JPH0254716A - 搬送用ロール - Google Patents

搬送用ロール

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Publication number
JPH0254716A
JPH0254716A JP20429088A JP20429088A JPH0254716A JP H0254716 A JPH0254716 A JP H0254716A JP 20429088 A JP20429088 A JP 20429088A JP 20429088 A JP20429088 A JP 20429088A JP H0254716 A JPH0254716 A JP H0254716A
Authority
JP
Japan
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roll
metal
plates
plate
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP20429088A
Other languages
English (en)
Inventor
Miki Orito
折戸 美樹
Keiichi Sakashita
敬一 阪下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
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Publication of JPH0254716A publication Critical patent/JPH0254716A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/008Rollers for roller conveyors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高温のステンレス鋼板等を連続的に加熱する熱
処理ライン(アニーリング・ライン、またはアニーリン
グ・ピンクリングライン)に使用される搬送用ロールの
うち特に熱処理炉に使用される搬送用のロールに関する
ものである。
(従来の技術及びその問題点) ステンレス鋼板等の熱処理を連続的に行う熱処理ライン
には、鋼板の搬入、搬出用に多数のロールがその進行方
向に直角に配置されている。
ところで、前記ロールのうち特に高温状態の鋼板に接触
するロールは、耐熱性、耐摩耗性、平滑性、鋼板への非
付着性、並びに鋼板に対する非対面攻撃性が要求されて
おり、従来この種のロールは、天然のアスベスト繊維の
持つ特性を生かして、アスベスト繊維をゴム状バインダ
ーを用いてシート状に成形し、このシートをドーナツ状
に切断加工して、金属製のシャフトに圧縮積層して表面
仕上げを行なったアスベスト・ディスクロールとして使
用していた。
ところがアスベスト繊維は、天然の珪酸マグネシウム鉱
物繊維であり、繊維長、繊維径、化学組成等のバラツキ
が大きく、また結晶水を含んでいるため、1000°C
を越える高温域で使用した場合、前記繊維自体の組織の
バラツキや結晶水の離脱により体積収縮をおこすため、
ロール表面にクランクが発生し、このクラックにより、
搬送される鋼板の表面が傷つけられたり、使用中に前記
クランクの拡大が進行し、ロールが金属軸から脱落する
という問題点があった。
さらに従来のアスベスト・ディスクロールはアスベスト
繊維を使用しているため、そのロールを製造する工程ば
かりでなく使用設備からもアスベスト繊維が飛散し健康
障害の恐れがあった。
すなわち、日本において昭和49年国際ガン条約に調印
し国内においてもこれまでに種々の省令でアスベストの
取り扱いを規制してきたが、昭和51年4月1日より「
特定化学物質等障害予防規則」を実施し、さらに昭和5
3年3月30日労働基準法施行規則を一部改正し、ガン
温性物質、若しくはガン理性因子又は、ガン源性工程に
おける業務による疾病中に「アスベストにさらされる業
務による肺ガンまたは中皮腫」を指定している。
この省令により、我国においてもアスベスト公害の問題
