JPH0244331Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0244331Y2
JPH0244331Y2 JP1983067808U JP6780883U JPH0244331Y2 JP H0244331 Y2 JPH0244331 Y2 JP H0244331Y2 JP 1983067808 U JP1983067808 U JP 1983067808U JP 6780883 U JP6780883 U JP 6780883U JP H0244331 Y2 JPH0244331 Y2 JP H0244331Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
wiping
operating lever
case
rotating members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983067808U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59173126U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6780883U priority Critical patent/JPS59173126U/ja
Publication of JPS59173126U publication Critical patent/JPS59173126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0244331Y2 publication Critical patent/JPH0244331Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はテープレコーダー等に装填して使用さ
れる磁気ヘツドクリーニング装置に関するもので
ある。
(従来技術) 従来、テープレコーダー等の磁気ヘツドをクリ
ーニングするに際しては綿棒やクリーニングペン
にクリーニング液を浸潤させて払拭するのが一般
的であつた。
しかし、近時は磁気ヘツド付近の機構、構造も
複雑となつていて綿棒等で払拭することは容易で
はなく、特に、カーステレオ等の場合には磁気ヘ
ツドがケース内部に位置しているためこれをクリ
ーニングすることが極めて困難である。
そこで、本考案者は先にテープレコーダーに装
填することにより、リール駆動軸の回転を利用し
て磁気ヘツドを自動的にクリーニングできるよう
にした装置を提案した(実開昭57−168839号)
が、オートリバース型テープレコーダーに使用す
るには不便な場合が生ずる。
近時、リール駆動軸のハブ係合用爪に係合して
回転する歯車状の二つの回転部材の中間に両回転
部材を連動させるための歯車状の伝達部材を配置
してこの伝達部材に形成したカム部によつて作動
レバーを揺動させ、この作動レバーの揺動によつ
て該作動レバーに係合せしめた払拭部材を摺動さ
せて磁気ヘツドをクリーニングするように構成し
たものも提案されているが、伝達部材と作動レバ
ーとの係合構造が複雑であり、また、払拭部材を
配置するために、作動レバーに肉薄によるバネ部
を介して払拭部材ホルダー部を一体成型した構成
となつているが、これでは払拭部材を磁気ヘツド
に接触させるためのバネ力の設定が面倒である、
という欠点がある。
(考案の目的) 本考案の目的は上記した従来の欠点を解消する
と共に先に提案した磁気ヘツドクリーニング装置
を改良し、特に、オートリバース方式のものに使
用するのに最適な磁気ヘツドクリーニング装置を
提供することにある。
(考案の構成) 本考案は、カセツトハーフ内に配置され、リー
ル駆動軸のハブ係合用爪に係合して回転する二つ
の歯車状の回転部材と、両回転部材を連動させる
ために両回転部材間に配置された歯車状の伝達部
材と、リール駆動軸の回転に伴なつて揺動する作
動レバーと、該作動レバーの揺動によつて磁気ヘ
ツドを払拭する払拭部材とからなる磁気ヘツドク
リーニング装置において、回転部材の一方の回転
部材にはリング状の段部が周設されると共にこれ
に分周的にカム爪が突成され、後端の軸を支点と
して揺動するように作動レバーが配置されると共
に常時上記段部に摺接するように板バネで付勢さ
れていて上記カム爪により揺動するようになつて
おり、カセツトハーフの前面側には該作動レバー
の揺動によつて直線駆動される払拭部材が配置さ
れ、払拭部材は、中央に角孔を有すると共にガイ
ド溝にガイドされるベース板と、その角孔に嵌合
されたケースと、該ケースの先端開口部に交換自
在に挿入された払拭ピースと、該ケース内に配置
されていて前面を凹状に形成した払拭ピースと、
該払拭ピースを磁気ヘツドに常時密接させるよう
に付勢するための弱いスプリングとによつて構成
されている。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1はカセツトハーフであつて、実施例では
同一の大きさ、形状の下ケース1Aと上ケース1
Bとを合わせることにより形成しており、図中
2,2′はリール駆動軸挿入孔、3は磁気ヘツド
挿入口である。
4,4′は上記リール駆動軸挿入孔2,2′に対
応するようカセツトハーフ本体内に回転自在に設
けられた二つの回転部材であつて、歯車状をなし
内周にはテープレコーダーのリール駆動軸のハブ
係合用爪(図示しない)と係合する係合爪5が形
成されており、一側面にはリング状の段部6が形
成されると共に該段部6には3個のカム爪7が分
周的に突設されている。
9は上記回転部材4,4′を連動させるための
伝達部材であつて、歯車状をなしており、上記回
転部材4,4′間に配置されていて外周の歯部1
0が上記回転部材4,4′における歯部8と噛合
して回転するようになつている。
