JPH023602A

JPH023602A - 防虫ストッキング

Info

Publication number: JPH023602A
Application number: JP14625788A
Authority: JP
Inventors: Hiroko Mawarikami; 廻神　弘子; Hiroshi Ono; 啓小野; Osamu Miyamoto; 修宮本; Yoshihisa Yamato; 大和　善久; Hiroshi Kametani; 亀谷　寛; Toshio Yamauchi; 山内　敏夫; Akiko Omori; 明子大森
Original assignee: Kanebo Ltd
Current assignee: Kanebo Ltd
Priority date: 1988-06-14
Filing date: 1988-06-14
Publication date: 1990-01-09
Anticipated expiration: 2009-12-21
Also published as: JPH06104922B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、防虫剤入りマイクロカプセル及びこれを付着
せしめた防虫繊維、詳しくは繊維に防虫剤を内蔵するマ
イクロカプセルを付着せしめて、耐久性のある防虫効果
を付与した繊維に関するものである。

（従来の技術）従来から防虫効果を有する繊維については、様々な開発
がなされ、市場にも多く出回っていた。

ところが、これらの多くは単に量終製品に防虫剤をスプ
レーしただけのもの、或いは防虫剤と糊剤や熱可塑性重
合体との混練物を表面に塗布しただけのものであって、
防虫剤が水と接触すると防虫効果力曹肖失してしまい、
また耐洗濯性に乏しく９．１回の洗濯で完全に防虫剤が
脱落してしまうようなものであった（例えば特開昭６１
−２８４２１０号公報）。或いは包装時に包装袋の中に
防虫剤をというようなものであった。

更に特開昭６１−６３７１６号公報には、芯部に香ネ４
が分散ｌ１合されかつ芯部に中空部を有する芳香芯鞘型
複合繊維が提塞されているが、香料は通常１５０°Ｃ以
上で揮発変質してしまい、溶融紡糸に耐えうる香料は限
定されるという問題点があった。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記のようにして得られた繊維は、その
防虫効果の耐久性に乏しいことは言うまでもなく、たっ
た１回の洗濯で完全に防虫効果が消失してしまい、極め
て商品価値の低いものであった。更に、着用中外気に或
いは水に接触することにより、すぐに防虫剤が蒸発或い
は消失してしまい、着用後僅か数時間しか防虫効果を維
持することのできないものさえもあった。また、包装袋
の中で防虫剤の臭いを衣服に移すものにおいては、強い
防虫剤の臭いのために、商品自体が欠陥品となってしま
う場合があった。

本発明者等は、上述のような実情に鑑み、耐久性のある
防虫効果を繊維に付与することを目的に検討を重ねた結
果、防虫剤を内蔵するマイクロカプセルを用いることが
防虫加工に好適であるとの知見を得た。

然して、本発明は、防虫剤を内蔵するマイクロカプセル
を繊維に付着せしめることにより防虫効果の持続性が得
られること、そして使用中の１！！擦で少しずつマイク
ロカプセルが破れて或いは意図的に摩擦することによっ
て発散効果を奏することに着目したものである。ところ
が、特開昭４９−１９１９７号公報、特開昭５２−３１
２００号公報に開示されるように、ｍＷ物に香料入りマ
イクロカプセルとバインダーを単に付着せしめても、或
いは特開昭５３−１０６８８５号公報に開示されるよう
に、転写捺染法により付着せしめても充分に耐久性のあ
るｉ＋　　を付与することができない。更にバインダー
がｍＷ糸の中へ浸透して極めて硬い風合となってしまう
という問題点も生じた。

本発明は、上述のような知見のもとでなされたものであ
って、１＠編物自体の風合を１員なうことなく、“好ま
しい時の発散効果と良好な洗濯耐久性”との効果をも満
足しうる防虫剤入りマイクロカプセル及びこれを付着せ
しめた繊維の提供を目的とするものである。

