JPH023984Y2 - - Google Patents

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JPH023984Y2
JPH023984Y2 JP14942285U JP14942285U JPH023984Y2 JP H023984 Y2 JPH023984 Y2 JP H023984Y2 JP 14942285 U JP14942285 U JP 14942285U JP 14942285 U JP14942285 U JP 14942285U JP H023984 Y2 JPH023984 Y2 JP H023984Y2
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JP
Japan
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cover
spare tire
tire
hook
spare
Prior art date
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Expired
Application number
JP14942285U
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JPS6256492U (ja
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Publication of JPS6256492U publication Critical patent/JPS6256492U/ja
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Publication of JPH023984Y2 publication Critical patent/JPH023984Y2/ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ジープ等のような車両において、車
体の後部又は側面等に装着されるスペアタイヤを
保護するためのスペアタイヤカバーに関する。
(従来の技術) 一般に、この種のスペアタイヤカバーとして
は、第5図あるいは第6図に示すようなものが知
られている。第5図に示すものは、スペアタイヤ
20の幅と略同寸法の深さを有するほぼ盥状に形
成したカバー本体21をスペアタイヤ20に被せ
てから、スペアタイヤ20と車体22との間にお
いてバンド23により締付け固定するようにした
形式である。一方、第6図に示すものは、タイヤ
カバーを車体22側に備付けられた略盥状をなす
ベースカバー24と、これと略同形状に形成され
た可動カバー25とから構成し、可動カバー25
の上部一点をベースカバー24に嵌込み式とし、
下部及び左右の三点をロツクヒンジ26によつて
ベースカバー24に固定する形式である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前者の形式の場合は、構造的には比
較的簡素であるという利点を有する反面、バンド
による締付け方式であることから、脱着時の操作
性に劣るものであり、またスペアタイヤはその上
側の一部が室内からガラス窓27を通して見える
ような位置に装着されることが多く、スペアタイ
ヤの裏面上部が直接露出した状態で見えることに
なり、見栄えが悪いという点に問題がある。
一方、後者の場合は、スペアタイヤ全体を完全
に覆う形式であることから、その保護性ならびに
見栄えが良好である等の利点を有する反面、構造
的に複雑化し、かつ脱着時の操作性が劣るという
問題がある。
そこで本考案は、以上の問題を解決し得るスペ
アタイヤカバーを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題を解決するために、本考案は合成樹
脂材をもつて略盥状に形成されたカバー本体の上
部に、車体に装着されたスペアタイヤの上部裏面
の覆い部を一体状に延出形成するとともに、カバ
ー本体の開口側には一端が上下のいずれか一方に
固定され、他端が他方にフツクを介して係脱可能
とされた伸縮ベルトを備えた構成としたことであ
る。
(作用) スペアタイヤカバーはカバー本体の覆い部を上
側にした状態で、車体に装着されているスペアタ
イヤに上方から被せたのち、伸縮性バンドをフツ
クにて止めることにより装着される。このように
して取付けられたスペアタイヤカバーはその上部
の覆い部によつてスペアタイヤの裏面上部を覆う
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて具体的に
説明する。第1図に示すように、スペアタイヤカ
バー1のカバー本体2は、硬質の合成樹脂材によ
りスペアタイヤ8の幅と略同寸法の深さを有する
略盥状に形成され、その上部にはスペアタイヤ8
の裏面上部を覆うための覆い部3が下向きに延出
形成されている。なお、この覆い部3は図では一
体成形の場合として示してあるが、別体成形後に
おいてカバー本体2と接合する構成であつても差
支えない。そして、覆い部3はスペアタイヤ8の
上部1/4程度を覆う得るような大きさに形成され
るとともに、その下縁の略中央部には略縦長に形
成されたタイヤブラケツト9の上端部と係合する
ことによりスペアタイヤカバー1の位置決めをな
す係合凹部4を備えている。なお、タイヤブラケ
ツト9はスペアタイヤ8を取付けるためのもので
あり、車体10に固着されている。
また、スペアタイヤカバー1の開口側には、該
