JPH0259316A - 成形条件のモニタ方法およびそれに使用するデータ収集装置 - Google Patents

成形条件のモニタ方法およびそれに使用するデータ収集装置

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JPH0259316A
JPH0259316A JP20935188A JP20935188A JPH0259316A JP H0259316 A JPH0259316 A JP H0259316A JP 20935188 A JP20935188 A JP 20935188A JP 20935188 A JP20935188 A JP 20935188A JP H0259316 A JPH0259316 A JP H0259316A
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Teruyuki Uchida
内田 輝幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形機やダイカスト機等の成形機の成形
条件のモニタ方法およびそれに使用するデータ収集装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
ダイカスト機・射出成形機等の成形品の品質を決定する
射出速度や充填圧力をモニタする装置は、例えば特願昭
60−70767号に記載されているように、マイコン
技術の発達により、CRT等の表示媒体の画面上に連続
的な軌跡をモニタ表示でき、カーソルによる軌跡のデジ
タル変換技術も可能となっている。
ところで、ダイカスト機・射出成形機等の成形機は、「
型締」−「射出」−′「冷却」−「型開き」=「製品取
り出し」−「金型スプレーJ−r型締」−・・・という
サイクリックな運転を基本としており、このようなサイ
クリックな運転を行う成形機において、そのモニタ装置
を用いた成形条件の画面上への表示は、一般的に「射出
」工程を中心とする各工程別としている。
第3図は、型締工程における成形条件データの表示例を
示し、基準軸である横軸に時間をとり、型締工程の動作
のうち、型位置Sおよび型締力Fを画面上に軌跡図とし
て表示したものである。また、第4図は、射出工程にお
ける成形条件データの表示例を示し、基準軸である横軸
に時間をとり、射出工程の動作のうち、射出速度Vおよ
び射出圧力Pを画面上に軌跡図として表示したものであ
る。
各工程別にその成形条件データを画面上に表示する理由
としては、上述したサイクリックな工程全体を一つの画
面上に表示した場合、その細部までの表示が困難となる
ためである。すなわち、製品の品質に大きな影響を与え
るという点で、殊に射出工程においてはその成形条件デ
ータの細部までの表示を必要とし、サイクリックな工程
全体を一つの画面上に表示すると、射出工程における成
形条件データがその画面上の制約により細部まで表示で
きなくなる虞れがある。
第5図は、第3図に示した型締工程における成形条件デ
ータと第4図に示した射出工程における成形条件データ
とを、一つの画面上に同時に表示した場合を示し、表示
媒体の制約(縦、横の寸法又はデータ量)により、その
成形条件データがきめの荒いサンプリングとなる。
また、成形条件のモニタ方法として、用紙等の記録媒体
へのモニタ記録も行われている。例えば、「型締」、「
射出J等の各工程別のモニタ値をチャート紙にその時間
軸を基準軸として記録し、この各工程別のチャート紙を
継ぎ合わせて使用したり、多入力の汎用記録計に各工程
で必要とする入力を接続し、チャート紙に同時記録した
りしている。同時記録する場合、一画面上において同時
表示する場合と同様、その成形条件データがきめの荒い
サンプリングとなるか、または長い記録紙が必要となる
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、近年、サイクルの短縮による能力アップ
の検討により、型締完了と同時に射出を開始したり、型
締動作の完了を予測して射出開始等の同時動作を行うケ
ースも考えられるようになった。また、金型キャビティ
内のガス抜きのために、型内に成形材料が充填されるま
で型締力を小さくする試みや、射出系、型締系の併用に
よる成形技術も試行されてきている。
このため、このような業界の動向に対応すべく、成形機
運転における異なる工程(特に射出工程と型締工程)の
成形条件データを同時にモニタでき、しかもそのモニタ
媒体(表示媒体、記録媒体)の制約下において、特に重
要とする部分を細部まで判り易く読み取ることのできる
