JPH03105821A - 電磁継電器の製造方法 - Google Patents

電磁継電器の製造方法

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JPH03105821A
JPH03105821A JP24316489A JP24316489A JPH03105821A JP H03105821 A JPH03105821 A JP H03105821A JP 24316489 A JP24316489 A JP 24316489A JP 24316489 A JP24316489 A JP 24316489A JP H03105821 A JPH03105821 A JP H03105821A
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塩沢 晃
Takeshi Yasue
健 安江
Ryohei Murakami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は電iiii継電器に関し、特に同一構造により
シングルタイプの電磁it器(通電時のみ動作する電磁
N′It器)とラッチングタイプの電磁継電器(動作後
に通電を断っても動作を保持する電S継電器)とを作り
分けることのできる小型電磁継電器の製造方法に関する
ものである。
「従来の技術] 従来のこの種の電磁継電器は、固定接点端子、コイル端
子、および共通端子を有する箱形ベースと、コの字形鉄
心の起立部の片方を長さ方向に更に曲げ、左・右の磁極
面積を異らせた鉄心にスプールを介してコイルを壱回し
た電磁石ブロックと、接極子、可動接触片を有する接極
子ブロックと、カバーとで構成する電磁リレーが特開昭
63−231832号に知られている。
また、この種の小形電磁継電器は、シングルタイプ又は
ラッチングタイプに係わらずマグネット(永久磁石〉を
使用し、かつ電磁石の両端の磁極部の吸引面積を異なら
せることによって両端の磁極部の吸引力をアンバランス
にして常時(電磁石社通電していないとき)は上記マグ
ネットの磁力によって接極子をその一端が一方の磁極部
(吸引面積の大きい方のIifi極郎)に吸着された状
態におき、電磁石への通電によって上記他方の磁極部(
吸引面積の小さい方の磁極部)の吸引力を増大せしめて
(吸引面積の大きい方の磁極部の吸引力は同時に減少す
る。)上記接極子の他端が当該他方の磁極部に吸引され
、もって上記接極子が転勤するような機構じなっており
、シングルタイプの電1iiiwi′wL器ではt磁石
への通電を断ったのち接極子が再び上記一方の磁極部に
吸引されて元の状態に復帰するように上記マグネットの
磁気特性を設定し、また、ラッチングタイプの!磁継電
器でGま、電磁石への通電を断っても接極子は上記他方
の磁極部に吸引されたままであるように上記マグネット
の磁気特性を設定するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題ゴ 上記従来の技術によると、コの字形鉄心の起立部を長さ
方向にさらに曲げてあること、および箱形ベースに固定
接点が取付けられていて電磁石ブロックを箱形ベースに
組み入れるとき、当該箱形ベースの上方開放面方向から
当該電磁石ブロックを挿入する構造となっているので、
電磁石ブロックを上記箱形ベースの固定接点取付部の内
側に配置しなければならず、電磁石ブロックの長手方向
寸法が上記固定接点取付部の寸法分短かくなる(箱形ベ
ースの長手方向一杯に電磁石ブロックの収納空間を取る
ことができない)ため、コイルの巻線部長さを長く設定
することができず、電磁継電器の小形化および高感度化
がむずかしいという問題がある。
また、上記のように電磁石のコイル巻線部長さを長くす
ることができないので、シングルタイプとラッチングタ
イプの作り分けに必要とする大きさの磁気回路の特性の
相違巾を電磁石のみによって得ることはできず、これを
得るために鉄心両端に形戒される両磁極部の吸引面積の
差をシングルタイプとラッチングタイプとで異なるよう
にする必要があり(シングルタイプでは当該吸引面積の
差を大きくし、ラッチングタイプでは小さくする.)、
従って、電磁石ブロックはシングルタイプとラッチング
タイプとで異った寸法の鉄心により構成しなければなら
ず(多くの場合、マグネットも異った寸法のものを使用
する必要がある。)、電磁石ブロックの共用標準化がで
きないという問題点がある.本発明は以上の問題点を解
決するために提案するもので、シングルタイプとラッチ
ングタイプとで電磁石ブロックが共用化できる小形電磁
