JPH03128885A - エスカレータ装置 - Google Patents

エスカレータ装置

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JPH03128885A
JPH03128885A JP2138098A JP13809890A JPH03128885A JP H03128885 A JPH03128885 A JP H03128885A JP 2138098 A JP2138098 A JP 2138098A JP 13809890 A JP13809890 A JP 13809890A JP H03128885 A JPH03128885 A JP H03128885A
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guide rail
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escalator
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/08Carrying surfaces
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B31/00Accessories for escalators, or moving walkways, e.g. for sterilising or cleaning
    • B66B31/006Accessories for escalators, or moving walkways, e.g. for sterilising or cleaning for conveying hand carts, e.g. shopping carts

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特殊運転時に通常運転時の通常形態から車椅
子等を搭載可能な特殊形態に変態動作する特殊踏段を備
えたエスカレータ装置の構造の改良に関するものである
〔従来の技術〕
エスカレータは周知の如く、人や荷物を階上又は階下に
搬送する装置であるが、一般の利用者である健常者を基
準に構成されているので、車椅子を利用する車椅子利用
者の便宜や社会福祉の向上に寄与することができない。
そこで最近では、車椅子用運転時に通常運転時の通常形
態から車椅子を搭載可能な車椅子形態に変態動作する車
椅子用踏段を備えたエスカレータ装置が提案されている
この特殊踏段である車椅子用踏段を備えたエスカレータ
装置は、例えば特開昭63−61266号、特公昭63
−19437号、及び63−19438号公報等に示さ
れている様に、エスカレータの複数の通常踏段間に介在
配置され車椅子用運転時に搬送方向後方に揺動傾斜する
傾斜踏板を備えた第1の車椅子用踏段と、この第1の車
椅子用踏段の後方に隣接配置され車椅子用運転時に出没
可能のフォークを内部からクリートライザの貫通孔を介
して外部後方に突出する第2の車椅子用踏段と、この第
2の車椅子用踏段の後方に隣接配置され車椅子用運転時
に該フォークと係合して上昇する可動踏板を有する第3
の車椅子用踏段と、主枠の内部の乗降口相当部にそれぞ
れ配設され車椅子用運転時に車椅子用踏段を変態動作さ
せる複数の仕掛装置等から構成されている。そしてこの
複数の仕掛装置は、人為操作に基づく駆動源の駆動によ
り動作してエスカレータの乗降口に一時停止した第1・
第2・第3の車椅子用踏段を通常形態から車椅子形態に
或は車椅子形態から通常形態にそれぞれ変態動作させて
いた。
(発明が解決しようとする課題) 従来のエスカレータ装置は以上の様に構成され、エスカ
レータの乗降口に第1・第2・第3の車椅子用踏段を一
時停止させた後に、仕掛装置に第1・第2・第3の車椅
子用踏段を変態動作させていたので、エスカレータの輸
送能力の低下を防止し得なかった。また、傾斜踏板、フ
ォーク、若しくは可動踏板等の可動部材の動作や復帰操
作が極めて煩雑化するという問題点があった。
本発明は上記に鑑みなされたもので、エスカレータの輸
送能力の維持向上、及び可動部材の動作や復帰操作を自
動ならしめることのできるエスカレータ装置を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の発明においては上述の目的を遠戚するた
め、エスカレータの主枠に配置されて循環移動する複数
の通常踏段と、この複数の通常踏段間に介在配置された
特殊踏段と、この特殊踏段の内部に配設され特殊運転時
に可動子の特殊踏段の内部幅方向への移動に基づき動作
して特殊踏段を通常形態から特殊形態に又は特殊形態か
ら通常形態に変態動作させる駆動力伝達機構と、主枠の
内部の乗降口相当部に配設され特殊運転時に特殊踏段の
駆動力伝達機構を動作させる誘導レール装置とを備え、
しかも、誘導レール装置を、特殊運転時に主枠の内部幅
方向に揺動して係合する可動子を特殊踏段の移動に基づ
き特殊踏段の内部幅方向の中央部から側部に誘導移動さ
せ駆動力伝達機構に特殊踏段を通常形態から特殊形態に
変態動作させる可動誘導レールと、主枠の内部幅方向に
傾斜して配設され係合する可動子を特殊踏段の移動に基
づき特殊踏段の内部幅方向の側部から中央部に誘導移動
させ駆動力伝達機構に特殊踏段を特殊形態から通常形態
に変態動作させる固定誘導レールとから構成したことを
特徴としている。
また、本発明の第2の発明においては上述の目的を達成
するため、エスカ・レータの主枠に配置されて循環移動
する複数の通常踏段と、この複数の通常踏段間に介在配
置された特殊踏段と、この特殊踏段の内部に配設され特
殊運転時に可動子の特殊踏段の内部幅方向への移動に基
づき動作して特殊踏段を通常形態から特殊形態に又は特
殊形態から通常形態に変態動作させる駆動力伝達機構と
、主枠の内部の乗降口相当部に配設され特殊運転時に動
作して特殊踏段の駆動力伝達機構を動作させる誘導レー
ル装置とを備え、しかも、誘導レール装置を、可動子を
特殊踏段の移動に基づき誘導移動させる主枠の内部幅方
向に傾斜した上下動可能の誘導レールから構成したこと
を特徴としている。
〔作用〕
本発明の第1の発明によれば、誘導レール装置を、特殊
運転時に主枠の内部幅方向に揺動して係合する可動子を
特殊踏段の移動に基づき特殊踏段の内部幅方向の中央部
から側部に誘導移動させ駆動力伝達機構に特殊踏段を通
常形態から特殊形態に変態動作させる可動誘導レールと
、主枠の内部幅方向に傾斜して配設され係合する可動子
を特殊踏段の移動に基づき特殊踏段の内部幅方向の側部
から中央部に誘導移動させ駆動力伝達機構に特殊踏段を
特殊形態から通常形態に変態動作させる固定誘導レール
とから構成しているので、エスカレータの輸送能力の維
持向上、可動部材の動作や復帰操作の自動化、特殊踏段
の変態動作時の衝撃や振動の抑制、特殊踏段の変態動作
の確実化、及び通常運転時における可動部材の動作の規
制が可能となる。
また、本発明の第2の発明によれば、誘導レール装置を
