JPH0298280A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0298280A
JPH0298280A JP63249896A JP24989688A JPH0298280A JP H0298280 A JPH0298280 A JP H0298280A JP 63249896 A JP63249896 A JP 63249896A JP 24989688 A JP24989688 A JP 24989688A JP H0298280 A JPH0298280 A JP H0298280A
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JP63249896A
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Kazuo Murai
村井 和夫
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル複写機、イメージスキャナ、ファク
シミリ等の画像処理装置に係り、特にデジタルフィルタ
を備えたものに好適な画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
画像処理装置の一例に特願昭62−97595号として
本出願人が提案した発明がある。
この発明は、原稿を走査してそのエツジ画素を抽出する
ことによって原稿の文字部と非文字部とを判別する画像
処理装置において、前記エツジ画素を抽出するエツジ画
素抽出手段と、該エツジ画素抽出手段から得られる前記
エツジ画素の連続を検出するエツジ画素連続検出手段と
を備え、前記エツジ画素の連続が所定数以上である場合
は文字部、前記エツジ画素の連続が所定数に満たない場
合には非文字部と判断するように構成しである。
そして、画像処理に際しては、領域判定部の判定結果に
従って、文字部に対してはMTF補正回路による補正後
のデータに単純2値化回路による処理およびベイヤー型
のようなドツト分散型のデイザ法を用いた高解像度の2
値処理行った結果を選択し、網点部に対しては、平滑化
回路で平滑化した後、ドツト集中型のデイザ法を用いた
ティザ処理回路で高階調処理を行った結果をセレクタに
より選択するようになっている。
第22図に従来の画像処理装置で用いられている上記の
パターン処理回路の一例を示す、同図においてセレクタ
601には、直列に接続された第1のフィルタ602と
第1のデイザ処理回路603が、また直列に接続された
第2のフィルタ604と第2のデイザ処理回路605が
それぞれ並列に接続され、セレクタ601はいずれか一
方を切り換えて出力するようになっている。そして、第
1のフィルタ602にはエツジ強調、第2のフィルタ6
04には平滑化用係数を第15図のように入れ、第1の
デイザ処理回路604には文字処理用としてベイヤ型ま
たは2値化用パターンを、第2のデイザ処理回路605
には中間処理用として網点型パターンを入れ、文字部は
解像力を向上させ、中間調部はモアレを除去し、絵/文
字分離処理によりその処理に応じてセレクタ601を切
り換えるように構成されている。ここでは、自動分離以
外にも全面文字や中間調は上記セレクタによって切り換
えることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、実用上、モアレ防止として大サイズのフィル
タにしたり、網点部もモアレは防止したいが解像度も低
下しないようにするため、まず平滑化を行ない、次いで
エツジ強調というバンドパスフィルタを用いたほうが多
様な画像に再現性良く処理できることが知られている。
その場合、上記従来例ではフィルタを直列にしなければ
ならないが、このようにするとフィルタが4個いること
になる。
この発明は、上記のような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、2個のフィルタを常時2段に
構成しておくことなく、必要に応じ1段ないし2段にし
て効率良く種々の用途に適用可能な画像処理装置を提供
することにある。
(!18を解決するための手段〕 上記目的は、原稿を走査して原稿を読み取り、読み取っ
た原稿の画像の種類に応じて使用するデジタルフィルタ
の係数やデイザ処理回路を選択して画像処理を行う画像
処理装置において、複数の係数を外部から設定または切
換可能なデジタルフィルタと、任意にこのデジタルフィ
ルタを直列または並列に切り換えることが可能な切換用
セレクタとを備えることによって達成される。
〔作用〕
上記手段によれば、デジタルフィルタそのものの係数を
切り換えるとともに、切換用セレクタの切換操作により
、デジタルフィルタを直列にするか並列にするかを選択
できるので、必要に応じてデジタルフィルタを1段また
は2段にしてその係数を切り換えることにより、簡単に
必要な係数のフィルタを得ることが可能になる。
〔実施例〕
先ず、本発明が適用される機器例の構成とその概略動作
について説明する。
第20図は、本発明が適用されるデジタルカラー複写機
の機構部の構成要素を示し、第21図に電装部の構成概
要を示す。
第20図において、原稿1はプラテン(コンタクトガラ
ス)2の上に置かれ、原稿照明用蛍光灯31.31によ
り照明され、その反射光が移動可能な第1ミラー41.
