JPH03112747A - エアバッグ装置のモジュールカバー - Google Patents
エアバッグ装置のモジュールカバーInfo
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- JPH03112747A JPH03112747A JP1248682A JP24868289A JPH03112747A JP H03112747 A JPH03112747 A JP H03112747A JP 1248682 A JP1248682 A JP 1248682A JP 24868289 A JP24868289 A JP 24868289A JP H03112747 A JPH03112747 A JP H03112747A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はエアバッグ装置のモジュールカバーに係り、特
に、エアバッグによる破断開裂特性に優れたエアバッグ
装置のモジュールカバーに関する。
に、エアバッグによる破断開裂特性に優れたエアバッグ
装置のモジュールカバーに関する。
［従来の技術］
従来のエアバッグ装置のモジュールカバーは、エアバッ
グ動作時にバッグ収納用のモジュールカバーが予定され
た線から開裂される脆弱部を設けている。この脆弱部と
しては、開裂予定ライン（ティアライン）の部分に溝を
連続的又はミシン目状に半連続的に形成したものがある
。又、該カバーを硬質層と軟質層との２層積層構造とし
たものにあっては、ティアラインに沿って硬質層にスリ
ットを形成したものなどもある。
グ動作時にバッグ収納用のモジュールカバーが予定され
た線から開裂される脆弱部を設けている。この脆弱部と
しては、開裂予定ライン（ティアライン）の部分に溝を
連続的又はミシン目状に半連続的に形成したものがある
。又、該カバーを硬質層と軟質層との２層積層構造とし
たものにあっては、ティアラインに沿って硬質層にスリ
ットを形成したものなどもある。
［発明が解決しようとする課題］
このようにティアラインの肉層を薄くした従来のエアバ
ッグ装置のモジュールカバーでは、カバーの外側から外
力が繰り返し加えられた場合、ティアラインが開裂して
しまう恐れがある。
ッグ装置のモジュールカバーでは、カバーの外側から外
力が繰り返し加えられた場合、ティアラインが開裂して
しまう恐れがある。
また、従来のカバーは合成樹脂を金型成形するにあたり
、金型に溝やスリット形成部を設けて製造されているが
、金型成形により溝やスリットを精度良く形成するには
この金型を極めて高精度のものとする必要がある。更に
、ティアラインの肉薄部の溝の深さ等を変更して開裂強
度等を変えるためには、大掛りな金型修正が必要となり
、破断開裂特性等を容易に変更することができないとい
う欠点もあった。
、金型に溝やスリット形成部を設けて製造されているが
、金型成形により溝やスリットを精度良く形成するには
この金型を極めて高精度のものとする必要がある。更に
、ティアラインの肉薄部の溝の深さ等を変更して開裂強
度等を変えるためには、大掛りな金型修正が必要となり
、破断開裂特性等を容易に変更することができないとい
う欠点もあった。
本発明は上記従来の問題点を解決し、金型の要求精度の
緩和が図れるエアバッグ装置のモジュールカバーの提供
を目的とする。また、本発明は、均一開裂性に優れ、し
かも、所望の破断開裂特性となるように容易に設計変更
することができるエアバッグ装置のモジュールカバーを
提供することを目的とする。
緩和が図れるエアバッグ装置のモジュールカバーの提供
を目的とする。また、本発明は、均一開裂性に優れ、し
かも、所望の破断開裂特性となるように容易に設計変更
することができるエアバッグ装置のモジュールカバーを
提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］
本発明のエアバッグ装置のモジュールカバーは、１対の
半割体よりなり、各半割体の基端側はエアバッグ装置の
本体側に止め付けられ、各半割体の他端側同志は室内側
へ開き出し自在に係合された自由端となっているエアバ
ッグ装置のモジュールカバーにおいて、両半割体に跨が
るように両半割体の裏面に沿って設けられた樹脂フィル
ムを具備し、該樹脂フィルムが両半割体に取り付けられ
ることにより両半割体の自由端側の係合状態が保持され
てなることを特徴とする。
半割体よりなり、各半割体の基端側はエアバッグ装置の
本体側に止め付けられ、各半割体の他端側同志は室内側
へ開き出し自在に係合された自由端となっているエアバ
ッグ装置のモジュールカバーにおいて、両半割体に跨が
るように両半割体の裏面に沿って設けられた樹脂フィル
