JPH0262417B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0262417B2 JPH0262417B2 JP57503493A JP50349382A JPH0262417B2 JP H0262417 B2 JPH0262417 B2 JP H0262417B2 JP 57503493 A JP57503493 A JP 57503493A JP 50349382 A JP50349382 A JP 50349382A JP H0262417 B2 JPH0262417 B2 JP H0262417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- seat
- backrest
- seatbelt
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/22—Anchoring devices secured to the vehicle floor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/02—Semi-passive restraint systems, e.g. systems applied or removed automatically but not both ; Manual restraint systems
- B60R2022/021—Means for holding the tongue or buckle in a non-use position, e.g. for easy access by the user
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R2022/1818—Belt guides
- B60R2022/1843—Belt guides comprising an elongated sleeve
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、一般的には、シートの背もたれが着
座位置と積荷位置との間で回動され得るような自
動車の車両のシートベルト装置に関し、特に車両
に乗る人がシートベルトをつかみ得る位置に維持
するためのシートベルト位置決め装置に関する。
座位置と積荷位置との間で回動され得るような自
動車の車両のシートベルト装置に関し、特に車両
に乗る人がシートベルトをつかみ得る位置に維持
するためのシートベルト位置決め装置に関する。
背景技術
シート（座席）を有しており、且つシートの背
もたれが着座用垂直位置と、積荷床を形成するほ
ぼ水平の位置との間で回動されるような自動車の
車両では、従来の如くシートベルト要素がシート
のクツシヨン部分と回動的に装架された背もたれ
との間のスペースに挿入されると、シートベルト
部分が背もたれの前方への回動の間水平位置に向
けて引つ張られるので、背もたれが垂直位置に戻
される際に乗車者がベルト要素を容易につかみ得
るように該ベルト要素を再位置決めするために何
かの装置が設けられねばならないことが見出され
た。背もたれとクツシヨンとの間に位置するもの
がシートベルト・バツクル要素である場合、シー
トベルト・バツクルを担持する要素を垂直位置に
向けるためにわざわざ補助のばね装置が使われ
る。この種の装置の例はグリンスキの米国特許第
4133556号に記載されている。シートベルト組立
体のベルト担持要素の位置は又、例えばヒンチク
リフの米国特許第3279851号に記載のような補助
のばね状部材を別途設けることによつて実現され
る。
もたれが着座用垂直位置と、積荷床を形成するほ
ぼ水平の位置との間で回動されるような自動車の
車両では、従来の如くシートベルト要素がシート
のクツシヨン部分と回動的に装架された背もたれ
との間のスペースに挿入されると、シートベルト
部分が背もたれの前方への回動の間水平位置に向
けて引つ張られるので、背もたれが垂直位置に戻
される際に乗車者がベルト要素を容易につかみ得
るように該ベルト要素を再位置決めするために何
かの装置が設けられねばならないことが見出され
た。背もたれとクツシヨンとの間に位置するもの
がシートベルト・バツクル要素である場合、シー
トベルト・バツクルを担持する要素を垂直位置に
向けるためにわざわざ補助のばね装置が使われ
る。この種の装置の例はグリンスキの米国特許第
4133556号に記載されている。シートベルト組立
体のベルト担持要素の位置は又、例えばヒンチク
リフの米国特許第3279851号に記載のような補助
のばね状部材を別途設けることによつて実現され
る。
発明の開示
本発明は前記した点に鑑み成されたものであ
り、その目的とするところは、補助のばね装置を
別途設けなくても、シートベルト引込み装置（リ
トラクタ）自体の通常のベルト引張作用によりシ
ートベルトの先端のロツク部材（固定部材）を乗
車者のつかみやすいところに位置決めし得るシー
トベルト位置決め装置を提供することにある。
り、その目的とするところは、補助のばね装置を
別途設けなくても、シートベルト引込み装置（リ