第2ミラー4□および第3ミラー4.で反射され、結像
レンズ5を経て、ダイクロイックプリズム6に入り、こ
こで3つの波長の光、レッド(R)、グリーン(G)お
よびブルー(B)に分光される。分光された光は固体逼
像素子であるC0D7r、7gおよび7bにそれぞれ入
射する。すなわち、レッド光はC0D7rに、グリーン
光はCOD7gに、またブルー光はCCD7bに入射す
る。
蛍光灯31.3□と第1ミラー41が第1キヤリツジ8
に搭載され、第2ミラー4tと第3ミラー4.が第2キ
ヤリツジ9に搭載され、第2キヤリツジ9が第1キヤリ
ツジ8の1/2の速度で移動することによって、原稿1
からCODまでの光路長が一定に保たれ、原画像読み取
り時には第1および第2キヤリツジが右から左へ走査さ
れる。
第1キヤリツジ8は、キャリッジ駆動モータ10の軸に
固着されたキャリッジ駆動プーリ11に巻き付けられた
キャリッジ駆動ワイヤ12に結合され、第2キヤリツジ
9上の図示しない動滑車にワイヤ12が巻き付けられて
いる。これにより、モータ10の正、逆転により、第1
キヤリツジ8と第2キヤリツジが往動(原画像読み取り
走査)。
復動(リターン)し、第2キヤリツジ9が第1キヤリツ
ジ8の1/2の速度で移動する。
第1キヤリツジ8が第20図に示すホームポジションに
あるとき、第1キヤリツジ8が反射形のフォトセンサで
あるホームポジションセンサ39で検出される。第1キ
ヤリツジ8が露光走査で左方に駆動されてホームポジシ
ョンから外れると、センサ39は非受光(キャリッジ非
検出)となり、第1キヤリツジ8がリターンでホームポ
ジションに戻ると、センサ39は受光(キャリッジ検出
)となり、非受光から受光に変わったときにキャリッジ
8が停止される。
ここで第21図を参照すると、CCD7r。
7g、7bの出力は、アナログ/デジタル変換されて画
像処理ユニット100で必要な処理を施こされて、記録
色情報であるブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)およびシアン(C)それぞれの記録付勢用の
2値化信号に変換される。
2値化信号のそれぞれは、レーザドライバ112bk、
112y、112mおよび112Cに入力され、各レー
ザドライバーが半導体レーザ43bk。
43y、43mおよび43cを付勢することにより、記
録色信号(2値化信号)で変調されたレーザ光を出射す
る。
第20図において、出射されたレーザ光は、それぞれ、
回転多面鏡13bk、13y、13mおよび13Cで反
射され、f−θレンズ14bk。
14y、14mおよび14cを経て、第4ミラー15b
k、15y、15mおよび15cと第5ミラー16bk
、16y、16mおよび16cで反射され、多面鏡面倒
れ補正シリンドリカルレンズ17bk、17y、17m
および17cを経て、感光体ドラム18bk、18y、
18mおよび18cに結像照射する0回転多面@113
bk。
13y、13mおよび13cは、多面鏡駆動モータ41
bk、41y、41mおよび41cの回転軸に固着され
ており、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度
で回転駆動する。多面鏡の回転により、前述のレーザ光
は、感光体ドラムの回転方向(時計方向)と垂直な方向
、すなわちドラム軸に沿う方向に走査される。
感光体ドラムの表面は、図示しない負電圧の高圧発生装
置に接続されたチャージ用コロトロン19bk、19y
、19mおよび19cにより一様に帯電させられる。記
録信号によって変調されたレーザ光が一様に帯電された
感光体表面に照射されると、光導電現象で感光体表面の
電荷がドラム本体の機器アースに流れて消滅する。ここ
で、原稿濃度の濃い部分はレーザを点灯させないように
し、原稿濃度の淡い部分はレーザを点灯させる。
これにより感光体ドラム18bk、18y、18mおよ
び18cの表面の、原稿濃度の濃い部分に対応する部分
は一800vの電位に、原稿濃度の淡い部分に対応する
部分は一100V程度になり、原稿の濃淡に対応して、
静電潜像が形成される。
この静電潜像をそれぞれ、ブラック現象ユニット2Qb
k、 イエロー現像ユニット20y、マゼンダ現像ユニ
ット20mおよびシアン現像ユニット20Cによって現
像し、感光体ドラム18bk。
18y、18mおよび18cの表面にそれぞれブラック
、イエロー、マゼンダおよびシアントナー画像を形成す
る。なお、現像ユニット内のトナーは攪拌により正に帯
