JPH03144851A - 顧客管理用入出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は、多数の顧客の顧客情報の管理を行なうため
の入出力装置に関する。

〔従来の技術及びその課題〕

近年、販売促進の方法として、例えば、顧客に商品の割
引きや催し物の情報等の有利な特典を提供することによ
って会員を募り、住所、氏名、年令、電話番号等、会員
の個人情報の登録と引き換えに会員証として会員カード
を発行し、店頭での会員カードの提示によって、前記の
特典を受けることができるようにして、会員の固定化を
計っている。

このようにして登録された会員数の多さが直接に売り上
げの多さとなるため、直接会員との接触手段、例えば、
ダイレクトメールを出す際の会員の住所を常に新しい正
確な住所に更新することが問題となっていた。

しかしながら、従来は、会員が転居し、新しい住所に変
っても、会員からの新住所の申告を待つだけの消極的な
方法しかなく、旧住所に送ったダイレクトメールがあて
先不明で返送された時に、始めて住所の変更のみがわか
るだけであった。

そこで、この発明では、例えば、会員が会員（顧客）情
報のセルフメンテナンス（会員自身による自己更新）を
行なうことができる等の種々の顧客管理を行うことがで
きることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、ケース内に、パーソナルコ
ンピュータを設けるとともに、このパーソナルコンピュ
ータにそれぞれ接続された外部記憶装置、カード読み取
り装置、表示装置およびプリンターを設け、かつ、ケー
ス外面には、前記カード読み取り装置のカード挿入口と
、前記プリンターの出力口と、前記表示装置の表示部が
臨む開口部および入力用のキー入力装置とを設けた構成
としたのである。

〔作用〕

このように構成される顧客管理用人出力装置は、ケース
外面に設けられたカード挿入口にカードを挿入すると、
パーソナルコンピュータの外部記憶装置に記憶された、
例えば、顧客情報が表示装置に表示され、この表示を開
口部より確認し、情報の正誤をキー入力装置より、例え
ば、誤と入力すると、プリンターから顧客情報変更登録
用紙がプリンターの出力口を介し出力され、この登録用
紙に変更要件を記入し、変更手続きを行う。この後、キ
ー入力操作により表示装置には、例えば、商品の割引き
券や催し物等の顧客への特典が次々と出力され、また、
前記情報は必要により、プリンターより前記出力口を介
し出力される。

一方、正と入力すると、プリンターより前記変更登録用
紙は出力されず、表示装置には、例えば、前記同様顧客
への特典が次々と出力され、この情報は必要により、プ
リンターより、前記出力口を介し出力される。

〔実施例〕

以下、この実施例を第１図から第７図に基づいて説明す
る。

第１図に示す顧客管理入出力装置（以下端末）は、ケー
スＡ内部に、第２図ｆａｔ、ｆｂｌに示すように、パー
ソナルコンピュータ１を設けると共に、前記パーソナル
コンピュータ１に接続された外部記憶装置２と、カード
読み取り装置３と、表示装置４およびプリンター５が設
けられており、ケースへの外面には、第１図に示すよう
に、カード読み取り装置３の挿入口６と表示装置４の表
示部が臨む開口部７と、プリンター５の出力口８および
前記パーソナルコンピュータ１に接続されたキー入力装
置９とが設けられて構成されている。

前記ケースＡは、第１図に示すように、周囲が丸みを帯
びた直方体で前面は錠の付いた扉となっており、肩上部
はスモーク色のアクリル板が取り付けられた前記表示デ
ータ確認用の開口部７となっている。ケースＡは、前記
以外にも、例えば、第７図に示すように上部にプリンタ
ー５の出力口８が設けられ、その下方に表示部が臨む開
口部７を設けたものとし、使い勝手の良いものとするこ
ともできる。このケースＡ内部に設置された前記パーソ
ナルコンピュータ１は、市販の汎用品（例えば、ＮＥＣ
ＰＣ−９８０１−ＥＸ）でメモリー内のプログラムに従
って端末の中央処理部として働く。

