JPH03113421A - アクティブマトリクス表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス表示装置

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JPH03113421A
JPH03113421A JP1252897A JP25289789A JPH03113421A JP H03113421 A JPH03113421 A JP H03113421A JP 1252897 A JP1252897 A JP 1252897A JP 25289789 A JP25289789 A JP 25289789A JP H03113421 A JPH03113421 A JP H03113421A
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音琴 秀則
Takayoshi Nagayasu
孝好 永安
Kiyoshi Nakazawa
中沢 清
Mikio Katayama
幹雄 片山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は表示用絵素電極にスイッチング素子を介して駆
動信号を印加することにより表示を実行する表示装置に
関し、特に絵素電極をマトリクス状に配列して高密度表
示を行うアクティブマトリクス駆動方式の表示装置に関
する。
(従来の技術) 従来より、液晶表示装置、EL表示装置、プラズマ表示
装置等に於いては、マトリクス状に配列された絵素電極
を選択駆動することにより、画面上に表示パターンを形
成している。選択された絵素電極とこれに対向する対向
電極との間に電圧が印加され、その間に介在する表示媒
体の光学的変調が行われる。この光学的変調が表示パタ
ーンとして視認される。絵素電極の駆動方式として、個
々の独立した絵素電極を配列し、この絵素電極のそれぞ
れにスイッチング素子を連結して駆動するアクティブマ
トリクス駆動方式が知られている。
絵素電極を選択駆動するスイッチング素子としては、T
PT (薄膜トランジスタ)素子、MIM (金属−絶
縁層−金属)素子、MOSトランジスタ素子、ダイオー
ド、バリスタ等が一般的に知られている。アクティブマ
トリクス駆動方式は、高コントラストの表示が可能であ
り、液晶テレビジョン、ワードプロセッサ、コンビ二一
夕の端末表示装置等に実用化されている。
(発明が解決しようとする課題) このような表示装置を用いて高密度の表示を行う場合、
非常に多数の絵素電極とスイッチング素子とを配列する
ことが必要となる。しかしながら、スイッチング素子は
基板上に作製した時点で動作不良素子として形成される
ことがある。このような不良素子に連結された絵素電極
は、表示に寄与しない絵素欠陥を生ずることになる。
絵素欠陥を修正する為の構成が、例えば特開昭61−1
53619号公報に開示されている。この構成では、絵
素電極1個当り複数個のスイッチング素子が設けられる
。複数個のスイッチング素子のうちの一つが絵素電極に
接続され、他は絵素電極には接続されない。絵素電極に
接続されたスイッチング素子が不良の場合は、レーザト
リマ、超音波カッタ等により該スイッチング素子が絵素
電極から切り離され、他のスイッチング素子が絵素電極
に接続される。スイッチング素子と絵素電極との接続は
、微小な導体をデイスペンサ等で付着させることにより
、或いは基板上にAu、A1等を所定部位にコートする
ことにより行われる。
更に、特開昭61−56382号公報及び特開昭59−
101693号公報には、レーザ光を照射して金属を溶
融させることにより、金属層相互間を電気的に接続する
構成が開示されている。
上記の欠陥修正は、表示装置を組み立てる前のアクティ
ブマトリクス基板の状態で行われなければならない。そ
の理由は、表示装置を完成した後では、レーザ光照射に
よって蒸発或いは溶融した金属の一部が、絵素電極と対
同電極との間に介在する液晶等の表示媒体中に混入し、
表示媒体の光学的特性を著しく劣化させるからである。
従って、上記従来の絵素欠陥の修正は何れも表示装置組
立前、即ち表示媒体封入前のアクティブマトリクス基板
製作プロセスで適用されている。
ところが、絵素欠陥をアクティブマトリクス基板の製作
段階で検出することは極めて困難である。