が大きくクローズアップされてきている。
これに対し、アスベスト・ディスクロールに代えて人工
耐熱繊維であるシリカ・アルミナ繊維等の無機質繊維と
無機充填材と必要に応じて添加される無機結合材及び有
機結合材によってシート状に形成されたものを、金属製
のシャフトに圧縮積層して表面仕上げを行なった搬送用
ロールが提案されている。前記搬送用ロールは、人工耐
熱繊維を使用しているため、アスベストに比較し繊維長
や繊維径のバラツキが小さく、化学組成は不純物が掻め
て少なく非常に安定しているし、結晶水を持たないため
、1000°Cをこえる高温下で使用した場合でも収縮
が小さく安定操業可能なロールである。
しかしながら、シリカ・アルミナ繊維等の無機質繊維は
非晶質であるため、980°C付近の温度下においてム
ライト再結晶を起こし、わずかであるが熱収縮を起こす
。さらに、非晶質であるため、高温下においては鋼板上
に発生した酸化鉄が付着しやすい。
したがって、鋼板の熱処理ラインにおいて前記搬送用ロ
ールは、熱処理炉の出口側および入口側、または分割式
熱処理炉の炉間ロール等、比較的温度条件の低い場所に
おいては前記ロールの金属シャフトを水冷することによ
って問題なく使用できるが、雰囲気温度が1200°C
前後に達する前記熱処理炉の均熱帯または加熱帯に用い
られる炉内ロールは、金属シャフトを水冷しているにも
かかわらず、ロール表面の温度は雰囲気温度とほぼ等し
くなってしまうため、ロール表面に微細なりランクが発
生することがある。
前記微細なりランクは、幅が非常に小さいためクランク
自身が搬送されてくる鋼板の表面に疵を残したりするこ
とはないが、アスベスト・ディスクロールと同様に使用
中に前記微細なりランクがロール内部へ徐々に拡大し金
属軸まで到達し、ロールが金属軸から脱落して使用不能
となってしまうという問題点があった。
(問題点を解決する為の手段及び作用)本発明は、前記
従来技術の欠点を除去解決することを目的とし、この目
的を達成するための手段として、特許請求の範囲に記載
した搬送用ロールを提供するものである。
すなわち、本発明は、主としてセビオライトからなるド
ーナツ状の成形体が金属軸に多数積層されてなるディス
クロールにおいて、前記積層された成形体の任意の眉間
にドーナツ状の金属板が挟設されてなることを特徴とす
る搬送用ロールである。
なお、本発明の主としてセビオライトからなるドーナツ
状の成形体は、セビオライト、有機結合材および必要に
応じて添加される無機結合材からなるものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明の搬送用ロールは、前記積層された成形体の任意
の眉間にドーナツ状の金属板が挟設されてなることが必
要である。その理由は成形体の任意の眉間に挟設せしめ
た金属板によって金属軸の水冷効果を金属軸近傍だけで
なく、ディスクロールの表面層近くまで到達せしめるこ
とができるため、1200℃前後の雰囲気温度に達する
熱処理炉の均熱帯や加熱帯でも、ロール表面ににおける
クラックの発生や金属軸からの脱落を防止することがで
き、耐久性に極めて優れた効果を有するからである。
本発明によればドーナツ状の成形体としては、金属軸に
嵌装するときの耐圧縮強度が強いこと及び低コストであ
ることがらセピオライトが望ましい。
その理由は、セピオライトは天然の含水ケイ酸マグネシ
ウムの結晶質であり、結晶水の離脱や、熱間に於ける鉱
物転移等による熱収縮はあるものの、結晶質である為、
熱間において酸化鉄の付着が著るしく少ないからである
。さらに、セピオライトは、アスベストと異なり発ガン
性がない。
また、前記有機結合材としては、NBR,5BR1アク
リル酸エステル系等のエマルジゴンラテックスや、ポリ
アクリルアマイドに代表される紙力増強剤等が使用でき
る。これらのうちでも、望ましくは、前記ドーナツ状の
成形体を製造する際のウェット強度を持たせる為の変成
アクリル酸エステル系エマルジッンラテックスと、乾燥
後の強度をもたせる為のポリアクリルアマイドの併用が
より効果的である。
本発明によれば、前記金属板の内径は、本来、金属軸の
水冷をより効果的とするための冷却フィンとして作用さ