トラクタ）自体の通常のベルト引張作用によりシ
ートベルトの先端のロツク部材（固定部材）を乗
車者のつかみやすいところに位置決めし得るシー
トベルト位置決め装置を提供することにある。
本発明によれば、前記した目的は、ほぼ垂直の
着座位置とほぼ水平の積荷位置との間で前方に傾
動し得るようにシートの後部に回動可能に装架さ
れた背もたれを有する自動車の車体用シートベル
ト位置決め装置であつて、該シートベルト位置決
め装置が、シートベルトであつて一端に該ベルト
のロツク部材が取り付けられたものと、ハウジン
グ、前記ベルトの引出し・引込みのために前記ベ
ルトの他端を装架するように前記ハウジングによ
り担持された装置、及び前記ベルトを引き込む方
向に該ベルトに力を及ぼすばね装置からなる引込
み用組立体（リトラクタ）であつて前記車体の前
記背もたれの近くに装架されたものと、ブーツ装
置とを有しており、該ブーツ装置が、前記引込み
用組立体を覆うように車体に固定されたカバー部
材であつて下方に伸長する脚部を有するものと、
前記ベルトの前記一端側の部分の周りを取り囲む
ように設けられた案内ハウジング部材であつて前
記ベルトの前記ロツク部材が引込まれるように通
り抜けるのを妨げるような大きさで且つ前記ベル
トの引出し・引込みを案内するための案内用開口
が一端に形成されているものと、該案内ハウジン
グ部材の下面と前記脚部との間に配置され、前記
ベルトの走行面よりも下方にズレたところに回動
軸線を有するヒンジ装置とを具備してなるシート
ベルト位置決め装置によつて達成される。
着座位置とほぼ水平の積荷位置との間で前方に傾
動し得るようにシートの後部に回動可能に装架さ
れた背もたれを有する自動車の車体用シートベル
ト位置決め装置であつて、該シートベルト位置決
め装置が、シートベルトであつて一端に該ベルト
のロツク部材が取り付けられたものと、ハウジン
グ、前記ベルトの引出し・引込みのために前記ベ
ルトの他端を装架するように前記ハウジングによ
り担持された装置、及び前記ベルトを引き込む方
向に該ベルトに力を及ぼすばね装置からなる引込
み用組立体（リトラクタ）であつて前記車体の前
記背もたれの近くに装架されたものと、ブーツ装
置とを有しており、該ブーツ装置が、前記引込み
用組立体を覆うように車体に固定されたカバー部
材であつて下方に伸長する脚部を有するものと、
前記ベルトの前記一端側の部分の周りを取り囲む
ように設けられた案内ハウジング部材であつて前
記ベルトの前記ロツク部材が引込まれるように通
り抜けるのを妨げるような大きさで且つ前記ベル
トの引出し・引込みを案内するための案内用開口
が一端に形成されているものと、該案内ハウジン
グ部材の下面と前記脚部との間に配置され、前記
ベルトの走行面よりも下方にズレたところに回動
軸線を有するヒンジ装置とを具備してなるシート
ベルト位置決め装置によつて達成される。
本発明のシートベルト位置決め装置では、シー
トベルトの引込み用組立体がシートベルトを引き
込む方向に該ベルトに力を及ぼすばね装置を有す
ることに加えて、シートベルトのロツク部材が取
付けられている端部の側の部分の周りを取り囲む
ように設けられた案内ハウジング部材であつて、
前記ベルトの前記ロツク部材が引き込まれるよう
に通り抜けるのを妨げるような大きさで且つ前記
ベルトの引出し・引込みを案内するための案内用
開口が一端に形成されているものの下面が、シー
トベルトの走行面よりも下方にズレたところに回
動軸線を有するヒンジ装置を介して、前記引込み
用組立体を覆うように車体に固定されたカバー部
材の下方に伸長する脚部に回動可能に連結されて
いるので、シートベルトの引込み用組立体のばね
装置が、ベルトを引き込むためのみならず、シー
トベルトのロツク部材を乗車者のつかみやすい位
置に偏椅せしめるためにも用いられる。しかも、
ばね装置によつて案内ハウジング部材に加えられ
る力は、案内装置の回動支点（ヒンジ装置取り付
け部）から離れた所にあるのでばね装置のばね力
が比較的小さくても案内装置の前記偏椅を確実に
行い得る。
トベルトの引込み用組立体がシートベルトを引き
込む方向に該ベルトに力を及ぼすばね装置を有す
ることに加えて、シートベルトのロツク部材が取
付けられている端部の側の部分の周りを取り囲む
ように設けられた案内ハウジング部材であつて、
前記ベルトの前記ロツク部材が引き込まれるよう
に通り抜けるのを妨げるような大きさで且つ前記
ベルトの引出し・引込みを案内するための案内用
開口が一端に形成されているものの下面が、シー
トベルトの走行面よりも下方にズレたところに回
動軸線を有するヒンジ装置を介して、前記引込み
用組立体を覆うように車体に固定されたカバー部
材の下方に伸長する脚部に回動可能に連結されて
いるので、シートベルトの引込み用組立体のばね
装置が、ベルトを引き込むためのみならず、シー
トベルトのロツク部材を乗車者のつかみやすい位
置に偏椅せしめるためにも用いられる。しかも、
ばね装置によつて案内ハウジング部材に加えられ
る力は、案内装置の回動支点（ヒンジ装置取り付
け部）から離れた所にあるのでばね装置のばね力
が比較的小さくても案内装置の前記偏椅を確実に
行い得る。
