JPH0311517B2 - - Google Patents

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JPH0311517B2
JPH0311517B2 JP1764383A JP1764383A JPH0311517B2 JP H0311517 B2 JPH0311517 B2 JP H0311517B2 JP 1764383 A JP1764383 A JP 1764383A JP 1764383 A JP1764383 A JP 1764383A JP H0311517 B2 JPH0311517 B2 JP H0311517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
secondary coil
capacitor
secondary coils
filament
Prior art date
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Expired
Application number
JP1764383A
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English (en)
Other versions
JPS59143300A (ja
Inventor
Shigeo Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meiji National Industrial Co Ltd filed Critical Meiji National Industrial Co Ltd
Priority to JP1764383A priority Critical patent/JPS59143300A/ja
Publication of JPS59143300A publication Critical patent/JPS59143300A/ja
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は直流電源を用いて高周波インバータ
を動作させ、その高周波出力によつて放電灯を点
灯する放電灯点灯装置に関する。
この種点灯装置において、放電灯の始動に要す
る時間を短かくするために、前記直流電源を用い
て放電灯のフイラメントに、始動前常時直流電流
を流して予熱することが行なわれている。このよ
うな予熱構成は通常は、放電灯の各フイラメント
の各一方の端部間に第1のインダクタンス要素
を、又一方のフイラメントの他方の端部を直流電
源の正(又は負)極に、他方のフイラメントの他
方の端部を第2のインダクタンス要素を介して直
流電源の負(又は正)極に接続する構成とされて
いる。前記両インダクタンス要素は高周波に対し
て高インピーダンスを呈するので、第1のインダ
クタンス要素が高周波出力に対して放電灯に並列
に接続されてあつても、高周波出力は放電灯に印
加される。又同じように第2のインダクタンス要
素は高周波出力に対して高インピーダンスを呈す
るので、高周波出力は直流電源に印加されるよう
なことはない。
しかしこのような構成によると、フイラメント
の予熱時直流電流が第1及び第2のインダクタン
ス要素に流れるので、これを構成する鉄心が偏磁
される。そのため始動時高周波に対して高インピ
ーダンスが維持できなくなる。したがつて放電灯
が始動できなくなつたり、直流電源に高周波出力
が印加されてしまうことがある。
これを防ぐために、前記両インダクタンス要素
を、鉄心を共通にして構成し、かつ各インダクタ
ンス要素による磁束の方向が逆になるように構成
することが別途考えられている。これによれば予
熱時、直流電流が流れても鉄心は偏磁されること
がなく、したがつて始動時において、高周波に対
して高インピーダンスを呈するようになつて都合
がよい。
一方高周波インバータには発振トランスが用意
されているので、前記両インダクタンス要素のた
めに更に鉄心を用意するとなると、大重量化する
し、又製作費も高くつくといつた欠点がある。
これを改善するために本発明者は発振トランス
とインダクタンス要素とを一体化して構成するこ
とによつて、小型、軽量化を図るとともに、製作
費の低減を図る構成を別途提案した。
第1図はこの構成を示すもので、1は直流電源
の一方(たとえば正)の端子、2は高周波インバ
ータで、図の例はトランジスタ3、発振トランス
4及び帰還コイル5、始動用のスイツチ素子6等
により主として構成されている。これらの構成は
従来のものと特に異るものではない。7は放電灯
