JPH0242624A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0242624A
JPH0242624A JP19297988A JP19297988A JPH0242624A JP H0242624 A JPH0242624 A JP H0242624A JP 19297988 A JP19297988 A JP 19297988A JP 19297988 A JP19297988 A JP 19297988A JP H0242624 A JPH0242624 A JP H0242624A
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JP
Japan
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powder
magnetic
carbon black
back coat
coat layer
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JP19297988A
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English (en)
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Takafumi Yanagida
貴文 柳多
Tsutomu Kenpou
見寶 勉
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気記録媒体に関する。さらに詳しく言う
と、走行性と耐久性とに優れ、良好な電磁変換特性を実
現することができる磁気記録媒体に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする!l1g]近年
、磁気記録媒体は、たとえばビデオチー7°・オーダ9
オテーブ・フロッピーディスクなどの各種用途に広く用
いられている。
これらの磁気記録媒体は、走行性に優れているのが望ま
しい。
磁気記録媒体の走行性が優れていることにより、たとえ
ば、走行にムラかなくなって電磁変換特性かより良好に
なり、また、走行中に過度に磁気記録媒体が擦すられる
ことかなくなって耐久性を向上させることができる。
このような磁気記録媒体の走行性は、非磁性支持体の一
方の面に設けられた磁性層の表面状態だけでなく、Jl
i磁性支持体の磁性層を設けていない他方の面(裏面)
の表面状態も大きく影響する。
そこて、走行性を良好にするために、非磁性支持体の裏
面にバックコート層を設けることが提案されている。
前記バックコート層は1通常、非磁性粉末と結合剤とか
ら形成される。
前記非磁性粉末は、バックコート層の表面を適度な粗さ
にして、接触面積を少なくして摩擦係数を下げる作用を
有する。
このようなバックコート層を設けることにより、磁気記
録媒体の走行性を向上させることができる。
しかしながら、バックコート層を設けることにより、新
たな問題を生じることがある。
たとえば、前記非磁性粉末か凝集してバックコート層の
表面に凹凸が生じて、■その凹凸が磁性層に転写されて
、出力を低下したり、ノイズを発生したりするという電
磁変換特性の低下を招いたり、■使用により、バックコ
ート層か削れ易くなり、その削れか磁性層や磁気ヘット
に付着して、電磁変換特性の低下を招いたりする問題が
ある。
したかって、前記バックコート層°は、前記非磁性粉末
が、前記結合剤中に均一に分散しているのが好ましい。
ところで、磁気記録媒体の走行性の向上のためにバック
コート層を設けるものとして、たとえば、特開昭57−
130234号、特開昭58−161135号。
特開昭57−5:1B25号、特開昭58−2415号
には、バックコート層の非磁性粉末として、無機質粉末
を使用する例が示され、さらにこれらの多くにはその粒
径を限定したものか示されている。
また、前記の無機質粉末の代わりにカーボンブラックを
使用するものとして、たとえば、特開昭52−174旧
号が提案されている。これは、前記非磁性粉末としてカ
ーボンブラックを使用することにより、粗面化効果によ
る走行性の向上と共に。
バックコート層に帯電防止効果と遮光効果とを狙いとし
たものであるか、使用されるカーボンブラックの平均粒
径が10〜20m u、の小粒径であるためバックコー
ト塗料中におけるカーボンブラックの分散性か極めて悪
く、形成されるバックコート層中にカーボンブラックの