モニタ方法の開発が急務とされている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
で、時間軸を基準軸として各種成形条件をモニタする成
形条件のモニタ方法において、成形機運転における異な
る工程の成形条件データを、その基準軸の単位増分とし
て使用するパラメータを適宜切り替えて、同時にモニタ
するようにしたものである。
また、この成形条件のモニタ方法において、その成形条
件データの効率的な収集を行うために、型位置に応じた
位置信号を送出する型位置トランスデユーサと、射出シ
リンダ位置に応じた位置信号を送出する射出シリンダ位
置トランスデユーサと、基準クロック信号を発生する時
間信号発生器とを備え、前もって準備されたスケジュー
ルにしたがって順次設定される設定型位置と型位置トラ
ンスデユーサの送出する位置信号に基づく実際の型位置
とを比較し、それらが合致したとき計測信号を発生する
第1の計測信号発生手段と、前もって準備されたスケジ
ュールにしたがって順次設定される設定射出シリンダ位
置と射出シリンダ位置トランスデユーサの送出する位置
信号に基づく実際の射出シリンダ位置とを比較し、それ
らが合致したとき計測信号を発生する第2の計測信号発
生手段と、前もって準備されたスケジュールにしたがっ
て順次設定される設定分周率により時間信号発生器から
の基準クロック信号を分周しその分周出力として計測信
号を発生する第3の計測信号発生手段と、第1.第2お
よび第3の計測信号発生手段への設定型位置、設定射出
シリンダ位置および設定分周率の設定開始タイミングを
定める情報に基づき、その第1.第2および第3の計測
信号発生手段の発生する計測信号を順次切り替えて選択
する計測信号選択手段と、この計測信号選択手段の選択
する計測信号に基づきその計測信号の発生順位に対応づ
けて各種成形条件を読み取り記憶する成形条件記憶手段
とを備えてなるデータ収集1gを使用するものとしたも
のである。
〔作用〕
したがってこの発明による成形条件のモニタ方法によれ
ば、基準軸の単位増分として使用するパラメータを適宜
切り替えることにより、モニタ媒体の制約下にあっても
、成形機運転における異なる工程の成形条件データを同
時に、しかも予測される重要部分を必要に応じて拡大し
てモニタすることが可能となる。
また、この発明によるデータ収集装置を使用すれば、基
準軸の単位増分として使用するパラメータを型位置、射
出シリンダ位置および単位時間として、前もって準備さ
れたスケジュールにしたがって順次設定される設定型位
置、設定射出シリンダ位置および設定分周率毎に、各種
成形条件データの読み取り記憶が効率的に行われるもの
となる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る成形条件のモニタ方法を詳細に説明
する。
第1図はミこの成形条件のモニタ方法の一実施例を示す
モニタ表示図であり、前述の第3図および第4図に示し
た成形条件データを、CRTの−・画面上へ同時に表示
するものとしている。すなわち、射出圧力P、射出速度
V、型締力F、型位置Sおよび経過時間taの読み取り
用スケールを図示左右端に付すと共に、その工業単位系
を時間とした横軸(基準軸)上にこの基準軸に対して垂
直に立ち上がる固定カーソル1.2および移動カーソル
3を付し、各成形条件データを同時に混在表示するもの
としている。
固定カーソル1は、射出工程のスタート点(後述する射
出スタート信号入力時点に対応する位置)に付され、基
準軸の単位増分として使用するパラメータの第1の変更
点を示している。すなわち、基準軸である時間のサンプ
リングスケジュールの変更点を示し、固定カーソル1を
境とする図示左方の領域は型位置をパラメータとし、右
方の領域は射出シリンダ位置をパラメータとしている。
固定カーソルlの上方部には、この固定カーソル1の付
設値1に関する情報として、表示軌跡のスタート点すな
わち型締サイクルのスタート信号入力時点から射出スタ
ート信号入力時点までの経過時間のデジタル表示値、固
定カーソル1と型位置Sの軌跡との交点で示される型位
置のデジタル値。
およびそのときの型締力Fのデジタル値を表示するもの
としている。
固定カーソル2は、基準軸の単位増分として使用するパ
ラメータの第2の変更点を示している。
すなわち、基準軸である時間のサンプリングスケジュー
ルの第2の変更点を示し、固定カーソル2を境とする図
示左方の領域は上記射出シリンダ位置をパラメータとし
、右方の領域は単位時間をパラメータとしている。固定
カーソル2の上方部には、この固定カーソル2の付設位
置に関する情報として、固定カーソル2と型位置S;型
締力F;射出速度V;射出圧力P;経過時間taの軌跡