継電器の製造方法を提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題のため、本発明は、固定接点を配列固着した固
定ブロックをベースとは別体に設けて当該固定ブロック
の固定接点配置箇所下側に電磁石ブロックのスプール鍔
部嵌込み空間が形戒されるようにして電磁石ブロックの
コイル巻線部有効長が長くなるように構成し、固定ブロ
ックの固定接点固着部下側方向から電磁石ブロックを組
み入れることによって当該固定ブロックと電磁石ブロッ
クとを結合し、また、接極子ブロックとして、各部の寸
法が互に同じであり、接極子の一方の端部にレシジュア
ルプレートを貼付したものと貼付しないものとの2種類
を用意して、シングルタイプの電磁wit器を作るヒき
にはレシジュアルプレート付きの接極子ブロックを、ラ
ッチングタイプの電磁1!電器を作るときにはレシジュ
アルプレート無しの接極子ブロックを、それぞれ上記固
定ブロック上面に可動的に結合することによりシングル
タイプとラッチングタイプの電磁継電器の作り分けを行
なうようにしたものであり、また、上記電磁継電器に於
いて、マグネットの磁気特性を異ならせることにより種
々の感度のシングルクイブ又はラッチングタイプの電磁
N電器を製造するようにしたものである。
[作   用] 本発明では、以上の構成によって電磁石ブロックの鉄心
の長さをケースの長手方向内法寸法の長さまで延ばすこ
とができて、コイルの巻線部有効長を長くすることがで
きるため、シングルタイプとラッチングタイプの作り分
けに必要な磁気回路の特性の相違巾は電磁石の特性及び
接極子のレシジュアルプレートの有無によって得ること
ができるため、シングルタイプとラッチングタイプとの
相違に係わらず同一形状、同一寸法の電磁石ブロックを
用いることができ、部品の共用標準化が可能となる。ま
た、電磁m電器として機能させるための電磁石の特性巾
が広いことにより、マグネットの磁気特性の調整によっ
て種々の感度の電磁継電器の製造が可能となる。
[実 施 例] 第1図および第2図は本発明の実施例を説明するもので
、第1図は各ブロックをその組立て順に並べて示した分
解斜視図、第2図は見る方向を変えて示した第1図と同
様の分解斜視図であり、また、第3図〜第5図は、本発
明の実施例の動作を説明するもので、第3図(8)は実
施例における基本原理図、第3図cb> は上記基本原
理図における等価回路、第4図(a)〜(c)は基本状
態図、第5図および第6図はそれぞれラッチングタイプ
とシングルタイプの吸引力とばね負荷ヒの関係を示す特
性図である。
第1図および第2図に示すように本発明にかかる電磁継
電器は、接極子ブロック1、固定ブロック2、電磁石ブ
ロック3、ベース4、カバーとで構成されている。尚、
ベース4は第1図にのみ図示し、カバーは図示していな
い。また、各部を示す記号は、同一部分が複数ある場合
には、原則としてその1箇所に示すこととする(各ブロ
ックは概略対称形状であるので、複数ある同一部分につ
いては1箇所の記号表示で充分理解できる。). 接極子ブロック1は、接極子l1と、レシジュアルプレ
ート12と、可動ばね13と、可動接点14と、支持体
15とで構成されている.ただ1,、ラッチングタイプ
の場合は、レシジェアルプレート15は貼付されていな
い。
接極子11は、略矩形の平板状に形成された磁性材より
なり、接極子11の長手力向の一端部下面(第1図にお
ける下面、以下、方向く上、下、左、右、等)をいうと
きは′s1図に基く。)に形成した段差部1. 1 1
が形成されており、この段差部111には平薄板状の非
磁性材よりなるレシジュアルプレート12が溶接等によ
り貼付されている。尚、ラツチングタイプの場合にはレ
シジュアルプレート12を必要としないことにより接極
子11には段差部111が設けられていない。
また、レシジエアルプレート12を貼付した状態で接極
子11の下面が全体にわたり略平坦になるように上記段
差部111を形成してある(すなわち、段差部111の
高さがレシジュアルプレート12の厚さと略同一寸法と
なるように設定されている。). 可動ばね13は、導電性の溝板ばね材よりなり、両端に
双子構造のばね郎131が形成されていて、その各先端
に可動接点14が溶接固着してある。
また、可動ばね13の長子方向中間部より幅方向外側に
導出部132が延設されており、更に導出部!32の先
端部には可動ばね13の長手方向に向けて両側に接続部
!33が延設されており、双方で略丁字形状となってい
る. 支持体15は絶縁性の合成樹脂よりなり、当該支持体1
5は接極子11と、該接極子11の幅方向両側(長辺両
側)に配置した可動ばね13が略同一平面を形成するよ
うに夫々の長手方向中間部で支持して一体化している.
