JPH0247578B2 - - Google Patents

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JPH0247578B2
JPH0247578B2 JP58251412A JP25141283A JPH0247578B2 JP H0247578 B2 JPH0247578 B2 JP H0247578B2 JP 58251412 A JP58251412 A JP 58251412A JP 25141283 A JP25141283 A JP 25141283A JP H0247578 B2 JPH0247578 B2 JP H0247578B2
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JP
Japan
Prior art keywords
operating state
intake
fuel
state
engine
Prior art date
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JP58251412A
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JPS60135644A (ja
Inventor
Haruo Okimoto
Masato Iwaki
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP25141283A priority Critical patent/JPS60135644A/ja
Publication of JPS60135644A publication Critical patent/JPS60135644A/ja
Publication of JPH0247578B2 publication Critical patent/JPH0247578B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は1次側吸気通路部と2次側吸気通路部
とが形成された吸気通路を備え、燃焼作動部にお
ける吸気が1次側吸気通路部から行われる状態と
1次側吸気通路部及び2次側吸気通路部の両者か
ら行われる状態とをとるエンジンにおいて、夫々
の状態に応じた燃料の供給を行うエンジンの燃料
供給装置に関する。
(従来技術) 自動車エンジンの分野において、1つの燃焼作
動部、即ち、燃焼室に対して1次側及び2次側の
2系統の吸気系を設け、作動状態に応じて1次側
吸気系のみからの吸気を行う状態と1次側吸気系
及び2次側吸気系の両者からの吸気を行う状態と
を選択的にとることにより、要求される出力を、
所定の空燃比を維持したもとで、効率的に得よう
とするものが提案されている。斯かるエンジン
は、例えば、特開昭51−83934号公報に開示され
ている如く、各燃焼室について1次側吸気通路と
2次側吸気通路とが夫々備えられ、比較的低負荷
域での運転時には、2次側吸気通路は閉状態とさ
れて、燃焼室への吸入空気の供給が1次側吸気通
路のみにより行わわれるとともに、1次側吸気通
路に配された燃料噴射バルブが作動せしめられて
燃料が供給され、また、比較的高負荷域での運転
時には、2次側吸気通路も開状態とされて、燃焼
室への吸入空気の供給が1次側吸気通路に加えて
2次側吸気通路によつても行われるとともに、1
次側吸気通路に配された燃料噴射バルブと2次側
吸気通路に配された燃料噴射バルブとの両者が作
動せしめられて燃料が供給されるように構成され
る。
このように、1次側吸気通路による吸入空気の
供給がなされて、そこに配された燃料噴射バルブ
による燃料供給が行われる第1の作動状態と、1
次側及び2次側の両吸気通路による吸入空気の供
給がなされて、夫々に配された2つの燃料噴射バ
ルブによる燃料供給が行われる第2の作動状態と
がとられるエンジンにあつては、例えば、その運
転状況が、第1図に示される如くの、横軸にエン
ジン回転数Nをとり縦軸にエンジン負荷Lをとつ
て示される負荷−回転数特性図上で、Pで表され
る領域にある場合には第1の作動状態となり、P
+Sで表される領域にある場合には第2の作動状
態となるように設定される。そして、各作動状態
において、エンジンの運転状況に応じての各燃料
噴射バルブからの基本燃料噴射量を決定するとと
もにその補正を行つて、供給される燃料の調量を
行うことにより、一定の空燃比を得ようとする制
御がなされるが、第1の作動状態から第2の作動
状態になり、その後短時間で再び第1の作動状態
に戻る状態移行が生じる場合、もしくは、第2の
作動状態から第1の作動状態になり、その後、短
時間で再び第2の作動状態に戻る状態移行が生じ
る場合において、空燃比の一時的変動を生じると
いう不都合が伴われる虞れがある。
この空燃比の一時的変動の発生は、次のように
