JPH023257A - フィールドシールド構造を有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

フィールドシールド構造を有する半導体装置およびその製造方法

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JPH023257A
JPH023257A JP15185688A JP15185688A JPH023257A JP H023257 A JPH023257 A JP H023257A JP 15185688 A JP15185688 A JP 15185688A JP 15185688 A JP15185688 A JP 15185688A JP H023257 A JPH023257 A JP H023257A
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JP
Japan
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layer
conductive layer
field shield
oxidation
insulating layer
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Hiroshi Goto
寛 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 素子間分離を電場によって行うフィールドシールド構造
を存する半導体装置に関し。
フィールドシールドを構成する導電層とこの上に形成さ
れる延伸部を有する電極との絶縁性を向上することを目
的とし 半導体基板上に絶縁層を介して形成されたフィールドシ
ールドを構成する導電層と、該導電層の所定位置に設け
られた開口内に表出する疾手導体基板から成る素子形成
領域と、該開口内における該導電層の側壁部を成し、該
開口の上方に向かって漸次該素子形成領域外に傾斜する
傾斜面と、該素子形成領域に形成された半導体素子と、
該半導体素子を構成する電極であって、第2の絶縁層を
介して該傾斜面上に形成された延伸部を有する電極を含
むことから構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、素子間分離を電場によって行うフィールドシ
ールド構造を存する半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
従来半導体素子間の分離方法としてその主流を占めてき
たLOGO5(Local 0xidation of
 5ilicon)と称される局所選択酸化法は、素子
形成領域に対するバーズビークの食い込みが避けられな
いため。
集積回路の高密度化に限界が生じる。これに対して、ト
レンチ(溝)構造による素子間分離法が検討されている
が、トレンチの精密加工の難しさ工程の複雑さから、現
在のところあまり普及していない。
一方、素子形成領域を導電層で囲み、この感電層と基板
間に電界を形成することによって、素子間分離を行う、
いわゆるフィールドシールド法が古くから提案されてい
る。フィールドシールド法は構造および形成工程が比較
的簡単であり、構造上におていも高集積化に適している
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のフィールドシールドの構造および形成工程を第6
図ないし第8図を参照して説明し、その問題点を明らか
にすることにする。
第6図(alに示すように、まず、シリコン基板1を熱
酸化し、その表面にSiO□絶縁層2を形成したのち、
さらに、多結晶シリコン層3を堆積する。
必要に応じて多結晶シリコン層3に不純物をドープして
低抵抗とする。
次いで、多結晶シリコン層3をフィールドシールドの形
状にパターンニングしたのち、露出部分のSiO□絶縁
層2を除去する。そして、第6図(blに示すように、
熱酸化によりシリコン基板1の露出表面に厚さ300人
程度のSiO□ゲート酸化膜4を形成する。この工程に
おいて、パターンニングされた多結晶シリコン層31表
面にも酸化膜41が生成される。多結晶シリコン層31
