JPH03145543A - ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置

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JPH03145543A
JPH03145543A JP1285164A JP28516489A JPH03145543A JP H03145543 A JPH03145543 A JP H03145543A JP 1285164 A JP1285164 A JP 1285164A JP 28516489 A JP28516489 A JP 28516489A JP H03145543 A JPH03145543 A JP H03145543A
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valve
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fuel
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • F02D2041/0022Controlling intake air for diesel engines by throttle control
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はディーゼルエンジンの運転状態に応じて、燃
料の噴射開始及び噴射終了を制御するディーゼルエンジ
ンの燃料噴射制御装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置として、例えば特公昭62−617
74号公報に開示されている「分配型燃料噴射装置」で
は、カムの回転に応動して実行されるプランジャの回転
・往復運動に従って燃料をハイプレッシャチェンバ(高
圧室)で加圧して噴射を行うようになっている。この燃
料噴射装置は、燃料加圧中に噴射終了を強制的に行うた
めに前記高圧室の圧力を強制的に低下させる電磁弁を備
え、その電磁弁をエンジンの運転状態に応じた所要の燃
料噴射開始時期で閉弁制御し、同じくエンジンの運転状
態に応じた所要の燃料噴射終了時期で開弁制御して目標
燃料噴射量を得るようになっている。又、この燃料噴射
装置では、前記カムを不等速カムとし、そのカムの使用
開始位置を調節するための噴射率調節装置(タイマ装置
)をエンジンの運転状態、特にエンジン回転数に応じて
駆動制御して所要の目標燃料噴射率を得るようになって
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来の燃料噴射装置では、電磁弁が
閉弁・開弁の指令を受けてから動作を完了するまでに、
機構的に避けられない応答遅れがあった。このため、エ
ンジンの運転状態に応じた目標燃料噴射量を得るべく電
磁弁が閉弁・開弁制御されても、実際の燃料噴射開始時
期及び燃料噴射終了時期がそれぞれ遅れることになり、
実際の燃料噴射量が変化するという問題があった。
又、前記燃料噴射装置では、エンジン回転数に応じてタ
イマ装置が駆動制御され、カムの使用開始位置が調節さ
れて燃料の噴射率が制御されるようになっていた。この
ため、電磁弁の応答遅れ時間が機構的に避けられない一
定時間であるのに対し、時間当たりの燃料噴射量は噴射
率の変化によって変わることになるため、電磁弁の応答
遅れに起因する噴射量の変化量はカムの使用位置に応じ
て変化する。しかも、プランジャの動きはエンジン回転
数が高いほど速くなるため、噴射率はエンジン回転数の
上昇に伴って高くなり、電磁弁の応答遅れに起因する燃
料噴射量の変化量はエンジン回転数によっても変化する
従って、所要の目標燃料噴射量を得るために、電磁弁を
ただ単純に所要の噴射開始時期及び噴射終了時期で閉弁
・開弁制御しただけでは、目標燃料噴射量を精度良く確
保することができなかった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、噴射開始時期が変わっても噴射終了時期
を精度良く求めることが可能で、エンジン回転数の変化
にかかわりなく、燃料噴射量の制御を常に高精度で行う
ことが可能なディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明のディーゼルエ
ンジンの燃料噴射制御装置においては、第1図に示すよ
うに、ディーゼルエンジンM1の回転に基づきカムM2
を介して往復駆動され、高圧室M3にて燃料加圧を行う