考えられる。
まず、上述の前者の状態移行の場合、第1の作
動状態から第2の作動状態へ移行した直後では、
2次側吸気通路は、移行時まで燃料噴射がされて
いないので、その壁面が乾いた状態にあり、2次
側吸気通路に配された燃料噴射バルブによる燃料
供給がなされることにより噴射された燃料は、そ
の一部が、燃焼室へ到達せず、2次側吸気通路の
壁面に付着してしまう。従つて、このとき、燃焼
室へ供給される燃料が不足状態となり、空燃比が
設定値より大となつてしまう。そして、短時間の
うちに第2の作動状態から再び第1の作動状態へ
と移行すると、その移行後では、2次側吸気通路
に配された燃料噴射バルブによる燃料供給が停止
されることになるが、2次側吸気通路の壁面に付
着した燃料が燃焼室に送り込まれる。従つて、こ
のときには、燃焼室へ供給される燃料が過剰状態
となり、空燃比が設定値より小となつてしまう。
次に、前述の後者の状態移行の場合、第2の作
動状態から第1の作動状態に移行した直後では、
2次側吸気通路は、移行時まで燃料噴射がされて
いるので、その壁面に燃料が付着した状態にあ
り、2次側吸気通路に配された燃料噴射バルブに
よる燃料供給が停止されても、2次側吸気通路の
壁面に付着した燃料が燃焼室に送り込まれる。従
つて、このとき、燃焼室へ供給される燃料が過剰
状態となり、空燃比が設定値より小となつてしま
う。そして、短時間のうちに第1の作動状態から
再び第2の作動状態へと移行すると、その移行直
後では、2次側吸気通路に配された燃料噴射バル
ブによる燃料供給が再開されるが、その直前には
燃料噴射がされていないので、2次側吸気通路の
壁面は、充分に燃料で濡れた状態にはなく、噴射
された燃料の一部は2次側吸気通路の壁面に付着
して、燃焼室に到達しないことになる。従つて、
このときには、燃焼室へ供給される燃料が不足状
態となり、空燃比が設定値より大となつてしま
う。
以上のようにして、前述のいずれの状態移行の
場合においても、空燃比が設定値より大になる状
態と小になる状態とが、もしくは、小になる状態
と大になる状態とが短時間のうちに連続的にとら
れることになり、その結果、空燃比における顕著
な一時的変動が生じることになる。そして、エン
ジンにおける前述の如くの状態移行、即ち、第1
または第2の作動状態から短時間だけ第2または
第1の作動状態になり、再び第1または第2の作
動状態に戻る状況は、自動車の実際の走行時には
比較的大なる頻度で起こり得ることであり、上述
の如くの空燃比の一時的変動は燃料経済性や排気
特性等に少なからぬ悪影響を及ぼすものとなる。
(発明の目的) 斯かる点に鑑み本発明は、燃焼室に対して1次
側吸気通路部と2次側吸気通路部とが設けられ、
燃焼室への吸入空気の供給が、吸入空気量が比較
的少量となるとき、1次側吸気通路部のみによつ
てなされて、吸入空気量が比較的多量となるとき
には、燃焼室への吸入空気の供給が1次側及び2
次側吸気通路部の両者によつてなされるエンジン
が、予め設定された第1の運転状態にあるとき第
1の燃料噴射バルブのみによつて燃料供給を行う
第1の作動状態をとり、予め設定された第2の運
転状態にあるとき第1及び第2の燃料噴射バルブ
の両者によつて燃料供給を行う第2の作動状態を
とるものとされ、エンジンが、継続的に第1もし
くは第2の運転状態をとる場合には所定の空燃比
が維持されるようにし、また、第1または第2の
運転状態から短時間だけ第2または第1の運転状
態になり、再び第1または第2の運転状態に戻る
状態移行が生じる場合にも、空燃比の変動が低減
せしめられるようにする燃料供給を行うことがで
きるエンジンの燃料供給装置を提供することを目
的とする。
(発明の構成) 本発明に係るエンジンの燃料供給装置は、燃焼
室に対して1次側吸気通路部と2次側吸気通路部
とが形成されて、吸入空気量が比較的少量となる
とき1次側吸気通路部による燃焼室への吸入空気
の供給がなされ、吸入空気量が比較的多量となる
とき1次側吸気通路部及び2次側吸気通路部の両
者による燃焼室への吸入空気の供給がなされるエ
ンジンにおける1次側及び2次側吸気通路部に
夫々配された第1及び第2の燃料噴射バルブと、
エンジンの運転状態を検出し、検出された運転状
態に応じた検出出力を発生する検出手段と、検出
手段から得られる検出出力に基づいて、エンジン
が予め設定された第1の運転状態にあることが検
知されるとき、第1の燃料噴射バルブに燃料供給
動作を行わせる第1の作動状態をとり、エンジン
が予め設定された第2の運転状態にあることが検
知されるとき、第1及び第2の燃料噴射バルブの
両者に燃料供給動作を行わせる第2の作動状態を
とるとともに、第1の作動状態と第2の作動状態
とにおける一方から他方への切換えの前後におい
て第1の燃料噴射バルブによる燃料供給量と第1
の燃料噴射バルブ及び第2の燃料噴射バルブの両
者による燃料供給量とが略等しくなるようになす
