JPH0238018A

JPH0238018A - 射出機構

Info

Publication number: JPH0238018A
Application number: JP18689188A
Authority: JP
Inventors: Sadata Aoyama; 青山　禎太; Masato Yamamura; 正人山村
Original assignee: Fanuc Corp
Current assignee: Fanuc Corp
Priority date: 1988-07-28
Filing date: 1988-07-28
Publication date: 1990-02-07
Anticipated expiration: 2012-03-19
Also published as: JP2593091B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、射出成形機における射出ｔｉ横に関する。

従来技術電動式射出成形機の射出ｉ構１は、第３図に示すように
、リアプレー１・２とフロントプレー１・３が複数本の
タイバー４で連結され、その間にプッシャープレート５
が館後方向（図の左右方向）へ連動自在にｖｔ貰された
構成を備え、リアプレート２に射出用モータ６で駆動さ
れるボールねじ７の後部が軸支され、このボールねじ７
の前部はプッシャープレート５の後面側に固定されたポ
ールナツト８に螺合されている。

また、ブツシャ−プレート５の前面側にはスクリュース
リーブ９が回転自在に軸支されており、このスリーブ９
に計量スクリュー１２の後端が取付けられている。

そして、射出工程では、射出用モータ６によるボールね
じ７の回動でブツシャ−プレー１−５が前進し、これに
よりＴＴｉｆＡに取り付けているＫ１１Ｍスクリュー１
２が前方に押し出され、射出シリンダ先端部に計量・溶
融済みの樹脂を金型内部に射出する動作をする。

射出後は保圧工程の後、ボールねじ７が逆転されてブツ
シャ−プレート５ど共に計量スクリュー１２が後退する
。Ｋｌ　ｍスクリュー１２はこのとき同時に計量モータ
１３によって回転され、次回の射出に備えて樹脂の品１
伍・溶融が行なわれる。

このような射出機構１において、リアプレート２にλｊ
するボールねじ７後部の軸支やブツシャ−プレー１−５
に対するスクリュースリーブ９の軸支は従来、図のよう
に、これらを軸支するためのベアリング（１０，１１）
を直接にリアプレート２、ブツシャ−プレート５に取り
つけた構造で行なわれており、またボールナット８らプ
ッシャープレート５の後面側に直接に取りつけられてい
る。

−・方、射出機構では機種の仕様に多少の相違があって
も、リアプレー１・２やプッシャ−プレート５などのプ
レート類およびタイバー４などには構造的、強度的に共
通して使用できる可能性があるが、ボールねじ７やポー
ルナツト８あるいはスクリュースリーブ９を共通して使
用することは、射出能率や」ストの面から難しく、これ
らの直径や形態が仕様の異なる機種ごとに異なることが
多い。

従来の射出機構１では、リアプレート２やブツシャ−プ
レート５が持つ前記の可能＋！ｌを無視して、同様であ
るが仕様が異なる機種に対応するために、それぞれに異
なる加工を施したリアプレート２やブツシャ−ブレー１
−５を準備している。そのため比較的大きな部品である
これらプレートを多品種にわたり準備しておく必要があ
って不経済であるとともに、部品としての互換性が無く
部品管理上で不利な難点がある。

発明が解決しようとする課題この発明は、仕様は異なるが同様な機種間で、リアプレ
ートやプッシャープレートを共通に使用できる構成を備
えた射出機構の提供を課題とする。

課題を解決するための手段プッシャープレートに第１のハウジングを、リアプレー
トに第２のハウジングを固定する。

第１のハウジングの前部にスクリュースリーブを回転自
在に軸支するとともに、後部にポールナツトを固定する
。

第２のハウジングにボールねじの後部を貫通させて回転
自在に軸支するとともに、このボールねじの曲部を前記
のボールナットに螺合する。

萌記スクリ１−スリーブ、ポールナツトおよびボールね
じを、これらの軸線を射出軸線に一致さけて配置して成
り、竹記第１．第２のハウジングの外形および取イＮ１
０手段を、仕様の異なる他の機種と同一に形成する。

釣用プッシャープレートに対するスクリュースリーブの軸支
およびポールナツトの固定と、リアプレートに対するボ
ールねじ後部の軸支を、それぞれ仕様の異なる他の機種
と外形および取伺は手段が同一な第１、第２のハウジン
グを介して行う構成は、仕様が異なる他の機種と同じり
７プレート、プツシｐ−プレートの利用を可能にする。

実施例第１図の射出機構１は第１の実施例を示すもので、リア
プレート２、フロントプレート３、プッシャープレート
５およびタイバー４の配置などは従来例の場合と格別に
異なる所はない。

ブツシャ−プレート５の中央部には、第１のハウジング
１４がその前部をこのプレート５に設けた取付は孔１５
に嵌入して、フランジ１６を該プレート５の後面に突当
て、ボルト１７で固定されている。

第１のハウジング１４の前部には、スクリュースリーブ
９が前号″から挿入されてラジアルベアリング１０、ス
ラストベアリング１１で回転自在に軸支されている。こ
のスリーブ９は第１のハウジング１４にねじ１８で固定
された押え部材１９により前方への扱は止めがなされ、
さらにその前方にｌｉｔプーリ２０が嵌挿されて４−止
めされるともに、ねじ２１でスクリュースリーブ９の前
端に固定された扱は止め部材２２で前後方向への移動が
固定されている。

Ｈ１聞プーリ２０はπ１ｍモータ１３（図示省略）に連
動連結されている。

前記スクリュースリーブ９はまた、前方に装着孔２３を
備えてスプラインスリーブ２４が嵌挿ざれ、この部分に
轟１聞スクリュー１２の後端部がスプライン嵌合してい
る。スプラインスリーブ２４、ｆｆｌ　ｆｆｉスクリュ
ー１２の後端部は前記の抜は止め部材２２とねじ２１に
よりスクリュースリーブ９に対し固定されている。