Ｃ問題点を解決するための手段）すなわち本発明の防虫剤入りマイクロカプセルは、少な
くとも害虫防除剤を内蔵しかつ大きさが２〜３００μの
範囲にあるマイクロカプセルであって、壁膜がホルマリ
ン系樹脂を主成分とすることを特徴とする。また本発明
の防虫繊維は、防虫剤入りマイクロカプセルを付着せし
めた繊維であって、マイクロカプセルとバインダーとが
２：１〜ｌ；５の割合（重量比）で与えられ、且つこれ
ら両者の付着量が付着部分の繊維重量の０．３〜７、０
％を占めていることを特徴とする。また本発明の防虫シ
ーツは、防虫剤入りマイクロカプセルを付着せしめたシ
ーツであって、マイクロカプセルとバインダーとが２＝
１〜１：５の割合（重量比）で与えられ、且つこれら両
者のけ若暴が付着部分の布地重量の０．３〜７．０％を
占めていることを特徴とする。また本発明の防虫レース
カーテンは、防虫剤入りマイクロカプセルを付着せしメ
タレースカーテンであって、マイクロカプセルとバイン
ダーとが２：１〜１：５の割合（重量比）で与えられ、
且つこれら両者の付着量が布地型■の０．３〜７．０％
を占めていることを特徴とする。また本発明の防虫スト
ッキングは、防虫剤入りマイクロカプセルを編地の略々
全面に均一に付着甘しめたフトンキングであって、マイ
クロカプセルとバインダーとが２：１〜１：５の割合（
重量比）で与えられ、且つこれら両者の付着量が乾燥状
態の編地重量の０６３〜７．０％を占めていることを特
徴とする。

本発明に使用する害虫防除剤としては、２−エチル−１
，３ヘキサンジオール、インダロン、フタル酸ジメチル
、或いはＮ、Ｎ−ジエチル−ｍ　−トルアミド、Ｎ−ブ
チルアセトアニリドやプロピルＮ、Ｎ−ジエチルサクシ
ナートなどのアミド系忌避剤、ナフタレン、除中菊の殺
虫成分であるピレトリン類、アレスリン、フレスリン、
ユーカリ油の成分であるシネオール、シトロネラール、
シトロネロール、ゲラニオール類、ピプリドン、リモネ
ン、シトラールなど公知のものを挙げることができ、こ
れらの１種又は２種以上が用いられる。

そして防虫効果を有効に発揮させるため、公知の共力剤
を適宜混入して用いることもできる　（例えばプロピル
アイツム、ピペロニルブトキシド、クリサンテマートな
ど）とくに蚊に対しては上記除虫菊の殺虫成分、ユーカ
リ油の成分或いはＮ。

Ｎ−ジエチル−ｍ−１−ルアミドが有効である。

本発明のマイクロカプセルの壁膜は、主成分がホルマリ
ン系樹脂であり（５０ｆｆ＆ｆｆｉ％以上）、好ましく
は尿素−ホルマリン系樹脂、メラミン−ホルマリン系樹
脂であり、耐熱性、耐圧性、耐水性に優れている。マイ
クロカプセルの大きさは通常１〜３００μの範囲であり
、繊維に付着させる場合には単繊維の直径より小さい５
〜１５μの範囲が好ましい、また壁膜の含有量は、通常
マイクロカプセルの重量を基準として３〜５０重量％で
あり、繊維に付着させる場合には５〜２５重量の範囲が
好ましい。

本発明において用いられる防虫剤入りマイクロカプセル
は、適宜のＰｊ擦によって壊れて防虫剤が露呈する（好
ましくは防虫剤の臭いを発散する）ものであればその組
成等は特に限定されないが、低ホルマリンマイクロカプ
セルが好ましい。

上記マイクロカプセルの製造は公知の方法によって製造
することができる（例えば工業技術ライブラリー２５．
マイクロカプセル、近ＭｃｉＪＩ士著。

日刊工業新聞社発行、昭和４５年、特公昭３７−７７２
４号公［）。ホルマリン系樹脂を壁膜とするものは、例
えば少な（とも害虫防除剤を配合した芯物質と尿素又は
メラミンとを水中に乳化させ（乳化剤はポリスチレンス
ルホン酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコールなど、必要によりｐ
Ｈ調整を行う、また水温は４０℃）、次いでホルマリン
水溶液を加えた後撹拌下７０℃に昇温して重縮合反応さ
せる。次いで生成したマイクロカプセルをｔＩＦｙ過・
乾燥すると、本発明の防虫剤入りマイクロカプセルが得
られる。尚、大きさは主として撹拌の強弱と乳化剤の濃
度により、壁膜の含有量は主として油滴中の尿素又はメ
ラミンの濃度により、また壁膜の多孔性は主としてホル
マリンの濃度によりコントロールする（緻密にするため
には高濃度のホルマリンを使う）。