動作制御手段とを備え、さらに、検出手段から得
られる検出出力に基づいて第1の運転状態と第2
の運転状態とにおける一方から他方への移行が生
じたことが検知されるとき、その移行後所定の時
間第2の運転状態もしくは第1の運転状態が継続
されることに応じて、動作制御手段に、第1の作
動状態と第2の作動状態とにおける一方から他方
への切換えを行わせる動作補正手段が設けられた
ものとされて構成される。
このように構成されることにより、第1の運転
状態と第2の運転状態との間の移行が生じたと
き、移行後の状態が所定時間継続するときのみ第
2の燃料噴射バルブによる燃料供給の開始もしく
は停止がなされることになり、空燃比が設定値よ
り大もしくは小となる状態と小もしくは大となる
状態とが短時間のうちに連続的にとられることが
回避され、空燃比の変動が著しく低減せしめられ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面の第2図以
降を参照して述べる。
第2図は、本発明に係るエンジンの燃料供給装
置の一例を、これが適用されたエンジンの一部分
とともに示す。ここで、エンジン本体1は、ピス
トン2を内蔵したシリンダー部を有するシリンダ
ー・ブロツク3と、このシリンダー・ブロツク3
上に配された、吸気バルブ4及び排気バルブ5が
取り付けられたシリンダー・ヘツド6とを備えて
おり、シリンダー・ブロツク3のシリンダー部及
びその中のピストン2のピストン・ヘツド部とこ
れに対応するシリンダー・ヘツド6内の凹部とで
囲まれた燃焼室7が形成されている。シリンダ
ー・ヘツド6には、燃焼室7に通じる吸気ポート
8及び排気ポート9が形成されており、吸気ポー
ト8に吸気マニホールド10が接続され、また、
排気ポート9には排気マニホールド11が接続さ
れている。
吸気ポート8及び吸気マニホールド10内に
は、矢印Aで示される如くにエアクリーナ(図示
せず)を通して引き込まれる吸入空気を、吸気バ
ルブ4を介して燃焼室7へ供給するための吸気通
路12が形成されている。この吸気通路12に
は、吸入空気流量を検出するエアフローセンサ1
3が出力部13aを伴つて配され、エンジン負荷
を検出するための吸気負圧センサ14が取り付け
られ、また、主スロツトルバルブ15が配されて
いる。さらに、吸気通路12の燃焼室7側を形成
する吸気ポート8及び吸気マニホールド10内に
は、隔壁16及び17が夫々設けられており、吸
気通路12の燃焼室7側には、これら隔壁16及
び17により、1次側吸気通路18及び2次側吸
気通路19が形成されている。そして、2次側吸
気通路19には、これを開閉する副スロツトルバ
ルブ20が設けられている。この副スロツトルバ
ルブ20は、例えば、主スロツトルバルブ15と
機械的に連結されて、主スロツトルバルブ15の
開度が所定値以上となるとき開状態とされ、2次
側吸気通路19を吸入空気が流れることができる
ようにする。
斯かるエンジンに適用された本発明に係るエン
ジンの燃料供給装置の一例にあつては、エンジン
本体1に対して備えられた1次側吸気通路18及
び2次側吸気通路19に、燃料噴射バルブ21及
び22が夫々配され、また、これら燃料噴射バル
ブ21及び22の動作を制御するための制御ユニ
ツト23が設置されている。燃料噴射バルブ21
及び22は、例えば、電磁制御バルブとされ、
夫々の制御端子21t及び22tに制御ユニツト
23から噴射制御パルスQp及びQsが供給され
て、これら噴射制御パルスQp及びQsの各パルス
幅に対応する期間に、夫々、1次側吸気通路18
及び2次側吸気通路19への燃料噴射を行うよう
にされている。
制御ユニツト23には、エアフローセンサ13
の出力部13aからの、吸気通路12における吸
入空気流量をあらわす空気流量検出信号Sa,吸
気負圧センサ14からのエンジン負荷をあらわす
負荷検出信号S1、及びエンジン回転数センサ2
4から得られるエンジン回転数をあらわす回転数
検出信号Snが供給され、制御ユニツト23では、
これらの各種の検出信号にもとずいて、噴射制御
パルスQp及びQsが形成される。
このような構成において、主スロツトルバルブ
15の開度が所定角度以下である場合には、副ス
ロツトルバルブ20は閉状態に保たれ、従つて、
吸入空気は1次側吸気通路18のみを通じて、吸
気バルブ4の開状態のもとに、燃焼室7に供給さ
れる。このとき、エアフローセンサ13の部分に
おける吸入空気流量は所定値以下となり、空気流
量検出信号Saのレベルも所定レベル以下となる。
また、吸気負圧センサ14からの負荷検出信号S
1及びエンジン回転数センサ24からの回転数検
出信号Snの夫々は、エンジンの運転状況が、第
1図に示される負荷―回転数特性図上の領域Pに
相当する領域に位置せしめられるものとなつてい
ることを示すレベルとなる。そして、このときに
は、制御ユニツト23から噴射制御パルスQpの
みが得られ、その結果、1次側吸気通路18に配