ムを具備し、該樹脂フィルムが両半割体に取り付けられ
ることにより両半割体の自由端側の係合状態が保持され
てなることを特徴とする。
［作用］
本発明のエアバッグ装置のモジュールカバーにおいては
、１対の半割体は裏面側の樹脂フィルムによりその自由
端側の係合状態が保持されている。そして、エアバッグ
が膨張してモジュールカバーを室内側に押すと、前記１
対の半割体の裏面に設けられた樹脂フィルムが破断する
ことにより、モジュールカバーの開放が開始される。即
ち、樹脂フィルムは、両半割体に跨がるように両半割体
の裏面に沿って設けられており、該半割体の裏面に該樹
脂フィルムが取り付けられることにより両半割体の自由
端側の係合状態が保持されている。そして、この樹脂フ
ィルムが破断することにより両半割体は開放される。
、１対の半割体は裏面側の樹脂フィルムによりその自由
端側の係合状態が保持されている。そして、エアバッグ
が膨張してモジュールカバーを室内側に押すと、前記１
対の半割体の裏面に設けられた樹脂フィルムが破断する
ことにより、モジュールカバーの開放が開始される。即
ち、樹脂フィルムは、両半割体に跨がるように両半割体
の裏面に沿って設けられており、該半割体の裏面に該樹
脂フィルムが取り付けられることにより両半割体の自由
端側の係合状態が保持されている。そして、この樹脂フ
ィルムが破断することにより両半割体は開放される。
このように、カバーの開裂は樹脂フィルムの破断により
なされるものであることから、樹脂フィルムの耐圧性等
を変えることにより、即ち、例えば、樹脂フィルムの厚
さやスリットの有無等を適宜選定することにより、容易
にカバーの破断開裂特性を決定することができる。しか
して、樹脂フィルムは延伸等により容易に均一な厚さに
製造することができ、また、スリットの形成も精度良く
、かつ容易に行なえることから、カバーの破断開裂特性
は目的に応じて極めて容易に設定することができる。こ
のため、エアバッグの動作、膨張により容易に、しかも
設定押圧力に達すると確実に開放するエアバッグ装置の
モジュールカバーが提供される。
なされるものであることから、樹脂フィルムの耐圧性等
を変えることにより、即ち、例えば、樹脂フィルムの厚
さやスリットの有無等を適宜選定することにより、容易
にカバーの破断開裂特性を決定することができる。しか
して、樹脂フィルムは延伸等により容易に均一な厚さに
製造することができ、また、スリットの形成も精度良く
、かつ容易に行なえることから、カバーの破断開裂特性
は目的に応じて極めて容易に設定することができる。こ
のため、エアバッグの動作、膨張により容易に、しかも
設定押圧力に達すると確実に開放するエアバッグ装置の
モジュールカバーが提供される。
このように樹脂フィルムの厚さやスリットの有無等を変
更することにより、カバーの破断開裂特性を設定できる
ことから、カバーの半割体の製造には高精度成形が必要
とされず、従来の如く、肉薄部形成のための部材や作業
が不要となり、従って、成形作業が容易となる。また、
カバーの破断開裂特性の変更を行なう場合にも、半割体
の設計変更が不要である。
更することにより、カバーの破断開裂特性を設定できる
ことから、カバーの半割体の製造には高精度成形が必要
とされず、従来の如く、肉薄部形成のための部材や作業
が不要となり、従って、成形作業が容易となる。また、
カバーの破断開裂特性の変更を行なう場合にも、半割体
の設計変更が不要である。
［実施例］
以下に図面を参照して本発明のエアバッグ装置のモジュ
ールカバーの実施例について具体的に説明する。
ールカバーの実施例について具体的に説明する。
第１図は本発明の一実施例に係るエアバッグ装置のモジ
ュールカバーの半割体の斜視図、第２図は同裏面からの
斜視図、第３図は樹脂フィルムの斜視図、第４図はエア
バッグ装置のモジュールカバーの断面図、第５図は第４
図Ｖ部の拡大斜視図である。
ュールカバーの半割体の斜視図、第２図は同裏面からの
斜視図、第３図は樹脂フィルムの斜視図、第４図はエア
バッグ装置のモジュールカバーの断面図、第５図は第４
図Ｖ部の拡大斜視図である。
図示の如く、本実施例のエアバッグ装置のモジュールカ
バーは、１対の半割体１．２よりなり、この半割体１．
２の基端側ＩＡ、２Ａには、この半割体１．２をエアバ
ッグ装置の本体側に止め付けられるように、それぞれビ
ス止め用の孔３が複数個設けられている。また、各半割
体１．２の他端側ＩＢ、２Ｂ同志は室内側へ開き出し自
在に係合された自由端となっている。
バーは、１対の半割体１．２よりなり、この半割体１．
２の基端側ＩＡ、２Ａには、この半割体１．２をエアバ
ッグ装置の本体側に止め付けられるように、それぞれビ
ス止め用の孔３が複数個設けられている。また、各半割
