JPH0234102Y2 - - Google Patents

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JPH0234102Y2
JPH0234102Y2 JP1299286U JP1299286U JPH0234102Y2 JP H0234102 Y2 JPH0234102 Y2 JP H0234102Y2 JP 1299286 U JP1299286 U JP 1299286U JP 1299286 U JP1299286 U JP 1299286U JP H0234102 Y2 JPH0234102 Y2 JP H0234102Y2
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JP
Japan
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ashtray
outer case
shaft
main body
decorative plate
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JP1299286U
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JPS62124043U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、支軸を介して回転方向に開閉可能に
設けられている自動車用灰皿に関するものであ
る。
〔考案の背景〕
従来のこの種の自動車用灰皿としては、例えば
第4図に示す構造のものがある。この自動車用灰
皿1は車体に固定されるアウターケース2と、こ
のアウターケース2に水平状態で取付けられてい
る支軸3によつて回動自在(開閉自在)に支持さ
れている灰皿本体4とからなつており、さらにそ
の灰皿本体4は、アウターケース2から必要時に
取外すことができるようにするため灰皿本体4に
設けた軸孔5には、切欠き溝6を設けて、その切
欠き溝6より支軸3を離脱することができるよう
に構成されている。ところがこのような従来構造
の回転開閉式灰皿にあつては、その灰皿本体4を
支軸3に係止又はその支軸3より離脱することが
可能ならしめるために軸孔5に通じる切欠き溝6
を設けて、その支軸3との係止部を略U字状に形
成したものであるために、支軸3と灰皿本体14
との適切な係止保持力が確保できず、例えばその
支軸3と軸孔5との間でガタつきが生じたり、ま
たこのガタつきを解消するために、切欠き溝6の
幅を狭ばめれば、灰皿本体の脱着操作がが困難と
なる等の問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、上記の支軸3に容易に係止し得
るU形の支軸との係止溝を設けた灰皿本体と、こ
の灰皿本体にねじ止め等により固定されかつ支軸
との係止保持力を得るための可撓性突起を有する
化粧板との組合せによりアウターケース2に対す
る灰皿本体4の取着保持力が確保でき、またその
灰皿本体4をアウターケース2より取外す操作の
容易性を高めることができる自動車用灰皿を提供
することを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
11は本実施例よりなる自動車用灰皿であつ
て、この自動車用灰皿11は、側面が略扇形に形
成されているアウターケース12と、このアウタ
ーケース12の扇形中心部に、水平状態で取付け
られている支軸13が設けられているがこのアウ
ターケース12の構成は、従来例で示した構成と
同じである。14は、上記の支軸13によつて回
動自在に支持される灰皿本体であるが、この灰皿
本体14の角部15外側には、上記の支軸13が
係合されるようにその支軸13の外径と略等しい
幅のU形の軸係止溝16が形成されている。17
は灰皿本体14の正面に取付ねじ18により被着
固定せしめた化粧板であつて、この灰皿本体14
に固定された化粧板17の裏側面には、上記軸係
止溝16内に嵌合された支軸13の一部に係合さ
れる舌片状の突起19が突設されているものであ
る。なお17′は化粧板17の下端縁、12′はア
ウターケース12の両側下部に設けられ、かつ上
記の下端縁17′が当接される傾斜面を示す。
次にその作用について述べると、灰皿本体14
の正面に取付けられている化粧板17は、その化
粧板17の上下方向略中間部に取付ねじ18によ
つて固定されているものであるために、この化粧
板17の下端部は、第1図及び第2図の鎖線で示
す如く撓ますことができる。従つて上記化粧板1
7が取付けられた灰皿本体14を、アウターケー
ス12に取付けるとき、その灰皿本体14の係止
溝16内に支軸13を、その直径方向から押し込
めば、このとき化粧板17の下端部17′の撓み
により突起19は支軸13により押動されて、係
止溝16が開口され、その結果、支軸13が係止
溝16内に嵌合される。この嵌合後は、突起19
がその復元力により係止溝16を閉塞する方向へ
復元するので、支軸13と係止溝16との係合状
態が確保される。次いでこの灰皿本体14をアウ
ターケース12より取外すときは、その灰皿本体
14を開口方向Aに回動し、その結果、化粧板1
7の下端部17′がアウターケース12の傾斜面
12′と当接して灰皿本体14の開口度が規制さ
れるが、さらにそれ以上に灰皿本体14を開く方
向に動作させると、傾斜面12′に当接されてい
る化粧板17の下端部17′が第3図鎖線で示す
如く撓まされるために突起19と支軸13との係
止力が解け、従つて灰皿本体14を支軸13より
取外すことができるものである。
〔考案の概要〕
このように本考案は、アウターケース12に取
付された軸13に、灰皿本体14に設けられたU
字状をした溝16を嵌入させることによつて前記
アウターケース12に前記灰皿本体14を回転可
能にかつ着脱可能に取付けた自動車用灰皿におい
て、前記灰皿本体14の前面に化粧板17をその
下端が弾性変位可能に固着し、該化粧板17の下
端内側に前記溝16内の軸13の周面に先端が係
合する突起19を設けたことを特徴とする自動車
用灰皿である。
〔考案の効果〕
従つて、この自動車用灰皿によれば、弾性変位
可能な化粧板17に、軸13と係合し得る突起1
9を設けたものであるから、この突起19の作用
により灰皿本体14の軸13との係合力が確保で
き、安定した灰皿支持が達成でき、さらには灰皿
本体14をケース12より取外すとき、またケー
スに取付けるときの操作性が高められ、灰皿本体
の着脱性が向上される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる自動車用灰皿の実施例
を示した断面図、第2図はその要部拡大図、第3
図はその動作説明図、第4図はその従来例の断面
図である。 11…自動車用灰皿、12…アウターケース、
13…支軸、14…灰皿本体、15…角部、16
…軸係止溝、17…化粧板、17′…下端縁、1
8…取付ねじ、19…突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターケース12に取付された軸13に灰皿
    本体14に設けられたU字状をした溝16を嵌入
    させることによつて前記アウターケース12に前
    記灰皿本体14を回転可能に、かつ着脱可能に取
    付けた自動車用灰皿において、前記灰皿本体14
    の前面に化粧板17をその下端が弾性変位可能に
    固着し、該化粧板17の下端内側に前記溝16内
    の軸13の周面に先端が係合する突起19を設け
    たことを特徴とする自動車用灰皿。
JP1299286U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0234102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1299286U JPH0234102Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP1299286U JPH0234102Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62124043U JPS62124043U (ja) 1987-08-06
JPH0234102Y2 true JPH0234102Y2 (ja) 1990-09-13

Family

ID=30801640

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JP1299286U Expired JPH0234102Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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Publication number Publication date
JPS62124043U (ja) 1987-08-06

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