JPH0257319A - 樹脂製ブーツの製造方法 - Google Patents
樹脂製ブーツの製造方法Info
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-
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- B29L2031/703—Bellows
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、樹脂製ブーツをブロー成形により製造する方
法に関する。
法に関する。
〈従来の技術〉
ここでは、第２図に示すように、ラックハウジング２１
に嵌着される大径リング部１、出力＠２３に嵌着される
小径リング部２、及び両リング部！、２間に形成される
蛇腹部３とからなり、第３図に示すような自動車のステ
アリング装置におけるステアリングラック部位に装着さ
れる樹脂製ラックブーツＢを例に取り説明するが、これ
に限られるものではなく、他の機械軸継手用ブーツにも
適用できるものである。
に嵌着される大径リング部１、出力＠２３に嵌着される
小径リング部２、及び両リング部！、２間に形成される
蛇腹部３とからなり、第３図に示すような自動車のステ
アリング装置におけるステアリングラック部位に装着さ
れる樹脂製ラックブーツＢを例に取り説明するが、これ
に限られるものではなく、他の機械軸継手用ブーツにも
適用できるものである。
上記のようなラックブーツは、圧縮・伸長のストローク
が長い。従って、ラックブーツを樹脂材料でブロー成形
しようとした場合、その材料特性（ゴムに比して材料自
体の伸率が格段に小さい。
が長い。従って、ラックブーツを樹脂材料でブロー成形
しようとした場合、その材料特性（ゴムに比して材料自
体の伸率が格段に小さい。
）から、ゴムに比して蛇腹部の膜長を長く、即ち、山数
を多くする必要があり、かつ、ブーツ伸長時の伸びを少
なくする必要がある。
を多くする必要があり、かつ、ブーツ伸長時の伸びを少
なくする必要がある。
従って、樹脂製のラックブーツは、第４図に示すように
、中立取付は状態（自動車直進状態のステアリング位置
）の蛇腹部寸法１より長い長さ℃１に成形しておいて、
中立取付は状態の蛇腹部寸法誌に圧縮し装着して使用し
ていた。
、中立取付は状態（自動車直進状態のステアリング位置
）の蛇腹部寸法１より長い長さ℃１に成形しておいて、
中立取付は状態の蛇腹部寸法誌に圧縮し装着して使用し
ていた。
なお、樹脂製ブーツのブロー成形に関連する技術を記載
した公知刊行物しては、特公昭６１−４２６１９号公報
等を挙げることができる。
した公知刊行物しては、特公昭６１−４２６１９号公報
等を挙げることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉
上記の如く、樹脂製のラックブーツは、ゴム製のものに
比して、ブーツ全長が長くなる。このことは、ブーツ１
個ずつのの占有空間の増大を招き保管上また運搬上の見
地から望ましくない。
比して、ブーツ全長が長くなる。このことは、ブーツ１
個ずつのの占有空間の増大を招き保管上また運搬上の見
地から望ましくない。
また、中立取付は状態より長い状態から圧縮しながら実
車装着する必要があり、取付は作業性がゴム製ブーツに
比して良好でない。
車装着する必要があり、取付は作業性がゴム製ブーツに
比して良好でない。
また、自由状態からの、最大圧縮状態（ステアリング角
を最大にした状態）までの距離が相対的に大きく、蛇腹
部が横曲がり（座屈）変形し易くブーツの作動特性上望
ましくない。
を最大にした状態）までの距離が相対的に大きく、蛇腹
部が横曲がり（座屈）変形し易くブーツの作動特性上望
ましくない。
なお、蛇腹部の山ピッチを短かくすれば、相対的に膜長
を長くでき（即ち、ブーツの圧縮・伸長のストロークを
確保でき）、ブーツ自由長を、即ち、ブーツの製品寸法
を短くできる。しかし、山ピッチを短かく（山頂角を小
さく）すれば、ブロー成形した場合、第５図に示す如く
、山頂部の肉厚が他部に比して薄肉となり、強度上の見
地から望ましくなく、製品化が困難視されていた。
を長くでき（即ち、ブーツの圧縮・伸長のストロークを
確保でき）、ブーツ自由長を、即ち、ブーツの製品寸法
を短くできる。しかし、山ピッチを短かく（山頂角を小
さく）すれば、ブロー成形した場合、第５図に示す如く
、山頂部の肉厚が他部に比して薄肉となり、強度上の見
地から望ましくなく、製品化が困難視されていた。
山頂部が他部に比して薄肉となる理由は、下記の如くで
あると推定される。
あると推定される。
ブロー成形に際して、ブロー開始時、パリソンは、まず
、ブロー型の谷部成形部に当って、冷却され伸びが初期
段階で停止するのに対し、山部はブロー型の山部成形部
