JPH0233760A - リール台移動装置 - Google Patents

リール台移動装置

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JPH0233760A
JPH0233760A JP18189188A JP18189188A JPH0233760A JP H0233760 A JPH0233760 A JP H0233760A JP 18189188 A JP18189188 A JP 18189188A JP 18189188 A JP18189188 A JP 18189188A JP H0233760 A JPH0233760 A JP H0233760A
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JP
Japan
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reel stand
reel
gear
arm
stand base
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JP18189188A
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English (en)
Inventor
Shozo Yokoo
横尾 昭三
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リールハブ間隔が異なるテープカセットを使
用可能としたビデオテープレコーダなどのリール台移動
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、リールハブ間の間隔が異なるテープカセットを使
用可能としたカセット方式のビデオテープレコーダ(以
下、VTRという)が提案されている。かかるVTRに
おいては、リール台を載置したリール台ベースをガイド
に沿って移動させ、異な゛る種類のテープカセット毎に
リール台を位置決めするためのリール台移動装置が設け
られる。
かかるリール台移動装置の一例が、たとえば、実開昭6
2−69839号公報に開示されているが、これは、リ
ール台を載置したリール台ベースをガイドに沿って移動
可能とするとともに、モータによって正逆回転するクラ
ンクアームとこのクランクアームとリール台ベースとを
連結する連結アームとからなるクランク機構と、このリ
ール台ベースの移動範囲の両端に設けられた一対の位置
決め部材とで構成されている。モータによってクランク
アームを回転させると、連結アームを介してリール台ベ
ースがガイドに沿って移動し・位置決め部材に当接して
位置決めされる。異なる位置決め部材によってリール台
ベースが位置決めされたときの一対のリール台の間隔は
異なるが、これらの間隔は夫々使用するテープカセット
中のリールを塔載可能に設定される。これにより、モー
タによってクランクアームを正逆回転させれば、テープ
カセットの種類毎にリール台の間隔を設定でき、リール
間隔が異なる2種類のテープカセットを使用することが
できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来のり−セ台移動装置においては、リ
ール台ベースを一方の位置決め部材から他方の位置決め
部材に移す場合には、クランクアームを2つの死点を越
えた位置まで回転させ、この位置に保持するようにして
おυ、これにより、リール台ベースの当接方向とは逆方
向に衝撃力とが加わっても、クランクアームの位置決め
保持が解除されないようにしている。
しかし、このような構成にすると、リール台ベースを移
動させて位置決め部材に押圧するまでの力は、クランク
アームが死点を通過するときに最大となる。このために
、リール台ベースを位置決め部材に充分な力で押圧して
安定化17ようとすると、クランクアームが死点を通過
するときに非常に大きな力が必要となシ、クランクアー
ムを駆動するモータに非常に大きな負荷が加わることに
なる。したがって、このモータと[7ては、大出力のモ
・−夕が必要となるという問題があった。
また、上記従来のリール台駆動装置においては、リール
台ベースが移動して位置決め部材に係止(〜だときには
、クランクアームがストッパに係止した位置せで回転し
たことをセンサが検知し、その検知結果に応じてモータ
への通電を中止し、クランクアームの駆動を停止させる
。しかし、モータやギヤなどは慣性を有しており、モー
タの通電を停止しても直ちにはその動きは停止しない。