11はカセツトハーフ本体内に設けられてい
て、上記回転部材4,4′の回転に伴つて揺動す
るように設けられた作動レバーであつて、後端の
軸11aを支点として揺動し、先端には二又状の
係合部12が形成されている。この作動レバー1
1は板バネ13によりその一側面が上記一方の回
転部材4′の段部6に常時摺接するよう付勢され
ており、上記回転部材4′の回転に伴つてカム爪
7により揺動するように構成されている。
14は磁気ヘツドをクリーニングするための払
拭部材であつて、上記磁気ヘツド挿入口3内に摺
動自在に設けられており、上記作動レバー11の
先端の係合部12に係合していて作動レバー1の
揺動により水平方向に摺動するようになつてい
る。
この払拭部材14は、中央に角孔を有するベー
ス板15と、その角孔に嵌合されたケース16
と、該ケース16の先端開口部16aに交換自在
に挿入されたフエルト等による払拭ピース17
と、該払拭ピース17を常時磁気ヘツドに密接さ
せるための弱いコイルスプリング18とからなつ
ており、コイルスプリング18は上記ケース16
内に収納されている。ベース板15の一端には切
り込みによる係合部15aが形成され、これと上
記作動レバー11の係合部12とを係合させるよ
うにしてある。払拭ピース17にはクリーニング
液が含浸せしめられている。
上記ベース板15は、カセツトハーフ1に設け
られた上下のガイド溝19,19に嵌合されてお
り、水平方向には摺動自在となつている。20,
20はキヤプスタン等をクリーニングするための
払拭部材であつて、キヤプスタン用払拭ピース2
1とピンチローラー用払拭ピース22とを備え、
上記カセツトハーフ1のピンチローラー嵌入口2
3に交換自在に配置されている。上記キヤプスタ
ン用払拭ピース21及びピンチローラー用払拭ピ
ース22は一枚ピースを払拭部材20に設けられ
た挾持爪20aに挾持されることにより保持され
ており、クリーニング液が含浸されている。
なお、図中24はキヤプスタンホール、25は
補強ピン、26は伝達部材9の軸、27は板バネ
13の支持ポールである。
次に、操作例について説明する。通常のカセツ
トテープと同様にテープレコーダーに装填する
と、回転部材4,4′の係合爪5がリール駆動軸
のハブ係合用爪と係合する。この状態でテープレ
コーダーを作動(右側のリール駆動軸を駆動)さ
せるとリール駆動軸の回転によりこれと噛合する
回転部材4′が回転する。この回転部材4′が回転
するとその段部6に設けられたカム爪7が常時板
バネ13により押されている作動レバー11の一
側面と当接しその度毎に作動レバー11が軸11
aを中心として揺動する。この作動レバー11の
揺動に伴い、払拭部材14がガイド溝19に沿つ
て水平方向に摺動し、払拭ピース17が磁気ヘツ
ドを適確かつ自動的にクリーニングする。
次に、上記の状態でオートリバースして左側の
リール駆動軸を駆動させると回転部材4が回転
し、これと噛合する伝達部材9の回転を介して他
方の回転部材4′が回転する。この回転部材4′の
回転により、上記と同様作動レバー11が揺動し
て払拭部材14が摺動し、磁気ヘツドをクリーニ
ングする。
なお、カセツトハーフ1がテープレコーダーに
装填されるとキヤプスタンホール24に挿入され
たキヤプスタンはキヤプスタン用払拭ピース21
と密着し、ピンチローラーはピンチローラー用払
拭ピース22と対応してセツトされる。この状態
でテープレコーダーを作動させると、キヤプスタ
ンはその回転によりその表面がクリーニングさ
れ、ピンチローラーは上記ピンチローラー用払拭
ピース22と密着して回転し、その表面がクリー
ニングされる。
(考案の効果) 本考案に係る磁気ヘツドクリーニング装置によ
れば、通常のカセツトテープと同様にテープレコ
ーダーに装填し、テープレコーダーをプレー状態
にすると、リール駆動軸のハブ係合爪と係合して
回転する二つの回転部材は伝達部材によつて共動
的に回転し、これにより作動レバーが揺動して払
拭部材を摺動させることとなり、払拭部材に圧接
している磁気ヘツドを適確かつ自動的にクリーニ
ングすることができる。
この場合、作動レバーはその一端部が一方の回
転部材に周設したリング状の段部に常時摺接する
ように付勢されると共に該段部に分周的に突成し
たカム爪により揺動するように構成されているか
ら、作動レバーと回転部材との係合構造が簡単と
なり、また、上記払拭部材は、中央に角孔を有す
るベース板と、その角孔に嵌合されたケースと、
該ケースの先端開口部に交換自在に挿入された払
拭ピースと、該ケース内に配置されていて払拭ピ
ースを上記磁気ヘツドに常時密接させるように付
勢するための弱いスプリングとによつて構成され
ているから、払拭部材を磁気ヘツドに接触させる
バネ力の設定が容易である。
また、払拭部材14は作動レバー11の揺動に
よつて直線駆動されて磁気ヘツドが払拭ピース1
7で直線的に払拭されると共に払拭ピース17の
前面が凹状になつているから、従来のもののよう
に磁気ヘツドに対して払拭部材が回転運動し、し
かも払拭部材の先端部に丸味を有するものと異な
り、磁気ヘツドを全面的に確実にクリーニングす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る磁気ヘツドクリーニング装
置の実施例を示し、第1図は一部を切欠した全体
の斜視図、第2図は第1図の横断面図、第3図は
第1図のA−A線要部断面図、第4図は払拭部材
の作動状態を示す斜視図、第5図は払拭部材の摺
動を示す断面図である。 1:カセツトハーフ、2,2′:リール駆動軸
挿通孔、3:磁気ヘツド挿入口、4,4′:回転
部材、9:伝達部材、11:作動レバー、14:
払拭部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトハーフ内に配置され、リール駆動軸の
    ハブ係合用爪に係合して回転する二つの歯車状の
