JPH0313923Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313923Y2
JPH0313923Y2 JP1987121383U JP12138387U JPH0313923Y2 JP H0313923 Y2 JPH0313923 Y2 JP H0313923Y2 JP 1987121383 U JP1987121383 U JP 1987121383U JP 12138387 U JP12138387 U JP 12138387U JP H0313923 Y2 JPH0313923 Y2 JP H0313923Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulb
headlamp
reflector
position lamp
ineffective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987121383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6427901U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987121383U priority Critical patent/JPH0313923Y2/ja
Publication of JPS6427901U publication Critical patent/JPS6427901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0313923Y2 publication Critical patent/JPH0313923Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘツドランプ用バルブと、ポジシヨ
ンランプ用バルブとを備えたコンビネーシヨン型
の前照灯に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の前照灯を第3図および第4図を
参照して説明する。
図において、1はハウジングで、このハウジン
グ1には前面開口部10と後部開口部11とを設
け、その前面開口部10に前面レンズ12を接着
剤で接着してハウジング1および前面レンズ12
で画成させた灯室13を形成する。
2はリフレクタで、このリフレクタ2には内面
に回転放物面の反射面20を有する反射部21
と、その反射部21の両側に位置する反射無効部
分(ダミー部)22とを有し、前記反射部21の
中心にヘツドランプ用バルブのための挿入孔23
を設け、かつその反射部21の挿入孔23の下方
にポジシヨンバルブのための取付孔24とを設け
ている。そして、このリフレクタ2をハウジング
1に球継手14により傾動可能に支持すると共
に、ハウジング1とリフレクタ2との間に上下方
向用の光軸調整機構15および左右方向用の光軸
調整機構16を介装して光軸を調整し得るように
構成されている。
3はヘツドランプ用バルブで、このヘツドラン
プ用バルブ3はフイラメント(図示せず)を封入
したガラス管球30と、そのガラス管球30の後
部に設けた口金31と、その口金31に設けた取
付鍔部32と、口金31の後部に設けたコネクタ
部33とからなる。そして、このヘツドランプ用
バルブ3のガラス管球30をハウジング1の後部
開口部11およびリフレクタ2の挿入孔23から
灯室13内のリフレクタ2の反射面20側に挿入
し、ヘツドランプ用バルブ3の取付鍔部32をリ
フレクタ2の挿入孔23にセツトし、ヘツドラン
プ用バルブ3をリフレクタ2に、フイラメントが
反射面20の焦点に位置するように着脱可能に取
付ける。
34はヘツドランプ用バルブ3の周囲に配設し
たシエードで、このシエード34はヘツドランプ
用バルブ3からの光でリフレクタ2の反射面20
で反射して前面レンズ12を通つて前方に照射さ
れる光の内、有害な眩惑光となる光を遮断する。
4はゴム製の防水キヤツプで、この防水キヤツ
プ4は円筒状の嵌合部40と、その嵌合部40の
後端周縁よりスカート状に一体に延設した可撓部
41と、その可撓部41の周縁に一体に設けた環
状の取付部42とからなる。この防水キヤツプ4
の嵌合部40をヘツドランプ用バルブ3の口金3
1に外嵌し、その防水キヤツプ4の取付部42を
ハウジング1の後部開口部11に取付キヤツプ4
3により着脱可能に取付ける。
5はポジシヨンランプ用バルブで、このポジシ
ヨンランプ用バルブ5をリフレクタ2のポジシヨ
ンランプ取付孔24に取付ける。
上記の構成よりなる前照灯は、夜間ヘツドラン
プ用バルブ3を点灯させ、そのヘツドランプ用バ
ルブ3からの光をリフレクタ2の反射面20で前
面レンズ12側に反射させ、その反射光を前面レ
ンズ12により制御して所定のパターンで前方を
照射する。
また、薄暗い時には、ポジシヨンランプ用バル
ブ5を点灯する。ヨーロツパ向けの仕様では、こ
のポジシヨンランプ点灯時に、車体の前方に対し
て80゜方向に所定の光度を必要とすることが規定
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来の前照灯は、リフレクタ