そこで、上記従来のリール台移動装置においては、軸方
向にバネで挾持し、上記の慣性を吸収するように構成さ
れているが、その反面、構成が複雑化し、部品点数が増
加するという問題があった。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、リール台ベー
スの駆動源に加わる負荷を低減し、かつ構成を簡略して
駆動源などの慣性を吸収できるようにしたリール台移動
装置の提供することにある。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、モータによって
正逆回転可能とし夫々ガイドピンが設けられた一対のギ
ヤと、一端が回動可能に軸支され該ガイドピンが嵌入し
た長穴を有するとともにバネ部材を介して前記リール台
ベースに係合した一対のアームとを有し、該ギヤの回転
とともに該アームが回動して該リール台ベースが移動し
、該長穴は直線状部と円弧状部とからなり、該円弧状部
は、該リール台ベースが該ストッパに当接したときの該
アームの回動位置で、両側面が該ギヤの回転軸を中心と
する円弧状をなし、該リール台ベースが該ストッパに当
接した位置で該ガイドピンが該円弧状部に嵌入されてい
るようにする。
また、本発明は、上記長穴の直線状部と円弧状部との境
に上記ガイドピンがあることを検出するセンサを設け、
該センサの検出結果で上記アームを駆動するモータの通
電を停止させる。
〔作用〕
上記アームの回動によって上記リール台ベースはガイド
に沿って移動し、この間、上記ガイドピンはアームにお
ける上記長穴の直線状部の側面を押してアームを回動さ
せる。
リール台ベースが上記ストッパに当接して上記バネによ
りストッパに押圧されると、上記ガイドピンは長穴にお
ける直線状部と円弧状部との境に達し、モータの通電は
停止する。このときの円弧状部の側面は上記ギヤの回転
軸を中心とした円稠状をなしており、モータやギヤが慣
性によってモータの通電後ギヤが若干回転しても、ガイ
ドピンは円弧状部内をその側面に沿って移動するから、
アームに回動力は生じない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する〇第1図
はVTR,を例とした本発明によるリール台移動装置の
一実施例を示す平面図であって、1はシャーシ、2.6
はリール台ベース、4,5はリール台、6.7はアーム
、8,9は回動軸、10α、10α、  IOb、  
10hはストッパである。
同図において、シャーシ1上には、リール台4を載置し
たリール台ベース2とリール台5を載置したリール台ベ
ース5とが夫々移動可能に取りつけられている。これら
リール台ベース2,6には、リール台4.5を駆動する
モータ(図示せず)も増力つけられている。アーム6.
7はリール台ベース2,6を移動させるだめのものであ
り、夫々一端に設けられた回動軸8,9を中心に回動可
能に取りつけられている。アーム6.7は互いに逆方向
に同時に回動し、これにより、リール台ベース2.3は
夫々矢印A、B方向に、または矢印A。
B方向に移動する。このリール台ベース2の移動範囲の
一端にはストッパ10αが、他端にはストツバ10aが
夫々設けられており、リール台ベース乙の移動範囲の一
端にもストッパ10bが、他端にもストッパ10A’が
夫々設けられている。
第1図では、リール台ベース2がストッパ10αに、リ
ール台ベース6がストッパ10hlC夫々当接した状態
にあり、このとき、リール台4,50間隔は太きくてリ
ール間隔が大きいテープカセットが使用できる。リール
台ベース2.5が夫々ストツバ10(Z、  1ohに
由接した状態にあるときには、リール台4.5の間隔は
小さく、したがって、リール間隔が小さいテープカセッ
トを使用することができる。このようにして2種類のリ
ール台の間隔を設定することができ、したがって、リー
ル間隔が異なる2種類のテープカセットを使用すること
ができる。
次に、第1図における細部について説明する。
第2図は第1図におけるリール台ベース2.5の駆動機
構を示す平面図であって、11ct 、  11h。
12α、12hは押えプレート、13.14はギヤ、1
5゜16は駆動ピン、17.18は長穴、17α、18
αは直線状部、17h、18hは円弧状部、19〜22
はローラ、23は減速ギヤ、24α、24bはバネ、2
5α、256は貫通穴、26はサブシャーシ、27.2
8は軸−c’;bす、第1図に対応する部分には同一符
号をつけている。
同図において、シャーシ1の上方に設けられたサブシャ
ーン26には、前述のように、回動軸8゜9が設けられ