との交点で示される各デジタル値を表示するものとして
いる。
移動カーソル3は、図示せぬカーソル移動キーの操作に
より、基準軸上を任意の位置に移動でき、この移動カー
ソル3の移動位置で各種情報をデジタル値として得るこ
とができる。本例においては、この移動カーソル3と型
位置S;型締力F;射出速度V;射出圧力Pの軌跡との
交点で示される各デジタル値を、その画面下方の表示部
4において示すものとしており、また移動カーソル3の
情報(位置2時間)をデジタル値で表示部5において示
すものとしている。なお、表示部6においては、ショッ
トナンバー、金型ナンバー、マシンナンバー、ショット
タイツ、等の各種ショット情報を示すものとしている。
第2図は、このモニタ表示図を得るために使用するデー
タ収集装置の一実施例を示すブロック構成図である。
同図において、101は型位置に応じた位置信号aを送
出する型位置トランスデユーサ、102は射出シリンダ
位置に応じた位置信号すを送出する射出シリンダ位置ト
ランスデユーサ、103は基準クロック信号Cを発生す
る時間信号発生器、201はスケジュールデータ記憶器
300を介して設定されるスケジュールデータ(後述す
る設定型位置)と型位置トランスデユーサ101の送出
する位置信号aに基づく実際の型位置とを比較し、それ
らが合致したとき一致信号(計測信号)a゛を発生する
第1の信号比較器、202はスケジュールデータ記憶器
300を介して設定されるスケジュールデータ(後述す
る設定射出シリンダ位置)と射出シリンダ位置トランス
デユーサ102の送出する位置信号すに基づく実際の射
出シリンダ位置とを比較し、それらが合致したとき一致
信号(計測信号)b゛を発生する第2の信号比較器、2
03はスケジュールデータ記憶器300を介して設定さ
れるスケジュールデータ(後述する設定分周率)により
時間信号発生器103からの基準クロック信号Cを分周
し、その分周出力として計測信号C゛を送出する分周器
、204はスケジュールデータ記憶器300を介して与
えられる切り替え指令データDに基づきそのスイッチン
グモードが切り替えられる計測信号選択器、400は型
位置トランスデユーサ101の送出する位置信号a、射
出シリンダ位置トランスデユーサ102の送出する位置
信号す2時間信号発生器103の発生する基準クロンク
信号C1計測信号選択器204を介する計測信号a’、
b”、C゛、スケジュールデータ記憶器300を介する
切り替え指令データDおよび各種トランスデユーサ(型
締カドランスデューサや射出圧カドランスデューサ等)
信号d・・・dx等を入力とするモニタ条件の入力処理
部である。スケジュールデータ記憶器300には、図示
せぬCPUを介して、下記表に示すようなスケジュール
データが事前に設定記憶されている。同表において、項
目Aはパラメータを型位置として成形条件データの計測
を行う場合の設定型位置に係わるスケジュールデータ、
項目Bはパラメータを射出シリンンダ位置として成形条
件データの計測を行う場合の設定射出シリンンダ位置に
係わるスケジュールデータ、項目Cはパラメータを単位
時間として成形条件データの計測を行う場合の設定分周
率に係わるスケジュールデータである。
次に、このように構成されたデータ収集装置の動作を説
明する。すなわち、CPUにモニタデータ収集指令が入
力されると、CPUは、スケジュールデータ記憶器30
0に設定記憶された項目Aにおける最上段のデータ(8
50)を信号比較器201へ設定すると共に、ス、ケジ
ュールデータ記憶器300より切り替え指令データDを
送出せしめ、計測信号選択器204におけるスソチング
モードを信号比較器201との接続モードとする。
次に、CPUに型締動作スタート信号が人力されると、
CPtJは、型位置トランスデユーサ101からの位置
信号a、射出シリンダ位置トランスデユーサ102から
の位置信号す1時間体号発生器103からの基準クロッ
ク信号C2各種トランスデユーサ信号d・・・dXなら
びにスケジュールデータ記憶器300からの切り替え指
令データDを入力処理部400に読み取らせ、この読み
取らせた計測データ群を第1の計測データ群として図示
していないデータメモリに格納せしめる。
一方、信号比較器201は、型位置トランスデユーサ1
01の送出する位置信号aに基づく実際の型位置とスケ
ジュールデータ記憶器300を介して設定される設定型
位置(850)とを比較し、実際の型位置と設定型位置
とが合致した時点で、計測信号a゛を発生する。この計
測信号a゛は計測信号選択器204を介して入力処理部
400へ与えられる。入力処理部400は、この供与さ
れる計測信号a“に基づき、そのときの位置信号a。
位置信号す、基準クロック信号C1各種トランスデユー