IB4J粒子が存在し。
バックコート層の表面に凹凸を生ずるという問題かある
さらに、前記のような問題を解決するために。
平均粒径が比較的小さい10〜60JLmの平均一次粒
径のカーボンブラックと 100#Lm以上の平均一次
粒径のカーボンブラックを併用する試みがなされている
(特開昭60−45938号、特開昭60−45939
号、特開昭60−25023、特開昭60−38725
号、特開昭60−107729号、特開昭59−185
027号、特開昭59−22:19:17号、特開昭5
7−111828号、特開昭50−147308号等)
しかしながら、単にカーボンブラックの粒径の大小に石
目した手段ては、バックコート層におけるカーボンブラ
ックの分散は充分でなく、走行性と耐久性とに優れ、良
好な電磁変換特性を実現することか困難であるという問
題がある。
この発明は前記事情に基いてなされたものである。
すなわち、この発明の目的は、カーボンブラックを有す
る非磁性粉末が充分に均一に分散しているバックコート
層を設けてなり、走行性と耐久性とに優れ、良好な電磁
変換特性を実現することがてきる磁気記録媒体を提供す
ることにある。
[前記課題を解決するための手段と作用]前記課題を解
決すために、この発明者が鋭意。
検討を重ねた結果、特定の非磁性粉末を含有するバック
コート層を設けてなる磁気記録媒体は、バックコート層
中の非磁性粉末の分散状態が良好て、走行性と耐久性と
に優れ、良好な電磁変換特性を実現することかてきるこ
とを見出してこの発明に到達した。
すなわち、前記課題を解決するための発明は。
平均一次粒径が20〜40m 4であるカーボンブラッ
クと平均一次粒径が50〜100m延であるカーボンブ
ラックと平均粒径が0.5〜1.OJLmである酸化亜
鉛粉末とを有する非磁性粉末、および結合剤を含有する
バックコート層を設けてなることを特徴とする磁気記録
媒体である。
この発明の磁気記録媒体を構成するバックコート層と非
磁性支持体と磁性層とにつき、以下に説明する。
(バックコート層) +i?i記バックコート層は、非磁性支持体の磁性層を
設ける面とは反対側の面に設けられる。
前記バックコート層は、非磁性粉末および結合剤を含有
する。
この発明において重要な点としては、前記非磁性粉末か
、平均−成粒径か20〜40m Bであるカーボンブラ
ック[以下、カーボンブラックAと言うことかある。]
と平均一次粒径が50〜100mILであるカーボンブ
ラック[以下、カーボンブラックBと言うことかある。
]と平均粒径かOo5〜1.0gmである酸化亜鉛粉末
とを有することである。
カーボンブラックAの具体例としては、たとえば、 コロンビア・カーボン社製[商品名];ラーベン525
0,1255,1250,1200゜1170.104
0,10:15.+030゜+020,890,850
,825 キャボット社製[商品名]ニ ブラック・バールズし。
リーガル400,600.50OR,SOD。
3:10,99゜ パルカンXC−72,P 三菱化成社製[商品名]; CF9゜ # 50,52,45,44,40,32,30,40
00MA−100,7,8,11 が挙げられる。
カーボンブラックBの具体例としては、たとえば、 コロンビア・カーボン社製[商品名];ラーベン+4.
16,22,410,420.430450゜ キャボット社製[商品名]; スターリング83.V が挙げられる。
前記バックコート層において、前記カーボンブラックA
と前記カーボンブラックBとの配合重量比(カーボンブ
ラック入/カーボンブラックB)は、好ましくは50/
l〜2/3であり、さらに好ましくは20/1〜1/l
である。
前記酸化亜鉛粉末は、乾式法、湿式法のいずれの製法に
よるものでもよく、好ましいのはフランス法で製造され
た非単一形の酸化亜鉛である。
前記酸化亜鉛粉末の平均粒径は、0.3〜1.57tm
てあり、好ましくは0.5−1.OJLITIである。
前記酸化亜鉛粉末の平均粒径は、次に述べる空気透過法
によって求められた値で表示する。
市記空気透過法は1球形均一粒子から成る粉体に対して
、粉体充填層を透過する流体(空気)の透過性と粉体の
比表面積との関係として、一般の下記コーゼニイ・カー
マン(にozeny拳Carman)の式(1)を用い
て平均粒子径を求める方法である。
q;粉体充填透過空気量(c、c) △P;充填層両面間圧力差(g/cm”)A:充填層の
断面8&(C鵬2) t ; Qc、c、の空気の充填層透過時間(sec)