てこれらに回動可能にアーム6.7が取りつけられてい
るとともに、軸27.28が植設され、夫々にギヤis
、 14が回転可能に取りつけられている。ギヤ15は
大径ギヤと小径ギヤとからなり、大径ギヤは図示しない
モータによって回転駆動される減速ギヤ25に噛合し、
小径ギヤはギヤ14に噛合している。
アーム乙には、その長手方向に伸延する貫通した長穴1
7が設けられ、同様にして、アーム7にも、その長手方
向に伸延した長穴18が設けられている。
これら長穴17.18は夫々直線状部17α、18αと
円弧状部17J  18hとからなっている。ギヤ13
の小径ギヤ上にはローラ19を有する駆動ピン15が植
設され、これがアーム6の長穴17に嵌入している。
同様にして、ギヤ14にはローラ20を有する駆動ピン
16が植設され、これがアーム7の長穴18に嵌入して
いる。これら駆動ピン15.16は、夫々、軸27゜2
8からギヤ13の小径ギヤ、ギヤ140等しい距離の位
置に植設されている。
さらに、アーム6.7の端部には夫々ローラ21゜22
が取力つけられている。ローラ21は押えプレート12
aの貫通穴25aと押えプレート11αの貫通穴(図示
せず)とに嵌入され、同様にして、ローラ22は押えプ
レート12bの貫通穴25hと押えプレート11bの貫
通穴(図示せず)とに嵌入されている。
押えプレー)12a、11αは互いに摺動するように配
置されており、バネ24αによって互いに摺動するよう
に付勢されている。したがって、アーム6のローラ21
は、押えプレート12αの貫通穴25αと押えプレート
11αの貫通穴において、これら押えプレート11α、
12αによって挾持されている0同様にして、押えプレ
ート11h、12bもバネ2Ahによって互いに摺動す
るように付勢されており、押えプレート12bの貫通穴
25hと押えプレート11hの貫通穴において、アーム
7のローラ22が押えプレート11h、  12bによ
って挾持されている。
第5図は第1図におけるアーム6とリール台ベース2と
の係合部分を示す断面図であって、同図(α)はリール
台ベース2がストッパ10α、10αに当接していない
状態を示し、同図(h)はリール台ベース2がストツバ
10αに当接した状態を示している。
同図において、バネ24αにより、押えプレート11α
は図面上左方に、押えプレート12αは右方に夫々付勢
されている。リール台ベース2にはガイドピン30.5
1が植設されておシ、ガイドピン30は押えプレート1
1α、12αに設けられたガイド穴32α、只αに嵌入
され、ガイドピン31は同じく押えプレート11α、 
 12aに設けられたガイド穴52h。
55bに嵌入されている。また、先に説明したように、
アーム6のローラ21は、押釦プレート11α。
11.6の貫通穴29α、25αに嵌入され、リール台
ベース2がいずれのストッパ10α、10αにも当接し
ていないときには、第5図(α)に示すように一貫通穴
25α、29αにおいて、ローラ21は押えプレート1
1α、12αによって挾持されている。
説明を省略するが、リール台ベース6側についても同様
の構成をなしている。
第2図において、図示しないモータによって減速ギヤ2
5を介しギヤ15.14が回転駆動されると、ギヤ15
に植設された駆動ピン15のローラ19カアーム6の長
穴17に嵌入され、また、ギヤ14に植設された駆動ピ
ン16のローラ20がアーム7の長穴18に嵌入されて
いることにより、アーム6が回動軸8を中心にして、ま
た、アーム7が回動軸9を中心として夫々互いに逆方向
に回動する。そして、アーム6のこの回動により、第6
図の説明から明らかなように、押えプレート11α、1
2αが、したがって、リール台ベース2が矢印Aまたは
A方向に移動し、同様にして、アーム7の回動により、
リール台ベース3が矢印BまたはB方向に移動して、リ
ール台ベース2はストッパ1oα′または10α(第1
図)に、リール台ベース5けストッパ10A’iたは1
0h(第1図)に夫々当接する。
第2図でのアーム6.7が実線で示す状態にあるときに
は、リール台ベース2.5が夫々ストツバ10α、10
h(第1図)に当接しており、ローラ19、20は夫々
アーム6.7の長穴17.18での円弧状部17h、1
8hに嵌入している。また、リール台ベース2.5が夫
々ストッパ10α、10h(第1図)に当接していると
きには、アーム6.7は破線で示す状態にあり、この場
合でも、ローラ19.20は夫々長穴17.13の円弧
状部17h、  18hに嵌入している。そして、ギヤ
13.14の矢印C,D方向の回転に伴なうアーム6.
