JPH0233756A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、情報の記録媒体である磁気テープを高速で走
行させるときにテーププリエンドを検知してテープ速度
を制御する磁気記録再生装置に関する。

〔発明の技術的背景およびその課題〕

上記テープブリエンドを検知して行うテープ速度の制御
は、高速テープ走行時の磁気テープの巻き取り終了前に
予めテープ速度を落とすだめのもので、例えば、ディジ
クルオーディオテープレコーダにおいて行われている。

第２図はＲ−Ｄ　Ａ　Ｔと称するディジタルオーディオ
テープレコーダのテープ速度の制ｊｌｌｌ系を示すブロ
ック図である。

図において、１１１１２は図示しないリール台に取り伺
けられ、リールＲ１，Ｒ２の回転に応してパルス信号出
力する周波数ジェネレータである。

リール周期測定部２１＋２２は周波数ジェネレータ１１
１１２からのパルス信号に基づいてり−ルＲ１ｙ　Ｒ２
の回転周期を測定し、この両リールの回転周期が加算器
３で加算されて周期和または二乗和がテープ速度制御手
段４に入力される。

テープ速度制御手段４は、図示しないマイクロコンピュ
ータからのテープサーボ情報に基づいて決められた周期
和または二乗和の基準値（以後、基準周期和という。）
と上記加算器３から人力される周囲用または二乗和との
比較を行い、その比較誤差をパルス幅変調信号（ＰＷＭ
信号）にして出力ローバスフィルタ５に出力する。

ローパスフィルタ５ば」１記ＰＷＭ信号を制御電圧に変
換して駆動回路６に出力し、駆動回路６はローパスフィ
ルタ５からの制御電圧に応じてモタ７を駆動しする。そ
して、モータ７よってり−ルＲ１＋Ｒ２が回転される。

このとき、」−記制御信号によるモータ７の回転速度の
制御は、リールＲ１，Ｒ２の回転周期の和が設定された
基準周期和になるように行われ、磁気テープの走行速度
が略一定になるように制御されて高速テープ走行が行わ
れる。

一方、リール周期測定部２１．２２からの各出力が接点
ａ、ｂにそれぞれ入力される切換スイッチ８は、図示し
ないマイクロコンピュータによってテープ走行方向に応
して切換えられる。そして、磁気テープを順方向に走行
するとき（リールＲユに巻き取られるとき）は接点す側
に接続されてリールＲ２の周期データを比較回路９に供
給し、逆方向に走行するとき（リールＲ２に巻き取られ
るとき）は接点ａ側に接続されてリールＲ１の周１すｊ
データを比較回路９に供給する。

また、基準周期設定手段１０にはテープ速度制御手段４
からテープサーボ情報が入力されており、このテーブサ
ーボ情報に基づいてテープブリエンド時の基準周期が上
記比較回路９に供給されている。

そして、比較回路９は上記ｊＪ　’＜％周期と切換スイ
ッチ８を介して入力される供給側リールの周期とを比較
し、このリールの周期が基準周期に達していると、テー
プ速度制御手段４はテープ速度を決めるテーブサーボ情
報を一定の時間間隔で更新し、磁気テープの走行速度を
徐々に落としていく。

しかしながら、上記のような従来の速度制御によれば、
安定な高速テープ走行を行っているときに磁気テープの
巻き取りが進んで供給側リールの回転速度が次第に早く
なり、その回転速度が一定の値（基準周期）に達したと
きにテープブリエンドと判定するようにしているため、
テープブリエンドの位置から走行させたときなど、テー
プ速度の立ち」二がりの遅れによってリールの周期が上
がらず、テープブリエンドの検出が行えないことがある
。

このため、高速でテープトップまたはテープエンドに達
してしまい、磁気テープのダメージが大きくなったり、
ヘンドを破損してしまう場合があった。

〔発明の目的〕

本発明は、磁気記録再生装置において、高速テープ走行
時のテープブリエンドの検知を確実に行って、磁気テー
プやヘッドへのダメージを軽減するとともにテープ速度
を早くすることを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、高速テープ走行時のテープ速度制御を行う磁
気記録再生装置において、高速テープ走行時の両リール
の回転周期の比に基づいてテープブリエンドを検知し、
テープ速度を徐々に低下させるようにした。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例のＲ−ＤＡＴのブロック図であり
、テープ速度の速度制御系を示す。なお、同図において
前記第２図と同じ要素には同行−号を付して示し、その
説明は省略する。

周期比計算手段１１は、リール周期測定部２１．２２か
ら入力される両リールＲＩ　　＋　Ｒ２の回転周期の比
を計算する演算手段であり、基準周期比設定手段１２は
、テープ速度制御手段４から入力されるテープサーボ情
報に基づいて基準周期比を設定して比較回路１３に供給
する。なお、この左半周期比は、テープブリエンド位置
における両リールの回転周期の比として設定されている
。

