JP3191413U - 射出成形機 - Google Patents
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Abstract
【課題】射出成形機において、簡単な構成によってバランスのよい駆動を行い、必要とされる高い射出圧力や高い射出速度による射出を可能とする射出成形機を提供する。【解決手段】射出成形機において、成形材料を射出するための射出部材1を装着したプッシャプレート6を射出軸方向に駆動する駆動手段を備え、駆動手段を構成するボールネジ7の軸径、リード、ナット容量を同一とし、ボールネジ7にそれぞれ連結された射出用モータの出力を同一とする。これにより、プッシャプレート6や射出部材1をバランスよく動作させることが可能となり、必要とされる高い射出圧力、高い射出速度での射出を可能として、コストを削減することが可能となる。【選択図】図1
Description
本考案は、射出成形機に関する。
射出成形機においては、固定プラテン、可動プラテン、及び可動プラテンの背後に配置されたリアプラテンが複数のタイバーによって結合されており、タイバーに沿って可動プラテン及びリアプラテンが移動する。また、固定プラテンと可動プラテンの互いに対向する加工面には、それぞれ金型が取りつけられており、型締及び型開き動作を行う。
また、射出ユニットを固定プラテンに対して前後進させ、射出ユニットの射出シリンダ先端のノズルを、固定プラテンの樹脂注入口に密着させて、スクリュー回転により溶融した樹脂をシリンダ前方に備え、スクリューを前進移動させることによって、溶融した樹脂を金型内に射出している。スクリューを前後進させる際には、サーボモータが用いられることが一般的である。
また、射出ユニットを固定プラテンに対して前後進させ、射出ユニットの射出シリンダ先端のノズルを、固定プラテンの樹脂注入口に密着させて、スクリュー回転により溶融した樹脂をシリンダ前方に備え、スクリューを前進移動させることによって、溶融した樹脂を金型内に射出している。スクリューを前後進させる際には、サーボモータが用いられることが一般的である。
射出成形で成形される成形品の薄肉化が進むにつれ、高い射出圧力や高い射出速度が必要とされることがある。高い射出圧力や高い射出速度を得るために、モータを大型化することが行われてきた。しかしながら、大型のモータを採用するとコストが非常に高くなるおそれがある。
これらの課題を解決するために、大型のモータを使わずに、比較的小型のモータを複数台用いることも行われている。
特許文献1には、複数台の小型のサーボモータをそれぞれ軸と結合させ、それらのサーボモータの駆動により、スクリューの進退を行う射出成形機の技術が開示されている。
特許文献1には、複数台の小型のサーボモータをそれぞれ軸と結合させ、それらのサーボモータの駆動により、スクリューの進退を行う射出成形機の技術が開示されている。
特許文献1に開示されている技術は、複数台の小型のサーボモータを使用してスクリューの進退を行っているが、サーボモータの特性等に関しては記載されていない。そのため、特許文献1に開示されている技術では、サーボモータ等を含む複数の駆動手段の出力などに相違がある場合、駆動のバランスが崩れ、一部の駆動手段に負荷が集中するおそれがある。
そこで本考案は、射出成形機において、簡単な構成によってバランスのよい駆動を行い、必要とされる高い射出圧力や高い射出速度による射出を可能とする射出成形機を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る考案では、成形材料を射出するための射出部材が挿入された加熱シリンダと、前記加熱シリンダを装着したフロントプレートと、前記フロントプレートと連結部材で連結されたリアプレートと、前記フロントプレートと前記リアプレートとの間にあって前記射出部材を装着して射出軸方向に移動可能に配置されたプッシャプレートと、前記プッシャプレートを射出軸方向に駆動する駆動手段と、を備え、前記駆動手段が、同一の軸径、リード、ナット容量を持った複数のボールねじと、前記ボールねじにそれぞれ連結された同一出力の複数の射出用モータとで構成されていることを特徴とする射出成形機が提供される。
請求項1に係る考案では、プッシャプレートや射出部材をバランスよく動作させることが可能となり、必要とされる高い射出圧力、高い射出速度での射出を可能として、コストを削減することが可能となる。