燃料加圧用プランジャM4と、ディーゼルエンジンMl
の運転状態に応じて、カムM2を介してプランジャM4
の駆動時期を変更させて燃料噴射時期を調整する噴射時
期調整用タイマM5と、高圧室M3にて加圧された燃料
の噴射開始及び噴射終了を調整するために閉弁及び開弁
される噴射調整弁M6とを備え、プランジャM4の往復
駆動に基づく高圧室M3の圧縮行程中にディーゼルエン
ジンMlの運転状態に応じて噴射調整弁M6を閉弁及び
開弁させて噴射開始及び噴射終了を制御するディーゼル
エンジンの燃料噴射制御装置において、ディーゼルエン
ジンM1の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検
出手段M7と、その運転状態検出手段M7の検出値に基
づき、高圧室M3の圧縮行程以前に噴射調整弁M6が閉
弁しているときの噴射終了時期に相当する噴射調整弁M
6の基準開弁時期を割り出す基準開弁時期割り出し手段
M8と、運転状態検出手段M7の検出値に基づき、目標
噴射開始時期に相当する噴射調整弁M6の目標閉弁時期
を割り出す目標閉弁時期割り出し手段M9と、運転状態
検出手段M7の検出によるエンジン回転数と目標閉弁時
期とに基づき、基準開弁時期を補正して目標噴射終了時
期に相当する目標開弁時期を割り出す目標開弁時期割り
出し手段MIOと、割り出された目標閉弁時期及び目標
開弁時期に従って噴射調整弁M6の閉弁及び開弁を制御
する噴射制御手段Mllとを備えている。
[作用] 従って、この発明のディーゼルエンジンの燃料噴射制御
装置によれば、第1図に示すように、ディーゼルエンジ
ンM1が運転されることにより、カムM2を介してプラ
ンジャM4が往復駆動され、高圧室M3にて燃料加圧が
行われる。又、タイマM5はディーゼルエンジンMlの
運転状態に応じて、例えばエンジン回転数の増減に応じ
て、カムM2を介してプランジャM4の駆動時期を変更
させて燃料噴射時期を調整する。
このディーゼルエンジンMlの運転状態におL)て、基
準開弁時期割り出し手段M8は、高圧室M3の圧縮行程
以前に噴射調整弁M6が閉弁しているとき、即ちプラン
ジャM4が往動される以前に噴射調整弁M6が閉弁して
いて、プランジャM4の往動に連れて噴射が開始される
ときの噴射終了時期に相当する噴射調整弁M6の基準開
弁時期を、運転状態検出手段M7の検出値に基づいて割
り出す。又、目標閉弁時期割り出し手段M9は、その時
点の運転状態に見合った目標噴射開始時期に相当する噴
射調整弁M6の目標閉弁時期を、運転状態検出手段M7
の検出値に基づいて割り出す。
更に、目標開弁時期割り出し手段MIOは、運転状態検
出手段M7の検出によるエンジン回転数と目標閉弁時期
割り出し手段M9にて割り出された目標閉弁時期とに基
づき、基準開弁時期割り出し手段M8にて割り出された
基準開弁時期を補正して、その時点のエンジン回転数と
目標閉弁時期とに見合った目標噴射終了時期に相当する
目標開弁時期を割り出す。
そして、噴射制御手段Mllは各割り出し手段M9.M
IOにて割り出された目標閉弁時期及び目標開弁時期に
従って噴射調整弁M6の閉弁及び開弁を制御し、噴射開
始及び噴射終了を行う。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。
第2図はこの実施例におけるディーゼルエンジンの燃料
噴射制御装置を示す概略構成図である。
分配型燃料噴射ポンプ1は、ディーゼルエンジン2のク
ランク軸40にベルト等を介して駆動連結されたドライ
ブプーリ3を備え、そのドライブプーリ3の回転によっ
て駆動され、ディーゼルエンジン2の各気筒(この場合
は4気筒)毎に設けられた各燃料噴射ノズル4に燃料を
圧送する。
前記燃料噴射ポンプlにおいて、ドライブプーリ3はド
ライブシャフト5の先端に取付けられており、同ドライ
ブシャフト5の途中には、ベーン式ポンプよりなる燃′
料フィードポンプ(この図では90度展開されている)
6が設けられ、更にドライブシャフト5の基端側には円
板状のパルサ7が取付けられている。パルサ7の外周面
には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の、即ちこ
の場合4個の切歯が等角度間隔で形成され、更に各切歯
の間には14個ずつ(合計で56個)の突起が等角度間
隔で形成されている。そして、ドライブシャフト5の基
端部は図示しないカップリングを介してカムプレート8
に接続されている。
パルサ7とカムプレート8との間には、ローラリング9
が設けられ、同ローラリング9の円周に沿ってカムプレ