この第３図に示すパーソナルコンピュータ１の背面の入
出力用スロットには、外部記憶装置２およびキー入力袋
ＷＳがインターフェースポードを介して各専用ケーブル
によって接続されており、また、カード読み取り装置３
およびプリンター５は、各コネクターにＲ３−２３２Ｃ
用ケーブルにより接続されている。さらに表示語Ｍ４も
表示出力（ＲＧＢ）に専用ケーブルで接続されている。

前記外部記憶装置２は、例えば、フロッピーディスクや
光ディスク等でもよいが、記憶容量が大きくアクセス時
間の短かいハードディスク２が用いられている。

カード読み取り装置３は、読み取り速度の速いモータ式
の磁気カードリーダで、例えば、その使用カードは、Ｊ
ＩＳ−Ｂ−９５６０型を使用し、使用時にはカードの磁
気面を上に向け、ケースＡ外面のカード挿入口６へ挿入
する。また、このカード読み取り装置３は、ＩＣカード
読み取り書き込み装置とすることもできる。

表示装置４は、市販のＣＲＴカラー高解゛像デイスプレ
ーで第２図ｆｂ）に示すように、ケースＡ内に斜めに取
り付けられ、外部から開口部７を介して表示データが見
易いようになっており、パーソナルコンピュータ１から
の出力データを表示する。

この表示装置４は、ＣＲＴデイスプレーのみならず液晶
表示器やプラズマデイスプレー・・・・・・等、その他
表示に適したものであればどのようなものでもよい。

プリンター５は、汎用の例えば、２４ドツト漢字プリン
ターで、用紙送り機構（スプロケット）がブツシュ方式
で用紙の頭出し位置を１０軸に設定できるもので、ＪＩ
Ｓ第２水準の印字文字（キャラクタ−）種を持っており
、高速モードで漢字（２４ｄａｔ／ｐｉｔｃｈ　）　７
１文字／秒の印字ができる。

また、使用用紙はスプロケット付き８“カット用連続用
紙を使用し、印字後、ミシン目によりカットする。この
プリンター５は、第２図（ｂ）に示すようにケースＡ内
に垂直に取り付けられており、ケースＡ前面の扉を閉め
ると、用紙の頭出し部分がプリンター出力口８から覗く
ようになっている。

ケースＡ外面のキー入力装置Ｓは、第３図に示すような
Δ○×の表示がされた４つのキー人カスインチで、スイ
ッチの頭部は、取り外し可能のキャップ式となっており
、表示の変更が可能となっている。また、キーの大きさ
は３０　×３０　＋ｕでストロークは３ｆｌとなってお
り、押し易い大きめのサイズとなっている。また、キー
入力装置９には、これ以外にもテンキーを併設し、入力
情報の多様化を計ることもできる。

上記以外に、ケースＡ内には、第３図に示すように、電
源配電盤１０が取り付けられており、ノイズフィルター
を通して前記各機器にＡＣ電ｄを配電している。

このようにこの端末は、市販の普及品を使って構成され
ており、簡単に最新のものと入れ替えて使用することが
できる。

この実施例は、以上のように構成されており、端末の処
理を第５図のフローチャートを用い、大きく６つに分け
て説明する。また、第４図（ａｔ〜（ｚ８）は処理中の
表示画面およびプリント出力例を示す。