本願の請求項2に係る考案では、成形材料を射出するための射出部材が挿入された加熱シリンダと、前記加熱シリンダと射出用モータを固定するためのハウジングと、前記ハウジングの前記加熱シリンダ固定部と前記射出用モータ固定部との間にあって前記射出部材を装着して射出軸方向に移動可能に配置されたプッシャプレートと、前記プッシャプレートを射出軸方向に駆動する駆動手段と、を備え、前記駆動手段が、同一の軸径、リード、ナット容量を持った複数のボールねじと、前記ボールねじにそれぞれ連結された同一出力の複数の前記射出用モータとで構成されていることを特徴とする射出成形機が提供される。
請求項2に係る考案では、プッシャプレートや射出部材をバランスよく動作させることが可能となり、必要とされる高い射出圧力、高い射出速度での射出を可能として、コストを削減することが可能となる。
本考案により、射出成形機において、簡単な構成によってバランスのよい駆動を行い、必要とされる高い射出圧力や高い射出速度による射出を可能とする射出成形機を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本考案の第1の実施形態における射出成形機の射出装置の概略図である。1は成形材料を射出するための射出部材であり、加熱シリンダ2の中に挿入されている。加熱シリンダ2は、フロントプレート3に装着されている。5はリアプレートであり、フロントプレート3と連結部材4によって連結されている。6はプッシャプレートであり、フロントプレート3とリアプレート5との間に設けられている。プッシャプレート6は射出軸方向に移動可能に構成されている。また、プッシャプレート6には射出部材1が装着されており、プッシャプレート6が射出軸方向に移動するのに伴い、射出部材1も同様に移動する。
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本考案の第1の実施形態における射出成形機の射出装置の概略図である。1は成形材料を射出するための射出部材であり、加熱シリンダ2の中に挿入されている。加熱シリンダ2は、フロントプレート3に装着されている。5はリアプレートであり、フロントプレート3と連結部材4によって連結されている。6はプッシャプレートであり、フロントプレート3とリアプレート5との間に設けられている。プッシャプレート6は射出軸方向に移動可能に構成されている。また、プッシャプレート6には射出部材1が装着されており、プッシャプレート6が射出軸方向に移動するのに伴い、射出部材1も同様に移動する。
プッシャプレート6を押圧するように複数のボールねじ7のナットが設けられており、ボールねじ7の軸はリアプレート5を貫通し、ボールネジ7の軸端はリアプレート5に支持されるように構成されている。また、ボールねじ7はそれぞれカップリング10を介して射出用モータ8と連結されている。そして、ボールねじ7と射出用モータによって、駆動手段を構成している。駆動手段の駆動によりボールねじ7が移動すると、フロントプレート3とリアプレート5の位置は固定されたまま、プッシャプレート6の位置が移動し、それに伴い射出部材1の位置も移動する。
11は射出部材1を回転させるための回転用モータであり、回転用モータ11と射出部材1はベルト12を介して連結されている。また、ベルト12の周辺には、図示しない駆動プーリ、従動プーリを備えており、ベルト12とともに射出部材回転機構を構成している。このような構成とすることにより、射出部材1をインライン式射出成形機のスクリュとして計量、射出を行うことが可能となる。
本実施形態では、複数のボールねじ7をそれぞれ同一の軸径、リード、ナット容量を持ったものとし、ボールねじ7に連結される射出用モータについても、同一出力のものとするように構成されている。ここで同一とは、完全に同一のもののみを指すのではなく、設計上の公差の範囲内や許容の範囲内でわずかに寸法や出力等が異なるものも含まれる。これにより、プッシャプレート6や射出部材1をバランスよく動作させることが可能となり、必要とされる高い射出圧力、高い射出速度での射出を可能として、コストを削減することが可能となる。
複数のボールねじ7の配置は、射出部材1やプッシャプレート6の中心に対して対称となる位置に配置することが望ましい。これにより、さらにプッシャプレート6の動作をバランスよく行うことが可能となる。
なお、図1に示された射出装置の構成は一例であって、フロントプレート3やリアプレート5の形状は適宜変更することが可能である。また、回転用モータ11はプッシャプレート6に隣接するように設けられているが、回転用モータ11の配置位置についても、この位置に限定されるものではない。