特に絵素数が10万個〜50万個以上もある大型表示装
置では、全ての絵素電極の電気的特性を検出して不良ス
イッチング素子を発見するには、極めて高精度の測定機
器等を使用しなければならない。このため、検査工程が
繁雑となり、量産性が阻害される。従って、コスト高に
なるという結果を招く。このような理由で、絵素数の多
い大型表示装置では、上述のレーザ光を用いた基板の状
態での絵素欠陥の修正を行なうことができないというの
が実情である。
表示装置の状態でレーザ光を用いた絵素欠陥の修正が可
能なアクティブマトリクス表示装置が、特願平1−11
6694に示されている。第1A図にこのような表示装
置の改良例に用いられるアクティブマトリクス基板の平
面図を示す。第1A図の基板を用いて表示装置を組み立
て、第1A図のB−B線及びC−C線に沿ったこの表示
装置の断面の構成を、第3図及び第4図に示す。ガラス
基板l上にベースコート膜2が形成され、ベースコート
膜2上にはゲートバス配線3とソースバス配線4とが格
子状に配列されている。ゲートバス配線3とソースバス
配線4とに囲まれた矩形の領域には、透明導電膜(IT
O)から成る絵素電極5が設けられ、マトリクス状の絵
素パターンを構成している。
絵素電極5の隅部付近にはTPT6が配され、TPT6
と絵素電極5とはドレイン電極16によって電気的に接
続されている。絵素電極5の他の隅部付近には予備TF
T7が配され、予備TFT7と絵素電極5とはドレイン
電極16aによって電気的に接続されている。TPT6
及び予備TFT7はゲートバス配線3上に並設され、T
PT6のソース電極15とソースバス配線4とは枝配線
8によって接続されている。予@TFT7のソース電極
15aはソース電極延設端8aによって、接続部25に
導かれる。接続部25ではソース電極延設端8aは、非
導通状態で枝配線8に対置されている。従って、二つの
TFT6及び7のうち、TFT6のみがソースバス配線
4に電気的に接続され、予備TFT7はソースバス配線
4には接続されていない。
TFT6近傍の断面構成を第3図に従って説明する。尚
、予備TFT7の構成もTFT6と同様である。ゲート
バス配線3の一部として形成されるゲート電極9上にゲ
ート絶縁膜10が形成されている。この上から、ゲート
絶縁膜としても機能しているベース絶縁膜11が基板全
面に亙って堆積すしている。ベース絶縁膜11上にはア
モルファスシリコン(a−Si)の真性半導体層12、
真性半導体層12の上面を保護する半導体層保護膜13
が順次MFIされている。更にその上から、a−3jか
ら成るn型半導体層14.14が積層されている。n型
半導体層14.14上にはそれぞれソース電極15、及
びドレイン電極16が形成されている。上記半導体層保
護膜13は、エツチングによりソース電極及びドレイン
電極がパターン形成される際に、エツチングストッパと
して機能する。
絵素電極5は、ベース絶縁膜11上にパターン形成され
る。TFT6及び絵素電極5の上面を覆って基板全面に
保護膜17及び配向層19が堆積されている。
第4図に示すように接続部25では、ベースフート膜2
上に継手金属924が形成されている。
継手金属層24上には前述のベース絶縁膜11が堆積さ
れている。ベース絶縁膜11上には、予備TFT7のソ
ース電極15に接続されたソース電極延設端8aと、ソ
ースバス配線4に接続された枝配線8とが載置されてい
る。ソース電極延設端8aと枝配線8とは、互いに離隔
され非導通状態を維持している。従って、予@TFT7
はソースバス配線4とは電気的には接続されていない。
ソース電極延設端8aと枝配線8とは保護膜17によっ
て完全に被覆されている。保護膜17は枝配線8とソー
ス電極延設端8aとの間の電気的接続を、表示媒体であ
る液晶層18と離隔した状態で行うために設けられてい
る。
ガラス基板1に対向する他方のガラス基板20の内面に
は、カラーフィルタ21が形成されている。カラーフィ
ルタ21上の全面に、対同電極22、及び配向層23が
重畳形成されている。上記一対のガラス基板1.20の
間には表示媒体として液晶層18が封入されている。
このような構成を有する液晶表示装置の全絵素電極5に
、TFT6を介して駆動電圧を印加する。
このように表示装置を全面駆動した状態では、絵素欠陥
が容易に視認される。TFT6の不良による絵素欠陥が
発生している場合には、接続部25を用いて容易に修正