１〉会員カードの入出力処理 端末は表示画面を（ａｌのように表示して待機状態（第
５図処理９８以下「第５図処理」省略）となっており、
カード挿入口６にカードの磁気面を上にして挿入すると
、端末は、挿入された会員カードから会員番号を読み取
り（９９）、この時、例えば、カードの挿入方向の違い
等によってデータの読み取り壽スやカードが決められた
もの以外のものであると（１００）、カードを排出しく
１０１）、画面表示（以下表示）を（ｂｌのように行な
って、さらに、ｆａｔのように表示し、待機状Ｌｉ（９
Ｂ）となって処理を終了する。また、カードが決められ
たもので、会員番号が正しく読み取られると（１００）
、会員番号をキーとしてハードディスク２内の会員デー
タを検索しく１０２）、もし、基本項目（住所、氏名、
電話番号、来店回数等）のデータがディスク２内にない
と（１０３）　、登録もれとして（ｃｌのように表示し
て、「会員登録用紙（新規用’）　Ｊ　（ｄ）をプリン
ター５より自動発行しく１０４〉、記入された前記登録
用紙（ｄ＋によって係員がデータの登録を行う（１０５
）、この時、表示は（ａ）のように表示し、来店チエツ
ク（１０９）を行なう。

一方、前記の基本項目がディスク２内に登録されている
と、表示を（幻のように表示して（１，０６）、会員（
ユーザ）にデータの正誤の確認を要求する。

もし、この時データに変更があり、×キーが押されると
（１０７）、表示を（１）のように表示して、「会員登
録用紙（変更用）　Ｊ　ｆＪ）を自動発行しく１０８）
、来店チェ７ク（１０９）を行ない、記入された前記登
録用紙（ｊｌによって係員がデータの変更を行なう。

また、基本項目に変更がなく、○キーが押されると（ｔ
ｏ’？）、表示を（ｇｌのままとして、直ちに来店チエ
ツク（１０９）を行なう、この来店チエツク（ｌ　Ｏ９
）は、会員の来店数が一定の回数、例えば、２０回に達
すると（１１０）ｒ記念品弓換券」へ）を自動的に発行
するもので、パーソナルコンピュータ１が内臓されたｄ
ａｔｅ機能を用いて、同日に同し会員が何回サービスを
受けても来店回数は増えないよう自動的に判断する。こ
の処理の後、会員向はサービスメニューへ移行する。

２〉サービスメニュー サービスメニューは（１）のように表示しく’１１ｌ〉
、前記メニュー＜ｉ＞が△キーによって選択され、○キ
ーが押されると、以下に示す３）〜６〉の各処理に分岐
する（１１２）　、なお、×キーが押されるか、メニュ
ーの「終了」が選択されると、カードを排出の後（１１
４）　、処理を終了して、次のカードの挿入を待つカー
ド待機状Ｍ　（９８）となる。

３）割引クーポン券発行処理（１１５）このメニューが
選択されると、表示は（（ロ）のように割引券発行メニ
ューを表示し、このメニューから選択された当日有効の
割引券（ｈｌを発行する。

４〉お買得商品情報（１１６） このメニューが選択されると、表示を（ｎ＋として、特
別企画によるお買い得な掘り出し品を満載した商品リス
ト（０１を発行する。

５〉電子ショッピング（１１７） このメニューが選択されると、表示を（ρ）のように表
示して商品の品種（ジャンル）の選択を要求する。但し
、この時×キーが押されるとすμビスメニューに戻る。

次に、選択された商品ジャンルに該当するメーカーを表
示してその選択を要求し、さらに、前記メーカーに該当
する商品名（型番）および価格を表示（ｑ）シ、その選
択を要求する。このようにして最大５明細までの商品を
選択することができる。

次に、購入確認を要求しくｒ）、Ｏキーが押されるとｌ
ｕｌ＋のように表示して、「ご注文承り票」（ｔ）を発
行し、同時に販売実績をハードディスク２上に記録する
。一方、×キーが押されると、どの処理状態でも、一つ
前の処理に戻る。

６）商品予約（１１８） このメニューでは、上記電子ショッピングの処理と同様
にして、例えばレコードやＣＤ、ＬＤまたチケフトの予
約・・・・・・等、これから発売される商品の販売予約
を行なうもので、会員自ら予約するため、販売員の手間
や手違いなど各種トラブルをなくすことができる。