、特殊運転時に上昇して可動子を特殊踏段の移動に基づ
き特殊踏段の内部幅方向に誘導移動させる主枠の内部幅
方向に傾斜した誘導レールから構成しているので、エス
カレータの輸送能力の維持向上、可動部材の動作や復帰
操作の自動化、及び特殊踏段の変態動作の確実化を図る
ことができる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第18図に示す一実施例に基づき本発明
の第1の発明を詳述すると、図中、(1)はエスカレー
タの本体たる主枠で、この主枠(1)は第1図、第3図
及び第4図に示す如く、上階に水平に設けられた上端部
(1a)と、下階に水平に設けら、れた下端部(lb)
と、上端部(1a)と下端部(1,b)との間に傾斜し
て架設された中間部(IC)と、上端部(la)の水平
上部に敷設された櫛板からなる乗降口床(1d)と、下
端部(1b)の水平上部に敷設された櫛板からなる乗降
口床(le)とから構成されている。
(2)は主枠(1)の両側に立設された欄干で、この欄
干(2)には第1図に示す如く、図示しない駆動機の駆
動に基づき循環移動する無端状の移動手摺(3)を巻回
配置している。
(4)は主枠(1)の内部長手方向に無端状に配設した
一対の前輪用ガイドレール、(5)は主枠(1)の内部
長手方向に無端状に配設した一対の後輪用ガイドレール
で、これら一対の前輪用ガイドレール(4)と一対の後
輪用ガイドレール(5)とが相俟って、主枠(1)の内
部長手方向に無端状の循環路を形成している。(6)は
主枠(1)の内部長手方向に配設した一対の傾斜用レー
ルで、この一対の傾斜用レール(6)は、上端部(1a
)と下端部(lb)とでは一対の後輪用ガイドレール(
5)と同じ水平高さに支持され、中間部(IC)では一
対の後輪用ガイドレール(5)より下方に位置する様に
支持されている(第6図参照)。
(7)は主枠(1)に配置した多数の通常踏段で、この
通常踏段(7)の前方上部には、軸(8)を水平に貫設
し、この軸(8)の両側部には、該駆動機の駆動に基づ
き移動手摺(3)と同期して循環移動する無端状の踏段
鎖(9)を連結するとともに、軸(8)の両端部には、
一対の前輪用ガイドレール(4)に係合・案内される前
輪(10)を回動自在に枢着している。また、通常踏段
(7)の後方における両側下部には、一対の後輪用ガイ
ドレール(5)に係合・案内される後輪(11)を回動
自在に枢着している。然して通常踏段(7)は、駆動機
の駆動に基づく踏段鎖(9)の循環移動により、一対の
前輪用ガイドレール(4)及び一対の後輪用ガイドレー
ル(5)に案内されつつ循環移動し、人や荷物を階上又
は階下に搬送する。
(12)は多数の通常踏段(7)の間に介在配置した車
椅子用踏段群で、この車椅子用踏段群(12)は第2図
に示す如く、第1の車椅子用踏段(13)と、この第1
の車椅子用踏段(13)の後方に隣接配置された第2の
車椅子用踏段(14)と、この第2の車椅子用踏段(1
4)の後方に隣接配置された第3の車椅子用踏段(15
)とを備え、エスカレータの通常運転時には通常踏段(
7)と同様の通常形態で循環移動し、車椅子運転時には
車椅子利用者(16)の車椅子(18a)を搭載可能な
車椅子形態に変態動作する機能を有している。
上記第1の車椅子用踏段(13)は第5図〜第8図に示
す如く、相対向する一対の踏段本体(130)と、この
踏段本体(130)の対向面の上部隅部に水平に突設さ
れたピン(130a)と、該踏段本体(130)に穿設
された孔(130b)と、該踏段本体(130)の対向
面の下部に突設されたカムフォロワ(130c)と、踏
段本体(130)・(130)の間に介在配置され一対
の踏段本体(130) と相俟って通常踏段(7)と同
し形態を形成する揺動自在の傾斜踏板(1’31)  
と、この傾斜踏板(131)の両側部の上部隅部に穿設
されビン(130a)に嵌入される穴(131a)と、
傾斜踏板(131)の内部の下部両側に配設された受具
(132)と、この受具(132)に出没可能に水平に
支持され通常運転時には傾斜踏板(1’31)の両側部
の孔を貫通して孔(130b)を貫通し、車椅子運転時
には孔(130b)から抜脱して傾斜踏板(131)の
自重に基づく傾斜を許容する棒状の保持子(133) 
と、この保持子(133)の端部に接続されたラック(
134) と、傾斜踏板(131)に穿設されカムフォ
ロワ(130c)に遊嵌される上下方向に指向した弧状
のカム孔(131b)と、傾斜踏板(131)の内面下
部に回動自在に軸支され上記一対の傾斜用レール(6)
に係合・案内されるローラ(135)とから構成されて
いる。
また、上記第2の車椅子用踏段(14)は、第9図〜第
11図に示す如く、その内部の上部両側に水平に配設さ
れた一対のフォークガイド(140)  と、この一対
のフォークガイド(140)に進退動可能に支持され通
常運転時には第2の車椅子用踏段(14)の内部に位置
し、車椅子運転時には背面であるクリートライザの貫通
孔を貫通して外部後方に突出移動する一対のフォーク(
141)  と、この一対のフォーク(141)の相対
向する側面の一部に刻設されたラック(142)  と
から構成されている。
そして、上記第3の車椅子用踏段(15)は第9図〜第
14図に示す如く、踏段本体(150)に上下動自在に
支持された可動踏板(151) と、この可動踏板(1
51)の下面前方に並設された複数のフォーク受(15
2)  と、この複数のフォーク受(152) に水平
に穿設され車椅子運転時に上記フォーク(141)に水
平に貫通される孔(’152 a )と、可動踏板(1
51)の内部の後方両側に傾斜して配設された受具(1
53)と、この受具(153)に上下動可能に支持され
通常運転時には可動踏板(151)の内部に位置し、車
椅子運転時には可動踏板(151)の踏面の貫通孔を貫
通して外部上方に突出し車椅子(16a)の車輪の動作
を規制する一対の車止め(154)  と、この一対の
車止め(154)の相対向する側面の一部に刻設された
ラック(155)とから構成されている。尚、第1・第
2・第3の車椅子用踏段(13)・(14)・(15)
のその他の部分は、通常踏段(7)と略同様に構成され
ている。また、本実施例では第1・第2・第3の車椅子
用踏段(13)・(14)・(15)からなる特殊踏段
を使用するものを示すが、これに限定されるものではな
い。
(17)は第1・第2・第3の車椅子用踏段(13)・
(14)・(15)の内部にそれぞれ配設した駆動力伝
達機構で、この駆動力伝達機構(17)は、車椅子運転
時に動作して第1・第2・第3の車椅子用踏段(13)
・(14)・(15)を通常形態から車椅子形態に、或
は車椅子形態から通常形態にそれぞれ変態動作させる機
能を有している。
以下、この駆動力伝達機構(17)の構造を第2の車椅
子用踏段(14)を例に第9図〜第11図を参照しつつ
詳述すると、(170)は第2の車椅子用踏段(14)
の内壁間に水平に隣接して架設された一対の軸で、この
一対の軸(170)には、平面略凸字状の複数の可動子
(171)が摺動自在に遊嵌され、この可動子(171