本発明でいう繊維とは、糸類やｌＩＷ物、不織布も含め
ていい、天然繊維、再生繊維、合成繊維或いはこれらの
混紡、合糸、混繊などによる混合のいずれでもよい、布
地の撥水処理との関係からは目付が大きい程有利であり
、逆にストッキングのように極端に小さいものでは風合
いが堅くなったり透明感を損うなど不利である。またバ
インダー付着との関係からは凹凸を有する繊維例えば綿
、マクロボイドを有する多孔質繊維など、或いはバイン
ダーと親和性のある繊維が有利である。

更に本発明で用いる繊維には、バインダーが礒繁糸の中
や布目へ浸透して風合いを硬くしないように、予めｔａ
水処理を施しておくことが好ましく、これによってバイ
ンダーとマイクロカプセルが主として布の表面に付着し
、繊維本来の風合いを損わない。撥水処理としては公知
の方法を採用できるが、！ご水性を必要としない用途に
ついては比較的小量の処理剤を単に含浸後乾燥するだけ
でよい。

例えば酢酸アルミニウムとパラフィンに乳化剤と保護コ
ロイドを加えたエルマジョンを含浸・乾燥する方法、メ
チルハイドロジエンポリシロキサンの乳化液と金属石け
んを加えたエマルシヨンを用い含浸・乾燥後熱処理する
方法などがある。

本発明の防虫繊維はシーツ、ストッキング、靴下、カー
テン、カーぺ、ト、パジャマ、スポーツウェア、捧布団
カバー、カジュアルウエアなどに使用される。

そして、この防虫繊維の好ましい加工方法としては、予
め撥水処理を施した布地や衣服に香料入りマイクロカプ
セルとシリコン系樹脂バインダーとを混合した処理剤を
浸漬、バンディング、コーティング法或いはプリント法
により付与する方法がある。

バインダーとしては公知のものであれば特に限定されな
いが、ゴム状皮膜を形成するものが耐久性の点で好まし
い、とくにシリコン系樹脂バインダーは、コーティング
効果を奏し防虫剤入りマイクロカプセルと編地との間の
接着剤としての役割を果たすものであり、中でも水への
分散性に優れ水で容易に希釈可能なシリコン系水性エマ
ルジョン型例えばオルガノポリシロキサンを主成分とし
乳化剤で乳化したものが好ましい。これは、水の除去に
より硬化し、シリコンゴムの特長を有するゴム状皮膜を
形成するものであり、耐久性のあるルの０．５〜５倍好
ましくは１〜２倍（重量比）与一方これを５倍よりも多
く与えてもマイクロカプセルの付着率はほとんど変わら
ず、逆に繊維や布地の柔軟な風合において問題が引き起
こされ好ましくない。また、これら両者の付着量は、通
常付着部分の繊維重量の０．３〜７．０％、好ましくは
０．５〜３．０％を占める。即ち、マイクロカプセルは
、シリジン系樹脂バインダーを上記割合で与えられるこ
とにより繊維に充分に付着するものであ不充分であり、
一方これが７．０％よりも多くなると、繊維としての風
合面にかかわり、また−時に発散する防虫剤の臭いがき
つくなりすぎるという問題も存在し、いずれも不適であ
る。つまり、好ましい防虫剤の臭いの発散効果と共に好
適な風合及び柔軟性を有し、且つその防虫効果が適宜の
耐久性を存するという全ての要件を満たすものは、上記
の付着量である。

シリコン樹脂バインダーの付与は、后工程を行なわない
衣服等の最終製品に行うことが好ましく、シリコン樹脂
バインダーからなる処理液槽に浸漬し、風合を損なわな
い方法で脱水・乾燥すればよい。