以上のようなお買得商品情報、電子ショッピング・・・
・・・等のメニューのデータの設定は、例えばカード挿
入口６に特別なカード（マスターカード）を挿入しく１
１９）　、表示画面に管理メニュー（Ｌｌ）を呼び出し
く１２０）、その指示に従ってパーソナルコンピュータ
１のキーボードにより、各データ（ｖｌ　〜（ｙｌの設
定を行なう（１２１〜１２４）。

このように、この端末は、前記各データの設定変更を各
端末ごとに簡単に行なえる。

また、この管理メニューｔｕｔには、電子ショッピング
の売上げデータの集計メニューも用意されており、表示
＋２１に従って操作を行なうと、ハードディスク２に蓄
積された売上げデータ（ｚｌ）が発行される。

このように、この端末は、会員が来店するごとに、サー
ビスメニューの特典と引き換えに、基本項目のデータが
会員自らによって記入された新しいデータに更新される
ので、顧客管理用人出力装置として有効である。

なお、上記端末は、 第一段階として、 市場性の把握を主目的とする実験要素の強いシステムと
してスタンドアローン型のシステム端末として開発した
が、 第二段階として、 ホストコンピュータと自社の専用回線で接続し、会員顧
客情報の問い合わせ機能を強化し、また第三段階として
、 自社の専用回線で自社取扱商品のすべてを販売可能な状
態とし、 さらに第四段階として、 第６図に示すように、ＶＡＮ回線等、外部通信手段と接
続し、あらゆる業界の商品を本端末で販売可能な状態と
することもできる。

また、電子メールで個別の会員・全会貴兄にメツセージ
を流すこともできる。

上記端末は、 ■　自社店舗での使用（カウンター設置・屋内設置・屋
外設置）。

■　端末のみの自社店舗（カウンター設置・屋内設置・
屋外設置）。

■　公共施設への設置（駅・繁華街等に自販機として設
置）。

■　外販用システムとして、端末自体を商品として販売
することもできる。

このようにこの端末は今後の展開として考えられる大規
模な情報流通システムに対応し、その運用形態や運用上
のノウハウを蓄積すること及び、新しい形態の情報端末
システムとしての可能性を追求することもできる。

〔効果〕

この発明は、以上のように構成したので、会員（顧客）
が来店時に、例えば、商品情報や割り引きクーポン・・
・・・・等の特典を自動的に４！供して、この特典と引
き換えに顧客情報のセルフメンテナンス（新しい情報へ
の更新）ができるので、顧客情報の管理用装置として最
適である。さらに、顧客の来店促進、販売促進等の他に
、会員カードを所有する顧客と所有しない顧客とを差別
化するため、会員〈固定客）の橿得の手段としても有効
である。

【図面の簡単な説明】

第１図から第５図はこの発明に係る顧客管理用入出力装
置の一実施例を示し、第１図は外部形態の斜視図、第２
図はその内部断面図、第３図は構成国、第４図（５）〜
（２，）は作用図、第５図は動作フローチャート、第６
図は他の実施例のブロック図、第７図は他の実施例の斜
視図である。 １・・・・・・パーソナルコンピュータ、２・・・・・
・外部記憶装置、 ３・・・・・・カード読み取り装置、 ４・・・・・・表示装置、　　　　　　５・・・・・・
プリンター６・・・・・・カード挿入口、　　　　？・
・・・・・開口部、８・・・・・・プリンターの出力口
、 Ａ・・・・・・ケース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケース内に、パーソナルコンピュータを設けると
   ともに、このパーソナルコンピュータにそれぞれ接続さ
   れた外部記憶装置、カード読み取り装置、表示装置およ
   びプリンターを設け、かつ、ケース外面には、前記カー
   ド読み取り装置のカード挿入口と、前記プリンターの出
   力口と、前記表示装置の表示部が臨む開口部および入力
   用のキー入力装置とを設けたことを特徴とする顧客管理
   用入出力装置。