することができる。即ち、下方のガラス基板1を介して
外部よりレーザ光等のエネルギーが継手金属層24と、
枝配線8及びソース電極延設端8aとの重畳部分に照射
される。
枝配線8と継手金属層24との重畳部分では、レーザ光
が照射されるとベース絶縁膜11の絶縁破壊が起こり、
枝配線8と継手金属層24とは互いに溶融接続されて導
通状態となる。同様に、ソース電極延設端8aと継手金
属層24との重畳部分でも、ベース絶縁膜11の絶縁破
壊が起こり、ソース電極延設端8aと継手金属層24と
は互いに溶融接続されて導通状態となる。このようにし
て枝配線8とソース電極延設端8aとが継手金属層24
を介して電気的に接続され、予@TFT7がソースバス
配線4によって駆動される。
TFT6の絶縁不良等により、TFT6を絵素電極5か
ら切り離す必要がある場合には、TFT6のドレイン電
極16の部分にレーザ光が照射され、該部分が切断され
る。TFT6と絵素電極5とを切り離すことにより、絵
素電極5は予備TFT7によって正常に駆動される。
この表示装置では、接続部25の上方に保護膜17が形
成されているので、上述のレーザ光照射による接続は基
板1と保護膜17との間で行われる。従って、レーザ光
照射によって溶融した金属の表示媒体中への混入は起こ
らない。しかし、レーザ光の安定性、再現性、継手金属
層24、べ〜ス絶縁膜11、枝配線8、ソース電極延設
端8a、保護膜17等の材料、形状等によっては、保護
膜17が破壊される場合がある。保護膜17の破壊が生
じると、レーザ光照射によって溶融した金属が表示媒体
である液晶層18に混入され、更に対向電極22に接触
することがある。このような接触が生じると、ソースバ
ス配線4と対向電極22との間にリークを生ずることに
なる。このようなリークにより、レーザ光照射によって
絵素欠陥を確実に修正することができない。
本発明はこのような問題点を解決するために為されたも
のである。即ち、本発明の目的は、絵素欠陥の発生位置
を容易に特定できる表示装置の状態で、スイッチング素
子不良による絵素欠陥を確実に修正し得るアクティブマ
トリクス表示装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のアクティブマトリクス表示装置は、少なくとも
一方が透光性を有する一対の対向する基板と、該基板間
に挿入され印加電圧に応答して光学的特性が変調される
表示媒体と、該一対の基板の何れか一方の基板内面にマ
トリクス状に配された絵素電極と、該絵素電極にそれぞ
れ電気的に接続されたスイッチング素子及び予備スイッ
チング素子と、該スイッチング素子と該予備スイッチン
グ素子とに接続された走査線と、該スイッチング素子に
接続された信号線と、該一方の基板に対句する該基板の
内面に形成された対向電極と、を備え、該予備スイッチ
ング素子の信号入力端子の延設端と該信号線から分岐し
た枝配線とが、少なくとも絶縁膜を介して非導通状態で
近接対置する接続部が形成され、該対同電極が該接続部
と対句する部分以外の部分に形成されており、そのこと
によって上記目的が達成される。
(作用) 上記構成からなるアクティブマトリクス表示装置を全面
駆動すれば、絵素欠陥の発生位置を容易に確認すること
ができる。全絵素電極の駆動により、これに対応する表
示媒体は駆動電圧に応じた光学的変調を生ずる。しかし
、スイッチング素子が不良の場合は、この光学的変調が
起こらず絵素欠陥として視認される。この絵素欠陥は微
小な絵素電極が数十万個以上配列されている表示装置に
於いても、拡大レンズ等を使用すれば容易に識別が可能
である。
絵素欠陥の発生位置が確認されると、透光性の基板を介
して外部より接続部に、レーザ光等の光エネルギーが照
射される。接続部ではレーザ光照射によって、予備スイ
ッチング素子の信号入力端子の延設端と、信号線から分
岐した枝配線とが互いに電気的に接続される。このよう
にして予備TFT7と信号線とが接続部を介して電気的
に接続される。更に、必要に応じて絵素電極に接続され
ていた不良のスイッチング素子を、光エネルギーの照射
により切断して絵素電極と切り離すこともできる。
上記の光エネルギー照射による接続を行うと、信号入力
端子の延設端と枝配線とを構成する金属が溶融される。
溶融した金属は表示媒体中に混入し、更に対向基板側へ
接触することがある。このような接触が生じると、絵素
欠陥を生じる。しかし、本発明のアクティブマトリクス
