JPH0284614A - 手ブレ補正光学系 - Google Patents

手ブレ補正光学系

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JPH0284614A
JPH0284614A JP23740788A JP23740788A JPH0284614A JP H0284614 A JPH0284614 A JP H0284614A JP 23740788 A JP23740788 A JP 23740788A JP 23740788 A JP23740788 A JP 23740788A JP H0284614 A JPH0284614 A JP H0284614A
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JP
Japan
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lens
optical system
amount
lenses
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP23740788A
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English (en)
Inventor
Naoshi Okada
尚士 岡田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はカメラにおいてシャツタ釦を押した時に発生す
る手ブレにより、撮影が失敗するのを防止する技術に関
するものである。
発明の技術的背景と従来技術 従来の写真撮影の失敗はピンボケと手ブレがその原因の
殆どを占めていた。ところが、近年のカメラにおいては
、オートフォーカスの採用によりピンボケがなくなり、
ピント精度が向上して画質が良くなる一方、企業のコス
トダウンにより望遠系のレンズが安価に供給されるよう
になってきた。
しかし、望遠系のレンズの普及の結果、手ブレの影響を
受は易くなり、撮影失敗ζ手ブレという関係となり、な
んとか手ブレをなくせないかという要望が強《なってき
た。
これに対し、従来技術には、カメラ内にブレ検出器を設
け、撮影レンズの焦点距離情報とブレ量に応じて、カメ
ラのシャッタ速度を制御するもの(特開昭54−554
29,実開昭61−、135328)や、カメラ内に加
速度検出手段を設けて、シャツタ開閉動作に応じて、加
速度検出器からの出力により画像にブレが生じたことを
警告するもの(特開昭58−70217)や結像系の一
部を移動させて、像のブレを補正するものく特開昭62
−47012)などがあるが補正用の光学系については
何も述べられていない。
木允里至亘カ 本発明は手ブレが生じた時に手ブレによる像の移動を補
正し且つその時の光学系全体の収差の劣化が少ないよう
な、手ブレ補正光学系を提供することを目的とする。
崖虞m斐 上記目的を達成するために本発明に係る手ブレ補正光学
系は、結像光学系中の一部のレンズを光軸と垂直方向へ
移動させる事により手ブレ等による像のブレを補正する
ものであって、上記光学系の一部のレンズが全レンズの
中で光軸と垂直方向の像の移動に対しては影響が大きい
が他の収差に対しては影響の少ないレンズであると共に
以下の条件式を満足している。
■ 0.08〈1 f/F1く0.8 但しr:補正に用いる光学系中の一部 のレンズの焦点距離 F:全レンズ系の焦点距離 最大脊効画角の7割の画角の光線に対して、上記補正用
光学系を光軸と垂直方向へ移動させた時の像面での主光
線の変動量に対する諸収差の誤差感度及び軸上光線に対
する誤差感度が以下の条件を満足する事を特徴とする手
ブレ防止レンズ。
■  0く1ΔM l <0.5 但し、ΔMはメリディオナル光線の非 点収差の変動量を像面での主光 線の変動量で規格化したちの ■ 0< l CM + <0.1 但し、CMはコマ収差の変動量を像面 での主光線の像面での変動量で 規格化したもの ■O< l AXCM l <0.15但し、AXCM
は軸上コマ収差の変動 量を主光線の像面での変動量で 規格化したものである。
以下各条件について説明する。
まず、補正に用いるレンズは正レンズでも負レンズでも
かまわないが条件■の下限を越えてrが小さくなるとレ
ンズの移動による収差の変動が大きく性能が劣化する。
また逆に条件■の上限を越えてfが大きくなると、収差
の変動量は少ないものの像の補正量が少な《、像のブレ