サ信号d・・・dXならびに切り替え指令データDを読
み取り、その読み取った計測データ群を第2の計測デー
タ群としてデータメモリに格納する。一方、人力処理部
400への計測信号a゛は、スケジュールデータ記憶器
300へも同時に与えられ、スケジュールデータ記憶器
300は、この入力される計測信号a゛に基づき、項目
Aにおける2段目のスケジュールデータ(840)を、
それまで設定されていた最上段のデータ(850)に代
えて、信号比較器201へ設定する。信号比較器201
は、型位置トランスデユーサ101からの位置信号aに
基づく実際の型位置と、新たに設定された設定型位置(
840)とが合致した時点で、第2の計測信号a゛を発
生する。この第2の計測信号a゛に基づき、そのときの
位置信号a9位置信号す、基準クロック信号C2各種ト
ランスデユーサ信号d・・・dXならびに切り替え指令
データDを入力処理部400が読み取り、その読み取っ
た計測データ群を第3の計測データ群としてデータメモ
リに格納する。以下、CPUに射出動作スタート信号が
入力されるまで同様動作が繰り返され、項目Aにおいて
スケジュールされた設定型位置に実際の型位置が合致す
る毎に、その設定型位置に対応づけて(即ち、計測信号
a゛の発生順位に対応づけて)、そのときの位置信号a
1位位置量す、基準クロック信号C1各種トランスデユ
ーサ信号d・・・d8ならびに切り替え指令データDが
読み取られ、その読み取られた計測データ群が第4の計
測データ群、第5の計測データ群・・・第N番目の計測
データ群としてデータメモリに格納されるようになる。
而して、CPUに射出動作スタート信号が入力されると
、CPUは、スケジュールデータ記憶器300に設定記
憶された項目Bのスケジュールデータを信号比較器20
2へ設定すると共に、スケジュールデータ記憶器300
より切り替え指令データDを送出せしめ、計測信号選択
器204におけるスソチングモードを信号比較器202
との接続モードとする。また、CPUは、上記射出動作
スタート信号に基づき、そのときの位置信号a。
位置信号す、基準クロック信号C1各種トランスデユー
サ信号d・・・dXならびに切り替え指令データDを入
力処理部400に読み取らせ、その読み取った計測デー
タ群を第N+1番目の計測データ群としてデータメモリ
に格納せしめる。そして、信号比較器202において、
その射出シリンダ位置トランスデユーサ102の送出す
る位置信号すに基づく実際の射出シリンダ位置と、スケ
ジュールデータ記憶器300を介して設定された設定射
出シリンダ位置とが合致すると、計測信号b゛が発生す
るものとなる。そして、この計測信号すが計測信号選択
器204を介して入力処理部400へ与えられ、この供
与される計測信号b゛に基づき、そのときの位置信号a
1位位置量す、基準クロック信号C1各種トランスデユ
ーサ信号d・・・dXならびに切り替え指令データDを
入力処理部400が読み取り、その読み取った計測デー
タ群を第N+2番目の計測データ群としてデータメモリ
に格納する。一方、入力処理部400への計測信号b゛
は、スケジュールデータ記憶器300へも同時に与えら
れ、スケジュールデータ記憶器300はこの計測信号b
゛に基づき、項目Bにおけるスケジュールデータの次の
値を信号比較器202へ設定する。以下項目Bに設定さ
れたスケジュールデータの数(500データ)だけ同様
動作が繰り返され、その設定射出シリンダ位置に対応づ
けて(即ち、計測信号b゛の発生順位に対応づけて)、
そのときの位置信号a1位位置量す。
基準クロック信号C1各種トランスデユーサ信号d・・
・dXならびに切り替え指令データDの計測データ群が
データメモリに格納されるようになる。
項目Bにおいてそのスケジュールデータの数分の計測デ
ータ群のデータメモリへの格納が完了すると、スケジュ
ールデータ記憶器300は、時間単位としてのスケジュ
ールデータ(項目Cの値)を分周器203へ設定すると
共に、計測信号選択器204におけるスソチングモード
を分周器203との接続モードとする。分周器203は
、時間信号発生器103からの基準クロック信号Cを、
スケジュールデータ記憶器300を介して設定される設
定値に応して定まる分周率で分周し、計測信号C°を送
出する。分周器203からの計測信号C゛は計測信号選
択器204を介して入力処理部400へ与えられ、この
供与される計測信号Cに基づき、そのときの位置信号a
2位置信号す。
基準クロック信号C1各種トランスデユーサ信号d・・
・dXならびに切り替え指令データDを入力処理部40
0が読み取り、その読み取った計測データ群をデータメ
モリに格納する。一方、入力処理部400への計測信号
