JPH024269A - ホトレジストの除去方法 - Google Patents

ホトレジストの除去方法

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JPH024269A
JPH024269A JP15229188A JP15229188A JPH024269A JP H024269 A JPH024269 A JP H024269A JP 15229188 A JP15229188 A JP 15229188A JP 15229188 A JP15229188 A JP 15229188A JP H024269 A JPH024269 A JP H024269A
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JP
Japan
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photoresist
wafer
sulfuric acid
concentrated sulfuric
base plate
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Pending
Application number
JP15229188A
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English (en)
Inventor
Masaaki Harazono
正昭 原園
Toshihiko Sakurai
櫻井 俊彦
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体素子の製造工程の一つであるホトリソグ
ラフィにおいて使用されるホトレジストの除去方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、残存するホトレジストの除去方法としては、特公
昭53−35436号公報に記載のように加熱した濃硫
酸中に酸化剤の過酸化水素を添力aした溶液中にSiウ
ェハを浸漬させて行なっていた。この従来の除去方法で
は、濃硫酸中に過酸化水素を添加しなからSiウェハに
残存するホトレジストを除去するために濃硫酸は確実に
低下する。
また、濃硫酸は吸湿性が強力であるために加熱しながら
放置しておくだけでも水和物(H2So4nH20)を
形成するために硫酸濃度が低下する。
このような硫酸濃度の低下に伴ない、Siウェハ上に残
存するホトレジストの除去能力が急速に劣化する。図2
に硫酸濃度とポジタイプホトレジストの分解時間および
硫酸中の異物数の変化を示す。
硫酸の濃度が低下するにつれ、Siウェハ上に残存する
ホトレジストを分解除去するのに長時***するようにな
ったり、分解が不充分となるために硫酸中に炭素残留物
が急激に増加するようになる。
つまり、硫酸が吸湿してH2SO4・H2Oの水和物を
完全に形成する硫酸濃度84.5wt%以上の濃度のと
きにホトレジスト中に含まれる感光剤やベースポリマー
を脱水分解することができ、硫酸濃度が84.5wt%
以下になると脱水分解しにくくなることを表わしている
。このように、従来の除去方法では、硫酸濃度が低下す
ることによるホトレジストの除去能力の劣化については
考慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、濃硫酸の脱水分解反応と酸化剤である
過酸化水素の酸化分解反応により、Siウェハ上に残存
するホトレジストを分解除去する方法であるが、濃硫酸
中に過酸化水素を添加しなければならないために硫酸が
低下して脱水分解反応が急激に遅くなることに考慮され
ておらず、高清浄なレジスト除去が困難となるという問
題があった・ 本発明の目的は、濃硫酸によるホトレジストの脱水分解
反応を効率良く行ない、Asなどのイオン打ち込みされ
て変質したホトレジストも高清浄に除去することになる
[i1題を解決するための手段] 上記目的は、大気中の水分を吸湿しないように密閉した
容器に加熱した濃硫酸を入れ、必要量だけを回軸させた
Siウェハ上に塗布して赤外線ランプやヒータなどで加
熱した状態で残存するホトレジストを脱水分解させた後
、分解したホトレジストを含む硫酸を純水でSiウェハ
上から洗い流すことにより達成される。
〔作 用〕
Siウェハに残存するポジタイプのホトレジストに熱濃
硫酸を作用させると、感光剤を酸化することによってカ
ルボン酸が生成し、このカルボン酸がベースポリマーを
溶解しやすくすることを利用してホトレジストを分解除
去する。発明者等は。
図2に示したように熱硫酸の濃度の低下に伴なったホト
レジストの分解速度が遅くなることを明らかにした。ま
た、熱濃硫酸を放置していると大気中の水分を吸湿して
硫酸濃度が低下する。この熱硫酸の吸湿割合は、硫酸が
大気と接する面積(容器の開口部面積)比例して増加す
る。このため、容器に満たした熱濃硫酸中にSiウェハ
を浸漬させる方法では、硫酸の濃度低下を防ぐことが困
難である。
本発明は、熱濃硫酸を密閉容器に保管することによって
硫酸を常に高濃度に保てることから、熱濃硫酸でホトレ
ジストを脱水分解する直前に回転するSiウェハ上に一
定量塗布し、赤外線ランプやヒータなどで加熱して濃硫
酸濃度を上昇させてホトレジストの脱水分解反応を促進
させてSiウェハ上のホトレジストを完全に分解させる
0分解後、Siウェハを回転しながら純水をSiウェハ
全面にスプレーして分解したホトレジストを含む熱濃硫
酸と共に洗い流す。なお、Siウェハ上に残った純水は
、Siウェハを高速に回転させることによりSiウェハ
上から取り除くことができ・る。
以上の操作によりSiウェハ上の残存ホトレジストを高
清浄に除去することができる。
〔実施例〕
本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
第1図は1本発明の方法を適用した実施例であるホトレ
ジスト除去装置の断面を示す説明図である。
支持台4の内部に設けられた真空吸引管5によっ、。・
、′ (Siウェハ1を水平に保持し、支持台4の上部に設け
られたヒータ6でSiウェハ1を110℃まで加熱した
