JPH02974A - レジスト材料 - Google Patents

レジスト材料

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JPH02974A
JPH02974A JP4362889A JP4362889A JPH02974A JP H02974 A JPH02974 A JP H02974A JP 4362889 A JP4362889 A JP 4362889A JP 4362889 A JP4362889 A JP 4362889A JP H02974 A JPH02974 A JP H02974A
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JP
Japan
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group
polymer
carbon atoms
resist material
formula
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JP4362889A
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Inventor
Kazuo Taira
平 一夫
Morio Mizuguchi
水口 盛雄
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH02974A publication Critical patent/JPH02974A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な含フツ素ポリマーからなる新規なポジ型
レジストに関し、特に半導体素子、磁気バブル素子、光
応用部品等の製造において微細パターンを形成しうるポ
ジ型レジストに関するものである。
(従来の技術) 従来、マスク製作及び半導体素子製造等の技術分野にお
いて、メタクリルPlN2,2.3.4,4.4−へキ
サフルオロブチル、メタクリル酸2,2,3.3− ?
 )ラフルオロー1.1−ジメチルプロピル等の若干の
メタクリル酸フルオロアルキルの重合体が電子線等の高
エネルギー線に対して感度が高く(電子線で0.5−1
0X 10−@C/ am”)、解像性が高い(開口度
5〜0.5μ輪)ポジ型レジストとして知られている(
特公昭55−24088号、特開昭57−196232
号)。
しかしながら、これらの開示された重合体は、ガラス転
移温度が低いことにより、比較的耐熱保形性が良好でな
く、熱を伴う1J7トオ7加工及びドライエツチング加
工には使用上制限を受けている。従って、実用的にこれ
らの基板加工を可能にするレジスト材料は、高エネルギ
ー線に対して高感度、鳥解像性は勿論、熱を伴う加工に
も有効な耐熱保形性が必要とされ、このためのレジスト
材料の開発が要望されている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、高エネルギー線を使用して微細パター
ンを形成でき、且つ熱を伴う加工に耐えうる特定のレノ
スト材料を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は一般式 (式中、Xは塩素原子又はメチル基を示す)で表わされ
る構造単位をポリマーの一部又は全部として有する含フ
ツ素ポリマーからなるレジスト材料に係る。
本発明は新規な含フツ素重合体であるヘキサ7ルオロ冬
オベンチル(メタ)アクリレ−Y又はその誘導体の重合
体が特異的に高ν・ガラス転移温度(以下、Tgと称す
る)を有し、電子線感度も高く、しかも微細パターンを
形成することができるとり1う知見に基づき完成された
ものである。
本発明の含フツ素ポリマーは上記一般式(a)で示され
る構造単、位を有するホモポリマーは勿論のこと、上記
一般式(a)で示されろ構造単位を50重量%以上含有
するコポリマーをも含むものである。
好ましいコポリマーとしては、上記構造式(、)に加え
て一般式 %式%() 〔式中、R1は塩素原子又はメチル基を、R2は水素原
子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜10のフル
オロアルキル基、炭素数5〜10のジクロフルキル基、
炭素数6〜10の7リール基、炭素数7〜15の7ラル