)の下面には、縦軸(172)が垂直に吊着されており
、この縦軸(172)の下部には、ゴム製の誘導ローラ
(173)が回動可能に軸支されている。また、可動子
(171)の長辺の立面部には、ラック(174)が刻
設されている。(175)は第2の車椅子用踏段(14
)の内部に軸受(図示せず)を介して垂直に軸支された
回動自在の中間軸で、この中間軸(175)の上部には
、上記フォーク(141)のラック(142) と噛合
するピニオン(176)が嵌着され、中間軸(175)
の下部には、可動子(171)のラック(174)  
と噛合するピニオン(177)が嵌着されている。尚、
第1の車椅子用踏段(13)の内部に配設された駆動力
伝達機構(17)も上述したものと略同様に構成されて
いるが、ピニオン(17B)がラック(174)と噛合
する点及びピニオン(177)が保持子(133)のラ
ック(134) と噛合する点が異なっている。また、
第3の車椅子用踏段(15)の内部に配設された駆動力
伝達機構(17)も上述したものと略同様に構成されて
いるが、可動子(171)が側面5角形状に形成されて
いる点及び中間軸(175)が傾斜して軸支されている
点が異なっている。尚、本実施例では、上述した構造の
駆動力伝達機構(17)を使用するものを示すが、これ
に限定されるものではない。
(1a) ・(18A)は上記主枠(1)の上端部(1
a)と下端部(1b)の内部にそれぞれ配設した誘導レ
ー、ル装置で、この誘導レール装置(18)・(18A
)は車椅子運転時に動作して駆動力伝達機構(17)を
動作させ、この駆動力伝達機構(17)に第1・第2・
第3の車椅子用踏段(13)・(14)・(15)を変
態動作させる機能を有している。
この誘導レール装置(18)・(18八)は略同構成で
あるので、下端部(1b)の内部に配設した誘導レール
装置(18A)の構造を第1O図及び第15図を参照し
つつ詳述すると、(180)は下端部(lb)の内部に
平面略逆への字状に敷設されな一対の固定誘導レールで
、この山形鋼からなる固定誘導レール(180)は乗降
口床(le)の前方の直下に近接して固定された一端部
(180a)と、この一端部(180a)の搬送方向前
方に配設され下端部(lb)の側部に近接して位置する
他端部(180b)と、一端部(180a)と他端部(
180b)との間に水平に傾斜して架設された中間部(
180c)とから構成されている。(181)は固定誘
導レール(180)・(180)の中間部(180C)
・(180c)の相対向する立面部に間隙を介して重合
された山形鋼からなるガイドレールで、このガイトレー
ル(’181)の立面の背面には、中間部(180c)
の立面部を水平に遊貫する複数のロッド(182)が取
着され、このロッド(182) には発条座(183)
が嵌着されている。(184)は下端部(1b)の内部
に固定された複数の発条ブラケットで、この発条ブラケ
ット(184)の立面部はロッド(182)の端部に貫
通され、ごのロッド(182)の端部には締結具が螺着
されている。(185)はロッド(182) に嵌入さ
れて発条座(183)  と発条ブラケット(184)
  との間に介在配置されたコイル状の発条で、この発
条(185)はガイドレール(181)を下端部(1b
)の内部幅方向の中央部に向けて弾圧付勢する作用を営
む。(186)は下端部(1b)の内部に固定された複
数のスイッチブラケットで、このスイッチブラケット(
18B) には、動作してエスカレータを停止又はエス
カレータを一旦逆方向に逆転運転させる検出スイッチ(
187)が配設され、この検出スイッチ(187) に
対向するガイドレール(181)の背面の対向部には、
中間部(180c)を貫通して検出スイッチ(187)
に近接するピン(188)が水平に取着されている。
(189)は一対の固定誘導レール(180)・(18
0)間に位置する一対の可動誘導レールて、この山形鋼
からなる可動誘導レール(189)は、乗降口床(le
)の前方の直下に近接して固定された一端部(189a
)と、この一端部(189a)の搬送方向前方に配置さ
れた他端部(189b)と、一端部(189a)と他端
部(189b)との間に縦軸(189c)・(ta9c
)を介して枢着された中間部(189d)とから構成さ
れている。そして、この可動誘導レール(189)・(
189)には固定誘導レール(180)  と左右対称
に、ガイトレール(181)ロッド(182)、発条圧
(183) 、発条ブラケット(184) 、発条(1
85) 、スイッチブラケット(186)、検出スイッ
チ(187) 、及びピン(188)がそれぞれ配設さ
れている。(190)は他端部(189b)・(189
b)の間に回動可能に軸架された螺子軸で、この螺子軸
(190)の両側には、螺子が螺刻され、螺子軸(19
0)の他端部(189b)を貫通した端部には、ナツト
(191)がそれぞれ螺嵌されている。また、螺子軸(
190)の中央部には、スプロケット(192)が嵌着
されている。(193)は下端部(1b)の内部に固定
した電動機で、この電動機(193)の軸(193a)
の先端には、スプロケット(194)が嵌着されており
、このスプロケット(194)  と該スプロケット(
192)には、動力伝達用の無端状のチェーン(195
)が巻回されている。然して、電動機(193)の駆動
に基づく螺子軸(190)の回転により、可動誘導レー
ル(18!+1・(189)は固定誘導レール(180
)・(180) と平行な車椅子状態と、直線状となる
通常運転状態とに切換えられる様に構成されている。尚
、上端部(la)の内部に配設された誘導レール装置(
18)も上述したものと略同様に構成されているが、前
後対称に構成されている点が異なる。
(19)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用ガ
イドレール(5)の帰路側の下端部に位置させた第1の
スイッチで、この第1のスイッチ(19)は第3図に示
す如く、車椅子運転時に動作してエスカレータの上昇運
転の場合には、エスカレータを減速動作させるとともに
、誘導レール装置(18A)の電動機(193)を正転
駆動させる機能を有している。また、エスカレータの下
降運転の場合には、エスカレータを増速動作させる機能
を有している。
(20)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用ガ
イドレール(5)の往路側の下端部に位置させた第2の
スイッチで、この第2のスイッチ(20)は第3図に示
す如く、車椅子運転時に動作してエスカレータの上昇運
転の場合には、エスカレータを増速動作させるとともに
、誘導レール装置(18A)の電動機(193)を逆転
駆動させる機能を有している。また、エスカレータの下
降運転の場合には、エスカレータを減速動作させる機能
を有している。
(21)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用ガ
イドレール(5)の往路側の上端部に位置させた第3の