また、支持体15の両端には切込形状の凹部151が設
けてあり、その底部中間より可動ばね13の導出部13
2が突きでている。
また、第2図に示すように当該支持体15の下面両側で
上記凹部151の底部縁中央には断面略半円形の支点部
152が配設されており、更に当該支持体15の下面中
央部には略矩形の窓部153が設けられていて、この窓
部153から接極子11の中央部下面が露出している。
固定ブロック2は、いずれも導電材料でなるコイル噛子
20、固定端子21、共通端子22を絶縁性合戒樹脂で
なる略矩形形状の枠体24に埋設されて構成される。
コイル端子20は外部端子201と接続部202とが一
体に形成されてなり、外部端子201は枠体24への埋
設箇所から幅方向に突出したところで下方に曲げて形成
されており、また、接続部202は、枠体24の短辺側
四隅、上下方向略中央部に配設されている。また、枠体
24の上記接続部202が配設された上側と下側には枠
体24を切欠いた形状の溶接電極挿入用空間(以下、溶
接空間という。)24lと242とが形成されており、
上記接続部2Q2の上面と下面は当該溶接空間241,
242に露出している。
以上のようじ構戊されたコイル端子20は枠体24の四
隅に合計4本設けられており、それぞれが接続部202
の周縁および外部端子201 と接続部202との連結
部分で枠体24に埋設支持されている。
固定端子21は外部端子211と接点溶接部212とが
一体に形成されてなり、外部端子211は枠体24への
埋設箇所から幅方向に突出したところで下方に曲げて形
或されており、また、接点溶接部212は夫々の上面が
同一平面を形戒するように枠体24の四隅に上面を露出
して配設されている。
以上のように構威された固定端子21は枠体24の長辺
側、前記コイル端子20と後述の共通端子2zとの間に
合計4本設けられており、それぞれが接点溶接部212
の下面および外部端子211 と接点溶接部212との
連結部分で枠体24に埋設支持されており、接点溶接部
212の上面には固定接点23が溶接により固着されて
いる. 共通端子22は外部端子221と可動ばね溶接部222
とが一体に形戒されてなり、外部端子221は枠体24
への埋設箇所から幡方向に突出したところで下方に曲げ
て形成されており、また、可動ばね溶接部222は枠体
24の長辺上側で外部端子221の両側にまたがって配
設されていて、可動ばね溶接部222の上面が露出し、
またその下面の一部分が枠体24に切欠状に設けられた
溶接電極挿入空間(以下、溶接空間という。)243 
に露出している。
以上のように構威された共通端子22は枠体24の長辺
中央に合計2本設けられており、それぞれが可動ばね溶
接部222の下面周縁及び外部端子221と可動ばね溶
接部222ヒの連結部分(2ケ所)で枠体24(埋設支
持されている.また、上記4ケ所の可動ばね溶接部22
2の上面は相互に同一平面を形成し、かつ前記固定端子
21の4ケ所の接点溶接部212が作る平面と、平行に
なるようにしてある. また、共通端子22には枠体24の内側で2E面に露出
した部分223があるが、この部分223は共通端子2
2を枠体24に埋設するときの型おさえとなる部分で電
磁継電器の機能とは直接関係しない. また、以上に説明した共通端子22の外部端子22l,
固定端子21の外郎端子211およびコイル端子20の
外部端子201とは、相互に等間隔となるよう心配設し
てある. 枠体24には、既に説明した溶接空間24l.24L2
43の他に記号244〜252で示す各部が形成されて
いる。以下、これら各部を説明する。
244は枠体24の上面板であり、この上面板244は
、固定端子21の接点溶接部212の上面と略同一平面
を形成して枠体24の幅方向に橋渡しされており、枠体
24の変形を防いでいる。
245,246は枠体24の長手方向の前面および後面
の内側にそれぞれ形成した磁極部挿通孔であり,枠体2
4の短辺内側と上記上面板244の端面との間に、略矩
形の貫通穴を形戊して構戊されている。この2つの磁極
部挿通孔245と246はあヒで説明する電磁石ブロッ
ク3を挿入して組入れるときの幅方向の位置決めと、固
定ブロック2に対する電磁石ブロック3の実装方向を一
定にすることが出来るように電磁石ブロック3の双方の
磁極部311,312の外径寸法(後述のように双方の
寸法は異っている。)に合せて、夫々の幅(内法寸法)
を変えてある。
247は枠体24の長辺の両側社設けた突き当て部であ
り、枠体24の最高部となっていて、カバー(図示せず
)を被せたとき、その内側に当接してカバーの固定位置
が決まるようになっている。
248は接極子ブロック1の接続部133の溶接点と導
出部132との間を水平に保って支持するための支持部
で共通端子22の1木に付き2箇所づつ設けてあり、共
通端子22の可動ばね溶接部222の上面と同一平面と
なるように形成してある。
249は後述する電磁石ブロック3の鍔部321を嵌め
込む鍔部嵌天空間であり、枠体24の下面の四隅に形成
されている。
この4@所の鍔部嵌大空間249の夫々の基底部は、固
定端子21の接点溶接部212の下側に互に同一平面に
あるように形成され、かつ当該接点溶接部212の上面
が形戊する平面と平行になるように形成されていて、電
磁石ブロック3との結合時の上下方向の位置決めが出来
るようになっている。
250は枠体24の長辺下面の略中央部に内側に開放し
て形成した凹部であり、この凹部250と固定接点23
との長平方向の位置関係ば正l′に規定されていて、電
磁石ブロック3と固定ブロック2との間の長手力向の位
置決め手段となっている. 251は粋体24の中央部に設けた貫通部であり、電磁
石ブロック3を組み入れたとき、後述するマグネット3
3が当該貫通部2′S1を通して接極子ブロック1側に
現われるようになっている。