表示装置では、対向基板上の対向電極が接続部に対向す
る部分以外の部分に形成されている。そのため、溶融し
た金属等が表示媒体中に混入した場合にも、対向電極に
接触することはない。従って、本発明の構成により絵素
欠陥が確実に修正され得る。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。第1A図に本
発明の表示装置の一実施例に用いられるアクティブマト
リクス基板を示す。本実施例では、前述の改良例で説明
したものと同様のアクティブマトリクス基板が用いられ
ている。第1A図の基板を用いた本実施例のB−B線及
びC−C線に沿った各断面の構成を、第1B図及び第1
C図に示す。ガラス基板1上にTa205、A l 2
03.5i3NJ等から成るベースコート膜2が厚さ3
000人〜9000Aで形成されている。ベースコート
膜2は必ずしも設ける必要はなく、廃止してもよい。ベ
ースコート膜2上に走査信号を供給するゲ−トバス配線
3と、データ信号を供給するソースバス配線4とが格子
状に配列されている。ゲートバス配線3は一般にTa、
AI、T1、N1、MO等の単層又はこれらの多層金属
で形成されるが、本実施例ではTaを使用している。ソ
ースバス配線4も同様の金属で形成されるが、本実施例
ではT1を使用している。ゲートバス配線3とソースバ
ス配線4との交差位置には、基板全面に形成されたベー
ス絶縁膜11が介在している。
ゲートバス配線3とソースバス配線4とに囲まれた矩形
の領域には、透明導電膜(ITO)から成る絵素電極5
が設けられ、マトリクス状の絵素パターンを構成してい
る。絵素電極5の隅部付近にはTFT6が配設され、T
FT6と絵素電極5とはドレイン電極16によって電気
的に接続されている。絵素電極5の他の隅部付近には予
備TFT7が配設され、予備TFT7と絵素電極5とは
ドレイン電極16aによって電気的に接続されている。
TFT6及び予6fff T F T 7はゲートバス
配線3上に並設され、TFT6のソース電極15とソー
スバス配線4とは枝配線8によって接続されている。予
備TPT7のソース電極15aはソース電極延設端8a
によって、接続部25に導かれる。接続部25ではソー
ス電極延設端8aは、非導通状態で枝配線8に対置され
ている。従って、二つのTFT6及び7のうち、TFT
6のみがソースバス配線4に電気的に接続され、予備T
FT7はソースバス配線4には接続されていない。接続
部25の断面構成の詳細については後述する。
TFT6近傍の断面構成を第1B図に従って説明する。
尚、予備TFT7の構成もTFT6と同様である。ゲー
トバス配線3の一部として形成されるTaのゲート電極
9上に、ゲート電極9の表面を陽極酸化して得られるT
a2O3がら成るゲート絶縁膜10が形成されている。
この上がら、ゲート絶縁膜としても機能している5iN
x(例えば5iaNa)のベース絶縁膜11が基板全面
に亙って堆積されている。ベース絶縁膜ll上にはアモ
ルファスシリコン(a−Si)のJl半導体112、真
性半導体ff12の上面を保護するSiNgがら成る半
導体居保護膜13が順次積層されている。
更にその上から、後に形成されるソース電極及びドレイ
ン電極とオーミックコンタクトを得るための、a−Sf
から成るn型半導体層14が積層されている。n型半導
体層14上にはソース電極15、及ヒトレイン電極16
が形成されている。ソース電極15及びドレイン電極1
6は、Tf、Nl5A1等から成る。
絵素電極5は、ベース絶縁膜11上にパターン形成され
る。ベース絶縁膜11の厚さは1500A〜6ooo八
程度が適切であるが、本実施例では2000人〜350
0Aに設定されている。TFT6及び絵素電極5の上面
を覆って基板全面にS i NXから成る保護膜17が
形成され、保護膜17上に液晶層18の液晶分子の配向
を規制する配向層19が堆積されている。保護膜17の
厚さは2000A〜10000A程度が適切であるが、
本実施例ではjo00A前後に設定されている。
ベース絶縁膜11及び保護膜17はSfN×以外に、S
’ OX%  T a 205、Al2Q、その他の酸
化物或いは窒化物に−よって形成され得る。保護膜17
は基板全面に形成せずに、TFT6、予備TFT7、バ
ス配線等の直接表示に関与しない部分のみを覆い、絵素
74極5の中央部で除去した窓あき構造としてもよい。