電され、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生
器により一200V程度にバイアスされ、感光体の表面
電位が現像バイアス以上の場所に付着し、原稿に対応し
たトナー像が形成される。
一方、転写紙カセット22に収納された記録紙267が
送り出しローラ23の給紙動作により繰り出されて、レ
ジストローラ24で、所定ノタイミングで転写ベルト2
5に送られる。転写ベルト25に載せられた記録紙は、
転写ベルト25の移動により、感光体ドラム18bk、
18y、18mおよび18cの下部を順次に通過し、各
感光体ドラム18bk、t8y、18mおよび18cを
通過する間、転写ベルトの下部で転写用コロトロンの作
用により、ブラック、イエロー、マゼンダおよびシアン
の各トナー像が記録紙上に順次転写される。転写された
記録紙は次に熱定着ユニット36に送られそこでトナー
が記録紙に固着され、記録紙はトレイ37に排出される
記録紙を感光体ドラム18bkから18cの方向に送る
転写ベルト25は、アイドルローラ26゜駆動ローラ2
7.アイドルローラ28およびアイドルローラ30に張
架されており、駆動ローラ27で反時計方向に回転駆動
される。駆動ローラ27は、軸32に枢着されたレバー
31の左端に枢着されている。レバー31の右端には図
示しない黒モード設定ソレノイドのプランジャ35が枢
着されている。プランジャ35と軸32の間に圧縮コイ
ルスプリング34が配設されており、このスプリング3
4がレバー31に時計方向の回転力を与えている。
黒モード設定ソレノイドが非通電(カラーモード)であ
ると、第20図に示すように、記録紙を載する転写ベル
ト25は感光体ドラム44bk。
44y、44mおよび44cに接触している。この状態
で転写ベルト25に記録紙を載せて全ドラムにトナー像
を形成すると記録紙の移動に伴って記録紙上に各像のト
ナー像が転写される(カラーモード)、一方、黒モード
設定ソレノイドが通電されると、圧縮コイルスプリング
34の反発力に抗してレバー31が反時計方向に回転し
、駆動ローラ27が5mm降下し、転写ベルト25は、
感光体ドラム44 y、  44mおよび44cより離
れ、感光体ドラム44bkに接触したままとなる。この
状態では、転写ベルト25上の記録紙は感光体ドラム4
4bkに接触するのみであるので、記録紙にはブラック
トナー像のみが転写される(黒モード)。記録紙は感光
体ドラム44)l、44mおよび44cに接触しないの
で、記録紙には感光体ドラム44)’、44mおよび4
4Cの付着トナー(残留トナー)が付かず、イエロー、
マゼンタ。
シアン等の汚れが全く現われない、すなわち黒モードで
の複写では、通常の単色黒複写機と同様なコピーが得ら
れる。
コンソールボード300には、コピースタートスイッチ
301、各モード指定スイッチ302ならびにその他の
入力キースイッチ、キャラクタデイスプレィおよび表示
灯等が備わっている。
次に、第21図を参照して電装部の構成要素を説明する
スキャナユニット102において、C0D7r。
7g、7bの出力信号は図示しない増幅器で信号増幅さ
れA/D変換器に入力される。次に、A/D変換器によ
りデジタル変換された各出力信号はシェーディング補正
回路101に入力される。シェーディング補正回路10
1は、CCD読取光学系の照度むらや、COD受光セル
の感度バラツキを補正してRGB各10ビットのデータ
を出力する。
画像処理ユニット100においては、スキャナユニット
102の出力する各10ビツトデータのリニアリティを
補正し、後段処理回路の想定している階調特性に適合す
る階調性に変換、圧縮するとともにコンソール300 
(第20図)の操作ボタンの操作によって指定されたγ
特性に変換したり、コンソール300の操作ボタンの操
作によって指示され各モードに応じて各色信号を処理し
たり、所望の記録階調特性を実現するレーザ付勢用の各
2ビツトの画信号を出力する等の画像処理を行う。
なお、プリンタユニット109のバッファメモリ108
c、108m、108yは、第20図の感光体ドラム(
44c、44m、44)’、44bk)間距離に対応す
るタイムデイレイを発生させるためのものであり、画像
処理ユニット102の出力する画信号は直接あるいはバ
ッファメモリ108c、108m、108yを通してレ
ーザドライバ112c、112m、112y、ll2b
kに入力される。
同期制御回路114は、上記各要素の付勢タイミングを
定め、各要素間のタイミングを整合させる。200は以