発明を実施するための最良の形態
図面特に第１図を参照すると、車両のシート１
０は自動車の車体１２の中に据付けられて示され
ている。本発明による好ましい一実施例のシート
ベルト位置決め装置１４は車両の車体１２上のシ
ート１０の近くの位置に据付けられ、背もたれ１
とシートクツシヨン１８との間のスペースを介し
て挿入される部分を持つている。
０は自動車の車体１２の中に据付けられて示され
ている。本発明による好ましい一実施例のシート
ベルト位置決め装置１４は車両の車体１２上のシ
ート１０の近くの位置に据付けられ、背もたれ１
とシートクツシヨン１８との間のスペースを介し
て挿入される部分を持つている。
第２図、第３図に転じると、シートベルト位置
決め装置１４は２０で図解的に示す引込用組立体
としての巻取装置（リトラクタ）を有するよう示
されている。巻取装置２０は例えば２４で示す普
通の締具により車体１２の部分に取付けられる本
体２２を有する。巻取装置２０の構造の詳細は本
発明の部分を形成せずどんな通常利用出来る引込
装置も選ぶことが出来、装置はベルト２６の引
出・引込としての巻出し・巻取りを制御するため
２３で図解して示すようなばねバイアス・スプー
ル装置、すなわちベルト２６を巻き取る方向にば
ねでベルト２６に力を及ぼすスプール装置を有す
る。
決め装置１４は２０で図解的に示す引込用組立体
としての巻取装置（リトラクタ）を有するよう示
されている。巻取装置２０は例えば２４で示す普
通の締具により車体１２の部分に取付けられる本
体２２を有する。巻取装置２０の構造の詳細は本
発明の部分を形成せずどんな通常利用出来る引込
装置も選ぶことが出来、装置はベルト２６の引
出・引込としての巻出し・巻取りを制御するため
２３で図解して示すようなばねバイアス・スプー
ル装置、すなわちベルト２６を巻き取る方向にば
ねでベルト２６に力を及ぼすスプール装置を有す
る。
ベルト２６はベルト材料で形成されたループに
よりベルト２６に取り付けられたロツク部材（固
定部材）としての掛金部材２８を有するのがよ
い。掛金部材２８はシートクツシヨン１８の反対
側のバツクル部材（図示なし）に取付けられるよ
うな形状に形成されており、シートクツシヨン１
８の一側から位置決め装置１４が突出する。
よりベルト２６に取り付けられたロツク部材（固
定部材）としての掛金部材２８を有するのがよ
い。掛金部材２８はシートクツシヨン１８の反対
側のバツクル部材（図示なし）に取付けられるよ
うな形状に形成されており、シートクツシヨン１
８の一側から位置決め装置１４が突出する。
さらに、位置決め装置１４は新規なブーツ部材
３２を有する。このブーツ部材３２はプラスチツ
クで形成された一対の中空の可撓性部材の形態に
形成するのが好ましい。ブーツ部材３２の一方の
部材は巻取装置２０のハウジング本体２２の上に
タブ３３で取付けられた巻取装置カバー部材３１
である。ブーツ部材３２を構成する他方の部材は
ベルト２６を受容する空所３５を形成する案内部
材３４である。掛金部材２８が内方に通り抜ける
のを妨げるような寸法の溝型開口３６がブーツ案
内部材３４の巻取装置２０から遠い方の端部に形
成されている。ブーツ案内部材３４の上下壁３
８，４０の夫々は開口３６が形成されている端部
に向けて先細りしている。第１図に示されている
ヒンジ半体４２は下壁４０の最内端に形成するの
が好ましい。他方のヒンジ半体４４は巻取装置２
０のカバー部材３１の下向に伸長した脚４６の自
由端に形成されている。ヒンジ半体４２，４４の
一列に並んだ開口４８にはヒンジピン５０が挿入
されており、ピン５０が案内部材３４の回動運動
の軸になつている。
３２を有する。このブーツ部材３２はプラスチツ
クで形成された一対の中空の可撓性部材の形態に
形成するのが好ましい。ブーツ部材３２の一方の
部材は巻取装置２０のハウジング本体２２の上に
タブ３３で取付けられた巻取装置カバー部材３１
である。ブーツ部材３２を構成する他方の部材は
ベルト２６を受容する空所３５を形成する案内部
材３４である。掛金部材２８が内方に通り抜ける
のを妨げるような寸法の溝型開口３６がブーツ案
内部材３４の巻取装置２０から遠い方の端部に形
成されている。ブーツ案内部材３４の上下壁３
８，４０の夫々は開口３６が形成されている端部
に向けて先細りしている。第１図に示されている
ヒンジ半体４２は下壁４０の最内端に形成するの
が好ましい。他方のヒンジ半体４４は巻取装置２
０のカバー部材３１の下向に伸長した脚４６の自
由端に形成されている。ヒンジ半体４２，４４の
一列に並んだ開口４８にはヒンジピン５０が挿入
されており、ピン５０が案内部材３４の回動運動
の軸になつている。
開示実施例の作動
第２図、第３図から判るように回動点１７の所
で回動的に装架された背もたれ１６は、第２図に
示す場合通常の着座使用位置に置かれ、そのブー
ツ部材３２の上壁３８は背もたれ１６の前面５２
と接触係合している。
で回動的に装架された背もたれ１６は、第２図に
示す場合通常の着座使用位置に置かれ、そのブー
ツ部材３２の上壁３８は背もたれ１６の前面５２
と接触係合している。
シート１０のシートクツシヨン部分１８を第１
図に示すような回動点１９のまわりで回動させる