キル基、炭素数1〜6のヒドロキシフルキル基、アリル
基、シリルフルキル基、置換シリル(炭素数1〜5のア
ルキル基)を示す〕で表わされるl1lI造単位を50
重1%以下、好ましくは30重1%以下、さらに好まし
くは10重量%以下の割合で含有するものが挙げられる
上記においてR2としては水素原子;メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチル等の炭素数1〜5のアルキ
ル基: −CH2CF、。
−CH2CF2CF2H。
−C(CH3)2CF2CF2H。
−CH2CF 、CF HCF 、。
−〇82C82C,F 等の炭素数2〜10のフルオロアルキル基;シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロオクチル、フェニル、ト
リル、キシリル、ナフチル等の炭素数6〜10の7リー
ル基;ベンジル、7エネチル、フェニルプロピル、フェ
ニルヘキシル等の炭素数7〜15のアラル斗ル基;ヒド
ロ斗ジメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシヘキシル
等の炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基;アリル基;
−CH2c)(2c1(2si)I)等のシリルアルキ
ル基ニーCH□CH2CH2S i (OCH3)−等
の置換シリル(炭素数1〜5)アルキル基、置換基とし
て/%ロデン(例:C1,Br)、ヒドロキシル、炭素
数1〜5のフルコキシル等を挙げることができる。。
尚、上記一般式(、)においてXは好ましくはメチル基
である。又、上記一般式(b)にお−・てR’は好まし
くは塩素原子又はメチル基であり、R2は好ましくは−
CH,、CH2CH3、 −CH2CH2C33等のアルキル基、−CH2CH2
、−CH2CF、CF2)!、   −CH2CH2C
HCF、、−CH2CH2C,F、、等のフルオロフル
キル基である。
更に、本発明のポリマーは本発明のポリマーの特性を損
なわない範囲でその他のモノマー、例えばスチレン、塩
化ビニル等を共重合することができる。
本発明のポリマーは下記一般式 (式中、Xは塩素原子又はメチル基を示す)で表わされ
る新規な化合物を単独重合又は一般式%式%() (式中、R’及びR2は前記に同じ)で表わされる他の
モノマー化合物と共重合することによって得ることがで
きる。
上記一般式(e)で示される化合物は、式CF。
CH,CCH20H(e) CF3 で表わされるヘキサフルオロネオペンチルアルコールを
ビリノン、トリエチルアミン等の有機塩基類を助酸剤と
して(メタ)アクリル酸ハライド又は0位の水素原子が
フッ素原子若しくは塩素原子で置換されたアクリル酸ハ
ライドと脱ハロゲン化水素反応させることによって得る
ことができる。又、メタクリル酸とアルコール(d)を
脱水剤の存在下で脱水反応させることにより合成するこ
とができる。
尚、上記式(e)で示されるヘキサフルオロネオペンチ
ルアルコールは、例えば次式に示すようにオクタフルオ
ロイソブチンのメタノール付加物(f)を脱HF反応す
ることにより下記オレフィン(g)を得、これを転移反
応により下記酸フルオライド(11)を得、これを還元
することによって得ることができる。
HF (CF、)2CFHCF20CH,−−シ(CF3)2
CF=CFOCR。
(f)                 (g)(h
) (e) 本発明の含フツ素ポリマーを製造する重合方法は、塊状
、溶液、懸濁、乳化重合等、一般に採用されている方法
が採用される。
本発明の含フツ素ポリマーを製造する際に用いられる重
合開始剤としては、塊状、溶液及び懸濁重合においては
アゾビスイソブチロニトリル、インブチリルパーオキサ
イド、オクタノイルパーオキサイド、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネート、又は式 %式% (式中、YはH,F又はCI、nは1−10を示す)で
表わされる含フツ素有機過酸化物等が好ましく用いられ
る。乳化重合においては過硫酸塩、例えば過硫酸アンモ
ニウム、過硫酸カリ又はこれら過硫酸塩等の酸化剤、亜
塩酸ソーダ等の還元剤及び硫酸鉄(■)等の遷移金属の
塩類のレドックス開始剤が用いられる。
前記の塊状、溶液または懸濁重合において、本発明の新
規含フツ素ポリマーの熱分解温度の向上や分子量の調整