252は、枠体24の長辺中間部両内側に設けた支持台
であり、接極子ブロック1と固定ブロック2とを結合し
て接極子1lがマグネット33に吸引された状態におい
て、当該接極子1lとマグネット33との間の離間間隔
を、接極子ブロック1の支持体t1裏面に設けた支点部
152と協同して規定値範囲内に維持する。
電磁石ブロック3は、鉄心31と、スプール32と、マ
グネット33と、中継端子34と、コイル35とで構成
されている. 鉄心31は、磁性材からなる略長方形の板材の両端部を
同一方向に屈曲して磁極部311.312を構威したコ
字形状に形成され、各磁極部31l,312の端面31
1a,3L2aは相互に同一平面を形戊するように形成
してある。また上記端面3Haと312aは接極子11
と対向して各磁極部311,312の接極子吸引面とな
る部分であるが、磁気吸引力をアンバランスにするため
幅をかえて吸引内積が相互に異なるようにしてある。実
施例においては、端面311aの幅が端面312aの幅
より小さくなるように設定されている。またこの端面3
11aの幅と端面312aの幅の違いは電磁石ブロック
3と固定ブロック2との結合時の結合方向の決定手段と
しても利用する.尚、実施例では上記両磁極部311,
312の幅を相互に異なるようにしたが、例えば厚さを
変えることにより各端面3L1a,312aの面積を相
互に異ならしめてもよい. マグネット33は、上下方向にそれぞれ磁極が形成され
た例えば希土類磁石で構戒され、直方体形状をしていて
、鉄心3!の上面長手方向の略中央部に設けられた後述
する保持部322に配設固着されている. 実施例によっては、当該マグネット33の磁化は組立後
に行う場合があり、この場合には組立前は非磁性の状態
にある。
スプール32は、絶縁性の合戒樹脂でなり、鉄心31の
コイル巻回SCコ字形状の中間ヨーク部分、コイル35
にかくれて表面からは見えない。)を被覆するように、
鉄心31に一体的に形成されていて、長手方向両端部に
は鍔部321が、長手方向中央部には鍔部を兼用した保
持部322がそれぞれ一体に形成されている。
尚、鉄心31のコイル巻回部を絶縁コーティングし、両
鍔部321と保持部322ヒが互に独立して形戊される
場合があるが、このような構或も実施例のスプール32
と機能的には等価である。
保持部322はマグネット33をその上部を露出した状
態で保持しており、この保持部322の幅方向両側には
略四角形の突起323が設けてあって、この突起323
は鉄心31の長手方向中央でコイル35の壱回表面より
突出した両側に位置している。
鉄心31の長手方向に対するマグネット33の位置と、
突起323の位置関係は正確に設定されている。即ち、
この突起323は固定ブロック2との結合時に当該固定
ブロック2の凹部250と協同して長手力向相互の位置
決め手段となる。尚、上記突起323と凹部250の凹
凸関係は逆であってもよい(電磁石ブロック3側に凹部
を、固定ブロック2側に突起をそれぞれ設けてもよい.
). また、鍔部321の磁極部311, 312両側には、
端面311a,312aと位置関係が正確に規定された
合計4ケ所の基準部324が設けられており、固定ブロ
ック2との結合時の上下方向の位置決め手段として当該
基準部324が使用される。
中41#4子34は、ばね性を有する導電材料よりなり
、コイル35のリード線末端を巻付接続するコイル接続
部341と、前記固定ブロック2のコイル端子20への
溶接部342と、当該コイル接続部30と溶接部342
とを連結する連結部343とが一体に形成されていて、
コイル接続部341と連結部343との境界部分で鍔部
321の両側部に埋設されており、このようにされた中
継端子34が合計4個設けられている。
当該中in子34に於いて、コイル接続部341は、鍔
部321の幅方向端面に突設されており、コイル35の
リード線の末端が巻付接続されて、コイル35と中継端
子34とが電気的に結合される。
連結部343は、上記コイル接続郎341から連続して
鍔部321の内側(厚さ方向でコイル35側)に突出し
、該鍔部321の内側面を上方向に這わせるように設定
され、その先端方向が鍔をおおうよう社鍔部321の外
方に曲げられ、その先端に溶接部342が形成してある
. 溶接部342は連結部343より幅広に形成されて鍔部
321より所定寸法外側に突きでており、その上面は、
鍔部321に設けた基準部324と平行になるよう設定
されている。尚、溶接部342の鍔部321からの突出
長(厳密にいえば、連結部343と溶接部342との境
界屈曲部から溶接部342の溶接点(溶接部342の略
中央)までの距11!i)は可能な限り大きく設定して
ある.コイル35は、双方の鍔郎3.2 1と保持郎3
22との間の2ケ所に夫々壱回されており、双方は保持
部322の下面に設けた溝324にコイル線材を這わせ
ることによって連続して巻回されており、リード線末端
は中1!端子34のコイル接続部341に終端されてい
る。
また、コイル35が2巻線構或のときは4個の中N端子
34全てが、1巻線構成のεきは2個の中Nt4子34
が電気的に必要である。但し、1=18線構成のときで
あっても、中継端子34自体は4個設けられている。
ベース4は、絶縁性の合戒樹脂よりなり、長手力向両側
には前記固定ブロック2の各外部端子20+.,211
.221を挿通するための上下方向に貢通した貫通穴4
1が合計8個設けてあり、この貫通穴41の内壁面は傾
斜して形成され、各外部端子201,211,221の
挿通案内面を形成している。また、当該ベース4には長
手方内縁部内側4ケ所に電磁石ブロック3の鍔部321
に取付けた中継端子34の収納空間42が設けられてい
る. 以上に述べた各ブロック相互の組立て方法について、以
下に説明する。
(i)固定ブロック2と電磁石ブロック3の結合電磁石
ブロック3の上方向から、固定ブロック2を装着する.