によって囲まれた領域5が素子形成領域となる。
上記ののち、素子形成領域5に例えばMOS−FETを
形成すると仮定すると、シリコン基板1全面に多結晶シ
リコン層を堆積し、この多結晶シリコン層に必要に応じ
て不純物をドープして低抵抗としたのち、これをパター
ンニングして、第6図FC+に示すように、所定形状・
寸法のゲート電極6を形成する。
第7図は第6図(C)で説明した工程直後の構造を示す
斜視図、第8図はフィールドシールドを構成する多結晶
シリコン層31の上記ゲート電極6形成後における部分
断面図である。
第7図において、素子形成領域5内に露出するシリコン
基板1表面に所定不純物を注入して、ソース/ドレイン
領域7を形成する。以後5通常の工程にしたがって眉間
絶縁層の形成、ソース/ドレイン領域7に対するコンタ
クトホールの形成等を行うことにより、フィールドシー
ルドによって分離されたMOS−FETが完成される。
ところで、第6図(b)で説明した工程における多結晶
シリコン層3のパターンニングは、微細加工を要するた
めに異方性エツチングが用いられる。
その結果、パターンニングされた多結晶シリコン層31
の側面はシリコン基板1に対してほぼ垂直をなしている
。このため、第6(C)の工程において。
やはり異方性エツチングにより多結晶シリコン層をゲー
ト電極6の形状にパターンニングすると。
第8図に示すように、多結晶シリコン層31の側面に残
渣として多結晶シリコン側壁61が形成される。
この現象は、異方性エツチングを用いて、電極等の側面
に絶縁層等の側壁を形成する方法として積極的に利用さ
れる現象である。しかしながら、上記フィールドシール
ドの形成においては、多結晶シリコン側壁61の形成は
好ましくない。なぜならば、多結晶シリコン側壁61は
ゲート電極6と導通しているために、ゲート電極6とソ
ース/ドレインの引出し電極が短絡してしまうおそれが
あるからである。
また、上記従来のフィールドシールド構造においては、
多結晶シリコン層31とゲート電極6間は酸化膜41に
よって絶縁されているが、酸化膜41の厚さはゲート酸
化膜4のそれによって決まってしまうため、自由に設定
することができない。このため、多結晶シリコン層31
とゲート電極6間の耐、圧が充分でなく、また、この間
の容量が大きいという問題があった。
本発明は上記従来のフィールドシールド構造における問
題点を解決可能なフィールドシールド構造を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、半導体基板上に耐酸化性絶縁層を介して形
成されたフィールドシールドを構成する導電層と、該導
電層の所定位置に設けられた開口内に表出する該半導体
基板から成る素子形成領域と、該開口内における該導電
層の側壁部を成し該開口の上方に向かって漸次該素子形
成領域外に傾斜する傾斜面と、該素子形成領域に形成さ
れた半導体素子と、該半導体素子を構成する電極であっ
て、第2の絶縁層を介して該傾斜面上に形成された延伸
部を有する電極を含むことを特徴とする本発明に係るフ
ィールドシールド構造を有する半導体装置、および、半
導体基板上に耐酸化性絶縁層を形成する工程と、該耐酸
化性絶縁層上にフィールドシールドを構成するだめの導
電層を形成する工程と、該導電層上に耐酸化性マスク層
を形成する工程と、該導電層のフィールドシールド形成
部分がマスクされるように該耐酸化性マスク層をパター
ンニンクスる工程と、該フィールドシールド形成部分が
マスクされた該導電層を酸化性雰囲気中で熱処理してフ
ィールドシールド形成部分以外の該導電層を酸化層に転
換する工程と、該耐酸化性マスク層および該酸化層を順
次選択的に除去する工程と、フィールドシールド形成部
分として残留する該導電層の表面を酸化して表面絶縁層
を形成する工程と、フィールドシールド形成部分の周囲
に表出している該耐酸化性絶縁層を選択的に除去する工
程とを含むことを特徴とする本発明に係るフィールドシ
ールド構造を有する半導体装置の製造方法によって達成
される。
〔作 用〕
フィールドシールドを構成する多結晶シリコン層をLO
CO5法を適用してパターンニングする。その結果、フ
ィールドシールド形成領域の多結晶シリコン層にバーズ
