JPH0289718A - パレット搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はパレット搬送装置に関する。

［従来の技術］ 従来１部品組立ライン等にフリーサイクルコンベア装置
が用いられている。フリーサイクルコンベア装置は、パ
レットを作業ラインに沿って循環的に搬送し、かつ該パ
レットを作業ライン上に任意のタイミングで任意の期間
停止できる作業コンベアを有して構成される。

ここで、上記パレットは１組立品等の搬送対象物に応じ
た部品保持治具を備える等、各種搬送対象物に特有な形
状、寸法にて構成されている。

したがって、フリーサイクルコンベア装置において、搬
送対象物を変更する場合には、今まで使用していた旧パ
レットを作業コンベアから取り除き、新たに使用する新
パレットと交換する必要がある。

［発明が解決しようとするａ題］ しかしながら、従来のフリーサイクルコンベアａｍにあ
っては、パレットのストック部を作業コンベアの側方等
に配置し、ロボットもしくは作業者の手作業により、作
業コンベアとストック部の間で新旧パレットを交換する
こととしている。

このため、作業コンベアの周辺に、パレット交換のため
の比較的広い作業スペースおよびパレットストックスペ
ースが必要となる。

なお、フリーサイクルコンベア装置においては、パレッ
ト交換中にも１作業ラインには常に必要なパレットを流
し１作業ラインでの各種作業を中断することなく継続可
能とすることが望まれる。

本発明は１作業コンベアの周辺に、パレット交換のため
の広い作業スペースおよびパレットストックスペースを
設けることなく、コンパクトな装置構成によりパレット
交換を行なうことを目的とする。

また、本発明は１作業ライン上での各種作業をｍ続する
状態でも、パレット交換を行なえるようにすることを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

請求項１に記載の本発明は、パレットを作業ラインに沿
って循環的に搬送する作業コンベアを有して構成される
パレット搬送装置において、上記作業コンベアの上層側
または下層側に、上記パレットを搬送しかつストックで
きるストックコンベアを設けるとともに、上記作業コン
ベアと上記ストックコンベアとの間を昇降し、パレット
を上記作業コンベアから上記ストックコンベアに移載し
、かつ上記ストックコンベアから上記作業コンベアに移
載できるエレベータを設けてなるようにしたものである
。

請求項２に記載の本発明は、２層以上の前記ストックコ
ンベアを設け、かつ作業コンヘアの始端と各ストックコ
ンベアの一端との間に搬入エレベータを設けるとともに
１作業コンベアの終端と各ストックコンベアの他端との
間に搬出エレベータを設け、各層の上記ストックコンベ
アのそれぞれが作業コンベアおよび両エレベータととも
にパレットの循環経路を構成できるようにしたものであ
る。

［作用］ 請求項１に記載の本発明は以下の如く動作する。

■通常運転時には、今回必要とされるパレットが作業コ
ンベアにより作業ラインを循環的に搬送される。この時
、使用されないパレットは、ストックコンベアにストッ
クされている。

■パレット交換時には、今まで使用されていた旧パレッ
トが作業コンベアからエレベータを介してストックコン
ベアに移載され、ストックされてイタ新パレットがスト
ックコンベアからエレベータを介して作業コンベアに移
載される。これにより旧パレットはストックコンベアに
ストックされ、新パレットは作業コンベアにて使用され
る。

しかして、請求項１に記載の本発明によれば、ストック
コンベアが作業コンベアの上層側または下層側に設けら
れるものであるから１作業コンベアの周辺に、パレット
交換のための広い作業スペースおよびパレットストック
スペースを設けることなく、コンパクトな装置構成によ
りパレット交換を行なうことができる。

請求項２に記載の本発明は以下の如く動作する。

■通常運転時には、作業コンベアと両エレベータが、あ
るストックコンベアとともに循環経路を構成する。この
状態で、今回必要とされるパレットが、上記循環経路の
一部である作業ラインを循環的に搬送される。この時、
使用されないパレットは、上記循環経路を構成していな
い他のストックコンベアにストックされる。

（多バレット交換時には、今まで使用されていたパレッ
トが作業コンベアの終端からエレベータを介して、ある
ストックコンベアに移載され、これと同時に、上記スト
ックコンベアと同一または異なるストックコンベアにス
トックされていた新パレ−／　トが当該ストックコンベ
アからエレベータを介して作業コンベアの始端に移載さ
れる。

したがって、作業ラインの終端からの旧パレットの払い
出しと同時に、作業ラインの始端に新パレットを供給で
き１作業ラインに間断なく必要なパレットを流し、各種
作業を継続しながらパレット交換を行なうことができる
。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す模式図である。