ことによつて、又はその他の装置によつて、邪魔
にならぬよう動かしてから、背もたれ１６を第３
図で示す積荷位置、即ち背もたれ１６の後面５４
が積荷床として働らく位置まで前方に傾けると、
ブーツ部材３２は第３図に示すような背もたれ１
６の真下のほぼ水平位置まで反時計方向に押し倒
される。
図に示すような回動点１９のまわりで回動させる
ことによつて、又はその他の装置によつて、邪魔
にならぬよう動かしてから、背もたれ１６を第３
図で示す積荷位置、即ち背もたれ１６の後面５４
が積荷床として働らく位置まで前方に傾けると、
ブーツ部材３２は第３図に示すような背もたれ１
６の真下のほぼ水平位置まで反時計方向に押し倒
される。
背もたれ１６が第２図の着座位置にありシート
ベルト２６が完全に巻き取られている際、シート
ベルト２６の長さは、掛金部材２８がブーツ案内
部材３４の先端すなわち自由端部に座置するよう
に制御される。背もたれ１６を第２図の位置から
第３図の位置に回動する場合、ヒンジ半体４２，
４４からなるヒンジ機構の回動軸線がベルト２６
の（巻出し、巻取りの際の）走行面よりも下方に
ズレたところに位置するので、ベルト２６が僅か
に引き出される。
ベルト２６が完全に巻き取られている際、シート
ベルト２６の長さは、掛金部材２８がブーツ案内
部材３４の先端すなわち自由端部に座置するよう
に制御される。背もたれ１６を第２図の位置から
第３図の位置に回動する場合、ヒンジ半体４２，
４４からなるヒンジ機構の回動軸線がベルト２６
の（巻出し、巻取りの際の）走行面よりも下方に
ズレたところに位置するので、ベルト２６が僅か
に引き出される。
開口３６の周辺部に掛金部材２８が（当接して
いるので、）背もたれ１６を垂直位置に戻す際、
ベルト２６を巻き取るよう働らく巻取装置２０の
通常のばね装置のばね力がブーツ３２に働らき、
背もたれ１６の（第２図、第３図での）時計方向
の回動に伴ないブーツ部材３２を（第２図、第３
図の）時計方向に回動させる。すなわち、ブーツ
部材３２は、背もたれ１６の時計方向の回動に従
つて、背もたれ１６の前面５２とブーツ部材３２
の上壁３８との間の接触関係がほぼ維持されるよ
うに回動される。従つて、掛金２８は、背もたれ
１６が垂直位置にある時は何時でも、車両占有者
が容易につかみ得る位置に保たれる。
いるので、）背もたれ１６を垂直位置に戻す際、
ベルト２６を巻き取るよう働らく巻取装置２０の
通常のばね装置のばね力がブーツ３２に働らき、
背もたれ１６の（第２図、第３図での）時計方向
の回動に伴ないブーツ部材３２を（第２図、第３
図の）時計方向に回動させる。すなわち、ブーツ
部材３２は、背もたれ１６の時計方向の回動に従
つて、背もたれ１６の前面５２とブーツ部材３２
の上壁３８との間の接触関係がほぼ維持されるよ
うに回動される。従つて、掛金２８は、背もたれ
１６が垂直位置にある時は何時でも、車両占有者
が容易につかみ得る位置に保たれる。
産業上の利用可能性
本発明のシートベルトの位置決め装置は、背も
たれを倒したときにシートベルトがつかみにくい
位置になるような車両において、車両の占有者が
シートベルトを容易につかみ得る位置にシートベ
ルトを維持することができる。
たれを倒したときにシートベルトがつかみにくい
位置になるような車両において、車両の占有者が
シートベルトを容易につかみ得る位置にシートベ
ルトを維持することができる。
第１図はシートを有する自動車車体の一部の斜
視図で、シートの近くに本発明による好ましい一
実施例のシートベルト位置決め装置が組み付けら
れ（いくつかの部品は明示のため破断されてい
る）、第２図は車両の背もたれが垂直位置にある
時に呈する位置での第１図のシートベルト位置決
め装置の断面図、第３図は車両背もたれが積荷床
位置にある時の第２図と似た断面図である。 ２０……引込み用組立体（リトラクタ）、２６
……ベルト、２８……掛金部材、３２……ブーツ
部材、３４……案内部材、３６……開口、４０…
…下壁、４２，４４……ヒンジ本体、５０……ヒ
ンジピン。
視図で、シートの近くに本発明による好ましい一
実施例のシートベルト位置決め装置が組み付けら
れ（いくつかの部品は明示のため破断されてい
る）、第２図は車両の背もたれが垂直位置にある
時に呈する位置での第１図のシートベルト位置決
め装置の断面図、第３図は車両背もたれが積荷床
位置にある時の第２図と似た断面図である。 ２０……引込み用組立体（リトラクタ）、２６
……ベルト、２８……掛金部材、３２……ブーツ
部材、３４……案内部材、３６……開口、４０…
…下壁、４２，４４……ヒンジ本体、５０……ヒ
ンジピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ほぼ垂直の着座位置とほぼ水平の積荷位置と
の間で前方に傾動し得るようにシートの後部に回
動可能に装架された背もたれを有する自動車の車
体用シートベルト位置決め装置であつて、 該シートベルト位置決め装置が、 シートベルトであつて一端に該ベルトのロツク
部材が取り付けられたものと、 ハウジング、前記ベルトの引出し・引込みのた
めに前記ベルトの他端を装架するように前記ハウ
ジングにより担持された装置、及び前記ベルトを