体１．２の他端側ＩＢ、２Ｂ同志は室内側へ開き出し自
在に係合された自由端となっている。
この半割体１．２の自由端ＩＢ、２Ｂ側の裏面には、そ
れぞれ複数の突起４．５が相対向する位置に対をなすよ
うに形成されている。本実施例においては、突起４．５
は３対設けら−れている。６は、この半割体１．２の裏
面に沿って、両半割体１．２に跨がるように設けられる
樹脂フィルムであって、半割体１．２に倣う形状を有し
、かつ、基端側６Ａ、６Ｂにはエアバッグ装置の本体側
に止め付けられるように、それぞれビス止め用の孔７が
複数個設けられている。また、半割体１．２の自由端Ｉ
Ｂ、２Ｂに相当する部分、即ち、半割体１．２の当接部
に相当する部分には、第４図及び第５図に示す如く、半
割体１．２の突起４．５を挿通して半割体１．２の自由
ＪＩＢ、２Ｂ側を係合状態に保するための固定用孔８が
突起４．５に対向する位置に形成されており、更に、樹
脂フィルム６開裂用のスリット９が固定用孔８と同レベ
ルの位置に形成されている。
れぞれ複数の突起４．５が相対向する位置に対をなすよ
うに形成されている。本実施例においては、突起４．５
は３対設けら−れている。６は、この半割体１．２の裏
面に沿って、両半割体１．２に跨がるように設けられる
樹脂フィルムであって、半割体１．２に倣う形状を有し
、かつ、基端側６Ａ、６Ｂにはエアバッグ装置の本体側
に止め付けられるように、それぞれビス止め用の孔７が
複数個設けられている。また、半割体１．２の自由端Ｉ
Ｂ、２Ｂに相当する部分、即ち、半割体１．２の当接部
に相当する部分には、第４図及び第５図に示す如く、半
割体１．２の突起４．５を挿通して半割体１．２の自由
ＪＩＢ、２Ｂ側を係合状態に保するための固定用孔８が
突起４．５に対向する位置に形成されており、更に、樹
脂フィルム６開裂用のスリット９が固定用孔８と同レベ
ルの位置に形成されている。
このように、第１図〜第５図に示すエアバッグ装置のモ
ジュールカバーでは半割体１．２の自由端ＩＢ、２Ｂ側
の裏面に形成された突起４．５と、両半割体１．２に跨
がるように両半割体１．２の裏面に沿って設けられた樹
脂フィルム６に形成された固定用孔８とが係合すること
により両半割体１．２の自由端側の係合状態が保持され
ている。このようなエアバッグ装置のモジュールカバー
においては、その内部に収容されるエアバッグが動作、
膨張して展開した際には、エアバッグの展開による圧力
が樹脂フィルム６に加えられ、この圧力で樹脂フィルム
６は固定用孔８及びスリット９が形成された部分から破
断開裂する（即ち、本実施例ではこの固定用孔８及びス
リット９を結ぶ線の部分がティアラインとなる）。この
樹脂フィルム６の破断開裂により、半割体１．２の突起
４．５の係合が解かれ、従って、半割体１．２の自由端
ＩＢ、２Ｂの係合が解かれるため、半割体１．２はその
自由端ＩＢ、２Ｂ側から室内側へ開放される。そして、
エアバッグはカバーから室内側へ向って展開する。
ジュールカバーでは半割体１．２の自由端ＩＢ、２Ｂ側
の裏面に形成された突起４．５と、両半割体１．２に跨
がるように両半割体１．２の裏面に沿って設けられた樹
脂フィルム６に形成された固定用孔８とが係合すること
により両半割体１．２の自由端側の係合状態が保持され
ている。このようなエアバッグ装置のモジュールカバー
においては、その内部に収容されるエアバッグが動作、
膨張して展開した際には、エアバッグの展開による圧力
が樹脂フィルム６に加えられ、この圧力で樹脂フィルム
６は固定用孔８及びスリット９が形成された部分から破
断開裂する（即ち、本実施例ではこの固定用孔８及びス
リット９を結ぶ線の部分がティアラインとなる）。この
樹脂フィルム６の破断開裂により、半割体１．２の突起
４．５の係合が解かれ、従って、半割体１．２の自由端
ＩＢ、２Ｂの係合が解かれるため、半割体１．２はその
自由端ＩＢ、２Ｂ側から室内側へ開放される。そして、
エアバッグはカバーから室内側へ向って展開する。
第６図、第７図は半割体の係合状態の他の例を示す断面
図である。第６図に示すものは、一方の半割体１の当接
面に凸条１ａを設け、他方の半割体２の当接面に凹溝２
ａを設け、凸条１ａと凹溝２ａとの係合により半割体１
．２の係合状態を安定化したものである。また、第７図
に示すものは、一方の半割体１にのみ突起４を設けると
ともに、両半割体１．２に切欠１ｂ、２ｂを形成したも
のである。本実施例のカバーでは、切欠１ｂ、２ｂで係
合された半割体１．２のうちの半割体１が、その突起４
と樹脂フィルム６の固定用孔８と係合することにより、
両半割体が樹脂フィルム６により係合状態に保持される
。
図である。第６図に示すものは、一方の半割体１の当接
面に凸条１ａを設け、他方の半割体２の当接面に凹溝２
