JPH085058Y2 - アシストグリップの取付構造 - Google Patents

アシストグリップの取付構造

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JPH085058Y2
JPH085058Y2 JP1991056712U JP5671291U JPH085058Y2 JP H085058 Y2 JPH085058 Y2 JP H085058Y2 JP 1991056712 U JP1991056712 U JP 1991056712U JP 5671291 U JP5671291 U JP 5671291U JP H085058 Y2 JPH085058 Y2 JP H085058Y2
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JP
Japan
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assist grip
mounting
grip
trim cover
shoulder
Prior art date
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JP1991056712U
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JPH05536U (ja
Inventor
裕 小泉
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の後部座席に装備す
るアシストグリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の後部座席に装備するアシストグリ
ップの取付構造は実開昭63−161043号公報に開
示されている。また、実開昭61−20452号公報に
は、車両の前部座席に配設するシートベルトを支えるシ
ョルダーアンカーを車体側壁に対して高さ位置を調節自
在に取付ける構造が開示されている。アシストグリップ
は車体の後部座席の前方上部に取付けられ後部座席への
乗降を容易にするものであり、この種のショルダーアン
カー装置は、アシストグリップに近接して配設されてい
る。そして、ショルダーアンカー装置はセンターピラー
等の車体側壁にブラケットを固定し、ブラケットに対し
て摺動するカバーにショルダーアンカーを取付けるもの
であった。そして、装置全体をトリムカバーで覆うこと
により、美観が維持されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、従来の
取付構造にあっては、後席用のアシストグリップは、前
席用のシートベルトのショルダーアンカー装置に隣接し
て配設され、さらに、ショルダーアンカー装置とアシス
トグリップと別個に取付けていた。そこで、取付構造
が複雑となり、また、取付部の装飾を考慮する必要があ
った。そこで本考案は、ショルダーアンカー装置との共
締めによる取付構造の簡素化を図ったアシストグリップ
の取付構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のアシストグリッ
プの取付部は、前席のシートベルトのショルダーアンカ
ーを支持するショルダーアンカー装置の固定ブラケット
の取付部とともに共通のボルトにより車体側に共締めす
る取付構造を有し、ショルダーアンカー装置を被覆する
トリムカバーにはアシストグリップを挿入する切欠き部
を形成する構成を具備する。さらに、トリムカバーの切
欠き部を被覆する被覆部材をアシストグリップのグリッ
プ本体と取付部との間に装着する構成を具備する。
【0005】
【作用】後席用のアシストグリップの取付部を、前席用
のショルダーアンカー装置のトリムカバーの切欠き部か
ら挿入し、アシストグリップの取付部とショルダーアン
カー装置の取付部とを1本のボルトで共締めするので、
取付けの簡素化が達成される。また、アシストグリップ
の被覆部材はトリムカバーの切欠き部を覆う。
【0006】
【実施例】図1は本考案の実施例を示す要部の説明図で
ある。シートベルト10を支持するショルダーアンカー
12は、ショルダーアンカー装置30を介して車体側へ
取付けられる。ショルダーアンカー装置30は、固定ブ
ラケット32と固定ブラケット32に対してスライダ3
5により摺動自在に支持されるスライドカバー34を備
える。固定ブラケット32は両端部に形成した2個のボ
ルト穴31A、31Bを有し、ボルトにより車体パネル
に固定される。スライドカバー34はノブ36を有し、
ノブ36を操作することにより固定ブラケット32に対
するスライドカバー34の位置を変更することができ
る。ショルダーアンカー12はスライドカバー38に穿
孔されたタップ穴38を用いて、スライドカバー38に
固着される。固定ブラケット32の上端部には、折曲げ
部33Aを有する取付座33が設けられ、この取付座3
3にはボルト穴31Bが形成されている。車体側に固着
されたショルダーアンカー装置30はトリムカバー20
により被覆されている。トリムカバー20は、クリップ
取付部21Aを有し、車体に植設したクリップ(図示せ
ず)にはめ込まれる。トリムカー20の上部には、別
の取付部21Bが設けられ、上部レール15に固定され
上部レール15はファスナー17を介して車体側に
固着される。トリムカバー20は、長手方向に伸びる
穴22を有し、長穴22に対応した位置にショルダーア
ンカー装置30のスライドカバー34が位置するように
配設されている。トリムカバー20の長穴の上部の側部
には切欠き部24が設けられている。この切欠き部24
アシストグリップ40の先端に配設する取付部50が
挿入できる大きさを有している。そして、アシストグリ
ップ40の一端部の取付部50は切欠き部24からトリ
ムカバー20の内部に挿入し、固定ブラケット32の端
部の取付座33とともに車体側に固着される。