を補正するために補正用レンズをかなりの量、移動させ
なければ効果が得られなくなる。また条件■.■,■は
収差の変動量の許容値を具体的に示したものであり、こ
れ以上の誤差感度を持つレンズ系を補正用レンズ系とし
て用いることはできない。
以上に加えて更に望ましい条件としてレンズ系の前群は
、外径が大きくレンズ重量も重いため、補正用光学系と
して移動させるには適さない。そこで条件■は、大きく
重いレンズの前群をさけるための条件である。補正用レ
ンズの形状としては、面の曲率中心がレンズ系全体の結
像点となるような面をもつ方が、光線に対してずなおで
あるため収差の変動が少ないと思われるが、そういう面
を持たない場合でも、補正用レンズの前面と後面で互い
に収差の変動を打ち消すような形状であれば特に問題は
ない。
日にづ 以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
〈実施例1〉 第1図は後述する表1の構成を有する、前群が正のパワ
ーをもち後群が負のパワーをもつ望遠タイプのレンズ系
を示す実施例1の光学系の断面図であるが、この光学系
の個々のレンズを平行偏心させた時の諸収差(軸外光y
’ =15)の変動量を像面での像高の移動量で規格化
したものが(表2)である、つまりこれは像面で手ブレ
に対する補正を行う時の各レンズの誤差感度を表にした
ものである。
この表から判断すると03. G5. G3の各レンズ
が他のレンズに比べて収差の変動量が少ないが、鏡胴の
構成上から考えると63レンズは前群の一部であるため
外径がD−93,5もあり、レンズの重量が重(、移動
させるのには適さない。そこで後群内の05. G8の
どちらかを選択することになるが、ここで各レンズにつ
いて各々のレンズを1mm平行偏心させた時の像面での
光線のズレ量を(表3)に示す。この表で見ると05.
 G8で約2倍のズレ量の差がある。そこで、その差に
注目しレンズの駆動機構の特性により、どちらかを選べ
ば良い、つまり、補正用のレンズに対して少ない移動量
しか与えられないような駆動機構であればG8を用いれ
ばよいし、充分な移動量を与えることができる駆動機構
であれば、G5を使用すればよい。
また、その他に鏡胴構成上から考えると、フォーカシン
グブロックなどの移動群中にあるレンズを補正に用いる
と移動機構と補正機構を二重にする必要があるため固定
群中のレンズを選択する方が、機構的により簡単にでき
るため有利であると言える。
また、本実施例では移動させるレンズは1つしか示して
いないが、2個あるいはそれ以上のレンズを組み合わせ
ることも可能である。
−炎上− f=295.0    FNO=2.91 Gs/ F
 I =0.90 G、/F l −0,65 1cs/ F l =0.26 dos  2.000 〈実施例2〉 第2図は本発明を表4の構成を有する100〜300n
m/4.5〜5.6のズームレンズの最長焦点距離状態
に用いた場合の実施例の光学系の断面図である。この場
合も実施例1と同様に各レンズを平行偏心させた時の諸
収差(軸外光y’ =15)の変動量を像面での像高の
移動量で規格化したものが(表5)である。
(表5)より判断すると収差の変動量が少ないのは、接
合レンズGll G!+ G?+ G11 の各レンズ
が他のレンズに比べて収差の変動量が少ないが、接合レ
ンズG、、 G2はレンズ系の前群であるためG、の外
径はD =52.5. G2の外径はD =51.0と
なりレンズ重量が重く移動させるには適さない。そこで
、G。
G11のどちらかを選択することになるが、ここで各レ
ンズを1fflI11平行偏心させた時の像面での光線
のズレ量を(表6)に示す。この表で見ると、G?+G
、のズレ量の差は約2倍程度である。そこで、この場合
も実施例1と同様にレンズ駆動機構の特性と、鏡胴構成
の両方から見て容易な方を選択すれば良い。つまり、実
施例1と同様に、補正レンズ系を多く動かせない場合は
G、を用いれば補正レンズを多く移動させなくても像面
での補正量は充分かせげる。また補正光学系に対して微
小な位置制御ができない場合はG、を選択した方が補正
光学系の位置誤差が像面により効かないのでG、に比べ
て比較的有利である。
補正光学系の補正量をΔT、像面での像のズレ量をTと
すると 0くT/ΔT≦1.0 の場合は、補正光学系のスペースが広く取れる場合や、
補正光学系の位置制御が困難な場合に適しており 1.0<T/ΔT の場合は、補正光学系の移動スペースが広く取れない場
