JPH0256949A - 分離構造を有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

分離構造を有する半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0256949A
JPH0256949A JP7144388A JP7144388A JPH0256949A JP H0256949 A JPH0256949 A JP H0256949A JP 7144388 A JP7144388 A JP 7144388A JP 7144388 A JP7144388 A JP 7144388A JP H0256949 A JPH0256949 A JP H0256949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
channel
semiconductor
oxide film
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7144388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakutarou Suda
須田 核太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7144388A priority Critical patent/JPH0256949A/ja
Publication of JPH0256949A publication Critical patent/JPH0256949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に
半導体集積回路装置における素子間の分離構造およびそ
の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 第3A図〜第3E図は従来の溝形分離構造を形成するた
めの半導体装置の製造方法の一例を主な工程順に従って
示す部分断面図である。以下、これらの図を参照して、
従来の溝型分離構造の製造方法について説明する。
まず、第3A図を参照して、P−型半導体基板1の表面
にN型不純物をイオン注入によって導入し、熱処理を施
すことにより高不純物濃度のN+型埋込層2が形成され
る。その後、このN+型埋込層2の上には低不純物濃度
のN−型エピタキシャル層3が形成される。
次に、第3B図を参照して、N−型エピタキシャル層3
の上には膜厚1μm程度の酸化膜64が形成される。こ
の酸化膜64はその上に堆積されたレジスト8をマスク
として選択的に除去される。
第3C図に示すように、選択的に残された酸化膜64を
マスクとして、酸化膜64が除去された領域の半導体基
板が異方性エツチングにより、P−型半導体基板1の表
面を越える深さまでエツチングされる。その結果、溝G
2が形成される。
第3D図を参照して、酸化膜64をマスクとして溝02
の底面のみにP型不純物が導入され、熱処理が施される
ことにより、P十型チャネルストッパ層43が溝62の
下部に形成される。その後、酸化膜64が除去された後
、溝62を埋込むように酸化膜65が堆積される。この
とき、N−型エピタキシャル層3上に堆積される酸化膜
65の厚みは、溝02の幅W、(1〜2μm程度)と同
程度必要とされる。これは、酸化膜65の窪みKが溝G
2にかからない程度に酸化膜65が溝G2を十分埋込む
必要があるからである。
その後、第3E図に示すように、エッチバック等の技術
を用いて、酸化膜65の溝02の上部に生じた窪みKを
軽減しながら、N−型エピタキシャル層3の表面が露出
するまで酸化膜65が除去される。
上述のような製造方法によって従来の溝型分離構造は形
成されるが、これを改善したものとしては特開昭60−
39846号公報、特開昭60−161631号公報等
に開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の溝型分離構造の製造方法によれば、溝の幅W、は
その溝が形成されるときのマスクパターンの幅、すなわ
ち、第3B図における酸化膜64のパターン幅W2によ
って決定される。さらに、酸化膜64のパターン幅W2
は、これをバターニングするためのマスクであるレジス
ト8のパターン幅W、によって決定される。したがって
、溝の幅W、の下限はレジストのパターニング技術の限
界によって決定されてしまうという問題点があった。
一方、溝の幅を狭くすると、酸化膜等を堆積することに
よってその溝を埋込むとき、溝の内部を完全に埋めるこ
とが困難であるという問題点があった。
そこで、この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、溝の幅をレジストのパターニング技
術の限界とは無関係に狭くすることが可能であり、さら
に溝を酸化膜等の絶縁膜で埋込む工程をなくすことがで
きる分離構造を有する半導体装置およびその製造方法を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に従った分離構造を有する半導体装置は、ある
導電型式の予め定める不純物濃度を有する半導体基板に
形成された溝の側壁に絶縁膜が形成されている。この溝
は半導体領域を分離するために形成されるものであり、
その溝の内部は少なくとも半導体層で充填されている。
半導体基板と半導体層とは絶縁膜によって分離されてい
る。
また、この発明に従った分離構造を有する半導体装置の
製造方法は、まず、主表面を有し、ある導電型式の予め
定める不純物濃度を有する半導体基板が準備される。次
に、この半導体基板の上に半導体領域を分離するための
溝が形成される。この溝の側壁には絶縁膜が形成される
。さらに、この溝の内部を少なくとも充填するように半
導体層が形成される。
[作用] この発明における半導体層と半導体基板とを分離するた
めの絶縁膜は、その膜自身が溝型分離構造を形成するた
め、その溝を絶縁物によって埋込む必要がない。また、
この発明に従った溝型分離構造が有する分離幅は、溝の
表面に形成される絶縁膜の厚みによって決定されるため
、レジストのパターニング技術の限界とは無関係に分離
幅を狭くすることが可能である。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
まず、第1A図を参照して、従来例で示したように、第
3A図と同様にP−型半導体基板1上にN十型埋込層2
、さらにその上にN−型エピタキシャル層3が形成され
る。
次に、第1B図を参照して、N−型エピタキシャル層3
上には酸化膜61、窒化膜71および酸化膜62が順次
形成される。その後、酸化膜62上に堆積されたレジス
