JPH0249965A

JPH0249965A - 燃料供給装置

Info

Publication number: JPH0249965A
Application number: JP20011288A
Authority: JP
Inventors: Yukihiro Nishikawa; 西川　行博
Original assignee: Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Current assignee: Hitachi Unisia Automotive Ltd
Priority date: 1988-08-12
Filing date: 1988-08-12
Publication date: 1990-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）木発明は燃料供給装置、特に四輪駆動乗用車等に多く用
いられる分離型燃料タンクの燃料供給装置に関する。

を利用してポンプ作用を行なわせるものである。

従来においては、かかるジェットポンプからの燃料噴射
音の低減をはかるべく、ジェットポンプを燃料タンクの
メイン側の底面近傍に配置し、極力液中に噴射するよう
にしている。

（従来の技術］一般に、四輪駆動乗用車等に多く用いられる分離型燃料
タンクは、差動歯車装置あるいはブロベラシャクトとの
干渉を避けつつ、フラットな形状とするため、中央部下
面がへこまされメイン側とサブ側に分離されている。

そして、燃料ポンプが内蔵されたメイン側と反対のサブ
側に、燃料が無効残量として残るのを防止するために、
ジェットポンプを用いてサブ側からメイン側に燃料を送
っている。

従来かかるジェットポンプは、燃料ポンプからエンジン
の燃料噴射弁に供給される燃料のうち残余のリターン燃
料をノズルからジェット噴流として流出させ、エジェク
ト効果により得られる負圧〔発明が解決しようとする課
題］しかしながら、かかる従来の燃料併給装置にあっては、
ジェットポンプを燃料タンクの底面近傍に配置している
ことから、燃料タンク内に残有する燃料の深さに対応し
た圧力に打勝ってジェット噴流を行なう必要かある。

従って、特に満タン時等にあっては、対応する圧力も高
くなり、ジェット噴流の圧力源である燃料ポンプの負荷
が大きくなる結果、ブラシ等の電気摩耗も大きくなり耐
久性が低下するという問題があった。

本発明の目的は、かかる従来の問題を解消すべく、燃料
タンク内における燃料噴射音の低減をはかりつつ燃料ポ
ンプの耐久性の向上をはかることができる燃料供給装置
を提供すことにある。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、木発明の’ｆ１の形態は、
メイン側とサブ側とを有する燃料タンクに内蔵され、燃
料ポンプの吐出圧を利用したジェットポンプにより、サ
ブ側からメイン側へ燃料を送るようにした燃料供給装置
において、燃料タンクの満タン時液面近傍にサブタンク
を配設し、ジェットポンプの吐出口を該サブタンク内に
臨ませたことを特徴とする。

また、木発明の第２の形態は、メイン側とサブ側とを有
する燃料タンクに内蔵され、燃料ポンプの吐出圧を利用
したジェットポンプにより、サブ側からメイン側へ燃料
を送るようにした燃料供給装置において、ジェットポン
プの吐出口に可撓性チューブを接続し、可撓性チューブ
の端末を燃料タンク液面に浮遊するフロートに固定して
液中に臨ませたことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明の第１の形態によれは、　ジェットポンプからの
シェツト噴流は、燃料タンクの満タン時液面近傍に配設
されたサブタンク内に臨む吐出口より流出される。従っ
て、燃料タンク内の燃料の残留量にかかわりなく、サブ
タンク液面により決定される流出抵抗にのみ打勝って、
ジェッ］・噴流を流出させれはよく、燃料ポンプ負荷が
変動しないので、耐久性を向上させることができる。

しかも、液中への噴射であるから音も低減される。

また、本発明の第２の形態によれは、ジェット噴流は端
末が燃料タンク液面に浮遊するフロートに固定された可
撓性チューブを介して常に液中に導かれる。

そして、吐出口には何等の抵抗も存在しないから、燃料
ポンプの負荷も軽減されると共にその変動もないので噴
射音が低減されると共に耐久性か向上する。

〔実施例）以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。

第１図に本発明の第１の形態における一実施例を示す。

図において、１０は燃料タンクであり、下面中央部かへ
こまされた分離型でメイン側１０Ａおよびサブ側１０Ｂ
からなる。メイン側１０Ａには、燃料ポンプ１２が内蔵
されており、この燃料ポンプ１２はストレーナ１４を介
して燃料Ｆを吸入し、燃料バイブ１５を経てエンジン已
に供給する。エンジンＥに供給された燃料Ｆは、不図示
の燃料フィルタを通り燃圧制御弁により圧力を制御され
て燃料噴射弁に送られ、残余の燃料がリターン燃料バイ
ブ１８を介して燃料タンク１０に戻される。