W;粉体重機(g) 前記式(1)に於いて、ρ、η、  L、  A、およ
びεは、独立に測定可能であるのて、 Qと 1とを与
え、これに対する△Pを測定すればSwが求められる。
このSvの値を下記関係式(2)に入れて平均粒子径1
層か算出される。
ここに於いて; Sw;粉体の比表面積(cs”/g) ε ;粉体充填層の空隙率 p ;粉体密度(g/cs+’) η ;空気の粘性係数(g/c鳳・5ee)L;粉体充
填層の厚さ(C■) 測定装置としては5S−100(島津製作所)等がある
前記バックコート層において、前記酸化亜鉛の配合量は
、前記カーボンブラックAと前記カーボンブラックBと
を含めたカーボンブラックの配合量に対するgi重量比
酸化亜鉛/カーボンブラックA十カーボンブラックB)
が1通常、1150〜l/1であり、さらに1/lO〜
2/3であるのが好ましい。
前記バックコート層において、前記非磁性粉末の配合量
は、結合剤100重量部に対して、好ましくは50〜5
00重量部であり、さらに好ましくは60〜400重量
部である。
前記非磁性粉末としては、カーボンブラックA、カーボ
ンブラックB、前記酸化亜鉛の他に、有機質充填剤、無
機質充填剤を併用することかてきる。
前記有機質充填剤としては、アクリルスチレン系樹脂、
ベンゾグアナミン系樹脂粉末、メラミン系樹脂粉末、フ
タロシアニン系顔料、ポリエステル系樹脂粉末、ポリア
ミド系樹脂粉末、ポリイミド系樹脂粉末、ボリン・ン化
エチレン樹脂粉末などが挙げられる。
特にベンゾグアナミン系および/またはメラミン系樹脂
粉末はカーボンブラックとの併用対象として好ましい。
Iuj記無41賀充填剤としては、酸化珪素、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、酸
化錫、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、α−F
e20.、タルク、カオリン、窒化硼素、弗化亜鉛、二
酸化モリブデンが挙げられる。
前記バックコート層における結合剤としては。
たとえば従来より磁気記録媒体に用いられている熱可塑
性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化樹
脂またはこれらの混合物などを使用することができる。
前記結合剤としては、ポリウレタン系樹脂と繊rang
系樹脂とにポリイソシアネートを添加したものか好まし
い。
前記ポリウレタン系樹脂は、ポリオールとポリイソシア
ネートとの反応によりて合成されるものてあり、ポリオ
ールを選定することによって、ポリウレタン主鎖に、エ
ーテル結合、−膜内エステル結合、炭酸エステル結合、
あるいは、これらを二つ以上組み合わせて含むものであ
ってもよい。
さらに、前記ポリウレタン系樹脂は、潤滑性あるいは分
散性などを向上させるために、主鎖、側鎖に、弗素、珪
素あるいはスルホン基などを有していてもよい。
前記ポリウレタン系樹脂の分子量は、 500〜20万
であるのか好ましい。
前記繊維素系樹脂としては、セルロースエーテル、セル
ロース無a酸エステル、セルロース有機酸エステルなど
が使用てきる。
前記セルロースエーテルとしては、メチルセルロース、
エチルセルロース、プロピルセルロース、イソプロピル
セルロース、ブチルセルロース、メチルエチルセルロー
ス、メチルヒドロキシエチルセルロース、カルボキシル
メチルセルロース・ナトリウム塩、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ベンジルセルロース、シアノエチルセルロー
ス、ビニルセルロース、ニトロカルボキシメチルセルロ
ース、ジエチルアミノエチルセルロース、アミノエチル
セルロースなどが挙げられる。
前記セルロース無機質エステルとしては、ニトロセルロ
ース、硫酸セルロース、燐酸セルロースなどか挙げられ
る。
セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセルロー
ス、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、メ
タクリロイルセルロース、クロルアセチルセルロース、
β−オキシブロビオニルセルロース、ベンゾイルセルロ
ース、p−1−ルエンスルホン酸セルロース、アセチル
プロピオニルセルロース、アセチルブチリルセルロース
などが挙げられる。これらの中でもニトロセルロースか
好ましい。
前記結合剤として、繊維系樹脂、特にニトロセルロース
を用いることにより、バックコート層の耐熱性、靭性、