ート8のカムフェイス8aに対向する複数のカムローラ
10が取付けられている。
カムプレート8のカムフェイス8aは、ディーゼルエン
ジン2の気筒数と同数だけ設けられている。
又、カムプレート8はスプリング11によって常にカム
ローラ10に付勢係合されている。
カムプレート8には燃料加圧用プランジャ12の基端が
一体回転可能に取付けられ、それらカムプレート9及び
プランジャ12がドライブシャフト5の回転に連動して
回転される。即ち、ドライブシャフト5の回転力がカッ
プリングを介してカムプレート8に伝達されることによ
り、カムプレート8が回転しながらカムローラ10に係
合して、気筒数と同数だけ図中左右方向へ往復駆動され
、これに伴ってプランジャ12が回転しながら同方向へ
往復駆動される。つまり、カムプレート8のカムフェイ
ス8aがローラリング9のカムローラ10に乗り上げる
過程でプランジャ12が往動(リフト)され、その逆に
カムフェイス8aがカムローラ10を乗り下げる過程で
プランジャ12が復動される。
プランジャ12はポンプハウジング13に形成されたシ
リンダ14に嵌挿されており、プランジャ12の先端面
とシリンダ14の底面との間が高圧室15となっている
。又、プランジャ12の先端側外周には、ディーゼルエ
ンジン2の気筒数と同数の吸入溝16と分配ポート17
が形成され、それら吸入溝16及び分配ポート17に対
応して、ポンプハウジング13には分配通路18及び吸
入ポート19が形成さている。
そして、ドライブシャフト5が回転されて燃料フィード
ポンプ6が駆動されることにより、図示しない燃料タン
クから燃料供給ポート2oを介して燃料室2I内へ燃料
が供給される。又、プランジャ12が復動されて高圧室
15が減圧される吸入行程中に、吸入溝16の一つが吸
入ポート19に連通ずることにより、燃料室21から高
圧室15へと燃料が導入される。一方、プランジャ12
が往動されて高圧室I5が加圧される圧縮行程中に、分
配通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル4へ燃料が圧
送されて噴射される。
ポンプハウジング13には、高圧室15と燃料室21と
を連通させる燃料溢流用のスピル通路22が形成され、
同スピル通路22の途中には、噴射調整弁としての周知
の電磁スピル弁23が設けられている。この電磁スピル
弁23は常開型の弁であり、コイル24が無通電(オフ
)の状態では弁体25か開放されて高圧室15内の燃料
が燃料室21へ溢流され、コイル24が通電(オン)さ
れることにより、弁体25が閉鎖されて高圧室15から
燃料室21への燃料の溢流が止められる。
従って、その電磁スピル弁23の通電時間を制御するこ
とにより、開弁23が閉弁・開弁制御され、高圧室15
から燃料室21への燃料の溢流調量が行われる。そして
、プランジャ12の圧縮行程中に電磁スピル弁・23を
開弁させることにより、高圧室15内における燃料が減
圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が停止され
る。つまり、プランジャ12が往動しても、電磁スピル
弁23が開弁している間は高圧室15内の燃料圧力が上
昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が行われない
。又、プランジャ12の往動中に、電磁スピル弁23の
閉弁・開弁の時期を制御することにより、燃料噴射ノズ
ル4からの燃料噴射量が制御される。
ポンプハウジング13の下側には、燃料噴射時期制御用
のタイマ装置(この図では90度展開されている)26
が設けられている。このタイマ装置26は、ドライブシ
ャフト5の回転方向に対するローラリング9の位置を制
御することにより、カムプレート8のカムフェイス8a
がカムローラ10に係合する時期、即ちカムプレート8
及びプランジャ12の往復動タイミングを制御するもの
である。
このタイマ装置26は油圧によって作動されるものであ
り、タイマハウジング27と、同ハウジング27内に嵌
装されたタイマピストン28と、同じくタイマハウジン
グ27内−側の低圧室29にてタイマピストン28を他
側の加圧室30へ押圧付勢するタイマスプリング31等
とから構成されている。そして、タイマピストン28は
スライドピン32を介して前記ローラリング9に接続さ
れている。
タイマハウジング27の加圧室30には、前記燃料フィ
ードポンプ6により加圧された燃料が導入されるように
なっており、その燃料圧力とタイマスプリング31の付
勢力との釣り合い関係によってタイマピストン28の位