スイッチで、この第3のスイッチ(20)は第4図に示
す如く、車椅子運転時に動作してエスカレータの上昇運
転の場合に、エスカレータを減速動作させる機能を有し
ている。また、エスカレータの下降運転の場合には、エ
スカレータを増速動作させるとともに、誘導レール装置
(18)の電動機(193)を逆転駆動させる機能を有
している。
(22)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用ガ
イドレール(5)の帰路側の上端部に位置させた第4の
スイッチで、この第4のスイッチ(22)は第4図に示
す如く、車椅子運転時に動作してエスカレータの上昇運
転の場合には、エスカレータを増速動作させる機能を有
している。また、エスカレータの下降運転の場合には、
エスカレータを減速動作させるとともに、誘導レール装
置(1B)の電動機(193)を正転駆動させる機能を
有してし)る。
(23)は第1の車椅子用踏段(13)の前方に隣接し
て位置する通常踏段(7A)に配設したアクチュエータ
で、このアクチュエータ(23)は第3図及び第4図に
示す如く、車椅子運転時に動作して上記第1・第2・第
3・第4のスイッチ(19)・(20)・(21)・(
22)を当接して動作させる機能を有してし)る。
(24)は欄干(2)の内側部の上端部及び下端部に配
設したスイッチて、このスイッチ(24)は第1図に示
す如く、エスカレータを通常運転から車椅子運転に切換
えるとともに、アクチュエータ(23)を第1・第2・
第3・第4のスイ・ソチ(19)・(20)・(21)
 −(22)に当接可能に動作させる車椅子運転切換ス
イッチ(24a) と、車椅子運転起動スイッチ(24
b)  とから構成されている。
次に動作について説明するが、説明の便宜上、上昇運転
の場合について説明する。
先ず、通常運転の場合には、駆動機の駆動に基づく踏段
鎖(9)の循環移動により、車椅子用踏段群(12)は
通常踏段(7)・(7八)と同様の通常形態で循環移動
して、一般利用者を乗り口である乗降口床(1e)から
降り口である乗降口床(ldlに搬送する。
次に車椅子運転の場合について述べる。先ず、乗り口で
ある乗降口床(1e)にやって来た車椅子利用者(16
)や介護者がスイッチ(24)の車椅子運転切換スイッ
チ(24a)を操作すると、移動中の通常踏段(7A)
のアクチュエータ(23)が第1・第2・第3・第4の
スイッチ(19)・(20)・(21)・(22)に当
接可能に動作する。そして、この通常踏段(7A)のア
クチュエータ(23)が乗り口に接近移動すると、第1
のスイッチ(19)を当接して動作させ、エスカレータ
を減速動作させるとともに、誘導レール装置(18八)
の電動機(193)を正転駆動させる。即ち、電動機(
,193)が正転駆動してスプロケット(194)を回
転させ、チェーン(195)が循環移動してスプロケッ
ト(192)を回転させ、螺子軸(1!10)が回転し
て一対の可動誘導レール(189)を直線状の通常運転
状態から一対の固定誘導レール(180)と平行な車椅
子状態に揺動させる。
次いで、乗降口床(1e)に第1・第20車椅子用踏段
(13)・(14)が水平移動して来て、駆動力伝達機
構(17)の誘導ローラ(173)・(173)が固定
誘導レール(180)・(1ao)と可動誘導レール(
189)・(189)の間に移動しつつ順次進入すると
、駆動力伝達機構(17)が動作して第1の車椅子用踏
段(13)の傾斜踏板(131)を傾斜させるとともに
、第2の車椅子用踏段(14)の一対のフォーク(14
1)を内部からクリートライザの貫通孔を介して外部後
方に突出させ、車椅子形態の一部が形成される。この第
1・第2の車椅子用踏段(工3)・(14)の通常形態
から車椅子形態への変態動作を順次詳述すると、第1の
車椅子用踏段(工3)の場合には、誘導ローラ(173
)・(173)が転勤しつつ可動誘導レール(IH)・
(189)のガイドレール(1,1it)・(rst)
 に摺接・誘導されて可動子(171)・(171)を
第1の車椅子用踏段(13)の内部幅方向中央から側部
に摺動移動させ(第7図示矢印上参照)、ラック(17
4)が噛合するピニオン(178)を回転させてラック
(134)  と噛合するビニオン(177)を回転さ
せ、保持子(133)が孔(130b)から抜脱して傾
斜踏板(131)を自重に基づき傾斜揺動させるととも
に、ローラ(135)を傾斜用レール(6)に係合させ
る。
また、第2の車椅子用踏段(14)の場合には、誘導ロ
ーラ(173)・(173)が転勤しつつ可動誘導レー
ル(1B9)・(189)のガイドレール(181)・
(181)  に摺接・誘導されて可動子(174)・
(171)を第2の車椅子用踏段(14)の内部幅方向
の中央から側部に摺動移動させ、ラック(173)が噛
合するビニオン(177)を回転させてラック(142
)と噛合するピニオン(176)を回転させ、一対のフ
ォーク(141)がクリートライザの貫通孔を貫通して
第9図・第1O図示矢印り方向に突出移動して後方に位
置する可動踏板(151)のフォーク受(152)の孔
(152a)に進入し、第2の車椅子用踏段(14)と
可動踏板(151)とが係合する。
次いで、待機していた車椅子利用者(16)が車椅子(
lea)を乗降口床(1e)から移動中の第2の車椅子
用踏段(工4)及び可動踏板(151)に移動させる。
その後、第3の車椅子用踏段(15)が水平移動して誘
導ローラ(173)・(173)が固定誘導レール(I
ll(1)・(180)と可動誘導レール(189)・
(189)の間に移動しつつ進入すると、駆動力伝達機
構(17)が上記と同様に動作して車止め(154)を
可動踏板(151)の内部から外部上方へ突出移動させ
、車止め(154)が車椅子(16a)の車輪の動作を
規制する。そして、車椅子用踏段群(12)が水平移動
から上昇移動し始めると、第2の車椅子用踏段(14)
の上昇に伴い可動踏板(150が本体(150)から徐
々に上昇動作して第2の車椅子用踏段(14)の踏面と
同一水平面上に位置し、車椅子形態の残部が形成される
然してその後、通常踏段(7八)のアクチュエータ(2
3)が第2のスイッチ(20)を当接して動作させ、エ
スカレータが増速動作するとともに、誘導レール装置(
18A)の電動機(193)が逆転駆動して一対の可動
誘導レール(18B)を元の通常運転状態に復帰動作さ
せる。
次いで、上昇移動する車椅子用踏段群(12)が降り湯
口である乗降口床(1d)に接近すると、通常踏段(7
^)のアクチュエータ(23)が第3のスイッチ(21
)を当接して動作させ、エスカレータを減速動作させる
。そして、移動する車椅子用踏段群(12)が上昇移動
から水平移動し始めると、第3の車椅子用踏段(15)
の本体(150)が可動踏板(151)に対して相対的
に上昇して、換言すれば、可動踏板(151)が相対的
に下降動作して本体(150)の踏面と同一水平面上に
位置し、車椅子形態の一部が解除される。
次いで、乗降口床(1tl)に車椅子用踏段群(12)