された燃料噴射バルブ21のみによる燃料供給が
行われる。
主スロツトルバルブ15の開度が上述の所定角
度を越えるものとされる場合には、副スロツトル
バルブ20が主スロツトルバルブ15の開度に応
じた開度で開状態となり、これにより吸入空気は
1次側吸気通路18及び2次側吸気通路19の両
者を通じて、吸気バルブ4の開状態のもとに、燃
焼室7に供給される。このとき、エアフローセン
サ13の部分における吸入空気流量は上述の所定
値を越える値となり、空気流量検出信号Saのレ
ベルも所定レベルを越えるレベルとなる。また吸
気負圧センサ14からの負荷検出信号S1及びエ
ンジン回転数センサ24からの回転数検出信号
Snの夫々は、エンジンの運転状況が、前述した
第1図に示される負荷―回転数特性図上の領域P
+Sに相当する領域に位置せしめられるものとな
つていることを示すレベルとなる。そして、この
ときには、制御ユニツト23から噴射制御パルス
Qp及びQsが得られ、その結果、1次側吸気通路
18に配された燃料噴射バルブ21及び2次側吸
気通路19に配された燃料噴射バルブ22の両者
による燃料供給が行われる。但し、このとき、噴
射制御パルスQp及びQsのパルス幅は、同条件で
噴射制御パルスQpのみが送出されると仮定した
場合の噴射制御パルスQpのパルス幅の略1/2とさ
れる。
そして、斯かる本発明に係るエンジンの燃料供
給装置においては、エンジンの状態が第1の運転
状態から第2の運転状態に移行し、それに伴つ
て、1次側吸気通路18のみにより燃焼室7へ吸
入空気が供給される第1の吸気状態から1次側吸
気通路18及び2次側吸気通路19の両者により
燃焼室7へ吸入空気が供給される第2の吸気状態
への移行が生じたとき、制御ユニツト23は、移
行にともなつて直ちに噴射制御パルスQpと噴射
制御パルスQsとの両者を送出するのではなく、
移行後第2の吸気状態が所定の時間以上継続した
とき、噴射制御パルスQpと噴射制御パルスQsと
を送出して燃料噴射バルブ21と燃料噴射バルブ
22とに燃料噴射をおこなわせるように作動す
る。但し、このときの噴射制御パルスQp及びQs
のパルス幅は、同条件で噴射制御パルスQpのみ
が送出されると仮定した場合の噴射制御パルス
Qpのパルス幅の略1/2とされる。これにより、第
1の吸気状態から上述の所定の時間より短い短時
間だけ第2の吸気状態となり、再び第1の吸気状
態に戻る場合には、2次側吸気通路19に配され
た燃料噴射バルブ22による燃料供給は行われな
い。従つて、この場合、第2の吸気状態となる短
時間において燃料供給態様が変化せず、空燃比が
設定値より大となる状態と小となる状態とが短時
間のうちに連続的に生じることが回避され、従来
に比して、空燃比の変動が著しく低減されること
になる。
また、第2の吸気状態から第1の吸気状態への
移行が生じたときにも、制御ユニツト23は、移
行にともなつて直ちに噴射制御パルスQsの送出
を停止するのではなく、移行後第1の吸気状態が
所定の時間以上継続したとき、噴射制御パルス
Qsの送出を停止して燃料噴射バルブ22に燃料
噴射を止めさせるように作動する。そして、この
とき送出される噴射制御パルスQpのパルス幅は、
同条件で噴射制御パルスQp及びQsの両者が送出
されると仮定した場合の両パルスのパルス幅の略
2倍とされる。これにより、第2の吸気状態から
所定の時間より短い短時間だけ第1の吸気状態と
なり、再び第2の吸気状態に戻る場合には、2次
側吸気通路19に配された燃料噴射バルブ22か
らの燃料供給は停止されることなく行われる。従
つて、この場合、第1の吸気状態となる短時間に
おいて、燃料供給態様が変化せず、空燃比が設定
値より小となる状態と大となる状態とが短時間の
うちに連続的に生じることが回避され、従来に比
して、空燃比の変動が著しく低減される。
さらに、第1の吸気状態から第2の吸気状態へ
の移行に際して、吸気通路における吸入空気流量
が急激に増加して直ちに前述の所定値より大なる
別の所定値を越えるものとなる場合、例えば、自
動車の急加速が行われて主スロツトルバルブ15
が急激に全開状態とされるような場合には、制御
ユニツト23は、第1の吸気状態から第2の吸気
状態への移行後、直ちに、噴射制御パルスQpと
噴射制御パルスQsとを、例えば、上限パルス幅
を有するものとして送出し、燃料噴射バルブ21
及び22に上限量の燃料噴射を行わせるように作
動する。このようにされることにより、急増せし
められた吸入空気流量に対応する適量の燃料が燃
料噴射バルブ21及び22の両者により直ちに供
給されることになり、エンジンの出力急増時にお
ける応答性が適正に保たれる。
上述の如くの動作を行う制御ユニツト23の一
例は、第3図に示される如くに構成される。
第3図に示される制御ユニツト23の例におい
て、入力端子30,31及び32を介して、
夫々、回転数検出信号Sn、負荷検出信号S1及
