JPH03103500A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は洗浄剤組成物に係り、その目的は頭髪、身体
を清潔に保つために全身を刺激も少なく、起潅力、洗浄
力を有し、泡切れ良く、洗浄後の全身のヌルヌル感を与
えず、サッパリしｈｓ触を与える洗浄剤組成物を製造す
ることである． （従来の技術） 洗浄剤組成物はアニオン性界画活性剤、非イオン性界面
活性剤、及び両性界面活性用のうち一種または二、三ｆ
ｉ１類を混合して得られる、これらの組み合せの多くは
、洗浄力、起泡力等に優れているが、洗浄後身体にヌル
ヌル感を残し、日本人の好むサッパリした感触は得られ
ない． この目的に一番適したものとしては、古くから石けんが
あり、また近年では、モノアルキルリン酸エステルがこ
の用途に適したものとして市販されている． しかし、前者は脱脂作用が強＜ｐＨが９〜１０と強アル
カリ性であり、洗浄後皮膚につっぱり感を残す．一方後
者は、石けんと比較して起泡力が弱いという難点がある
． また最近では、洗浄力及び起泡力を改善する為に両性界
面活性剤を基本とする処方に、アニオン性界面活性剤の
添加、マイルド性を向上させるために、アニオン性界面
活性剤へ両性界面活性剤の併用、洗浄性とリンス効果を
一度に得るために、両性界面活性剤へカチオン性界面活
性剤を加えるといった試みが行われている．また、皮膚
にヌルヌル感を与えない処方として、ラウリルエーテル
硫酸ナトリウムへ石けんを加えるなど種々検討されてい
る．しかし、一つの洗浄剤で、シャンプーリンス効果を
持ち、しかも身体にヌルヌル感を与えないマイルドな洗
浄剤はまだない。日本のバス器具・設備の発達により、
全身に用いることの出来る洗浄剤の要求は大である．本
発明者は、上記事情に鑑み、鋭意研究をかさねた結果、
両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及、びボリオキ
シエチレンアルキルエーテルカルボン酸または、そのア
ルカリ塩を特定の範囲に配合することにより、全身に用
いた時、頭髪は、洗浄され、しかもリンスを用いること
なくしなやかな、くし通りの良い毛髪にし、身体にはヌ
ルヌル感を残さない、サッパリとした感触にする洗浄剤
紐成物を見出し本発明に至った． （発明の解決課題） 本発明の目的は、全身に用いられる、刺激の少ないもの
であり、毛髪へはリンス効果を与え、身体へはヌルヌル
感を残さない洗浄剤組成物である． （問題点を解決するための手段及びその作用効果） 毛髪のマイルドな洗浄効果及びリンス効果を持たせるた
めには、両性界面活性剤へカチオン性界面活性剤を加え
ることにより得られ易い．しかし、この場合すすぎが悪
く、毛髪がまつわりついて、ウエット時のくし通りは非
常に悪い．また、身体を洗浄する時、満足な起泡力が得
られないばかりか、ヌルヌル感が残り嫌な仕上がりとな
る． これをカバーするために、これらの系へ種々のア二オン
性界面活性剤の添加を試みたが、いずれもマイルドな、
ヌルヌル感を残さないものが得られず、ポリオキシアル
キルエーテルカルボン酸の添加のみが欠点を解決する原
料であることを見出した． （発明の構成） 本発明で用いられる両性界面活性剤は、通常の洗浄剤に
用いられる両性界面活性剤の全てを適応することが出来
る． 具体例を挙げるならば、アミノ酸型の他、４級化された
ベタイン型、スルフォベタイン型、スルフォアミノ酸型
などがあり、さらに詳しくあげるならば、２−ウンデシ
ルーＮ，Ｎ，Ｎ−（ヒドロキシエチル力ルボキシメチル
）−２−イミダゾリンナトリウム、−２−ココイル−２
−イミダゾリニウムヒド口キシドーｌ一カルボキシエチ
ルオキシー２−ナトリウム、２−ヘブタデシルーＮ−カ
ルボキシメチルーＮ−ヒドロキシエチルイミダゾリウム
ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ
油脂肪酸アミドブロビルベタイン、Ｎ，　　Ｎ−ジメチ
ルーＮ−アルキルーＮ一カルボキシメチルアンモニウム
ベタイン、Ｎ−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸
、Ｎ，Ｎ−｝リアルキルーＮ−スルファアルキレンアン
モニウムベタイン、などが例示される。