上に説明した第21図に示す要素全体の制御、すなわち
複写機としての制御を行なうマイクロプロセッサシステ
ムである。このプロセッサシステム200が、コンソー
ルで設定された各種モードの複写制御を行ない、第20
図に示す画像読み取り記録系は勿論、感光体動力系、露
光系、チャージャ系、現像系、定着系等々のシーケンス
を行なう。
本発明は、上記した複写装置においては、第21図の画
像ユニット100の1機能として組込まれる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第2図は本発明による画像処理装置の一実施例を説明す
るための文字部、非文字部判定回路のブロック図であっ
て、501は走査器からの画像データ入力端子、502
はエツジ抽出器、503は第1比較器、504はバタン
マツチング回路、505は第2比較器、506は判定信
号出力端子である。
同図において、走査器から入力端子501を介して供給
された画像データはエツジ抽出器502においてエツジ
抽出が行なわれ、そのデジタル信号aが第1比較器50
3で閾値H)と比較されて“1″ “0”の2値データ
bが出力される。
パターンマツチング回路4には注目画素を中心とするn
Xnのパターンについて該注目画素を通る1または複数
方向の“11データの連続パターン(基準パターン)が
用意されており、入力した2値データbの上記基準パタ
ーンの大きさに相当するパターンについてそのマツチン
グをとるものである。
入カバターンと基準パターンのマツチング処理は、基準
パターンの連続“1”画素の演算により行なわれ、演算
された、“1”データの連続数が信号Cとして出力され
る。この信号Cは第2比較器505において閾値(II
)と比較される。この閾値↓よ信号Cすなわち“1”の
連続数に対して、それが何個以上の連続ならば文字部と
判定するかを決める値であり、信号Cがこの閾値以上で
ある場合は画像処理の選択信号(セレクト信号)dを′
文字処理とし、閾値に満たない場合は中間調処理すなわ
ち非文字処理とするものである。
第3図は原稿走査より得た画像データのパターンを示す
説明図で(a)は文字部のパターン、(b)は非文字部
(網点部)のパターンを示す。
第4図は基準パターンの一例を示す説明図である。
以下、この基準パターンの大きさをi方向×j方向−5
×5としたときのパターンマツチングについて説明する
基準パターンを第4図に示した様にした場合、第3図に
おいて、注目画素をそれぞれ(a)ではa13、(b)
ではassとすると(a)、(b)のパターンについて
は図示太線て囲まれた5×5の大きさで前記基準パター
ンと比較される。
第3図と第4図の各パターンについて“1”データの連
続数(Σaijaムj)を演算すると、第4図の基準パ
ターンが“l”データの連続するb13+bt3.b3
3.b4’J+  b %3が11″でそれ以外はすべ
て“0″であるから、第3図(a)の注目画素al11
については、 ah2b 13+  atsbts+  a13b33
+  aqsb 4s+3.。s l) s s−4 となり、第3図(b)の注目画素assについては、a
13bl!+affi3b!3+a33b23+a43
b43+as3bss=2 となる。
すなわち上記の計算より、第3図のエツジ抽出データと
第4図の基準パターンは、“1”のデータのマツチング
している数を示すことになる。
第2図の第2比較器505において、連続数から文字部
、非文字部を判定する闇値(II)を、例えば(4)と
すると、第3図(a)は、4≧(4)であるから文字部
、同(b)は2< (4)であるから非文字部であると
、それぞれ判定され、出力信号dは各判定に対応した結
果を後段の画像処理部(図示せず)に指示し、文字、非
文字に適応した処理を行なわせるものである。
第5図は、基準パターンの他の例を示す説明図であって
、(a)は注目画素に関して縦方向に11”のデータが
連続するものに対応するもの、(b)、  (c)は同
じく右斜め、左斜めに“1”のデータが連続するものに
対応する基準パターンを示す。
原稿の走査から得たパターンには方向性があるので、上
記第4図、第5図に示した様ないくつかの基準パターン
について演算を施し、その論理和をとることで正確な文
字部、非文字部の判断を行なうことができる。上記実施
例ではパターンの大きさを5×5として説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、多様な大きさとするこ