の目的で、メルカプタン類等の連鎖移動剤を用いること
が好ましい。連鎖移動剤を用いる場合の連鎖移動剤の添
加割合は、モノマー100重量部に対し通常0.01〜
1重量部が好ましい。
前記の溶液及び懸濁重合で本発明の新規含7ツ素ポリマ
ーを製造する際に用いられる溶液としては、フロン−1
2、フロン−113、フロン−114、フロン−〇31
8等のフッ素系溶液または酢酸ブチル、メチルインブチ
ルケトン等の炭化水素系溶媒が代表例として挙げられる
0重合温度は通常θ〜100℃の範囲で上記重合開始剤
の分解温度との関係で決められるが、多くの場合10〜
80℃の範囲が好ましく採用される0重合圧力は0〜5
0kg/ em25’ −ノの範囲が採用される。
上記重合反応で;l!l!することができる本発明の含
フツ素ポリマーの分子量は、通常1万〜500万(デル
パーミェーションクロマトグラフィーによる)、屈折率
(Tle”)は、1.37−1.45、Tgは120−
160℃である。
基板上に前記ポリマーのレノスト被膜を形成せしめる方
法は、−数的なレノスト被膜形成法によって行いうる。
即ち該ポリマーを脂肪族ケトン、脂肪族アルコール、脂
肪族エステル、脂肪族ニーチル、芳香族炭化水素、脂環
式ケトン、ノ10デン化炭化水素又はそれらの混合物な
どの溶剤に溶解させてレノスト溶液とし、該レジスト溶
液をスピンコーターなどを用いて基板上にコーティング
せしめ、ついで風乾、加熱乾燥などによって溶媒を完全
に蒸発させることによってレノスト被膜を形成すること
ができる。
使用しうる基板は特に限定されず、例えばクロムマスク
基板、シリコン、酸化ケイ素、シリケートグラス又はチ
フ化ケイ素、アルミニウム、チタン、金など各種の基板
が使用できる。
該レノスト被膜上に高エネルギー線を照射してパターン
を描画し、ついで現像液を用いて現像することにより微
細レジストパターンを形成せしめることができる。
パターンの描画に用いる高エネルギー線としては、電子
ビーム、300n−以下の紫外線、遠紫外線又はXMを
用いることができる。
現像液としては前記ポリマーからなるレジスト被膜にお
いて、高エネルギー線の照射により低分子量化された部
分と高エネルギー線が照射されていない本来の高分子量
部分におけるそれらの溶解速度が着しく異なる溶剤が用
いられる。
そのような溶媒としては、 (A)炭素数3〜8のアルコールの1種若しくは2種以
上、又は (B)(i)メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トンなどのケトン類、フルキル基の炭素数が1〜5のフ
ルキルセロソルブ及1アルキル基の炭素数が1〜5であ
り、フルカネート基の炭素数が1〜5であるアルキルフ
ルカネートよりなる群から選ばれた有機溶媒の1種若し
くは2種以上と(ii)炭素数3〜8のアルコールの1
種若しくは2種以上とからなる混合物などが挙げられる
。(B)の中で好ましいものは、(i)がメチルイソブ
チルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メ
チルセロソルブアセテート又はエチルセロソルブアセテ
ートであり、(ii)がイソプロピルアルコール又はノ
ルマルプロピルアルコールである。(B)の(i)に挙
げた溶媒と(ii)に挙げた溶媒の混合比はポリマーの
分子量や所望の感度によって適宜選択して決められる。
又、現像温度及び時間は現像液の種類やポリマーの分子
量により適宜定めれば良い、最後に現像後被照射体を乾
燥及び焼成することにより所望の微細レジストパターン
が形成される。
(実 施 例) 次に参考例、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳
細に説明するが、本発明はそれらの実施例のみに限定さ
れるものではない。
参考例(ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレートの
合成) 温度計、滴下ロート、攪拌磯、還流冷却器を備えた11
のガラス914つ目フラスコに、テトラグライム133
.37g(0,6+ol)及び水素化ホウ素ナトリウム
15.13g(0,4mol)を入れ、温度を80℃に
保つ。
この混合物中に2,2−ビス(17フルオロ)プロピオ
ン酸フルオライド106.04g(0,5mol)を2
時闇半で滴下する。滴下終了後80℃で3時間撹拌後2
0℃に冷却する0次に塩酸(35%)21ccを徐々に