ビークが食い込み、フィールドシールドの側面が傾斜面
となる。このため、フィールドシールド上に設けられる
延伸部を有する電極を異方性エツチングによりパターン
ニングしても、上記傾斜面には電極物質の残渣が生じず
、前記電極と素子形成領域におけるソース/ドレインの
引出し電極との短絡が発生し難くなる。また。
フィールドシールドを構成する多結晶シリコン層と基板
間にあらかじめ耐酸化性絶縁層を設けておくことにより
、フィールドシールドを構成する多結晶シリコン層表面
を酸化して所望の厚さの絶縁層を形成したのち、前記耐
酸化性絶縁層を選択的に除去し、素子形成領域の基板表
面に所望の厚さを有するゲート酸化膜を形成することが
できる。
すなわち、フィールドシールドと前記電極間の絶縁層の
厚さを、ゲート酸化膜のそれとは独立に制御することが
でき、耐圧の向上ならびに容量の低減が可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明に係る半導体装置の一例として、
フィールドシールドによって分離されたMOSトランジ
スタの構造を示す模式的平面図、第1図(blおよび(
C1は、第1図(a)における模式的X−X断面図およ
びY−Y断面図である。
第1図(a)ないしくC)を参照して、シリコン基板1
0表面には1例えば5i3Na (窒素シリコン)のよ
うな耐酸化性絶縁層11を介して、フィールドシールド
を構成する1例えば多結晶シリコンから成る導電層12
が形成されている。導電層12の所定領域には開口13
が形成されており、この開口13内に表出するシリコン
基板10が素子形成領域14として使用される。開口1
3内における導電層12の側壁は、開口13の上方に向
かって漸次素子形成領域14の外側に傾斜する傾斜面1
5となっている。
素子形成領域14には8例えばシリコン基板10表面を
熱酸化して形成されたSiO□(二酸化シリコン)から
成るゲート絶縁層18を介してシリコン基板10に対向
するゲート電極17と、その両側の基板に不純物を注入
して形成されたソース/ドレイン領域19から成るMO
S  トランジスタが形成されている。
ゲート電極17は導電層12の傾斜面15上に延伸する
部分を有する。この延伸部と導電層12との間は導電層
12表面を酸化して形成された絶縁層16によって絶縁
されている。導電層12およびゲート電極17上には層
間絶縁層20が形成されている。さらに。
層間絶縁層20に設けられたコンタクトホールを通じて
ゲート電極17およびソース/ドレイン領域19にそれ
ぞれ接続された配線層21および22が形成されている
第1図に示す導電層12から成るフィールドシールド構
造においては、ゲート電極17を異方性エツチングによ
りパターンニングしても、ゲート電極17を構成する導
電物質が傾斜面15に残留せず、ゲート電極17とシリ
コン基板10とが短絡されるおそれがない。また、絶縁
層16とゲート絶縁層18とは別の工程で形成されるた
め、絶縁層16は充分大きな厚さを有することができ、
導電層12とゲート電極17間に所望の耐圧が付与され
るとともに これらの間の容量が低減されている。
第2図は第1図に示すフィールドシールドを形成する工
程における要部断面図であって3第1図におけるのと同
じ部分は同一符号を以て示す。
第2図(alを参照して、シリコン基板10上に1例え
ば5isNaから成る厚さ約1000人の耐酸化性絶縁
層11と1例えば多結晶シリコンから成る約4000人
の厚さの導電層12を順次形成し、さらに1導電層12
上に1例えば5iJ4から成る厚さ1000人の耐酸化
性マスク層23を形成する。これらの形成は1周知のC
VD(化学気相堆積)法を用いて行えばよく多結晶シリ
コン導電F112については、この形成時に適当な不純
物をドープして導電性を付与してもよく1また。形成後
に不純物をイオン注入してもよい。
次いで9周知のリソグラフ技術を用いて上層の5iJ4
耐酸化性マスク層23を1第2図(b)に示すように、
フィールドシールド形成部分がマスクされるようにパタ
ーンニングしたのち、多結晶シリコン導電層12を、酸
化性雰囲気中で通常のLOCOS法と同様の条件にした
がって酸化する。その結果第2図(C)に示すように、
耐酸化性マスク層23から露出している部分の導電層1