スペアタイヤカバー1をスペアタイヤ8に固定す
るための左右2本の伸縮性ベルト5が設けられて
いる。それら伸縮性ベルト5は一端がカバー本体
2の下端部にそれぞれ固着され、他端には前記覆
い部3に形成した係止孔6に係脱自在なフツク7
を備えている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて、伸縮性ベルト5のフツク7を係止孔6か
ら外すとともに、カバー本体2の覆い部3を上側
にした状態で、スペアタイヤカバー1を車体10
のタイヤブラケツト9に取付けられたスペアタイ
ヤ8に上方から被せる。この操作によつて、覆い
部3の係合凹部4がタイヤブラケツト9の上端部
に係合し、スペアタイヤカバー1の位置決めがな
される。すなわち、装着時の位置ズレを防止して
カバー表面に描かれた図案等の水平・垂直を得る
ことができる。上記の被せ操作後は、伸縮性ベル
ト5を引張つてフツク7を係止孔6に掛止すれ
ば、スペアタイヤカバー1はスペアタイヤ8ある
いはタイヤブラケツト9に押圧された状態で固定
される。従つて、スペアタイヤ8とスペアタイヤ
カバー1との密着性が増し、走行時におけるガタ
ツキが防止される。また、スペアタイヤカバー1
を装着した状態ではスペアタイヤ8の上部裏面が
覆い部3によつて覆われるため、室内からのガラ
ス窓11を通しての見栄えが良好となる。
なお、スペアタイヤカバー1の取外しは、伸縮
性ベルト5のフツク7を係止孔6から離脱後、ス
ペアタイヤカバー1を上方へ抜き取ることによつ
て簡単に行なうことができる。
第3図及び第4図は、それぞれ本考案の他の実
施例を示したものである。すなわち、第3図に示
す例は、カバー本体2に形成された覆い部3の内
面にリーフスプリング12を追加したものであ
り、また、第4図に示す例はカバー本体2の開口
部のやや内寄りに左右方向にタイヤ締付けベルト
13を追加したものである。従つて、これら両実
施例によれば、リーフスプリング12あるいはタ
イヤ締付けベルト13によつて、幅寸法の異なる
スペアタイヤ8であつても当該スペアタイヤ8に
対しスペアタイヤカバー1を安定状態で取付ける
ことができる。
なお、伸縮性ベルト5は覆い部3側に固定し、
カバー本体2の下部側にフツク7により係止する
構成としても差支えない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案のスペアタイヤカ
バーはカバー本体に形成した覆い部によりスペア
タイヤの上部裏面を覆う構成とし、かつフツク付
きの伸縮性ベルトにより固定する構成としたこと
により、構造の簡素性を生かした上で、室内から
の窓越しの見栄えを向上し得るとともに、脱着時
の操作性をすこぶる良化し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両用スペアタイヤカバーの
実施例を示す斜視図、第2図はスペアタイヤに装
着した状態の断面図、第3図は本考案の他の実施
例を示す断面図、第4図はさらに他の実施例を示
す斜視図、第5図及び第6図はそれぞれ従来例を
示す断面図である。 1……スペアタイヤカバー、2……カバー本
体、3……覆い部、4……係合凹部、5……伸縮
性ベルト、6……係止孔、7……フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂材をもつて略盥状に形成されたカバ
    ー本体の上部に、車体に装着されたスペアタイ
    ヤの上部裏面の覆い部を一体状に延出形成する
    とともに、カバー本体の開口側には一端が上下
    のいずれか一方に固定され、他端が他方にフツ
    クを介して係脱可能とされた伸縮ベルトを備え
    た車両用のスペアタイヤカバー。 (2) 前記覆い部はスペアタイヤ支持用のタイヤブ
    ラケツトの上端と係脱可能な係合部を備えてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の車両用
    のスペアタイヤカバー。
JP14942285U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH023984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14942285U JPH023984Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP14942285U JPH023984Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6256492U JPS6256492U (ja) 1987-04-08
JPH023984Y2 true JPH023984Y2 (ja) 1990-01-30

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ID=31064614

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062867Y2 (ja) * 1988-06-16 1994-01-26 河西工業株式会社 スペアタイヤカバー
JP2701366B2 (ja) * 1988-09-28 1998-01-21 スズキ株式会社 スペアタイヤのカバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6256492U (ja) 1987-04-08

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