び空気流量検出信号Saが基本噴射量算出・補正
回路33に供給される。回路33は、これら信号
Sn,S1及びSa、さらには、エンジンの作動状
態に関する他の情報をあらわす信号にもとずい
て、まず、燃料噴射バルブ21及び22の一方も
しくは両者から噴射される燃料の基本量、即ち、
基本噴射量を算出し、次に、算出された基本噴射
量に補正を加えて、そのときの燃料噴射バルブ2
1もしくは燃料噴射バルブ21及び22の両者か
ら噴射されるべき燃料の量を得、この燃料噴射量
に応じた電圧レベルを有する信号Sbを発生する。
この信号Sbは、直後、スイツチ34の一方の固
定接点34aに供給されるとともに、分圧回路3
5で電圧レベルが1/2となるようにされた信号
1/2Sbとされて、スイツチ34の他方の固定接
点34bに供給される。
スイツチ34の選択接点34cに得られる信号
Sbもしくは1/2Sbは、パルス発生回路36に供
給され、その出力端に信号Sbもしくは1/2Sbの
レベルに応じたパルス幅を有するパルスQ′pが得
られる。そして、このパルスQ′pが駆動回路37
に供給され、その出力端に燃料噴射バルブ21を
制御するための噴射制御パルスQpとして得られ
て、燃料噴射バルブ21の制御端子21tに供給
される。また、スイツチ34の選択接点34cか
らの信号Sbもしくは、1/2Sbは、スイツチ38
の入力端にも供給される。スイツチ38はオンと
なるとき信号1/2Sbをその出力端に取り出すよ
うにされており、取り出された信号1/2Sbはパ
ルス発生回路39に供給される。そして、パルス
発生回路39の出力端に信号1/2Sbのレベルに
応じたパルス幅を有するパルスQ′sが得られる。
このパルスQ′sは駆動回路40に供給され、その
出力端に燃料噴射バルブ22を制御するための燃
料噴射パルスQsとして得られて、燃料噴射バル
ブ22の制御端子22tに供給される。
一方、入力端子32からの空気流量検出信号
Saはレベル比較回路41及び42の夫々の比較
端子に供給される。比較回路41の基準端子に
は、電圧発生回路43からの基準レベルV1を有
した電圧が供給されて、比較回路41の出力端に
は、空気流量検出信号Saのレベルが基準レベル
V1以下のとき0で、基準レベルV1を越えると
き所定の正レベルをとる比較出力信号S1が得ら
れる。ここで、基準レベルV1は、1次側吸気通
路18のみにより燃焼室7へ吸入空気が供給され
る第1の吸気状態から、1次側吸気通路18及び
2次側吸気通路19の両者により燃焼室7へ吸入
空気が供給される第2の吸気状態への移行、もし
くは、その逆の移行が生じるときにおける空気流
量検出信号Saのレベルに選定されている。また、
比較回路42の基準端子には、電圧発生回路44
からの基準レベルV2が供給され、比較回路42
の出力端には、空気流量検出信号Saのレベルが
基準レベルV2以下のとき0で、基準レベルV2
を越えるとき所定の正レベルをとる比較出力信号
S4が得られる。ここで、基準レベルV2は、基
準レベルV1より高く、最大吸入空気流量時にお
ける空気流量検出信号Saのレベルより若干低い
レベルに選定される。
比較出力信号S1は積分回路45に供給され、
その出力端に比較出力信号S1の積分出力S2が
得られて、比較回路46の比較端子に供給され
る。比較回路46の基準端子には、電圧発生回路
47から基準レベルV3が供給され、比較回路4
6の出力端には、積分出力S2のレベルが基準レ
ベルV3以下のとき0で、基準レベルV3を越え
るとき所定の正レベルをとる比較出力信号S3が
得られる。基準レベルV3は、比較出力信号S1
がとる正レベルの1/2に選定される。そして、比
較出力信号S3と比較回路42からの比較出力信
号S4とがオア回路48に供給されて両信号のオ
ア出力S5が得られ、このオア出力S5がスイツ
チ34及び38の制御端に供給される。そして、
オア出力S5が0のとき、スイツチ34の選択接
点34cが固定接点34aに接続され、スイツチ
38はオフとされる。また、オア出力S5が正レ
ベルをとるとき、スイツチ34の選択接点34c
が固定接点34bに接続され、スイツチ38がオ
ンとされる。
ここで、空気流量検出信号Saのレベルが、第
4図Aに示される如くに、基準レベルV1及びV
2に対して変化するものとする。この空気流量検
出信号Saのレベル変化は、エンジンの運転状況
が、第4図において示される期間X1では、主と
して、第1の吸気状態にあつて、そのうちの短時
間y1のみ第2の吸気状態となり、次の期間X2
では主として第2の吸気状態にあつて、そのうち
の短時間y2のみ第1の吸気状態となり、次の期
間X3では再び第1の吸気状態になり、さらに続
く期間X4では、第1の吸気状態から急激に移行
した第2の吸気状態にあり、しかも、吸入空気流
量が上限値になつていることを示している。
この場合、比較出力信号S1は、第4図Bに示
される如く、期間X1では、短時間y1において