2の有効な反射面20にポジシヨンランプ用バル
ブ5を取付けたものであるから、ヘツドランプ用
のリフレクタ2の有効反射面20の面積が減少す
る。また、ポジシヨンランプ用バルブ5をヘツド
ランプ用バルブ3の下方に配設したので、ヘツド
ランプ用バルブ3からの光がポジシヨンランプ用
バルブ5を照らし、そのポジシヨンランプ用バル
ブ5の影がリフレクタ2の反射面20に映し出さ
れ、この結果リフレクタ2の有効反射面20がさ
らに減少するなどの問題がある。
本考案は、ポジシヨンランプ用バルブを備えて
いても、ヘツドランプ用のリフレクタの有効反射
面20を減少させることがなく、ポジシヨンラン
プ用点灯時に確実に所定の方向を照射し得る前照
灯を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成するため、ヘ
ツドランプ用バルブと、そのヘツドランプ用バル
ブからの光を前面レンズに反射させるリフレクタ
と、ポジシヨンランプ用バルブとを備え、前記リ
フレクタの両側に無効反射部分を有する前照灯に
おいて、前記ポジシヨンランプ用バルブを前記リ
フレクタの一方の無効反射部分に配設すると共
に、他方の無効反射部分に前記ポジシヨンランプ
用バルブからの入射光を所望の方向に反射させる
ポジシヨンランプ反射面を形成したことを特徴と
する。
〔作用〕
本考案は、前記の如く、リフレクタの一方の無
効反射部分にポジシヨンランプ用バルブを配設し
たので、ヘツドランプ用のリフレクタの有効反射
面にポジシヨンランプ用バルブを配設するための
デツトスペースが形成されることがない。また、
ポジシヨンランプ用バルブを点灯させた際には、
ポジシヨンランプ用バルブから入射する光を他方
の無効反射部分に形成したポジシヨンランプ反射
面により確実に所望の方向(例えばヨーロツパ向
けの場合80゜方向)に反射させてポジシヨンラン
プとしての機能を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る前照灯の一実施例を第1図
および第2図を参照して説明する。
第1図および第2図において、第3図および第
4図と同一符号は同一のものを示す。第1図およ
び第2図において、6はポジシヨンランプ用バル
ブで、このポジシヨンランプ用バルブ6はフイラ
メント(図示せず)を封入したガラス管球60
と、そのガラス管球60の後部に設けた口金61
と、その口金61の後部に設けたコネクタ部62
とを備えている。17はハウジング1のリフレク
タ2の一方の無効反射部分22に対応する個所に
設けたポジシヨンランプ用バルブの取付孔であ
る。25はリフレクタ2の一方の無効反射部分2
2の前記ハウジング1の取付孔17に対応する箇
所に設けた透孔で、この透孔25の内径は前記ポ
ジシヨンランプ用バルブ6の口金61の外径より
若干大きい。26はリフレクタ2の透孔25を設
けた無効反射部分22と反射側の他方の無効反射
部分22′の表面に設けた反射面で、この反射面
26はポジシヨンランプ用バルブ6からの入射光
を所定の方向に反射するように形成する。
本考案の前照灯は、以上の如き構成よりなるか
ら、夜間ヘツドランプ用バルブ3を点灯さると、
そのヘツドランプ用バルブ3からの光をリフレク
タ2の反射面20で前面レンズ12側に反射さ
せ、その反射光を前面レンズ12により制御して
所定のパターンで前方を照射する。このとき、ポ
ジシヨンランプ用バルブ6はリフレクタ2の一方
の無効反射部分22に配設されているので、ヘツ
ドランプ用のリフレクタ2の反射面20に無効部
分が形成されるようなことはない。
また、薄暗い時には、ポジシヨンランプ用バル
ブ6を点灯すると、そのポジシヨンランプ用バル
ブ6からの光が他方の無効反射部分22′の反射
面26で反射し、その反射光が所定の方向、例え
ば車体の前方に対して80゜の方向に前面レンズ1
2を通つて照射されてポジシヨンランプとしての
機能を向上させることができる。
このように、本考案においては、ヘツドランプ
用のリフレクタ2の一方の無効反射部分にポジシ
ヨンランプ用バルブを配設すると共に、他方の無
効反射部分にポジシヨンランプ用の反射面26を
設けたので、ヘツドランプ用反射面20とポジシ
ヨンランプ用反射面26とが一体に構成され、ポ
ジシヨンランプ用反射面26を有するにも拘らず
部品点数が増えることがない。
なお、上述の実施例においては、前面レンズ1
2およびハウジング1により画成された灯室13
内にリフレクタ2とヘツドランプ用バルブ3およ
びポジシヨンランプ用バルブ6を収納し、そのリ
フレクタ2をハウジング1に対し光軸調整可能に
支持したものについて説明したが、リフレクタお
よび前面レンズにより画成された灯室内にヘツド
ランプ用バルブおよびポジシヨンランプ用バルブ
を配設し、この灯具ユニツト全体を車体などに光
軸調整可能に取付けたものに適用することができ
る。
(考案の効果〕 以上述べたように、本考案の前照灯は、ヘツド
ランプ用のリフレクタの有効反射面にポジシヨン
ランプ用バルブを配置するためのデツドスペース
が形成されることがなく、かつ、ポジシヨンラン
プ用バルブの点灯時には確実に所定の方向を照射
してポジシヨンランプとしての機能を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る前照灯の一実施例を示し