ト8をマスクとして、酸化膜62、窒化膜71および酸
化膜61が順次除去される。このようにして、N−型エ
ピタキシャル層3上の予め定められた領域のみに酸化膜
61゜62および窒化膜71からなる3層膜が残される
第1C図に示すようにレジスト8が除去された後、上記
の3層膜をマスクとして、半導体基板に対して異方性エ
ツチングが施される。その結果、P−型半導体基板1の
表面を越える深さまでエツチングされ、溝G1が形成さ
れる。
第2A図は第1C図に示される断面に対応する部分平面
図である。第2A図のIC−IC線における断面は第1
C図に示される断面に相当する。
第2A図において、N−領域の表面には酸化膜61、窒
化膜71、酸化膜62からなる3層膜が形成されている
次に、第1D図を参照して、窒化膜71をマスクとした
選択酸化により溝01の表面上に予め定められた膜厚(
1μm程度)の酸化膜63が形成される。このとき、第
2A図に示されるN−領域の各交点Kにおいては、その
拡大図、第2B図に示すように、窒化膜71の下が完全
に酸化膜化されるように距離りが酸化膜63の膜厚の9
0%以下となるように設計される。このようにして形成
された酸化膜63の膜厚の約40%程度が最終的に形成
される溝型分離構造の分離幅に相当する。
ilE図に示すように、この酸化膜63には窒化膜71
をマスクとして異方性エツチングが施される。その結果
、溝G1の側壁において窒化膜71に覆われた部分のみ
の酸化膜63が残され、溝01の底面の酸化膜63は完
全に除去されることによりP−型半導体基板1の表面が
露出される。
なお、このとき、酸化膜62も同時に除去される。
次に、第1F図に示すように、酸化膜61と窒化膜71
とからなる2層膜をマスクとして、溝G1の底面のみに
P型不純物がイオン注入され、熱処理が施される。それ
によって、高不純物濃度のP十型埋込層41が形成され
る。このとき、P型不純物のイオン注入が行なわれる際
、マスクとしての酸化膜61と窒化膜71とからなる2
層膜は保護膜としての役割を果たすので十分な厚みを必
要とする。
さらに、第1G図に示すように、窒化膜71が除去され
た後、酸化膜61および酸化膜63をマスクとして、溝
61の底面からP−型エピタキシャル層5が選択的に成
長させられる。このようにして、N−型エピタキシャル
層3とP−型エピタキシャル層5とは酸化l1i63に
よって分離される。
なお、P−型エピタキシャル層5の厚みは、P−型エピ
タキシャル層5とN−型エピタキシャル層3の表面が揃
うように設定されるのが望ましい。
その後、酸化膜61が除去されることにより第1G図に
示される分離構造が完成する。
なお、上M己実施例において導電型を逆にして行なって
もよいことは言うまでもない。
このようにして酸化膜63によつて分離された各N−領
域およびP−領域が形成された、第1G図に示される断
面に対応する平面図は第2C図に示されている。第2C
図のIG−IC線における断面が第1G図に示される断
面に相当する。このとき、N−領域の交点Kにおける部
分は第2C図の拡大図として第2D図に示される。
また、他の実施例として、上記実施例の第1C図におい
て、P−型半導体基板1に溝G1を形成した後、酸化膜
61、窒化膜71および酸化膜62からなる3層膜をマ
スクとして、溝01の底面のみにP型不純物がイオン注
入され、熱処理が施される。そうすることにより、第1
H図に示すように、溝G1の底部には横方向に拡がった
P+型拡散層42が形成される。
次に、上記実施例と同様に第1D図に示すように、溝G
1の表面に酸化膜63が形成される。その後、第1E図
に示すように、異方性エツチングにより、溝G1の側壁
のみに酸化膜63が残される。
さらに、第1I図を参照して、酸化膜61と窒化膜71
とからなる2層膜をマスクとして、溝01の底面のみに
N型不純物がイオン注入され、熱処理が施される。その
結果、高不純物濃度のN+型埋込層21が形成される。
このとき、N十型埋込層21のN型不純物濃度は、前工
程において形成されたP+型拡散層42のP型不純物濃
度よりオーダで2桁以上高い濃度である必要がある。ま
た、酸化膜63の下部に残されたP+型拡散層42はP
+型チャネルストッパ層となる。
第1J図を参照して、窒化膜71が除去された後、酸化
膜61および酸化膜63をマスクとして、溝G1の底面
からN−型エピタキシャル層31が選択的に成長させら
れる。このようにして、N−型エピタキシャル層3とN
−型エピタキシャル層31とは、酸化膜63によって分
離される。なお、N−型エピタキシャル層31の厚みは
、N−型エピタキシャル層31とN−型エピタキシャル
層3の表面が揃うように設定されるのが望ましい。最後
に、酸化膜61が除去されることにより第1J図に示さ
れる分離構造が完成する。なお、この実施例も上記実施
例と同様に導電型を逆にして行なってもよいことは言う
までもない。
上記2つの実施例においては、P−型半導体基板上に高
不純物濃度のN+型埋込層とN−型エピタキシャル層と
が形成されたもので半導体基板が構成されているものと
考えることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば溝型分離構造が、半導
体基板に設けられた溝の側壁に形成される絶縁膜によっ
て構成されるため、サブミクロン以下の分離幅を有する
溝型分離構造を簡単な技術を用いることにより、かつ複
雑な工程を必要とせずに形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図、第1D図、第1E図、
第1F図、第1G図は、この発明に従った分離構造を有
する半導体装置の製造方法の一実施例を主要な工程順に
示す部分断面図である。第1H図、第1工図、第1J図
はこの発明に従った分離構造を有する半導体装置の製造
方法の他の実施例の主要な工程を示す部分断面図である
。第2A図、第2B図、第2C図、第2D図はこの発明
に従った分離構造を有する半導体装置の部分平面図であ
る。第3A図、第3B図、第3C図、第3D図、第3E
図は従来の溝型分離構造を有する半導体装置の製造方法
の一例を主要な工程順に示す部分断面図である。 図において、1はP−型半導体基板、2.21はN十型
埋込層、3,31はN−型エピタキシャル層、41はP
+型埋込層、42はP+型拡散層、43はP+型チャネ
ルストッパ層、5はP−型エピタキシャル層、61.6
2.6B、64.65は酸化膜、71は窒化膜、8はレ
ジストである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第1A図 芝   3 第1B図 g 6/ 7/ 42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主表面を有し、ある導電型式の予め定める不純物