固定ブロック2に設けた磁極部挿通孔245,246に
電磁石ブロック3の鉄心31の磁極部311,312を
、その端面311a. 312a側から夫々勘合する.
前記したように、磁極部311,312の幅は互に異っ
ており、かつ磁極部挿通孔245,246は各磁極部3
11.312の幅に合わせてその内法寸法が設定されて
いるので、電磁石ブロック3と固定ブロック2の幅方向
の相互位置および組立て方向が正確に設定される。
また、固定ブロック2の下面に設けた凹部250と、電
磁石ブロック3に設けた突起323が相互に嵌合し、こ
れにより、固定ブロック2と電磁石ブロック3の長手方
向の相互位置が正確に設定され、更に固定ブロック2の
下面に設けた鍔部嵌天空間249に電磁石ブロック3の
鍔部321が嵌入係合し、上記鍔部嵌天空間249の基
底部と、上記鍔郎321に設けた基準部324とが互に
当接することにより、固定ブロック2と電磁石ブロック
3の上下方向の相互位置が正確に設定される。
この状態において、固定ブロック2に一体化されている
コイル端子20の接続部202の下面と、電磁石ブロッ
ク3に一体化されている中継端子34の溶接部342の
上面とが相対向してかつ所定間隔離間するように関係寸
法が設定されている。
以上のようにした固定ブロック2と!磁石ブロック3と
を相互に組立てたのち、溶接機の一方の電極(図示して
ない)を固定ブロック2に設けた上側の溶接空間241
に上方より差し込んでコイル端子20の接続部202上
面に当接し、溶接機の他方の電極を固定ブロック2(設
けた下側の溶接空間242に下方より差し込んで中継端
子34の溶接部342の下面に当接させ、さらにおし込
んだ状態で、(このとき、中継端子34の溶接部342
はその弾性力に抗して屈曲し、コイル端子20の接続部
202に接触する。)コイル端子20の接続部10Zと
中1!!端子34の溶接部342とを溶接して相互に固
着一体化する.溶接固着後は中1!端子34の弾性復元
力により、電磁石ブロック3は固定ブロック2に押し付
けられた状態で固定される。このLき、中1!端子34
は鍔部321の内側(コイル巻線側)から外側に向けて
鍔部321をおおうように曲げてあり、かつ鍔部321
からの突出長を可能な限り長く設定してあるので、中継
端子34のばね有効長を長くでき、固定ブロック2と電
磁石ブロック3相互間の結合は適度の押し付け力によっ
てなされる。
固定ブロック2と電磁石ブロック3が一体化された状態
にあっては、鉄心31の磁極部3 1. I. ,31
2の端面311a, 312aはそれぞれ固定ブロック
2の磁極部挿通孔245,24Bを通して上方向社突出
しており、マグネット33の上面は固定ブロック2の中
央部の貫通部251の略中夫に位置し露出している。
以上の結合構造から明らかなように、電磁石ブロック3
の鍔部321は固定ブロック2の固定接点23配置部の
下側に位置し、鉄心31の長さは固定ブロック2の粋体
24の長手方向内法寸法一杯に設定できるので、コイル
35の有効壱回長さを長くすることができる。
(11)固定ブロック2と電磁石ブロック3との組立て
体への接極子ブロック1の結合 接極子ブロック1の支持体15の下面に設けた支点部1
52が固定ブロック2に取付けられている固定接点23
の長手方向2つの中心位置にくるように上方向から当該
接極子ブロック1を固定ブロック2に装着する. 以上の装着によって、固定ブロック2に一体化されてい
る共通端子22の可動ばね溶接部222の上面と、接極
子ブロック1に一体化されている可動ばね13の溶接部
133 hが夫々相対向した状態となり、両者を溶接固
着して一体化する。
以上のようにして接極子ブロック1を固定ブロック2に
一体化した状態では、可動接点t4ヒ固定接点23とは
4組がそれぞれ相対向しており、マグネット33は接極
子ブロック1の下面に設けられている支持体15の窓部
153の略中央に位置して接極子1lの下面と対向する
このとき、マグネット33の上面と、接極子11の下面
は所定間隔離間するように関係寸法が設定されている. また、固定ブロック2に設けた支持台252ε接極子ブ
ロック1に設けた支点部152とが相対向し、両者間に
微少間隔があくように関係寸法が設定されており、この
微少間隔はマグネット33が磁化された後、磁石吸引力
にょり接極子11がマグネット33の方向に吸引された
とき、支点部152が支持台252に接触して0となる
。尚、このとき接極子11は、その下面辷マグネット3
3の上面との間には微少間隙が保たれて当該マグネット
33とは接触しない.以上の接極子ブロック1の組込み
に於いて、i磁継電器がシングルタイプのときにはレシ
ジュアルプレート12付きの接極子ブロック1を、ラッ
チングタイプの場合にはレシジュアルプレート12無し
の接極子ブロック1をそれぞれ使用する。
(II1)ベース4の装着 固定ブロック2に一体化されているコイル端子20,固
定端子21および共通端子22の夫々の外部端子201
, 211. 221がベース4に設けられている貫通
穴41に夫々挿入され、所定位置に装着される。
この状態でコイルブロック3に一体化されている中継端