スクリュースリーブ９の後部は中空部２５とされ、後端
面にボールナット８がフランジ２６を介してボルト２７
により固定されている。

リアプレート２の中央には、第２のハウジング２９が、
前部を取付は孔２８に嵌入してフランジ３０を該プレー
ト２の後面に突当て、ボルト３１により固定されている
。この第２のハウジング２９には前記のボールねじ７の
後部が軸スリーブ３２を介してラジアルベアリング１０
−、スラストベアリング１１′により回転自在に軸支さ
れている。一方、ボールねじ７の前部は第１のハウジン
グ１４の後面に固定されたボールナツト８に螺合され、
該ハウジング後部の中空部２５に突出可能とされている
。

この場合に、前記の計量スクリュー１２、スクリュース
リーブ９、ポールナツト８およびボールねじ７の軸線は
、これらが軸支された状態において、射出機構１の射出
軸線Ａ（射出方向）と一致するように配置される。

符号３３は射出ブーりでボールねじ７の後端に固定され
、射出モータ６（図示省略）に連動連結されている。

そして、前記第１と第２のハウジング１４゜２９におけ
る外形とこれらハウジングを取りつけるためのボルト（
１７，３１・・・取イリは手段）の配置は仕様が異なる
他の機種の場合と同じにしである。

この射出機構１の動作は前記した従来例の場合と変らな
い。しかし、この実施例においてリアプラテン２、プッ
シャープラテン５の取イ・」け孔１５゜２８には、種々
の仕様に対応さしたスクリュースリーブ９、ボールねじ
７などを組込んだ第１．第２のハウジング（１４，２９
）を選択して装着し、当該射出機構１を必要とする仕様
のものに構成することが出来る。

すなわち、第２図の第２実施例は他の仕様に対応させる
べく、第１ハウジング１４の前後方向寸法を出来るだけ
短く構成したもので、スクリュースリーブ９の後部に、
中空部３４（前記第１の実施例におけるハウジング１４
の中空部２５に相当する）を形成して、この部分にボー
ルねじ７の前端部を嵌入させるようにしており、スクリ
ュースリーブ９の形態およびハウジング１４に対する軸
支構造が第１実施例の場合と大きく異なっている。

また第２ハウジング２９においてらボールねじ７の軸支
構造が異なっている。

しかし、前記仕様が異なることによる相違はハウジング
１４．２９内部の加工を変更覆ることにより解決されて
おり、第１．第２のハウジング１４．２９の外形とボル
ト１７．３１の配置など取付は手段は同じにされている
ので、リアプラテン２、ブツシャ−プラテン５などは第
１実施例の場合と同じものを利用している。

また、第１、第２の実施例ともに、ボルト２７、ボルト
３１を汰き取れば、ボールねじ７をポールナツト８、第
２ハウジング２９と共に、リアプレート２から後方に後
爪ることができ、ポールナツト８の点検、交換を簡単に
行うことができる。さらに、第１ハウジング１４に付い
ても扱は止め部材２２を外して、４聞・プーリ２ｏを取
去れば、計理スリーブ９とともに全体をユニットとして
、ブツシャ−プレート５の後方に抜き出すことができる
。このことは逆に、これらをユニツ１へとしてリアプレ
ート２などに簡単に取りつけることができることを意味
する。

発明の効果仕様は異なるが同種の射出ｉ横開においてリアプレート
、ブツシャ−プレートを共通部品化することができる。

仕様が異なることによる相違はハウジングの内部加工を
変えることにより吸収することができるから、種々な仕
様の機種を低コストで実現できる。

スクリュースリーブ亡ボールねじのブツシャ−プレート
、リアプレートに対する軸支部をユニット化できるから
、これらスクリュースリーブ、ボ−ルねじの取付け、取
外しが簡単になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部を断面にて承り正面図、第２図は一部を断
面にて示す他の実施例に関する正面図、第３図は一部を
断面にて示す従来例の正面図である。１・・・射出機構、２・・・リアプレート、３・・・フ
ロントプレート、４・・・タイバー、５・・・プッシャ
ープレート、６・・・射出用モータ、７・・・ボールね
じ、８・・・ポールナツト、９・・・スクリュースリー
ブ、１０・・・ラジアルベアリング、１１・・・スラス
トベアリング、１２・・・計量スクリュー、１３・・・
計量モータ、１４・・・第１のハウジング、１５・・・
取付は孔、１６・・・７ランジ、１７・・・ボルト、１
８・・・ねじ、１９・・・押え部材、２０・・・計量プ
ーリ、２１・・・ねじ、２２・・・広げ止め部材、２３
・・・装着孔、２４・・・スプラインスリーブ、２５・
・・中空部、２６・・・フランジ、２７・・・ボルト、
２８・・・取付は孔、２９・・・第２のハウジング、３
０・・・フランジ、３１・・・ボルト、３２・・・軸ス
リーブ、３３・・・射出プーリ、３４・・・中空部。

Claims

【特許請求の範囲】

プッシャープレートに第１のハウジングを固定し、その
前部にスクリュースリーブを回転自在に軸支するととも
に、後部にボールナットを固定し、リアプレートに第２
のハウジングを固定し、これにボールねじの後部を貫通
させて回転自在に軸支し、かつ、該ボールねじの後部を
前記ボールナットに螺合させ、前記スクリュースリーブ
、ボールナットおよびボールねじを、これらの軸線を射
出軸線に一致させて配置して成り、前記第１、第２のハ
ウジングの外形および取付け手段が、仕様の異なる他の
機種と同一に形成されていることを特徴とした、射出成
形機の射出機構。