とができる。
なお、以上の説明は、特に文字部の判定を確実に行なう
という観点から、その実施例として第2図の第2比較器
505に与える闇値(■)を(4)とし、これ以上を文
字部、これに満たないものを非文字部と判断する様にし
ているが、これに対して、非文字部(中間調部分)の判
定を確実に行なうという観点から、第2図の第2比較器
505に与える閾値(n)を例えば2とし、“1′のデ
ータの連続数が2以下の場合は非文字部、2を越える場
合は文字部と判定する様に構成することも可能である。
また、エツジ抽出器において誤って抽出されたノイズも
除去できる。
以下、本発明の主要な動作をさらに詳しく説明する。
第6図〜第10図は、本実施例における網点/文字の領
域分離の様子を示すための画像データの模式図である。
第6図は画像の大体の様子を示し、150腺で面積率5
0%の網点の中に「イ」なる文字が埋もれた画像である
。第7図はサンプリングピッチ62.5μmで、第6図
の画像を読取り、8ビツトに量子化して得られた画像デ
ータである。ここで、数字が大きい方が高濃度(黒)で
小さい方が低濃度(白)を示している。この画像に対し
、第11図に示したような微分フィルタを適用して、微
分値(差分)を計算し、所定闇値と比較することにより
、エツジ画素の抽出を行なう。第11図において、(a
)〜(f)は2次微分、(g)〜C1)は1次微分フィ
ルタの例である。
次に、第12図を参照しながらエツジ抽出の様子を説明
する。同図(1)は原画であり、同図(2)はその読取
り画像であり、光学系等のMTFの劣化により、同図(
1)と比較してエツジ部が少しなまっている。同図(3
)は1次微分波形。
同図(4)は2次微分波形である。1次微分波形(3)
ではその値はエツジ部で極大または極小となる。従って
、1次微分の絶対値に対し、所定闇値Lthr  (>
θ)より大きいとき、エツジ画素として抽出する。この
とき、第11図(g)〜C1l>に示した1次微分フィ
ルタを用いる際は、方向性をなくすため、(g)−(h
)、  (i)−(j)。
(k)−(1)を1組とし、それぞれの方向の微分値を
f、、fXとすると、fTP丁m”、Ifxl+l r
、  1. maX (l fX  +、  l r、
  l)などを闇値としてもちいる。また、2次微分値
を用いる際は、第12図の(4)に示した如く、エツジ
部で掻大、極小値を取る。また、細い線に対しては、同
図(4)右側に示したように、線部で極小、その外側で
極大となる。エツジ抽出としては、2次微分の絶対値に
対して、所定閾値L thw−より大きいとき、抽出す
る方法がある。しかしこの場合は、エツジ部では、エツ
ジ抽出される画素が2〜3画素連続する可能性が高くな
り、本発明のアルゴリズムのように、エツジ画素の連続
性により領域判定するのに非常に不利となる。従って、
2次微分を用いる場合は、Lfkr以上か、−り、th
e以下のどちらか一方で判定を行なうようにする。細線
に対する抽出性能の良さから−しい、以下の際には、エ
ツジ画素として抽出する方法が望ましい。
第8図は第11図(f)のフィルタ係数を1/6倍した
2次微分フィルタを、第7図の画像に適用し、−127
以下のときエツジ画素として抽出した結果である。25
5がエツジ抽出された画素を示す、ここでは、文字と網
点の両方のエツジが抽出されている。同図から、文字部
ではエツジ画素が連続し、網点部ではエツジ画素が分散
しているのがわかる。第9図は第13図に示したテンプ
レート(前記第4図の基準パターンに対応)を用いて3
画素以上連続するエツジ画素のみ、文字部によるエツジ
画素として抽出した結果である。ここでは、網点による
エツジは除去されているが、文宇部のエツジも若干除去
され、かすれている、このかすれを補正するために、5
×5の密度フィルタを通し、25画素中、2画素以上エ
ツジ画素を含むとき、該フィルタの中心画素を文字領域
と判定する。第10図にその結果を示す。
以上説明したように、エツジ画素の連続性を調べること
により、文字と網点領域を分離することができる。ここ
では、連続性(3画素以上)を用いたが、逆に、非連続
性(例えば2画素以下)を用いても、文字と網点領域の
分離を行なうことが可能である。即ち、連続数が2画素
以下のときは、文字部ではないと判定する。第14図は
、非連続であることを調べるためのテンプレートの例で
ある。
次に、本実施例のアルゴリズムを実行するための装置の
具体例について説明する。