状態で支持台4を回転する。同時に密閉されたタンク8
の中に貯蔵された濃硫酸9をタンク8の下部に設けられ
たヒータ10で50℃程度に加熱した状態でバルブ11
を開き、ヒータ12で50℃に加熱されたノズル13を
通してSiウェハ1に濃硫酸9を数mQ程度塗布した後
バルブ11を閉じる。塗布後、赤外線ランプ7を点燈さ
せてSiウェハ1の表面温度を150℃に保ちながらS
iウェハ1上のホトレジスト3を1硫酸9で脱水分解処
理させる。処理後、タンク14の下部に設けられたヒー
タ16で加熱された純水15をバルブ17を開くことに
よってSiウェハ1上の脱水分解したレジストを含む濃
硫酸9を洗い流した後、支持台を高速に回転することで
純水洗浄後水切り乾燥を行なう。Siウェハ1上のホト
レジスト3の膜厚やホトレジストの状態(イオン打ち込
みによる変質など)によっては。
再びSiウェハ1表面に濃硫酸を塗布、純水洗浄。
水切り乾燥の操作をくり返えす。
なお、実施例で適用したヒータ温度の設定は、ホトレジ
スト3の膜厚などの違いによって最適な温度を用いる。
Siウェハ1上の濃硫酸9を洗い流すための純水15は
、温水を用いなくてもよく、純水に超音波エネルギーや
高圧力を加えて洗浄効率を向上させる手段を付加させて
もよい。
また、Siウェハ1の表面濃度を高温に保つため赤外線
ランプ7以外の高周波を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の方法を適用したホトレジスト除去装置を用いて
、次のような硫酸−過酸化水素混合溶液中に浸漬する方
法との比較評価を行なった。
硫酸−過酸化水素混合溶液にSiウェハを浸漬させてホ
トレジストを除去する従来の方法(A法)として、硫酸
1(lに過酸化水素水100wQ加えて120℃に加熱
された混合液中にSiウェハを浸漬させて洗浄した。な
お、同一混合液でSiウェハを10ツト(10ツトは6
インチウェハが50数)洗浄するたびに過酸化水素水を
10mQずつ加えてから洗浄した。図3は、ポジタイプ
のホトレジストを1〜2μmSiウェハに塗布、ベーク
した後、ホトレジストを除去したときのSiウェハ上に
再付着する異物数を測定した結果である。
A法(曲線a)においては、Siウェハの着工ロット数
が増すにつれてSiウェハへ再付着する異物数も増加す
る。これは、ホトレジストの分解が完全でない疎水性の
異物がSiウェハに付着しやすいことから起こるもので
ある。Siウェハ表面を親水性にすることにより異物の
再付着を低減することができるが、大巾な効果は期待で
きない。
それに対し、本発明(曲線b)ではSiウェハの表面状
態や着工ロット数に関係されることなくSiウェハ表面
に付着する異物数を低減させることができる。上記のデ
ータは、この発明の方法がSiウェハ表面に異物数を低
減させるために効果があることを示している。
Siウェハに2μm塗布、プリベーク(90℃)したホ
トレジストをA法と本発明の方法で連続的にホトレジス
ト除去したときのSiウェハ表面に残存(または吸着)
している炭素をオージェ電子分析装置を用いて評価した
。評価結果は、第4図の通りである。A法で洗浄した場
合には、30ロツト以降に着工したSiウェハからは炭
素が顕著に検出されるようになる。これは、硫酸濃度が
着工ロット数の増加に比例して低下することによる分解
能力の経時劣化よるものと考えられる。一方、本発明に
よる方法は、Siウェハを100ロット着工してもSi
ウェハからは炭素が検出されなかった。上記のデータは
、この発明の方法がSiウェハ表面を高洗浄に洗浄でき
るのに有効であることを示している。
A法では除去が不充分であったAsイオンが打ち込まれ
たホトレジストの除去に本発明の方法を適用した一実施
例について述べる。Siウェハ上にポジタイプのホトレ
ジストを2μm塗布、プリベーク処理(90℃)した後
、Asイオンを注入(注入エネルギー80KeV、注入
量10”、/a#) してから、本発明の方法で赤外線
ランプの光量を調整してSiウェハ加熱温度を変えたと
きのホトレジストの分解速度(k)を求めた。測定結果
は、第5図の通りである。Siウェハの加熱温度を上昇
させると分解速度を速くすることができ、Siウェハ加
熱温度167℃の条件下では、2分間で2μmのホトレ
ジストを分解することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の一実施例によるホトレジスト除
去装置の断面を示す説明図、第2図は硫酸濃度とポジタ
イプホトレジストの分解時間および硫酸中の異物数の変
化を示す線図、第3図はSiウェハ上のポジタイプレジ
ストを除去後にSiウェハ上へ再付着する異物数の測定
結果を示す線図、第4図は、S1ウエハ上のポジタイプ
ホトレジストを除去後のSiウェハ表面をオージェ電子
分析装置で分析した結果を示す線図、第5図は本発明の
方法でSiウェハ加熱温度を変えたときのポジタイプレ
トレジトの分解速度の結果を示す線図である。 1・・・Siウェハ、2・・・酸化膜、3・・・ホトレ
ジスト、4・・・支持台、5・・・真空吸引管、6,1
0゜12.16・・・ヒータ、7・・・赤外線ランプ、
8゜14・・・タンク。 9・・・濃硫酸。 11゜ 17・・・バルブ。 13゜ 18・・・ノズル、 15・・・純水。 躬 固 筋 固 5εウニ八にローI)数 (口・・7ト) 躬 圀 石た弧濃崖 (鑓給) イ (XIO3に−1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基板上に塗布したホトレジスト膜を露光、現
    像して形成されたホトレジストパターン上に濃硫酸を塗
    布し、半導体基板をヒータで設定温度に加熱してホトレ
    ジストの分解を促進させることにより、半導体基板上の
    ホトレジスト膜を完全に分解除去することを特徴とする
    ホトレジストの除去方法。
JP15229188A 1988-06-22 1988-06-22 ホトレジストの除去方法 Pending JPH024269A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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