JPH03128739A - 光輝エンブレムおよびその製造方法 - Google Patents

光輝エンブレムおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH03128739A
JPH03128739A JP1265180A JP26518089A JPH03128739A JP H03128739 A JPH03128739 A JP H03128739A JP 1265180 A JP1265180 A JP 1265180A JP 26518089 A JP26518089 A JP 26518089A JP H03128739 A JPH03128739 A JP H03128739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emblem
brightly
bright
foil
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1265180A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nakazato
中里 和幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1265180A priority Critical patent/JPH03128739A/ja
Publication of JPH03128739A publication Critical patent/JPH03128739A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光輝エンブレムとその製造方法に関する。
(従来の技術) 自動車の前後ポデーパネルにはエンブレムが貼りつけら
れている。そのエンブレムの1例を第1゜図と第1O図
のXI−XI線に沿う断面図である第11図に則して説
明する。
エンブレムを構成する各文字(または図形)は、つなぎ
部を介して互いに平面的につながっている。
エンブレム本体2は、通常、ABS樹脂、ポリエステル
樹脂またはアクリル樹脂のような樹脂から成っていて、
その厚みは2〜3mm程度である。
エンブレム本体2の表面にはクロムやニッケルのような
金属をめっきして、金属光沢を有するめっき層3が形成
され、またエンブレム本体2の裏面には両面接着テープ
4が貼着されている。
このエンブレムを自動車のポデーパネルに取付ける場合
は、両面接着テープ4の離型紙をはがしたのち、ボデー
パネルの所定の個所に全体を貼りつける。
従来、このようなエンブレムは次のようにして製造され
ている。すなわち、所定の型面を有する金型を備えた射
出成形機で、文字や図形がつながっている所望形状のエ
ンブレムを前記したような樹脂を用いて成形する。つい
で、得られた樹脂成形品の表面にめっき処理を施して所
望の金属光沢を有するめっき層を形成したのち、成形品
の裏面に両面接着テープを貼着するのである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来のエンブレムとその製造方
法には次のような問題がある。まず、製造されるエンブ
レムにおいては、個々の文字や図形の開には互いをつな
ぐつなぎ部が必要であり、そのため、ボデーパネルに取
付けたときに全体としての見栄えが悪くなって商品性が
劣るということである。
また、エンブレム本体の製造は射出成形で行なわれてい
るため、それに用いる型の製作費は高くなる。更に、め
っき処理は通常約20工程から成り、しかも各工程とも
手作業で進められるため、全体の製造コストは高くなら
ざるを得ない。また、エンブレムの文字や図形が変更に
なる場合、それに必要な金型を製作するための準備期間
も長くなって即応性に欠ける。
本発明は上記したような問題を解決し、文字や図形間の
つなぎ部がなくなるので取付けたときの商品性が向上す
るエンブレムを、安い製造コストで簡単に製造する方法
の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本発明においては、裏
面に両面接着テープが貼着されている樹脂製エンブレム
本体の表面および側部立上り面が、光輝処理箔で一体的
に被覆されていることを特徴とする光輝エンブレムが提
供され、また、表面にエンブレム成形用凹部が形成され
ている真空成形用型の前記表面に光輝処理箔を載せたの
ち真空吸引して、前記光輝処理箔を前記エンブレム成形
用凹部内に密着せしめる工程;光輝処理箔に形成された
凹部に所望の樹脂液を充填したのち前記樹脂液を硬化す
る工程;光輝処理箔および硬化樹脂部を含む全面に両面
接着テープを貼着したのち、全体を真空成形用型から脱
型する工程;ならびに、エンブレム相当部分以外の個所
をキスカットしてエンブレムを個々に分離する工程:を
備えていることを特徴とする光輝エンブレムの製造方法
が提供される。
(作用) 本発明の光輝エンブレムでは、文字や図形の形をした樹
脂製のエンブレム本体を被覆する光輝処理箔が金属様の
光沢を呈することにより従来のめっき層と同じ役割をす