が水平移動して来て、駆動力伝達機構(17)の誘導ロ
ーラ(173)・(173)が固定誘導レール(180
)・(180)のガイドレール(181)に順次摺接し
て誘導されると、駆動力伝達機構(17)が動作して第
1の車椅子用踏段(13)の傾斜した傾斜踏板(131
)を通常の形態に揺動傾斜させるとともに、第2の車椅
子用踏段(14)の突出した一対のフォーク(141)
を内部に退役移動させ、且つ第3の車椅子用踏段(15
)の突出した車止め(154)を内部に退役移動させる
この車椅子用踏段群(12)の車椅子形態から通常形態
への変態動作を第2の車椅子用踏段(14)を例に詳述
すると、誘導ローラ(173)・(173)が転勤しつ
つ固定誘導レール(180)・(180)のガイドレー
ル(181)・(181)に摺接・誘導されて可動子(
171)・(171)を第2の車椅子用踏段(14)の
内部幅方向の側部から中央部に摺動移動させ、ラック(
173)が噛合するピニオン(177)を回転させてラ
ック(142) と噛合するピニオン(176)を回転
させ、対のフォーク(141)が第11図示矢印F方向
に退役移動して可動踏板(151) との係合を解除す
る。
然して、車椅子利用者(16)や介護者は車椅子(16
a)を第2・第3の車椅子用踏段(14) ・(15)
から乗降口床(ld)に移動させる。この移動の際、車
椅子用踏段群(12)や後続の通常踏段(7)は−時停
止しないが、これらの踏面が水平状態を維持しつつ移動
するので、別設安全性の問題を生じない。
尚、車椅子用踏段群(12)の変態動作の際、誘導レー
ル装置(18)の可動誘導レール(189)・(189
)は第11図及び第16図に示す如く、固定誘導レール
(180)・(180)から間離した平行状態を呈して
いる。そしてその後、車椅子用踏段群(12)が循環路
上端の反転部を反転して通常踏段(7八)のアクチュエ
ータ(23)が第4のスイッチ(22)を当接して動作
させると、エスカレータが増速動作する。然して、車椅
子用踏段群(12)は通常踏段(7)・()八)と同様
の通常形態で循環移動し、上記動作を車椅子運転時に繰
り返し行う。
次に下降運転における車椅子運転の場合には、通常踏段
く7八)のアクチュエータ(23)が第4・第3・第2
・第1のスイッチ(22)・(21)・(20)・(1
9)を順次当接して動作させ、これら第4・第3・第2
・第1のスイッチ(22)・(21)・(20)・(1
9)の動作に基づき、上述した上昇運転の場合と同様の
動作が行われる。尚、下降運転の場合には搬送方向が逆
になるので、誘導レール装置(18)の可動誘導レール
(189)が電動機(193)の駆動に基づき揺動して
車椅子用踏段群(12)の駆動力伝達機構(17)を動
作させ、車椅子用踏段群(12)が通常形態から車椅子
形態に変態動作する。また、誘導レール装置(18A)
の固定誘導レール(180)が車椅子用踏段群(12)
の駆動力伝達機構(17)を動作させ、車椅子用踏段群
(12)が車椅子形態から通常形態に変態動作すること
となる。
以上の様に本発明によれば、降り口の誘導レール装置(
18)の可動誘導レール(189)  ・(189)が
動作せずとも、固定誘導レール(180)  ・(18
0) カ駆動力伝達機構(17)の誘導ローラ(173
)を案内して車椅子用踏段群(12)を車椅子形態から
通常形態に変態動作させるので、誘導レール装置(18
)の故障や電気系統の故障等に基づく車椅子用踏段群(
12)の車椅子形態から通常形態への変態動作の不能に
より、乗降口床(ldlや踏段が破損等するのを確実に
防止することができる゛。また、上記事故防止のために
、複雑な構造の安全装置を使用しなくとも、極めて信頼
性の高いエスカレータ装置を提供することが可能となる
。さらに、エスカレータの輸送能力の維持・向上を図る
ことが期待できる。
また、従来、長期間の通常運転に伴し)駆動力伝達機構
(17)の各ギアが自然に動作して一対のフォーク(1
41)や車止め(154)をそれぞれ突出移動させる虞
れがあり、この弊害を解消するためには、第1・第2・
第3の車椅子用踏段(13)・(14)・(15)のギ
アに変位阻止機構を設けざるを得なかった。これに対し
、本発明によれば、通常運転時においては第16図に示
す如く、誘導ローラ(173)  ・(173)が誘導
レール装置(18)・(18A)の固定誘導レール(1
80)  ・(180)と可動誘導レール(189) 
 ・(189) とが形成する誘導ローラ(173) 
と同じか若干大きい寸法Wの間隔を2回通過するので、
車椅子用踏段群(12)のギアが若干移動していても、
これらが1周する間に2個所の寸法Wの部分を通過する
ことで、幅方向の位置を通常運転時の正規のギア位置に
確実に修正移動させることが可能となる。尚、寸法Wの
部分は上記実施例の位置に限定されず、循環路の帰路側
だけに設ける様にしても良い。即ち、車椅子用踏段群(
12)が車椅子運転時に変態動作しないバス上に1個所
以上設けてあれば良い。
そして、本発明によれば、車椅子用踏段群(12)の変
態動作時に何等かの異常が発生すると、検出スイッチ(
187)が動作してエスカレータを停止又は−旦逆方向
に運転して再度運転状態の切換え動作を繰り返し行うの
で、エスカレータの破損等を確実に防止することができ
る。即ち、車椅子状態から通常運転に切り換わる際に誘
導ローラ(173)  ・(173)は固定誘導ローラ
(180)  ・(180)のガイトレール(181)
に摺接・案内されるが、この際ガイドレール(181)
に所定値以上の負荷が加わると、ガイドレール(181
)が発条(185)を圧縮しつつ主枠(1)の側部方向
に移動してピン(188)に検出スイッチ(187)を
当接・動作させ、検出スイッチ(187)が動作してエ
スカレータを停止させ又は−旦逆方向に運転して再度運
転状態の切換え動作を繰り返し行うことができる。尚、
通常運転状態から車椅子状態への切換え時には、可動誘
導レール(189)の検出スイッチ(187)が動作す
ることとなる。従って、特公昭fi3−23113号公
報に示されている従来のものでは特殊踏段を停止させて
上記切換動作を行う場合に動作時間と完了信号とに基づ
き、係合・分離の異常判定を行っていたのに対し、本発
明によれば、特殊踏段を停止させることなく上記判定を
行うことが可能となる。また、従来のものでは、3つの
仕掛装置に検出器を設けその移動量を演算する機構とし
ていたのに対し、本発明によれば、極めて簡単な検出ス
イッチ(187) により異常を確実に検出することが
できる。
さらに、本発明によれば、固定誘導レール(180) 
と可動誘導レール(189)とに曲部を水平に架設して
いるので、上下方向に曲部を備えた固定誘導レール(1
80) と可動誘導レール(189) とを使用する場
合に比べ、トラスの深さのスペース上有効利用を図るこ
とができる。
さらにまた本発明によれば、固定誘導レール(180)
と可動誘導レール(189)とをそれぞれ2本対称に配
置しているので、車椅子用踏段群(12)の左右への微
動を確実に防止することができる。即ち、曲部を備えた