置が決定される。そして、タイマピストン28の位置が
決定されることによりローラリング9の位置が決定され
、カムプレート8を介してプランジャ12の往復動タイ
ミングが決定される。
又、タイマ装置26の燃料圧力を制御するために、タイ
マ装置26にはタイミングコントロールバルブ33が設
けられている。即ち、タイマハウシング27の加圧室3
0と低圧室29とは連通路34によって連通されており
、同連通路34の途中にタイミングコントロールバルブ
33が設けられている。このタイミングコントロールバ
ルブ33は、デユーティ制御された通電信号によって開
閉制御される電磁弁であり、同バルブ33の開閉制御に
よって加圧室30内の燃料圧力が調整される。
そして、この燃料圧力の制御によって、プランジャ12
のリフトタイミングが制御され、各燃料噴射ノズル4か
らの燃料噴射時期が調整される。
前記ローラリング9の上部には、電磁ピックアップコイ
ルよりなる回転数センサ35がパルサ7の外周面に対向
して取付けられている。この回転数センサ35はパルサ
7の突起等が横切る際に、それらの通過を検出してエン
ジン回転数NEに相当するタイミング信号(エンジン回
転パルス)を出力する。又、この回転数センサ35は、
ローラリング9と〜体であるため、タイマ装置26の制
御動作に関わりなく、基準となるタイミング信号を出力
するようになっている。
次に、前記ディーゼルエンジン2について説明する。こ
のディーゼルエンジン2は各気筒に対応するシリンダ4
1.ピストン42及びシリンダヘッド43によって主燃
焼室44が形成されており、それら各主燃焼室44が対
応して設けられた各副燃焼室45に連設されている。そ
して、各燃料噴射ノズル4から各副燃焼室45へ燃料が
噴射されるようになっている。又、副燃焼室45には、
始動補助装置としての周知のグロープラグ46が取付け
られている。
ディーゼルエンジン2の吸気管47にはターボチャージ
ャ48のコップレッサ49が設けられ、同エンジン2の
排気管50にはターボチャージャ48のタービン51が
設けられている。又、排気管50には、過給圧を調節す
るウェイストゲートバルブ52が設けられている。
又、デイ−セルエンジン2には、排気管50内の排気の
一部を吸気管47の吸入ポート53へ還滝させる還流管
54が設けられ、その還流管54の途中には排気の還流
量を調節するエキゾーストガスリサキュレイションバル
ブ(EGRバルブ)55が設けられている。このEGR
バルブ55はバキュームスイッチングバルブ(VSV)
56の制御によって開閉制御される。
更に、吸気管47の途中には、アクセルペダル57の踏
込量に連動して開閉されるスロットルバルブ58が設け
られている。又、そのスロットルバルブ58に平行して
バイパス路59が設けられ、同バイパス路59にはバイ
パス絞り弁60が設けられている。このバイパス絞り弁
60は、二つのVSV61.62の制御によって駆動さ
れる二段のダイヤフラム室を有するアクチュエータ63
によって開閉制御される。バイパス絞り弁60は各種運
転状態に応じて開閉制御されるものであって、例えばア
イドル状態運転時には騒音振動等の低減のために半開状
態に制御され、通常運転状態時には全開状態に制御され
、更に運転停止状態時には安全のために全閉状態に制御
される。
そして、前記燃料噴射ポンプl及びディーゼルエンジン
2に設けられた、電磁スピル弁23、タイミングコント
ロールバルブ33、グロープラグ4G及び各VSV56
.61,62は、それぞれ基準開弁時期割り出し手段、
目標閉弁時期割り出し手段、目標開弁時期割り出し手段
及び噴射制御手段を構成する電子制御装置(以下単にr
EcUJという)71に電気的に接続され、同ECU7
1によってその駆動タイミングが制御される。
このECU71には、エアクリーナ64を介して吸気管
47に吸い込まれる吸気温度を検出する吸気温センサ7
2、前記スロットルバルブ58の開閉位置からアクセル
ペダル踏込量ACCPを検出するアクセル開度センサ7
3、吸入ポート53内の吸気圧力を検出する吸気圧セン
サ74、ディーゼルエンジン2の冷却水温THWを検出
する水温センサ75、ディーゼルエンジン2のクランク
軸40の回転数に比例して変化する所定のクランク角度
を検出するクランク角センサ76等がそれぞれ接続され
ると共に、燃料噴射ポンプlに設けられた前記回転数セ
ンサ35が接続されている。
そして、ECU71は運転状態検出手段を構成するこれ
ら各センサ35,72〜76から出力される信号に基づ
いて、電磁スピル弁23、タイミングコントロールバル