る。
ソシて、エンブレム本体の成形、エンブレム本体と光輝
処理箔との一体化は、いずれも真空成形用の型を用いて
l工程で行なうことができるので、その型は、従来の射
出成形で用いる型に比べてその製作費が安くなり、また
型製作に要する準備期間も短くなり、全体の製造コスト
を大幅に低減できるようになる。
更に、製造されたエンブレムは、従来のような文字や図
形間をつなぐつなぎ部がないので、自動車のボデーパネ
ルに取付けたとき、見栄えはよくなり商品性は向上する
(発明の実施例) 以下に、本発明を添付図面に基づいて説明する。
まず、第1図は、本発明のエンブレムを構成する個々の
文字または図形の断面図である。
図において、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂またはア
クリル樹脂のような樹脂から成るエンブレム本体11の
表面11aには、両面接着テープ12が貼着されている
。このエンブレム本体11の表面11bと側部立上り面
11cは光輝処理箔13で全面が被覆されている。
この光輝処理箔13は、厚みが25〜50μmのポリエ
ステルフィルム13aの片面に、アルミを蒸着したりま
たはニッケルークロムをスパッタして厚みが200人程
度の金属層13bを形威し、更にその金属層13bの表
面に塗布された例えばホットメルト型接着剤の接着剤層
13cを介して、厚みが200〜300μm程度であり
例えば塩化ビニル樹脂またはアイオノマー樹脂から成る
熱融着層13dが順次積層され、一体化した構造になっ
ている。ここで、熱融着層13dとエンフレム本体11
の表面11bまたは側部立上り面11cとが接触し、ポ
リエステルフィルム13側がエンブレムの表面を形成す
る。
このエンブレムをボデーパネルに取付ける場合は、両面
接着テープ12の離型紙をはがして、ボデーパネルに貼
りつければよい。なお、エンブレムをボデーパネルに貼
りつけるまでの補助として、第3図に示したように、ポ
リエステルフィルム13aの表面に更にアプリケーショ
ンテープ14を貼りつけておいてもよい。
本発明の光輝エンブレムは次のようにして製造すること
ができる。その工程を、第4図から第9図に即して説明
する。
まず、第4図に示したように、表面にエンブレム成形用
の凹部15aが形成され、この凹部15aから真空吸引
装置(図示しない)に連通ずる吸引孔15bが形成され
ている真空成形用の型15の上に、前記した光輝処理箔
13のシートがそのポリエステルフィルム13a側を型
15と接するようにセットされる。ここで、凹部15a
はエンブレムを構成する文字や図形の平面形状をし、深
さは通常2叩前後である。
ついで、吸引孔15bを真空吸引装置に接続して、光輝
処理箔13を吸引して、型15の凹部15aと密着させ
る(第5図)。その結果、光輝処理箔13には、型の凹
部15aの形状に追随した形状の凹部13eが形成され
る。
真空吸引装置を作動した状態のまま、光輝処理箔の凹部
13eの中に、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂または
アクリル樹脂の樹脂液を注入したのち、例えば全体を7
0°Cで20分程度加熱して、この樹脂液を硬化し硬化
樹脂部16とする(第6図)。この過程で、光輝処理箔
I3の熱融着層13dと硬化樹脂部16の表面は互いに
接着して一体化する。
ついで、全面を覆って両面接着テープ12を貼着する(
第7図)。その後、全体を型15から脱型したのち裏返
しにして、文字または図形以外の部分を型17でキスカ
ットする(第8図)。
かくして、硬化樹脂部16から成るエンブレム本体11
の裏面に両面接着テープ12が貼着されていて、表面と
側部立上り面は光輝処理箔13で全面被覆されている個
々の光輝エンブレムが得られる。これらエンブレムは、
ボデーパネルに取付けるまでの間、個々のエンブレムの
表面にアプリケーションテープ14を貼りつけておく(
第9図)。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の光輝エンブレム
は、裏面に両面接着テープが貼着されている樹脂製エン
ブレム本体の表面および側部立上り面が、光輝処理箔で
一体的に被覆されていることを特徴とし、またその製造
方法は、表面にエンブレム成形用凹部が形成されている
真空成形用型の前記表面に光輝処理箔を載せたのち真空
吸引して、前記光輝処理箔を前記エンブレム成形用凹部
内に密着せしめる工程;光輝処理箔に形成された凹部に
所望の樹脂液を充填したのち前記樹脂液を硬化する工程
:光輝処理箔および硬化樹脂部を含む全面に両面接着テ
ープを貼着したのち、全体を真空成形用型から脱型する
工程;ならびに、エンブレム相当部分以外の個所をキス
カットしてエンブレムを個々に分離する工程;を備えて
いることを特徴とするので、従来の射出成形の場合に比
べて、型の製作費は安くなり、また型の製作に要する準
備期間は短くなる。また、製造は、同一の工程内で進め
ることができるので、上記した型製作費の低減とあわせ
て、全体の製造コストを大幅に低減することができる。
更に、本発明のエンブレムにおいては、文字や図形は個