レールを1木使用する場合には、誘導ローラ(173)
が固定誘導レール(180)又は可動誘導レール(18
9)の曲部を通過する際に第1・第2・第3の車椅子用
踏段(13)・(14)・(15)の全体が左右に振動
する虞れがある。これに対し、レールを2本使用する場
合には、誘導ローラ(173)  ・(173)が一対
の固定誘導レール(180)又は一対の可動誘導レール
(189)の曲部を通過しても、第1・第2・第3の車
椅子用踏段(13)・(14)・(15)の全体を左右
に動作させる力を打ち消すことができ、第1・第2・第
3の車椅子用踏段(13)・(14)・(15)を円滑
に移動せしめることが可能となる。
尚、上記実施例では車椅子用踏段群(12)からなる特
殊踏段を使用するものを示したが、特殊踏段の数等が異
なったエスカレータ装置に適用しても良い。また、上記
実施例では車椅子用踏段群(12)が−時停止しないで
移動するものを示したが、従来と同様−時停止させても
良い。そして、上記実施例では一方の誘導レール装置(
18)・(18A)の可動誘導レール(189)のみを
揺動させるものを示したが、誘導レール装置(18)・
(18A)の可動誘導レール(189)を共に揺動させ
るようにしても上記実施例と同様の作用効果を奏する。
さらに、上記実施例では可動誘導レール(189)を水
平方向のみは揺動させるものを示したが、一部を上下方
向に回動させたり、全体を昇降動させても良い。さらに
また、主枠(1)の中間部(1c)の内部に誘導レール
装置(18)・(18A)の可動誘導レール(189)
(189)の間に介在する固定の誘導レールを設けるよ
うにしても良いのは言うまでもない。
次に第19図〜第29図に示す一実施例に基づき本発明
の第2の発明を詳述すると、図中、(25)・(25A
)は主枠(1)の上端部(1a)と下端部(1b)の内
部にそれぞれ配設した誘導レール装置で、この誘導レー
ル装置(25)・(25A)は昇降機構(26)と、こ
の昇降機構(26)の動作に基づき上下動する断面凹字
形の一対の誘導レール(27)とを備え、車椅子運転時
に動作して駆動力伝達機構(17)を動作させ、この駆
動力伝達機構(17)に第1・第2・第3の車椅子用踏
段(13)・(14)・(15)を変態動作させる機能
を有している。
上記誘導レール装置(25)・(25八)は略同構成で
あるので、下端部(1b)の内部に配設した誘導レール
装置(25A)の構造を第21図及び第22図を参照し
つつ詳述すると、昇降機構(26)は下端部(1b)の
内部に配設された軸受部材(260) と、この軸受部
材(260)に上下動可能に支持されたラック軸(26
1)と、このラック軸(261)の頂部に取着され下端
部(1b)の幅方向に指向した取付板(262) と、
第1・第2・第3・第4のスイッチ(19)・(20)
・(21)・(22)の動作に基づき駆動する電動機(
263) と、この電動機(263)の軸(263a)
に嵌着されラック軸(261)のラックと噛合したビニ
オン(264)  とから構成されている。また、主枠
(1)の長手方向に指向した一対の誘導レール(27)
は、乗降口床(1e)の側の近傍に配置され挾く形成さ
れた挾軌道部(270) と、この挾軌道部(270)
に接続され下端部(lb)の側部に向かって水平に傾斜
した屈曲部(271)  と、この屈曲部(271)の
端部に接続され挾軌道部(270)よりも広く形成され
た広軌道部(272)とを備え、取付板(262)に平
面略逆への字状に配設されている。尚、上端部(1a)
の内部に配設された誘導レール装置(25)も第23図
に示す如く、上述したものと略同様に構成されているが
、一対の誘導レール(27)が取付板(262)に平面
時ハの字状に配設されている点が異なる。
その他の部分は上記第1の発明と同様である。
次に動作について説明するが、説明の便宜上、上昇運転
の場合について説明する。
先ず、通常運転の場合には、駆動機の駆動に基づく踏段
鎖(9)の循環移動により、車椅子用踏段群(12)は
通常踏段(7)・(7A)と同様の通常形態で循環移動
して一般利用者を乗り口である乗降口床(1e)から降
り口である乗降口床(ld)に搬送する。
次に車椅子運転の場合について述べる。先ず、乗り口で
ある乗降口床(1e)にやって来た車椅子利用者(le
)や介護者がスイッチ(24)の車椅子運転切換スイッ
チ(24a)を操作すると、移動中の通常踏段(7A)
のアクチュエータ(23)が第1・第2・第3・第4の
スイッチ(19)・(20)・(21)・(22)に当
接可能に動作する。そして、この通常踏段(7八)のア
クチュエータ(23)が乗り口に接近移動すると、第1
のスイッチ(19)を当接して動作させ、エスカレータ
を減速動作させるとともに、誘導レール装置(25八)
の電動機(283)を正転駆動させる。即ち、電動機(
263)が正転駆動してピニオン(264)を回転させ
、ラック軸(261)か上昇して一対の誘導レール(2
7)を所定の位置迄上昇させる。
次いで、乗降口床(le)に第1・第2の車椅子用踏段
(13)・(14)が水平移動して来て、駆動力伝達機
構(17)の誘導ローラ(173)  ・(173)が
誘導レール(27)・(27)の挾軌道部(’270 
)  ・(270)に移動しつつ順次進入すると、駆動
力伝達機構(17)が動作して第1の車椅子用踏段(1
3)の傾斜踏板(13’l)を傾斜させるとともに、第
2の車椅子用踏段(14)’の一対のフォーク(141
)を内部からクリートライザの貫通孔を介して外部後方
に突出させ、車椅子形態の一部が形成される。
この第1・第2の車椅子用踏段(13)・(14)の通
常形態から車椅子形態への変態動作を順次詳述すると、
第1の車椅子用踏段(13)の場合には、誘導ローラ(
173)  ・(173)が転勤しつつ誘導レール(2
7)・(27)に摺接・誘導されて可動子(171)(
171)を第1の車椅子用踏段(13)の内部幅方向の
中央から側部に摺動移動させ(第22図示矢印E参照)
、ラック(174)が噛合するピニオン(176)を回
転させてラック(134)と噛合するピニオン(177
)を回転させ、保持子(133)が孔(130b)から
抜脱し傾斜踏板(131)を自重に基づき傾斜揺動させ
るとともに、ローラ(135)を傾斜用レール(6)に
係合させる。また、第2の車椅子用踏段(14)の場合
には、誘導ローラ(173,)  ・(173)が転勤
しつつ誘導レール(27)・(27)に摺接・誘導され
て可動子(171)  ・(171)を第2の車椅子用
踏段(14)の内部幅方向の中央から側部に摺動移動さ
せ(第25図示矢印B参照)、ラック(173)が噛合
するピニオン(177)を回転させてラック(142)
 と噛合するピニオン(178)を回転させ、一対のフ
ォーク(141)がクリートライザの貫通孔を貫通して
第25図示矢印り方向に突出移動して後方に位置する可
動踏板(151)のフォーク受(152)の孔(152
a)に進入し、第2の車椅子用踏段(14)と可動踏板
(151) とが係合する。
次いで、待機していた車椅子利用者(16)が車椅子(