フリーサイクルコンベア装ＮｌＯは１作業コンベア１１
、循環専用またはストックコンベア１２Ａ、ストックコ
ンベア１２Ｂ、１２０．４１１人エレベータ１３．搬出
エレベータ１４を有して構成されている。なお、この実
施例のフリーサイクルコンベア装置１０は、搬送対象物
の変更に応じて各種パレット（例えば３種のパレッ）Ｉ
Ａ〜ｔＣ）を選択的に搬送できる。

作業コンベア１１は、後述する如く、各コンベア１２Ａ
〜１２ｃ、および両エレベータ１３゜１４とともに循環
経路を構成し、今回選択されたパレッ）　ＬＡ　（ＩＢ
、Ｉｃ）を作業ラインに沿って循環的に搬送可能とする
。この時、作業コンベア１１は、作業ライン上の部品搬
入部１５、組立作業部１６、組立品搬出部１７等に対応
する位置に、ストッパ１８にて停留せしめられることに
より、任意のタイミングで任意の期間停止できる。

各コンベア１２Ａ〜１２ｃは、作業コンベア１１の下層
側にそれぞれ平行配置される。循環専用またはストック
コンベア１２Ａは、本発明のストックコンベアとして各
パレットＩＡ−１ｃを搬送しかつストックでき、または
ストックコンベアとしてでなく循環専用コンベアとして
各パレットＩＡ−１Ｇを搬送可能とする０両ストックコ
ンベア１２Ｂ、１２ｃは、本発明のストックコンベアと
して各パレットＩＡ−１ｃを搬送しかつストックできる
。

搬入エレベータ１３は１作業コンベアｌｌの始端と各コ
ンベア１２Ａ〜１２Ｃの一端との間に設けられる。また
、搬出エレベータ１４は、作業コンベア１１の終端と各
コンベア１２Ａ〜１２Ｃの他端との間に設けられる０両
エレベータ１３゜１４はモータ１９にて駆動される送り
ねじ２０の回転により作業コンベア１１と各コンベア１
２Ａ〜１２Ｃとの間を昇降し、搬入エレベータ１３はパ
レッ）ＩＡ〜ＩＣをコンベア１２Ａ〜１２Ｃのいずれか
から作業コンベア１１の始端に搬入し、搬出エレベータ
１４はパレッ）ＩＡ−ＩＣを作業コンベア１１の終端か
らコンベア１２Ａ−１２０のいずれかに搬出できる。

さらに、各コンベア１２Ａ　Ｎ１２ｃのそれぞれは、作
業コンベア１１および両エレベータ１３．１４とともに
パレッ）ＩＡ〜ＩＣの循環経路を構成できる。

このフリーサイクルコンベア装置ｌＯの１つの使用態様
にあっては、循環専用またはストックコンベア１２Ａを
バレー／　）　Ｉ　Ａの循環およびストック、ストック
コンベア１２ＢをパレットｌＢの循環およびストック、
ストックコンベア１２ＣをパレットＩＣの循環およびス
トックのためにそれぞれ専用使用する。この時、パレッ
）ＬＡは、作業コンベア１１とコンベア１２Ａと両エレ
ベータ１３．１４が形成する循環経路を循環して使用さ
れ、あるいはストッパ２１Ａにてコンベア１２Ａにスト
ックされる。また、パレットｌＢは、作業コンベア１１
とコンベア１２Ｂと両エレベータ１３．１４が形成する
循環経路を循環して使用され、あるいはストッパ２１Ｂ
にてコンベア１２Ｂにストックされる。また、パレット
Ｉｃは、作業コンベア１１とコンベア１２ｃと両エレベ
ータ１３．１４が形成する循環経路を循環して使用され
、あるいはストッパ２１Ｃにてコンベア１２ｃにストッ
クされる。この使用態様において、使用パレットが例え
ばＬＡからＩＢに変更せしめらる場合には、旧パレット
ｌＡは作業コンベア１１の終端から搬出エレベータ１４
を介して順次コンベア１２Ａに戻され、新パレットＩＢ
はコンベア１２Ｂから搬入エレベータ１３を介して順次
作業コンベア１１の始端に供給される。そして、交換終
了後１作業コンベア１１の終端に達した新パレッ）ＩＢ
は搬出エレベータ１４を介して新たな循環経路を構成す
るコンベア１２Ｂに再び移載されてその後循環使用をく
り返される。