引き込む方向に該ベルトに力を及ぼすばね装置か
らなる引込み用組立体であつて、前記車体の前記
背もたれの近くに装架されたものと、 ブーツ装置とを有しており、 該ブーツ装置が、 前記引込み用組立体を覆うように車体に固定さ
れたカバー部材であつて下方に伸長する脚部を有
するものと、 前記ベルトの前記一端側の部分の周りを取り囲
むように設けられた案内ハウジング部材であつて
前記ベルトの前記ロツク部材が引き込まれるよう
に通り抜けるのを妨げるような大きさで且つ前記
ベルトの引出し・引込みを案内するための案内用
開口が一端に形成されているものと、 該案内ハウジング部材の下面と前記脚部との間
に配置され、前記ベルトの走行面よりも下方にズ
レたところに回動軸線を有するヒンジ装置と を具備してなるシートベルト位置決め装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/US1982/001366 WO1984001299A1 (en) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | Seat belt positioning device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59501621A JPS59501621A (ja) | 1984-09-13 |
| JPH0262417B2 true JPH0262417B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=22168244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57503493A Granted JPS59501621A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | シ−トベルト位置決め装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4542939A (ja) |
| EP (1) | EP0120844B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59501621A (ja) |
| DE (1) | DE3276691D1 (ja) |
| WO (1) | WO1984001299A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533130U (ja) * | 1991-10-14 | 1993-04-30 | 株式会社小糸製作所 | 照明装置 |
| JPH0530280Y2 (ja) * | 1990-11-28 | 1993-08-03 |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3530172A1 (de) * | 1985-08-23 | 1987-03-05 | Daimler Benz Ag | In einer tasche eines sitzteiles versenkt angeordnetes gurtschloss |
| GB2196832B (en) * | 1986-10-30 | 1991-03-20 | Autoliv Dev | Safety belt reel assembly |
| US4902041A (en) * | 1989-02-27 | 1990-02-20 | Saturn Corporation | Bezel assembly for retractor |
| US5088794A (en) * | 1990-11-09 | 1992-02-18 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat belt drawing angle adjustment device |
| DE4425243C2 (de) * | 1994-07-16 | 1999-06-24 | Audi Ag | Gurtroller |
| DE19629878A1 (de) * | 1996-07-24 | 1998-01-29 | Bayerische Motoren Werke Ag | Sicherheitsgurtsystem für ein Kraftfahrzeug, insbesondere für ein Zweirad |
| US7229135B2 (en) * | 2005-05-02 | 2007-06-12 | Autoliv Asp, Inc. | Buckle assembly |
| US7648208B2 (en) * | 2006-03-01 | 2010-01-19 | Elisabeth Weinstein | Seat belt buckle positioner |
| KR100895706B1 (ko) * | 2007-02-16 | 2009-04-30 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 건설중장비용 시이트 |