である。そして1次コイル8がトランジスタ3に
持続されてある発振トランス4に、2個の2次コ
イル9,10を用意する。そして放電灯7のフイ
ラメント11,12のうちの一方のフイラメント
11の各端部はそれぞれ2次コイル9,10の各
端部A,A′に接続し、又他方のフイラメント1
2の一方の端部は2次コイル10の他方の端部
B′に、他方の端部を電源端子1に接続する。2
次コイル9の他方の端部Bは、予熱電流カツト用
のスイツチ素子13を介して直流電源の他方の端
子(図の例ではアース)に接続してある。これら
の説明から理解されるように、2次コイル10は
放電灯7にまたがつて接続されることになり、又
2次コイル9は、直流電源の端子1から、両フイ
ラメント11,12、2次コイル10、スイツチ
素子13を経て直流電源の他方の端子に至る直列
回路に挿入されることになる。なおこの説明では
電源端子1に加わる直流電源をフイラメント予熱
用に兼用しているが、予熱用直流電源を別個に用
意するようにしてもよい。14は予熱電流調整用
の抵抗で、必要に応じ使用される。
発振トランス4は第2図に示すように、E字型
鉄心14,15を互に向かい合わして構成され、
その一方の中央脚に1次コイル8を、他方の中央
脚に2次コイル9,10を巻装する。この場合第
1図に示すような巻き極性で巻回されている。こ
れを具体的に説明すると、電源端子1からみた場
合各フイラメント11,12を介して2次コイル
9,10は直列に接続されるが、このときの各2
次コイル9,10に流れる直流電流の方向が互い
に反対となるようにしてあるのである。なお各ス
イツチ素子6,13は半導体スイツチ等で構成し
てあつてもよい。
以上の構成において、スイツチ素子13がオン
とされると、電源端子1からみた場合、フイラメ
ント11,12は2次コイル9,10、スイツチ
素子13を経て直列接続されることになり、この
とき流れる直流電流により各フイラメント11,
12は予熱される。この直流電流は2次コイル
9,10に対して互いに反対方向に流れるので、
鉄心は偏磁されることがない。放電灯7を点灯す
るにはスイツチ素子6をオン、スイツチ素子13
をオフとすればよく、スイツチ素子6のオンによ
つて高周波インバータ2が発振動作し、2次コイ
ル10に高周波高電圧が発生して放電灯7に印加
される。これによつて放電灯7は点灯する。
放電灯7が点灯状態にあるとき、フイラメント
11には予熱電流は流れていないから、端部A,
A′はほぼ同電位である。ここでもし2次コイル
9,10の誘起電圧をほぼ等しく設定しておいた
とすると、端部B,B′もほぼ同電位である。し
かし端部B′は電源端子1の電位と考えられるか
ら、したがつて端部Bも、電源端子1とほぼ同電
位である。故にスイツチ素子13には電源端子1
の電圧がかかることになるから、スイツチ素子1
3として充分耐圧の低いものでよいことになる。
以上のようにこの既提案の構成によれば、フイ
ラメントをそれぞれ直流電流によつて予熱するよ
うにしても、2次コイルに流れる直流電流によつ
て鉄心が偏磁されるのが防止でき、しかも冒頭に
述べたような第1及び第2のインダクタンス要素
を、発振トランスに一体化しているので、それだ
け構成が簡単となり、小型、軽量化並びに製作費
の低廉化が可能となる。
ところで第1図の構成では、一方の2次コイル
10に誘起する電圧のみが放電灯7に印加される
ようにしていた。したがつてランプ電流は2次コ
イル10のみを流れるようになる。
この発明は両2次コイルの誘起電圧をともに放
電灯に印加するようにし、これによつてランプ電
流がともに各2次コイルに流すことによつてロス
を軽減することを目的とする。
ランプ電流が両2次コイルに分流して流れるよ
うにすれば、もし両2次コイルに流れる電流が等
しく、又両2次コイルの抵抗値が等しいとすれ
ば、両2次コイルの電力損の和は、一方の2次コ
イルに全ランプ電流が流れたときの電力損の半分
になる。上記の目的の達成のためには、コンデン
サを用いた高周波分のみを通す回路によつて2次
コイル9を放電灯7に高周波的に接続することを
特徴とする。
この発明の実施例を示したのが第3図である。
なお第2図と同じ符号を附した部分は同一又は対
応する部分を指す。第3図の例では、コンデンサ
21を2次コイル9,10の端部B,B′間に接
続してある。コンデンサ21は、高周波インバー
タ2の発振周波数に対して充分低いインピーダン
スを呈するものが使用される。
上記のようにコンデンサ21を接続したとする
と、フイラメントの予熱時には、コンデンサ21
には直流電流は流れないので、第1図の場合と全
く同じように動作する。放電灯7が点灯すると、
