-12-11 | Cable guiding apparatus for industrial robot |
DE8787900259T DE3681029D1 (de) | 1985-12-11 | 1986-12-11 | Kabelbehandlungsanordnung fuer industriellen roboter. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60278408A JPS62136392A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 産業用ロボツトのケ−ブル処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136392A JPS62136392A (ja) | 1987-06-19 |
JPH0314596B2 true JPH0314596B2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=17596928
Family Applications (1)
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