(第2の実施形態)
図2は本考案の第2の実施形態における射出成形機の射出装置の概略図である。第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、第1の実施形態におけるフロントプレート、リアプレート、連結部材を一体としてハウジング9を構成している。ハウジング9は特定の平面上において、プッシャプレート6やボールねじ7の周囲を取り囲むように構成されている。そのため、回転用モータ11やベルト12の射出部材1との連結に支障になることはない。
図2は本考案の第2の実施形態における射出成形機の射出装置の概略図である。第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、第1の実施形態におけるフロントプレート、リアプレート、連結部材を一体としてハウジング9を構成している。ハウジング9は特定の平面上において、プッシャプレート6やボールねじ7の周囲を取り囲むように構成されている。そのため、回転用モータ11やベルト12の射出部材1との連結に支障になることはない。
本実施形態においても第1の実施形態と同様に、駆動手段の駆動によりボールねじ7が移動すると、ハウジング9の位置は固定されたまま、プッシャプレート6の位置が移動し、それに伴い射出部材1の位置も移動する。
本実施形態においても、複数のボールねじ7をそれぞれ同一の軸径、リード、ナット容量を持ったものとし、ボールねじ7に連結される射出用モータについても、同一出力のものとするように構成されている。ここで同一とは、完全に同一のもののみを指すのではなく、設計上の公差の範囲内や許容の範囲内でわずかに寸法や出力等が異なるものも含まれる。これにより、プッシャプレート6や射出部材1をバランスよく動作させることが可能となり、必要とされる高い射出圧力、高い射出速度での射出を可能として、コストを削減することが可能となる。
複数のボールねじ7の配置は、射出部材1やプッシャプレート6の中心に対して対称となる位置に配置することが望ましい。これにより、さらにプッシャプレート6の動作をバランスよく行うことが可能となる。
なお、図2に示された射出装置の構成は一例であって、ハウジング9の形状は適宜変更することが可能である。また、回転用モータ11はプッシャプレート6に隣接するように設けられているが、回転用モータ11の配置位置についても、この位置に限定されるものではない。
1 射出部材
2 加熱シリンダ
3 フロントプレート
4 連結部材
5 リアプレート
6 プッシャプレート
7 ボールねじ
8 射出用モータ
9 ハウジング
10 カップリング
11 回転用モータ
12 ベルト
2 加熱シリンダ
3 フロントプレート
4 連結部材
5 リアプレート
6 プッシャプレート
7 ボールねじ
8 射出用モータ
9 ハウジング
10 カップリング
11 回転用モータ
12 ベルト
Claims (2)
- 成形材料を射出するための射出部材が挿入された加熱シリンダと、前記加熱シリンダを装着したフロントプレートと、
前記フロントプレートと連結部材で連結されたリアプレートと、
前記フロントプレートと前記リアプレートとの間にあって前記射出部材を装着して射出軸方向に移動可能に配置されたプッシャプレートと、
前記プッシャプレートを射出軸方向に駆動する駆動手段と、を備え、
前記駆動手段が、同一の軸径、リード、ナット容量を持った複数のボールねじと、前記ボールねじにそれぞれ連結された同一出力の複数の射出用モータとで構成されていることを特徴とする射出成形機。 - 成形材料を射出するための射出部材が挿入された加熱シリンダと、前記加熱シリンダと射出用モータを固定するためのハウジングと、
前記ハウジングの前記加熱シリンダ固定部と前記射出用モータ固定部との間にあって前記射出部材を装着して射出軸方向に移動可能に配置されたプッシャプレートと、
前記プッシャプレートを射出軸方向に駆動する駆動手段と、を備え、
前記駆動手段が、同一の軸径、リード、ナット容量を持った複数のボールねじと、前記ボールねじにそれぞれ連結された同一出力の複数の前記射出用モータとで構成されていることを特徴とする射出成形機。
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- 2015-04-10 CN CN201510169145.9A patent/CN104972625A/zh active Pending
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