接続部25の断面構成を第1C図を用いて説明する。ベ
ースコート膜2上に継手金属層24が形成されている。
継手金属層24の形状は、第1A図に示すように平面視
矩形である。継手金属層24は、ゲートバス配線3と同
様にT as  A 1 s T1、Nl、Mo等から
成り、ゲートバス配線−3の形成と同時にパターン形成
することができる。継手金属層24上には前述のベース
絶縁膜11が堆積されている。ベース絶縁膜11上には
、予#ITFT7のソース電極15に接続されたソース
電極延設端8aと、ソースバス配線4に接続された枝配
線8とが載置されている。ソース電極延設端8aと枝配
線8とは、互いに離隔され非導通状態を維持している。
従って、予1TFT7はソースバス配線4とは電気的に
は接続されていない。ソースミ極延設端8aと枝配線8
とは保護膜17によって完全に被覆されている。
継手金属層24と、ソース電極延設端8a及び枝配線8
との間に位置するベース絶縁膜11は、これらの金属層
及び配線間の層間絶縁膜としても機能している。層間絶
縁膜としての厚さは1000人〜7000人が適してい
るが、本実施例ではTFT6及び7のゲート絶縁膜とし
ても機能するベース絶縁膜11を利用しているので、前
述のように2000人〜3500人に設定されている。
保護膜17は枝配線8とソース電極延設端8aとの間の
電気的接続を、表示媒体である液晶層18と離隔した状
態で行うためのものである。そのため、保護膜17の厚
さは1500A〜15000人程度が適切である。本実
施例ではTFT6及び7の保護膜を利用しているため、
その厚さは5000人前後に設定されている。
第1B図及び第1C図に示すように、絵素電極5の形成
されたガラス基板1に対向する他方のガラス基板20の
内面には、カラーフィルタ21が形成されている。カラ
ーフィルタ21上には対向電極28が形成されている。
本実施例では対同基板上のTFT6及び接続部25に対
向する部分には、対同電極28は形成されていない。こ
のような対向電極28の形状は、エツチング等を用いた
バターニングにより容易に形成され得る。対ME極28
上の全面には配向層23が重畳形成されている。
上記一対のガラス基板1.20の間には表示媒体として
、ツィステド不マチソク液晶層18が封入されている。
液晶層18は絵素電極5と対同電極22との間の印加電
圧に応答して配向変換され、光学的変調が行われる。こ
の光学的変調が表示パターンとして視認される。
上記構成を有する液晶表示装置の全絵素電極5に、TF
T6を介して駆動電圧を印加する。このように表示装置
を全面駆動した状態では、絵素欠陥が容易に視認される
。TFT6の不良による絵素欠陥が発生している場合に
は、接続部25を用いて容易に修正することができる。
第2図に絵素欠陥の修正を行った後の接続部25の断面
図を示す。第2図の矢印26で示すように、下方のガラ
ス基板1を介して外部よりレーザ光、赤外線、電子ビー
ム、その他のエネルギーが継手金属層24に照射される
。本実施例ではYAGレーザ光を用いた。枝配線8とベ
ース絶縁膜11と継手金属層24との重畳部分では、レ
ーザ光が照射されるとベース絶縁膜11の絶縁破壊が起
こり、枝配線8と継手金属層24とは互いに溶融接続さ
れて導通状態となる。同様に、ソース電極延設端8aと
ベース絶縁膜11と継手金属層24との重畳部分でも、
ベース絶縁膜11の絶縁破壊が起こり、ソース電極延設
端8aと継手金屑層24とは互いに溶融接続されて導通
状態となる。このようにして枝配線8とソース電極延設
端8aとが継手金属層24を介して電気的に接続され、
予備TFT7がソースバス配線4によって駆動される。
本実施例ではレーザ光をガラス基板1側から照射したが
、レーザ光を透過させる基板であれば何れの基板側から
照射してもよい。
TFT6の絶縁不良等により、TFT6を絵素電極5か
ら切り離す必要がある場合には、TFT6のドレイン電
極16の部分にレーザ光が照射され、該部分が切断され
る。TFT6と絵素電極5とを切り離すことにより、絵
素電極5は予備TFT7によって正常に駆動される。
このようにレーザ光を照射して絵素欠陥の修正を行って
も、本実施例では接続部25及びTFT6の上方には保
護膜17が形成されているので、溶融した金屑の液晶中
への混入は起こらない。また、保護膜17は透明絶縁体
なので、レーザ光はこれを透過する。従って、保護膜1