リターン燃料バイブ１８はシェツトポンプ゛２０のノズ
ル２０Ａと接続される。

方、サブ側ＪＯＢの底部近傍に一端か開口する連通バイ
ブ１９の他端が、ジェットポンプ２０のケーシング２０
Ｂ内に連通されている。

そして、燃料タンクｌＯの満タン時における液面し近傍
に位置するよう取付ブラケット２１にて支持されたサブ
タンク２２内にシェツトポンプ２０の吐出口２０Ｃが臨
まされている。サブタンク２２の下面には口金２２Ａが
形成され、この口金２２Ａにはホース２４が取付けられ
ている。口金２２Ａの内径はジェットポンプ２０の吐出
量に略々見合うトレン量となるように設定される。

上記構成になる本発明の第１の形態における実施例にお
いては、エンジンＥの作動に伴い燃料ポンプ１２が作動
し、燃料Ｆをエンジン已に供給する。すると前述の如く
残余の燃料か、リターン燃料バイブ１８に戻されノズル
２ＯＡからジェット噴流として吐出口２ＯＣ内に噴射さ
れる。このとき噴流周りに生ずるエジェクト効果により
、連通バイブ１９を介してザブ側１０Ｂの燃料Ｆが吸上
げられ、ジェット噴流と件に吐出口２０Ｃから流出する
。

この燃料Ｆはサブタンク２２に貯溜している液中に流出
することから噴射音が低減する。

またサブタンク２２の液面は、口金２２Ａからのドレン
量と吐出口２０Ｃからの流出量とにより決定されるので
、トレン量の方が若干小さくなるように口金２２Ａの内
径を設定することによって、サブタンク２２の上端縁に
等しく維持される。

従って、吐出口２０Ｃからの流出抵抗か一定に保持され
る。

尚、口金２２Ａから排出されただ♂料Ｆはポース２４に
案内されて流下し、メイン側１０Ａの底部に導かれる。

これは、燃料タンクｌＯ内の燃料レベルか低下したとき
、口金２２Ａから排出された燃料が飛敗し音が発生する
のを防止している。

次に、本発明の第２の形態における一実施例を第２図に
示す。第１の形態における実施例と同一部位には同一符
号を付し、重複説明を避ける。

すなわち、本実施例ではジェットポンプ２０の吐出口２
０Ｃに蛇腹状の可撓性ビニールチューブ２５を取付け、
このチューブ２５の末端をフロート２７の中心孔２７Ａ
に圧入する。

上記の構成によれば、ジエツｉ・ポンプ２０から流出し
た燃料Ｆは、ビニールチューブ２５に案内されて、液面
に浮遊するフロート２７に固定され液中に没しているビ
ニールチューブＺ５のζ篇末２５Ａからイ夜中に排出さ
れる。

液面が変化しても、フロー１〜２７かこれに追従し、ビ
ニールチューブ２５の端末２５Ａと液面との距離は変化
せず一定に保たれる。

（発明の効果）以上の説明から明らかｌＪように、木発（ＩＪｌにＪ′
、れば、その流出抵抗を常に一定にすることができるの
で、ジェットポンプからの噴射音を低減しつつ燃料ポン
プの耐久性を向上ざ０ろことかできる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の第１の形態の一実施例を示す断面図、第２図は本発明の第２の形態の一実施（＋１）を示す部
分断面図である。ｌＯ・・・１０Ａ　・・・１０Ｂ　・・・１２　　・・・２０　　・・・２２　　・・・２５　　・・・２７　　・・・燃料タンク、メイン側、サブ側、燃料ポンプ、ジェットポンプ、サブタンク、可撓・門、ヒ′ニールチューブ、フロート。

Claims

【特許請求の範囲】１）メイン側とサブ側とを有する燃料タンクに内蔵され
、燃料ポンプの吐出圧を利用したジェットポンプにより
、サブ側からメイン側へ燃料を送るようにした燃料供給
装置において、前記燃料タンクの満タン時液面近傍にサブタンクを配設
し、前記ジェットポンプの吐出口を該サブタンク内に臨ませ
たことを特徴とする燃料供給装置。２）メイン側とサブ側とを有する燃料タンクに内蔵され
、燃料ポンプの吐出圧を利用したジェットポンプにより
、サブ側からメイン側へ燃料を送るようにした燃料供給
装置において、前記ジェットポンプの吐出口に可撓性チ
ューブを接続し、該可撓性チューブの端末を燃料タンク
液面に浮遊するフロートに固定して液中に臨ませたこと
を特徴とする燃料供給装置。