JPH0314361A - ファクシミリ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ通信方式に関し、詳細には、通信
エラーが発生した場合に同一原稿の２重送信を防止した
ファクシミリ通信方式に関する。

（従来の技術） ファクシミリ装置は普及するに伴って高機能化するとと
もに原稿を確実に送信するためのファクシミリ通信方式
が開発されている． 例えば、特開昭５８−１９４４５６号公報に開示されて
いるようなものがある。このファクシミリ通信方式にお
いては、ファクシミリ装置が、画像メモリを備えており
、原稿送信前に読み取ってその画像データを画像メモリ
に蓄積する。送信時、画像メモリから順次ページ順に画
像データを読み出し、ページ毎に先頭ラインから送信す
る。このとき、画像メモリから画像データが１ページ分
読み取られるごとにカウントし、送信ページ数を管理し
ている。送信途中に、回線上のトラブル等により通信を
中断するエラーが発生すると、再送時、送信した画像デ
ータのページカウント数に基づいてエラーの発生したペ
ージの先頭ラインの画像デ一夕から再送する。

したがって、正常に送信したページの画像データを再送
することなく、正常送信した次のページから画像データ
を再送することができる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のファクシミリ通信方式
にあっては、エラーの発生したページの先頭ラインの画
像データから再送するようになっていたため、エラーの
発生したページのうち、エラーの発生したラインまでの
正常受信された画像データは２重に再送されることとな
る。その結果、再送時の通信料金は２重送信されるライ
ン数の分だけ高くなるという問題があった。

（発明の目的〉 そこで、本発明は、ファクシ〔り通信中に通信を中断す
るエラーが発生したとき、ファクシミリ制御信号により
、正常受信したライン数を受信側より通知し、送信側は
通知された当該ページの当該ライン以降の画像データか
ら再送することにより、正常受信された画像データを１
ラインでも２重送信することを防止して、通信料金を低
減することを目的としている。

（発明の構成） 本発明は、上記目的を達或するため、画像メモリを備え
た送信側ファクシミリ装置が送信用画像データを一旦画
像メモリに蓄積した後送信し、受信側ファクシミリ装置
が受信した画像データを画像メモリに蓄積するファクシ
【り装置間のファクシミリ通信方式であって、ファクシ
ミリ通信途中にページ中断のエラーが発生すると、受信
側ファクシミリ装置がファクシミリ制御信号中に当該ペ
ージの正常受信したライン数を付加して送信し、送信側
ファクシミリ装置が、再送時、再送画像データに関する
情報をファクシミリ制御信号に付加して送信した後、該
正常受信ラインの次のラインの画像データから送信を再
開することを特徴としている． 以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第ｌ図〜第７図は本発明の一実施例を示す図である。

第１図は本発明のファクシミリ通信方式に適用されるフ
ァクシミリ装置ｌのブロック図であり、ファクシミリ装
置１は、システム制御部２、ＲＯＭ　（Ｒｅａｄ　Ｏｎ
ｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）　　３、メモリ部４、スキャナ５
、プロッタ６、通信制御部７、網制御部８、画像処理部
９および操作部１０等を備えている。

ＲＯＭ３にはファクシミリ装置１としての基本プログラ
ムや本発明の再送処理プログラム等が格納されており、
システム制御部２はＲＯＭ３内のプログラムに従ってフ
ァクシミリ装置１の各部を制御してファクシミリ装置ｌ
としてのシーケンスを実行するとともに、本発明の再送
処理を実行する。

メモリ部４は大容量メモリであり、送信画像データおよ
び受信画像データを蓄積するとともに、送信情報や受信
情報等の各種情報を記憶する。送信情報としては、送信
先、送信画像データのファイル胤、送信済画像データ（
正常送信した画像データ）のページ数およびライン数等
があり、受信情報としては発信元、受信画像データのフ
ァイル狙、受信済画像データ（正常受信した画像データ
）のページ数およびライン数等がある。

スキャナ５としては例えばＣ　Ｏ　Ｄ　（Ｃｈａｒｇｅ
　Ｃｏｕｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）を利用したライン・
スキャナが用いられており、１ライン毎に原稿を読み取
って画像データとして出力する。

ブロッタ６としては、例えば、サーマル素子を利用した
サーマル記録装置が用いられており、プロンタ６は感熱
記録紙に直接、あるいはインクシ一トを介して間接的に
普通記録紙に記録する。

通信制御部７は相手ファクシミリ装置とファクシミリ制
御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。ま
た、通信制御部７は、後述するように、本発明の再送処
理を行うための各種情報を付加したファクシ５り制御信
号を送・受信し、受信したファクシミリ制御信号を解析
して当該各種情報を取り出す。

網制御部８には回線Ｌ、例えば電話回線が接続されてお
り、網制御部８は自動発・着呼動作等を行う。また、網
制御部８はモデムを備えており、送・受信信号の変・復
調を行う。