耐ブロック性を向上させることがてき、また摩擦係数か
小さくなり、層間粘着防止には卓然たる効果を有し、特
に高温高湿における走行安定性を向上させることかてき
る。
また生産の上では、ニトロセルロースを含むハ・ンクコ
ート塗料においては、非磁性粉末の分散が速やかで、分
散状態も安定し、非磁性粉末の再凝集か起こり難い。
前記結合剤として、ポリウレタン系樹脂と繊維素系樹脂
とを用いる場合、ポリウレタン系樹脂に対する繊維素系
樹脂の混合重量比は、通常。
0.05〜0.01てあり、好ましくは0.1〜5.0
である。
この発明においては、前記結合剤に対し硬化剤としてポ
リイソシアネートを添加してもよい。
前記ボッイソシアネートとしては、芳香族ポリイソシア
ネートを使用してもよく、脂肪族ポリイソシアネートを
使用してもよい。
Iia記芳香族ポリイソシアネートとしては、たとえば
トリレンジイソシアネート(TD I )等及びこれら
インシアネートと活性水素化合物との付加体などかあり
、平均分子量として+(10〜3.(100の範囲のも
のか好適である。
1t1記脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HMD I >等及びこれら
インシアネートと活性水素化合物との付加体など、かあ
り、平均分子量として100〜3,000の範囲のもの
が好ましい、また、脂肪族ポリイソシアネートの中ても
非脂環式のポリイソシアネート及びこれらの化合物と活
性水素化合物との付加体が好ましい。
前記ポリイソシアネートを添加する場合、前記ポリイソ
シアネートの添加量は、通常、前記結合剤重量に対して
l/20〜7/10であり、好ましくはl/10〜l/
2である。
前記バックコート層には、前記非磁性粉末、前記結合剤
の他に6分散剤、帯電防止剤などを配合することができ
る。
前記分散剤としては、レシチン、燐酸エステル、アミン
化合物、アルキルサルフェート、 JIr1肪酸アミド
、高級アルコール、ポリエチレンオキサイド、スルホ琥
珀酸、スルホ琥珀酸エステル、公知の界面活性剤及びこ
れらの塩を挙げることかてきる。また、陰性官飽基(例
えば−COON、−po□H)を有する重合体の塩を分
散剤として使用することもてきる。
これら311種単独で使用しても良いし、2M以Eを組
み合せて使用しても良い。
前記帯電防止剤としては、前記カーボンブラックをはじ
め、グラファイト、酸化錫−酸化アンチモン系化合物、
酸化チタン−酸化錫−酸化アンチモン系化合物などの導
電性粉末:サポニンなどの天然界面活性剤;アノ?キレ
ンオキサイド系、グリシドール系などのノニオン界面活
性剤:高級アルキルアミン類:第4級アンモニウム塩類
、ピリジン、その他の複素環類、ホスホニウムまたはス
ルホニウム類などのカチオン界面活性剤:カルボン酸、
スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等
の酸性基を含むアニオン界面活性剤ニアミノ酸類、アミ
ノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エ
ステル類等の両面活性剤などが挙げられる。
なお、この発明においては、バックコート層には、一般
に用いられている潤滑剤を使用しないのが好ましい。
−・般に用いられている潤滑剤を使用することにより、
バックコート層の摩擦係数か大きくなり、トルク上昇に
よって走行に異常を生じるなどの走行耐久性の低下を招
くことかある。
前記バックコート層の厚みは1通常、0.1〜5.0μ
mてあり、好ましくは0.2〜36ロlLmである。
前記バックコート層の表面粗度は、走行性および電磁変
換特性において、cot off 0.08m mの中
心if均粗さ(Ra)にて、 0.[15ILm以下で
あることが好ましい。
このようなバックコート層か、次に説明する非磁性支持
体に設けられる。たたし、非磁性支持体のバックコート
層か設けられる面は、非磁性支持体の磁性層か設けられ
る面と他方の面である。
(非磁性支持体) 前記非磁性支持体を形成する素材としては、例えばポリ
エチレンテレフタレートおよびポリエチレン−2,6−
ナフタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン類、セルローストリアセテートおよびセ
ルロースダイアセテート等のセルロース誘導体、並びに
ポリカーボネートなどのプラスチックを挙げることかで
きる。さらにCu、  An、 Znなどの金属、ガラ