ａを設け、凸条１ａと凹溝２ａとの係合により半割体１
．２の係合状態を安定化したものである。また、第７図
に示すものは、一方の半割体１にのみ突起４を設けると
ともに、両半割体１．２に切欠１ｂ、２ｂを形成したも
のである。本実施例のカバーでは、切欠１ｂ、２ｂで係
合された半割体１．２のうちの半割体１が、その突起４
と樹脂フィルム６の固定用孔８と係合することにより、
両半割体が樹脂フィルム６により係合状態に保持される
。
第８図（断面図）及び第９図（拡大斜視図）は、半割体
１．２の裏面に形成された突起形状の変形例を示す図で
ある。本例の突起４Ａ、５Ｂは、中央に溝４ａ、５ａが
形成されている。
１．２の裏面に形成された突起形状の変形例を示す図で
ある。本例の突起４Ａ、５Ｂは、中央に溝４ａ、５ａが
形成されている。
第１０図〜第１２図は、本発明のエアバッグ装置のモジ
ュールカバーの別の実施例を示す図であって、第１０図
はその構成を示す分解斜視図、第１１図は部分断面図、
第１２図は裏面からの部分斜視図である。
ュールカバーの別の実施例を示す図であって、第１０図
はその構成を示す分解斜視図、第１１図は部分断面図、
第１２図は裏面からの部分斜視図である。
本実施例のエアバッグ装置のモジュールカバーにおいて
は、半割体１１．１２の突起１４．１５は、半割体１１
．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂではなく、自由端１１Ｂ
、１２Ｂと基端１１Ａ１１２Ａとのほぼ中間の位置に複
数個（本実施例では４個）設けられ、また、半割体１１
．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂの当接部には各々切欠１
１ａ、１２ａが形成されている。
は、半割体１１．１２の突起１４．１５は、半割体１１
．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂではなく、自由端１１Ｂ
、１２Ｂと基端１１Ａ１１２Ａとのほぼ中間の位置に複
数個（本実施例では４個）設けられ、また、半割体１１
．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂの当接部には各々切欠１
１ａ、１２ａが形成されている。
樹脂フィルム１６には、半割体１１．１２の突起１４．
１５に対応する位置に半割体１１．１２の固定用孔１８
が設けられており、これらによって樹脂フィルム１６が
半割体１１．１２に取り付けられている。また、半割体
１１．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂに相当する部分、即
ち、半割体１１．１２の当接部に相当する部分には樹脂
フィルム６の開裂用のスリット１９が形成されている。
１５に対応する位置に半割体１１．１２の固定用孔１８
が設けられており、これらによって樹脂フィルム１６が
半割体１１．１２に取り付けられている。また、半割体
１１．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂに相当する部分、即
ち、半割体１１．１２の当接部に相当する部分には樹脂
フィルム６の開裂用のスリット１９が形成されている。
本実施例においては、この樹脂フィルム１６の上に更に
カバーフィルム２０が設けられている。なお、図中１３
．１７．２１は、それぞれ半割体１１．１２、樹脂フィ
ルム１６、カバーフィルム２０をエアバッグ装置の本体
側に止め付けるためのビス止め用孔である。
カバーフィルム２０が設けられている。なお、図中１３
．１７．２１は、それぞれ半割体１１．１２、樹脂フィ
ルム１６、カバーフィルム２０をエアバッグ装置の本体
側に止め付けるためのビス止め用孔である。
このように第１０図〜第１２図に示すエアバッグ装置の
モジュールカバーでは、半割体１１．１２の裏面に形成
された突起１４．１５と、両半割体１１．１２に跨がる
ように両半割体１１．１２の裏面に沿って設けられた樹
脂フィルム１６に形成された固定用孔１８とが係合する
ことにより両半割体１１．１２の係合状態が保持されて
いる。
モジュールカバーでは、半割体１１．１２の裏面に形成
された突起１４．１５と、両半割体１１．１２に跨がる
ように両半割体１１．１２の裏面に沿って設けられた樹
脂フィルム１６に形成された固定用孔１８とが係合する
ことにより両半割体１１．１２の係合状態が保持されて
いる。
カバーフィルム２０は半割体１１．１２の突起１４．１
５を被うことにより、突起１４．１５によりエアバッグ
が損傷するのを防止するために設けられており、比較的
軟質のフィルムで形成されている。従って、カバーフィ
ルム２０は、樹脂フィルム１６よりも軟質の非常に開裂