第1図は上記アルゴリズムを適用した画像処理システム
を示すブロック図である。同図において、領域判定部4
00は差分(微分値)計算回路401、比較器402,
405、パターンマツチング回路403、エツジ画素密
度フィルタ404からなる。
また、画像処理のために、第1のフィルタ408と第1
のデイザ処理回路409とが遅延回路410とともに直
列に接続され、第2のフィルタ411と第2のデイザ処
理回路413とが遅延回路413とともに並列に第2の
セレクタ415に接続されている。そして、第2のフィ
ルタ411の入力側には第1のセレクタ414が接続さ
れ、この第1のセレクタ4140入力側には、上記第1
のフィルタ40Bの出力と走査器からの画像データが直
接入力されるようになっている。
このように構成すると、第1のフィルタ408には第1
5図(a)、  (b)に示すようなエツジ強調用のデ
ジタルフィルタを用い、第2のフィルタ417には第1
5図(c)、  (d)に示すような平滑化用のデジタ
ルフィルタを用いるようにしておき、第1のデイザ処理
回路409では2値化処理を行い、第2のデイザ処理回
路413ではドツト集中型のデイザ処理を行うように設
定しておくと、上記領域判定部400の結果に従って、
第1および第2のセレクタ414,415を切り換え、
文字部に対しては第1のフィルタ408でエツジ強調後
のデータに2値化回路による処理を行い、網点部や写真
等の絵柄部に対しては、第2のフィルタ411および第
2のデイザ処理回路412側を選択し、第1のセレクタ
414に直接入力される画像データを第2のフィルタ4
11によって平滑化し、さらに、第2のデイザ処理回路
412で高階調処理を行い、その結果を第2のセレクタ
415によって選択する。
これらの上記第1および第2のフィルタ408゜411
は、第1のセレクタ414を切り換えることにより、第
1のフィルタ408と第2のフィルタ411とをそれぞ
れ別々に1段として用いる場合と、第1および第2のフ
ィルタ408.411を直列に接続し、フィルタの係数
を変えてデイザ処理を行うようにすることもできる。従
って、領域判定部400の判定結果に応じてフィルタ係
数を第1のセレクタ414の切り換え操作によって簡単
に変更することが可能になる。
すなわち、モアレ防止として、大サイズのフィルタを使
用したい場合、または、網点部もモアレは除去したいが
解像力も低下しないようにしたい場合には、まず平滑化
を行い、その後エツジ強調というバンドパスフィルタを
用いたほうが再現性よ(画像処理を行うことができる。
そのために、第1のフィルタ408と第2のフィルタ4
11に平滑化用のデジタルフィルタを、または、第1の
フィルタ408に平滑化用のデジタルフィルタ、第2の
フィルタ411にエツジ強調用のデジタルフィルタをそ
れぞれ入力し、第1のセレクタ414を操作して第1お
よび第2のフィルタ408゜411とを直列に接続して
2段フィルタとして使用することにより、上記フィルタ
サイズを3×3から2段で5×5に、あるいはバンドパ
スフィルタとして使用することが可能になる。また、第
1および第2のフィルタ408.411の係数が外部か
ら設定または切換可能であれば、対象となる画像に対し
、よりきめこまかく対応することができる。
第16図は、3×3デジタルフイルタの一例を示す回路
構成図であって、3ラインのメモリ15−1.15−2
.15−3,3X3=9個のラッチ16−1〜16−9
、加算器17−1〜17−8などから成る。なお、加算
器のかわりに、ROMを用いれば、ROMの内容を変更
することにより、様々な係数のフィルタを容易に実現す
ることができる。ここでは、3×3フイルタの例を示し
たが、ラインメモリ、ラッチ、加算器を増やすことによ
り、5X5.7X7などのフィルタを構成することがで
きる。
第17図は、パターンマツチング回路の前半部を示す回
路構成図であって、5ラインのメモリと18−1〜18
−5.5X5=25ビット分のラッチ19−1〜19−
25から成る。これにより、5X5−25WJ素の領域
のエツジ情報(0,1)を同時に参照することができる
。第18図、第19図は、パターンマツチング回路の後
半部を示す回路構成図であって、それぞれ、第12図、
第13図に示したテンプレートを用いた場合の各側であ
る。
判定部最終段のエツジ画素密度フィルタは、第16図の
フィルタ回路を拡張することにより、実現できる。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、複数の係数を外部か