々にキスカットされていてつなぎ部をもたないので、ボ
デーパネルに取付けたときの見栄えは良好で、商品性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光輝エンブレムの断面図、第2図は光
輝処理箔の断面図、第3図は本発明の光輝エンブレムの
他の例の断面図、第4図から第9図は本発明の光輝エン
ブレムの製造工程を示す概略図、第1O図は従来のエン
ブレムの平面図、第11図は第10図のX I −X 
I線に沿う断面図である。 11・・・エンブレム本体、lla・・・裏面、llb
・・・表面、llc・・・側部立上り面、12・・・両
面接着テープ、13・・・光輝処理箔、13a・・・ポ
リエステルフィルム、13b・・・金属層、13c・・
・接着剤層、13d・・・熱融着層、13e・・・凹部
、14・・・アプリケーションテープ、I5・・・真空
成形用型、15a・・・凹部、15b・・・吸引孔、1
6・・・硬化樹脂部(エンブレム本体)、17・・・キ
スカット型。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)裏面に両面接着テープが貼着されている樹脂製エ
    ンブレム本体の表面および側部立上り面が、光輝処理箔
    で一体的に被覆されていることを特徴とする光輝エンブ
    レム。
  2. (2)表面にエンブレム成形用凹部が形成されている真
    空成形用型の前記表面に光輝処理箔を載せたのち真空吸
    引して、前記光輝処理箔を前記エンブレム成形用凹部内
    に密着せしめる工程;光輝処理箔に形成された凹部に所
    望の樹脂液を充填したのち前記樹脂液を硬化する工程;
    光輝処理箔および硬化樹脂部を含む全面に両面接着テー
    プを貼着したのち、全体を真空成形用型から脱型する工
    程;ならびに、エンブレム相当部分以外の個所をキスカ
    ットしてエンブレムを個々に分離する工程;を備えてい
    ることを特徴とする光輝エンブレムの製造方法。
JP1265180A 1989-10-13 1989-10-13 光輝エンブレムおよびその製造方法 Pending JPH03128739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1265180A JPH03128739A (ja) 1989-10-13 1989-10-13 光輝エンブレムおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1265180A JPH03128739A (ja) 1989-10-13 1989-10-13 光輝エンブレムおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03128739A true JPH03128739A (ja) 1991-05-31

Family

ID=17413686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1265180A Pending JPH03128739A (ja) 1989-10-13 1989-10-13 光輝エンブレムおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03128739A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09152838A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Mitsubishi Motors Corp 光輝色を有する軟質装飾マーク
JP2009101734A (ja) * 2007-10-19 2009-05-14 Nissho Kk エンブレム用粘着体、その製造方法、エンブレム貼付治具および貼付用エンブレム
JP2015120309A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 日本カーバイド工業株式会社 立体エンブレムの製造方法
JP2016505452A (ja) * 2013-01-29 2016-02-25 ティーケー ホールディングス インク.Tk Holdings Inc. エアバッグカバーに接続するための照明エンブレムアセンブリ
JP2016506309A (ja) * 2012-11-21 2016-03-03 デマック・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータDEMAK S.r.l. 装飾要素、特にエンブレムの改良された製造方法
JP2016168718A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 日本カーバイド工業株式会社 樹脂成形品及びその製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072712A (ja) * 1983-09-29 1985-04-24 Molten Corp 装飾モ−ルの製造装置
