JPH0237999Y2 - - Google Patents

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JPH0237999Y2
JPH0237999Y2 JP9017085U JP9017085U JPH0237999Y2 JP H0237999 Y2 JPH0237999 Y2 JP H0237999Y2 JP 9017085 U JP9017085 U JP 9017085U JP 9017085 U JP9017085 U JP 9017085U JP H0237999 Y2 JPH0237999 Y2 JP H0237999Y2
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JP
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lattice
decorative panel
frame
fitted
bars
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、面格子、フエンス、手摺り、門扉
等に使用される装飾パネルを組込んだ格子体の組
立て構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の格子体において、装飾パネルを
格子桟を連結した支持材に連結するには、装飾パ
ネルの裏面又は表面よりねじ等によつて支持材に
固定するものであつた。又これに代る装飾パネル
の取付け構造としては、実開昭54−141730号公
報、実開昭57−58617号公報に開示されているよ
うに装飾パネルの側部に設けた係止突部を格子桟
の側部に設けた係止溝に係合させて、格子桟間に
装飾パネルを嵌め込んだものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の構造のものは、支持材に
数多くの装飾パネルを取付けるには、装飾パネル
毎にねじ止めするため、組立て作業が極めて煩瑣
となり作業能率が悪いばかりでなく、ねじ孔ピツ
チ等の精度も要求される上、ねじ等が露出して外
観を損ねる等の欠点があつた。又先行技術として
開示されたものは、装飾パネルをねじ止めする煩
らわしさは解消されたものの、格子桟の係止溝に
沿つて上下方向に移動するおそれがあるため、格
子体の開閉時、ガタ付きを起し、又装飾パネルを
例えば格子の上半分に取付けようとすると、装飾
パネルは落下して望む位置に固定し難い等、使用
範囲が限定されるものである。
そこで、この考案は、上記した従来の欠点およ
び先行技術の問題に鑑み、これを解決したもので
あつて、装飾パネルを簡単に組込むことができ、
格子体の開閉等に際してもガタ付くことなく堅牢
に取付けられ、その上装飾パネルを格子桟の長手
方向に沿つて移動することなく取付けることがで
きる等、外観美を一層漸新なものとすることので
きる安価な格子体の組立て構造を得るにある。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、格子
桟の見付け面と対向する側壁を備えた支持材に間
隔をおいて配列した格子桟を連結固定すると共に
支持材の側壁に格子桟の長手方向への移動を阻止
する装飾パネル掛止部を設け、各格子桟の間に嵌
合係止した装飾パネルを、上記装飾パネル掛止部
に掛止したものである。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、面格子として使用される
場合を示すものであつて、躯体1に引違い障子2
を嵌め込んだサツシ枠3が取付けられ、該サツシ
枠3の室外側に、躯体1に取付けられたブラケツ
ト4,4を介して格子体5が取付けられている。
格子体5は横方向の支持材7と、格子桟13と、
装飾パネル17とよりなり、格子体5は竪横材で
長方形状に構成された保持枠6に組み込まれる。
支持材7は第2図に示すように格子桟13の端面
当接壁8の家屋側端縁に、格子桟13の見付け壁
に対向する側壁9を連設して、全体として略状
に形成したものであり、該側壁9は室外側へ張り
出すように装飾パネル掛止部10を段付け形成す
ることにより長手方向に沿う嵌合溝11を設け、
さらに側壁9には一定間隔をおいて格子桟取付孔
12が穿設されている。なお、上記支持材7は上
部の支持材7について述べたが、下部の支持材7
も同一形状よりなり天地反転して使用される。格
子桟13は中空形材よりなり、両側壁面14に
夫々長手方向に沿つて凹溝状の係止条部15が形
成され、又上下両端寄りに取付けねじ孔16が穿
設されている。装飾パネル17は鋳物よりなり、
適宜形状の模様として形成され、その両側部には
格子桟との係合用突部18が突設され、又上端家
屋側面には支持材との掛止用突起19が突設され
ている。
この様に構成されているので、格子体5を組立
てるには、上下に配設された支持材7,7に一定
間隔をあけて配列した格子桟13を支持材7の格
子桟取付孔12と格子桟13の取付けねじ孔16
によりねじ止めするにあたり、各格子桟13間に
配置した装飾パネル17の突部18を各格子桟1
3に設けられている凹溝状係止条部15内に嵌合
すると共に、装飾パネル17の上端の突起19を
上方の支持材7の嵌合溝11に嵌入して装飾パネ
ル掛止部10に掛止する。又下方の支持材7に対
しては、上部の装飾パネル17と同形の装飾パネ
ルの天地を反転して取付けるものである。この様
にして組立てられた格子体5は保持枠6にねじ2
0止め固定される。
なお、この実施例において支持材の両端には装
飾パネルが配置された形になつており、この両端
側装飾パネルの係合用突部18は、格子体5を保
持枠6に組み込む際、保持枠用竪枠6cに形成さ
れた係合用凹溝内に嵌合される。又、第3図中2
1はねじ20止め部を隠すために取付けられた盲
板である。
この組立てにより、装飾パネル17は格子桟1
3の係止条部15との嵌合係止によつて室内外方
向の移動が阻止され、又突起19と支持材7の装