以下、本発明の好適な実施態様を整理して記しておく。

（イ）　害虫防除剤がピレトリン類、アレスリンなどの
除虫菊の殺虫成分、ユーカリ油の成分、アミド系忌避剤
である請求項［１１記載のマイクロカプセル。

（に）　ホルマリン系樹脂が尿素−ホルマリン系樹脂。

メラミン−ホルマリン系樹脂である請求項＋１１記載の
マイクロカプセル。

（ハ）　大きさが５〜１５μの範囲にある請求項ｆｌｌ
記載のマイクロカプセル。

に）　壁膜の含有量がマイクロカプセルの重量を店準と
して３〜２５重量％である請求項＋１１項記載のマイク
ロカプセル。

（ホ）　バインダーがゴム状皮膜を形成している請求項
（２）〜（５）記載の繊維又は繊維製品。

（へ）　バインダーがシリコン系樹脂である請求項（２
）〜（５）記載の繊維又は繊維製品。

（実施例）以下、本発明を実施例により具体的に説明する。

実施例１水３００ｇに除虫菊の殺虫成分のピレトリン１ｇとプロ
ピルアイツム１０ｇ、ユーカリ油９ｇポリスチレンスル
ホン酸ソーダ６ｇ、尿素４ｇを加え、ｐＨを４．０に調
整し、撹拌下４０　℃に昇温して乳化させた０次いで３
０％ホルマリン水／８液１０ｇを加え、ラボス９　５５
−１Ｏ０Ｏｒｐで攪拌をつづけなから液温を４０℃から
７　Ｑ　”ｃまで１５分間で昇温し、７０’Ｃで６０分
間維持して重縮合反応せしめた。生成した微粒子をガラ
スフィルターにて母液から分離した汲水で洗浄し、次ｐ
ｚで風乾した後１０５℃で１分間熱処理した。

得られたマイクロカプセルは、大きさが７〜１５μ（平
均１０μ）であり、壁膜の含有量は１８重星％であった
。

実施例２下記４種類の染色された織編物、衣服を定法に従って撥
水処理した（１８水柔軟剤：メチルノ＼イドロジエンボ
リシロキサンを主成分とする）。また実施例１の防虫剤
入りマイクロカプセル１０ｇ／ｌをエポキシ変性ジメチ
ルポリシロキサン樹脂を主成分とするシリコン系水性エ
マルジョン３０ｇ／７！に混合した。次いでマイクロカ
プセルの付着量が織編物或いは付着部分の衣服地の重量
に対し０．４５％となるように前記エマルジョンを！［
吻等に浸漬した後ピックアップ率が１００％となるよう
遠心脱水し、乾燥及び１２０〜１３０℃１分の温熱処理
をした。このようにして防虫剤入りマイクロカプセルが
付着せしめられた織編物、衣服は定法に従って乾燥、仕
上セット工程へと送られて防虫織編物或いは防虫衣服に
した。

■　綿Ｎ　ｅ　４０　／　２のシングルジャージ（スポ
ーツシャツ地） ■　ポリエステル３５％綿６５％のＮｅ４５（１２０ｘ
７６／インチ）の平ｖａ（シーツ地）■　ポリエステル
７５デニール２４フイラメントと挿入糸がその７本合撚
糸とのラッシェル編レース（レースカーテン地） ■　表糸が綿Ｎ　ｅ　６０　／　２と■糸がナイロン３
０デニール双糸との平編の靴下。

次に上記織編物■からスポーツシャツ、■からシーツ、
■からレースカーテンを仕立てた後、洗濯耐久性と風合
を試験した。

尚、耐洗濯性の試験は、ＪＩＳ　　Ｌ０２１７１０３法
に準じて行ない、芳香の消失するまでの回数で表した。

防虫効果の評価は、室内に蚊を１００匹放ち、シャツ又
は靴下を着用し或いはシーツを拡げて座り或いはレース
カーテンを吊りさげて蚊の挙動を観察して評価した。本
発明品はいづれも一匹も蚊が近づこうとはしなかった。