| US7862125B2 (en) * | 2007-02-23 | 2011-01-04 | Elisabeth Weinstein | Seat belt buckle positioner |
| FR2934540B1 (fr) * | 2008-07-29 | 2012-03-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Agencement de ceinture de securite arriere a enrouleur dans un vehicule, en particulier dans un vehicule automobile tricorps. |
| US9010863B2 (en) * | 2012-08-31 | 2015-04-21 | International Truck Intellectual Property Company, Llc | Bus seating system |
| EP2727778A1 (en) * | 2012-11-05 | 2014-05-07 | Ford Global Technologies, LLC | Webbing exit protection boot for a webbing of a seat belt and seat belt system |
| ITTO20130199A1 (it) * | 2013-03-14 | 2014-09-15 | Fiat Group Automobiles Spa | Cintura di sicurezza per un sedile anteriore di un autoveicolo |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5817254B2 (ja) * | 1981-05-13 | 1983-04-06 | 工業技術院長 | 亜鉛めつきの耐食性の改良方法 |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3125374A (en) * | 1964-03-17 | Retractable safety belts | ||
| GB860728A (en) * | 1958-09-01 | 1961-02-08 | Hugh Brookie Matthews | Retractable seat belt |
| US3163467A (en) * | 1962-06-07 | 1964-12-29 | Charles A Dean | Retractable safety belt |
| US3231307A (en) * | 1963-10-28 | 1966-01-25 | Robert P Berryman | Safety seat belt |
| US3279581A (en) * | 1964-03-04 | 1966-10-18 | Owens Illinois Inc | Bottle metering mechanism |
| US3287063A (en) * | 1964-08-07 | 1966-11-22 | Arthur S Nicholas | Retractor housing |
| US3308902A (en) * | 1964-11-19 | 1967-03-14 | Andrew G Carter | Fail-safe automatic belt anchor system |
| US3279851A (en) * | 1965-01-22 | 1966-10-18 | Ford Motor Co | Seat belt positioner |
| US3369768A (en) * | 1965-11-05 | 1968-02-20 | Joel A. Burns | Rotary locking seat belt retractor |
| US4133556A (en) * | 1977-07-18 | 1979-01-09 | General Motors Corporation | Seat belt positioning device |
| US4118068A (en) * | 1977-09-16 | 1978-10-03 | Repa Feinstanzwerk Gmbh | Swinging fitting for safety belts in motor vehicles |
| DE2931552A1 (de) * | 1979-08-03 | 1981-02-05 | Opel Adam Ag | Sicherheitsgurtanordnung fuer die ruecksitze von kraftfahrzeugen mit einem um seine vorderkante hochklappbaren sitzkissen |
| JPS6015718Y2 (ja) * | 1979-11-28 | 1985-05-17 | 日産自動車株式会社 | 車両用シ−トベルト巻取装置のケ−シング |