ら設定または切換え可能なデジタルフィルタと、任意に
このデジタルフィルタを直列または並列に切り換えるこ
とが可能な切換用セレクタとを備えたこの発明によれば
、切換用セレクタを操作してデジタルフィルタを1段ま
たは2段とすることができるので、その切換え操作だけ
で、効率よく、種々の画像処理に対応することができる
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例に使用されるアルゴリズムを適
用する画像処理回路の一例を示すブロック図、第2図は
画像処理装置に使用される文字部。 非文字部判定回路のブロック図、第3図は原稿走査より
得た画像データのパターンを示す説明図で(a)は文字
部のパターン(b)は非文字部のパターンを示す、第4
図は基準パターンの一例を示す説明図、第5図は基準パ
ターンの他の例を示す説明図であって(a)は注目画素
に関して縦方向に“1″のデータが連続するもの(b)
、  (c)は同じく右斜め、左斜めに“l”のデータ
が連続するその対応する基準パターンを示す、第6図。 第7図、第8図、第9図、第1O図は本発明による網点
/文字の領域分離の様子を示す画像データの構成図、第
11図はエツジ抽出のための微分フィルタの概念図、第
12図は微分フィルタによるエツジ抽出を説明する波形
図、第13図はエツジ画素の連続性判定のためのテンプ
レートの概念図、第14図はエツジ画素の非連続判定の
ためのテンプレートの概念図、第15図はエツジ強調、
平滑化のためのフィルタの概念図、第16図はデジタル
フィルタの一例を示す回路構成図、第17図はパターン
マツチング回路の前半部を示す回路構成図、第18図、
第19図はパターンマツチング回路の後半部を示す回路
構成図、第20図は本発明が適用される機器の構成図、
第21図は第20図に示した機器の電装部の構成概要図
、第22図は従来例に係る画像処理回路の要部を示すブ
ロック図である。 400・・・・・・・・・領域判定部、408.414
・旧・・・・・フィルタ、409,412・・・・・・
・・・デイザ処理回路、414.415・・・・・・・
・・セレクタ。 lσノ 第3図 (b) 第4 図 第5図 (σ) (b) (C) 隔r)nDrA@Dお 第7図 第8図 γか Δ迅 第9図 第1Q図 (kノ 第11図 (L) (a−1) (crl) (a−3) 第12図 D 第13図 (b−1) (c−1) (d−1) (b−2) (C−2) (d−2) (b−3) (c −3) (d−3) (e) 第15図 (a)  (b):1.7ジ惣詞刀ルタ(C)、(d)
  :”PM4t:、7+IL9□ □ −m  −9
−’−シー しY−−9J ’−〜へL隊〜   〜 
  N   〜   −IN−N  司+:1   ら
  J:1   ム  こ  QEn;第22図 SEL

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿を走査して原稿を読み取り、読み取つた原稿の画像
    の種類に応じて使用するデジタルフィルタの係数やデイ
    ザ処理回路を選択して画像処理を行う画像処理装置にお
    いて、複数の係数を外部から設定または切換可能なデジ
    タルフィルタと、任意にこのデジタルフィルタを直列ま
    たは並列に切り換えることが可能な切換用セレクタとを
    有することを特徴とする画像処理装置。
JP63249896A 1988-10-05 1988-10-05 画像処理装置 Pending JPH0298280A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08321945A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Nec Corp 画像処理装置
WO2000054492A1 (fr) * 1999-03-05 2000-09-14 Seiko Epson Corporation Correcteur de donnees d'image, procede de correction de donnees d'image, support sur lequel est enregistre le programme de correction de donnees d'image

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