2がSiO□層24に転換される。耐酸化性マスク層2
3下の多結晶シリコン導電層12も部分的に酸化され1
通常のLOCO3法におけると同様にバーズビークが生
じる。したがって。
耐酸化性マスク層23下に残留している導電層12の側
面は傾斜面15となる。
上記ののち、耐酸化性マスク層23およびSiO□層2
4を順次選択的に除去する。5iJ4耐酸化性マスク層
23の場合には1周知の熱燐酸中に浸漬するエツチング
方法を用いればよく、また、 SiO□層24はHP 
(弗酸)溶液を用いてエツチングすればよい。
上記除去工程により露出した多結晶シリコン導電層12
を、酸化性雰囲気中で熱処理して、第2図(dlに示す
ように、 Singから成る厚さ約3000人の絶縁層
16を形成する。この熱処理において、耐酸化性絶縁層
11は素子形成領域におけるシリコン基板10を保護し
ている。
次いで、導電112周囲に露出している耐酸化性絶縁層
11を選択的に除去する。SiJ、耐酸化性絶縁層11
の場合には、上記熱燐酸浸漬法により行えばよい。この
ようにして、第2図telに示す構造を得る。同図はフ
ィールドシールドの一部を示しており、実際には、第2
図(e)に示す構造の導電層12が、第1図に示すよう
に、素子形成領域14の周囲を囲むように形成され、こ
の素子形成領域14内にMOS  l−ランジスタやバ
イポーラトランジスタ等の半導体素子が形成される。
第3図は第1図に示すフィールドシールドを形成する工
程の別の実施例における要部断面図であって1既掲の図
におけるのと同じ部分は同一符号を以て示す。
本実施例においては、第3図(a)に示すように。
シリコン基板10上に厚さ約300 人のSiO□層2
5層形5したのち、この上に、前記実施例と同様にして
例えばSi3N4から成る耐酸化性絶縁層11.多結晶
シリコンから成る導電層12. Si3N、から成る耐
酸化性マスク層23を順次形成する。SiO□層25層
形5コン基板10を熱酸化して形成すればよい。また。
導電層12には前記実施例と同様にして導電性が付与さ
れている。
上記ののち、前記実施例と同様にして、第3図(blに
示すように、耐酸化性マスク層23をパターンニングし
9次いで、第3図(C)に示すように、パターンニング
された耐酸化性マスク層23をマスクとして多結晶シリ
コン導電層12を選択酸化する。そして、耐酸化性マス
ク層23および上記選択酸化によって生じたSi0g層
25を順次選択的に除去して第3図(dlに示す構造を
得る。
本実施例においては、上記工程に続いて、耐酸化性絶縁
層11を1通常のLOGOS分離絶縁層によって分離さ
れる素子形成領域をマスクするようにパターンニングす
る。そして1 シリコン基板10表面を通常のLOCO
3法の条件で熱酸化し、第3図(elに示すように1分
離絶縁層26を形成する。この熱酸化工程において、導
電層12表面にも5iOz絶縁層16が形成される。多
結晶シリコン導電層12の初期厚さを1例えば4000
人とし1分離絶縁層26の厚さを3000人とすると、
 SiO□iO□16の厚さは4000人程度上々り、
この下には約2000人の厚さの多結晶シリコン導電層
12が残る。
上記ののち、シリコン基板10上に露出している耐酸化
性絶縁層11を選択的に除去し、第3図(f)に示す構
造を得る。すなわち、導電層12によるフィールドシー
ルドによって分離された領域とLOCO5法による分離
絶縁層26によって分離された領域とが同一シリコン基
板10上に形成されており、それぞれの領域に9図示し
ないMOS  l−ランジスタやバイポーラトランジス
タ等が適宜形成される。
上記実施例におけるSiO□層25層形5常、 LOC
O5法によって分離絶縁層を形成する際、  Si3N
4耐酸化性絶縁層によるシリコン基板表面の格子歪を緩
和する目的で設けられるものである。
第4図は本発明のさらに別の実施例の工程における要部
断面図であって、既掲の図におけるのと同じ部分は同一
符号を以て示す。
本発明実施例においては、第2図の実施例と同様にして
、シリコン基板10上に9例えばSi3N4耐酸化性絶
縁層11と多結晶シリコン導電層12を順次形成したの
ち、第4図(alに示すように、厚さ300人程人程5
iOz層27を形成し、この上に前記各実施例と同様に
