JPH0243671B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243671B2 JPH0243671B2 JP60038220A JP3822085A JPH0243671B2 JP H0243671 B2 JPH0243671 B2 JP H0243671B2 JP 60038220 A JP60038220 A JP 60038220A JP 3822085 A JP3822085 A JP 3822085A JP H0243671 B2 JPH0243671 B2 JP H0243671B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- rim
- heating element
- core metal
- steering wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
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- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/06—Rims, e.g. with heating means; Rim covers
- B62D1/065—Steering wheels with heating and ventilating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車等のステアリングホイールに
係り、特に、運転者が把持するリム部に発熱体を
設けて暖めるようにしたものに関する。
係り、特に、運転者が把持するリム部に発熱体を
設けて暖めるようにしたものに関する。
この種のステアリングホイールとして特開昭58
−183348号公報に示されたものが知られている。
−183348号公報に示されたものが知られている。
このステアリングホイールは、発熱体に正特性
サーミスタ（セラミツク質発熱素子）を用い、こ
の発熱体をリム芯金（金属製芯骨材）の周りに装
着し、これらを合成樹脂製の被覆体（合成樹脂製
皮材）内に埋設したものである。
サーミスタ（セラミツク質発熱素子）を用い、こ
の発熱体をリム芯金（金属製芯骨材）の周りに装
着し、これらを合成樹脂製の被覆体（合成樹脂製
皮材）内に埋設したものである。
上述したステアリングホイールの場合、発熱体
がリム芯金の周りに装着されているので、発熱体
の熱がリム芯金に吸収されてしまい、温かさがリ
ム部の表面に伝わり難く、効率が悪いため、発熱
体を大きくしなければ効果が無く、正特性サーミ
スタ自体が他の発熱体に比較して高価なこともあ
つて、大きなコストアツプ要因となつていた。
がリム芯金の周りに装着されているので、発熱体
の熱がリム芯金に吸収されてしまい、温かさがリ
ム部の表面に伝わり難く、効率が悪いため、発熱
体を大きくしなければ効果が無く、正特性サーミ
スタ自体が他の発熱体に比較して高価なこともあ
つて、大きなコストアツプ要因となつていた。
本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、発熱体の熱を効率的にリム部の表面に伝え、
発熱体に小さな正特性サーミスタを用いることを
目的とするものである。
で、発熱体の熱を効率的にリム部の表面に伝え、
発熱体に小さな正特性サーミスタを用いることを
目的とするものである。
本発明は、ボス部２の周囲に環状のリム部１を
スポーク部３を介して連結したステアリングホイ
ールに関するもので、正特性サーミスタから成る
発熱体８を中空状の放熱体９の内面に取付け、こ
の放熱体９を上記リム部１の把持される部分に位
置してリム芯金４に断熱材１１を介して上記発熱
体８がリム部１の断面方向の外周側に位置するよ
うにして取付け、この放熱体９の中空状態を維持
するようにしてこの放熱体９及びリム芯金４を合
成樹脂製の被覆体５で覆つて上記リム部１を形成
したことを特徴とするものである。
スポーク部３を介して連結したステアリングホイ
ールに関するもので、正特性サーミスタから成る
発熱体８を中空状の放熱体９の内面に取付け、こ
の放熱体９を上記リム部１の把持される部分に位
置してリム芯金４に断熱材１１を介して上記発熱
体８がリム部１の断面方向の外周側に位置するよ
うにして取付け、この放熱体９の中空状態を維持
するようにしてこの放熱体９及びリム芯金４を合
成樹脂製の被覆体５で覆つて上記リム部１を形成
したことを特徴とするものである。
本発明のステアリングホイールは、発熱体８の
熱をリム部１の表面に近い放熱体９に直接伝えて
熱を効率的に利用するものである。
熱をリム部１の表面に近い放熱体９に直接伝えて
熱を効率的に利用するものである。
本発明のステアリングホイールの実施例を第１
図ないし第６図を参照して説明する。
図ないし第６図を参照して説明する。
図において、１は円環状のリム部で、このリム
部１は、ボス部２の周囲に一対のスポーク部３を
介して連結されている。
部１は、ボス部２の周囲に一対のスポーク部３を
介して連結されている。
上記リム部１は、円環状のリム芯金４を合成樹
脂製の被覆体５内に埋設したもので、リム芯金４
は、各スポーク部３のスポーク芯金６を介してボ
ス部２の金属製のボス７に溶接等で一体的に連結
されている。なお、上記各スポーク部３のスポー
ク芯金６も被覆体５内に埋設されている。
脂製の被覆体５内に埋設したもので、リム芯金４
は、各スポーク部３のスポーク芯金６を介してボ
ス部２の金属製のボス７に溶接等で一体的に連結
されている。なお、上記各スポーク部３のスポー
ク芯金６も被覆体５内に埋設されている。
そして、上記リム部１の運転者が把持する機会
の多い２箇所の部分に位置して上記被覆体５に正
特性サーミスタから成る発熱体８を備えた放熱体