C”は、スケジュールデータ記憶器300へも同時に与
えられ、スケジュールデータ記憶器300はこの計測信
号C”に基づき、項目Cにおける次の値を分周器203
へ設定する。以下項目Cに設定されたスケジュールデー
タの数(250データ)だけ同様動作が繰り返され、そ
の設定時間々隔毎に順次(即ち、計測信号C′の発生順
位に対応づけて)、そのときの位置信号a1位位置量す
、基準クロック信号C1各種トランスデユーサ信号d・
・・dXならびに切り替え指令データDの計測データ群
がデータメモリに格納されるようになる。なお、項目C
におけるスケジュールデータの場合は、分周器203に
順次設定される分周率は同一分周率となる。
このように本実施例による成形条件のモニタ方法によれ
ば、成形機運転における型締工程および射出工程゛の成
形条件データを、その基準軸の単位増分として使用する
パラメータを型位置、射出シリンダ位置および単位時間
として適宜切り替えて同時に表示するようになし、射出
シリンダ位置をパラメータとする区間を細かくサンプリ
ングするものとしているので、型締工程および射出工程
の成形条件データをその特に重要とする部分を細部まで
判り易く拡大して、一画面上に同時表示することができ
るものとなる。
なお、本実施例においては、単位時間を使用する区間の
決定として、前もって準備された単位時間テーブル(項
目C)から射出シリンダ位置の関数として自動選択する
ものとしたが、型締シリンダ位置の関数または後記する
成形条件のいずれか一つの関数として選択使用、又は単
純に区間設定値により成形条件を表示するようにするこ
ともできる。また、本実施例においては、表示媒体とし
てCRTを例として示したが、EL、プラズマデイスプ
レィ等を用いて表示することも考えられる。
また、第2図に示した信号比較器201,202゜分周
器203および計測信号選択器204の仕事を入力処理
部400で行うように構成してもよい。
さらに、本実施例においては、表示媒体への表示を例と
して示したが、記録媒体への記録も同様にして行うこと
が可能である。また、成形条件としては、型締制御用液
圧、型締速度、射出シリンダ制御用液圧、充填圧力、金
型内の成形品に加わる圧力、金型温度、スリーブ温度、
ノズル部やバレル部の温度・圧力、型移動時間、射出時
間、金型内の成形品の温度等種々考えられる。
なお、本方法を一般論で述べれば、マシン制御上、重点
的にモニタすべき点と、品質に影響を与えるであろうと
考えられるマシンの動きや成形機の状態とを事前に予測
・検証しておいて、成形機運転における工程(型締、射
出、冷却・・・)を通して、上記検証の結果、最も影響
度の大きなアイテムを選択し、このアイテムにおける動
作の重要点を予測しく例えば、型締工程においては型開
き限の位置、型開閉速度計測のための型位置、また射出
工程との同時動作を行う場合や型締機構を用いての成形
を行う場合には、型締限近辺の微妙な動き等)、データ
収集のスケジュールを作成記憶させておいて、このスケ
ジュールに基づいて最も影響度の大きなアイテムの計測
データ収集と共に、全モニタアイテムについても計測デ
ータ収集を行う。
この場合、複数のアイテムがランダムとなる場合や最重
点アイテムの動きが不安定区域であったり、微妙な動き
となる場合が予測される時は、時間単位により全モニタ
アイテムについての計測データ収集を行うようにする。
この時間単位による計測データ収集においても、最重点
アイテムによる計測データ収集スケジュールと同様に、
最適なサンプリング周期を予測・検証して、データ収集
のスケジュール化を行うものである。
以上により、データ収集の演算効率化が図られるが、C
RT等に軌跡の形で表示する場合、横軸の表示単位であ
る時間を従来方式のように、均等単位増分とすることが
できなくなる。そこで、横軸に垂直に立てた固定カーソ
ルによって横軸の単位増分の変化した位置や、データ収
集スケジュールの基本パラメータの変化があった点を表
示すると共に、固定カーソルとデータの軌跡が交差する
点のデータ類をデジタル表示するものとする。また、移
動カーソルにより、任意の横軸位置におけるデータ軌跡
のデジタル表示を行うものとする。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による成形条件のモニタ方法
によると、時間軸を基準軸として各種成形条件をモニタ
する成形条件のモニタ方法において、成形機運転におけ
る異なる工程の成形条件データを、その基準軸の単位増
分として使用するパラメータを適宜切り替えて同時にモ
ニタするようにしたので、そのモニタ媒体の制約下にあ
っても、成形機運転における異なる工程の成形条件デー