ス、いわゆるニューセラミック(例えば窒化ホウ素、炭
化ケイ素′:J)等の各種セラミックなども使用するこ
とかできる。
前記非磁性支持体の形態については特に制限はなく、テ
ープ状、シート状、カード状、ディスク状等いずれであ
っても良い。
前記非磁性支持体の厚みは、たとえば、テープ状あるい
はシート状の場合には、通常、3〜1100pL、好ま
しくは5〜50gmてあり、ディスク状、カード状の場
合には1通常、30〜1100pである。
(磁性層) 前記非磁性支持体の一方の面には、前記磁性層が設けら
れている。
前記磁性層は、前記強磁性粉末を結合剤中に分散してな
る層である。
前記強磁性粉末としては、たとえばγ−Fe、O,、G
o含有y  Fe、03. Fe*Oa 、 Co含有
y −Fe:IO,等の酸化鉄磁性粉、Fe −A1合
金粉末、Fe−AJI−P合金粉末、 Fe−Ni−C
o合金粉末、 Fe−Mn−Zn合金粉末、re−Ni
−Zn合金粉末、Fe−Go−Ni−Cr合金粉末。
Fc−Co−N1−P合金粉末、Go−Ni合金粉末お
よびGo−P合金粉末等、 Fe、 Ni、 Co等の
強磁性金属を主成分とする強磁性合金粉末などが挙げら
れる。
前記強磁性粉末の形状については特に制限はなく、例え
ば、針状、球状あるいは楕円体状などのものを使用する
ことができる。
前記強磁性粉末の形状については特に制限はなく、例え
ば、針状、球状あるいは楕円体状などのものを使用する
ことができる。
前記結合剤には、たとえば従来より磁気記録媒体に用い
られている熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂1反応型樹脂、
7!lt子線照射硬化型樹脂またはこれらの混合物など
を使用することかでき、前記バックコート層において使
用することかてきるものと同様のものを使用することが
できる。
これらは1種単独で使用しても良いし、2種以上を組み
合せて使用しても良い。
前記磁性層においては、萌記強磁性粉末、結合剤の他に
、潤滑剤、帯電防止剤、硬化剤などを配合することがで
きる。
さらに、必要に応じて、前記磁性層には研磨剤を添加す
ることができる。
前記研磨剤としては、たとえば、熔融アルミナ、炭化珪
素、酸化クロム、コランダム、人造プランダム、人造ダ
イヤモンド、ざくろ石、エメリー(主要成分:コランダ
ムと磁鉄鉱)等が使用される。
これらの研磨剤の平均粒径は、通常、0.05〜5.0
ルmである。
前記研磨剤を配合する場合、前記研磨剤の配合割合は、
前記強磁性粉末100重量部に対して、通常、0.5〜
20重量部である。
なお、前記バックコート層および前記磁性層において、
前記潤滑剤、前記帯電防止剤等は、単独の作用のみを有
するものではなく、たとえば、−の化合物が潤滑剤およ
び帯電防止剤として、作用する場合がある。
したがつて、この発明における前記の分類は、主な作用
を示したものであり、分類された化合物の作用が分類に
示す作用によって、限定されるものではない。
次に、この発明の磁気記録媒体を製造する方法などにつ
いて説明する。
(S!遣方法等) この発明の磁気記録媒体は、たとえば、前記強磁性粉末
、結合剤などの磁性層形成成分を溶媒に混線分散して磁
性塗料を調製した後、得られた磁性塗料を前記非磁性支
持体の一方の面に塗布および乾燥する工程と、市記非磁
性粉末、前記結合剤などのバックコート層形成成分を溶
媒に混線分散してバックコート塗料を:A製した後、得
られた塗料を前記非磁性支持体の他方の面に塗布および
乾燥する工程とにより製造することができる。
前記磁性層形成成分の混練・分散に使用する溶媒として
は、たとえばアセトン、メチルエチルケトン(肛に)、
メチルイソブチルケトン(MlllK)およびシクロヘ
キサノン算のケトン系・メタノール、エタノール、プロ
パツールおよびブタノール等のアルコール系;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸プロピ
ルおよびエチレングリコールモノアセテート等のエステ
ル系;ジエチレングリコールジメチルエーテル、2−エ
トキシエタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル系:ベンゼン、トルエンおよびキシレン等の
芳香族炭化水素:メチレンクロライト、エチレンクロラ
イド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロルヒド
リンおよびジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素な
どを使用することができる。
磁性塗料成分の組成混練にあたっては、前記強磁性粉末
およびその他の磁性塗料成分を、同時にまたは個々に順
次混練機に投入する。たとえば、まず分散剤を含む溶液
中に前記強磁性粉末を加え、所定吟間混練した後、残り
の各成分を加えて、さらに混線を続けて磁性塗料とする
混線分故にあたっては、各村の混線機を使用することか
てきる。この混線機としては、たとえば三木ロールミル
、三木ロールミル、ボールミル、ペブルミル、サイトグ
ラインダー、Sqegvariアトライター、高速イン
ペラー分散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デ
イスパーニーダ−1高速ミキサー、ホモジナイザー、超
音波分散機などが挙げられる。
このようにして調製した磁性層形成成分の塗布液は、公
知の方法により、非磁性支持体の一方の面に塗布される
前記バックコート層形成成分も磁性層形成成分と同様の
方法により調製することができ、バックコート層形成成
分の塗布液は、公知の方法により、非磁性支持体の他方
の面に塗布される。
この発明において利用することのできる塗布方法として
は、たとえばグラビアロールコーティング、ワイヤーバ
ーコーティング、ドクターブレードコーティング、ソハ
ースロールコーティング、デイツプコーティング、エア
ーナイフコーティング、カレンダーコーティング、スキ
ーズコーティング、キスコーティングおよびファンティ
ンコーティングなどが挙げられる。
こうして、磁性層形r&酸成分よびバックコート層形成
成分を塗布した後、未乾燥の状態で、必要により磁場配
向処理などを行ない、さらに1通常はスーパーカレンダ
ーロールなどを用いて表面平滑化処理を行なう。
この発明の磁気記録媒体は、前記の表面平滑化処理を行
なった後、所望の形状に裁断することにより得ることか
できる。
この発明の磁気記録媒体は、たとえば長尺状に裁断する
ことにより、ビデオテープ、オーディオテープ等の磁気
テープとして、あるいは円盤状に裁断することにより、
フロッピーディスク等として使用することかてきる。さ
らに2通常の磁気記録媒体と同様に、カート状2円筒状
などの形態でも使用することができる。
[実施例] 次に、この発明の実施例および比較例を示し、この発明
についてさらに具体的に説明する。
なお、以下に記載する実施例および比較例において、1
部」は「重琶部」を表わすものとする。
(実施例1) 以下に示す組成の磁性層組成物をボールミルを用いて混
合分散した後、硬化剤として多官簡イソシアネートを6
部を添加し、Igmのフィルタで濾過することにより磁
性塗料を調製した。
゛の Go含含有−Fe、0.  ・・・・ ・・・ポリウレ
タン・・・・・・・・・ 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 ステアリン酸ブチル・・・・・・ ミリスチン酸・・・・・・・・・ ステアリン酸・・・・・・・・・ アルミナ・・・・・・・・・・・ カーボンブラック・・・・・・・ レシチン・・・・・・・・・・・ シクロヘキサノン・・・・・・・ メチルエチルケトン・・・・・・ トルエン番・争拳・・・・・a− 100部 ・8部 ・12部 0.8部 0.5部 0.5部 ・ 5部 0.5部 ・4部 ・40部 ・60部 ・60部 得られた磁性塗料液を、リバースロールコータ−を用い
てカレンダー後の乾燥厚か4.5μmになるように厚み
13gmのポリエチレンテレフタレートフィルムの一方
の面に塗布し、加熱下に溶剤を除去して、スーパーカレ
ンダーにかけて表面平滑化処理を行なった。
次いで、第1表に示す組成のバックコート層組成物をボ
ールミルを用いて、24時間分散することによりバック
コート塗料を調製した。
得られたバックコート塗料液を、リバースロールコータ
−を用いて乾燥厚が1101Lになるように、前記ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの磁性層を設けた面と
他方の面に塗布し、加熱下に溶剤を除去し、バックコー
ト層を形成した。
次いで、裁断装置を用いてl/2インチ幅にスリットし
て試料テープを作成した。
(a)  試料テープをVIISカセットに詰め、温度
20°C1湿度50%の条件下に、 NV−6200(
松下電気製)デツキを使用し、200回パスくり返し走
行させた。そのテープ(2(l0回バステープ)につい
て、出力変動幅、バックコート層の動摩擦係数、バック