16a)を乗降口床(1e)から移動中の第2の車椅子
用踏段(14)及び可動踏板(151)に移動させる。
その後、第3の車椅子用踏段(15)が水平移動して誘
導ローラ(173)  ・(173)が誘導レール(2
7)・(27)に移動しつつ進入すると、駆動力伝達機
構(17)が上記と同様に動作して車止め(154)を
可動踏板(151)の内部から外部上方へ突出移動させ
、車止め(154)が車椅子(16a)の車輪の動作を
規制する。そして、車椅子用踏段群(12)が水平移動
から上昇移動し始めると、第2の車椅子用踏段(14)
の上昇に伴い可動踏板(151)が本体(150)から
徐々に上昇動作して第2の車椅子用踏段(14)の踏面
と同一水平面上に位置し、車椅子形態の残部が形成され
る。。然してその後、通常踏段(7A)のアクチュエー
タ(23)が第2のスイッチ(20)を当接して動作さ
せ、エカレータが増速動作するとともに、誘導レール装
置(25八)の電動機(263)が逆転駆動して一対の
誘導レール(27)を元の通常運転状態に復帰動作させ
る。
次いで、上昇移動する車椅子用踏段群(12)が降り湯
口である乗降口床(1d)に接近すると、通常踏段(7
A)のアクチュエータ(23)が第3のスイッチ(21
)を当接して動作させ、エスカレータが減速動作すると
ともに、誘導レール装置(125)が上記と同様に動作
して一対の誘導レール(27)を所定の位置迄上昇させ
る。そして、移動する車椅子用踏段群(12)が上昇移
動から水平移動し始めると、第3の車椅子用踏段(15
)の本体(150)が可動踏板(151)に対して相対
的に上昇して、換言すれば、可動踏板(151)が相対
的に下降動作して本体(150)の路面と同一水平面上
に位置し、車椅子形態の一部が解除される。
次いで、乗降口床(ld)に車椅子用踏段群(12)が
水平移動して来て、駆動力伝達機構(17)の誘導ロー
ラ(173)  ・(173)が誘導レール(27)・
(27)に順次進入して誘導されると、駆動力伝達機構
(17)が動作して第1の車椅子用踏段(13)の傾斜
した傾斜踏板(131)を通常の形態に揺動傾斜させる
とともに、第2の車椅子用踏段(14)の突出した一対
のフォーク(141)を内部に退役移動させ、且つ第3
の車椅子用踏段(15)の突出した車止め(154)を
内部に退没移動させる。
この車椅子用踏段群(12)の車椅子形態から通常形態
への変態動作を第2の車椅子用踏段(14)を例に詳述
すると、誘導ローラ(173)  ・(173)が転動
しつつ誘導レール(27)・(27)に摺接・誘導され
て可動子(171)  ・(171)を第2の車椅子用
踏段(14)の内部幅方向の側部から中央部に摺動移動
させ、ラック(173)が噛合するピニオン(177)
を回転させてラック(142) と噛合するピニオン(
176)を回転させ、一対のフォーク(141)が第2
6図示矢印F方向に退没移動して可動踏板(151) 
 との係合を解除する。
然して、車椅子利用者(16)や介護者は車椅子(16
a)を第2・第3の車椅子用踏段(14) −(15)
から乗降口床(1d)に移動させる。この移動の際、車
椅子用踏段群(12)や後続の通常踏段(7)は−時停
止しないが、これらの路面が水平状態を維持しつつ移動
するので、別設安全性の問題を生じない。
そしてその後、車椅子用踏段群(12)が循環路上端の
反転部を反転して通常踏段(7^)のアクチュエータ(
23)が第4のスイッチ(22)を当接して動作させる
と、エスカレータが増速動作するとともに、誘導レール
装置(25)が元の状態に復帰動作する。然して、車椅
子用踏段群(12)は通常踏段(7)・(7A)と同様
の通常形態で循環移動し、上記動作を車椅子運転時に繰
り返し行う。
次に下降運転における車椅子運転の場合には、通常踏段
(7A)のアクチュエータ(23)が第4・第3・第2
・第1のスイッチ(22)・(21)・(20)・(1
9)を順次当接して動作させ、これら第4・第3・第2
・第1のスイッチ(22)・(21)・(20)・(1
9)の動作に基づき、上述した上昇運転の場合と同様の
動作が行われる。尚、下降運転の場合には搬送方向が逆
になるので、誘導レール装R(25)の誘導レール(2
7)が車椅子用踏段群(12)の駆動力伝達機構(17
)を動作させ、車椅子用踏段群(12)が通常形態から
車椅子形態に変態動作する。また、誘導レール装置(2
5A)の誘導レール(27)が車椅子用踏′段群(12
)の駆動力伝達機構(17)を動作させ、車椅子用踏段
群(12)が車椅子形態から通常形態に変態動作するこ
ととなる。
以上の様に本発明によれば、誘導レール(27)が可動
子(271)を第1・第2・第3の車椅子用踏段(13
)・(14)・(15)の移動に基づき内部幅方向に移
動させて駆動力伝達機構(17)を動作させるので、エ
スカレータを一時停止させる必要がなく、従って、エス
カレータの輸送能力を大幅に向上させることができる。
また、誘導レール(27)に摺接しつつ誘導される誘導
ローラ(173)をコム等から構成しているので、車椅
子用踏段群(12)の変態動作の際の衝撃や振動を大幅
に抑制して変態動作を確実ならしめることができる。
さらに、本発明によれば、誘導レール(27)に曲部を
水平に架設しているので、上下方向に曲部を備えた誘導
レール(27)を使用する場合に比べ、トラスの深さの
スペース上有効利用を図ることがてきる。
さらにまた本発明によれば、誘導レール(27)・(2
7)をそれぞれ2本対称に配置しているので、車椅子用
踏段群(12)の左右への微動を確実に防止することが
できる。即ち、曲部を備えたレールを1本使用する場合
には、誘導ローラ(173)が誘導レール(27)の曲
部を通過する際に第1・第2・第3の車椅子用踏段(1
3)・(14)・(15)の全体が左右に振動する虞れ
がある。これに対し、レールを2本使用する場合には、
誘導ローラ(173)  ・(173)が一対の誘導レ
ール(27)の曲部を通過しても、第1・第2・第3の
車椅子用踏段(13)・(14)・(15)の全体を左
右に動作させる力を打ち消すことができ、第1・第2・
第3の車椅子用踏段(13)・(14)・(15)を円
滑に移動せしめることが可能となる。
尚、上記実施例では、車椅子用踏段群(12)からなる
特殊踏段を使用するものを示したが、特殊踏段の数等が
異なったエスカレータ装置に適用しても良い。また、上
記実施例では車椅子用踏段群(12)が−時停止しない
で移動するものを示したが、従来と同様−時停止させて
も良い。さらに、上記実施例では、誘導レール(27)
を垂直方向のみに上下動させるものを示したが、一部を
水平方向に回動させたり、全体が横断する様にしても良
い。さらにまた、主枠(])の中間部(1c)の内部に
誘導レール装置(25)・(25A)の誘導レール(2
7)・(27)の間に介在する固定の誘導レールを設け
るようにしても良いのは言うまてもない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の第1の発明によれば、誘導レール