比較回路１３は上記基準周期比と前記周期比計算手段１
１から（Ｊｔ給される両リールの周期比とを比較し、両
リールの周期比が上記基準周期比に達していると、この
基準周期比に基づいて決められているテープサーボ情報
をテープ速度制御手段４に供給する。

テープ速度制御手段４は比較回路１３から供給されるテ
ープサーボ情報に基づいて加算器３から入力される周期
の和または二乗和と比較する基準周期和を切換え、ロー
パスフィルター５に出力するＰＷＭ信号によってテープ
速度を遅くするように制御する。

次ぎに、全体の動作について説明する。

図示しないマイクロコンピュータから高速テープ走行に
設定されると、テープ速度制御手段４は加算器３から出
力される両リールＲ１，Ｒ２の周期和または二乗和と基
準周期和に基づいてＰＷＭ信号を出力し、ローパスフィ
ルタ５を介して駆動回路６を制御して高速テープ走行の
速度制御を行う。

この間に、リール周期測定部２１＋２２で測定された両
リールＲｌ　＋　Ｒ２の周期データが周期比計算手段１
１に入力され、周！ｉｌｉ比計算手段１１で周期比が求
められて比較回路１３に入力されている。また、テープ
速度制御手段４からのテープ４）。

−ボ情報に基づいて設定された基準電１υｊ比が基〈１
（周期比設定手段１２から上記比較回路１３に供給され
ており、この比較回路１３ば基準片ｉｌｌ比と両リール
の周期比とを比較する。

そして、両リールの周期比が上記基準円ｊｌＪｌ比に達
すると、この基準電１ｔｌｌ比に基づいて決められてい
るテープサーボ情報がテープ速度制御手段４に供給され
、テープ速度制御手段４ば高速テープ走行時の基準周期
和を切換えてテープ速度を遅くするように制御する。

ところで、テープ走行時の両リールの回転周期の比は、
テープの巻き取り量か同しであればテープの走行速度に
係わりなく一定であるので、テープブリエンド位置近か
らテープ走行を開始しても、立ち上がり時のテープ速度
に係わりなくテープブリエンドを検出することができる
。

なお、使用するカセットハーフのテープ長が異なると、
テープブリエンド位置での基準周期比の設定値を変更す
る必要があるが、異なるテープ長に対応して複数の基準
周期比とテープサーボ情報を予め記憶しておき、使用す
るカセットハーフのテープ長に応して適宜選択するよう
にしてもよい。

上記の実施例ではテープ速度を制御するテープ速度制御
手段１４からのＰＷＭ信号をローパスフィルタ６で制御
電圧に変換してモータを駆動制御する場合を示したが、
補正された基準周期和を所定の基準電圧として出力し、
テープ速度制御手段１４に供給される周期和のデータを
Ｆ−Ｖ変換した電圧と上記基準電圧とを比較して制御電
圧を発生ずるように構成してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、Ｒ−ＤＡＴなどの
磁気記録再生装置において、高速テープ走行時の両リー
ルの回転周期の比に基づいてテーププリエンドを検知し
てテープ速度を徐々に低下させるようにしたので、高速
テープ走行時のテプブリエントの検知を確実に行うこと
ができる。

これによって、テープやヘッドへのダメージを軽減する
とともにテープ速度を早くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のＲ−ＤＡＴにおりる速度制御に
係わる部分のブロック図、 第２図は従来のＲ−ＤＡＴにおける速度制御に係わる部
分のブロンク図である。 ＩＩ、１２・・・周波数ジェネレータ、２１．２２・・
・リール周期測定部、３・・・加算器、４・・・テープ
速度設定手段、５・・・ローパスフィルタ、６・・・駆
動回路、７・・・モータ、１１・・・周期比計算手段、
１２基準周期比設定手段、１３・・・比較回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 高速テープ走行時に巻き取り終了前にテーププリエンド
   を検知してテープ速度を制御するテープ速度制御手段を
   有する磁気記録再生装置であって、巻き取り側と供給側
   の両リールの回転周期を測定するリール周期測定手段と
   、両リールの回転周期比を計算する周期比計算手段と、
   前記テープ速度制御手段のテープ速度データに基づいて
   基準周期比を設定する基準周期比設定手段と、上記周期
   比計算手段と基準周期比設定手段との周期比を比較する
   比較回路を備え、 高速テープ走行時に上記比較回路の比較出力に基づいて
   テーププリエンド検知を行うようにしたことを特徴とす
   る磁気記録再生装置。