せるため、金属軸に密接していることが望ましいが、金
属軸に嵌装する際の作業性の面から前記金属軸と若干の
クリアランスが必要であり、クリアランスが50111
以下であれば必要上の冷却効果に及ぼす影響は少ない、
望ましくはIIIIl以下がより好適である。
前記金属板の外径は、本来金属軸の冷却効果をより効果
的にする為には前記ディスクロールの外径に等しくする
ことが望ま0いが、本発明によれば、金属板の外径はデ
ィスクロールの仕上げ径より51以上小さくすることが
必要である。その理由は、金属板がロール表面に露出す
ると、搬送される鋼板に疵をつけるばかりでなく、金属
板自体が酸化物となり、この酸化物上に鋼板表面に発生
する酸化物が積層し、ビルドアップ(またはピンクアッ
プ)とよばれる現象が発生し、搬送される鋼板表面に押
し込み疵をつけてしまう為である。
また、前記金属板の内径と金属軸に前記の如く若干のク
リアランスがある為金属軸に嵌装後ロール表面を所定の
寸法に加工する際に、金属板の偏芯により金属板がディ
スクロール表面に露出しないようにする為である。
さらに、搬送する鋼板の材質、厚み等により熱処理温度
、搬送スピード等が異なる為、ロール表面およびロール
表層部に金属または金属酸化物が存在しなくてもロール
の物理的な空隙または、アルカリ金属等の不純物の存在
により搬送される鋼板表面に発生する酸化物が搬送され
る鋼板の自重によりロール表層部に逐次的に押し込まれ
堆積し、ビルドアップ(またはピックアップ)とよばれ
る現象が発生し、搬送される鋼板表面に押し込み疵をつ
けることがある。この対策として、ロール自身に一定の
摩耗率を持たせたロールを使用してロール表層部に押し
込まれた鋼の酸化物を除去するのであるが、この際前記
金属板がロール表面に露出してしまうと、前記の理由で
ビルドアップ(またはピックアンプ)を助長させてしま
うことになる。
すなわち、前記金属軸にドーナツ状の成形板お。
よび金属板を圧縮積層時の金属板のロール表面への露出
によるビルドアップ(またはピックアップ)と使用時の
ロール表面の摩耗による金属板のロール表面への露出を
防止するために、金属板の外径をディスクロールの仕上
げ径より少な(とも51以上小さくしなければならない
のである。
本発明によれば、前記金属板の厚みは1mmより薄くす
る必要がある。前記金属板の厚みを11より薄(する理
由は、1mm以上であるとロールの重量が著しく増加し
アイドル回転に支障をきたすこと、さらにドーナツ状の
セビオライトからなる成形板の眉間に金属板を挟設させ
金属軸に圧縮嵌装する際に前記金属板のないロール表層
部と金属板が隣接するロール内部に於いて前記ドーナツ
状セビオライトからなる成形板の嵩密度に著しい差が発
生し、金属板外周辺部にあたる界面に於いて著しい強度
差が生じてしまう為である。
なお、前記金属板と金属板の間隔は、必ずしも等間隔で
ある必要はなくロールを実炉で使用する際のロール表面
温度分布に合わせて適宜間隔をかえても差し支えない。
しかしながら、本発明によれば冷却効果を十分に発揮で
き、しかもロール自身の重量がアップする面から考える
と金属板と金属板の間隔が1511I11以下の範囲が
適切である。特に温度の高い部分においては前記間隔を
5■より小さくすることが好適である。
また、本発明に使用する金属板は、鉄板、亜鉛メンキ鋼
板、ステンレス鋼板、銅板等が考えられるが、耐熱性及
びコスト面から鉄板、硬度及び熱伝導性の面から銅板が
より望ましい。
本発明に係る搬送用ロールは、次のような作用がある。
まず搬送ロールの表層から金属板が嵌装されている部分
までは、1200℃付近の熱間において搬送されている
鋼板あるいは鋼の酸化物等と反応したり融着することが
なく、適度な硬さを持っているため搬送される鋼板に疵
をつけることがない。さらに、無機充填材の平均粒子径
や嵩密度を適当に設定することにより、ビルドアンプ(
またはピンクアップ)による被搬送物である鋼板への押
し込み疵を防止することが可能である。
また、搬送用ロール内部に挟設された金属板により、金
属軸の水冷効果がロール表面近傍迄有効に発揮されるた
め、ロール表面に熱収縮により発生するクランクを防止