滴下し、水500ccで洗浄後、常圧″C蒸留を行い6
0gのへキサフルオロネオペンチルアルコールが得られ
た(収率60%)。このものは沸点110℃、融点48
.1℃の無色の針状結晶である。同定は”F −N M
 Rスペクトル及び’H−NMRスペクトルによって行
った。
次に、500UAlのプラス!ll!フラスコ中に上記
ヘキサフルオロネオペンチルアルコール150g(0,
765I#ol)、メタクリル酸73g(0,85Ta
ol)及びt−ブチルカテコール1.を入れ、70〜8
0℃に加熱し、次いで50gの五酸化ニリンを2時間要
して添加した。
この場合温度を80〜90℃に維持する。添加終了後、
更に3時間80〜90℃に保持し反応を完結させた。
反応混合物を30(klの水で洗浄し得られたヘキサフ
ルオロネオペンチルメタクリレートを15mm1lHの
減圧下で蒸留した。沸点55℃、GCの純度99.9%
同定は’H−NMR−スペクトル、’9F−NMR−ス
ペクトル、”C−NMR−スペクトル(全で溶媒ニア七
トン−aS)によって行った。
(、)   (c) (f) (b) で表わされる化合物について、次の化学的変位(δ)及
び結合定数(J)が測定された。尚、測定は日本電子(
株)!!、F X−100型によって行った。
H−NMR(7MS標準) ’F−NMR(CF、C0OH標準、低磁場を+)CF
実施例1 500Ta12のガラス製フラスコ内に減圧蒸留によっ
て精製したヘキサフルオロネオペンチルメタクリレート
100部、n−ドデシルメルカプタン0.05部、重合
開始剤、2,2゛−7ゾビスイソブチロニトリル0.0
25部を混合溶解した後、脱気窒素置換を繰り返して密
封した。
次いで70℃に維持された反応槽で16時間重合させた
。重合終了後、得られた重合物中にア七トン300gを
入れ溶解させ、その溶液を51のメタノール中に注ぎ込
む。沈殿する重合体を液体から分離し、モして100°
Cの温度で10時間減圧乾燥し96.2gの重合体を得
た(収率96%)0重合体の分子量はメチルエチルケト
ン(M E K )で35℃での〔り〕は0.596で
あった。ポリマーの同定を元素分析とNMRにより行っ
た。元素分析はC40,9、H3,8、F1a、2.0
12.1%であった。又NMRスペクトルは下記の通り
であった。
ffc−NMR(TMSW準) CH。
H−NMR(7MS標準) CF。
CF。
9F−NMR(CF、C0OH標準、低磁場を+)上記
重合体をパーキンエルマー社製のDSCII型示差走査
熱量計を用い、20℃/分の昇温速度で吸熱が始まる温
度を測定した。その結果、実施例1の重合体のがラス転
移温度は146℃であった。
次に、この重合体8部にメチルイソブチルケトン(M 
I B K)92部を加えて均一な溶液とした後、0.
5μ糟のポリテトラフルオロエチレン製メンブランフィ
ルタ−で濾過を行い、レジスト溶液を調製した。該レノ
スト溶液を5in2膜を付けたシリコンウェハー上に滴
下し、1700rpmの回転速度で、スピンコーティン
グを行い、レジスト被膜を形成させた。次いで200℃
、30分間のプリベーキングを行った。レジスト被膜の
厚さは0.48μ論であった。次にERE−302型電
子線描画装置(エリオニクス社91)を用いて、該レジ
スト被膜上に加速電圧20KV、照射電流値lXl0−
’Aの条件下、種々の電子線照射量にて、各種形状のパ
ターンを描画した。次いでMrBKとイソプロパツール
(容量比10:30)に120秒間、23℃にて浸漬し
てレジストパターンを現像した。更に23℃のインプロ
パ/−ル(I PA)に30秒問浸漬してリンスを行っ
た。その結果、電子線感度は3 X 10−’ C/ 
c鎗2であり、0゜25μlのラインアンドスペースは
完全に解像し残存していた。
実施例2 500@1のがラス&!フラスコに減圧蒸留により精製
した、ヘキサ7ルオロネオベンチルメタクリレート カプタン0.05部、重合開始剤として2,2°−7ゾ
ビスイソブチロニトリルo,ozs部を混合溶解し、実
施例1と同様の繰作(但し、ここでの重合温度は60℃
である)で重合を行い、47.0g(収率47%)の重
合体を得た。
重合体の分子量はMEKで35℃での〔η〕は0、56
9であった。又重合体の同定をNMRスペクトルにより
行った.NMRスペクトルは下記の通りであった。
(b) (f) (gJ H−NMR(7MS4Is、準) No、         δ(pl)紬)1.6〜2.