2次コイル9の誘起電圧はコンデンサ21を介し
て放電灯7に印加される。すなわちランプ電流は
2次コイル9にも流れるようになる。換言すれば
ランプ電流は両2次コイル9,10に分流するこ
とになる。これによつて発振トランスのロスは低
減される。又2個の2次コイルを並列にして、こ
れにそれぞれランプ電流を流すようにしているの
で、ランプ電流が流れるコイルとして等価的に全
表面積が増すことになるから、表皮効果によりロ
スが少くなる。したがつてその温度上昇を抑制
し、かつ効率を向上させることができるようにな
る。なお図の位置にコンデンサ21を接続したと
きは、フイラメント12上には1個の、又フイラ
メント11上には2個の輝点が形成できる(輝点
が分散する。)ことは容易に理解されよう。フイ
ラメント11上の輝点を1個とするには、更にコ
ンデンサを2次コイル9,10の端部A,A′間
に接続すればよい。
コンデンサ21を上記した各接続位置に代えて
フイラメント12の一方の端部と、2次コイル9
とスイツチ要素13とを結ぶ回路との間に、図中
点線で示すようにコンデンサ21′として接続し
ても、2次コイル9の誘起電圧を放電灯7に印加
することができる。この場合は、フイラメント1
1,12のそれぞれに、2個の輝点が形成され
る。更に2次コイル9とスイツチ要素13とを結
ぶ回路とアースつまり直流電源の負端子との間に
図中点線で示すようにコンデンサ21″として接
続してもよい。ただしこの場合は、2次コイル9
の電圧は直流電源を通つて放電灯7に印加される
ようになる。なおこの位置へのコンデンサの接続
は、フイラメント11,12上に2個の輝点の形
成をもたらす。
以上のようにこの発明によれば、コンデンサを
使用して、発振トランスの一方の2次コイルを高
周波的に放電灯に接続するようにしているので、
この2次コイルの誘起電圧を放電灯に印加するこ
とができ、したがつて発振トランスの電力損の軽
減、温度上昇の抑制並びに効率を改善することが
できるとともに、前記コンデンサの接続位置にし
たがつてフイラメン上の輝点数を増減することが
できるので、使用する放電灯及びランプ電流に応
じた輝点数とすることができ、したがつてこの種
放電灯の寿命を改善し得るといつた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は既提案の回路図、第2図は発振トラン
スの断面図、第3図はこの発明の実施例を示す回
路図である。 1……直流電源の端子、2……高周波インバー
タ、4……発振トランス、7……放電灯、9,1
0……2次コイル、11,12……フイラメン
ト、13……スイツチ素子、21……コンデン
サ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放電灯を始動点灯させる高周波出力を発生す
    る高周波インバータの発振トランスに、第1及び
    第2の2次コイルを設け、前記第1の2次コイル
    を前記放電灯にまたがつて、その誘起電圧によつ
    て前記放電灯を始動点灯させるように接続し、又
    前記第2の2次コイルを、直流電源の一方の端子
    から、前記放電灯の両フイラメント、前記第1の
    2次コイル及び前記放電灯の点灯中はオフとされ
    るスイツチ素子を経て前記直流電源の他方の端子
    に至る直列回路中に挿入するとともに、前記直列
    回路に、前記放電灯の予熱時前記直流電源からの
    直流電流が流れるとき、この直流電流が前記両2
    次コイルに逆方向に流れるように前記直列回路に
    前記両2次コイルを接続し、更に前記第2の2次
    コイルを、前記放電灯の点灯中に前記放電灯にま
    たがつて高周波的に接続するコンデンサを設けて
    なる放電灯点灯装置。
JP1764383A 1983-02-05 1983-02-05 放電灯点灯装置 Granted JPS59143300A (ja)

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JP1764383A JPS59143300A (ja) 1983-02-05 1983-02-05 放電灯点灯装置

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Publication Number Publication Date
JPS59143300A JPS59143300A (ja) 1984-08-16
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