また、風合については、１０人で夫々３段階評価を行い
、良好、やや劣る、劣ると怒じたもガをそれぞれ０．１
、−２としてその平均点を評価点とした。そ実施例３下記の２種類のストッキングを編立てて染色、フィック
ス処理終了後、実施例１の防虫剤入りマイクロカプセル
とシリコン系バインダー（４宮越シリコ一ンＫＭ−２０
０２Ｔ、信越化学工業■製）とを混合した処理浴にスト
ッキングのトウ部とレッグ部を浸漬し、該処理浴のｐＨ
を緩衝剤（ウルトラＭＴ、御幣島化学工業ｔＩＩ製）に
て４〜６の範囲内に設定維持した０次いで、耐久性吸水
柔軟剤を添加した後、５０℃２０分の加熱処理を行なっ
た。

このようにして得られたストッキングは、次工程の脱水
から乾燥、仕上セット工程へと送られて製品とした。そ
の結果を第２表に示す。

試験品；■パンティストキソングレッグ部　１５ｄ／３ｆケンネル糸パンテイー・トウ部　３０ｄ／８ｆウーリー糸 ■バンティストキソング（サポートタイプ）レッグ部（２０Ｘ１３ＸＬ３ＤＣＹ）Ｘ１３ｄ／３ｆ生糸パンティ一部（２０ｘ３０ＰＯＹ）Ｘ３０ｄ／８ｆウーリー糸トウ部　１３　ｄ／３　ｆ生糸ｘ３Ｑｄ／８ｆ’７−Ｉ
Ｊ−系×７０ｄ／１８ｒつこの結果をみれば、本発明に
係る防虫繊維が当所の目的を達成している。こと、即ち
、耐久性のある防虫効果と良好な風合を有するものとな
っていることが明らかになるであろう。

（発明の効果）本発明は、以上に述べた構成により、次のような効果を
奏する。

まず、繊維に防虫剤入りのマイクロカプセルを付着せし
めているため、着用中或いは意図的な摩擦により少しず
つカプセルが破れて防虫効果を発揮する。従って、その
効果は一気に発散されて消失してしまうものではなく、
充分な持続性を有するものである。

また、マイクロカプセルに対して適宜の割合でバインダ
ーを与えることにより、接着力及び付着性を著しく向上
させて目的とする付着量及び防虫効果の耐久性を獲得し
ている。

そして、その加工方法は、煩雑な加工工程を必要とせず
、マイクロカプセルとバインダーとを適宜の割合で混合
した処理剤を付与し、加熱処理を行うことにより、本発
明に係る防虫繊維や防虫衣服を確実に製造しうる方法で
ある。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも害虫防除剤を内蔵しかつ大きさが２〜
３００μの範囲にあるマイクロカプセルであって、壁膜
がホルマリン系樹脂を主成分とすることを特徴とする防
虫剤入りマイクロカプセル。
（２）防虫剤入りマイクロカプセルを付着せしめた繊維
であって、マイクロカプセルとバインダーとが２：１〜
１：５の割合（重量比）で与えられ、且つこれら両者の
付着量が繊維重量の０．３〜７．０％を占めている防虫
繊維。
（３）防虫剤入りマイクロカプセルを付着せしめたシー
ツであって、マイクロカプセルとバインダーとが２：１
〜１：５の割合（重量比）で与えられ、且つこれら両者
の付着量が布地重量の０．３〜７．０％を占めている防
虫シーツ。
（４）防虫剤入りマイクロカプセルを付着せしめたレー
スカーテンであって、マイクロカプセルとバインダーと
が２：１〜１：５の割合（重量比）で与えられ、且つこれら両者の付着量が布地
重量の０．３〜７．０％を占めている防虫レースカーテ
ン。
（５）防虫剤入りマイクロカプセルを編地の略々全面に
均一に付着せしめたストッキングであって、マイクロカ
プセルとバインダーとが２：１〜１：５の割合（重量比
）で与えられ、且つこれら両者の付着量が乾燥状態の編
地重量の０．３〜７．０％を占めている防虫ストッキン
グ。