JPS6364847A (ja) * 1986-09-05 1988-03-23 Inoue Mtp Co Ltd 装飾体及びその製造方法
JPS6395913A (ja) * 1986-10-14 1988-04-26 Molten Corp 自動車用表示・装飾部材の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072712A (ja) * 1983-09-29 1985-04-24 Molten Corp 装飾モ−ルの製造装置
JPS6364847A (ja) * 1986-09-05 1988-03-23 Inoue Mtp Co Ltd 装飾体及びその製造方法
JPS6395913A (ja) * 1986-10-14 1988-04-26 Molten Corp 自動車用表示・装飾部材の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09152838A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Mitsubishi Motors Corp 光輝色を有する軟質装飾マーク
JP2009101734A (ja) * 2007-10-19 2009-05-14 Nissho Kk エンブレム用粘着体、その製造方法、エンブレム貼付治具および貼付用エンブレム
US8623485B2 (en) 2007-10-19 2014-01-07 Nitto Denko Corporation Adhesive unit for emblem, method of producing the same, jig for adhering emblem and emblem for adhesion
JP2016506309A (ja) * 2012-11-21 2016-03-03 デマック・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータDEMAK S.r.l. 装飾要素、特にエンブレムの改良された製造方法
JP2016505452A (ja) * 2013-01-29 2016-02-25 ティーケー ホールディングス インク.Tk Holdings Inc. エアバッグカバーに接続するための照明エンブレムアセンブリ
JP2015120309A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 日本カーバイド工業株式会社 立体エンブレムの製造方法
JP2016168718A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 日本カーバイド工業株式会社 樹脂成形品及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030077463A1 (en) Resin molded product having metallic luster surface
CN110435074B (zh) 含有实木的成型品的制造方法
US20020127370A1 (en) Injection moulding
JP3727126B2 (ja) 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法
JPH03128739A (ja) 光輝エンブレムおよびその製造方法
JP3527486B2 (ja) 金属調自動車用内外装品及びその製造方法
US2726941A (en) Ornamented articles and method of making them
JP4676607B2 (ja) 射出成形同時絵付方法
JPH0911275A (ja) 図柄付成形品の製造方法
JP2000006186A (ja) インサート成形品の製造方法
JP3754627B2 (ja) メッキ調自動車外装品及びその製造方法
JP4268378B2 (ja) 射出成形同時加飾方法
JP2000052416A (ja) フィルムインサート成形法とこれに用いる予備成形用型
JP2001277286A (ja) フィルム付成形品の製造方法、金型
JPH11342700A (ja) 装飾模様シート及び装飾模様を有する合成樹脂成形品
JPH07276428A (ja) 図柄付成形品の製造方法
JP3003934B1 (ja) インサ―ト材とインサ―ト成形品の製造方法
JP3052291B1 (ja) 成形同時加飾成形品の製造方法
JP2000052375A (ja) 成形同時絵付成形品の製造方法
JP4167862B2 (ja) 立体形状を有する加飾シートの製造方法
JP2002113740A (ja) 着色樹脂成形品の製造方法
JPS5970568A (ja) 内装板の製造法
JP2000108158A (ja) インモールド成形品の製造方法
JP2000158479A (ja) フィルムインサート成形品の製造方法
TWI443026B (zh) 飾版製法及飾版結構