画像処理部９は符号化・復号化部や画像縮小処理部等を
備えており、画像データの符号化処理、復号化処理およ
び縮小処理等を行う。

操作部１０には表示部やテンキー等の各種操作キーが設
けられており、操作部１０から相手先電話番号や各種コ
マンドが入力され、表示部には人力コマンドやファクシ
ミリ装置ｌからオペレータに伝達する各種情報が表示さ
れる。

次に、作用を説明する。

いま、送信側および受信側の双方に、上記第ｌ図に示し
たファクシミリ装置ｌが設置されているものとして以下
説明する。

送信側ファクシミリ装置１は、送信時、スキャナ５に原
稿がセットされ、送信先電話番号等の送信情報が入力さ
れてスタートキーが投入されると、スキャナ５が原稿を
先頭ページよりｌ枚づつ読み取り、画像処理部９で符号
化した後、メモリ部４に一旦蓄積する。原稿の全ページ
の画像データのメモリ部４への蓄積が完了すると、送信
側（Ｔｘ）のファクシミリ装置１は、第２図に示すよう
に、受信側（Ｒｘ）のファクシミリ装置ｌを発呼し、受
信側ファクシミリ装置１は、第３図に示すように、ＣＥ
Ｄ信号（被呼端末識別信号）およびＮＳＦ信号（非標準
機能識別信号〉を送出する（ステップＳ１、Ｓｔ）．こ
のＮＳＦ信号には、第４図に示すように、本発明の再送
方式の機能を有している旨の情報が付加されている。

一方、送信側ファクシミリ装置ｌは、第５図に示すよう
に、ＮＳＦ信号を受信すると（ステソブＰ＋）、ＮＳＦ
信号を解析して本方式の機能有を示す情報が付加されて
いるかチェックし（ステップｐｔ　）　、本方式の機能
を受信側が有していないときには、通常の送信処理を実
行する（ステップＰ，）。受信側ファクシミリ装置ｌが
本方式の機能を有しているときには、今回の通信が再送
信かどうかチェックしくステップＰ４〉、再送信でない
ときには、ＮＳＳ信号（非標準機能設定信号）を送出す
る（ステップＰｓ）。このとき、送信側ファクシミリ装
置１はＮＳＳ信号に、第６図に示すように、本方式の機
能による送信を指定（実行）する旨の情報およびファイ
ル弘や発信元電話番号等の送信情報を付加する。送信側
ファクシミリ装置１は、さらに、ＴＣＰ信号を送出して
モデムのトレーニングチェックを行う　（ステップＰ６
）。

受信側からＣＦＲ信号（受信準備確認信号）が送信され
てくるかチェソクしくステップｐｔ）、トレーニングに
失敗すると、通信レートを下げて再度トレーニングを行
う　（ステップＰａ）。ＣＦＲ信号を受信すると、メモ
リ部４より画像データを先頭ページからライン数をカウ
ントしながら読み出して送信しくステップＰ．）、１ペ
ージ分の画像データの送信が終了すると（ステップＰ＋
ｏ）、ポストメソセージを送出する（ステップＰ　ｚ）
。

受信側ファクシミリ装置ｌはＮＳＳ信号を受信すると（
ステップ３３　）　、ＮＳＳ信号を解析し、本方式の機
能の指定があるかどうかチェノクする（ステップＳ４）
．本方式の機能の指定がないときには、通常受信処理を
行い（ステップ５５）、本方式の機能の指定が有るとき
には、本方式の機能のモードをセットする（ステップＳ
６）。次に、再送信かどうかチｊ−７クし（ステップＳ
７）、再送信でなければそのまま画像データを受信する
。

受信した画像データを復調した後、一旦メモリ部４に蓄
積し、同時に画像処理部９に渡して復号化するとともに
、ライン数をカウントしてメモリ部４に記憶する。また
、画像処理部９ではデコードエラーをチェックし、デコ
ードエラー数が所定のスレソシュ値を越えるか、回線上
の品質劣化が発生したかをチェソクして正常受信ライン
数をカウントする（ステップＳｓ）。１ページ分の画像
データの受信が完了すると（ステソプＳ，）、ポストメ
ッセージを受信した後（ステップＳＩｏ）、通信を終了
するようなエラー、すなわち、デコードエラーが所定の
スレッシュ値を越えるか、回線上の品質の劣化が発生し
たか等を判断し（ステノプＳ＋＋）　、正常受信した場
合には、画像データを正常受信したことを示す信号、例
えば、ＭＣＦ信号（メッセージ確認信号）を送出して次
ページの原？の送信が有るかチェソクする（ステソプＳ
ｌ■）．次ページの原稿が有るときには、同様に次ペー
ジの受信処理を行い（ステソブＳ＋ｚ）、次ページが無
いときには通信を終了する。