し易いフィルムとされているため、特に開裂用のスリッ
ト等を形成する必要はないが、このカバーフィルムにも
スリットを形成しても良いことは言うまでもない。カバ
ーフィルム２０はまた、樹脂フィルム１６の破断開裂特
性を調節するためにも有効である。
５を被うことにより、突起１４．１５によりエアバッグ
が損傷するのを防止するために設けられており、比較的
軟質のフィルムで形成されている。従って、カバーフィ
ルム２０は、樹脂フィルム１６よりも軟質の非常に開裂
し易いフィルムとされているため、特に開裂用のスリッ
ト等を形成する必要はないが、このカバーフィルムにも
スリットを形成しても良いことは言うまでもない。カバ
ーフィルム２０はまた、樹脂フィルム１６の破断開裂特
性を調節するためにも有効である。
このようなエアバッグ装置のモジュールカバーにおいて
は、その内部に収容されるエアバッグが動作、膨張して
展開した際には、エアバッグの展開による圧力がカバー
フィルム２０及び樹脂フィルム１６に加えられ、この圧
力でカバーフィルム２０及び樹脂フィルム１６はスリッ
ト１９が形成された部分から破断開裂する（即ち本実施
例ではこのスリット１９を結ぶ線の部分がティアライン
となる。）。この樹脂フィルム１６の破断開裂により、
半割体１１．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂの係合がとか
れるため、半割体１１．１２はその自由端１１Ｂ、１２
Ｂ側から室内側へ開放される。このため、エアバッグは
カバーから室内側へ向って、カバー等により阻害を受け
ることなく、確実かつ良好に展開する。なお、本実施例
においては、突起１４．１５及び固定用孔１８によって
樹脂フィルム１６が半割体１１．１２に取り付けられて
いるが、取り付は方法はこれに限定されるものではなく
、接着、溶着等の方法を用いてもよい。第１５図は樹脂
フィルム１６を接着する一例を示す斜視図であり、フィ
ルム１６にはスリット１９が設けられている。第１５図
のその他の符号は第１２図と同一部分を示している。
は、その内部に収容されるエアバッグが動作、膨張して
展開した際には、エアバッグの展開による圧力がカバー
フィルム２０及び樹脂フィルム１６に加えられ、この圧
力でカバーフィルム２０及び樹脂フィルム１６はスリッ
ト１９が形成された部分から破断開裂する（即ち本実施
例ではこのスリット１９を結ぶ線の部分がティアライン
となる。）。この樹脂フィルム１６の破断開裂により、
半割体１１．１２の自由端１１Ｂ、１２Ｂの係合がとか
れるため、半割体１１．１２はその自由端１１Ｂ、１２
Ｂ側から室内側へ開放される。このため、エアバッグは
カバーから室内側へ向って、カバー等により阻害を受け
ることなく、確実かつ良好に展開する。なお、本実施例
においては、突起１４．１５及び固定用孔１８によって
樹脂フィルム１６が半割体１１．１２に取り付けられて
いるが、取り付は方法はこれに限定されるものではなく
、接着、溶着等の方法を用いてもよい。第１５図は樹脂
フィルム１６を接着する一例を示す斜視図であり、フィ
ルム１６にはスリット１９が設けられている。第１５図
のその他の符号は第１２図と同一部分を示している。
第１３図は本発明のエアバッグ装置のモジュールカバー
の異なる実施例を示す斜視図、第１４図は第１３図Ｘ−
Ｘ線に沿う断面図である０本実施例のエアバッグ装置の
モジュールカバーは、半割体２１．２２の自由端２１Ｂ
、２２Ｂ近傍の裏面にピン状の突起２４．２５が相対向
する位置に複数個（本実施例ではそれぞれ５個）設けら
れている。そして、樹脂フィルム２６には、この突起２
４．２５に対応する位置に固定用孔２８が形成され、ま
た、半割体２１．２２の自由端２１Ｂ１２２Ｂに相当す
る部分にはスリット２９が形成され、このスリット２９
がティアラインとされている。
の異なる実施例を示す斜視図、第１４図は第１３図Ｘ−
Ｘ線に沿う断面図である０本実施例のエアバッグ装置の
モジュールカバーは、半割体２１．２２の自由端２１Ｂ
、２２Ｂ近傍の裏面にピン状の突起２４．２５が相対向
する位置に複数個（本実施例ではそれぞれ５個）設けら
れている。そして、樹脂フィルム２６には、この突起２
４．２５に対応する位置に固定用孔２８が形成され、ま
た、半割体２１．２２の自由端２１Ｂ１２２Ｂに相当す
る部分にはスリット２９が形成され、このスリット２９
がティアラインとされている。
本実施例のエアバッグ装置のモジュールカバーにおいて
も、エアバッグが膨張、展開して、樹脂フィルム２６が
スリット２９の部分で破断開裂することにより、半割体
２１．２２の係合が解かれ、カバーが開き、エアバッグ
が室内側へ膨張、展開する。
も、エアバッグが膨張、展開して、樹脂フィルム２６が