| DE3007645A1 (de) * | 1980-02-29 | 1981-10-01 | Autoflug Gmbh, 2084 Rellingen | Sicherheitssitz fuer kraftfahrzeuge |
| JPS5731254U (ja) * | 1980-07-29 | 1982-02-18 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP57503493A patent/JPS59501621A/ja active Granted
- 1982-09-30 WO PCT/US1982/001366 patent/WO1984001299A1/en active IP Right Grant
- 1982-09-30 EP EP82903504A patent/EP0120844B1/en not_active Expired
- 1982-09-30 US US06/444,244 patent/US4542939A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-09-30 DE DE8282903504T patent/DE3276691D1/de not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5817254B2 (ja) * | 1981-05-13 | 1983-04-06 | 工業技術院長 | 亜鉛めつきの耐食性の改良方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530280Y2 (ja) * | 1990-11-28 | 1993-08-03 | ||
| JPH0533130U (ja) * | 1991-10-14 | 1993-04-30 | 株式会社小糸製作所 | 照明装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0120844A1 (en) | 1984-10-10 |
| EP0120844A4 (en) | 1985-04-11 |
| EP0120844B1 (en) | 1987-07-08 |
| JPS59501621A (ja) | 1984-09-13 |
| WO1984001299A1 (en) | 1984-04-12 |
| US4542939A (en) | 1985-09-24 |
| DE3276691D1 (en) | 1987-08-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0262417B2 (ja) | ||
| US6871908B2 (en) | Child car seat | |
| EP0693405A1 (en) | Flat seat belt retractor | |
| US4610480A (en) | Built-in type safety seat belt system for reclining vehicle seat | |
| JP3326461B2 (ja) | シートの５点安全システム | |
| US5370333A (en) | Delayed locking retractor | |
| JP2001347870A (ja) | 垂直軸周りに安全シートの回転を可能にするテザー・ストラップ | |
| JP3869857B2 (ja) | セーフティベルト用構造 | |
| US3583764A (en) | Safety seat and belt system | |
| US4132434A (en) | Vehicle seat and safety seat belt assembly | |
| KR20020081436A (ko) | 피봇팅 좌석 벨트 상부 앵커 지점 부착 | |
| US4109962A (en) | Anchorage system for a seat belt | |
| US3679228A (en) | Restraint apparatus | |
| US3604655A (en) | Inertia retractor | |
| JPS59149841A (ja) | シ−トベルトの装着補助装置 | |
| US3222107A (en) | Retractable seat belt assembly | |
| JPH0723318Y2 (ja) | シートベルト付きシート | |
| JP2973579B2 (ja) | 座 席 | |
| JP2750930B2 (ja) | シートベルトのバックル収納構造 | |
| JPH0345885Y2 (ja) | ||
| JPH11165569A (ja) | リクライニング式シート | |
| JPH057963Y2 (ja) | ||
| JPS6337332Y2 (ja) | ||
| JPH044917Y2 (ja) | ||
| JPS59179435A (ja) | シ−トベルト装置 |