ステップＳｌｌで、通信を中断するようなエラーが発生
すると、メモリ部４より正常受信したライン数を読み出
し、第７図に示すように、否定応答信号に正常受信した
ライン数を付加して送出する（ステソプＳ＋４）。また
、正常受信した画像データについては、受信情報、すな
わち、ファイル名、発信元名または発信元電話番号等と
ともにメモリ部４に記憶する（ステップＳ１，）。

一方、送信側ファクシミリ装置ｌは、ポストメッセージ
を送出すると、応答受信を待ち（ステップＰｌ！）、応
答受信が無いときには通常のりカバリー処理を行う（ス
テップＰ　１３）。応答受信が有ると、正常受信された
かどうかチェックし（ステップＰ．）、正常に受信され
たときには、原稿に次ページが有るかどうかチェックす
る（ステップＰｕｓ）。次ページが無いときには、通信
を終了し、次ページが有るときには、次ページの送信処
理を同様に行う（ステソプＰ４）． ステップＰｌ４で、否定応答信号を受信したときには、
正常受信ライン数が付加されているかチェックし（ステ
ップＰ＋ｗ）、正常受信ライン数が付加されていないと
きには、通常のりカバリー処理、すなわち、エラーの発
生したページからの再送処理を行う（ステップＰｌ３）
。ステップＰ門で正常受信ライン数が付加されていると
きには、正常受信ライン数を送信情報、すなわち、ファ
イル磁や送信先等とともに゛メモＵ部４に記憶する．こ
のとき、送信側ファクシミリ装置ｌは１ページ分の画像
データの送信が終了しても、受信側から正常受信した旨
の肯定応答があるまでは、メモリ部４に保持しておく． ファクシミリ通信中に、通信を中断するようなエラーが
発生すると、送信側ファクシミリ装置ｌは再送処理を行
う。このとき、ファクシミリ装置ｌは送信時と同様の手
順で送信を行うが、ステップＰ４で、再送信と判断する
と、メモリ部４より送信情報および受信側で正常受信し
たライン数を読み出し、第６図に示すように、本方式の
機能を指定する旨の情報および送信情報（再送信する画
像データのファイル名等）をＮＳＳ信号に付加して送出
する（ステップＰｌ９）−ＮＳＳ信号を送出すると、通
常の送信時と同様にトレーニングチェック等の前処理を
行った後（ステップＰ６、Ｐ．）、正常受信されたライ
ンの次のラインの画像データから順次メモリ部４から読
み出し、送信する（ステップＰ９）。

一方、受信側ファクシミリ装置ｌは、ステップＳ，で、
再送信と判断すると、ＮＳＳ信号に基づいてエラーの発
生した通信ファイルのエラー発生ページの画像データの
うち、正常受信したラインの画像データを準備し（ステ
ップＳ，ｔ，）、エラー発生ラインの次のラインからの
画像データが送信されてくると、これらの画像データを
接なげてメモリ部４に蓄積する（ステップＳａ）。１ペ
ージ分の画像データを正常受信すると、肯定応答を送出
し（ステップＳ，。）、以下、通常通信の場合と同様に
処理する。

したがって、再送時、正常受信されたラインデータを２
重に送・受信することを防止することができ、再送のた
めの通信時間を短縮することができる。その結果、通信
料金を節減することができる。

（効果） 本発明によれば、正常受信された画像データを１ライン
でも２重送信することを防止することができ、通信料金
を低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図〜第７図は本発明のファクシミリ通信方式の一実
施例を示す図であり、第１図はそのファクシミリ通信方
式に適用されるファクシミリ装置のブロック図、第２図
はそのファクシミリ手順を示すタイムチャート、第３図
はその受信側のファクシ≧り装置の受信処理のフローチ
ャート、第４図はそのＮＳＦ信号のフォーマット図、第
５図はその送信側のファクシミリ装置の送信処理のフロ
ーチャート、第６図はそのＮＳＳ信号のフォーマン マ ト図、第７図はそのボストメ ソト図である。 ｌ・・・・・・ファクシミリ装置、 ２・・・・・・システム制御部、 ３・・・・・・ＲＯＭ， ４・・・・・・メモリ部、 ５・・・・・・スキャナ、 ６・・・・・・プロッタ、 ７・・・・・・通信制御部、 ８・・・・・・網制御部、 ９・・・・・・画像処理部、 １０・・・・・・操作部。 ッセージのフォー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像メモリを備えた送信側ファクシミリ装置が送信用画
   像データを一旦画像メモリに蓄積した後送信し、受信側
   ファクシミリ装置が受信した画像データを画像メモリに
   蓄積するファクシミリ装置間のファクシミリ通信方式で
   あって、ファクシミリ通信途中にページ中断のエラーが
   発生すると、受信側ファクシミリ装置がファクシミリ制
   御信号中に当該ページの正常受信したライン数を付加し
   て送信し、送信側ファクシミリ装置が、再送時、再送画
   像データに関する情報をファクシミリ制御信号に付加し
   て送信した後、該正常受信ラインの次のラインの画像デ
   ータから送信を再開することを特徴とするファクシミリ
   通信方式。