7の時計方向、反時計方向の回動により、リール台ベー
ス2.6が夫々ストツバ10α、10h側からストッパ
10α、 10h側へ(矢印A、B方向)に移動する過
程でも、また、ギヤ13、14の矢印C,D方向に回転
することにより、リール台ベース2.ろが夫々矢印A、
B方向に移動する過程でも、ローラ19.20は夫々長
穴17.18において、円弧状部175. 18hから
直線状部17α。
17Aに進み、再び戻って円弧状部17α、18αに入
る往復運動を行なう。
第4図は第2図におけるアーム6.7の回動位置検知手
段を示す図であって、34α、54hはセンサ、35は
反射板であり、第2図に対応する部分には同一符号をつ
けている。
同図において、サブシャーシ26上ニハ、ギヤ15が取
りつけられる軸27から等距離の異なる位置に夫々セン
サ54α、54hが設けられ、ギヤ15の裏面には、こ
れが軸27に取りつけられたときの軸27からセンサ6
4α、34hまでの距離に等しい距離の位置に反射板5
5が設けられている。
センサ64αは、第2図でアーム6が矢印C方向に回動
してローラ19が長穴17での直線状部17αを円弧状
部17bとの境に来たとき、反射板55を検知し、また
、このアーム6が矢印C方向に回動してローラ19が同
じく直線状部17αと円弧状部17hとの境に来たとき
、反射板54hを検知する。センサ54α、 54hに
よる反射板′55の検知によシ、ギヤ13゜14を駆動
するモータの通電を停止する。このときには、リール台
ベース2.5は夫々ストッパ10α。
10hもしくは10α、10hに押圧されている。
第5図は第1図におけるリール台ベース20案内部を示
す断面図であって、1はサブシャーシ、36はリニアベ
アリング、57はレール、58.59はローラベアリン
グ、40はローラ押え、41はリールモータ、42は貫
通溝であシ、第1図に対応する部分には同一符号をつけ
ている。
同図において、リール台ベース2上にはリール台4が設
けられ、このリール台ベース2の裏面にはリールモータ
41が設けられて、このリールモータ41によってリー
ル台4が回転駆動される。シャーシ1にはリール台ベー
ス2の移動方向に貫通溝42が設けられ、この貫通溝4
2にリールモータ41が嵌入されている。
この貫通溝42に沿って両側にリール台ベース2のガイ
ドが設けられ、このガイドに沿ってリール台ベース2が
第1図の矢印A、A方向に移動する。
一方のガイドはサブシャーシ1に設けられたリニアベア
リング56とリール台ベース2の裏面に設けられたレー
ル57とからなシ、他方のガイドはリール台ベース2に
設けられた回転自在のローラベアリング58とリール台
ベース2にバネ(図示せず)によって上向きに支えられ
たローラベアリング69と、このローラベアリングを挾
持するサブシャーシ1に取りつけられたローラ押え40
とからなっておシ、ローラベアリング58は、リール台
ベース2の移動とともに、サブシャーシ1上を回転しな
がら移動する。
かかるガイドにより、リール台ベース2はレールに沿っ
て軽い力で移動が可能であるが、このレールに沿う以外