のみ正レベルvをとつて他では0となり、期間X
2では短時間y2においてのみ0で他では正レベ
ルvをとり、期間X3では0となり、さらに、期
間X4では正レベルvをとるものとなる。そし
て、積分出力S2は、第4図Cに示される如く、
期間X1では比較出力信号S1の短時間y1にお
ける正レベルvにもとずく正レベル部が得られる
が、この正レベル部は基準レベルV3に達しな
い。次の期間X2では、比較出力信号S1がとる
正レベルvにもとずき、積分回路45の時定数で
定まる勾配をもつてレベルが次第に上昇してい
き、基準レベルV3を越えて正レベルvに達して
一定化する。その後、比較出力信号S1が短時間
y2において0となることにもとずいて正レベル
vから低下してレベル低下部を生じるが、このレ
ベル低下部のレベルは基準レベルV3以下とはな
らない。次の期間X3では比較出力信号S1が0
となることにもとずき、積分回路45の時定数で
定まる勾配をもつて、レベルが正レベルvから次
第に低下していき、基準レベルV3を越えて0と
なる。さらに、期間X4では、比較出力信号S1
が再び正レベルvをとることにもとずき、レベル
が次第に上昇していき、正レベルvに達する。斯
かる積分出力S2のレベル変化の結果、比較出力
信号S3は、第4図Dに示される如く、期間X1
では0となり、期間X2では、その開始後積分出
力S2のレベルが基準レベルV3に達する時点t
1までは0で、時点t1後は正レベルvをとる。
そして、期間X3では、その開始後積分出力S2
のレベルが基準レベルX3にまで低下する時点t
2までは、引続き正レベルvをとり、時点t2後
は0となる。さらに、期間X4では、積分出力S
2のレベルが基準レベルV3に達する時点t3ま
では0で、時点t3後は正レベルvをとる。ま
た、比較出力信号S4は、第4図Eに示される如
く、期間X4において空気流量検出信号Saのレ
ベルが基準レベルV2に達する時点t4までは0
で、時点t4後は、空気流量検出信号Saのレベ
ルが基準レベルV2以下となるまで正レベルをと
る。この結果、オア出力S5は、第4図Fに示さ
れるごとく、期間X2中の時点t1から期間X3
中の時点t2までの間、及び期間X4中の時点t
4後において正レベルvをとり、他のときには0
となる。
このため、第4図に示される期間X1において
は、スイツチ34の選択接点34cは固定接点3
4aに接続されるとともに、スイツチ38はオフ
とされる。従つて、信号Sbがパルス発生回路3
6に供給され、駆動回路37から信号Sbにもと
ずく噴射制御パルスQpが得られ、一方、噴射制
御パルスQsは得られない。次に、期間X2にお
いては、時点t1までは期間X1と同じ状態が保
たれ、時点t1後は、スイツチ34の選択接点3
4cが固定接点34bに接続されるとともに、ス
イツチ38がオンとされて、信号1/2Sbがパル
ス発生回路36及び39の両者に供給される。こ
れにより、駆動回路37から信号1/2Sbにもと
ずく噴射制御パルスQpが得られ、かつ、駆動回
路40から信号1/2Sbにもとずく噴射制御パル
スQsが得られる。続く期間X3においては、時
点t2までは期間X2中の時点t1後と同じ状態
が保たれ、時点t2後は期間X1と同じ状態がと
られる。さらに、期間X4では、その開始直後の
時点t4において、期間X1と同じ状態から期間
X2の時点t1後と同じ状態への切換えが行われ
る。
このようにして、第1の吸気状態から第2の吸
気状態への、もしくは、その逆の移行が生じたと
きには、移行後の状態が、上述の期間X2の開始
時点から時点t1までの、もしくは、期間X3の
開始時点から時点t2までの時間に対応する所定
の時間継続したとき、はじめて燃料供給態様の切
換えがなされ、短時間y1もしくはy2において
のみ第1の吸気状態もしくは第2の吸気状態がと
られる場合には、燃料供給態様は変化せしめられ
ないようにされる。但し、第1の吸気状態から第
2の吸気状態への移行が、吸入空気流量が最大値
もしくはそれに近い値となる状態を伴つて生じる
ときには、移行後直ちに、燃料噴射バルブ21及
び22の両者による燃料供給が行われるようにさ
れる。
制御ユニツト23は、また、マイクロ・コンピ
ユータを用いて構成することもできる。斯かる場
合におけるマイクロ・コンピユータの中央処理部
(CPU)が実行する。第1の吸気状態から第2の
吸気状態への移行に際してのプログラムの一例
を、第5図のフローチヤートを参照して説明す
る。
まず、スタート後、プロセス50でフラツグ
FLGbをフラツグFLGnに合わせる。そして、プ
ロセス51で回転数検出信号Snから得られるエ
ンジン回転数Neと空気流量検出信号Saにもとず
いて得られる吸入空気流量Ia等から、噴射制御パ
ルス幅PWoを算出する。次に、プロセス52で、
エンジン回転数Neと負荷検出信号S1にもとず
いて得られるエンジン負荷Leとを、例えば、第
6図に示される如くの、第1の吸気状態がとられ