スリット２９の部分で破断開裂することにより、半割体
２１．２２の係合が解かれ、カバーが開き、エアバッグ
が室内側へ膨張、展開する。
なお、本発明のエアバッグ装置のモジュールカバーは、
図示の実施例に何ら限定されるものではなく、各部材の
材質はもちろんのこと、半割体の形状、係合部の形状、
半割体の裏面に形成される突起の形状及び形成位置や個
数、樹脂フィルムのスリットの有無やその位置、その他
の構成について他の様々な態様を採ることが可能である
。
図示の実施例に何ら限定されるものではなく、各部材の
材質はもちろんのこと、半割体の形状、係合部の形状、
半割体の裏面に形成される突起の形状及び形成位置や個
数、樹脂フィルムのスリットの有無やその位置、その他
の構成について他の様々な態様を採ることが可能である
。
本発明のエアバッグ装置のモジュールカバーは、半割体
を金型成形し、また樹脂フィルムを延伸成形して開口、
スリット形成のための加工を施すことにより容易に製造
することができる。
を金型成形し、また樹脂フィルムを延伸成形して開口、
スリット形成のための加工を施すことにより容易に製造
することができる。
［発明の効果コ
以上詳述した通り、本発明のエアバッグ装置のモジュー
ルカバーは、その製造用の金型に対する精度要求が緩和
され、工業的に安価に量産できる。
ルカバーは、その製造用の金型に対する精度要求が緩和
され、工業的に安価に量産できる。
また、本発明によると、モジュールカバーの破断開裂特
性を任意に設定でき、かつ製造されたモジュールカバー
の破断開裂特性は要求値に正確に対応したものとなる。
性を任意に設定でき、かつ製造されたモジュールカバー
の破断開裂特性は要求値に正確に対応したものとなる。
第１図は本発明の一実施例に係るエアバッグ装置のモジ
ュールカバーの半割体の斜視図、第２図は同裏面からの
斜視図、第３図は樹脂フィルムの斜視図、第４図はエア
バッグ装置のモジュールカバーの断面図、第５図は第４
図Ｖ部の拡大斜視図、第６図及び第７図は半割体の係合
状態の他の例を示す断面図、第８図は半割体の突起の他
の例を示す断面図、第９図は同拡大斜視図、第１０図は
本発明のエアバッグ装置のモジュールカバーの別の実施
例を示す分解斜視図、第１１図は同部分断面図、第１２
図は同裏面からの部分斜視図、第１３図は本発明のエア
バッグ装置のモジュールカバーの異なる実施例を示す斜
視図、第１４図は第１３図Ｘ−Ｘ線に沿う断面図である
。第１５図は別の実施例を示す斜視図である。 １．２．１１．１２．２１．２２・・・半割体、５． １６． １８． １９． １４．１５．２４．２５・・・突起、 ２６・・・樹脂フィルム、 ２８・・・固定用孔、 ２９・・・スリット。
ュールカバーの半割体の斜視図、第２図は同裏面からの
斜視図、第３図は樹脂フィルムの斜視図、第４図はエア
バッグ装置のモジュールカバーの断面図、第５図は第４
図Ｖ部の拡大斜視図、第６図及び第７図は半割体の係合
状態の他の例を示す断面図、第８図は半割体の突起の他
の例を示す断面図、第９図は同拡大斜視図、第１０図は
本発明のエアバッグ装置のモジュールカバーの別の実施
例を示す分解斜視図、第１１図は同部分断面図、第１２
図は同裏面からの部分斜視図、第１３図は本発明のエア
バッグ装置のモジュールカバーの異なる実施例を示す斜
視図、第１４図は第１３図Ｘ−Ｘ線に沿う断面図である
。第１５図は別の実施例を示す斜視図である。 １．２．１１．１２．２１．２２・・・半割体、５． １６． １８． １９． １４．１５．２４．２５・・・突起、 ２６・・・樹脂フィルム、 ２８・・・固定用孔、 ２９・・・スリット。
Claims (1)
- （１）１対の半割体よりなり、各半割体の基端側はエア
バッグ装置の本体側に止め付けられ、各半割体の他端側
同志は室内側へ開き出し自在に係合された自由端となっ
ているエアバッグ装置のモジュールカバーにおいて、両
半割体に跨がるように両半割体の裏面に沿って設けられ
た樹脂フィルムを具備し、該樹脂フィルムが両半割体に
取り付けられることにより両半割体の自由端側の係合状
態が保持されてなることを特徴とするエアバッグ装置の
モジュールカバー。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1248682A JPH03112747A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | エアバッグ装置のモジュールカバー |
| US07/572,458 US5062663A (en) | 1989-09-25 | 1990-08-27 | Module cover of air bag system |