7のレーザ光による破壊は通常では生じない。しかし、
レーザ光照射の条件、継手金屑層24、ソース電極延設
端8a、枝配線8、保護膜17等の材質、形状等によっ
ては保護膜17が破壊される場合がある。
本実施例では対同基板21上に設けられた対向電極28
が、接続部25及びTFT6と対向する部分以外の部分
に形成されているので、レーザ光照射によって保護膜1
7の破壊が生じ、溶融した金属が液晶層18に混入して
も、対向電極28に接触することはない。従って、本実
施例では接続部25へのレーザ光照射によって、絵素欠
陥を確実に修正し得る。
上記の実施例では透過型の液晶表示装置を示したが、本
発明は反射型の表示装置にも同様に用し得る。また、上
記実施例ではTPTを用いたアクティブマトリクス型液
晶表示装置について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
本発明はMIM素子、ダイオード、バリスタ等の種々の
スイッチング素子を用いた広範囲の表示装置にも適用可
能である。更に、表示媒体として、薄膜発光層、分散型
EL発光層、プラズマ発光体等を用いた各種表示装置に
も適用し得る。
また、上記実施例に於いて、ベースコート膜2は必ずし
も設ける必要はなく、廃止することもできる。
(発明の効果) 本発明のアクティブマトリクス表示装置は、絵素欠陥の
発生位置を容易に特定できる表示装置の状態で、スイッ
チング素子の不良による絵素欠陥を確実に修正できるの
で、検査工程及び修正工程が容易となり、量産性が確保
される。従って本発明は、表示装置としてのコスト低減
に寄与するものである。
4、゛  の。単な説明 第1A図は本発明の表示装置の一実施例に用いられるア
クティブマトリクス基板の平面図、第1B図及び第1C
図は第1A図のアクティブマトリクス基板を用いた表示
装置を、それぞれ第1A図のB−B線及びC−C線に沿
った面で切断した断面図、第2図は絵素欠陥の修正に用
いられた接続部の断面図、第3図はアクティブマトリク
ス表示装置の改良例のTPT近傍の断面図、第4図はア
クティブマトリクス表示装置の改良例の接続部近傍の断
面図である。
l、 20・・・ガラス基板、3・・・ゲートバス配線
、4・・・ソースバス配線、5・・・絵素電極、6・・
・T F T。
7・・・予備TFT、8・・・枝配線、8aソース電極
延設端、9・・・ゲート電極、11・・・ベース絶縁膜
、15.15a・・・ソース電極、16,16a・・・
ドレイン電極、17・・・保護膜、18・・・液晶層、
19,23・・・配RMt、21・・・カラーフィルタ
、24・・・継手金属層、25・・・接続部、28・・
・対向電極。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも一方が透光性を有する一対の対向する基
    板と、該基板間に挿入され印加電圧に応答して光学的特
    性が変調される表示媒体と、該一対の基板の何れか一方
    の基板内面にマトリクス状に配された絵素電極と、該絵
    素電極にそれぞれ電気的に接続されたスイッチング素子
    及び予備スイッチング素子と、該スイッチング素子と該
    予備スイッチング素子とに接続された走査線と、該スイ
    ッチング素子に接続された信号線と、該一方の基板に対
    向する該基板の内面に形成された対向電極と、を備え、 該予備スイッチング素子の信号入力端子の延設端と該信
    号線から分岐した枝配線とが、少なくとも絶縁膜を介し
    て非導通状態で近接対置する接続部が形成され、該対向
    電極が該接続部と対向する部分以外の部分に形成されて
    いるアクティブマトリクス表示装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055382A (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 株式会社東芝 液晶表示装置
JPS60262134A (ja) * 1984-06-11 1985-12-25 Canon Inc 液晶素子の駆動法
JPS6222455A (ja) * 1985-07-23 1987-01-30 Asahi Glass Co Ltd 薄膜能動素子基板

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