の方向への動きは規制される。このリール台ベース2の
移動は、第2図、第6図で説明したように、アーム60
回動によって行なわれる。
なお、リール台ベース3の摺動部も第5図と同様の構成
をなしている。
次に、この実施例の動作について説明する。
第1図はリール台ベース2,5がストッパ10α。
10bに当接し、リール間隔が大きいテープカセット(
以下、大カセットという)が使用可能な状態を示し、こ
の状態では、アーム6.7は、第2図において、実線で
示す回動状態にある。
かかる状態でリール間隔が小さいテープカセット(以下
、小カセットという)をカセット挿入口からセットする
と、カセットサイズ検出器(図示せず)がこれを検出し
、カセット検出信号が制御装置(図示せず)に送られる
。また、ギヤ16に設けられた反射板55(第4図)は
センサ54b(第4図)にほぼ対向しておシ、センサ3
4Aは反射板55を検出して検出出力を制御装置に送る
。これにより、制御装置は大カセットの装着可能状態に
あると判定する。
そこで、カセットサイズ検出器からカセット検出信号が
送られてくると、制御装置は小カセツト装着可能状態に
移行させるための次の動作を行なわせる。
すなわち、第2図において、まず、図示しないモータに
通電を開始させ、図示しない減速のためのギヤ別および
減速ギヤ23を介してギヤ15を矢印C方向に、ギヤ1
4を矢印り方向に夫々回転させる。
ギヤ15.14の回転とともに駆動ピン15.16に設
けられたローラ19.20は夫々アーム6.7における
長穴17.1Bの側面を押し、これによってアーム6は
回動軸8を中心に時計方向に、アーム6は回動軸9を中
心に反時計方向に夫々回動する。アーム6の先端に設け
られたローラが、第5図(α)で説明したように、リー
ル台ベース2に取りつけられた押えプレート11α、1
2αによって貫通穴25α、29αで挾持されているの
で、アーム6の矢IEIIc方向の回動とともにリール
台ベース2は矢印A方向に第5図で示したガイドに沿っ
て移動する。
リール台ベース3も同様であって、アーム7の反時計方
向の回動とともに矢印B方向にガイドに沿って移動する
また、ギヤ13゜14の矢印C,D方向の回転とともに
、アーム6.7の長穴17.18での円弧状部17b、
1shにあったローラ19.20は夫々の直線状部17
α、18αに沿って移動する。そして、ギヤ16゜14
が所定角回転すると、ローラ19.20の直線状部17
α、18αでの移動距離が最大となり、さらにギヤ15
.14が回転すると、ローラ19.20は円弧状部17
h、  18Aの方に直線状部17α、18αに沿って
戻り始める。
ギヤ15.14がさらに回転し、リール台ベース2゜3
が夫々ストッパ10α、10bに当接する。リール台べ
′−ス2がストッパ10αに当接した瞬間では、第3図
(α)に示すように、アーム乙の先端のローラ21は押
えプレート11α、12αに挾持されているが、ギヤ1
3.14はこれよりもさらに回転する。リール台ベース
2のストッパ10αへの当接によってガイドピン50.