コート層の層間摩擦係数、スキューおよびジッターを測
定し、テープ損傷およびバックコート層削れを目視によ
り評価した。
また、未走行の試料テープ(バージンテープ)について
、バックコート層の動摩擦係数およびバックコート層の
層間摩擦係数を測定した。
なお、それぞれの特性の測定は次のようにして行なった
出力変動幅;温度20℃、湿度60%の条件下に、20
0回バステープの再生時における出力の変動する幅を求
めた。
動庁擦係数;温度23’C1湿度60%の条件下に。
横浜システム社製走行性試験機(TDT−:100− 
D)を使用し、入口テンション20gに設定し、直径3
.81のステンレスピンに試料テープを180’巻き付
け、3.3cm1秒て走行させ、−分後の出口テンショ
ンを測定し、次式(3)より求めた。
層間摩擦係数:温度23°C1湿度60%の条件下に、
動1!擦係数の測定に使用したのと同様の装置を使用し
、入口テンション20gに設定し、直径62mmのステ
ンレスドラムに磁性層をL側にして巻き付け、その上の
試料テープをno” !j3き付け、バックコート層面
を0.3cm/秒て走行させ、−分後の出口テンション
を測定し、式(コ)より求めた。
スキューの測定;カラーバー信号を試料テープに録画し
たものをビデオデツキ(IIR−6500、ロ木ビクタ
ー■製)を使用し、温度40°C1湿度80%の条件下
に走行させ、その回数が200回になったとき、モニタ
画面上でスイッチング点における像の歪を測り、これを
井秒で表わした。
ジッターの測定:200回走行後の試料テープをVTR
シ・7ター測定計(0黒電気社製)を用いて、測定した
(b)  層間粘着テストを次のようにして行なった。
l/2インチ幅のテープを1kgの圧力で巻き、温度6
0”C,湿度80%の条件下に20時間放置後、さらに
24時間常温で放置して巻き戻し、その引き離すときの
抵抗かあるものを有り、ないものをなしとして評価した
(c)  バックコート層表面の表面粗さ[Ra ]を
次のようにして測定した。三次元粗さ測定器5E−3F
K (小板研究所製)てカウトオフ0.25、針圧30
■gで試料面(バ・ンクコート層表面)を2.5−−長
測定して求めた。
(d)  クロマS/Nを次のようにして測定した。
+111−7100 (日本ビクター■製)を用いて最
大記録電流で4.5M1lzを記録し、再生時のノイズ
iJEを測定して求めた。
結果を第2表に示す。
(実施例2〜7および比較例1〜4) 第1表に示す組成のバックコート層組成物を用いた以外
は前記実施例1と同様にして試作テープを作成し、前記
実施例1と同様にして品持性の測定等を行なった。
結果を第2表に示す。
(本頁、以下余白) (評価) 第2表から明らかなように、この発明の磁気記録媒体は
、バックコート層において非磁性粉末が均一に分散して
いるため、バックコート層表面が適度な粗さを有し、摩
擦係数が小さく、バックコート層の削れやテープ損傷も
きわめて少ない。
さらに、走行か安定なためにスキューおよびジッター特
性も優れ、出力変動幅が小さく、クロマS/Nの劣化も
なく、充分な耐久性を有して、良好な′it磁変換特性
を実現している。
[発明の効果J この発明によると。
(1)  カーボンブラックを含有するバックコート層
を設けていることにより、帯電防止効果と遮光効果とを
備え、 (2)  非磁性粉末が充分に均一に分散しているバッ
クコート層を形成することができるので。
(3)  バックコート層の適度な粗面化効果により、
走行性に優れると共に、耐久性に優れ、良好な電磁変換
特性を実現することがてきる、等の利点を有する磁気記
録媒体を提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均一次粒径が20〜40mμであるカーボンブ
    ラックと平均一次粒径が50〜100mμであるカーボ
    ンブラックと平均粒径が0.3〜1.5μmである酸化
    亜鉛粉末とを有する非磁性粉末、および結合剤を含有す
    るバックコート層を設けてなることを特徴とする磁気記
    録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6042938A (en) * 1996-12-18 2000-03-28 Tdk Corporation Magnetic recording medium

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