して1例えばSi、N、から成る耐酸化性マスク層23
を形成する。SiO□層25層形5は1例えば熱酸化法
を用いればよい。
次いで、前記実施例と同様にして、第4図fb)に示す
ように、耐酸化性マスク層23をパターンニングしたの
ち、 LOCO5法により導電層12を熱酸化し。
第4図(C)に示すようにSiO□層24を生成させ1
次いで、耐酸化性マスク層23およびSiO□層24を
順次選択的に除去する。そして、露出した導電層12表
面を熱酸化して、第4図(d)に示すようにSiO□i
O□16を形成したのち、導電層12周囲に露出してい
る耐酸化性絶縁層11を除去し、第4図(e)に示す構
造を得る。
本実施例によれば、 5i02層24を形成する際に。
5i02層27を通じて耐酸化性マスク層23の下に酸
素が供給されやすくなるため、バーズビークの食い込み
量が大きくなり、フィールドシールドを構成する導電I
J12の側面の傾斜がより緩やかになる利点がある。な
お1本実施例においても、シリコン基板10と耐酸化性
絶縁層11との間にSiO□層を介在させておけば、第
3図で説明した実施例と同様に。
LOGO5分離絶縁層により分離された領域とフィール
ドシールドにより分離された領域とを同一シリコン基板
上に形成することができる。
第5図は本発明のさらに別の実施例の工程における要部
断面図であって、既掲の図におけるのと同じ部分は同一
符号を以て示す。
第5図(alのごとく、シリコン基板10上に1例えば
SiO□層25,513N4耐酸化性絶縁層IL多結晶
シリコン導電層12. SiO□層27.および5iJ
4耐酸化性マスク層23を順次形成する。各層の厚さは
前記各実施例におけると同様である。
本実施例においては、第5図(blに示すように。
耐酸化性マスク層23. SiO□層27.導電層12
がフィールドシールド形成領域に残るようにパターンニ
ングする。このパターンニングは、耐酸化性マスク12
3がSi3N4から成る場合には、まず耐酸化性マスク
層23を周知のリソグラフ技術を用いてパターンニング
し、  Si、N4耐酸化性マスク層23をマスクとし
て、以下Si02層27および多結晶シリコン導電層1
2を順次エツチングすればよい。
次いで、酸化性雰囲気中で熱処理することにより導電層
12を部分的に酸化し、第5図(C)に示すように、 
SiO□層24層上4させる。前記各実施例におけると
同様に、耐酸化性マスク層23下の導電層12SiO□
層24のバーズビークが侵入し、導電層12の側面が傾
斜面となる。こののち、耐酸化性マスク層23とSiO
□層24層上427を順次選択的に除去し、そして、露
出した多結晶シリコン導電層12の表面を熱酸化して、
第5図(d)に示すように、 Sing絶縁層16を形
成する。さらに、導電層12の周囲に露出している耐酸
化性絶縁層11を選択的に除去して、第5図telに示
す構造を得る。
本実施例によれば、第3図および第4図の各実施例にお
ける利点が得られるとともに、第5図(b)および(C
)に示すように、熱酸化工程前に導電層12のフィール
ドシールド形成部分のみが残るようにパターンニングさ
れているため、 5in2層24との熱膨張率の差によ
るシリコン基板10の反りを小さくする利点が得られる
なお、上記実施例においては、フィールドシールドで分
離されたMOSトランジスタの形成工程を例に説明した
が1本発明のフィールドシールド構造をバイポーラトラ
ンジスタの分離に適用可能であることは言うまでもない
〔発明の効果〕
本発明によれば、フィールドシールドを構成する導電層
の側面が傾斜面となっているため、フィールドシールド
上に設けられる延伸部分を有する電極とフィールドシー
ルドを構成する導電層との短絡が防止できる。また、フ
ィールドシールドを構成する導電層上に設けられる絶縁
層の厚さを独立に制御できるため、上記電極と導電層間
に充分大きな耐圧を付与することが可能となる。さらに
フィールドシールドにより分離された素子形成領域とL
OCOS法により分離された素子形成領域とを同一基板
上に共通の工程により形成できる。その結果、集積回路
の高密度化および多機能化を促進する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィールドシールドによって分離