まで当接↑るまで伸び続ける。従って、通常、ブロー成
形においては、山部が谷部よりも薄肉に形成される。こ
の傾向は、山頂角が小さい（山ピッチが短い；山径と谷
径の差が大きい）程著しい。
、ブロー型の谷部成形部に当って、冷却され伸びが初期
段階で停止するのに対し、山部はブロー型の山部成形部
まで当接↑るまで伸び続ける。従って、通常、ブロー成
形においては、山部が谷部よりも薄肉に形成される。こ
の傾向は、山頂角が小さい（山ピッチが短い；山径と谷
径の差が大きい）程著しい。
本発明は、上記にかんがみて、山ピッチの短かいブーツ
を、山頂部の肉厚が他部より薄肉にならない状態で製造
可能な樹脂製ブーツの製造方法をｉ是イ共することを目
的とする。
を、山頂部の肉厚が他部より薄肉にならない状態で製造
可能な樹脂製ブーツの製造方法をｉ是イ共することを目
的とする。
く課題を解決するための手段〉
本発明の樹脂製ブーツの製造方法は、上記課題を下記構
成により解決するものである。
成により解決するものである。
大径リング部、小径リング部、及び両リング部間に形成
される蛇腹部とからなる樹脂製ブーツをブロー成形によ
り製造する方法において、最終製品形状における蛇腹部
寸法より長い蛇腹部寸法を有するブロー成形品を得、該
ブロー成形品を、蛇腹部を最終製品形状における蛇腹部
寸法に圧縮した状態で成形材料の熱変形温度雰囲気で所
定時間加熱、続いて後冷却して形状固定する熱加工を行
なって、樹脂製ブーツを製造する、ことを特徴とする。
される蛇腹部とからなる樹脂製ブーツをブロー成形によ
り製造する方法において、最終製品形状における蛇腹部
寸法より長い蛇腹部寸法を有するブロー成形品を得、該
ブロー成形品を、蛇腹部を最終製品形状における蛇腹部
寸法に圧縮した状態で成形材料の熱変形温度雰囲気で所
定時間加熱、続いて後冷却して形状固定する熱加工を行
なって、樹脂製ブーツを製造する、ことを特徴とする。
〈実力伍例〉
以下本発明の樹脂製ブーツの製造方法の一例を第１図に
基づいて説明をする。
基づいて説明をする。
（１）最終製品形状における蛇腹部寸法（通常中立取付
は状態の長さ）ｉより長い蛇腹部寸法１２を有したブロ
ー成形品Ｍを得る。
は状態の長さ）ｉより長い蛇腹部寸法１２を有したブロ
ー成形品Ｍを得る。
即ち、ブロー成形した場合、山頂部が他部に比して薄肉
とならない程度の山ピッチで成形する。
とならない程度の山ピッチで成形する。
このときの成形方法は、ダイレクトブロー、インジェク
ションブローを問わない。また、成形材料としては、ポ
リエステル系、ポリオレフィン系等の熱可塑性エラスト
マー材料を使用する。
ションブローを問わない。また、成形材料としては、ポ
リエステル系、ポリオレフィン系等の熱可塑性エラスト
マー材料を使用する。
（２）次に、治具１１を使用して、上記で得た成形品Ｍ
の蛇腹部が最終製品形状における蛇腹部寸法２となるよ
うな圧縮状態に保持する（第１図Ｂ）、ここで、治具１
１は、台板１２上に複数本の保持棒１３が等間隔で突出
され、各保持棒１３の所定高さ位置に係合溝部ｔ３ａが
形成され、該係合溝部１３ａに止めリング（例えばボー
ルプランジャ機構を具備した）１４が係合可能とされた
ものである。上記圧縮比ｆｌａｉｌ ２は、通常ｏ、６
５〜０゜８５する。
の蛇腹部が最終製品形状における蛇腹部寸法２となるよ
うな圧縮状態に保持する（第１図Ｂ）、ここで、治具１
１は、台板１２上に複数本の保持棒１３が等間隔で突出
され、各保持棒１３の所定高さ位置に係合溝部ｔ３ａが
形成され、該係合溝部１３ａに止めリング（例えばボー
ルプランジャ機構を具備した）１４が係合可能とされた
ものである。上記圧縮比ｆｌａｉｌ ２は、通常ｏ、６
５〜０゜８５する。
（３）上記蛇腹部を圧縮状態にして治具１１に保持され
た複数の成形品Ｍを、多段パレット１５にセットしく第
１図Ｃ）、加熱槽１６に格納して、成形材料の熱変形温
度に所定時間保持する（第１図Ｄ）。この熱変形温度保
持条件は、成形材料が、ポリオレフィン系熱可盟性エス
トマーの場合、例えば、！５０℃×１０〜１５分とする
。
た複数の成形品Ｍを、多段パレット１５にセットしく第
１図Ｃ）、加熱槽１６に格納して、成形材料の熱変形温
度に所定時間保持する（第１図Ｄ）。この熱変形温度保
持条件は、成形材料が、ポリオレフィン系熱可盟性エス
トマーの場合、例えば、！５０℃×１０〜１５分とする
。
（４）続いて、上記多段パレット！５を加熱稽１６から
取り出し、室温で後冷却（例えば、２５℃ＸＩＯ〜４０
分）後（第１図Ｅ）、治具１１から成形品Ｍを取り外す
（第１図Ｆ）。こうして、成形品Ｍを、熱加工により圧
縮セット状態に形状固定し最終製品形状における蛇腹部
寸法ｌを有したブーツを得る（第１図Ｇ）。
取り出し、室温で後冷却（例えば、２５℃ＸＩＯ〜４０