4 b、f         1〜1.1 c         4.32 d         1.6 9F−NMR(CF3COOH標準、低磁場を+)No
、        δ(1)pl・)g−6,6 該重合体を実施例1と同様の方法でプラス転移温度を測
定すると147℃であった。
犬にこの重合体を実施例1と同様の方法でレジスト溶液
を調製した。該レノスト溶液を5iOz膜のついたシリ
コンウェハー上に滴下し、2000rp曽の回転速度で
、スピンコーティングを行い、レジスト被膜を形成させ
た。次いで200℃、30分間ノプリベーキングを行っ
た。レジスト被膜の厚さは0.58μ+sであった。次
いで実施例1と同様の方法で電子線描画を行った後、M
IBKとIPA(ff量比20:80)に120秒間、
23℃にて浸漬してレジストパターンを現像した。更に
23℃のIPAに30秒問浸漬してリンスを行った。そ
の結果、電子線感度は3.6X 10−’C/ 0m2
であり、0.25μ蹟のラインアンドスペースは完全に
残存し、垂直壁を持ったパターンが解像していた。
実施例3 500社のプラス!ll!フラスコに減圧蒸留により精
製した、ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレート9
3部、ペンノルメタクリレート7部、+1−ドデシルメ
ルカプタン0.05部、重合開始剤として2.2’−7
ゾビスイソブチロニトリル0.0259を使用して同様
の操作(但し、ここでの重合温度は60℃である)で重
合を行い、42.9g(収率43%)の重合体を得た。
重合体の分子量はMEKで35℃での〔l〕は0.62
5であった。又重合体の同定をNMRスペクトルにより
行った。NMRスペクトルは下記の通りであった。
’H−NMR(TMS標準) No、       δ(ppee) 1.6〜2.4 b、f       1.0〜1.1 4.3 g         5.1 1+         7.5 d         1.6 ’gF−NMR(CF、C0OH標準、低磁場を+)N
o、        と(pp論) i            6.4 該重合体を実施例1と同様の方法でガラス転移温度を測
定すると142℃であった。
次にこの重合体を実施例1と同様の方法でレノスト溶液
を調製した。該レジスト溶液をSiO□膜のついたシリ
コンウェハー上に滴下し、2000 r +111の回
転速度で、スピンコーティングを行い、レノスト被膜を
形成させた0次いで200°C130分間のプリベーキ
ングを行った。レジスト被膜の厚さは0.60部mであ
った1次いで実施例1と同様の方法で電子線描画を行っ
た後、MIBKとIPA(容量比25ニア5)に120
秒間、23℃にて浸漬してレジストパターンを現像した
。更に23℃のIPAに30秒間浸漬してリンスを行っ
た。その結果、電子線感度は3,7X 10−’C/ 
am”であり、0.5/Jmのラインアンドスペースは
完全に残存し解像していた。
実施例4 実施例1〜3によって得られた0、5μ論のラインアン
ドスペースのレジストパターンをマスクとして下地のS
iO□膜をエツチングした。エツチング1rFIはD 
E M−451(口重パリアン社製)を用イタ。
用いた〃スはCF、+5%02であり、エツチング条件
はいずれも200W、 ffス流量40cc/分で行い
、エツチング時間は3分間とした。この時、各レジスト
は約3000Aエツチングされていたが、下地のSiO
Jgjはレジストパターンに忠実にエツチングされ、エ
ツチング深さは2800Aであった。この条件下におけ
るエツチング時の温度は約120℃であり、この温度で
は各レノストは熱によるパターンの変形を受けていなか
った。
比較例1 メタクリル酸2,2,3,4,4,4.−へキサフルオ
ロブチル重合体((v)0,8、重量平均分子置駒80
0.000.プラス転移温度50℃)を用い、現像液と
してMIBKとIPA混合溶媒(容量比1 :150)
を用いた他は、実施例1と同様にして実験を行った。
その結果、感度は0.5X 10−’C/ c輸2が得
られたが、パターンの密着性が悪く、2μ−のラインア
ンドスペースを解像するのがやっとであった。
又、実施例4と同様の条件でエツチングを行ったところ
、エツチング中に熱フローを生じ、下地SiO□膜をエ
ツチング加工することは不可能であった。
比較例2 メタクリル酸2,2,3,3.−テトラフルオロ−1,
1−ジメチルプロピル重合体(〔ワ〕0.46、重量平
均分子置駒520000、ガラス転移温度90’C)を
用い、現像液としてMIBKとIPA混合溶媒(容量比
19:81)を用いた池は、比較例1と同様にして実験
を行った。その結果、感度は5 X 10−’ C/ 
am2で1μlのラインアンドスペースを解像するのが
やっとであった。
又、エツチングではエツチング中に熱フローを生じ、下
地5in2膜をエツチングすることは不可能であった。
実施例5 ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレート6.91g
、 2−クロル−2,2,3,3,−テトラフルオロプ
ロピルアクリレート3.85g、アゾビスイソブチロニ
トリル18.5B、ラウリルメルカプタン18.3mg
の混合溶液を凍結真空脱気、N2置換を繰り返した後、
60℃にて3時間の重合を行った。重合終了後、多量の
メタノール中に注ぎ込んで析出した重合体を回収し真空
乾燥させた。収量は1.9gであった。
重合体を”F−NMRにより分析した結果は以下のよう
であった。
(a) No、          δ(1月)悄)−6,7 +3        47,2 c         61.4 以上の結果より、共重合体であることを確認した。又、
F−NMRの積分曲線より共重合組成を算出したところ
、ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレートを62m
ole%含有していた。
又上記重合体の極限粘度を溶媒MEK、温度35℃で測
定した結果、[η]=0.929であった。次に上記重
合体を、10%MIBK溶液とした後、ポアサイズ0.