た断面図、第2図は本考案の前照灯に使用される
リフレクタの正面図である。第3図は従来の前照
灯を示した断面図、第4図は従来の前照灯に使用
されるリフレクタの正面図である。 1……ハウジング、12……前面レンズ、2…
…リフレクタ、20……有効反射面、22……一
方の無効反射部分、22′……他方の無効反射部
分、25……透孔、3……ヘツドランプ用バル
ブ、6……ポジシヨンランプ用バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドランプ用バルブと、そのヘツドランプ用
    バルブからの光を前面レンズに反射するリフレク
    タと、ポジシヨンランプ用バルブとを備え、前記
    リフレクタの両側に無効反射部分を有する前照灯
    において、前記ポジシヨンランプ用バルブを前記
    リフレクタの一方の無効反射部分に配設すると共
    に、他方の無効反射部分に前記ポジシヨンランプ
    用バルブからの入射光を所望の方向に反射させる
    ポジシヨンランプ反射面を形成したことを特徴と
    する前照灯。
JP1987121383U 1987-08-10 1987-08-10 Expired JPH0313923Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987121383U JPH0313923Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987121383U JPH0313923Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6427901U JPS6427901U (ja) 1989-02-17
JPH0313923Y2 true JPH0313923Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=31368335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987121383U Expired JPH0313923Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0313923Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016124748A1 (de) * 2016-12-19 2018-06-21 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Leuchte für eine Kraftfahrzeugkarosserie

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654502B2 (ja) * 1975-01-30 1981-12-25

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654502U (ja) * 1979-10-03 1981-05-13
JPS6075902U (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 市光工業株式会社 車輛用灯具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654502B2 (ja) * 1975-01-30 1981-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6427901U (ja) 1989-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5353204A (en) Vehicular headlamp assembly having auxiliary lamp
JPH0740441B2 (ja) 自動車用前照灯装置
US4903173A (en) Headlight device
JPH0480481B2 (ja)
JPH11329011A (ja) 自動車用ヘッドランプ
JP3020135B2 (ja) 自動車用前照灯
JP3133244B2 (ja) 車輌用前照灯
KR100438263B1 (ko) 차량용 등기구
JPH0313923Y2 (ja)
JP3163271B2 (ja) 車輌用前照灯
JPH0418406B2 (ja)
JPH0318285Y2 (ja)
JP2524855Y2 (ja) リフレクター可動型ポジションランプ内蔵自動車用ヘッドランプ
JP2579620Y2 (ja) 車輌用灯具
JPH029445Y2 (ja)
JP2568588Y2 (ja) 前照灯
JP3257396B2 (ja) 車両用前照灯
JPS587523Y2 (ja) 自動車用前照灯
JPS6010004Y2 (ja) 車両用前照燈
JPH0429441Y2 (ja)
KR930005812Y1 (ko) 전조등 장치
JPS6128323Y2 (ja)
JPH0226084Y2 (ja)
JPH0531763Y2 (ja)
JP2596148Y2 (ja) 自動車用前照灯