子34のリード巻付郎341はそれぞれベース4の端子
収納空間42に配置されている。
最後にカバー(図示せず)を上方向から装着する, (!V)マグネットの磁化 マグネット33の磁化を組立て後に行なう製造方法では
、次にマグネット33の上下方向(板面社直交する方向
)に磁極が出来るように適当な磁化力により磁化する。
ただしマグネット33の磁化は本体(接極子ブロックl
1固定ブロック2、電磁石ブロック3を相互に組立てた
構成体をいう。)にベース4とカバーを装着する前に行
っても良い。
ラッチングタイプの場合は、シングルタイプより磁化力
を弱くすることにより、より高感度のリレーを提供でき
る. (V)組立て完了 つぎにべ・−ス4とカバーとの嵌合部分の陣間、および
外部端子201, 211, 221の貫通穴41の周
囲の隙間を封止して組立てを終了する. 以上のようにして構成された電磁継電器の動作について
第3図〜第6図を用いて説明する。
第3図(a)において、Il.Iは鉄心31の動作側の
磁極幅、IL2は鉄心31の復帰側の磁極幅、Rtはレ
シジュアルプレート12の厚さを夫々示す。レシジュア
ルプレート12のない状態をRt=Oで示す。
第3図(b)において。φ−hφ旧はマグネット33の
起磁力による動作側、復帰側の磁気回路を夫々流れる磁
束を表している。φ。はコイル35への通電による起磁
力により磁気回路を流れる磁束を表している。R1は動
作側磁極部311の磁気抵抗、R2は復帰側磁極部H2
の磁気抵抗、R3は接極子11とマグネット33間の磁
気抵抗、RMはマグネット33の磁気抵抗を夫々表して
いる.Uはマグネット33超磁力を、eはコイル35へ
の通電による起磁力をそれぞれ表している。
また、第4図(a)は接極子11の動作時の状態を、第
4図(c)は接極子11の非動作時(復旧時)の状態を
、第4図(b)は動作時から復旧時(又は非動作時から
動作時)への移行途中の接極子11の状態をそれぞれ示
しており、第5図.第6図との関係に於いて、N&4図
(a)は第5図.第6図の■に、第4図(b)は第5図
,第6図の■に、第4図(C)は第5図1第6図の■に
夫々対応している。
第5図,第6図において、Pは実施例における可動ばね
13の負荷特性を示しており、G点(第4図(b)に示
す状態にあるときの負荷点)に対して略点対称となるよ
うに設定されてぃる。
(ラッチング動作の説明) 第5図にラッチング動作の吸引力とばね負荷の関係を示
す。
Q,は、l1シhでRt雪0の場合に得られる吸引力の
変化を示す特性で、G点に対し点対称となる。
Q2は、ユlく22でRtテ0の場合に得られる吸引力
の変化を示す特性であり、実施例におけるラッチングタ
イプの場合の非通電時の吸引力を示すカーブである。特
性Q2においては、ILI< fl. 2とし磁気回路
のバランスがくずされていることから、吸引力が0とな
る点(0クロス値ヒ言う)は、動作側にX,だけ移動し
でいる。■の状懇にあってはR,<RM,■の状態にあ
ってはR2<RMであることから、■または■の状態に
あるときの特性Q2による吸引力は夫々特性Q,にょる
場合と略同一の吸弓力が得られる。即ち0クロス値は動
作側にx1移動しているが、特性Q,の■と■の状態に
おける吸引力は特性Q1の■と■の状態における吸引力
と略等しくなる。すなわち、特性Q,と特性Pとは必ず
クロスしている. コイル35に第3図(b)の矢印の方向に磁束φ。が生
ずるようじ電流を流すと、第5図において特性Q2は上
方向に移動し(Q2.).逆向きに電流を流した場合は
下方向に移動する( Q zb)。
コイル35に電流を流さないとき、特性Q2はばね負荷
の変化を示す特性Pとクロスし、■または■の状態にあ
ってはそれぞれ特性Pにょるばね負荷より特性Q2によ
る吸引力が十分大きいので、それぞれ第4図(a)また
は(b)に示す状態を維持する. 次に第4図(C)(第5図■)の状態にある場合に於い
てコイル35社第3図(b)の矢印の方向に磁束φ。が
生ずるように所定電流を通電すると5上記のように特性
Q2は特性Q211に移行し、当該特性Qxaが示すカ
ーブは■一■一〇の全行程で特性Pが示すカーブより大
きくなり■の状態に移行する。すなわち、■から■まで
はばね負荷が吸引力に勝って、および■から■までは吸
引力がばね負荷に勝って接極子1lは磁極部311側に
転勤する。この状態でコイル35の電流をきると、吸引
力特性は特性Q2にもどるが、■の状態でも当該特性Q
,による吸引力は特性Pによるばね負荷より十分大きい
ので接極子11が磁極部311側に倒れた状態を維持す
る, つぎにコイル35にN3図(b)矢印の方向ヒ逆に磁束
φ6が生ずるように所定電流を通電すると、特性Q,は
特性Q2bに移行し、前記とは逆に■一■→■に移行し
、電流を切った状態でも■の状態すなわち、接極子11
が磁極部312側に倒れた状態を維持する(このことは
、特性Q2とQ2bおよび特性Pの相互関係は前記と同
様であることにより容易に容易に理解できる。).以上
のようにしていわゆるラッチング動作が行われる。
本実施例では、前記したように、コイル35への巻線の
巻回数を多くして通電によって発生する磁束φ。を充分