分）後（第１図Ｅ）、治具１１から成形品Ｍを取り外す
（第１図Ｆ）。こうして、成形品Ｍを、熱加工により圧
縮セット状態に形状固定し最終製品形状における蛇腹部
寸法ｌを有したブーツを得る（第１図Ｇ）。
こうして製造した樹脂製ブーツは、その自由状態のまま
で、即ち、圧縮；ノない状態で中立取付けを行なう。
で、即ち、圧縮；ノない状態で中立取付けを行なう。
〈発明の作用・効果〉
本発明の樹脂製ブーツの製造方法は、上記のように、最
終製品形状における蛇腹部寸法より長い蛇腹部寸法を有
するブロー成形品を得、ブロー成形品を、蛇腹部を最終
製品形状における蛇腹部寸法に圧縮した状態で成形材料
の熱変形温度雰囲気で所定時間加熱、続いて後冷却して
形状固定する熱加工を行なって、樹脂製ブーツを製造す
ることを特徴とする構成により、下記のような作用効果
を奏する。
終製品形状における蛇腹部寸法より長い蛇腹部寸法を有
するブロー成形品を得、ブロー成形品を、蛇腹部を最終
製品形状における蛇腹部寸法に圧縮した状態で成形材料
の熱変形温度雰囲気で所定時間加熱、続いて後冷却して
形状固定する熱加工を行なって、樹脂製ブーツを製造す
ることを特徴とする構成により、下記のような作用効果
を奏する。
山ピッチが短かい蛇腹部を有する樹脂製ブーツをブロー
成形により製造するに際して、山頂部の肉厚が他部と略
凹−の状態でブーツを得ることかでざる。
成形により製造するに際して、山頂部の肉厚が他部と略
凹−の状態でブーツを得ることかでざる。
従って、■同一膜長のブーツを相対的に自由長が短かい
状態で得ることができ、−個当りの占有空間が小さくな
り、保管上、運搬上の見地から望ましい。
状態で得ることができ、−個当りの占有空間が小さくな
り、保管上、運搬上の見地から望ましい。
■自由状態の蛇腹部長さと、実車に装着時における蛇腹
部長さが略凹−となるため、圧縮状態にしながら取り付
ける必要がなく、取付は作業性が向上する。
部長さが略凹−となるため、圧縮状態にしながら取り付
ける必要がなく、取付は作業性が向上する。
■自由状態から、最大圧縮状態迄の蛇腹部の距離差が短
かく、実車装着時における横曲がり変形（座屈変形）が
発生し難くなり、ブーツの作動特性が向上する。
かく、実車装着時における横曲がり変形（座屈変形）が
発生し難くなり、ブーツの作動特性が向上する。
第１図は本発明の樹脂製ブーツの製造方法の一例を示す
工程概略図、 第２図は本発明を適用するラックブーツの一例を示す装
着態様半断面図、 第３図は第２図のブーツの装着部位を示すステアリング
部位を示す概略斜視図、 第４図は従来の製造方法で得たブーツの装着態様説明図
、 第５図は山ピッチの短いブーツを従来の製造方法で製造
した場合の山部の拡大断面図である。 第 ２ 図 １・・・大径リング部、 ２・・・小径リング部、 ３・・・蛇腹部、 １１・・・治具、 １３・・・保持棒、 １６・・・加熱槽、 Ｂ・・・ラックブーツ、 λ・・・中立状態における蛇腹部寸法、（最終製品にお
ける蛇腹部寸法） ｆ！、２・・・成形時の蛇腹部寸法。 第 ３ 図
工程概略図、 第２図は本発明を適用するラックブーツの一例を示す装
着態様半断面図、 第３図は第２図のブーツの装着部位を示すステアリング
部位を示す概略斜視図、 第４図は従来の製造方法で得たブーツの装着態様説明図
、 第５図は山ピッチの短いブーツを従来の製造方法で製造
した場合の山部の拡大断面図である。 第 ２ 図 １・・・大径リング部、 ２・・・小径リング部、 ３・・・蛇腹部、 １１・・・治具、 １３・・・保持棒、 １６・・・加熱槽、 Ｂ・・・ラックブーツ、 λ・・・中立状態における蛇腹部寸法、（最終製品にお
ける蛇腹部寸法） ｆ！、２・・・成形時の蛇腹部寸法。 第 ３ 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 大径リング部、小径リング部、及び両リング部間に形成
される蛇腹部とからなる樹脂製ブーツをブロー成形によ
り製造する方法において、 最終製品形状における蛇腹部寸法より長い蛇腹部寸法を
有するブロー成形品を得、該ブロー成形品を、蛇腹部を
最終製品形状における蛇腹部寸法に圧縮した状態で成形
材料の熱変形温度雰囲気で所定時間加熱、続いて後冷却
して形状固定する熱加工を行なつて、樹脂製ブーツを製
造する、ことを特徴とする樹脂製ブーツの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63208939A JPH085124B2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 樹脂製ブーツの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63208939A JPH085124B2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 樹脂製ブーツの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257319A true JPH0257319A (ja) | 1990-02-27 |