なお、このフリーサイクルコンベア装置ｌＯの他の使用
態様として、循環専用またはストックコンベア１２Ａが
ストックコンベアとしてでなく循環専用コンベアとして
用いられる場合には、循環使用時のパレッ）ＩＡ〜ＩＣ
は常にコンベア１２Ａを経由し、ストックされるパレッ
トＩＡ〜ＩＣはストックコンベア１２Ｂと１２Ｃのいず
れかにストックされる。この使用態様において、使用パ
レットが例えばＩＡからＩＢに変更せしめられる場合に
は、旧パレッ）ＩＡは例えば作業コンベア１１の終端か
ら搬出エレベータ１４を介して順次コンベア１２Ｂ（新
パレッ）ＩＢがストックされていたコンベア）に払い込
まれ、新パレットＩＢは上記コンベア１２Ｂから搬入エ
レベータ１３を介して順次作業コンベア１１の始端に供
給される。そして、交換終了後、作業コンベア１１の終
端に達した新パレットｌＢは搬出エレベータ１４を介し
て順次循環専用のコンベア１２Ａに移載されてその後循
環使用をくり返される。

次に、上記実施例の作用について説明する。

■通常運転時には、作業コンベア１１と両エレベータ１
３．１４が、循環専用コンベアとしてのコンベア１２Ａ
、あるいは循環およびストックコンベアとしの各コンベ
ア１２Ａ　Ｎ１２Ｇのいずれかとともに循環経路を構成
する。この状態で、今回必要とされるパレットＬＡ−Ｉ
Ｃが、上記循環経路の一部である作業ラインを循環的に
搬送され、かつ作業ライン上に任意のタイミングで任意
の期間停止せしめられる。この時、使用されないパレッ
）ＩＡ−ＩＣは、上記循環経路を構成していない他のス
トックコンベア１２Ａ−１２ｃにストックされる。

■パレット交換時には、いままで使用されていたパレッ
）ＩＡ−１ｃが作業コンベア１１の終端から搬出エレベ
ータ１４を介してストックコンベアとしてのコンベア１
２Ａ　Ｎ１２Ｃのいずれかに移載され、これと同時に、
上記ストックコンベア１２Ａ−１２Ｃと同一または異な
るストックコンベア１２Ａ〜１２Ｃにストックされてい
た新バレー、トＩＡ−ＩＣが当該ストックコンベア１２
Ａ〜１２ｃから搬入エレベータ１３を介して作業コンベ
ア１１の始端に移載される。

したがって、上記実施例によれば、ストックコンベア１
２Ａ−１２Ｃが作業コンベア１１の下層側（上層側にあ
ってもよい）に設けられるものであるから、作業コンベ
ア１１の周辺に、パレット交換のための広い作業スペー
スおよびパレットストックスペースを設けることなく、
コンパクトな装置構成によりパレット交換を行なうこと
ができる。

また、作業ラインの終端からの旧パレットの払い出しと
同時に、作業ラインの始端に新パレットを供給でき１作
業ラインに間断なく必要なパレットＩＡ〜ＩＣを流し、
各種作業を継続しながらパレット交換を行なうことがで
きる。

なお１本発明は、作業コンベアが無端周回状をなし、ス
トックコンベアがこの作業コンベアの上層側または下層
側に設けられ、エレベータがこの作業コンベアとストッ
クコンベアとを連結する等、上記実施例と異なる種々の
態様により実施できる。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば１作業コンベアの周辺に、
パレット交換のための広い作業スペースおよびパレット
ストックスペースを設けることなく、コンパクトな装置
構成によりパレット交換を行なうことができる。

また、本発明によれば、作業ライン上での各種作業を継
続する状態でも、パレット交換を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す模式図である。 ｌ　Ａ　ＮＩ　Ｇ・・・パレット、 ｌＯ・・・フリーサイクルコンベア装置、１１・・・作
業コンベア、 １２Ａ−１２Ｃ・・・ストックコンベア。 １３・・・搬入エレバータ、 １４・・・搬出エレベータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）パレットを作業ラインに沿って循環的に搬送する
   作業コンベアを有して構成されるパレット搬送装置にお
   いて、上記作業コンベアの上層側または下層側に、上記
   パレットを搬送しかつストックできるストックコンベア
   を設けるとともに、上記作業コンベアと上記ストックコ
   ンベアとの間を昇降し、パレットを上記作業コンベアか
   ら上記ストックコンベアに移載し、かつ上記ストックコ
   ンベアから上記作業コンベアに移載できるエレベータを
   設けてなることを特徴とするパレット搬送装置。
2. （２）２層以上の前記ストックコンベアを設け、かつ作
   業コンベアの始端と各ストックコンベアの一端との間に
   搬入エレベータを設けるとともに、作業コンベアの終端
   と各ストックコンベアの他端との間に搬出エレベータを
   設け、各層の上記ストックコンベアのそれぞれが作業コ
   ンベアおよび両エレベータとともにパレットの循環経路
   を構成できる請求項１記載のパレット搬送装置。