51が固定され、したがって、このガイドピン30に当
接している押えプレート12αも固定されるが、ギヤ1
50回転によるアーム60回動によす、押ニブレート1
1αのみがバネ24αの付勢力に抗してストッパ10α
の方向に移送される。このために、バネ24αの復元力
が押えプレート12cLに加わり、したがって、ガイド
ピン30を介してリール台ベース2にストッパ10αへ
の押圧力が加わる。
押えプレート11αが上記のように所定量移送されると
、第2図、第4図において、アーム6はほぼ破線で示す
状態となシ、ローラ19がアーム6の長穴17の直線状
部17αと円弧状部17Aとの境に達し、センサ54α
が反射板55を検出する。これにより、制御装置はモー
タの通電を停止させ、ギヤ16゜14を停止させ1アー
ム6.7の回動を停止させる。
ここで、モータの通電を停止させても、このモータや各
ギヤがその慣性によって直ちに停止しない。しかし、ア
ーム6の長穴17の円弧状部17hの側面は、アーム6
が実線または破線の状態にあるとき、ギヤ16の軸27
を中心とする円弧状をなしておシ、このために、ローラ
19がこの円弧状部17hに入ると、モータや各ギヤの
慣性によってギヤ13が回転しても、ローラ19はこの
円弧状部17Aの側面に沿って移動するだけであり、ア
ーム乙には何ら回動力を与えない。このために、リール
台ベース2は一定の押圧力でストッパ10αに押圧され
る状態に保持される。
リール台ベースろについても同様である。第6図は上記
のようにしてリール台ベース2,6がストッパ10α′
、  101!l’に押圧され、小カセットが装着可能
な状態を示している。
小カセットの装着が可能な第6図に示す状態から大カセ
ットの装置が可能な第1図に示す状態への移行も上記と
同様であり、説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、リール台ベース
を移動させるアームには直線状部と円弧状部とからなる
長穴を設け、該リール台ベースがストッパで位置決めさ
れているときには、駆動用のギヤに植設したガイドピン
が該円弧状部に嵌入するようにしているため、該リール
台ベースの該ストッパへの押圧力は該ガイドピンの該ギ
ヤ中心方向に作用し、衝撃などに対して該リール台ベー
スの該ストッパへの抑圧がゆるむことが回避できるし、
また、モータやギヤなどが慣性によって不所望に回転し
ても、アームの不所望な回動も回避でき、簡単な構成で
リール台の安定な位置決めを行なう安価なリール台移動
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリール台移動装置の一実施例を示
す平面図、第2図は第1図におけるリール台ベースの駆
動機構の拡大図、第3図は第1図におけるアームとリー
ル台ベースとの保合部分を示す断面図、第4図は第2図
におけるアームの回動位置検知手段を示す図、第5図は
第1図におけるリール台ベースの案内部を示す断面図、
第6図は第1図に示した実施例の他の状態を示す平面図
である。 2.6・・・リール台ベース、4.5・・・リール台、
6.7・・・アーム、8.9−・・回動軸、10(7,
、10J10α、10h・・・ストッパ、15.14・
・・ギヤ、15.1(S・・・ガイドピン、17.18
・・・長穴、17α、18α・・・直線状部、17A、
  18h・・・円弧状部、19〜22・・・ローラ、
24α、24h・・・バネ、34α、54h・・・セン
サ、′55・・・反射板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リール台を塔載した一対のリール台ベースを夫々ガ
    イドに沿って移動可能とし、該リール台ベースの移動範
    囲の両端にストッパを設けて該リール台ベースを夫々2
    位置で位置決めすることにより、2種類のリール台間隔
    を選択できるようにしたリール台移動装置において、モ
    ータによって正逆回転可能とし夫々ガイドピンが設けら
    れた一対のギヤと、一端が回動可能に軸支され該ガイド
    ピンが嵌入した長穴を有するとともにバネ部材を介して
    前記リール台ベースに係合した一対のアームとを有し、
    該ギヤの回転とともに該アームが回動して該リール台ベ
    ースが移動し、該長穴は直線状部と円弧状部とからなり
    、該円弧状部は、該リール台ベースが該ストッパに当接
    したときの該アームの回動位置で、両側面が該ギヤの回
    転軸を中心とする円弧状をなし、該リール台ベースが該
    ストッパに当接した位置で該ガイドピンが該円弧状部に
    嵌入するように構成したことを特徴とするリール台移動
    装置。 2、請求項1において、前記ガイドピンが前記長穴の前
    記直線状部と前記円弧状部との境界にあることを検出す
    るセンサを設け、該センサの検出出力によって前記モー
    タの通電を停止させることを特徴とするリール台移動装
    置。
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