る領域P′及び第2の吸気状態がとられる領域P′+
S′の区分を示す負荷―回転数特性をあらわすもの
とされたデータ・テーブルと照合する。プロセス
52における照合の結果にもとずき、デイシジヨ
ン53で第2の吸気状態か否かを判断する。ここ
で、第2の吸気状態でなければ、第1の吸気状態
にあることになるので、プロセス54でフラツグ
FLGnを1にして、プロセス55へ進む。プロセ
ス55では、燃料噴射バルブ21へ供給すべき噴
射制御パルスQp用のパルス幅PWpを、プロセス
51で算出された噴射制御パルス幅PWoに予め
無効時間τを見込んで、PWp=PWo+τとして
算出し、また、燃料噴射バルブ22へ供給すべき
噴射制御パルスQs用のパルス用幅PWsを0とし
て算出する。そして、次のプロセス56で、パル
ス幅PWpを有した噴射制御パルスQpを送出し、
これにより、燃料噴射バルブ21を作動せしめ
る。なお、パルス幅PWsは0であるから噴射制
御パルスQsは送出されない。その後、スタート
に戻る。
デイシジヨン53における判断の結果、第2の
吸気状態である場合には、プロセス57でフラツ
グFLGnを0にし続くデイシジヨン58でフラツ
グFLGnがフラツグFLGbに合致していないか否
かを判断する。この判断は、新たに第2の吸気状
態になつたのか、先回も第2の吸気状態にあつた
のかを知るものであり、フラツグFLGnがフラツ
グFLGbに合致していなければ、新たに第2の吸
気状態になつたこと、即ち、第1の吸気状態から
第2の吸気状態に移行したことになるので、プロ
セス59でプリセツタブル・ダウンカウンタに所
定の時間に対応するカウント値Toをロードして
そのカウント値TをToとし、デイシジヨン60
に進む。一方、デイシジヨン58でFLGnが
FLGbに合致していると判断された場合には、先
回も第2の吸気状態にあつたことになるので、直
接デイシジヨン60に進む。
デイシジヨン60でダウンカウンタのカウント
値Tが0であるか否かを判断する。カウント値T
が0でなければ、第2の吸気状態に移行後カウン
ト値Toがあらわす所定の時間が経過していない
ことになるので、プロセス61でダウンカウンタ
のカウント値Tを1減じて、プロセス62に進
む。プロセス62では、例えば、第7図に示され
る如くの上限噴射制御パルス幅PWu―エンジン
回転数Ne特性をあらわすものとされたデータ・
テーブルから、そのときのエンジン回転数におけ
る上限噴射制御パルス幅PWuを読取る。そして、
デイシジヨン63で、プロセス51で算出された
噴射制御パルス幅PWoが上限噴射制御パルス幅
PWuを越えているか否かを判断する。この判断
は、第2の吸気状態にあつて吸入空気流量が最大
値もしくはそれに近い値にあるか否かを知るもの
であり、噴射制御パルス幅PWoが上限噴射制御
パルスPWu以下であれば、燃料噴射バルブ21
のみによる燃料供給態様を保つべく、プロセス5
5に進み、前述と同様のフローで進む。また、噴
射制御パルス幅PWoが上限噴射制御パルス幅
PWuを越えるものであれば、直ちに燃料噴射バ
ルブ21及び22の両者による燃料供給態様には
いるべく、プロセス64でダウンカウンタのカウ
ント値Tを0にして、プロセス65へ進む。プロ
セス65では、燃料噴射バルブ21及び22へ
夫々供給すべき噴射制御パルスQp及びQs用のパ
ルス幅PWp及びPWsを、噴射制御パルス幅PWo
の1/2に予め無効時間τを見込んで、PWp=PWs
=1/2PWo+τとして算出する。そして、次のプ
ロセス56で、パルス幅PWpを有した噴射制御
パルスQp及び同じくパルス幅PWsを有した噴射
制御パルスQsを送出し、これにより、燃料噴射
バルブ21及び22の両者を作動せしめる。その
後、スタートに戻る。
一方、デイシジヨン60でダウンカウンタのカ
ウント値Tが0であると判断された場合には、第
2の吸気状態が、移行後カウント値Toがあらわ
す所定の時間以上経過したことになるので、プロ
セス65に進み、以後上述の如くにして、燃料噴
射バルブ21及び22の両者による燃料供給態様
をとるようにする。
このようにして、第1の吸気状態から第2の吸
気状態への移行が生じたときには、移行後第2の
吸気状態が、プリセツタブル・ダウンカウンタに
おけるカウント値Toに対応する所定の時間以上
継続するときのみ、燃料噴射バルブ21及び22
の両者による燃料供給がおこなわれるようにさ
れ、但し、第1の吸気状態から第2の吸気状態へ
の移行が、吸入空気流量が最大値もしくはそれに
近い値となる状態を伴つて生じるときには、移行
後直ちに、燃料噴射バルブ21及び22の両者に
よる燃料供給が行われるようにされる。
なお、上述の例においては、第1の吸気状態か
ら第2の吸気状態への移行もしくはその逆の移行
が、エンジンの第1の運転状態から第2の運転状
態への移行もしくはその逆の移行として捉えられ
ているが、本発明に係るエンジンの燃料供給装置