９が埋設されている。
の多い２箇所の部分に位置して上記被覆体５に正
特性サーミスタから成る発熱体８を備えた放熱体
９が埋設されている。
上記各放熱体９は、金属から成り、上記リム芯
金４に沿う扇形断面を有した円弧形の中空パイプ
状に形成され、その扇形断面の内周側の外面を断
熱材１１を介して上記リム芯金４の上部に沿わ
せ、その扇形断面の内周側から一体に切り起こし
た爪９ａをリム芯金４に導電性接着剤あるいは溶
接等で固定することにより、リム芯金４に一体化
されている。
金４に沿う扇形断面を有した円弧形の中空パイプ
状に形成され、その扇形断面の内周側の外面を断
熱材１１を介して上記リム芯金４の上部に沿わ
せ、その扇形断面の内周側から一体に切り起こし
た爪９ａをリム芯金４に導電性接着剤あるいは溶
接等で固定することにより、リム芯金４に一体化
されている。
そして、上記各放熱体９の扇形断面の外周側の
内面には、それぞれ上記発熱体８のマイナス極が
導電性接着剤により接着一体化され、この各発熱
体８のプラス極にリード線１２が導電性接着剤に
より接続され、この各リード線１２が、放熱体９
の端部から導出されてリム芯金４及びスポーク芯
金６に沿つて配設され、スイツチ１３を介してボ
ス部２のスリツプリング１４に接続されている。
内面には、それぞれ上記発熱体８のマイナス極が
導電性接着剤により接着一体化され、この各発熱
体８のプラス極にリード線１２が導電性接着剤に
より接続され、この各リード線１２が、放熱体９
の端部から導出されてリム芯金４及びスポーク芯
金６に沿つて配設され、スイツチ１３を介してボ
ス部２のスリツプリング１４に接続されている。
なお、上記各放熱体９の端部は蓋９ｂにより閉
塞され、その後に被覆体５を形成して各放熱体９
を被覆体５で覆う際に、被覆体５の合成樹脂が放
熱体９の内部に入らないようになつており、ま
た、上記各リード線１２は複数のバンド１５によ
りリム芯金４及びスポーク芯金６に固定され、そ
の後に被覆体５を成形してリム芯金４及びスポー
ク芯金６を被覆体５で覆う際に、各リード線１２
が外部に露出しないようになつている。
塞され、その後に被覆体５を形成して各放熱体９
を被覆体５で覆う際に、被覆体５の合成樹脂が放
熱体９の内部に入らないようになつており、ま
た、上記各リード線１２は複数のバンド１５によ
りリム芯金４及びスポーク芯金６に固定され、そ
の後に被覆体５を成形してリム芯金４及びスポー
ク芯金６を被覆体５で覆う際に、各リード線１２
が外部に露出しないようになつている。
そうして、上記スリツプリング１４がバツテリ
のプラス極端子に導通されるので、各発熱体８の
プラス極がバツテリのプラス極端子に導通するよ
うになつており、また、上記ボス７がバツテリの
マイナス極端子に導通されるので、各発熱体８の
マイナス極がバツテリのマイナス極端子に導通す
るようになつている。
のプラス極端子に導通されるので、各発熱体８の
プラス極がバツテリのプラス極端子に導通するよ
うになつており、また、上記ボス７がバツテリの
マイナス極端子に導通されるので、各発熱体８の
マイナス極がバツテリのマイナス極端子に導通す
るようになつている。
したがつて、スイツチ１３をオンすると各発熱
体８に通電され、各発熱体８が発熱して各放熱体
９が暖められ、温度が上昇すると各発熱体８に用
いた正特性サーミスタの抵抗が増加して発熱量が
減少し、所定の温度で平衡状態となつてその温度
を維持する。
体８に通電され、各発熱体８が発熱して各放熱体
９が暖められ、温度が上昇すると各発熱体８に用
いた正特性サーミスタの抵抗が増加して発熱量が
減少し、所定の温度で平衡状態となつてその温度
を維持する。
この際、各発熱体８は放熱体９以外には接触し
ておらず、各発熱体８の熱が中空状の放熱体９の
リム部１の表面に近い部分に直接伝えられ、リム
芯金４側に対しては空間を介して断熱されてお
り、しかも、各放熱体９とリム芯金４の間には断
熱材１１及び一般的に断熱性を有する合成樹脂製
の被覆体５が有るので、その熱がリム芯金４に奪
われ難く、熱を効率的に利用できるため、使用開
始時の温度上昇が速く、消費電力も少なく、しか
も、安価な小型の正特性サーミスタを用いること
ができる。
ておらず、各発熱体８の熱が中空状の放熱体９の
リム部１の表面に近い部分に直接伝えられ、リム
芯金４側に対しては空間を介して断熱されてお
り、しかも、各放熱体９とリム芯金４の間には断
熱材１１及び一般的に断熱性を有する合成樹脂製
の被覆体５が有るので、その熱がリム芯金４に奪
われ難く、熱を効率的に利用できるため、使用開
始時の温度上昇が速く、消費電力も少なく、しか
も、安価な小型の正特性サーミスタを用いること
ができる。
そして、各放熱体９内には空間が有るので、被
覆体５の素材を節約できるとともに、軽量化もで
きる。
覆体５の素材を節約できるとともに、軽量化もで
きる。
また、発熱体８に用いる正特性サーミスタは、
たとえばチタン酸バリウム系のセラミツク質のも
ので、所望の温度で抵抗値が急激に増加するもの
を使用して、温度上昇を速くし、速やかに平衡状
態になるようにしている。
たとえばチタン酸バリウム系のセラミツク質のも
ので、所望の温度で抵抗値が急激に増加するもの
を使用して、温度上昇を速くし、速やかに平衡状
態になるようにしている。
なお、上述した実施例では、放熱体９から切り
起こした爪９ａにより放熱体９をリム芯金４に固
定したが、別体の固定手段を用いても良く、そし
て、放熱体９の端部を蓋９ｂにより閉塞して放熱
体９の内部に被覆体５の合成樹脂が入らないよう
にしているが、蓋９ｂを省略してもよい。
起こした爪９ａにより放熱体９をリム芯金４に固
定したが、別体の固定手段を用いても良く、そし
て、放熱体９の端部を蓋９ｂにより閉塞して放熱
体９の内部に被覆体５の合成樹脂が入らないよう
にしているが、蓋９ｂを省略してもよい。