    濃度を有し、かつ半導体領域を分離するために形成され
    た溝を有する半導体基板と、前記溝の側壁に形成された
    絶縁膜と、 前記溝の内部を少なくとも充填する半導体層とを備え、
    それによって、前記半導体基板と前記半導体層とは、前
    記絶縁膜によって分離されている、分離構造を有する半
    導体装置。
  2. (2)主表面を有し、ある導電型式の予め定める不純物
    濃度を有する半導体基板を準備するステップと、 前記半導体基板上に、半導体領域を分離するために溝を
    形成するステップと、 前記溝の側壁に絶縁膜を形成するステップと、前記溝の
    内部を少なくとも充填する半導体層を形成するステップ
    とを備えた、分離構造を有する半導体装置の製造方法。
JP7144388A 1988-03-23 1988-03-23 分離構造を有する半導体装置およびその製造方法 Pending JPH0256949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7144388A JPH0256949A (ja) 1988-03-23 1988-03-23 分離構造を有する半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7144388A JPH0256949A (ja) 1988-03-23 1988-03-23 分離構造を有する半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0256949A true JPH0256949A (ja) 1990-02-26

Family

ID=13460688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7144388A Pending JPH0256949A (ja) 1988-03-23 1988-03-23 分離構造を有する半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0256949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085380A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Ntn Corp オートテンショナ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136330A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Hitachi Ltd 相補型金属絶縁物半導体装置の製法
JPS6288359A (ja) * 1985-10-15 1987-04-22 Nec Corp 相補型半導体装置の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60136330A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Hitachi Ltd 相補型金属絶縁物半導体装置の製法
JPS6288359A (ja) * 1985-10-15 1987-04-22 Nec Corp 相補型半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085380A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Ntn Corp オートテンショナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5716887A (en) Method of manufacturing BiCMOS device
US4968628A (en) Method of fabricating back diffused bonded oxide substrates
JPS6348180B2 (ja)
EP0884774A2 (en) Method for manufacturing a semiconductor device with an isolation trench
KR100367049B1 (ko) 반도체 장치의 제조방법
JPH0256949A (ja) 分離構造を有する半導体装置およびその製造方法
JPH02246330A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3325692B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS61228650A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS5986265A (ja) Mos型半導体装置
JPS63188952A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06101483B2 (ja) 電荷転送装置の製造方法
JPS59204252A (ja) 半導体集積回路の製造方法
JPS63260163A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP2658027B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0969608A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04111470A (ja) 不揮発性半導体装置の製造方法
JPS62213258A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0335534A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02272745A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04364755A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS62120040A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS63261728A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6060736A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH08203996A (ja) 不純物層の分離領域形成方法