することが可能である。
本発明を実施例により説明する。
(実施例1) 市販のセビオライト90重量%と変性アクリル酸エステ
ルエマルジョンラテックス7重量%とを水中にて撹拌混
合してスラリー状とした後、ポリアクリルアマイド系紙
力増強剤を3重量%添加した後、硫酸パン土及びポリア
クリルアマイド系高分子凝集剤にて凝集させた後、ウエ
ントマシンにて幅30抛ll厚み1抛mの連続ウェット
シートを抄造した。
次いで、ウェットシートを乾燥後の嵩密度が0.8 g
/crl、厚みが1mmとなるように脱水プレスしたも
のをウェット状態のまま内径22.05+nm 、外径
1101mのドーナツ状に打ち抜いた後乾燥しディスク
ロール用成形体を作成した。
次に、片面に金属製カラーを溶接した外径22mm肉厚
21111の金属軸に、前記成形板を2枚嵌装した後、
外径80mm、内径22.05++n 、厚み0.2m
mの銅板を1枚嵌装する。順次この作業を繰り返した後
、金属カラーを嵌装し圧縮プレスした後金属カラーを溶
接し、外径110a+m 、ロール有効面長30011
I111成形板部分の嵩密度1.4g/cdのロールと
した。また、金属板の間隔は約3.4+uiであった。
更に、このロールの外径を金属旋盤にて外径Loomm
に旋盤加工し、テスト用ディスクロールを作成した。
次に金属パイプの両端にロータリージヨイントを介して
水冷パイプを接続し電気炉内にセントし、冷却水(15
°C)を51!、/胃in流しながらロールを20rp
I11で回転させながら、30分間で1200°C迄昇
温し1200°Cで2時間保持した後電気炉炉蓋を解放
し30分間で室温となるよう強制冷却を行い、ロール表
面のクランク発生状況を観察したところ、クランクの発
生はまったくみられなかった。
(実施例2) 実施例1と同様な方法で厚み1m+1、外径265vs
、内径150111Iの成形体を作成した。また、厚み
0.2−一の鉄板を内径150.05mm、外径230
mmのドーナツ状に加工し金属板を作成した。
次に、片面に金属カラーを溶接した外径150+*m肉
厚25−剛の水冷金属軸に前記成形体を9枚嵌装した後
、前記ドーナツ状グラファイトシートを1枚嵌装する。
順次この作業を繰り返した後金属カラーを嵌装し圧縮プ
レスした後金属カラーをダブルナツトで固定し、成形体
部分の嵩密度1.5g/cd、有効面長1800mmの
ディスクロールとした。鉄板の間隔は約 4.haであ
った。更にこのロールの外径を250騙曙に旋盤加工し
、ステンレスカテナリー炉用ロールを作成した。
前記ディスクロールをカテナリー炉の炉内搬送用ロール
、(雰囲気温度1200°C)に使用したところ約60
00 トンのステンレス鋼板(SUS 304 )を熱
処理した時点でロールの外径は1mm程度摩耗したがロ
ール表面にクラックの発生はみられず、またビルドアッ
プ(ピックアップ)の発生による押し込み疵の発生もな
かった。
(実施例3) 実施例2と同様な方法で作成したロールをステンレスカ
テナリー炉において、冷間搬送(雰囲気温度550’C
)に使用したところ約3500 )ンのステンレス鋼板
を搬送した時点で、搬送されるステンレス鋼板に対し品
質的な影響は全く見られなかった。
(比較例1) 実施例1と同様なディスクロール用成形体を作成し、次
に厚み0.3 m+aの市販の鉄板を内径22.051
、外径801111のドーナツ状に加工し鉄板を作成し
た0次に片面に金属製カラーを溶接した外径22糟転肉
厚2+u+の金属軸に成形体を18枚嵌装した後金属板
を1枚嵌装する。順次この作業を繰り返した後、金属カ
ラーを嵌装し圧縮プレスした後、金属カラーを溶接し、
外径110+wm 、ロール有効面長300Illl1
1成形体部分の嵩密度1.4g/ejのロールとした。
鉄板の間隔は、30.hmであった。更にこのロールの
外径を100量糟に旋盤加工し、テスト用ディスクロー
ルを作成し、実施例1と同様の電気炉にて同条件のテス
トを行い、ロール表面のクラック発生状況を観察したと
ころ、表面に微細なりランクが3本発生していた。
(比較例2) 実施例2と同様な方法で作成した成形体を使用し金属板
を全く嵌装しないステンレスカテナリー炉用ロールを作