に大きくすることができるので、後に説明するシングル
動作との関係で鉄心31の双方の磁極部311 , 3
12の幅it,J22を異ならせても(ラッチング動作
の場合は第5図Q+.Pで示すように吸引力とばね負荷
とがG点を中心に点対称特性ヒなるのが理想的であり、
この理想的特性は磁極部311,312の吸引面積が等
しいときに得られる.)、特性Q2を特性Pとクロスし
ない所まで充分に移行させることができ、上記ラッチン
グ動作が可能となる。
(シングル動作の説明) 第6図にシングル動作の吸引力とばね負荷の関係を示す
Qsは、J2IくJZ2でRt>Oの場合に得られる吸
引力の変化を示す特性で、実施例におけるシングルタイ
プの場合の非通電時の吸引力を示すカーブである。特性
Q,においては、IL,<j22としたことと、接極子
11の動作測にレシジュアルプレート12を貼付したこ
とにより0クロス値は動作側X2  (X2 >XI 
)だけ移動している.又特性Q,は■一■→■の全ての
行程で特性Pより下側になるように設定されている(特
性Q,と特性Pとはクロスしない。).従って非通電時
には接極子11はマグネット33の吸引力がばね負荷に
勝る■の状態、すなわち、磁極部312に吸引された第
4図(C)に示す状態にある. コイル35に第3図(b)の矢印の方向&:lifi束
φ。が生ずるように通電すると、特性Q3は第5図にお
いて上方向に移動する(Q3.).コイル35&:電流
を流さないときは上記したように、特性Peよるばね負
荷より特性Q3による吸引力が十分大きいので、■の状
態(第4図(C)の状態)を維持している。
次にコイル35に第3図(b)の矢印方向に磁束φ。が
生ずるように所定電流通電すると、特性Q3から移行し
た特性Q3.は■一■一■の全ての行程で特性Pより大
きくなり、■の状態に移行する。すなわち、この状態は
前記ラツチング動作の通電時と同じ関係となり、接極子
11は磁極部311側に吸引され転勤して第4図(a)
に示す状態(19作状態)となる.この状態で電流を切
ると吸引力特性は特性Q,にもビリ、■一■一■全ての
行程において再び特性Q3が特性Pより下側となり、磁
極部312の吸引力が磁極部311の吸引力IZMり、
■の状態(第4図(C)の状態)(戻る.すなわち復旧
した状態となる。このようにしていわゆるシングル動作
が行われる。
Q4は、i,wfl,とした場合に於いて、0クロス値
が特性Q,の場合と同じになるようにレシジュアルプレ
ートの厚さを設定したときの吸引力変化特性である.こ
の場合■の状態での吸引力はQ 3> Q aとなり動
作時により大きなコイル35の起磁力を必要とする。
以上のように鉄心31の磁極幅をi,<i,とすること
と、接極子11にレシジュアルプレート12を貼付する
ことにより高感度なシングル動作を行う電磁継電器を提
供できるとともは、前記したラッチング動作の説明で明
らかなように、シングル動作を行う電磁継電器とラッチ
ノグ動作を行う電磁継電器において、鉄心31を共用部
品とすることができる。
(ラッチング動作の高感度化) ラッチング動作を行う磁気回路においては、第5図に示
すように■および■の状態における特性Q2によって得
られる吸引力は、特性Pによるばね負荷に対して十分大
きく余裕があるため、その余裕分に見合ってマグネット
33の磁気エネルギーを小さくするごとにより、より高
感度なラッチングタイプの電磁継電器を得ることができ
る. (電磁石ブロックの共用部品化) 前記鉄心31の共用化に加え、ラッチングタイプとシン
グルタイプに使用するマグネット33を同一寸法で磁気
的性質の異るマグネットこすることにより、電磁石ブロ
ック3を同一の製造設備で製作できる。
さらに、マグネット33への着磁を組立て後に行なうよ
うにすればラッチングタイプとシングルタイプで使用す
る着磁前磁石部材を同一寸法で同一性質を有するものに
し、組立後の着磁時に磁.化条件を変えてマグネット3
3の磁気コーネルギーを変えるようにすれば、コイルブ
ロック3を共用部品とすることが出来る。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明は、固定接点を固着した
固定ブロックの外部端子先端側から略コ字形状の鉄心の
中間部にマグネットを配置した電磁石ブロックを挿入し
て結合する構造ヒすることにより、固定接点取付部下側
の空間を電磁石ブロックのコイル各回郎の鍔部を収納す
る空間として利用したものであり、本発明によれば、鉄
心の長さをケースの長手方向内法寸法まで長くすること
ができるため、シングルタイプとラッチングタイプの作
り分けに必要な磁気回路の特性幅を鉄心へのコイル巻線
回数の設定によってのみ得られることにより、シングル
タイブ用鉄心とラッチングタイプ用鉄心の共用化が可能
となり、シングルタイプとラッチングタイプの作り分け
が極めて容易となる。
また、電磁石ブロックにコイルを壱回する工程以前の行
程は、シングルタイプとラッチングタイプとで全く同一
とすることができるため、製造設備の単純化実現でき、
部品管理も容易εなって安価な電磁継電器を提供できる