ブ33、グロープラグ46及びVSV56.61.62
等を好適に制御する。
次に、前記ECU71の構成について第3図のブロック
図に従って説明する。ECU7 ]は中央処理装置(C
PU)8L所定の制御プログラム等を予め記憶した読み
出し専用メモリ(ROM)82、CPU81の演算結果
等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)8
3、予め記憶されたデータを保存するバックアツプRA
M84等と、これら各部と人力ポート85及び出力ポー
ト86等とをバス87によって接続した論理演算回路と
して構成されている。
入力ポート85には、前述した吸気温センサ72、アク
セル開度センサ73、吸気圧センサ74及び水温センサ
75からの出力信号が、各バッファ88.89,90,
91、マルチプレクサ92及びA/D変換器93を介し
て接続されている。同じく、入力ポート85には、前述
した回転数センサ35、クランク角センサ76からの出
力信号が、波形整形回路94を介して接続されている。
そして、CPU81は入力ポート85を介して入力され
る各センサ35,72〜76等からの信号を入力値とし
て読み込む。又、出力ポート86には各駆動回路95,
96,97,98,99,100を介して電磁スピル弁
23、タイミングコントロールバルブ33、グロープラ
グ46及びVSV56.61.62等が接続されている
。そして、CPU81は各センサ35,72〜76から
読み込んだ入力値に基づ゛いて、前記電磁スピル弁23
、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ4
6及びVSV56,61.62等を好適に制御する。
次に、前述したECU71によって実行されるディーゼ
ルエンジンの燃料噴射制御の処理について、第4図に示
すフローチャートに従って説明する。このフローチャー
トのルーチンは、ECU71によって実行される各処理
のうち電磁スピル弁23の開閉制御とタイミングコント
ロールバルブ33の開閉制御とに関連する処理のみを示
しており、周期的に実行される。
このルーチンでは、先ずステップ101において、回転
数センサ35、アクセル開度センサ73及び水温センサ
75の各検出値から、エンジン回転数NE、アクセルペ
ダル踏込量ACCP及び冷却水温THWをそれぞれ割り
出して読み込む。
次に、ステップ102において、前記読み込んだエンジ
ン回転数NE及びアクセル踏込量ACCPから、基準開
弁時期QBASEを割り出す。この基準開弁時期QBA
SEは、プランジャ12の往復駆動に基づく高圧室15
の圧縮行程以前に電磁スピル弁23が閉弁しているとき
の噴射終了時期に相当する開弁時期(クランク角度で示
される)を指示するものであり、その割り出しは、RO
M82に予め記憶されている二次元マツプを参照して行
われる。この二次元マツプにおける開弁時期には、電磁
スピル弁23の機構的に避けられない応答遅れが考慮さ
れて予め設定されている。
続いて、ステップ103において、高圧室15の圧縮行
程が始まった後に電磁スピル弁23を閉弁させてプラン
ジャ12の駆動時期を変更させ、燃料噴射率及び燃料噴
射時期を変更調整する噴射率制御であるか否かを判断す
る。これは、前記ステップ101にて読み込んだエンジ
ン回転数NE及びアクセルペダル踏込量ACCP等に基
づいて、噴射率制御を行うべき運転領域であるか否かの
判断によって行われる。
そして、噴射率制御を行わない場合、即ち高圧室15の
圧縮行程以前に電磁スピル弁23を閉弁して、プランジ
ャ12の往動に連れて燃料噴射を開始させる通常制御の
場合には、ステップ104において、高圧室15の圧縮
行程以前の所定時期に電磁スピル弁23を閉弁させる。
この場合、プランジャ12の往動が進むに連れて自動的
に燃料噴射が開始される。
その後、ステップ105において、前記ステップ102
にて割り出した基準開弁時期QBASEか到来した時点
で、電磁スピル弁23を開弁制御して燃料噴射を終了し
、処理を一旦終了する。
一方、ステップ103において、噴射率制御である場合
には、ステップ106において、前記ステップ101に
て読み込んだエンジン回転数NE及び冷却水温下HWか
ら、目標閉弁時期0NANGを割り出す。この目標閉弁
時期0NANGは、エンジン回転数NEと冷却水温TH
Wの値とに応じた噴射率制御を行うための目標噴射開始
時期に相当する電磁スピル弁23の閉弁時期(クランク
角度で示される)であり、ROM82に予め記憶されて
いる第5図に示すようなマツプを参照して求められる。