トリアルキルーＮ−スルフォアルキレンアンアンモニ一
ムベタインなどが例示される。

両性界面活性剤の配合総重量比％は、３〜４０％であり
、３％以下では起泡力、洗浄力が得られず、４０％以上
では、また起泡力、洗浄力弱く、泡切れが悪くなる。

カチオン性界面活性剤としては、第１〜３級脂肪アミン
塩、第４級アンモニウム塩で代表されるテトラアルキル
アンモニウム塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩
、アルキルビリジニウム塩、２−アルキルーｌ−アルキ
ルー１−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、Ｎ，　
　Ｎ−ジアルキルモノフォリニウム塩、ポリエチレンボ
リアミン脂肪酸アミド塩、蛋白質の４級化物、セルロー
スの４級化物等が例示される．カチオン性界面活性剤の
配合総重量比％は、０．４〜６％である．０．４％以下
のカチオン性界面活性剤の配合は、リンス効果が得られ
ない．また、カチオン性界面活性剤の６％以上の配合の
場合は、複合生成物を形成し、系を安定化させることが
出来ず、起泡力、洗浄力、リンス効果も得られなくなる
． 次にポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸及
びその塩であるが、皮膚一次刺激、起泡力、洗浄力、泡
切れ等アルキル基中の炭素数が、６〜ｌ８の整数を示し
、直鎖型、イソ型、飽和、不飽和のいずれても良い。エ
チレンオキサイドの付加モル数は３〜１５のモル数を示
す構造の酸型または、ナトリウム、カリウム、アミン塩
等のいずれかの構造で使用される。エチレンオキサイド
の付加モル数が３以下の場合は起泡力が得られず、　１
５以上の場合は、可溶化力が強くなり、マイルド性を失
い、結晶点も高くなる． ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸及びそ
の塩の配合総重量比％は４〜５０である．この理由は、
４％以下では、カチオン性界面活性剤により起泡力、洗
浄力が阻害される。また、５０％以上では、頭髪へのリ
ンス効果が得られず、目的物を得られない．また、系が
増粘して製造困難となる． （実施例１〜２、比較例１〜４） 表１に示す洗浄剤組成物を調整し、起泡力、洗浄力、泡
切れ、リンス性、身体でのヌルヌル感の有無を評価した
． ［表−ｌ］ 表−１から明らかな様に本発明の洗浄剤組成物は全身用
洗浄剤として優れていた。

（以下余白） ボリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸につい
て詳細に述べる．エチレンオキサイドの付加モル数が、
３以下の場合、水に対する溶解性が低く、起泡力及び洗
浄力に劣り、又、肌に対しては、洗浄後ヌルヌル感をの
こす．一方、付加モル数が１５以上になると浸透力が強
くなり、良好な起泡力を得られない．又、リンス性も得
られない． さらに、アルキル基は，炭素数６−１８の整数が好まし
く、６以下の場合は、皮膚に対する刺激性が強くなり、
又、使用後にヌルヌル感が残り、マイルド性が目的であ
る本発明に反する．一方、　１８以上の場合は、起泡力
、洗浄力及び泡切れが悪くなり、処方中において相溶性
も悪くなる。

（実施例３、比較例５〜９） 表２に示す洗浄剤組成物を：ｌｌ！ＩＬ／、起泡力、洗
浄力、泡切れ、リンス性及び身体でのヌルヌル感の有無
を評価した． ［表−２］ 表−２から明らかな様に本発明の洗浄剤組成物は全身用
洗浄剤として優れていた．（以下余白〉

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤と、下記一
   般式（ I ）で表わされるポリオキシエチレンアルキル
   エーテルカルボン酸またはそのナトリウム、カリウム、
   アンモニウム化合物を必須成分として含有し、三種の界
   面活性剤の合計重量が８−８０％である洗浄剤組成物。 ２、両性界面活性剤を重量％で３〜４０、カチオン性界
   面活性剤を重量％で０．４〜６、及びポリオキシエチレ
   ンアルキルエーテルカルボン酸または、そのナトリウム
   、カリウム、アンモニウム化合物を重量％で４〜５０％
   含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 （ I ）Ｃ＿ｎＨ＿ｍ−Ｏ（ＣＨ＿２ＣＨ＿２Ｏ）＿ｘ
   ＣＨ＿２ＣＯＯＨ（但し式中のｎは６〜１８の整数、 ｍは１１〜３７の整数、ｘは３〜１５のモル数を表す。