タを同時に、しかも予測される重要部分を必要に応じて
拡大してモニタすることが可能となり、正しいデータを
素早く且つミスなく読み取れるものとなる。
また、この発明によるデータ収集装置を使用すれば、基
準軸の単位増分として使用するパラメータを型位置、射
出シリンダ位置および単位時間として、前もって準備さ
れたスケジュールにしたがって順次設定される設定型位
置、設定射出シリンダ位置および設定分周率毎に、成形
条件データの読み取り記憶が効率的に行われるものとな
り、必要とするデ、−夕のみのサンプリング並びに演算
となるので、高速にその演算処理が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る成形条件のモニタ方法の一実施例
を示すモニタ表示図、第2図はこのモニタ方法に使用す
るデータ収集装置を示すブロック構成図、第3図は型締
工程における成形条件データの単独表示例を示す図、第
4図は射出工程における成形条件データの単独表示例を
示す図、第5図は第3図に示した成形条件データと第4
図に示した成形条件データとを一画面上に同時に表示し
た場合を示す図である。 1.2・・・固定カーソル、3・・・可動カーソル、1
01・・・型位置トランスデユーサ、102・・・射出
シリンダ位置トランスデユーサ、103・・・時間信号
発生器、201,202・・・信号比較器、203・・
・分周器、204・・・計測信号選択器、300・・・
スケジュールデータ記憶、400・・・人力処理部。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)時間軸を基準軸として各種成形条件をモニタする
    成形条件のモニタ方法において、成形機運転における異
    なる工程の成形条件データを、前記基準軸の単位増分と
    して使用するパラメータを適宜切り替えて、同時にモニ
    タするようにしたことを特徴とする成形条件のモニタ方
    法。 (2)請求項1において、成形機運転における異なる工
    程を型締工程および射出工程とし、基準軸の単位増分と
    して使用するパラメータを型位置、射出シリンダ位置お
    よび単位時間としたことを特徴とする成形条件のモニタ
    方法。 (3)請求項2において、基準軸の単位増分として型位
    置のパラメータを使用する区間においては、前もって準
    備されたスケジュールにしたがって順次設定される設定
    型位置毎に、その成形条件データをモニタするようにし
    たことを特徴とする成形条件のモニタ方法。(4)請求
    項2において、基準軸の単位増分として射出シリンダ位
    置のパラメータを使用する区間においては、前もって準
    備されたスケジュールにしたがって順次設定される設定
    射出シリンダ位置毎に、その成形条件データをモニタす
    るようにしたことを特徴とする成形条件のモニタ方法。 (5)型位置に応じた位置信号を送出する型位置トラン
    スデューサと、射出シリンダ位置に応じた位置信号を送
    出する射出シリンダ位置トランスデューサと、基準クロ
    ック信号を発生する時間信号発生器とを備え、 前もって準備されたスケジュールにしたがって順次設定
    される設定型位置と前記型位置トランスデューサの送出
    する位置信号に基づく実際の型位置とを比較し、それら
    が合致したとき計測信号を発生する第1の計測信号発生
    手段と、 前もって準備されたスケジュールにしたがって順次設定
    される設定射出シリンダ位置と前記射出シリンダ位置ト
    ランスデューサの送出する位置信号に基づく実際の射出
    シリンダ位置とを比較し、それらが合致したとき計測信
    号を発生する第2の計測信号発生手段と、 前もって準備されたスケジュールにしたがって順次設定
    される設定分周率により前記時間信号発生器からの基準
    クロック信号を分周しその分周出力として計測信号を発
    生する第3の計測信号発生手段と、 前記第1、第2および第3の計測信号発生手段への設定
    型位置、設定射出シリンダ位置および設定分周率の設定
    開始タイミングを定める情報に基づき、その第1、第2
    および第3の計測信号発生手段の発生する計測信号を順
    次切り替えて選択する計測信号選択手段と、この計測信
    号選択手段の選択する計測信号に基づきその計測信号の
    発生順位に対応づけて各種成形条件を読み取り記憶する
    成形条件記憶手段と、を備えてなるデータ収集装置。
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