次に、ステップ107において、前記ステップ106に
て割り出した目標閉弁時期0NANGから、目標タイマ
進角TRGCAを補正する。この目標タイマ進角TRG
CAは、予めROM82に記憶されているマツプを参照
して補正されるものであり、プランジャ12の往動タイ
ミングを調整するために使用される値(クランク角度で
示される)である。
続いて、ステップ108において、前記ステップ101
にて読み込んだエンジン回転数NE、ステップ102に
て割り出した基準開弁時期QBASE、ステップ106
にて割り出した目標閉弁時期0NANG等から目標開弁
時期QFINを演算する。この目標開弁時期QFINは
、エンジン回転数NEと目標閉弁時期0NANGとに基
づいて前記基準開弁時期QBASEを補正した目標噴射
終了時期に相当する電磁スピル弁23の開弁時期(クラ
ンク角度で示される)であり、以下に示す式(1)に基
ついて演算される。
QF IN= (QBASE−QF lN0)xKQ+
QP+QF I No     ・・・(1)この式(
1)において、Ql”INOは燃料の噴射量が「0」の
ときの開弁時期を示すものであり、ROM82に予め記
憶されているテーブルを参照して求められる。
又、KQは係数であり、QPはオフセット値であり、そ
れぞれエンジン回転数NEと目標閉弁時期0NANGと
をパラメータとしてROM82に予め記憶されている以
下に示すような表1、表2を参照して求められる。
(以下、余白) −1」−口りにと そして、ステップ109において、前記ステップ107
にて補正した目標タイマ進角T RG、 CAから、タ
イマ装置26を制御するためにタイミングコントロール
バルブ33を制御する処理を実行する。この処理では、
タイミングコントロールバルブ33を制御することによ
り、タイマ装置26のタイマピストン28の位置を調整
し、目標タイマ進角TRGCAに応じてプランジャ12
の往復駆動時期が変更調整される。
次に、ステップ110において、前記ステップ106に
て割り出した目標閉弁時期0NANGから、所要の目標
噴射開始時期に燃料噴射を開始するために電磁スピル弁
23を閉弁制御する処理を実行する。
続いて、ステップ111において、前記ステップ108
にて補正演算した目標開弁時期QFINから、所要の目
標噴射終了時期に燃料噴射を終了するために電磁スピル
弁23を開弁する処理を実行し、その後処理を一旦終了
する。
以上のように、通常制御及び噴射率制御に応じて電磁ス
ピル弁23が閉弁・開弁制御されて、所要の燃料噴射量
と燃料噴射率が確保される。
ここで、前記式(1)に基づいて行われる演算について
第6図〜第12図に従って説明する。
第7図は通常制御における噴射量と噴射終了時期との関
係をエンジン回転数NEの大きさ別に実測して得たグラ
フである。この図において2点鎖線で示すレベルCより
も上側は、ディーゼルエンジン2の通常運転で使用され
る領域を示している。
又、第8図は噴射率制御における噴射量と噴射終了時期
との関係をエンジン回転数NEの大きさ別に実測して得
たグラフである。第9図は同じく噴射率制御における実
測グラフであり、第8図のグラフよりも噴射開始時期が
遅い場合のグラフであり、更に第10図は同じく噴射率
制御における実測グラフであり、第9図のグラフよりも
噴射開始時期が遅い場合のグラフである。
これら第7〜10図から分かるように、通常制御及び各
噴射率制御において、エンジン回転数NEを一定として
、各実測グラフを近似する直線グラフに置き換えると、
その傾向としては第11図に示すようになる。
即ち、ある目標噴射量Q1に対する噴射終了時期は、通
常制御をグラフaとすると、噴射率制御において噴射開
始時期を徐々に遅らせるに従ってグラフト1グラフC及
びグラフdのようにその傾きが徐々に小さくなり、同一
目標噴射量Qlに対する噴射終了時期がそれに連れて遅
くなる。ここで、通常制御のグラフaにおいて、噴射量
が「0」となるときの噴射終了時期が開弁時期QFIN
Oに相当し、同グラフaの目標噴射量Q1に対する噴射
終了時期が基準開弁時期QBASEに相当する。又、通
常制御時のグラフaの開弁時期QFINOから他のグラ
フb−dにおける噴射量が「0」となるときの噴射終了
時期(開弁時期)までの期間がそれぞれオフセット値Q
Pとなる。
又、噴射率制御について第8〜10図を見ると、つまり
噴射開始時期を一定にして各実測グラフを近似する直線
グラフに置き換えると、その傾向として第12図に示す
ようになる。即ち、ある目標噴射量Q1に対する噴射終
了時期は、エンジン回転数NEが高くなるに従ってグラ