    回転部材と、両回転部材を連動させるために両回
    転部材間に配置された歯車状の伝達部材と、リー
    ル駆動軸の回転に伴なつて揺動する作動レバー
    と、該作動レバーの揺動によつて磁気ヘツドを払
    拭する払拭部材とからなる磁気ヘツドクリーニン
    グ装置において、 回転部材4,4′の一方の回転部材4′にはリン
    グ状の段部6が周設されると共にこれに分周的に
    カム爪7が突成され、後端の軸11aを支点とし
    て揺動するように作動レバー11が配置されると
    共に常時上記段部6に摺接するように板バネ13
    で付勢されていて上記カム爪7により揺動するよ
    うになつており、カセツトハーフ1の前面側には
    該作動レバー11の揺動によつて直線駆動される
    払拭部材14が配置され、払拭部材14は、中央
    に角孔を有すると共にガイド溝19,19にガイ
    ドされるベース板15と、その角孔に嵌合された
    ケース16と、該ケースの先端開口部に交換自在
    に挿入された払拭ピースと、該ケース内に配置さ
    れていて前面を凹状に形成した払拭ピース17
    と、該払拭ピース17を磁気ヘツドに常時密接さ
    せるように付勢するための弱いスプリング18と
    によつて構成されていることを特徴とする磁気ヘ
    ツドクリーニング装置。
JP6780883U 1983-05-09 1983-05-09 磁気ヘツドクリ−ニング装置 Granted JPS59173126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6780883U JPS59173126U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 磁気ヘツドクリ−ニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6780883U JPS59173126U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 磁気ヘツドクリ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59173126U JPS59173126U (ja) 1984-11-19
JPH0244331Y2 true JPH0244331Y2 (ja) 1990-11-26

Family

ID=30197997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6780883U Granted JPS59173126U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 磁気ヘツドクリ−ニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59173126U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566028B2 (ja) * 1973-03-23 1981-02-09
JPS57100622A (en) * 1980-10-24 1982-06-22 Allsop Inc Cleaning apparatus

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566028U (ja) * 1979-06-22 1981-01-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566028B2 (ja) * 1973-03-23 1981-02-09
JPS57100622A (en) * 1980-10-24 1982-06-22 Allsop Inc Cleaning apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59173126U (ja) 1984-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4442468A (en) Cassette cleaning device
US4586099A (en) Head cleaning cassette with automatic stop feature
US4149206A (en) Cleaner for a playing head of a cassette player
JPH0244331Y2 (ja)
GB2188767A (en) Apparatus for use in cleaning a tape head
JPH0119221Y2 (ja)
JPH0119222Y2 (ja)
JPS6349859Y2 (ja)
JPS6349855Y2 (ja)
JPS6025696Y2 (ja) 磁気ヘッド清掃機構
JPS6349858Y2 (ja)
JPH0258753A (ja) テープ形式記録キャリヤの記録再生装置
JPS6226805Y2 (ja)
JPH0755693B2 (ja) テープ結束装置
JPH0351773Y2 (ja)
KR960010101Y1 (ko) 카세트 테이프 레코오더의 테이프 로딩부 소제 장치
JPH0124769Y2 (ja)
JPS6144281Y2 (ja)
JPH0345206U (ja)
KR870002526Y1 (ko) 비데오 테이프 레코오더의 테이프 구동장치
JPH0319070Y2 (ja)
JPH0341293Y2 (ja)
JP3058828U (ja) 回転式ディスク清掃器
JPS639287B2 (ja)
JP3066380U (ja) テ―プカセットの装填装置及びそれを備えたテ―プデッキ