飾パネル掛止部10との掛止によつて格子桟長手
方向の移動が阻止され確実に固定される。この場
合、上下方向の移動がともに阻止されたが、第4
図のように装飾パネルの下方向移動のみを阻止し
ても良い。
第5図乃至第7図は、嵌め殺し窓の室外側に取
付けた面格子として使用された実施例であつて、
躯体31にガラス32を嵌め込んだサツシ枠32
が取付けられ、該サツシ枠33の室外側に位置す
るように躯体31に固着されたブラケツト34を
介して格子体35が取付けられる。格子体35は
支持材39が嵌め込まれた保持枠36と、格子桟
42と、装飾パネル44よりなり、保持枠36は
逆U字状アーチ枠37と下枠38で構成される。
支持材39はアーチ枠37および下枠38の家内
側端部に嵌合され、且つ格子桟42の見付け壁に
対向する前壁面側に装飾パネル掛止部40を段付
け形成するようにアーチ枠37および下枠38内
面に沿つて嵌合溝41が設けられ、さらに第1実
施例と同様、格子桟取付孔が一定間隔をおいて穿
設されている。格子桟42は第1実施例と同様、
両側壁面に夫々長手方向に沿つて凹溝状の係止条
部43が形成され、又上下両端寄りに取付けねじ
孔が穿設されている。装飾パネル44は第1実施
例と同様に、適宜形状の模様が形成され、その両
側部には格子桟との係合用窓部45が突設され、
又上端家屋側面には支持材に掛止する円柱状突起
46が突設されている。
この様に構成されているので、支持材39に一
定間隔をおいて配列した格子桟42に設けられて
いる凹溝条の係止条部43内に装飾パネル44の
突部45を嵌合すると共に、装飾パネル44の突
起46を支持材39の嵌合溝41に嵌入して装飾
パネル掛止部40に掛止し、装飾パネル44をア
ーチ枠37の上部に半円形状に、又下枠38に沿
つて横方向に列設し、夫々上下方向に移動しない
ように取付ける。
なお、上記実施例において、格子桟の係止条部
を凹溝条に形成し、これに装飾パネルの突部を係
合させたが、係止条部を突条とし、装飾パネルに
凹溝状を形成して係合しても良い。又支持材の段
付け形成された装飾パネル掛止部を支持材の側壁
よりも室外側へ突出する突片状として形成し、こ
れに対して装飾パネルの突起に代えて凹溝を形成
し両者を掛止するようにしても良い。
又上記実施例においては、格子桟を縦方向に並
設し、その間に装飾パネルを嵌め込んだが、これ
に代り格子桟を横方向に並設し、その間に装飾パ
ネルを嵌め込み、且つ装飾パネルを支持材に係合
して左右に移動しないように取付けても良い。
さらに、装飾パネルは、上下別模様の装飾パネ
ルを取付けても良く、格子桟全長に亘つて嵌め込
まれるものであつても良い。
(考案の効果) 以上、各種実施例について詳述したように、こ
の考案は、装飾パネルを両格子桟の係止条部に係
合させることによつて前後方向の移動を防止する
と共に、支持材の側壁に設けた装飾パネル掛止部
に掛止することによつて格子桟長手方向の移動を
防止するものであるから、装飾パネルは不用意に
移動することなく保持され、外力により衝撃、振
動等に対してガタ付きを生じたり、脱落すること
なく堅牢に取付けることができる。又装飾パネル
は単に装飾パネル掛止部への掛止により取付けら
れるので、ねじ止め等の煩わしい作業を省略でき
能率良く組立てることができる上、外観上もねじ
止め等の固着手段が露出せず美麗に組立てられる
等、安価な格子体を得ることができる優れた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の格子体の概略
斜視図、第2図は同じく要部の拡大斜視図、第3
図は同じく全体の縦断側面図、第4図は第1実施
例の変形例の要部の縦断側面図、第5図はこの考
案の第2実施例の格子体の概略正面図、第6図は
同じく全体の縦断側面図、第7図は同じく一側部
分の横断平面図を示す。 5,35……格子体、7,39……支持材、9
……側壁、10,40……装飾パネル掛止部、1
3,42……格子桟、15,43……係止条部、
17,44……装飾パネル、18,45……突
部、19,46……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 格子桟の見付け面と対向する側壁を備えた支持
    材に間隔をおいて配列した格子桟を連結固定する
    と共に、支持材の側壁に格子桟の長手方向への移
    動を阻止する装飾パネル掛止部を設け、各格子桟
    の間に嵌合係止した装飾パネルを、上記装飾パネ
    ル掛止部に掛止したことを特徴とする格子体の組
    立て構造。
JP9017085U 1985-06-17 1985-06-17 Expired JPH0237999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9017085U JPH0237999Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9017085U JPH0237999Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61206096U JPS61206096U (ja) 1986-12-26
JPH0237999Y2 true JPH0237999Y2 (ja) 1990-10-15

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JP9017085U Expired JPH0237999Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748951Y2 (ja) * 1988-06-07 1995-11-08 不二サッシ株式会社 面格子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61206096U (ja) 1986-12-26

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