フA、グラフB及びグラフCのようにその傾きが徐々に
小さくなり、同一目標噴射量Q1に対する噴射終了時期
、つまり目標開弁時期QFINが遅くなる。
従って、通常制御の噴射終了時期(基準開弁時期QBA
SE)から噴射率制御の噴射終了時期(目標開弁時期Q
FIN)を補正する前記式(1)の演算の意味は次のよ
うになる。即ち、例えばエンジン回転数NEが800r
pmである場合には、第7図の通常制御における実測グ
ラフを近似する直線グラフLに置き換える。そして、第
6,7図に示すように、その置き換えた直線グラフLの
基点が開弁時期QFINOとなり、所要の目標噴射量Q
2に対する噴射終了時期が基準開弁時期QBASEとな
る。
ここで、所要の噴射率制御を行うために要する遅れ期間
をオフセット値QPだけ補正して、通常制御の直線グラ
フLをオフセット値QPだけ平行移動して遅れさせると
、第6図に2点鎖線で示す仮想グラフLlとなる。この
仮想グラフL1の傾きは、同一エンジン回転数NEの場
合の噴射率制御のグラフと比べると異なるので、その仮
想グラフLlの傾きを係数KQの掛は算によって置き換
えたものが補正グラフL2となる。この係数KQは、基
準開弁時期QBASEと目標開弁時期QFINとの差A
に対する、仮想グラフLlの基点から目標開弁時期QF
INまでの間隔Bの割合であることかわかる。
よって、この補正グラフL2において、所要の目標噴射
iQ2に対する噴射終了時期が目標開弁時期QFINと
なり、以上のように式(1)に基づいて目標噴射終了時
期に相当する目標開弁時期QFINが補正演算されるの
である。
上記のようにこの実施例におけるディーゼルエンジンの
燃料噴射制御装置では、高圧室15内の燃料がプランジ
ャ12によって加圧される以前に電磁スピル弁23が閉
弁されている通常制御の場合の噴射終了時期に相当する
基準開弁時期QBASEを、エンジン回転数NEと割り
出された目標閉弁時期0NANGとに基づいて補正して
目標噴射終了時期に相当する目標開弁時期QFINを割
り出すようにしている。このため、割り出される基準開
弁時期QBASEに電磁スピル弁23の応答遅れを予め
考慮しておくことにより、通常制御及び噴射率制御の場
合にかかわりなく、電磁スピル弁23の開弁を適正な時
期に行って燃料噴射を終了することができる。即ち、電
磁スピル弁23の応答遅れを見込んだ適正な目標開弁時
期QFINによって電磁スピル弁23を適正に開弁制御
することができる。よって、エンジン回転数NEの変化
や通常制御及び噴射率制御にかかわりなく、燃料噴射量
を常に精度良く制御することができる。
つまり、この実施例では、通常制御の場合に、プランジ
ャ12の往動開始に伴って自動的に噴射開始が行われる
ため、電磁スピル弁23の応答遅れの影響については噴
射終了時期に相当する基準開弁時期QBASEにおける
影響のみを考慮すればよいことになる。この場合、同一
の目標噴射量に対する適正な基準開弁時期QBASEは
、エンジン回転数NEによって異なることになるが、こ
の実施例では、目標噴射量そのものを演算することなく
、エンジン回転数NE等に基づいて目標噴射量に対応し
た基準開弁時期QBASEを直接割り出しているので、
特別な補正を行うことなく適正な開弁時期を得ることが
できる。しかも、噴射率制御の目標開弁時期QFINを
求めるに当たっても、前述したように適正な基準開弁時
期QBASEを利用し、その基準開弁時期QBASEを
エンジン回転数NE等に基づいて補正して求めているの
で、所要の目標噴射量そのものを演算する必要がなく、
しかも電磁スピル弁23の応答遅れを見込んだ適正な開
弁時期を得ることができる。
又、この実施例では、通常制御及び噴射率制御の場合に
かかわりなく、所要の目標噴射量そのものを演算するこ
となく、基準開弁時期QBASEをエンジン回転数NE
等に基づいて補正して目標開弁時期QFINを直接演算
するようにしているので、基準となる基準開弁時期QB
ASEを用いない場合のように目標開弁時期を演算する
ために目標噴射量・エンジン回転数・開弁指令時期をパ
ラメータとした三次元マツプを参照する必要がない。こ
のため、ECU71におけるROM82等のメモリ容量
を大きくする必要がない。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、噴射開始時期に相当する目標閉
弁時期0NANGを求めるのに、第5図に示すように冷
却水温THWとエンジン回転数NEをパラメータとした
所定のパターンを有するマツプを参照したが、これ以外
のパターンを有するマツプを参照してもよい。