【0007】図2はアシストグリップ取付部の詳細を示
す。アシストグリップ40はグリップ本体42と、グリ
ップ本体42をショルダーアンカー装置30に連結する
取付部50を有する。取付部50は、グリップ本体42
との連結部材51と、連結部材51と一体の取付部材5
2を有する。取付部材52は、折曲げ部54を介して取
付座56へ延びる。取付座56にボルト穴57が形成さ
れる。アシストグリップ40の取付部50の他端部に
他の取付部60が設けられ、両取付部50、60はボル
ト65A、65Bにより車体に固着される。アシストグ
リップ40のショルダーアンカー装置30側の取付部5
0は、ショルダーアンカー装置30の固定ブラケット3
2の上端の取付座33の上に重ねられ、共通のボルト6
5Aにより車体側に共締めされる。この構成により簡単
な構造でアシストグリップを固定することができる。ボ
ルト65Aの頭部はアシストグリップ40の取付座56
の表面56Aに突出する。しかし、この表面56Aには
折曲げ部54によりクリアランスが設けられるので、ス
ライダカバー34がアシストグリップ側に摺動されたと
きでも、ボルト65Aの頭部との干渉は発生しない。
た、グリップ本体42に可撓性材料のベセル70を嵌装
しておき、グリップ取付部50をトリムカバー20の切
欠き部24を貫通させた後に、このベゼル70を切欠き
部24に当接させて切欠部24を覆い、外観の向上を図
ることができる。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように、後席用のアシス
トグリップを車体に取付ける構造であって、アシストグ
リップをトリムカバーの切欠部を介してトリムカバーの
内側に挿入し、前席用のシートベルトのショルダーアン
カー装置とともに共通のボルトで共締めする構造を採用
したものであるから、取付部品が削減され、構造も簡素
化されると共に、取付構造はトリムカバーで被覆されて
美観を損ねることがない。 また、トリムカバーの切欠部
はアシストグリップに装着する被覆部材により覆われて
外観の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アシストクリップとショルダーアンカー装置の
取付部を示す説明図。
【図2】アシストグリップの取付部を示す説明図。
【符号の説明】 10 シートベルト 20 トリムカバー 30 ショルダーアンカー装置 32 固定ブラケット 33 取付部 34 スライドカバー 40 アシストグリップ 50 取付部 65A ボルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前席のシートベルトのショルダーアンカ
    ーを支持するショルダーアンカー装着に近接した車体の
    後席側壁部に固着されるアシストグリップの取付構造に
    おいて、 グリップ本体と、その両端に車体への取付部を有するア
    シストグリップと、 アシストグリップの一端側の取付部と共通の固着具を用
    いて共締め固着されるショルダーアンカー装着とショル
    ダーアンカー装置を被覆するトリムカバーを備え、 前記トリムカバーは内装するショルダーアンカー装置に
    連絡する切欠き部を側壁に配設すると共に、アシストグ
    リップの取付部はトリムカバーの切欠き部からショルダ
    ーアンカー装置の固着部に連結してなる アシストグリッ
    プの取付構造。
  2. 【請求項2】 アシストグリップはグリップ本体と車体
    への取付部との間に被覆部材を装着し、アシストグリッ
    プの取付部を挿入したトリムカバーの切欠き部部分を被
    覆してなる請求項1記載のアシストグリップの取付構
    造。
JP1991056712U 1991-06-24 1991-06-24 アシストグリップの取付構造 Expired - Lifetime JPH085058Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991056712U JPH085058Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 アシストグリップの取付構造

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JP1991056712U JPH085058Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 アシストグリップの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05536U JPH05536U (ja) 1993-01-08
JPH085058Y2 true JPH085058Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=13035097

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963542U (ja) * 1972-08-28 1974-06-04
JP6515500B2 (ja) * 2014-11-20 2019-05-22 三菱自動車工業株式会社 車両のセンターピラー

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120452U (ja) * 1984-07-12 1986-02-06 トヨタ自動車株式会社 シヨルダベルトアンカ装置
JPH0534270Y2 (ja) * 1987-04-10 1993-08-31

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JPH05536U (ja) 1993-01-08

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