更に、電磁石の磁気特性幅が広くとれることによりマグ
ネットの磁気特性の調整幅が広いため、種々の感度の電
磁継電器が部品を共用化した同一機構で実現可能であり
、特にラッチングタイプでは極めて高感度な電磁継電器
が得られる。また、特にマグネットへの着磁を組立て後
に行なう方法を採用すれば、機構的組立て工程は全て同
一部品による同一工程によって行なうこヒができるので
量産性が極めて高く、安価な電磁w!.電器が提供でき
る。
以上のように、本発明による電磁継電器の製造方法は、
異った種類の電磁!a電器の部品の共用化、製造設備、
製造工程の単純化、これらによる製造原価の低減化等を
図るうえで極めて顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および′s2図は本発明の実施例を示す分解斜視
図、 第3図(a)は実施例における基本原理図、第3図(b
)は上記基本原理図の等価回路、第4図(a)〜(C)
は実施例における基本状態図、 第5図および第6図は吸引力ヒばね負荷の関係を示す特
性図である。 主な記号 1・・・接極子ブロック 11・・・接極子12・・・
レシジュアルプレーL 13・・・可動ばね   14・・・可動接点15・・
・支持体    2・・・固定ブロック20・・・コイ
ル端子  21・・・固定端子245.246・・・磁
極部挿通孔 22・・・共通端子   23・・・固定接点24・・
・枠体 249・・・鍔郎挿入空間 3・・・電磁石ブロック 31・・・鉄心 311,312・・・磁極部 32・・・スプール 33・・・マグネット 35・・・コイル 321・・・鍔部 34・・・中継端子 (G> (a) −119− 第 5 図 ■ ■ ■ 第 6 図 ■ ■ ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可動ばねと接極子を一体に構成した接極子ブロック
    と、略矩形形状の枠体の4隅に固定接点を配置した固定
    ブロックと、電磁石ブ ロックで主要部が構成された電磁継電器で あって、 電磁石ブロックは、両端面の面積が互に異 なる両端を同一方向に折曲げて吸着面積の異なる2つの
    磁極部を構成した鉄心に、当該鉄心の両端磁極部近傍に
    位置する鍔部を、長手方向中央に位置するマグネット取
    付部をそれぞれ形成するスプールを被せ、該スプールを
    介して上記鉄心にコイルを巻回し、かつ、上記マグネッ
    ト取付部に磁極面が鉄心の磁極部の指向方向と同一方向
    となるようにマグネットを固着して構成し、 固定ブロックは、枠体の対向2辺に上記電 磁石ブロックの両磁極部の寸法を内法寸法とする磁極部
    挿通孔を設けて該磁極部挿通孔の鉄心軸方向に対する直
    交方向の両側に固定接点を配置固着し、かつ当該固定接
    点の配置箇所下側に上記電磁石ブロックの鍔部の嵌込み
    空間が形成されるようにして、上記電磁石ブロックのコ
    イル巻線部有効長が長くなるように構成し、 接極子ブロックは、構造が同じで、上記電 磁石ブロックの両磁極部のうち、吸着面積の狭い側の磁
    極部に対向する接極子の面にレシジュアルプレートを貼
    付したものと貼付しないものとの2種類を用意し、 固定ブロックの固定接点固着部下側方向か ら電磁石ブロックを組み入れることにより当該双方のブ
    ロックを結合した構成体を作成 し、 シングルタイプの電磁継電器を作るときに は上記レシジュアルプレート付きの接極子ブロックを、
    ラッチングタイプの電磁継電器を作るときには上記レシ
    ジュアルプレート無しの接極子ブロックを、それぞれ上
    記構成体の固定ブロック上面に可動的に結合するように
    した電磁継電器の製造方法。 2 マグネットの磁気特性を変えることによって感度の
    異なる電磁継電器を得るようにした請求項1に記載の電
    磁継電器の製造方法。 3 同一寸法で磁気特性の互に異なる複数種類のマグネ
    ットを用意し、当該マグネットの選択によって感度の異
    なる電磁継電器を得るようにした請求項2に記載の電磁
    継電器の製造方法。 4 組立時には、電磁石ブロックのマグネット取付部に
    着磁前の磁石部材を固着しておき、組立後に当該磁石部
    材に着磁するとともに、着磁時に着磁条件を変えること
    により感度の異なる電磁継電器を得るようにした電磁継
    電器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130314A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Toyo Denso Co Ltd スイッチ装置及び該装置の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276122A (ja) * 1985-09-27 1987-04-08 オムロン株式会社 電磁継電器の製造方法

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