は、エンジンの第1の運転状態から第2の運転状
態への移行もしくはその逆の移行が、第1の吸気
状態から第2の吸気状態への移行もしくはその逆
の移行に合致しない場合にも適用できることは勿
論であり、斯かる際には、エンジンの第1の運転
状態から第2の運転状態への移行もしくはその逆
の移行が、吸気状態の検出とは異なつた検出を行
うものとされるエンジンの運転状態に対する検出
手段が使用される。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るエ
ンジンの燃料供給装置によれば、燃焼室に対して
1次側吸気通路と2次側吸気通路とが設けられ、
燃焼室への吸入空気の供給が吸入空気量が比較的
少量であるときには1次側吸気通路部のみによつ
てなされ、吸入空気量が比較的多量であるときに
は1次側及び2次側吸気通路部の両者による燃焼
室への吸入空気の供給がなされるエンジンにおい
て、予め設定された第1の運転状態もしくは第2
の運転状態が継続的にとられているもとでは、空
燃比が所定の設定値に維持するようになす燃料供
給を行えるのみならず、第1の運転状態から第2
の運転状態へ、もしくは、その逆に移行するも、
移行後極めて短時間で再び元の第2の運転状態も
しくは第1の運転状態に戻つてしまう状態移行が
生じる場合に際して、空燃比の変動を効果的に低
減せしめるようになす燃料供給を行うことができ
る。そして、その結果、エンジンに関しての燃料
経済性や排気特性等の改善がはかられることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジン吸気状態に関しての負荷―回
転数特性を示す図、第2図は本発明に係るエンジ
ンの燃料供給装置の一例をこれが適用されたエン
ジンの一部分とともに示す概略構成図、第3図は
第2図の例に用いられる制御ユニツトの一例を示
すブロツク接続図、第4図は第3図に示される制
御ユニツトの動作説明に供される波形図、第5図
は第2図の例に用いられる制御ユニツトの他の例
におけるマイクロ・コンピユータの動作プログラ
ムの一例を示すフローチヤート、第6図及び第7
図は第5図のフローチヤートに従う動作の説明に
供される特性図である。 図中、1はエンジン本体、7は燃焼室、12は
吸気通路、13はエアフローセンサ、14は吸気
負圧センサ、15は主スロツトルバルブ、18は
1次側吸気通路、19は2次側吸気通路、20は
副スロツトルバルブ、21及び22は燃料噴射バ
ルブ、23は制御ユニツト、24はエンジン回転
数センサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼室に対する1次側吸気通路部と2次側吸
    気通路部とが形成されて、吸入空気量が比較的少
    量となるとき上記1次側吸気通路部による燃焼室
    への吸入空気の供給がなされ、吸入空気量が比較
    的多量となるとき上記1次側吸気通路部及び2次
    側吸気通路部の両者による上記燃焼室への吸入空
    気の供給がなされるエンジンにおける上記1次側
    及び2次側吸気通路部に夫々配された第1及び第
    2の燃料噴射バルブと、 上記エンジンの運転状態を検出し、検出された
    運転状態に応じた検出出力を発生する検出手段
    と、 該検出手段から得られる検出出力に基づいて、
    上記エンジンが予め設定された第1の運転状態に
    あることが検知されるとき、上記第1の燃料噴射
    バルブに燃料供給動作を行わせる第1の作動状態
    をとり、上記エンジンが予め設定された第2の運
    転状態にあることが検知されるとき、上記第1及
    び第2の燃料噴射バルブの両者に燃料供給動作を
    行わせる第2の作動状態をとるとともに、上記第
    1の作動状態と第2の作動状態とにおける一方か
    ら他方への切換えの前後において上記第1の燃料
    噴射バルブによる燃料供給量と上記第1の燃料噴
    射バルブ及び第2の燃料噴射バルブの両者による
    燃料供給量とが略等しくなるようになす動作制御
    手段と、 上記検出手段から得られる検出出力に基づいて
    上記第1の運転状態と上記第2の運転状態とにお
    ける一方から他方への移行が生じたことが検知さ
    れるとき、その移行後所定の時間上記第2の運転
    状態もしくは第1の運転状態が継続されることに
    応じて、上記動作制御手段に、上記第1の作動状
    態と第2の作動状態とにおける一方から他方への
    切換えを行わせる動作補正手段と、 を具備して構成されるエンジンの燃料供給装置。
JP25141283A 1983-12-24 1983-12-24 エンジンの燃料供給装置 Granted JPS60135644A (ja)

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