成し、実施例2と同様の炉において同条件で炉内搬送用
ロールに使用したところ、約500トンのステンレス鋼
板(StlS 304 )を熱処理した時点でロール表
面に数カ所微細なりランクが発生した。このクランクは
幅は狭いが、水冷金属軸近くまで貫通しており、水冷金
属軸より脱落の不安がある為、再使用を中止した。
(比較例3) 実施例3と同様であるが、金属板として銅板を使用し、
金属板の外径を250 mm、内径230m−に打ち抜
いたものを使用して、ディスクロールを作成した。実施
例3と同様の炉に使用したところ、使用開始直後に搬送
されるステンレス鋼板の表面に金属板の跡がついてしま
った。
(比較例4) 実施例2と同様であるが、金属板の厚み1.6mmのち
を2枚積層し、みかけ厚み3.2mmとして、ディスク
ロールを作成し、実施例2と同様の炉に使用したところ
約400トンのステンレス鋼板(SUS304)を熱処
理した時点でロール表面の一部が欠陥し、搬送ステンレ
ス鋼板に跡をつけたばかりでなく、部分的にビルドアッ
プ(またはピックアップ)も発生していた。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る搬送用ロールは、従来カテナ
リー炉の炉外ロール及び分割式カテナリー炉の炉間ロー
ルに使用されているディスクロールにおいて主としてセ
ピオライトからなるディスク体層間に高熱伝導体を嵌み
込むことにより、雰囲気温度の高い炉内ロールにおいて
も、搬送する鋼板に疵をつけることなく、かつクランク
が発生せず金属軸より脱落する不安がなく、また塗物搬
送においても鋼板に疵をつけない高耐久性の搬送用ロー
ルを提供することが可能となった。
また、アスベスト繊維を全く使用していない為、ロール
の製作上または使用上「特定化学物質等障害予防規則」
に規定される石綿公害を引き起こすおそれの全くない搬
送用ロールを提供することが可能となった。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)主としてセピオライトからなるドーナツ状の成形体
    が金属軸に多数積層されてなるディスクロールにおいて
    、前記積層された成形体の任意の層間にドーナツ状の金
    属板が挟設されてなることを特徴とする搬送用ロール。 2)前記挟設されてなる金属板の間隔は、15mm以下
    であることを特徴とする請求項1記載の搬送用ロール。 3)前記金属板の外径は、成形板の外径より5mm以上
    小さいことを特徴とする請求項1記載の搬送用ロール。 4)前記金属板は厚みが1mm以下であることを特徴と
    する請求項1記載の搬送用ロール。 5)前記搬送用ロールは、ステンレス鋼の熱処理炉の均
    熱帯あるいは加熱帯に用いられる搬送用ロールであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の搬送用ロール。
JP20429088A 1988-08-17 1988-08-17 搬送用ロール Pending JPH0254716A (ja)

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JP20429088A JPH0254716A (ja) 1988-08-17 1988-08-17 搬送用ロール

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05172133A (ja) * 1991-12-24 1993-07-09 Nichias Corp ディスクロール
JPH09301765A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Nichias Corp ディスクロール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01201417A (ja) * 1988-02-05 1989-08-14 Ask Corp ローラーハース型加熱炉用搬送ロール

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