上述したように、本発明によれば、発熱体の熱
が中空状の放熱体のリム部の表面に近い部分に直
接伝えられ、リム芯金側に対しては空間を介して
断熱されており、しかも、放熱体とリム芯金との
間には断熱材が有るので、発熱体の熱を効率的に
利用でき、したがつて、発熱体の正特性サーミス
タに安価な小型のものを用いることができ、しか
も、放熱体の内部の空間により、被覆体の素材を
節約することができ、軽量化もできる。
が中空状の放熱体のリム部の表面に近い部分に直
接伝えられ、リム芯金側に対しては空間を介して
断熱されており、しかも、放熱体とリム芯金との
間には断熱材が有るので、発熱体の熱を効率的に
利用でき、したがつて、発熱体の正特性サーミス
タに安価な小型のものを用いることができ、しか
も、放熱体の内部の空間により、被覆体の素材を
節約することができ、軽量化もできる。
第１図ないし第６図は本発明のステアリングホ
イールの一実施例を示し、第１図はその平面図、
第２図は第１図の−視断面図、第３図は第２
図の−視断面図、第４図及び第５図はそれぞ
れその要部の斜視図、第６図はその一部の側面図
である。 １……リム部、２……ボス部、３……スポーク
部、４……リム芯金、５……被覆体、８……発熱
体、９……放熱体、１１……断熱材。
イールの一実施例を示し、第１図はその平面図、
第２図は第１図の−視断面図、第３図は第２
図の−視断面図、第４図及び第５図はそれぞ
れその要部の斜視図、第６図はその一部の側面図
である。 １……リム部、２……ボス部、３……スポーク
部、４……リム芯金、５……被覆体、８……発熱
体、９……放熱体、１１……断熱材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ボス部の周囲に環状のリム部をスポーク部を
介して連結したステアリングホイールにおいて、 正特性サーミスタから成る発熱体を中空状の放
熱体の内面に取付け、この放熱体を上記リム部の
把持される部分に位置してリム芯金に断熱材を介
して上記発熱体がリム部の断面方向の外周側に位
置するようにして取付け、この放熱体の中空状態
を維持するようにしてこの放熱体及びリム芯金を
合成樹脂製の被覆体で覆つて上記リム部を形成し
たことを特徴とするステアリングホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3822085A JPS61196858A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | ステアリングホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3822085A JPS61196858A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | ステアリングホイ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61196858A JPS61196858A (ja) | 1986-09-01 |
| JPH0243671B2 true JPH0243671B2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=12519217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3822085A Granted JPS61196858A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | ステアリングホイ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61196858A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5304139B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2013-10-02 | 豊田合成株式会社 | ステアリングホイール |
| JP5601301B2 (ja) | 2011-09-14 | 2014-10-08 | 豊田合成株式会社 | ステアリングホイール及びその製造方法 |
| KR101887768B1 (ko) * | 2016-10-21 | 2018-08-13 | 현대자동차주식회사 | 스티어링 휠 냉각 시스템 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934975A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車ハンドル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59141686U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-21 | 株式会社日立ホームテック | 自動車用ハンドルヒ−タ |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP3822085A patent/JPS61196858A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934975A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車ハンドル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61196858A (ja) | 1986-09-01 |
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