装置を、特殊運転時に主枠の内部幅方向に揺動して係合
する可動子を特殊踏段の移動に基づき特殊踏段の内部幅
方向の中央部から側部に誘導移動させ駆動力伝達機構に
特殊踏段を通常形態から特殊形態に変態動作させる可動
誘導レールと、主枠の内部幅方向に傾斜して配設され係
合する可動子を特殊踏段の移動に基づき特殊踏段の内部
幅方向の側部から中央部に誘導移動させ駆動力伝達機構
に特殊踏段を特殊形態から通常形態に変態動作させる固
定誘導レールとから構成しているので、エスカレータの
輸送能力の維持向上、可動部材の動作や復帰操作の自動
化、特殊踏段の変態動作時の衝撃や振動の抑制、特殊踏
段の変態動作の確実化、及び通常運転時における可動部
材の動作の規制が可能となるエスカレータ装置を提供す
ることができる。
また、本発明の第2の発明によれば、誘導レール装置を
、特殊運転時に上昇して可動子を特殊踏段の移動に基づ
き特殊踏段の内部幅方向に誘導移動させる主枠の内部幅
方向に傾斜した誘導レールから構成しているので、エス
カレータの輸送能力の維持向上、可動部材の動作や復帰
操作の自動化、及び特殊踏段の変態動作の確実化を図る
ことのできるエスカレータ装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の発明に係るエスカレータ装置の
一実施例を示す概略側断面図、第2図は移動中の車椅子
用踏段群を示す説明図、第3図は主枠の下端部を示す拡
大説明図、第4図は主枠の上端部を示す拡大説明図、第
5図(a)  ・(b)は第1の車椅子用踏段を示す図
で(a)図は踏段本体を示す斜視図、(b)図は傾斜踏
板を示す斜視図、第6図は第1の車椅子用踏段を示す拡
大側断面図、第7図は第1の車椅子用踏段の傾斜踏板の
傾斜した状態を示す一部断面平面図、第8図は第1の車
椅子用踏段の傾斜踏板が傾斜していない状態を示す一部
断面平面図、第9図は第2の車椅子用踏段を示す拡大側
断面図、第10図は第2の車椅子用踏段のフォークの突
出した状態を示す一部断面平面図、第11図は第2の車
椅子用踏段のフォークの退役状態を示す一部断面平面図
、第12図は第3の車椅子用踏段を示す拡大側断面図、
第13図は第3の車椅子用踏段の車止めの突出状態を示
す一部断面平面図、第14図は第3の車椅子用踏段の車
止めの退役状態を示す一部断面平面図、第15図は主枠
の下端部の内部に配設した誘導レール装置を示す平面図
、第16図は主枠の上端部の内部に配設した誘導レール
装置を示す平面図、第17図は第16図のA−A線断面
図、第18図は第16図のB−B線断面図、第19図は
本発明の第2の発明に係るエスカ 8 レータ装置の主枠の下端部を示す拡大説明図、第20図
は主枠の上端部を示す拡大説明図、第21図は第1の車
椅子用踏段を示す拡大側断面図、第22図は第1の車椅
子用踏段の傾斜踏板の傾斜した状態を示す一部断面平面
図、第23図は第1の車椅子用踏段の傾斜踏板が傾斜し
ていない状態を示す一部断面平面図、第24図は第2の
車椅子用踏段を示す拡大側断面図、第25図は第2の車
椅子用踏段のフォークの突出した状態を示す一部断面平
面図、第26図は第2の車椅子用踏段のフォークの退役
状態を示す一部断面平面図、第27図は第3の車椅子用
踏段を示す拡大側断面図、第28図は第3の車椅子用踏
段の車止めの突出状態を示す一部断面平面図、第29図
は第3の車椅子用踏段の車止めの退役状態示す一部断面
平面図である。 図中、(1)は主枠、(7)・(7A)は通常踏段、(
12)は車椅子用踏段群、(13)は第1の車椅子用踏
段、(14)は第2の車椅子用踏段、(15)は第3の
車椅子用踏段、(16a)は車椅子、(17)は駆動力
伝達機構、(18)・(18A)は誘導レール装置、(
23)はアクチュエータ、(25)・(25八)は誘導
レール装置、(26)は昇降機構、(27)は誘導レー
ル、(131)は傾斜踏板、(141)はフォーク、(
151)は可動踏板、(154)は車止め、(171)
は可動子、(173)は誘導ローラ、(180)は固定
誘導レール、(189)は可動誘導レールである。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示770−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エスカレータの主枠に配置されて循環移動する複
    数の通常踏段と、この複数の通常踏段間に介在配置され
    た特殊踏段と、この特殊踏段の内部に配設され特殊運転
    時に可動子の特殊踏段の内部幅方向への移動に基づき動
    作して特殊踏段を通常形態から特殊形態に又は特殊形態
    から通常形態に変態動作させる駆動力伝達機構と、主枠
    の内部の乗降口相当部に配設され特殊運転時に特殊踏段
    の駆動力伝達機構を動作させる誘導レール装置とを備え
    たエスカレータ装置において、上記誘導レール装置は、
    特殊運転時に主枠の内部幅方向に揺動して係合する可動
    子を特殊踏段の移動に基づき特殊踏段の内部幅方向の中
    央部から側部に誘導移動させ駆動力伝達機構に特殊踏段
    を通常形態から特殊形態に変態動作させる可動誘導レー
    ルと、主枠の内部幅方向に傾斜して配設され係合する可
    動子を特殊踏段の移動に基づき特殊踏段の内部幅方向の
    側部から中央部に誘導移動させ駆動力伝達機構に特殊踏
    段を特殊形態から通常形態に変態動作させる固定誘導レ
    ールとを備えたことを特徴とするエスカレータ装置。
  2. (2)エスカレータの主枠に配置されて循環移動する複
    数の通常踏段と、この複数の通常踏段間に介在配置され
    た特殊踏段と、この特殊踏段の内部に配設され特殊運転
    時に可動子の特殊踏段の内部幅方向への移動に基づき動
    作して特殊踏段を通常形態から特殊形態に又は特殊形態
    から通常形態に変態動作させる駆動力伝達機構と、主枠
    の内部の乗降口相当部に配設され特殊運転時に動作して
    特殊踏段の駆動力伝達機構を動作させる誘導レール装置
    とを備えたエスカレータ装置において、上記誘導レール
    装置は、主枠の内部幅方向に傾斜した略凹字形の誘導レ
    ールを上昇させ、この誘導レールに係合する可動子を特
    殊踏段の移動に基づき誘導移動させることを特徴とする
    エスカレータ装置。
  3. (3)上記特殊踏段は、特殊運転時に後方に傾斜する傾
    斜踏板を有する第1の特殊踏段と、この第1の特殊踏段
    の後方に隣接配置され特殊運転時に出没可能のフォーク
    を内部からクリートライザの貫通孔を介して外部後方に
    突出する第2の特殊踏段と、この第2の特殊踏段の後方
    に隣接配置され特殊運転時に該フォークと係合して上昇
    する可動踏板を有する第3の特殊踏段とから形成されて
    いることを特徴とする請求項(1)(2)記載のエスカ
    レータ装置。
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