されたMOSトランジスタの構造を示す模式的平面図お
よび断面図。 第2図は第1図に示すフィールドシールドを形成する工
程の実施例における要部断面図。 第3図ないし第5図は本発明の別の実施例の工程におけ
る要部断面図。 第6図は従来のフィールドシールド構造形成工程を説明
するための要部断面図 第7図は第6図の工程によって形成されたMOSトラン
ジスタの構造を示す斜視図。 第8図は第7図の構造におけるフィールドシールドの部
分断面図 である。 図において。 1とlOはシリコン基板。 2と24と25と27と41はSiO□層。 3と31は多結晶シリコン層。 4と18はゲート酸化膜。 5は素子形成領域。 6と17はゲート電極。 7と19はソース/ドレイン領域。 11は耐酸化性絶縁層 12は導電層。 13は開口。 14は素子形成領域。 15は傾斜面 16は絶縁層 20は層間絶縁層。 21と22は配線層。 23は耐酸化性マスク層。 26は分離絶縁層。 61は多結晶シリコン側壁 である。 7本仝旦月のフィールドし〜ルF’tてよ−7分細しN
tた閃Q51−ラシーズタ$ 1 図 木4ご8月の万づの大支色イ!l](イの1)図 zト、イ芒日月の宕′1の″尺方引ヴ・1(その2)第
 4− 図 従来のスールドシールドず2成ニオ1 第6図 第6シL0.工5作1−ξっ7形成登れたMO5巧シヌ
タ第

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に耐酸化性絶縁層を介して形成され
    たフィールドシールドを構成する導電層と、該導電層の
    所定位置に設けられた開口内に表出する該半導体基板か
    ら成る素子形成領域と、該開口内における該導電層の側
    壁部を成し、該開口の上方に向かって漸次該素子形成領
    域外に傾斜する傾斜面と、 該素子形成領域に形成された半導体素子と、該半導体素
    子を構成する電極であって、第2の絶縁層を介して該傾
    斜面上に形成された延伸部を有する電極 を含むことを特徴とするフィールドシールド構造を有す
    る半導体装置。
  2. (2)半導体基板上に耐酸化性絶縁層を形成する工程と
    、 該耐酸化性絶縁層上にフィールドシールドを構成するた
    めの導電層を形成する工程と、 該導電層上に耐酸化性マスク層を形成する工程と、 該導電層のフィールドシールド形成部分がマスクされる
    ように該耐酸化性マスク層をパターンニングする工程と
    、 該フィールドシールド形成部分がマスクされた該導電層
    を酸化性雰囲気中で熱処理してフィールドシールド形成
    部分以外の該導電層を酸化層に転換する工程と、 該耐酸化性マスク層および該酸化層を順次選択的に除去
    する工程と、 フィールドシールド形成部分として残留する該導電層の
    表面を酸化して表面絶縁層を形成する工程と、 フィールドシールド形成部分の周囲に表出している該耐
    酸化性絶縁層を選択的に除去する工程とを含むことを特
    徴とするフィールドシールド構造を有する半導体装置の
    製造方法。
JP15185688A 1988-06-20 1988-06-20 フィールドシールド構造を有する半導体装置およびその製造方法 Pending JPH023257A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02161753A (ja) * 1988-12-14 1990-06-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH08222624A (ja) * 1994-12-20 1996-08-30 Sgs Thomson Microelectron Inc ゲート接地活性トランジスタによる分離
US5828120A (en) * 1996-02-23 1998-10-27 Nippon Steel Corporation Semiconductor device and production method thereof

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