| JPH085124B2 JPH085124B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=16564635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63208939A Expired - Fee Related JPH085124B2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 樹脂製ブーツの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085124B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03199036A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-08-30 | Kyoraku Co Ltd | カバーブーツの製造方法 |
| JPH10295751A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Family Kk | エアセル及びエアセルの製造方法 |
| WO2018028814A1 (de) * | 2016-08-06 | 2018-02-15 | Kocher-Plastik Maschinenbau Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur weiteren formgebung und/oder formstabilisierung von bereits befüllten und dicht verschlossenen behältern aus kunststoff |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6252220A (ja) * | 1985-08-31 | 1987-03-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 機械軸継手用ブ−ツ |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP63208939A patent/JPH085124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6252220A (ja) * | 1985-08-31 | 1987-03-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 機械軸継手用ブ−ツ |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03199036A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-08-30 | Kyoraku Co Ltd | カバーブーツの製造方法 |
| JPH0710570B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1995-02-08 | キョーラク株式会社 | カバーブーツの製造方法 |
| JPH10295751A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Family Kk | エアセル及びエアセルの製造方法 |
| WO2018028814A1 (de) * | 2016-08-06 | 2018-02-15 | Kocher-Plastik Maschinenbau Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur weiteren formgebung und/oder formstabilisierung von bereits befüllten und dicht verschlossenen behältern aus kunststoff |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH085124B2 (ja) | 1996-01-24 |
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