5μ糟のPTFE製メンブランフィルタ−で濾過を行い
、レノスト溶液を得た。この溶液を用いて、5000r
pmの回転速度においてスピンコーティングを行い、次
いで180℃にて30分間のプリベーキングを行い、0
.51g口の被膜を得た。
実施例1と同様の方法により電子線による描画を行った
。次に描画した基板を、MTBKとIPAの混合溶媒(
重量比30ニア0)にて2分間の現像を行い、IPAに
て30秒間のリンスを行った。温度は全て23℃である
。その結果、感度0.7μC/cm2が得られ、0.5
μlのラインアンドスペースは完全に残存していた。
比較例3 2−クロル−2,2,3,3,−テトラフルオロプロピ
ルアクリレ−) 10g、テトラヒドロ7ラン2g、ア
ゾビスイソブチロニトリル5mg、ラウリルメルカプタ
ン6ngの混合溶液を入れたアンプルを凍結真空鋭気、
N2置換を繰り返した後、60℃にて6時間の重合を行
った0重合終了後、多量のメタノール中に注ぎ込んで析
出した重合体を回収し真空乾燥させた。収量は3.8g
であった。又上記重合体の極限粘度を溶媒MEK、温度
35℃で測定した結果、[り]=0.427であった。
次に上記重合体を、10%M I B K溶液とした後
、ポアサイズ0.5μ論のPTFE製メンブランフィル
タ−で濾過を行い、レジスト溶液を得た。この溶液を用
いて、3000rpmの回転速度においてスピンコーテ
ィングを行い、次いで180℃にて30分間のプリベー
キングを行い、0.50μ論の被膜を得た。
実施例1と同様の方法により電子線による描画を行い、
次に描画した基板を、MIBKとIPAの混合溶媒(重
量比60:40)にて2分間の現像を行い、IPAにて
30秒間のリンスを行った。温度は全て23℃である。
その結果、感度0.9μC/ cm”が得られたが、解
像性は密着性が者しく低下しており、18℃虐のライン
アンドスペースも解像しなかった。
比較例4 2−クロルトリフルオロエチルアクリレート6、OI?
、2−クロル−2,2,3,3,−テトラフルオロフロ
ビルアクリレート4.Og、アゾビスイソブチロニトリ
ル18IIg、ラウリルメルカプタン18−gの混合溶
液を実施例2と同一の条件により重合を行い、重合体の
回収を行った。収量は1.88であった。
9F−NMRより、積分曲線から共重合組成を算出した
ところ、2−クロルトリフルオロエチルアクリレートを
60111ole%含有していた。
又上記重合体の極限粘度を溶媒MEK、温度35℃で測
定した結果、[1]=0.703であった。次に上記重
合体を、10%M I B K溶液とした後、ポアサイ
ズ0.5μ輸のPTFE製メンブランフィルタ−で濾過
を行い、レジスト溶液を得た。この溶液を用いて、40
00rpmの回転速度においてスピンコーティングを行
い、次いで180℃にて30分間のプリベーキングを行
い、0.48μ鑓の被膜を得た。
実施例1と同様の方法により電子線による描画を行い、
次に描画した基板を、MIBKとIPAの混合溶媒(重
量比80:20)にて5分間の現像後、IPAにて30
秒間のリンスを行った。温度は全て23℃である。その
結果、感度1.0μC/cm2が得られたが、解像性は
低下しており、1μ鴎のラインアンドスペースも解像し
なかった。
(以 上) 出 願 人  ダイキン工業株式会社 代 理 人  弁理士 1)村  巌

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(a) (式中、Xは塩素原子又はメチル基を示す)で表わされ
    る構造単位を有する含フッ素ポリマーからなるレジスト
    材料。
  2. (2)一般式(a)で示される構造単位50〜100重
    量%と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(b) 〔式中、R^1は塩素原子又はメチル基を、R^2は水
    素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜10の
    フルオロアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル
    基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜15のア
    ラルキル基、炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基、ア
    リル基、シリルアルキル基、置換シリル(炭素数1〜5
    のアルキル基)を示す〕で表わされる構造単位0〜50
    重量%を有する含フッ素ポリマーからなる請求項1記載
    のレジスト材料。
JP4362889A 1988-02-26 1989-02-23 レジスト材料 Pending JPH02974A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100374360C (zh) * 2004-09-28 2008-03-12 兄弟工业株式会社 纸张提供装置

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