(2)前記実施例では、第2図に示すようにターボチャ
ージャ48を備えたディーゼルエンジン2に具体化した
が、ターボチャージャを持たないディーゼルエンジンに
具体化してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、運転伏態検出手
段の検出によるエンジン回転数と目標閉弁時期とに基づ
き、基準開弁時期を補正して目標開弁時期を割り出すよ
うにしているので、噴射開始時期を変えた場合でも噴射
終了時期を精度良く求めることができ、エンジン回転数
の変化にかかわりなく、燃料噴射量の制御を常に高精度
で行うことができ、所要の燃料噴射量を確保することが
できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の概念構成図、第2図〜第12図はこ
の発明を具体化した一実施例を示し、第2図はディーゼ
ルエンジンの燃料噴射制御装置を示す概略構成図、第3
図はECUの構成を示すブロック図、第4図はECUに
より実行される燃料噴射の処理を説明するフローチャー
ト、第5図はエンジン回転数側に示した噴射開始時期と
冷却水温との関係を示すマツプ、第6図は目標開弁時期
の演算を説明する図、第7図は通常制御における噴射量
と噴射終了時期との関係をエンジン回転数側に実測した
図、第8図〜第10図は噴射率制御における噴射量と噴
射終了時期との関係をエンジン回転数側に実測した図、
第11図は通常制御及び各噴射率制御における噴射量と
噴射終了時期との関係を説明する図、第12図は噴射率
制御における噴射量と噴射終了時期との関係を説明する
図である。 図中、Mlはディーゼルエンジン、M2はカム、M3は
高圧室、M4はプランジャ、M5はタイマ、M6は噴射
調整弁、Mlは運転状態検出手段、M8は基準開弁時期
割り出し手段、M9は目標閉弁時期割り出し手段、MI
Oは目標開弁時期割り出し手段、Mllは噴射制御手段
、2はディーゼルエンジン、8はカムプレート、12は
プランジャ、15は高圧室、23は噴射調整弁としての
電磁スピル弁、26はタイマ装置、35は回転数センサ
、73はアクセル開度センサ、75は水温センサ(35
,73,75等は運転状態検出手段を構成している)、
71は基準開弁時期割り出し手段、目標閉弁時期割り出
し手段、目標開弁時期割り出し手段及び噴射制御手段を
構成するECU、QBASEは基準開弁時期、0NAN
Gは目標閉弁時期、QFINは目標開弁時期である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ディーゼルエンジンの回転に基づきカムを介して往
    復駆動され、高圧室にて燃料加圧を行う燃料加圧用プラ
    ンジャと、 前記ディーゼルエンジンの運転状態に応じて、前記カム
    を介して前記プランジャの駆動時期を変更させて燃料噴
    射時期を調整する噴射時期調整用タイマと、 前記高圧室にて加圧された燃料の噴射開始及び噴射終了
    を調整するために閉弁及び開弁される噴射調整弁と を備え、前記プランジャの往復駆動に基づく前記高圧室
    の圧縮行程中に前記ディーゼルエンジンの運転状態に応
    じて前記噴射調整弁を閉弁及び開弁させて噴射開始及び
    噴射終了を制御するディーゼルエンジンの燃料噴射制御
    装置において、 前記ディーゼルエンジンの回転数を含む運転状態を検出
    する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段の検出値に基づき、前記高圧室の
    圧縮行程以前に前記噴射調整弁が閉弁しているときの噴
    射終了時期に相当する前記噴射調整弁の基準開弁時期を
    割り出す基準開弁時期割り出し手段と、 前記運転状態検出手段の検出値に基づき、目標噴射開始
    時期に相当する前記噴射調整弁の目標閉弁時期を割り出
    す目標閉弁時期割り出し手段と、前記運転状態検出手段
    の検出によるエンジン回転数と前記目標閉弁時期とに基
    づき、前記基準開弁時期を補正して目標噴射終了時期に
    相当する目標開弁時期を割り出す目標開弁時期割り出し
    手段と、 前記割り出された目標閉弁時期及び目標開弁時期に従っ
    て前記噴射調整弁の閉弁及び開弁を制御する噴射制御手
    段と を備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴
    射制御装置。
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