| CA002025029A CA2025029A1 (en) | 1989-09-25 | 1990-09-11 | Module cover of air bag system |
| FR909011385A FR2652321B1 (fr) | 1989-09-25 | 1990-09-14 | Couvercle modulaire pour systeme de coussin d'air de vehicule. |
| GB9020292A GB2239220B (en) | 1989-09-25 | 1990-09-17 | Module cover of air bag system |
| KR1019900014777A KR910006089A (ko) | 1989-09-25 | 1990-09-18 | 에어백 장치의 모듈카버 |
| DE4030187A DE4030187A1 (de) | 1989-09-25 | 1990-09-24 | Deckel, insbesondere moduldeckel, eines luftsacksystems |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1248682A JPH03112747A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | エアバッグ装置のモジュールカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112747A true JPH03112747A (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=17181764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1248682A Pending JPH03112747A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | エアバッグ装置のモジュールカバー |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH03112747A (ja) |
| KR (1) | KR910006089A (ja) |
| CA (1) | CA2025029A1 (ja) |
| DE (1) | DE4030187A1 (ja) |
| FR (1) | FR2652321B1 (ja) |
| GB (1) | GB2239220B (ja) |
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| JP2014034313A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の後部構造 |
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1989
- 1989-09-25 JP JP1248682A patent/JPH03112747A/ja active Pending
-
1990
- 1990-08-27 US US07/572,458 patent/US5062663A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-11 CA CA002025029A patent/CA2025029A1/en not_active Abandoned
- 1990-09-14 FR FR909011385A patent/FR2652321B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-17 GB GB9020292A patent/GB2239220B/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-18 KR KR1019900014777A patent/KR910006089A/ko not_active Application Discontinuation
- 1990-09-24 DE DE4030187A patent/DE4030187A1/de not_active Withdrawn
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| CA2025029A1 (en) | 1991-03-26 |
| US5062663A (en) | 1991-11-05 |
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