合や、高精度の位置制御が可能な場合に適している。
f =292.0(最長焦点距離状態)F、、=5.(
i典皇生径  槓上皿皿蓋  皿立圭  ヱヱ丘撤−r
、   76.625 G+/ F Il =0.66    l h/ F 
+ l −0,34GV/F、l=0.27  1G+
1/F11=0.115但しFlはテレ端での焦点距離 次に、第3図〜第8図は実施例1における収差図であり
、そのうちの第3図及び第4図は偏心前のメリジオナル
光線及びサジタル光線によるガウス面上の横収差を示し
ている。第5図及び第6図はGSのレンズを1.0 t
m平行偏心させたときのメリジオナル光線とサジタル光
線によるガウス面上の横収差を示し、第7図と第8図は
G、のレンズを1゜0mm平行偏心させたときの同様な
横収差を表わしている。
実施例2については第9図〜第14図で示しており、第
9図と第10図は偏心前におけるメリジオナル光線とサ
ジタル光線によるガウス面上の横収差を示し、第11図
と第12図はG、のレンズを1.0 m平行偏心させた
場合のメリジオナル光線とサジタル光線によるガウス面
上の横収差を示し、第13図と第14図はGllのレン
ズを1.0 m平行偏心させたときの同様な横収差を表
わしている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ実施例1と実施例2のレン
ズ構成図であり、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図及び第8図はその実施例1の収差図、そして第9図
、第10図、第11図、第12図。 第13図及び第14図は実施例2の収差図である。 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結像光学系中の一部のレンズを光軸と垂直方向へ
    移動させる事により手ブレ等による像のブレを補正する
    手ブレ補正光学系において、上記一部のレンズは全レン
    ズの中で光軸と垂直方向の像の移動に対しては、影響が
    大きいが他の収差に対しては影響の少ないレンズである
    こと及び以下の条件を満足することを特徴とする手ブレ
    補正光学系。 0.08<|f/F|<0.8 但しf:補正に用いる光学系中の一部のレンズの焦点距
    離 F:全レンズ系の焦点距離 最大有効画角の7割の画角の光線に対して上記補正用光
    学系を光軸と垂直方向へ移動させた時の像面での主光線
    の変動量に対する諸収差の誤差感度及び軸上構成に対す
    る誤差感度が以下の条件を満足する。 0<|ΔM|<0.5 但し、ΔMはメリディオナル光線の非点収差の変動量を
    像面での主光線の変動量で規格化したもの 0<|CM|<0.1 但し、CMはコマ収差の変動量を像面での主光線の像面
    での変動量で規格化したもの 0<|AXCM|<0.15 但し、AXCMは軸上コマ収差の変動量を主光線の像面
    での変動量で規格化したものである。
  2. (2)更に上記レンズは以下の条件を満足することを特
    徴とする第1請求項に記載の手ブレ補正光学系。 F/F_N_O×0.75≧D 但しD:補正用光学系の外径 F_N_O:結像系全体のFナンバー
  3. (3)上記レンズは固定群中の一部であることを特徴と
    する第1請求項に記載の手ブレ補正光学系。
  4. (4)前記レンズは単レンズ及び接合レンズであること
    を特徴とする第1請求項に記載の手ブレ補正光学系。
  5. (5)前記レンズは曲率中心が像面付近となるような面
    を少くとも1面持つことを特徴とする第1請求項に記載
    の手ブレ補正光学系。
JP23740788A 1988-09-21 1988-09-21 手ブレ補正光学系 Pending JPH0284614A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197413A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Nikon Corp 撮影レンズ、この撮影レンズを有する光学機器、及び、撮影レンズの製造方法
JP2013246354A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Sigma Corp 結像光学系

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